JP3650916B2 - シャシダイナモメータ及びシャシダイナモメータ検量用ウエイト台車 - Google Patents

シャシダイナモメータ及びシャシダイナモメータ検量用ウエイト台車 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、自動車の性能試験を行う場合に使用されるシャシダイナモメータ及びシャシダイナモメータ検量用ウエイト台車に関する。
【0002】
【従来の技術】
図12は、深さが2.3m程度のピットP内に収容された従来のシャシダイナモメータを示す。図12において、50は、モータを備えたダイナモ本体51の主軸に取り付けられたローラ52と重なる床板53の部分に設けられた開口部で、シャシダイナモメータは、この開口部50に表出するローラ表出部に自動車55の駆動車輪54を載置し、この駆動車輪54でローラ52を回転させて自動車55の性能試験を行うものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、ダイナモ本体51の周面における一側部51aに取り付けたロードセル56と、ダイナモ本体51のロードセル側および反ロードセル側に取り付けられる検量アーム(以下、単にアームという)57とを用いてローラ52のトルク測定システムの校正のためのロードセル検量が、自動車55の駆動車輪54をローラ52から外した状態で行われるけれども、検量作業は容易ではなかった。
【0004】
すなわち、従来では、シャシダイナモメータ点検のために床板53に設けられたハッチを開けて作業者がピットP内に入り、アーム57およびウエイトハンガー58の取り付け・取り外し作業と、このウエイトハンガー58に1個の重さが20kgの標準質量のウエイトWi (i=1〜22)全てを載せたりウエイトハンガー58からウエイトWi を下ろす作業とを、作業者がロードセル側と反ロードセル側にわたりそれぞれ2回行う必要があった。
【0005】
この場合、ロードセル56は、モータ冷却用エアーダクトが接続されたエアーボックスの蓋でカバーされた状態で一側部51aに設置されており、エアーダクトとカバーを取り外した後、図13に示すような手順にしたがってロードセル検量が行われていた。
【0006】
すなわち、
・ ステップ101に示すように、作業者は、アーム57をロードセル側に取り付ける。この際、一側部51aのロードセル56上側に形成されたアーム固定部分63にネジ止めにより取り付けた状態で、アーム57に備わったレベルゲージをもとにアーム57を水平にセットする。更に、ローラ中心からロードセル56の取り付け位置までの距離の丁度2倍の距離の位置にウエイトハンガー58を吊り下げる。
【0007】
・ ロードセル56に接続されたアンプ59のゼロ調整を行った後、ウエイトWi を22枚全てウエイトハンガー58に載せる(ステップ102参照)。この場合、アンプ59のスパン調整(ステップ103参照)も作業者が行うとともに、作業者は、ロード表示器60に接続してあるリモコン61の+表示を見ながら検量値(ロードセル56にかかる力の値)をデータフォーマットに記録する。
【0008】
・ 作業者は、ウエイトハンガー58から22枚全てのウエイトWi を取り外す(ステップ104参照)。
【0009】
・ 次に、1枚ずつウエイトWi をウエイトハンガー58に載せて行く(ステップ105参照)。この場合、作業者は、1枚加える毎にリモコン61の+表示を見ながら検量値をデータフォーマットに記録することを、今度は、22枚全てのウエイトWi がウエイトハンガー58に載るまで続ける。作業者は、ウエイトハンガー58に載っているウエイトWi の数に対応する検量値を表に書き込み直線性のグラフM(図14参照)を描く。
【0010】
・ 続いて、ウエイトWi が無くなるまでウエイトハンガー58から1枚ずつウエイトWi を下ろしていく(ステップ106参照)。この場合でも、作業者は、ウエイトWi を1枚取り除く毎にリモコン61の+表示を見ながら検量値をデータフォーマットに記録し、直線性のグラフN(図14参照)を描く。そして、両グラフM,Nの直線性とヒステリシスからトルク測定システムの補正を行う。
【0011】
