JP3650126B2 - 自動血液分析システム及び血液スミアを作成する方法 - Google Patents
自動血液分析システム及び血液スミアを作成する方法 Download PDFInfo
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Description
共通して譲受けた、本願と同時に出願され現在係属中の以下の米国特許出願が参照されており、そのそれぞれの開示内容は本願と一体のものとして参照される。
(1)米国特許出願番号第08/557226号、発明の名称「血液スミアスライドの自動作成用の改良された装置及び方法(Improved Apparatus and Method for Automated Production of Blood Smear Slides)」
(2)米国特許出願番号第08/555688号、発明の名称「顕微鏡スライドの準備用の改良された方法及び装置(Improved Method and Apparatus for the Preparation of Microscope Slides)」
(3)米国特許出願番号第08/555687号、発明の名称「柔軟な流管から流体を分注するためのピンチポンプ(Pinch Pump for Dispensing Fluid from a Flexible Fluid Conduit)」
(4)米国特許出願番号第08/557228号、発明の名称「血液スミアスライド乾燥用の改良された方法及び装置(Improved Method and Apparatus for Drying Blood Smear Slides)」
(5)米国特許出願番号第08/557230号、発明の名称「血液スミア用カセット及び協同するスライド取り出しアセンブリ(Cassette for Blood Smear Slides and Cooperative Slide Ejection Assembly)」
発明の背景
発明の分野
本発明は全血サンプルの組成を検知分析する種類の血液分析システムに関する。さらに詳細には、血液検体を自動的に保管及び輸送して、予めプログラムされた命令及び/又は操作者が決めた命令に従って、例えばさらなる調査、検査、及び/又は分析のために、顕微鏡スライドに血液スミアを提供することができる、改良された血液分析システムに関する。
従来技術の検討
現在、全血サンプルを分析してその詳細な組成構成を決定するシステムによって、医学的診断が大いに手助けをされている。例えば、コウルター(登録商標)STKS血液分析装置(COULTER STKS Blood Analyzer)は、三つの独立したエネルギプローブ(すなわち、直流、無線周波数、及び安定なヘリウム−ネオンレーザ)が働き合って血球容量、伝導率、及び光散乱を測定する独特な血液学システムを利用している。この分析装置の記憶システム及び制御システムは、検出された細胞情報を蓄積して処理し、それぞれの血液サンプルを構成する異なる細胞のタイプや数の相対的な比率を示すデータ(例えば、スクリーン表示又は印刷物)を使用者に提供する。かくして、分析装置は、種々の様式で、ヘモグラム、五つの白血球分類、及び網状赤血球一覧分析を含む幅広い種類の血液情報を提供することができる。このような情報は元々診断医にとって有益である一方で、血液サンプルをさらに顕微鏡分析する且つ/又は分析装置システムの結果を確認するのに血液スミアスライドが役に立つことな時にはある。
血液スミアを作るためには、サンプル容器(例えば、検体バイアル)から血液の追加割り当て分を抜き取り、その割り当て分から滴量を顕微鏡スライドに分注して、スライド上でその滴量を広げて血液スミアを作ることが必要となる。米国特許第5209903号明細書は、これらのステップを自動化するシステムを記載している。このシステムは、血液バイアルのラックを、先ず一つ又はそれ以上の独立した血液分析装置を通過させ、次に自動スライド作成装置を通過させるためのコンベアアセンブリを備えている。これらの各独立した装置は、臨床的な方法で連続して血液検体を扱うために要求される必要な供給装置及び液、処理装置及び液、洗浄装置及び液と並んで独自の血液吸引アセンブリを備える。加えて、各独立した装置は、個々のバイアルを識別するための独自のバーコード読取システムと、バイアルをコンベアからバーコード読取装置及び吸引器に渡すためのバイアル取り扱い機構とを備える。異なる場所の設置において、分析装置及びスライド作成装置がしばしば異なる構成で配置されるので、バイアルラックを輸送するためのコンベアシステムはしばしば特別に設計される、あるいは、各設置のために個々に変更され、このことによりかなりの費用を提示することがある。
