JP2003200128A - 遮水シートの接合方法および遮水構造体 - Google Patents

遮水シートの接合方法および遮水構造体

Info

Publication number
JP2003200128A
JP2003200128A JP2001401313A JP2001401313A JP2003200128A JP 2003200128 A JP2003200128 A JP 2003200128A JP 2001401313 A JP2001401313 A JP 2001401313A JP 2001401313 A JP2001401313 A JP 2001401313A JP 2003200128 A JP2003200128 A JP 2003200128A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
upper layer
lower layer
layer
metal member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001401313A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiharu Makino
吉晴 牧野
Etsuji Kaminoyama
悦治 上ノ山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsuboshi Belting Ltd
Original Assignee
Mitsuboshi Belting Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsuboshi Belting Ltd filed Critical Mitsuboshi Belting Ltd
Priority to JP2001401313A priority Critical patent/JP2003200128A/ja
Publication of JP2003200128A publication Critical patent/JP2003200128A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 遮水シートの接合の作業は極めて容易になる
とともに、強固な接合を行うことができ修復剤の圧力が
かかったとしても、接合部分が剥がれるといったことが
なく遮水シートに膨れを生じるのを防止することができ
る遮水シートの接合方法を提供する。 【解決手段】 少なくとも二枚の遮水シート5を敷設し
て上層5aと下層5bとの間には修復剤7を満たしてい
る遮水構造体における遮水シート接合方法において、上
層5aと下層5bの間には被覆材8bを積層した金属部
材8aからなる接合板8を配置し、電磁誘導加熱機Dに
より被覆材8bを溶融させて接合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は廃棄物処分場や貯水
池などにおいて敷設される遮水シートを二重の敷設し、
遮水シートの間に修復剤を満たしておくことによって遮
水シートの漏水を即時に修復することができる遮水構造
体に関するものであって、より詳しくは二重の遮水シー
トの接合方法を改善した遮水シートの接合方法および遮
水構造体に係る。
【0002】
【従来の技術】廃棄物処分場や貯水池などにおいて、加
硫ゴムや樹脂製の遮水シートが敷設されているが、これ
らの遮水シートが損傷を受けて穴が開いてしまうと、遮
水機能がなくなり、廃棄物処分場であれば廃棄物中の有
害な成分が漏水と共に地中に漏れ出して、生活環境や生
態系に何らかの悪影響を及ぼすことがある。
【0003】そこでこのような問題に対処するために、
遮水シート自体の強度を上げる等の手段で遮水機能を長
期に維持できるようにする対策を図ると共に、遮水シー
トが損傷を受けてしまったときに備えて、遮水シートか
らの漏水を即時に修復できるような遮水構造体が提案さ
れている。
【0004】具体的に漏水を即時に修復できるような遮
水構造体とは、遮水シートを二重にして敷設し、二重に
なった遮水シートの間にベントナイトなどからなる修復
剤を適度な圧をかけた状態で満たしておき、遮水シート
が損傷を受けて穴が開くとそこから修復剤が滲み出して
穴を塞いでしまうといったものが挙げられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような遮水構造体
においては、遮水シートに穴が開いたときに修復剤が十
分に穴を修復できるだけの量を穴の部分に供給して滲み
出すことができるように、前記もしているが適度に修復
剤を加圧した状態で注入している。
【0006】例えば、廃棄物処分場は図1のようなすり
鉢状の地形に遮水シート敷設して廃棄物を処分していく
ものであるが、法肩部に修復剤のタンクを配置してそこ
から二重の遮水シート間の空隙に修復剤を供給するよう
にするとその高度差により、修復剤には圧力がかかった
状態になる。
【0007】そして、修復剤に常に圧力がかかった状態
であることから、二重の遮水シート間の接合が弱いと、
接合部分が剥がれてしまい遮水シートに修復剤の圧力に
より膨れを生じてしまうことになる。