・ 次に、作業者は、ロードセル側から反ロードセル側にアーム57を移す(ステップ107参照)。そして、ダイナモ本体51の周面における他側部51bにアーム固定部分64を介してアーム57を取り付けた状態で作業者はピットP内で同様の作業を繰り返す。この場合の検量値はリモコン61に−表示され、グラフM’およびN’は、それぞれグラフMおよびNに対応するものである。この場合のアンプ59のゼロ調整およびアンプ59のスパン調整は、ロード表示器60に接続してあるコンピュータ62の定数を反ロードセル側に適合する定数に作業者が手入力で変更することによって行っていた。なお、63は制御部である。
【0012】
このように、検量作業は容易ではなかった。
【0013】
この発明は、上述の事柄に留意してなされたもので、その目的は、検量作業が容易に行えるシャシダイナモメータ及びシャシダイナモメータ検量用ウエイト台車を提供することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に係る発明は、ピット内にモータを備えたダイナモ本体が収容され、このダイナモ本体の主軸にローラが取り付けられ、このローラと重なる床板部分に形成された開口部を介して前記ローラの周面上に位置させた自動車の駆動車輪で前記ローラを回転させるように構成され、かつ、前記ダイナモ本体の周面における一側部に前記ローラのトルクを測定するロードセルが設けられているシャシダイナモメータにおいて、前記ダイナモ本体の周面における頂上部で前記ローラの回転中心上の位置に水平部分を有する設置部を該ダイナモ本体と一体的に設け、この設置部と重なる床板部分に開口部を設け、この開口部を通して前記設置部の水平部分に床面から突出した状態で取り付けられる検量アームセット用台に、その中心軸が床面上の適宜高さ位置で床面に平行となるように検量アームの中央部を上方から嵌め込んで固定可能なクランプを設け、前記検量アームの両端には、ロードセル検量用ウエイトがセットされるウエイトハンガーを設けてあることを特徴としている。
また、請求項3に係る発明は、ピット内に収容されたダイナモ本体の主軸に取り付けられたローラの周面上に、該ローラと重なる床板部分に形成された開口部を介して自動車の駆動車輪を位置させて、この駆動車輪で前記ローラを回転させるように構成され、かつ、前記ダイナモ本体の周面における一側部に前記ローラのトルクを測定するロードセルが設けられ、前記ダイナモ本体と一体的に設けられた設置部及びこの設置部に床面から突出した状態で取り付けられた検量アームセット用台を介して、その中心軸が床面上の適宜高さ位置で床面に平行となるようにセットされた検量アーム両端の前記中心軸に直角な方向に沿う水平面部を有するウエイトハンガーが設けられたシャシダイナモメータの該ウエイトハンガーにロードセル検量用ウエイトをセットするため、前記床面上を走行移動可能な台車であって、中央から外側に行くほど下方に傾斜した傾斜面部を有し、この傾斜面部に前記ウエイトをそのウエイトに形成された長孔を介して保持するハンガーと、この台車側ウエイトハンガーを上下動させるための昇降機構とが設けられており、かつ、前記台車側ウエイトハンガーを前記検量アーム側のウエイトハンガーの真上の位置まで移動可能に構成していることを特徴としている。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1〜図9は、深さが1.5m程度のピットP内に収容されたこの発明によるシャシダイナモメータで、図10および図11は、ロードセル検量の手順を示すフローチャートである。
【0016】
図1〜図5において、シャシダイナモメータは、床板21から1.5m程度の深さDを有するピットP内に収容されており、1はモータ(図示せず)を備えたダイナモ本体、2は前記モータに接続されてダイナモ本体1の両側から突出した主軸で、その各端部にローラ3,3が装着されている。そして、ローラ3と重なる床板21の部分に設けられた開口部(図示せず)に表出するローラ表出部に自動車の駆動車輪を載置し、この駆動車輪でローラ3を回転させて自動車の性能試験を行う点は従来例と同じである。4はローラ3内の中央に形成されたボスで、主軸2とローラ3を結合するカップリング(図示せず)が固着されている。5は主軸2の外周に配置されたベアリングを介して主軸2を支承するピローブロックで、6は、ダイナモ本体1およびピローブロック5のベースである。なお、7および8はそれぞれ、ディスクブレーキおよびエンコーダである。
【0017】