米国特許第5209903号のシステムによって示される構造上及び作動上の複雑さに加えて、スライド作成装置及び異なる分析装置のための血液吸引が異なるサンプルの領域で異なる時間に起こるので、問題を与えることがある。このようにして、サンプルを入れたバイアルが異なる装置へ動かされ、異なる吸引装置の異なるプローブで繰返し貫入されるので、血液検体の割り当て分がバイアルの異なる領域から抜き取られるかもしれず、これらの異なる領域からの血液検体は異なる特性を有するかもしれない。同様に、分析装置とスライド作成装置との間で必要とされるバイアル輸送時間のために、検体抜き取りは時間的な差を有し得る。さらには、米国特許第5209903号のシステムにおいては、所定のラックの各バイアルについての血液スミア試験はラックの他の全てのバイアルでの分析装置の作業が完了するのを待つことが必要であり、このことが個々のサンプルに関するシステムの融通性をかなり減らしている。
分析装置とスライド作成装置との間でサンプル容器を搬送する手法の持つ多くの不利な点を除去するために、我々は、血液分析装置に自動化されたスライド作成能力を提供するための新しい手法、すなわち、一つの吸引位置から分析装置とスライド作成装置の両方へのチュービングを介した血液検体の臨床的に有効な輸送を利用する手法を見出した。さらに、我々は、血液がプラスチックのチュービングによって短距離の間安全に輸送される一方で、全血サンプルが延長された経路、例えば分析装置と自動スライド作成装置との間の経路に渡って輸送されたときに、(細胞形態学的歪み、サンプルに希釈、血小板の損失のような)サンプルの一貫性の問題が発生することがあることを見出した。さらに、血液サンプルが任意の実時間の間に相対的に不変な状態で保たれているときに、細胞はサンプルの同質性に影響を与え得るように沈降を始めることを見出した。もしこのような変化がかなりの程度で発生すれば、輸送されたこのような血液から作られた血液スミアスライドは自動化された分析装置システムによって分析される血液を正しく代表するものとはならず、有用な結果が顕微鏡検査によって得られない。
発明の開示
本発明の一つの重要な目的は、上述されたような自動血液分析システムに、血液サンプルの一貫性、同質性、及び同一性を提供する方法で、試験されるサンプルの血液スミアスライドを自動的に作るための新しい能力を提供することである。関連する様態においては、本発明は、血液サンプルの変化を最小にする方法で、長い距離に渡って血液サンプルを輸送するための独自のシステムを提供する。この輸送システムは、長い保管期間に渡ってサンプルの同質性を維持することにより、サブシステム間の、例えば自動血液分析装置と自動スライド作成装置の間のデータ分析及び通信を可能にすることによって、さらなる利点を提供する。
このように、一つの重要な様態において、本発明は、(i)血液サンプル容器を受け取るための手段と、(ii)血液検体割り当て分の特性を示すデータを作りだすために、受け取ったサンプル容器から第一の血液検体割り当て分を自動的に吸引するための処理手段と、(iii)前記データを分析するための制御手段とを有する種類の自動血液分析システムのための改良された構造を構成する。このような改良された構造は、サンプル容器の血液から血液スミアスライドを自動的に作成するための装置を含み、(a)サンプル血液のスミア検体割り当て分から血液スミアスライドを自動的に作るための手段と、(b)サンプル血液のスミア検体割り当て分を前記受け取り手段のサンプル容器から前記スライド作成手段へ自動的に伝送するための手段とを備えている。
他の様態においては、本発明は長い距離の間全血の検体割り当て分を輸送するためのシステムを構成し、(a)検体割り当て分入口を形成する手段と、(b)検体割り当て分出口を形成する手段と、(c)前記入口と出口の間に延び且つ重要な角速度成分をそこを流れる血液に与える曲線流路を形成する手段を含む、血液導管手段とを備える。
【図面の簡単な説明】
本発明の以下の詳細な説明は、同様の参照記号は同様の部分を示すところの同伴の図面を参照しており、
図1は、本発明の改良された血液分析システムを構成する種々の装置構成要素の全体的な関係を示すブロック線図であり、
図2は、本発明の実施のための一つの好適な血液分析装置の一部を示す略斜視図であり、