【0008】もともと、二重の遮水シート間の接合は困
難であった。遮水シートであることからシート自身に穴
をあけて固定するという方法は取り難く、穴を開けない
で接合するにも作業性が悪く、あまり強固な接合はでき
ていないというのが現状であった。
【0009】膨れを生じると外観の問題だけでなく廃棄
物を投棄した際などに損傷を受けやすくなるといった問
題もある。
【0010】そこで本発明では遮水シートに穴をあける
ことなく二重に配置した遮水シート間を接合することが
できると共に、接合作業が容易であり、且つ強固な接合
をすることができる遮水シートの接合方法および遮水構
造体の提供を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記のような目的を達成
するために本発明の請求項1では、下地面上に上層およ
び下層の少なくとも二枚の遮水シートを敷設して上層と
下層との間には修復剤を注入できる空隙を有すると共
に、上層と下層との間を局所的に接合している遮水シー
ト構造体における上層と下層の遮水シート接合方法にお
いて、上層と下層の間には熱可塑性素材からなる被覆材
を積層した金属部材からなる接合板を配置し、上層もし
くは下層の外側から電磁誘導加熱により被覆材を溶融さ
せて上層と下層の間を接合することを特徴とする。
【0012】このように接合板を上層と下層の間に配置
しておくことによって、遮水シートの外側から電磁誘導
加熱により融着を行うことができるので、遮水シートの
接合の作業は極めて容易になるとともに、かなり強固な
接合を行うことができるので修復剤の圧力がかかったと
しても、接合部が剥がれるといったことがなく遮水シー
トに膨れを生じるのを防止することができる。
【0013】請求項2では遮水シートの上層と下層には
熱可塑性素材からなる空隙材が配置されており、該空隙
材同士の間に接合板を配置し電磁誘導加熱により被覆材
と前記空隙材を熱融着することによって上層と下層を接
合した遮水シートの接合方法としている。
【0014】遮水シートの上層と下層の間に空隙材を配
置することによって、修復剤の通り道を確保することが
でき、遮水シートが損傷して漏水したときに十分な量の
修復剤を送り込むことができ、即時に修復を行うことが
できる。また空隙材は上層および下層に融着されてお
り、そのそれぞれの空隙材の間に接合板を配置して融着
することによって上層と下層を接合しているので、請求
項1と同様に接合の作業は容易であり、接合強度も高い
ものを得ることができる。
【0015】請求項3では遮水シートの上層と下層に配
置する空隙材が熱可塑性素材からなる立体網状構造体で
ある遮水シートの接合方法としている。
【0016】上層と下層との間の通水性と耐圧縮性が良
好になり、修復剤の通りがよくなるという優位点があ
る。
【0017】請求項4では、下地面上に上層および下層
の少なくとも二枚の遮水シートを敷設して上層と下層と
の間には修復剤を注入できる空隙を有すると共に、上層
と下層との間を局所的に接合している遮水シート構造体
における上層と下層の遮水シート接合方法において、上
層と下層の間には貫通孔を有する金属部材を配置し、上
層もしくは下層の外側から電磁誘導加熱により前記金属
部材を発熱させて上層と下層を溶融し、貫通孔において
上層と下層を融着することを特徴とする。
【0018】請求項5では、下地面上に上層および下層
の少なくとも二枚の遮水シートを敷設して上層と下層と
の間には修復剤を注入できる空隙を有すると共に、上層
と下層との間を局所的に接合している遮水シート構造体
における上層と下層の遮水シート接合方法において、上
層と下層には熱可塑性素材からなる空隙材が配置されて
いるとともに上層と下層の間には貫通孔を有する金属部
材を配置し、上層もしくは下層の外側から電磁誘導加熱
により前記金属部材を発熱させて前記空隙材を溶融し、
貫通孔において該上下の空隙材を融着することによって
上層と下層を接合することを特徴とする。
【0019】請求項4および請求項5は共に、遮水シー
トの外側から電磁誘導加熱により融着を行うことができ
るので、遮水シートの接合の作業は極めて容易になると
ともに、かなり強固な接合を行うことができる。また、
請求項5では空隙材を配置することによって、修復剤の
通り道を確保することができ、遮水シートが損傷して漏
水したときに十分な量の修復剤を送り込むことができ、
即時に修復を行うことができる。
【0020】請求項6では、金属部材には熱可塑性素材
からなる被覆材を積層被覆している遮水シートの接合方
法としており、加熱により被覆材が融解し融着すること
ができるので、融着ができていない接合不良を少なくす
ることができる。
【0021】請求項7では、金属部材は融着するのに要
する面積よりも広い面積を有した金属部材を用いた遮水
シートの接合方法としており、請求項8では金属部材は
遮水シートの実質的に全域に配置されている遮水シート
の接合方法としている。
【0022】遮水シートの表側から電磁誘導加熱機にて
加熱を行う際に金属部材の位置を、探して確認するとい
った手間が軽減される。
【0023】請求項9では下地面上に上層および下層の
少なくとも二枚の遮水シートを敷設して上層と下層との
間には修復剤を注入できる空隙を有すると共に、上層と
下層との間を局所的に接合している遮水構造体におい
