JP3650851B2 - コラーゲンの精製方法 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、コラーゲンの精製方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
V型コラーゲンは、多細胞生物の結合組織には、殆ど普遍的に分布しており、ヘパリン、インシュリンなどの生理活性物質と結合する能力を有し、特定の細胞の増殖を阻害する作用があり、医薬品として注目されている。
【0003】
現在、V型コラーゲンは、非常に高価で、しかも胎盤を原料とすること、および希釈沈殿法によって精製することから、大量入手が困難なために、試薬程度でしか利用されていない。
【0004】
そのため、高純度のV型コラーゲンを安価に供給することが可能になれば、抗血管新生剤などの新たな医薬品の開発に結び付くものと期待される。
【0005】
このV型コラーゲンを分画する方法としては、従来、(1)NaClによる分画法(「コラーゲン実験法」永井 裕・藤本 大三郎 編、第40〜48頁、講談社サイエンティフィク)、(2)硫安による分画法(J.Biological Chemistry,Vol.259,14170-14174(1984))、(3)KCl-Phosphate による分画法(Analytical Biochemistry,Vol.169,26-32(1988))の3種類があった。
【0006】
(1)、(2)の方法は、いずれも塩により沈殿させる方法で、抽出と塩析を繰り返すことから精製に最短でも2週間(通常、3〜4週間)を要し、大量処理には向かない。また、この方法のみでは、かなりの不純物の混入が認められることから、高純度のV型コラーゲンを得るには更なる精製操作が必要である。
【0007】
(3)の方法では、比較的簡便な方法ではあるが、他の混入物がかなり認められる他、超遠心分離(10万G以上)による分画が必要であるため、大量分取の手段としては不適当である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、大量且つ高純度に精製可能な、V型コラーゲンの精製方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、上記課題に鑑み、鋭意研究した結果、可溶化コラーゲン溶液を、陰イオン交換繊維に接触させることにより、V型コラーゲンが精製されることを見出した。
【0010】
即ち、本発明は、可溶化コラーゲン溶液を、陰イオン交換繊維に接触させ、V型コラーゲンを吸着分離することを特徴とするV型コラーゲンの精製方法である。
【0011】
以下、本発明を詳細に説明する。
【0012】
本発明において、可溶化コラーゲン溶液とは、動物の臓器や組織等を、アルカリ処理や、プロテアーゼ処理によって可溶化されたコラーゲンの溶液をいう。
【0013】
該可溶化コラーゲン溶液のpHは、7.0〜10.0、好ましくは7.6〜8.6であり、緩衝液を用いなくてもよいが、用いるのが好ましい。
【0014】
本発明において用いられる動物の臓器や組織等としては、特に限定されるものではないが、例えばヒトの胎盤、ブタ、ウシ、ヤギ、ヒツジなどの哺乳動物の胎盤、腸(例えば小腸、大腸)、胃又は皮などを用いる。
【0015】
次に、可溶化コラーゲン溶液を陰イオン交換繊維に接触させること、について述べる。
【0016】
本発明において、陰イオン交換繊維とは、繊維素材に陰イオン交換基を付加させたものである。
【0017】
陰イオン交換基としては、ジエチルアミノエチル(DEAE)、トリエチルアミノエチル(TEAE)、アミノエチル(AE)、グアニドエチル(GE)、エクテオラ(ECTEOLA)、パラアミノベンジル(PAB)などが挙げられ、特に、ジエチルアミノエチル(DEAE)が好ましい。
【0018】
繊維素材とは、綿、麻、木材パルプ等の繊維性セルロースが挙げられる。
【0019】
繊維素材の長さは、1mm〜20mm、好ましくは、1mm〜10mmである。
【0020】
繊維素材に陰イオン交換基を導入する方法は、公知の方法に従う。
【0021】
前記陰イオン交換繊維に、可溶化コラーゲン溶液を接触させるとは、具体的には、可溶化コラーゲン溶液を、前記陰イオン交換繊維を詰めたカラムに通すことをいい、カラム式以外にも、バッチ式等で接触させてもよい。
【0022】
前記陰イオン交換繊維を詰めたカラムに流す溶出液としては、塩を含む溶液を緩衝液などで、コラーゲン溶液と同じpHに調整したものを用いる。
【0023】
塩としては、NaCl、KCl、(NH4 )2 SO4 などが挙げられ、好ましくは、NaClである。
【0024】
塩の濃度は、0.1mM〜100mM、好ましくは、10mM〜50mMである。