図3は、本発明の実施のための一つの好適な自動スライド作成装置の一部を示す略斜視図であり、
図4は、本発明の実施のための一つの検体輸送システムの一部分の略立面図であり、
図5及び図6は、本発明のある様態を説明するのに有用な線図であり、
図7は、本発明による他の好適な検体輸送システムの略立面図であり、
図8及び図9は、本発明の実施における図7の実施例と協同するための好適な構成を説明する流体の略系統線図である。
好適な実施例の詳細な説明
図1を参照すると、本発明による改良された構成を備える血液分析システムが線図によって図示されている。この実施例において、この血液分析システムは二つの主構造体装置、すなわち、自動血液分析装置20及び自動スライド作成装置40を備える。自動血液分析装置20及び自動スライド作成装置40が検体伝送アセンブリ60によって物理的に一つに結合されており、さらに両装置40、60がスライド作成制御モジュール10に電気的に結合されている。血液分析装置20は、好適には、フロリダ州マイアミのコウルター社から入手可能なコウルター(登録商標)STKS血液分析装置からなる。このような血液分析は、図1においては血液サンプル入力品収容装置21によって示され、且つ、図2においては略図的に示されて入力品置場37と出力品置場38とコンベアシステム39とを含んでいる、複数のサンプル容器を収容するための手段を備えている。各置場が血液サンプルバイアル31の複数のラック30を収容するように適合されている。略図的に示されるように、バイアルラックが、ラック30を吸引位置へ動かすコンベアシステム39に送給され、針の洗浄を容易にするように適合されたベローズアセンブリ17内に収容された吸引針16と整列させられる。バイアル抜き取りアセンブリ18はラックバイアルを続いて吸引器針と穴の開いた吸引用位置関係へ動かす。図2に略図的に示されるように、コンベアアセンブリ39が周期的に長手軸線周りに傾動されてそれによって搬送されているバイアルの血液を混合する。ラックの各バイアルが次々に吸引された後に、ラックが出力品置場38へ動かされて、新しいラックが入力品置場からコンベアへ動かされる。血液分析装置20は血液検体プロセッササブシステムをさらに備え、このサブシステムは、分析される血液検体をそれぞれのサンプル容器31から抜き取るための検体吸引手段32(図2参照)と、例えばそれぞれサブシステム22a、22b、22cにより提供されるような赤血球数、白血球数及び白血球分類といった検体特性データを検出するためにこのような検体をスキャンするためのスキャン手段22とを備える。プロセッサ22のサブシステムからのデータが、例えばシステム制御24からの入力及び制御で作動されるようなマイクロプロセッササブシステム25によって、蓄積及び分析される。分析的な計算が完了した後、データの処理結果が印刷される又は例えばCRTディスプレイ画面といったサブシステム27によって表示されることができ、スライド作成制御システム10へ進められる。スライド作成制御システム10は、スライド作成操作を初期化するべきであるような普通ではないデータ条件が存在するかどうかを判断するアルゴリズムを体現することができる。操作者インターフェイス28はさらに、例えばスライドを検体から作成する要求といった指示を使用者が入力するためのアクセスを提供することができる。
自動スライド作成装置40が図3により詳細に示されており、この自動スライド作成装置40は、概略的には、液滴分注サブシステム41と、スライド操作スミアサブシステム42と、スライドIDマークサブシステム43とを備える。図1に図示されるように、論理制御44がこれらのサブシステムを操作するために結合されている。図3はさらにスライドカセット52を示しており、このスライドカセット52からスライドが取り出されて操縦アセンブリ53(「スライドトラック」と呼ばれることがある)に与えられ、この操縦アセンブリ53がスライドを掴んで可動移送台54(「スライドシャトル」と呼ばれることがある)へ輸送する。移送台はスライドを先ずラベル供給装置55と印刷媒体供給装置57とプリンタ56とを備えるマーク位置43へ移動する。次に移送台は、スミア検体液滴が分注される液滴分注位置41へ、ラベルを貼られたスライドを移動する。その後、移送台は、スライド操作アセンブリが図示される二つの位置の間を移動するスミア位置へ移動する。これら二つの位置の間の移動の際に、血液液滴が、カセットから連続的に取り出され斜め方向に向けられた次のスライドのエッジで塗り広げられる。塗り広げるステップの後で、スライドが乾燥装置位置58のベルトに移動され、次に積出し装置システム(図示されていない)へ移動される。スライド作成装置の構造及び機能の詳細が、同時出願された、発明の名称「血液スミアスライドの自動作成用の改良された装置及び方法」の米国特許出願番号第08/557226号明細書に記載されており、この出願明細書は本願と一体のものとして参照される。