て、上層と下層の間には熱可塑性素材からなる被覆材を
積層した金属部材からなる接合板を配置し、上層もしく
は下層の外側から電磁誘導加熱により被覆材を溶融させ
て上層と下層の間を接合していることを特徴とする。
【0024】請求項1と同様に、接合板を上層と下層の
間に配置しておくことによって、遮水シートの外側から
電磁誘導加熱により融着を行うことができるので、遮水
シートの接合の作業は極めて容易になるとともに、かな
り強固な接合を行うことができるので修復剤の圧力がか
かったとしても、接合部が剥がれるといったことがなく
遮水シートに膨れを生じるのを防止することができる。
【0025】請求項10では遮水シートの上層と下層の
間には空隙材が配置されている遮水シート構造体として
いる。
【0026】上層と下層との間に空隙材を配置すること
によって、修復剤の通り道を確保することができ、遮水
シートが損傷して漏水したときに十分な量の修復剤を送
り込むことができ、即時に修復を行うことができる。
【0027】請求項11では、遮水シートの上層と下層
には熱可塑性素材からなる空隙材が配置されており、該
空隙材同士の間に接合板を配置し電磁誘導加熱により被
覆材と前記空隙材を熱融着することによって上層と下層
を接合している遮水構造体としている。
【0028】遮水シートの上層と下層の間に空隙材を配
置してそれぞれの空隙材の間に接合板を配置して融着す
ることによって上層と下層を接合しているので、請求項
1と同様に接合の作業は容易であり、接合強度も高いも
のを得ることができる。
【0029】請求項12では、遮水シートの上層と下層
に配置する空隙材が熱可塑性素材からなる立体網状構造
体である遮水構造体としている。
【0030】上層と下層との間の通水性と耐圧縮性が良
好になり、修復剤の通りがよくなるという優位点があ
る。
【0031】請求項13では下地面上に上層および下層
の少なくとも二枚の遮水シートを敷設して上層と下層と
の間には修復剤を注入できる空隙を有すると共に、上層
と下層との間を局所的に接合している遮水シート構造体
において、上層と下層の間には貫通孔を有する金属部材
を配置し、上層もしくは下層の外側から電磁誘導加熱に
より前記金属部材を発熱させて上層と下層を溶融し、貫
通孔において上層と下層を融着してなることを特徴とす
る。
【0032】請求項14では、下地面上に上層および下
層の少なくとも二枚の遮水シートを敷設して上層と下層
との間には修復剤を注入できる空隙を有すると共に、上
層と下層との間を局所的に接合している遮水シート構造
体において、上層と下層には熱可塑性素材からなる空隙
材が配置されているとともに上層と下層の間には貫通孔
を有する金属部材を配置し、上層もしくは下層の外側か
ら電磁誘導加熱により前記金属部材を発熱させて前記空
隙材を溶融し、貫通孔において該上下の空隙材を融着す
ることによって上層と下層を接合してなることを特徴と
する。
【0033】請求項13および請求項14は共に、遮水
シートの外側から電磁誘導加熱により融着を行うことが
できるので、遮水シートの接合の作業は極めて容易にな
るとともに、かなり強固な接合を行うことができる。ま
た、請求項14では空隙材を配置することによって、修
復剤の通り道を確保することができ、遮水シートが損傷
して漏水したときに十分な量の修復剤を送り込むことが
でき、即時に修復を行うことができる。
【0034】請求項15では、金属部材には熱可塑性素
材からなる被覆材を積層被覆しているの遮水シート構造
体としており、加熱により被覆材が融解し融着すること
ができるので、融着ができていない接合不良を少なくす
ることができる。
【0035】請求項16では、金属部材は融着するのに
要する面積よりも広い面積を有した金属部材を用いた遮
水シート構造体としており、請求項17では、金属部材
は遮水シートの実質的に全域に配置されている遮水シー
ト構造体としている。
【0036】遮水シートの表側から電磁誘導加熱機にて
加熱を行う際に金属部材の位置を、探して確認するとい
った手間が軽減される。
【0037】
【発明の実施の形態】図1は本発明が適用される例であ
る廃棄物処分場の断面図であり、廃棄物処分場1は図1
に示すように底面2と法面3とからなるすり鉢状の下地
4上に設けられる。下地4には遮水シート5が敷設され
て廃棄物からの汚水が下地4に染み込んでしまわないよ
うにしている。また、廃棄物処分場1が完成した状態で
は底面2に敷設された遮水シート5の上には図示はしな
いが覆土が被せられる。
【0038】また、図2は遮水シート5の一部分を拡大
した断面であるが、遮水シート5は上層5aと下層5b
の二重になっており、それぞれ上層5aの下面と下層5
bの上面には空隙材6a、6bが取り付けられている。
遮水シート5と空隙材6は例えば熱可塑性の同素材から
なっており、熱融着などの手段で融着固定されている。
【0039】そして上層5aと下層5bの間で空隙材6
によって確保された空隙は、修復剤7が圧力をかけられ
た状態で満たされており、例えば投棄された廃棄物に鋭
利な部分があってそれが上層5aを突き破って穴が開い
てしまった場合、修復剤7がその穴から滲み出して穴を
塞ぎ、即時に遮水シート5の損傷を修復することができ
る。損傷を受けたのが下層5bであっても同様である。