【0025】
上記緩衝液としては、Tris−塩酸緩衝液、モルホリノエタンスルホン酸 (MES)−NaOH緩衝液、酢酸緩衝液、リン酸緩衝液が挙げられ、好ましくは、Tris−塩酸緩衝液である。
【0026】
上記溶出液には、必要に応じて他の成分も添加することができ、その成分としては、尿素などが挙げられる。
【0027】
前記溶出液としては、例えば、40mM Tris、2M尿素、50mM NaClを含む溶液を2N HClを用いてコラーゲン溶液と同じpHに調製したものを用いる。
【0028】
前記の陰イオン交換繊維を用いれば、コラーゲン溶液のような粘性試料を通しても目詰まりすることなく、簡便に精製することができる。
【0029】
前記陰イオン交換繊維と可溶化コラーゲン溶液との割合は、可溶化コラーゲン1gあたり、陰イオン交換繊維2g〜50g、好ましくは、10g〜30g使用する。
【0030】
前記陰イオン交換繊維で可溶化コラーゲン溶液を通すことにより、通常主要なコラーゲン成分であるI型コラーゲンは、非吸着成分に含まれ、目的とするV型コラーゲンは、吸着成分として分離される。
【0031】
上記吸着成分を分離する時に使用する溶出液としては、最初の溶出液の成分中、塩濃度を300mM〜2Mにしたものを用いる。
【0032】
上記溶出液としては、例えば、40mM Tris、2M尿素、1M NaClを含む溶液を2N HClを用いてコラーゲン溶液と同じpHに調製したものを用いる。
【0033】
この吸着成分には、V型コラーゲン及びその他の成分も若干含まれており、この吸着成分を脱塩、イオン交換クロマトグラフィー及びHPLC等による公知の手段により、V型コラーゲンを単離精製できる。
【0034】
本発明では、精製したコラーゲンを、アミノ酸組成、SDS−ポリアクリルアミドゲル電気泳動などの分析結果から、V型コラーゲンであることを確認した。
【0035】
分析の結果、V型コラーゲンの分子量は、α1鎖が96,000〜104,000、α2鎖が86,000〜94,000、コラーゲン分子としての分子量は、278,000〜302,000であった。
【0036】
尚、文献値によると、V型コラーゲンの分子量は、α1鎖が95,000〜105,000、α2鎖が85,000〜95,000、コラーゲン分子としての分子量は、275,000〜305,000である。
【0037】
本発明のV型コラーゲンおよびそのα1(V)サブユニットは、例えば、動物組織から以下の(1)〜(12)の方法に従い調製される。
【0038】
(1)ブタ腸などの目的の動物組織から、脂肪組織などの非コラーゲン画分をナイフでできる限り取り除く。
【0039】
(2)残りを細切し、0.1N−NaOHに懸濁し、一晩撹拌抽出し、遠心分離(3000g、10分間)して沈殿を得る操作を数回繰り返す。
【0040】
(3)冷蒸留水で洗浄を繰り返す。
【0041】
(4)湿重量の5−10倍量の0.5M酢酸に懸濁し、一晩撹拌抽出の後に遠心分離(3000g、10分間)し、再度0.5M酢酸に懸濁し、一晩撹拌抽出の後に遠心分離(3000g、10分間)を行う。
【0042】
(5)沈殿物に0.5M酢酸を加え、塩酸でpHを2.5に調整し、組織湿重量の1/100〜1/200のペプシンを加えて4℃で一晩抽出する。
【0043】
(6)遠心分離(3000g、10分間)により上清(ペプシン可溶性コラーゲン)を得る。
【0044】
(7)このペプシン処理および遠心分離操作を3回繰り返す。
【0045】
(8)ペプシン可溶性コラーゲン200部に、10M尿素と250mM NaClの混合溶液60部を加え、2M Tris−塩酸緩衝液でpHを8.0に調整する。
【0046】
(9)10mM HCl、2M尿素、50mM NaClを含む溶液を2M Tris−塩酸緩衝液を用いてコラーゲン溶液と同じpHに調整する。
【0047】
(10)DEAEセルロースカラムを工程(9)で用いた緩衝液で平衡化する。
【0048】
(11)ペプシン可溶性コラーゲン溶液30部をカラムに注入し、工程(9)で用いた緩衝液で洗浄後、40mM Tris−HCl、2M尿素、1M NaCl緩衝液(pH8.2)20部で溶出する。この溶出液を工程(9)で用いた緩衝液で透析する。
【0049】
(12)透析後の溶出液を、工程(9)で用いた緩衝液で平衡化したフラクトゲル EMDSO3-650Sカラムに注入し、40mM Tris−HCl、2M尿素、200mM NaCl緩衝液(pH8.2)10部で洗浄後、40mM Tris−HCl、2M尿素、350mM NaCl緩衝液(pH8.2)10部で溶出した。この溶出液を水で透析後、凍結乾燥し、精製V型コラーゲンを得る。
【0050】
尚、可溶化コラーゲンを得る方法としては、上記工程(1)〜(6)に記載された方法の他に、例えば、以下の方法が挙げられる。