図4は、サンプルの変性を最小にし且つサンプルの同質性を改善した状態で検体血液を装置20及び40のような別々の主構造体装置の間で自動的に伝送するための好適なアセンブリ60を示している。アセンブリ60は、それぞれ分析装置20の異なる血液サンプル容器からのスミア検体の割り当て分を連続的に受け取るための入口61と、このようなスミア検体の割り当て分をスライド作成装置40の分注位置41へ供給するための出口62を有する血液導管63を備える。本発明によれば、血液導管63は中央の長手方向軸線61aの周りを回旋して曲線流路を提供し、この流路はその中を流れる血液に重要な角速度成分を与える。このような構成が本願においては「ほぼ螺旋状の」と呼ばれる。
このようなアセンブリの一つの好適な実施例においては、導管手段63は、主構造体の間を延びる支持円筒64の周りを概略的には螺旋の形態で回旋しているプラスチック管からなる。一つの好適なチュービングは、ダウコーニング社(Dow Corning Corporation)によって商標「シラスチック」で商業的に販売されている、実験用シリコンタイプからなる。我々は、チュービングに0.508〜約1.016mm(0.020〜約0.040インチ)程度の内径を与えることが管壁への付着による血小板の損失を最小にすることを発見した。一つの実施例において、直線長さ457.2mm(18インチ)、内径1.016mm(0.04インチ)のチュービングが6.35mm(0.25インチ)の直径を有する長さ254mm(10インチ)の円筒の周りを螺旋状に回旋している。結果としてできた螺旋は、約10回転で、約50.8mm(約2インチ)のピッチを有する。しかしながら、当業者は、他のほぼ螺旋状の構成が、曲線流路を提供して、この流路が流路によって輸送される血液に重要な角速度成分を与えることが分かるであろう。
図5は、血液が主として直線的な速度を有して輸送導管長手方向軸線の方向に輸送される従来技術のシステムを図示している。我々は、この直線的な速度分布により細胞を沈降させてしまうことを見出した。線速度又は直線速度は重力のために急速に細胞沈降を引き起こす。このような沈降は、血液が血液分析装置20とスライド作成装置40との間を移動するときに血液の同質性を変える作用を有する。さらには、沈降は、細胞が導管を通って移動されるときに細胞と導管の内壁との間の比較的長い接触時間のために細胞形態を変えることがある。図6を参照すると、本発明のアセンブリによって提供される螺旋状経路が「x」、「y」、「z」の線速度要素並びに連続的な半径方向加速度を入口から出口へ輸送される血液に与えることが分かる。こうして、血液は、連続的な角速度Rと、図6に略図的に示される経路に沿って大きさ及び方向が変化する直線速度とを有する。この角速度Rと変化する直線速度とが輸送の間に血球Cの掻き回すような乱雑な運動を引き起すと信じられており、この乱雑な運動は、図5に示されるような直線チュービング輸送にありがちな異なる「x」速度分布によって与えられる検体品質と比較して検体の変性を最小にする。加えて、螺旋のような曲線的な曲がりの周りの血液の運動の間に与えられる「y」及び「z」要素は、直線経路によって与えられるものよりもより効果的な血液の転動を提供し、それによって血液の同質性が吸引された時と血液スミアを作成するために使用された時との間でより良く保たれる。
全体的なシステムの概略的な作動においては、複数の血液サンプル容器、例えばシールされたガラスバイアル31が分析装置20の検体容器収容システム(図2に示される)に挿入される。血液分析装置の吸引システム32、35、33が、サブシステム22による処理及び分析のために、吸引器針16の一つのチャンネル35(図8参照)を通して分配弁14へ血液のサンプルを抜き取るために駆動される。血液スミア検体が次に吸引器針16の第二のチャンネル36(図8参照)を通して吸引され、血液保管伝送システム60(図4参照)に導入される。例えば、入口弁65が開口され、管63の曲がりによって提供される螺旋状経路へスミア検体割り当て分を移動するために、補給源68の列の一つからの陰圧が出口端部62に結合される。分析装置20用の第一血液検体及びシステム60による輸送用の第二血液検体の両方が、針16によって吸引されるので、血液検体は所定のバイアル31内の実質的に同じ位置からのものとなる。さらに、それらの血液検体が(他の全てのバイアルがサンプルを取られる前に)所定のバイアル31から順々に取られるので、血液分析装置20による分析のための検体とスライド作成装置40によるスライドスミア準備のための検体が時間的にも近くなる。