ここで修復剤7は予め空隙中に満たされているものとし
ているが、始めのうちは空隙のままで放置し、必要に応
じて後から注入して空隙中を満たすというものでも構わ
ない。
【0040】このように損傷を受けて生じた穴から修復
剤7が滲み出すことができるように0.01〜0.05
MPa程度の圧力がかけられているため、そのままでは
上層5aと下層5bとの間で修復剤7が過剰に溜まって
しまうところが生じ、上層5aに膨れが生じてしまう。
膨れが生じないようにするために上層5aと下層5bの
間を接合している。修復剤7に圧力をかける方法として
は、例えば法面の上端に相当する法肩部に修復剤7を溜
めるタンクを配置して、そこからホースなどで上層5a
と下層5bへ修復剤7を送り込むようにし、その落差で
加圧する方法などが挙げられる。
【0041】そこで上層5aと下層5bの間を接合する
ために、それぞれ上層5aと下層5bに取り付けられた
空隙材6a、6bを熱融着している。そして本発明では
その手段として空隙材6aと空隙材6bとの間に、接合
材8を介在して熱融着している。接合材8は金属部材8
aの表裏両面に熱可塑性素材からなる被覆材8bを被覆
固定したものであり、この接合材8を空隙材6a、6b
の間に配置して上層5aの上から電磁誘導加熱機Dを用
いることによって、金属部材8aが加熱されて被覆材8
bを溶融させ空隙材6との間で熱融着する。
【0042】本発明では上層5aと下層5bの間が接合
された状態になればよく、上述した例では上層5aと下
層5bに空隙材6a、6bが取り付けられていて、空隙
材6同士を、接合板8を用いて熱融着することによって
間接的に上層5aと下層5bを接合しているが、他にも
図3に示すように空隙材6を設けることなく上層5aと
下層5bを、直接接合板8を用いて熱融着することも可
能である。
【0043】また図4に示すように空隙材6は設けてい
るが接合部分は空隙材6を配置せず、上層5aと下層5
bを、直接接合板8を用いて熱融着するという構成も可
能である。図示はしないが、空隙材6を全面に配置した
としても十分に加熱することによって、上下を接合する
部分において空隙材6を完全に融解してしまい上層5
a、下層5bを融着してしまうことも可能である。
【0044】いずれにしても接合板8を介在することに
よって、電磁誘導による上層5aの上からの加熱が可能
になるので、接合作業自体がきわめて容易になり、接合
強度も十分に高いものが得られ、修復剤7の圧力によっ
て接合部分が剥離し遮水シート5に膨れを生じてしまう
といった問題を解消することができるものである。
【0045】以上のように上層5aと下層5bを上下間
で局所的に接合しているが、接合は0.2〜1.0mピ
ッチですることが好ましい。0.2mピッチ未満であっ
ても上下間の接合の強度が不必要に上がるだけであり、
逆に修復剤7の通る空間が少なくなるという問題の方が
大きく好ましくない。また、1.0mピッチを超えると
接合が不十分でありピッチ間での遮水シート5の膨れが
目立ってしまう。
【0046】また、図5に示すのは本発明の別の例を示
す断面図、図6は金属部材18aの一例を示す要部斜視
図である。この例では、遮水シート15の上層15aと
下層15bには空隙材16が設けられており、また上下
間には貫通孔18cを有する金属部材18aを配置して
いる。この状態にて遮水シート15の外側から電磁誘導
加熱により金属部材18aを加熱すると空隙材16が融
解して、貫通孔18cを通して上下が接合される。金属
部材18aを実質的に遮水シート15の略全面に配置す
ることによって、電磁誘導加熱を行う際に金属部材の位
置を探して確認する必要がなく、接合の作業が容易にな
る。
【0047】図5の例では空隙材16を設けているが、
設けていなくても上層15aと下層15bを融解するこ
とにより接合することは可能であり、また金属部材18
aは必ずしも遮水シート15の全面に配置しなくとも、
ある程度の面積を有するものを配置することによって接
合の作業は大幅に軽減することができる。
【0048】この場合の金属部材18aにも図示はしな
いが、熱可塑性素材からなる被覆材を積層被覆したもの
を用いることができ、融着できていない接合不良を少な
くすることができる。また、金属部材18aとしてはメ
ッシュ状の金網部材を用いることが好ましい。
【0049】本発明にて用いられる遮水シート5、15
は、エチレンプロピレンジエンモノマーゴム、エチレン
プロピレンゴム、ブチルゴムといった加硫ゴムやオレフ
ィン系熱可塑性エラストマーやポリプロピレン、ポリエ
チレンといった樹脂からなる厚みが0.5〜5.0mm
程度のシートを用いることができる。
【0050】空隙材6、16としては、図7に示すよう
なオレフィン系熱可塑性エラストマー、ポリエチレン、
ポリプロピレン、ポリアミド、ポリエステル、アクリ
ル、サーモプラスチックオレフィンなどの素材で太さが
0.5〜2.0mmの複数のフィラメント、特にモノフ
ィラメントを厚み方向にU字状をなして折り返し屈曲さ
せ、厚み方向に起立させるように配置した厚み5〜50
mm程度の立体網状構造体を用いることができる。この
立体網状構造体は空隙率も70〜90%と高く修復剤7
の通りが良好で且つ耐圧縮強度も10〜60t/m
上高く、廃棄物の重量がかかっても修復剤7の通り道を