【0051】
アルカリ処理は必要であるが、ペプシン処理は不要である方法としては、胎児やラチリズム(薬剤投与によってコラーゲン間の架橋が弱められること)を起こした動物を材料とし、これをアルカリ処理すれば、ペプシン処理をせず可溶化コラーゲンを得ることができる(「コラーゲン実験法」永井 裕・藤本 大三郎 編、第34頁、講談社サイエンティフィク)。
【0052】
また、アルカリ処理は不要で、ペプシン処理が必要である方法としては、例えば、組織の脂肪と軟骨を丁寧に除去し、細切後に4種のタンパク質分解酵素阻害剤(4mMエチレンジアミンテトラ酢酸、2mMフェニルメタンスルフォニルオリド、10mM N−エチルマレイミド、1μg/mlペプスタチン)を含む冷蒸留水で1〜2日間繰り返し洗浄し、続いて、Virtisホモジナイザーでホモジナイズし(3000rpm、30秒間、3回繰り返す)、上記洗浄液で1〜2日間洗浄して、ペプシン処理して可溶化コラーゲンを得る方法(「コラーゲン実験法」永井 裕・藤本 大三郎 編、第42〜43頁、講談社サイエンティフィク)が挙げられる。
【0053】
次に、得られたV型コラーゲンからのα1(V)サブユニットの分離は、例えば以下の(i)〜(v)の方法により行うことができる。
【0054】
(i)V型コラーゲン1mgに、2M尿素を含む20mMTris−HCl緩衝液(pH7.0)を1mg/mLの割合で加え、50℃で5分間加熱してサブユニットを解離させる。
【0055】
(ii)この溶液を、上記Tris−HCl緩衝液で平衡化したBakerbond PEI Scotカラム(J.T.Baker U.S.A製)に注入し、流速1mL/分で20分間、0〜350mMの直線勾配により、蛋白質を溶離する。
【0056】
(iii)各サブユニットを含む画分を集め、凍結乾燥により濃縮する。
【0057】
(iv)2M尿素、150mM NaClを含むリン酸緩衝液(pH6.5)により平衡化したTSK GEL SW3000XLに注入し、β鎖以上の重合物を除去する。
【0058】
(v)塩および緩衝液を除くため、Bakerbond Butyl Scotカラム(J.T.Baker U.S.A製)を用いて0.1%トリフルオロ酢酸存在下で10〜80%のアセトニトリルの直線勾配溶出を行う。
【0059】
上記のV型コラーゲンの分離方法及びサブユニットの解離・精製方法は、単なる例示であり、当業者であれば容易にその条件を適宜変更することができる。
【0060】
尚、V型コラーゲンは、従来、ヒト胎盤由来のものは知られているが、本願発明において得られたV型コラーゲンは、ヒト胎盤由来のものではなく、ヒト胎盤以外から得られたものであり、従来のV型コラーゲンとは異なるもの、と考えられる。その物性値を実施例に示す。
【0061】
【発明の効果】
本発明により、簡便且つ大量に、高純度のV型コラーゲンを精製することができる。
【0062】
【実施例】
以下、本発明を実施例および比較例を用いてより詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されない。
【0063】
実施例1
*V型コラーゲンの精製
以下のプロトコール(1)〜(12)に従い、原料であるブタ腸(小腸及び大腸)、ブタの胃及びブタ胎盤の湿重量100gから、精製V型コラーゲンを、それぞれ、4.37mg、4.52mg、4.64mg得た。
【0064】
(1)ブタ腸などの目的の動物組織から、脂肪組織などの非コラーゲン画分をナイフでできる限り取り除く。
【0065】
(2)残りを細切し、0.1N−NaOHに懸濁し、一晩撹拌抽出し、遠心分離(3000g、10分間)して沈殿を得る操作を数回繰り返す。
【0066】
(3)冷蒸留水で洗浄を繰り返す。
【0067】
(4)湿重量の5−10倍量の0.5M酢酸に懸濁し、一晩撹拌抽出の後に遠心分離(3000g、10分間)し、再度0.5M酢酸に懸濁し、一晩撹拌抽出の後に遠心分離(3000g、10分間)を行う。
【0068】
(5)沈殿物に0.5M酢酸を加え、塩酸でpHを2.5に調整し、組織湿重量の1/100〜1/200のペプシンを加えて4℃で一晩抽出する。
【0069】
(6)遠心分離(3000g、10分間)により上清(ペプシン可溶性コラーゲン)を得る。
【0070】
(7)このペプシン処理および遠心分離操作を3回繰り返す。
【0071】
(8)ペプシン可溶性コラーゲン200部に、10M尿素と250mM NaClの混合溶液60部を加え、2M Tris緩衝液でpHを8.2に調製する。
【0072】
(9)40mM Tris、2M尿素、1M NaClを含む溶液を2N HClを用いてコラーゲン溶液と同じpHに調製する。
【0073】
(10)DEAEセルロースカラムを工程(9)で調製した緩衝液で平衡化する。