血液分析装置20は処理を進めて、対応する血液スミア検体割り当て分が伝送アセンブリにある第一血液検体の分析を完了させる。スライドを作成する判断を保留している間の沈降を防ぐために、アセンブリ60の流体圧力源が螺旋状導管63に沿って血液の順逆運動を生み出すために循環させられる。入口及び出口領域を陰圧と流体源68の通気孔ポートに交互に結合することによってこの循環がなされ得る。スライドに血液スミアを作成する判断が操作者によって(例えば、分析装置データの検討に基づいて)又は自動的に(例えば、出力パラメータのフラグに基づいて)なされると、スミアサイクル初期化信号がスライド作成装置40の制御システム44及び血液分析装置20の制御システム24へ中継される。血液サンプルの再循環が前進及び後進方向に、螺旋状経路に沿って継続され、一方では特定のスミアデータがスライド作成装置へ転送され且つスライド作成装置によって実行される。例えば、検体識別データが、正しく識別されているスライドが分注装置41へ送られていることを保証するために、論理制御44へ伝送され、他のデータ(例えば、スミア速度の情報)が、血液スミアが種々の血液パラメータ(例えば、ヘマトクリット)を考慮に入れるアルゴリズムに従って作成されることを保証するために、伝送される。
これらの手順が完了されると、検体再循環が終了して、スミア検体が、例えば出口弁66を開き、入口領域61を流体源列68の約33.5kPa(5psi)圧力に結合することによって、分注位置41へ伝送される。血液検体の先導部分を排出した後で、計量された血液液滴が有標のスライドに分注される。その後、補給源列68からの洗浄溶液が輸送チュービングを通って流されて分析装置20から次のスミアサンプル割り当て分を受け取るための準備をする。最後に、乾燥が導管を通した補給源列68からの約206.9kPa(30psi)の空気の射出によって行われる。分析により血液スミアが必要ではないと判定すれば、伝送システム60はスミア検体を、分注位置41の代わりに、スライド作成装置40の廃液溜めへ送る。
血液分析装置20及びスライド作成装置40の作動速度と釣り合う速度を維持するために、伝送システム70(図7〜図9参照)の代替実施例は複数の(ここでは二つの)螺旋状管73a、73bを備えており、この螺旋状管が三方向入口弁71と三方向出口弁72との間に平行に結合されており、一つの経路が血液サンプルの受け取り用、再循環用、出力用となることができ、一方別の経路が洗浄用となるようになる。このために、各螺旋状管73a、73bは、それぞれソレノイド弁91、92、93、及び94によって、図7に示されるような流体源78の列に結合可能な入口端部が、入口端部71a、71bと出口端部72a、72bを有している。流体源列78内の特定の補給源71a、71bに対してはソレノイド弁81、82、83、84及び85によって、出口端部72a、72bに対してはソレノイド弁86、87、88及び89によって選択可能となる。分岐入口ソレノイド弁75a、75bがそれぞれ上流側血液検出器(例えば、光検出器)77a、77bの丁度上流側に配置され、分岐出口ソレノイド弁76a、76bがそれぞれ下流側血液検出器79a、79bの丁度下流側に配置される。
本発明の非常に好適な特徴に従えば、図4及び図7の両方の流体システムは、螺旋状チュービングの血液スミア検体割り当て分の先導域の後ろの位置に仲介気体域を入れるための手段を提供するために、弁を操作する制御を有する。一つの好適な方法においては、気体域が約50μlの前方検体血液の後ろに入れられる。本発明のこの特徴により、前方検体域が管から残余の洗浄溶液を拾いだして後ろに続く検体域からこの残余分を隔離される。前方又は先導検体域がスライド作成装置40の廃液溜め102に送られ、後続域が分注位置41で分注するために弁114、115によって計量される。このような中間気体域を作り出す方法は図7〜図9のシステムの作動の周期についての後続の説明から明らかとなる。