確実に確保することができるので好ましい。フィラメン
トの起立方向は必ずしも規則的ではなく、隣接する屈曲
したフィラメント同士が絡み合うような不規則な場合も
ある。
【0051】なお、空隙率は立体網状構造体の体積から
フィラメントの占める体積を差し引きし、立体網状構造
体の体積で除した値(%)である。
【0052】また、金属部材8a、18aと被覆材8b
とは、例えば融着や接着剤を介在するなどして固着され
ている。金属部材8aまた金属部材18aは、電磁誘導
加熱によって加熱することのできる導体である必要があ
り、さらには防錆性、耐候性の高いものが好ましく、具
体的には鋼板、溶融亜鉛メッキ鋼板、溶融アルミニウム
メッキ鋼板、冷間圧延ステンレス鋼板、アルミニウム
板、アルミニウム合金板、ガルバニウム鋼板などが挙げ
られ、径がφ60〜150mm程度の円形または正方
形、矩形などの形状である。
【0053】この金属部材8a、18aの厚みは使用す
る金属の種類によっても夫々異なるが、通常0.4〜
2.0mm程度のものが用いられる。
【0054】被覆材8bとして用いられるものとして
は、遮水シート5や空隙材6と間の融着が可能な熱可塑
性樹脂であることが必要になり、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン、エチレンビニルアセテートなどのオレフィン
樹脂やそれらを変成した塩素化ポリエチレン、塩素化ポ
リプロピレン、マレイン化エチレンビニルアセテートな
どの変成オレフィン樹脂、オレフィン系熱可塑性エラス
トマー、サーモプラスチックオレフィンなどが挙げられ
るが、この中でも加硫ゴムと融着したときの接着強度が
大きいことからポリプロピレン、オレフィン系熱可塑性
エラストマー、ポリエチレンを用いることが好ましい。
【0055】金属部材8a、18aと被覆材8bとの接
着は例えば次のような方法で行う。まず金属部材の脱脂
処理を行う。脱脂方法は、アルカリ洗浄法、溶剤洗浄
法、エマルション洗浄法、電界脱脂洗浄法などの中か
ら、使用する金属にあわせて好適なものを選択する。次
に金属の防錆、粗面化を行う。化学的方法として酸洗い
法、アルカリ防錆法などがあり、物理的方法としては、
プラスト法、液体ホーニング法、ウォータージェット
法、サンドペーパー研磨法などがあり、状況によって1
つ、あるいは2つを組み合わせて用いる。
【0056】次工程の化成処理は、金属の種類によって
異なるが、リン酸塩皮膜、クロム酸塩皮膜、シュウ酸塩
皮膜、カップリング材処理皮膜を施す。そして被覆材8
bとをウレタン系接着剤、エポキシ樹脂系接着剤などを
用いて接着する。被覆材8bは金属部材8aの両面に被
覆される。
【0057】また、融着する場合でも金属部材8a、1
8aの表面を前記のように処理し、ホットメルト型接合
材を介在して熱融着するか、金属部材8a、18aに直
接被覆材8bを融着するなどが可能である。
【0058】金属部材8a、18aと被覆材8bとの間
の固定強度を高めるために、金属部材8aには表裏面を
貫く少なくとも一つの貫通孔を有するものを使用するこ
とも可能である。金属部材8a、18aを覆う被覆材8
bが貫通孔に入り込むとともに裏面の被覆材8bと一体
になっており、被覆材8bを金属部材8a、18aに物
理的・機械的に固定することができる。このような固定
方法によって金属との接着性に乏しい素材でも十分に強
固に固定することができる。
【0059】また、本発明でいう修復剤7であるが、特
に本発明においてその種類を限定するものではないが一
般的に、ベントナイトなどを挙げることができる。
【0060】
【実施例】次に本発明の効果を実際に確かめる試験を行
った。実施例は遮水シートとしては上層も下層とも厚み
が1.5mmでオレフィン系熱可塑性エラストマーから
なる遮水シートを用い、その遮水シートには厚み20m
mの空隙材を融着積層している。空隙材としては、遮水
シートと同素材からなり1.0mm太さのフィラメント
を折り返し屈曲させた立体網状構造体を用いた。その空
隙率は85%であり、耐圧縮強度は50t/mであ
る。遮水シートの空隙材を積層した側を65mm径の円
形の接合材を用いて電磁誘導加熱にて熱融着した。接合
材の金属部材は鋼板であり、被覆材としてはポリプロピ
レンで0.2mm厚みとしており金属部材の全面を覆っ
ている。
【0061】比較例としては接合材を用いず、熱風にて
空隙材を溶融させて空隙材同士を接合した以外は実施例
と全く同様のものを用いた。
【0062】両者を施工すると明らかに比較例と比べて
実施例の方が作業的には簡単であり、短時間で完了する
ことが可能であった。
【0063】
【発明の効果】以上のように本発明では、下地面上に上
層および下層の少なくとも二枚の遮水シートを敷設して
上層と下層との間には修復剤を注入できる空隙を有する
と共に、上層と下層との間を局所的に接合している遮水
シート構造体における上層と下層の遮水シート接合方法
において、上層と下層の間には熱可塑性素材からなる被
覆材を積層した金属部材からなる接合板を配置し、上層
もしくは下層の外側から電磁誘導加熱により被覆材を溶
融させて上層と下層の間を接合している。
【0064】そうすることによって、遮水シートの外側
から電磁誘導加熱により融着を行うことができるので、
遮水シートの接合の作業は極めて容易になるとともに、