【0074】
(11)ペプシン可溶性コラーゲン溶液30部をカラムに注入し、工程(9)で用いた緩衝液で洗浄後、40mM Tris−HCl、2M尿素、1M NaCl緩衝液(pH8.2)20部で溶出する。この溶出液を工程(9)で用いた緩衝液で透析する。
【0075】
(12)透析後の溶出液を、工程(9)で用いた緩衝液で平衡化したフラクトゲルEMD SO3-650Sカラムに注入し、40mM Tris−HCl、2M尿素、200mM NaCl緩衝液(pH8.2)10部で洗浄後、40mM Tris−HCl、2M尿素、350mM NaCl緩衝液(pH8.2)10部で溶出した。この溶出液を水で透析後、凍結乾燥し、精製V型コラーゲンを得る。
【0076】
*サブユニットの分離
上記で得られたV型コラーゲン凍結乾燥物1mgに、2M尿素を含む20mMTris−HCl緩衝液(pH7.0)を1mg/mLの割合で加え、50℃で5分間加熱してサブユニットを解離させた。この溶液を、上記Tris−HCl緩衝液で平衡化したBakerbond PEI Scotカラム(J.T.Baker U.S.A製)に注入し、流速1mL/分で20分間、0〜350mM NaClの直線勾配により、蛋白質を溶離した。各サブユニットを含む画分を集め、凍結乾燥により濃縮した。2M尿素、150mM NaClを含むリン酸緩衝液(pH6.5)により平衡化したTSK GEL SW3000XLに注入し、β鎖以上の重合物を除去した。
【0077】
さらに、塩および緩衝液を除くため、Bakerbond Butyl Scotカラム(J.T.Baker U.S.A製)を用いて0.1%トリフルオロ酢酸存在下で10〜80%のアセトニトリルの直線勾配溶出を行った。
【0078】
分析試験
*α1(V)、α2(V)のアミノ酸分析
上記実施例1で得られたV型コラーゲンのα1(V)及びα2(V)のアミノ酸組成を、高速液体クロマトグラフィー(島津製作所製)を用いてPITC法により分析した。その結果を表1に示す。
【0079】
また、公知文献(METHOD IN ENZYMOLOGY,VOL.82,20)に記載されているアミノ酸分析結果を表2に示す。
【0080】
【表1】
【0081】
【表2】
【0082】
*収率
クロマトグラフィーによる回収率
ブタの腸 :4.37mg/100g湿重量
ブタの胃 :4.52mg/100g湿重量
ブタの胎盤:4.37mg/100g湿重量
以上の結果より、ブタの腸や胃からも胎盤とほぼ同等の回収率でV型コラーゲンを精製することができた。
Claims (3)
- pH7.0〜10.0の可溶化コラーゲン溶液を、陰イオン交換繊維に接触させ、V型コラーゲンを吸着分離することを特徴とするV型コラーゲンの精製方法。
- 前記陰イオン交換繊維の繊維素材の長さが、1mm〜20mmである、請求項1に記載の方法。
- 前記可溶化コラーゲン溶液が、豚の腸、胃または胎盤に由来するものである、請求項1に記載の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31637294A JP3650851B2 (ja) | 1994-12-20 | 1994-12-20 | コラーゲンの精製方法 |
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JPH08176196A JPH08176196A (ja) | 1996-07-09 |
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Family
ID=18076367
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP31637294A Expired - Lifetime JP3650851B2 (ja) | 1994-12-20 | 1994-12-20 | コラーゲンの精製方法 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3650851B2 (ja) |
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1994
- 1994-12-20 JP JP31637294A patent/JP3650851B2/ja not_active Expired - Lifetime
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JPH08176196A (ja) | 1996-07-09 |
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