血液分析装置20が上述のような検体を抜き取った後で、一連の作動が開始する。こうして、分析装置がその機能を果たすための分析装置用血液割り当て分を抜き取るために、先ず陰圧が針16の吸引器通路側35に結合される(針通路36は通気孔に結合される)。吸引器通路35を通した吸引が終了した直後に、スミア検体割り当て分が、例えばソレノイド弁87、93、76a、75a、71、112、及び111を介して、針16の通路36を真空に結合することによってバイアル31から抜き取られる。血液がバイアルから抜き取られ、スミア検体割り当て分の先導端部が血液検出器113に到達するまで真空通路に沿って流れ、到達したときに吸引用真空が信号を送られて止められ、針16がバイアル31から抜き取られる。抜き取られたスミア検体サンプル割り当て分が、先導端部が検出器77aによって検出されるまで、前進され続け、検出された瞬間に弁87が真空を止める。この段階では、約50μlの血液が検出器77aと分岐入口「T」はめあい91aとの間にある。弁91へのラインが次に通気孔弁86を介して大気圧へ結合され、空気が先導の50μl部分の後ろの領域へ射出され、この先導の50μl部分が弁78を介して真空によって前方に引っ張られる。保護気体領域が先導部分の後端をスミア検体の残りの部分から分離している状態で、弁75aは開口され、弁91は閉じられ、検出器79aが先導部分を検出するまで、真空87がサンプルの残りの部分を前方に引きつけ、この検出した時点で弁75a及び76aの両方が閉じられる。この段階で、洗浄液が入れられて弁71の上流側を洗浄し、第二の検体が述べたばかりの方法と類似の方法で液溜め73bに入れられる。液溜め73aの検体はこの時点では50μlの先導部分と200μlの後続部分とを含んでおり、この二つの部分がこれら血液検体部分の間の分離を明確に維持する気体域によって分離されている。次に、この二つの部分が弁91と93を真空と通気孔へ(弁91を弁81、82へ、弁93を弁87、86へ)交互に結合することによって、閉じた弁75a,76aの間で前進及び後進方向に再循環される。真空の大きさが、螺旋状管の液溜めに沿った血液の速度を毎秒約76.2〜127mm(約3〜5インチ)になるように選択され、この速度により細胞の損傷がない適切な混合が維持される。
スミアスライドが作成されるべきかの判定がなされた後で、普通は約30〜60秒で、サンプル割り当て分が、低(約34.5kPa(5psi))陽圧源85を弁72を通して開いた弁91へ結合することによって、螺旋状の輸送、保管、混合及び液溜め区間73aから排出される。初期の50μlの血液、気体領域及び後続部分の先導部分が、弁101、ピンチ弁、ポンプ114、115及び分注ノズルを通って排出され無駄にされる。検出器79aが先導血液域の後続端部を空気域の間の端を検出して直ぐに、補給源85からの圧力が止められて、ピンチ弁114、115が、スライドSの血液液滴サンプル(例えば、約4μl)を計量するために駆動され、スライドSがスライド作成装置40によって分注器42の下に入れられる。このような計量の一つの好適な構成が、同時出願された、発明の名称「柔軟な流管から流体を分注するためのピンチポンプ」の米国特許出願第08/555687号明細書に記載されており、この明細書は本願と一体のものとして参照される。保管時間でスライドが正しく標識され、スライド作成装置40がスミア手順を分注された特定の血液サンプルに適合させるために他の指示を受け取ることが可能となる。一つのスライドのみがライン73aからの検体から作られるべきであるなら、残りのサンプルを廃液溜め102へ一掃するために陽圧が持続される。サンプルが弁76aを通過させられた後で、弁76aが閉じられて、適切な弁(例えば、弁88、93、77a、75a、71、112、111)が開かれて洗浄流体を流体源列78から丁度利用されていた経路全体を通って外の廃液溜め120へと結合する。その後で、補給源列78からの206.85kPa(30psi)の空気源が結合され、その経路を通って流れ、経路を一掃して乾燥させる。一つの好適な洗浄流体は、フロリダ州マイアミのコウルター社から商標名アイソトン(登録商標)で商業的に入手可能であるような平衡等浸透圧食塩水溶液である。この溶液は前のサンプルの残余血液の経路を洗浄する役に立ち、チュービングの260.85kPa(30psi)空気での一掃によって乾燥される又は吹き飛ばされる。その経路を使用するために、チュービング内の残余液(吹き飛ばし及び乾燥の後の)が次のサンプルの先導部分によって拾い集められる(その先導部分が回収されて、続いて廃液溜めに捨てられる)。各検体操作の後で、針16と分注プローブ42の両方の外側がさらに両方とも洗浄されて乾燥される。