かなり強固な接合を行うことができるので修復剤の圧力
がかかったとしても、接合部が剥がれるといったことが
なく遮水シートに膨れを生じるのを防止することができ
る。
【0065】また、遮水シートの上層と下層には熱可塑
性素材からなる空隙材が融着配置されており、該空隙材
同士の間に接合板を配置し電磁誘導加熱により被覆材と
前記空隙材を熱融着することによって、遮水シートの上
層と下層の間に空隙材を融着配置することによって、修
復剤の通り道を確保することができ、遮水シートが損傷
して漏水したときに十分な量の修復剤を送り込むことが
でき、即時に修復を行うことができる。また空隙材は上
層および下層に融着されており、そのそれぞれの空隙材
の間に接合板を配置して融着することによって上層と下
層を接合しているので、同様に接合の作業は容易なもの
となる。
【0066】さらに遮水シートの上層と下層に融着配置
する空隙材が熱可塑性素材からなる立体網状構造体を用
いることによって、上層と下層との間の通水性と耐圧縮
性が良好になり、修復剤の通りがよくなるという優位点
がある。
【0067】また、本発明の別の形態では、下地面上に
上層および下層の少なくとも二枚の遮水シートを敷設し
て上層と下層との間には修復剤を注入できる空隙を有す
ると共に、上層と下層との間を局所的に接合している遮
水シート構造体における上層と下層の遮水シート接合方
法において、上層と下層の間には貫通孔を有する金属部
材を配置し、上層もしくは下層の外側から電磁誘導加熱
により前記金属部材を発熱させて上層と下層を溶融し、
貫通孔において上層と下層を融着しており、上層と下層
に空隙材を設けている。
【0068】そうすることによって、遮水シートの接合
の作業は極めて容易になるとともに、修復剤の通り道を
確保することができ、遮水シートが損傷して漏水したと
きに十分な量の修復剤を送り込むことができ、即時に修
復を行うことができる。
【0069】さらに、金属部材は遮水シートの実質的に
全域に配置されている遮水シートの接合方法としてい
る。
【0070】遮水シートの表側から電磁誘導加熱機にて
加熱を行う際に金属部材の位置を、探して確認するとい
った手間が軽減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】廃棄物処分場の断面図である。
【図2】遮水シートの拡大断面図である。
【図3】本発明の別の例を示す遮水シートの断面図であ
る。
【図4】本発明の更に別の例を示す遮水シートの断面図
である。
【図5】本発明の別の例を示す断面図である。
【図6】図6は金属部材の一例を示す要部斜視図であ
る。
【図7】立体網状構造体の詳細を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 廃棄物処分場 2 底面 3 法面 4 下地 5 遮水シート 5a 上層 5b 下層 6 空隙材 7 修復剤 8 接合板 8a 金属部材 8b 被覆材 D 電磁誘導加熱機
フロントページの続き Fターム(参考) 4D004 AA46 BB05 4F100 AB01B AB03 AK01B AK03 AK07 AL09 AN00 AR00A AR00C BA03 BA07 BA10A BA10C DC11B DC16B DD21B DG04 DG07B EC03 EJ46 JB16B 4F211 AC03 AD03 AD05 AG02 AG03 AH43 TA01 TC03 TD11 TN17 TQ01

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下地面上に上層および下層の少なくとも
    二枚の遮水シートを敷設して上層と下層との間には修復
    剤を注入できる空隙を有すると共に、上層と下層との間
    を局所的に接合している遮水シート構造体における上層
    と下層の遮水シート接合方法において、上層と下層の間
    には熱可塑性素材からなる被覆材を積層した金属部材か
    らなる接合板を配置し、上層もしくは下層の外側から電
    磁誘導加熱により被覆材を溶融させて上層と下層の間を
    接合することを特徴とする遮水シートの接合方法。
  2. 【請求項2】 遮水シートの上層と下層には熱可塑性素
    材からなる空隙材が配置されており、該空隙材同士の間
    に接合板を配置し電磁誘導加熱により被覆材と前記空隙
    材を熱融着することによって上層と下層を接合した請求
    項1記載の遮水シートの接合方法。
  3. 【請求項3】 遮水シートの上層と下層に配置する空隙
    材が熱可塑性素材からなる立体網状構造体である請求項
    1または2記載の遮水シートの接合方法。
  4. 【請求項4】 下地面上に上層および下層の少なくとも
    二枚の遮水シートを敷設して上層と下層との間には修復
    剤を注入できる空隙有すると共に、上層と下層との間を
    局所的に接合している遮水シート構造体における上層と
    下層の遮水シート接合方法において、上層と下層の間に
    は貫通孔を有する金属部材を配置し、上層もしくは下層
    の外側から電磁誘導加熱により前記金属部材を発熱させ
    て上層と下層を溶融し、貫通孔において上層と下層を融