9は、ローラ3のトルクを測定するロードセルで、ダイナモ本体1の周面における一側部1aに設けられている。すなわち、ロードセル9の上端が、前記一側部1aに形成されている支持部分10に固定され、下端が、ベース6の側面に形成されている支持部分11に固定されている。そして、自動車をローラ3から外した状態で検量作業が開始される。また、12,13および14は、それぞれ、ロードセル9に接続されたアンプ、リモコンおよびコンピュータである。
【0018】
16は、ダイナモ本体1の周面における頂上部1bに水平な状態で、かつ、ダイナモ本体1と一体的に形成されている設置部で、ブリッジ形状の支持部材17とこれに固着された水平部材18から構成される。前記支持部材17は水平部分17aおよび平面視三角形の脚部分17b,17bからなり、頂上部1bを前記水平部分17aがローラ3の径方向(図1,2にRで示す矢印方向)に跨ぐ形で位置する。
【0019】
19はパイプ状の検量アーム(以下、単にアームという)で、両端に1個の重さが20kgの標準質量のウエイトWi (i=1〜22)がセットされるウエイトハンガー20を設けてある。このウエイトハンガー20は、アーム19の中心軸Xに直角なA方向に沿う形でアーム19に設けられている。そして、ウエイトWi 中央に形成された切欠き40を介してウエイトハンガー20の上面の水平面部mにウエイトWi を載せることができる。
【0020】
22は、アーム19の中心軸Xが床面Fに平行な状態で、かつ、アーム19をR方向に沿ってセットするためのアームセット用台である。そして、このアームセット用台22を前記設置部16の水平部材18上に取り付けるために、床板21の前記設置部16と重なる部分に開口部(ハッチ)23および開閉自在の床蓋24が設けられている。この実施形態では、一枚の床蓋24を用いたものを示したが、観音開き式に床蓋を構成してもよい。
【0021】
前記アームセット用台22は、ネジ25止めにより前記設置部16の水平部材18に床面Fから突出した状態で取り付けられている。pはアームセット用台22の構成部材である取付板30に形成したネジ孔である。この実施形態では、床面Fからアーム19の中心軸Xまでの垂直距離Hを例えば250mmに設定してある。したがって、作業者はピットP内に入ることなく、床蓋24を開けて前記設置部16にアームセット用台22を取り付ける作業、ならびに、アーム19をアームセット用台22にセットする作業を床板21上で行える。
【0022】
前記アームセット用台22は、上述した取付板30と、アーム19の中央部を嵌め込んだ後中央部を把持してアーム19を固定するようヒンジ部Gで連結されている二つの半割体31,32からなるクランプ33と、アーム19を床面F上250mmの高さHに位置させるための箱状の台34と、一方の半割体31に設けられた被係止具35と、他方の半割体32に設けられてレバーLの上下操作により被係止具35に係合する係止金具36とから構成される。また、アーム19の中央部およびその近傍には、半割体31,32の対応位置に形成された孔37に嵌合する突起38が形成され、両者37,38でアームセット用台22にセットされたアーム19の回り止め手段を構成する。
【0023】
41は、ウエイト用台車で、手押しによって図4に二点鎖線で示すようにウエイトハンガー20を跨ぐ位置まで床板21上を移動させることができる。
【0024】
以下図6〜図9も参照してウエイト用台車41およびウエイトWi について説明する。
【0025】
まず、ウエイトWi は、図5に示すように矩形板に形成されており、上述した中央の切欠き40と、切欠き40を挟むよう、かつ、切欠き40の長手方向に沿う形で形成された一対の長孔42,42を有する。
【0026】
一方、43,43は前記長孔42,42に対応する台車側ハンガーで、上面が、アーム19の前記ウエイトハンガー20のような水平面部mを有するのではなく、中央jから外側に行く程下方に傾斜した傾斜面部nを左右に有する。そして、前記各台車側ハンガー43には、左右の傾斜面部nにそれぞれ1個の重さが20kgの標準質量のウエイトWi (i=1〜22)が11個ずつ前記長孔42,42を介して保持されている。なお、aおよびbは、台車側ハンガー43および前記ウエイトハンガー20の左右端に形成されたウエイトWi 用ストッパーである。
【0027】
ウエイト用台車41には、ハンドル44の操作によって台車側ハンガー43,43を同時に上下動(図5にBで示す矢印方向)させる昇降機構(ジャッキ等)45と、床板21上を移動させるために左右にそれぞれ一対のキャスター46,46が設けられ、更に、ウエイト用台車41を床板21上に停止させるために上下方向に進退自在なネジ式ストッパー47が左右にそれぞれのキャスター46,46間に設けられている。