出口弁72から分注ノズルを通る部分が洗浄液で浄化された後で、サンプル液溜め73bが放出されて次の連続するスライドへ計量され、一方では液溜め73aが次の連続するサンプルで洗浄され再充填される。液溜め73a及び73bを充填及び洗浄するこの平行する一連の流れは細胞損傷なしに同質性を維持する方法で血液サンプルを繰り返し輸送し続けることができることに気が付くであろう。
本発明は好適な実施例を特に参照して詳細に説明されたが、本発明の精神及び範囲内で変更及び修正がなされ得ることは理解されるであろう。
Claims (8)
- (a)(i)分析されるべき血液検体が入っている血液サンプル容器を受け取るための手段(21)と、(ii)前記血液サンプル容器から前記血液検体の第一割り当て分と第二割り当て分を吸引するための吸引手段(32)と、(iii)血液検体の成分を決定するために前記血液検体の第一割り当て分を分析する分析手段(22)とを備える、血液検体の成分を決定するために血液検体を分析するための血液分析装置(20)と、
(b)顕微鏡スライドに個々の血液の滴量を選択的に分注するための前記吸引手段(32)に作動上接続されている血液滴分注器(41)と、前記顕微鏡スライドに血液スミアを作成するために顕微鏡スライドに分注された血液滴を塗り付けるための塗布手段(42)とを備える、個々の顕微鏡スライドに血液スミアを自動的に作成するためのスライド作成装置(40)と、
(c)前記吸引手段(32)と前記血液滴分注器(41)との間に流体流路を形成する導管手段(63)からなる、前 記血液検体の第二割り当て分を前記吸引手段(32)から前記血液滴分注器(41)へ輸送するための手段と、前記 血液検体の第二割り当て分を前記流体流路に沿って流れるように強制的に動かすための制御手段(68)とを備える、前記血液分析装置と前記スライド作成装置を相互接続している検体輸送手段とからなる自動血液分析システムにおいて、(a)前記流体流路は、前記血液検体の第 二割り当て分を構成する血球が前記流体流路に沿って流 れるときに前記血球を掻き回すような乱雑な運動を引き 起こさせるような形状にされており、(b)制御手段が前記血液検体の第二割り当て分を前記流路に沿って順逆方向に強制的に動かすように作動することによって、前 記血液検体の第一割り当て分が分析される間、前記血液 検体の第二割り当て分を保管し、前記血液検体の第二割 り当て分の同質性及び血球特性を維持させることを特徴とする、自動血液分析システム。 - 前記血液検体の第二割り当て分が前記サンプル容器内において前記血液検体の第一割り当て分と実質的に同じ位置から吸引される、請求項1に記載の自動 血液分析システム。
- 前記流体流路が螺旋状に形成されている、請求項1に記載の自動血液分析システム。
- 前記輸送手段(60)が、前記血液検体の第 一割り当て分を吸引するのと同じ吸引手段を使用して、サンプル容器から前記血液検体の第二割り当て分を吸引する、請求項1に記載の自動血液分析システム。
- 血液サンプルが容器から吸引され、特定の血液の特性を検出するために分析され、前記サンプルの血液スミアが顕微鏡スライド上に作成される、血液スミアを作成する方法であって、
a)前記サンプル容器の同じ部分から順次第一血液サンプル及び第二血液サンプルを吸引するステップと、
b)前記特性を検出するために前記第一血液サンプルを分析するステップと、
c)前記第一血液サンプルの分析の結果に応じて、前記第二血液サンプルの血液スミアを選択的に作成するステップとを含み、前記第一血液サンプルが分析される間、前記第二血液サンプルの同質性及び血球特性を維持させ るステップをさらに含む、血液スミアを作成する方法。 - 前記維持ステップが、前記第一血液サンプルが分析される間、前記第二血液サンプルを動いた状態に維持するステップからなる、請求項5に記載の方法。
- 前記維持ステップの間、前記第二血液サンプルが導管の中で継続的に反対の方向に進められる、請求項6に記載の方法。
- 前記第二血液サンプルの血球に連続的に掻き回すような乱雑な運動をさせるために、前記導管が螺旋形状を有している、請求項6に記載の方法。
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