    着することを特徴とする遮水シートの接合方法。
  5. 【請求項5】 下地面上に上層および下層の少なくとも
    二枚の遮水シートを敷設して上層と下層との間には修復
    剤を注入できる空隙を有すると共に、上層と下層との間
    を局所的に接合している遮水シート構造体における上層
    と下層の遮水シート接合方法において、上層と下層には
    熱可塑性素材からなる空隙材が配置されているとともに
    上層と下層の間には貫通孔を有する金属部材を配置し、
    上層もしくは下層の外側から電磁誘導加熱により前記金
    属部材を発熱させて前記空隙材を溶融し、貫通孔におい
    て該上下の空隙材を融着することによって上層と下層を
    接合することを特徴とする遮水シートの接合方法。
  6. 【請求項6】 金属部材には熱可塑性素材からなる被覆
    材を積層被覆している請求項4〜5記載の遮水シートの
    接合方法。
  7. 【請求項7】 金属部材は融着するのに要する面積より
    も広い面積を有した金属部材を用いた請求項4〜6記載
    の遮水シートの接合方法。
  8. 【請求項8】 金属部材は遮水シートの実質的に全域に
    配置されている請求項4〜7記載の遮水シートの接合方
    法。
  9. 【請求項9】 下地面上に上層および下層の少なくとも
    二枚の遮水シートを敷設して上層と下層との間には修復
    剤を注入できる空隙を有すると共に、上層と下層との間
    を局所的に接合している遮水構造体において、上層と下
    層の間には熱可塑性素材からなる被覆材を積層した金属
    部材からなる接合板を配置し、上層もしくは下層の外側
    から電磁誘導加熱により被覆材を溶融させて上層と下層
    の間を接合していることを特徴とする遮水構造体。
  10. 【請求項10】 遮水シートの上層と下層の間には空隙
    材が配置されている請求項9記載の遮水シート構造体。
  11. 【請求項11】 遮水シートの上層と下層には熱可塑性
    素材からなる空隙材が配置されており、該空隙材同士の
    間に接合板を配置し電磁誘導加熱により被覆材と前記空
    隙材を熱融着することによって上層と下層を接合してい
    る請求項9〜10記載の遮水構造体。
  12. 【請求項12】 遮水シートの上層と下層に配置する空
    隙材が熱可塑性素材からなる立体網状構造体である請求
    項9〜11記載の遮水構造体。
  13. 【請求項13】 下地面上に上層および下層の少なくと
    も二枚の遮水シートを敷設して上層と下層との間には修
    復剤を注入できる空隙を有すると共に、上層と下層との
    間を局所的に接合している遮水シート構造体において、
    上層と下層の間には貫通孔を有する金属部材を配置し、
    上層もしくは下層の外側から電磁誘導加熱により前記金
    属部材を発熱させて上層と下層を溶融し、貫通孔におい
    て上層と下層を融着してなることを特徴とする遮水シー
    ト構造体。
  14. 【請求項14】 下地面上に上層および下層の少なくと
    も二枚の遮水シートを敷設して上層と下層との間には修
    復剤を注入できる空隙を有すると共に、上層と下層との
    間を局所的に接合している遮水シート構造体において、
    上層と下層には熱可塑性素材からなる空隙材が配置され
    ているとともに上層と下層の間には貫通孔を有する金属
    部材を配置し、上層もしくは下層の外側から電磁誘導加
    熱により前記金属部材を発熱させて前記空隙材を溶融
    し、貫通孔において該上下の空隙材を融着することによ
    って上層と下層を接合してなることを特徴とする遮水シ
    ート構造体。
  15. 【請求項15】 金属部材には熱可塑性素材からなる被
    覆材を積層被覆している請求項13〜14記載の遮水シ
    ート構造体。
  16. 【請求項16】 金属部材は融着するのに要する面積よ
    りも広い面積を有した金属部材を用いた請求項13〜1
    5記載の遮水シート構造体。
  17. 【請求項17】 金属部材は遮水シートの実質的に全域
    に配置されている請求項13〜16記載の遮水シート構
    造体。
JP2001401313A 2001-12-28 2001-12-28 遮水シートの接合方法および遮水構造体 Pending JP2003200128A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001401313A JP2003200128A (ja) 2001-12-28 2001-12-28 遮水シートの接合方法および遮水構造体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001401313A JP2003200128A (ja) 2001-12-28 2001-12-28 遮水シートの接合方法および遮水構造体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003200128A true JP2003200128A (ja) 2003-07-15

Family

ID=27640112