【0028】
なお、前記長孔42,42に台車側ハンガー43,43を挿入した状態で、ハンドル44の操作によって下降したウエイトWi (i=1〜22)が自重でウエイトハンガー20に載るよう、ウエイトWi の切欠き40の長さ、長孔42,42の長さおよび長孔42,42の切欠き40に対する位置が設定されている。
【0029】
そして、ウエイト用台車41は、図5,6で示すように台車側ハンガー43がアーム19の前記ウエイトハンガー20の直上に位置するよう構成されている。
【0030】
而して、ロードセル検量を行うには、まず、図10においてステップ200で示すように、作業者はハッチ23を開けて、設置部16の水平部材18にアームセット用台22をセットした後、前記台22のクランプ33にアーム19を固定設置する。そして、コンピュータ14によってアンプ12のゼロ調整が行われる。
【0031】
続いて、ロードセル側のウエイトハンガー20を跨いだ状態でその直上に左右11枚のウエイトWi を有する台車側ハンガー43,43が位置する〔図6(A)参照〕ようウエイト用台車41を移動させる(ステップ201参照)。
【0032】
この状態で、ハンドル44を廻し切って一気に台車側ハンガー43,43を下降させ〔図6()参照〕、ウエイトWi (i=1〜22)を全てウエイトハンガー20に載せる(ステップ202参照)。
【0033】
コンピュータ14によってアンプ12のスパン調整が行われる(ステップ203参照)。
【0034】
ハンドル44を逆に廻し切って一気に台車側ハンガー43,43を上昇させ、ウエイトWi (i=1〜22)を全てウエイトハンガー20から取り外す(ステップ204参照)。
【0035】
続いて、ハンドル44を下降方向に廻すと、台車側ハンガー43,43が下がり、図6(B)に示すように、左右外側のウエイトW1 ,W22がそれぞれウエイトハンガー20の両端に載る。このとき、コンピュータ14は、ウエイトW1 ,W22の検量値を読み込む。更に、ハンドル44を下降方向に廻すと、ウエイトW2 ,W21がそれぞれウエイトハンガー20の両端に載る。ウエイトW1 ,W22,W2 ,W21が載っている場合の検量値がコンピュータ14によって読み込まれる。以下、順次ハンドル44を下降方向に廻し、順番にウエイトWi をウエイトハンガー20に2個ずつ載せて行きその都度検量が行われる。コンピュータ14は検量値の読み込みを行う(図11に示すステップ205および206参照)。
【0036】
続いて、ハンドル44を逆に廻し、ウエイトWi を減じて行く。今度は、内側のウエイトW11,W12から取り外される。順番にウエイトWi をウエイトハンガー20から2個ずつ取り外して行きその都度検量が行われる。コンピュータ14は検量値の読み込みを行う(ステップ207および208参照)。
【0037】
コンピュータ14は検量線の直線性およびヒステリシスを演算する(ステップ209参照)。
【0038】
次に、作業者は、ロードセル側から反ロードセル側にウエイト用台車41を移動させ、同様の検量を行う(ステップ210参照)。この場合でも、コンピュータ14は検量線の直線性およびヒステリシスを演算するとともに、自動補正する。
【0039】
このように、床上で検量作業が行えるとともに、作業者がウエイトWi を持たずにセットでき、更に、データの読み込み、検量線の直線性等の演算およびゼロ・スパン値の決定並びに補正を自動化でき、検量作業時間を短縮できる。
【0040】
なお、この実施形態では、1個の重さが20kgの標準質量のウエイトのみを22個用いて検量作業を行った場合を示したが、検量値に応じて前記20kgの標準質量のウエイトに、10kgの標準質量のウエイトや5kgの標準質量のウエイトを適宜組み合わせて検量作業を行えることは勿論である。
【0041】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に係る発明においては、床上で検量作業ができるので、作業性が大幅に改善される。また、請求項3に係る発明においては、検量作業時に作業者がウエイトを持たずに検量アームにセットすることができ、床上検量作業を一層で容易に行え、作業時間を短縮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施形態を示す全体構成説明図である。
【図2】 上記実施形態におけるアームのセットの状態を示す要部構成説明図である。
【図3】 同じく上記実施形態におけるアームのセットの状態を示す要部構成説明図である。
【図4】 上記実施形態におけるウエイト用台車の移動を示す全体構成説明図である。
【図5】 上記実施形態におけるウエイトの載置・取り外し動作を説明するための斜視図である。
【図6】 上記実施形態におけるウエイトの載置・取り外し動作を説明するための図である。
【図7】 上記実施形態におけるウエイト用台車を側面から見た図である。
【図8】 上記実施形態におけるウエイト用台車を上面から見た図である。
【図9】 上記実施形態におけるウエイト用台車を正面から見た図である。
【図10】 上記実施形態における検量作業のフローチャートである。
【図11】 同じく上記実施形態における検量作業のフローチャートである。
【図12】 従来例を示す構成説明図である。
【図13】 上記従来例における検量作業のフローチャートである。
【図14】 上記従来例における検量作業によって得られた検量データを示す図である。
【符号の説明】
1…ダイナモ本体、2…主軸、3,3…ローラ、9…ロードセル、14…コンピュータ、16…設置部、19…検量アーム、20…ウエイトハンガー、21…床板、22…アームセット用台、23…開口部、24…床蓋、31,32…半割体、33…クランプ、35…被係止具、36…係止金具、40…切欠き、41…ウエイト用台車、42…長孔、43,43…台車側ハンガー、P…ピット、F…床面、m…水平面部、n…傾斜面部、Wi…ウエイト。

Claims (3)

  1. ピット内にモータを備えたダイナモ本体が収容され、このダイナモ本体の主軸にローラが取り付けられ、このローラと重なる床板部分に形成された開口部を介して前記ローラの周面上に位置させた自動車の駆動車輪で前記ローラを回転させるように構成され、かつ、前記ダイナモ本体の周面における一側部に前記ローラのトルクを測定するロードセルが設けられているシャシダイナモメータにおいて、前記ダイナモ本体の周面における頂上部で前記ローラの回転中心上の位置に水平部分を有する設置部を該ダイナモ本体と一体的に設け、この設置部と重なる床板部分に開口部を設け、この開口部を通して前記設置部の水平部分に床面から突出した状態で取り付けられる検量アームセット用台に、その中心軸が床面上の適宜高さ位置で床面に平行となるように検量アームの中央部を上方から嵌め込んで固定可能なクランプを設け、前記検量アームの両端には、ロードセル検量用ウエイトがセットされるウエイトハンガーを設けてあることを特徴とするシャシダイナモメータ。
  2. 前記クランプが、上方から嵌め込まれる検量アームの中央部を把持して該アームを固定するようにヒンジ部で連結された二つの半割体からなり、これら半割体にはレバー操作により互いに係合する係止金具と被係止具が設けられている請求項1に記載のシャシダイナモメータ。
  3. ピット内に収容されたダイナモ本体の主軸に取り付けられたローラの周面上に、該ローラと重なる床板部分に形成された開口部を介して自動車の駆動車輪を位置させて、この駆動車輪で前記ローラを回転させるように構成され、かつ、前記ダイナモ本体の周面における一側部に前記ローラのトルクを測定するロードセルが設けられ、前記ダイナモ本体と一体的に設けられた設置部及びこの設置部に床面から突出した状態で取り付けられた検量アームセット用台を介して、その中心軸が床面上の適宜高さ位置で床面に平行となるようにセットされた検量アーム両端の前記中心軸に直角な方向に沿う水平面部を有するウエイトハンガーが設けられたシャシダイナモメータの該ウエイトハンガーにロードセル検量用ウエイトをセットするため、前記床面上を走行移動可能な台車であって、中央から外側に行くほど下方に傾斜した傾斜面部を有し、この傾斜面部に前記ウエイトをそのウエイトに形成された長孔を介して保持するハンガーと、この台車側ウエイトハンガーを上下動させるための昇降機構とが設けられており、かつ、前記台車側ウエイトハンガーを前記検量アーム側のウエイトハンガーの真上の位置まで移動可能に構成していることを特徴とするシャシダイナモメータ検量用ウエイト台車。
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