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001401313A Pending JP2003200128A (ja) 2001-12-28 2001-12-28 遮水シートの接合方法および遮水構造体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003200128A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005066550A (ja) * 2003-08-27 2005-03-17 Mitsuboshi Belting Ltd 遮水シートの壁面固定構造および同固定方法
JP2005087990A (ja) * 2003-08-11 2005-04-07 Kajima Corp 遮水材注入型遮水工及びシステム並びにポリビニルアルコール系注入遮水材
JP2005230786A (ja) * 2004-02-23 2005-09-02 Taiyo Kogyo Corp 廃棄物処分場、及び遮水層
JP2015178100A (ja) * 2014-02-26 2015-10-08 三ツ星ベルト株式会社 廃棄物最終処分場内の車両進入路下の遮水構造及び遮水工法
JP2018096053A (ja) * 2016-12-09 2018-06-21 ダイワボウホールディングス株式会社 堤防用保護シート
JP2019210565A (ja) * 2018-06-04 2019-12-12 森村興産株式会社 立体網状構造体の製造方法及び立体網状構造体

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005087990A (ja) * 2003-08-11 2005-04-07 Kajima Corp 遮水材注入型遮水工及びシステム並びにポリビニルアルコール系注入遮水材
JP4671639B2 (ja) * 2003-08-11 2011-04-20 鹿島建設株式会社 遮水材注入型遮水工及びシステム
JP2005066550A (ja) * 2003-08-27 2005-03-17 Mitsuboshi Belting Ltd 遮水シートの壁面固定構造および同固定方法
JP2005230786A (ja) * 2004-02-23 2005-09-02 Taiyo Kogyo Corp 廃棄物処分場、及び遮水層
JP2015178100A (ja) * 2014-02-26 2015-10-08 三ツ星ベルト株式会社 廃棄物最終処分場内の車両進入路下の遮水構造及び遮水工法
JP2018096053A (ja) * 2016-12-09 2018-06-21 ダイワボウホールディングス株式会社 堤防用保護シート
JP2019210565A (ja) * 2018-06-04 2019-12-12 森村興産株式会社 立体網状構造体の製造方法及び立体網状構造体
JP7101973B2 (ja) 2018-06-04 2022-07-19 森村興産株式会社 立体網状構造体の製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20110079311A1 (en) Protective seal for pipeline assembly
WO2009100450A1 (en) Repair apparatus and method for pipe fittings
JP2003200128A (ja) 遮水シートの接合方法および遮水構造体
JPH0663525A (ja) 遮水シート及び遮水シートの破損部検出方法
KR200406964Y1 (ko) 방수시트
EP2589705B1 (en) Ground containment liners
JP4787391B2 (ja) 下水道本管更生工法における取付管口止水方法
JP7002140B2 (ja) 吊足場
JP2003191336A (ja) 防水・遮水シートの接合方法
JP2006274681A (ja) 防水シートの固定方法
JP2004211291A (ja) 防水・遮水シートの接合方法
JP5081460B2 (ja) 遮水構造及び遮水構造の施工方法
JP7469016B2 (ja) 遮水シートの接続方法、遮水シート接続体、および、ブロックマット
JP4364417B2 (ja) 遮水シートの接合構造
JP2003154328A (ja) 壁面への遮水シート施工方法
JP2004160267A (ja) 遮水シート接合部構造および遮水シート接合部の検査方法
KR101273606B1 (ko) 맨홀 관구부재
JP6527477B2 (ja) 連通管ユニット、遮水構造、および遮水工法
JP6527478B2 (ja) 連通管ユニット、遮水構造、および遮水工法
JP2007253339A (ja) 取付管用更生材料
JP3217262U (ja) トンネル用防水シート
JP2004223325A (ja) 遮水シートの構造及びその敷設方法
JP4198725B2 (ja) 遮水シートの敷設方法
JP2009257073A (ja) 土木用複合体及び土構造物の構築方法
JP2762039B2 (ja) 遮水シートの接合方法