JP3647830B2 - ネットワーク通信装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インターネットなどのネットワークに接続されるネットワークファクシミリ装置などのネットワーク通信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、ファクシミリ装置は、画像データを簡単な操作で送受信できる装置として、ほぼすべての企業に普及している。また、インターネットやイントラネットの急速な普及により、多くの企業においてパソコンやワークステーションをネットワークに接続して、電子メール通信を行ったりWWWブラウザでホームページをアクセスすることが行われている。
【0003】
また、ファクシミリ装置で受信したデータを各自のパソコンに取り込んだり、各パソコンからネットワーク経由でファクシミリ送信をするために、FAXサーバをネットワークに接続してファクシミリ送受信している企業も多い。
【0004】
以下、従来の技術を図面を用いて説明する。図10は、従来のFAXサーバを使用してファクシミリの送受信を行う場合のシステム構成図である。図10において、FAXモデム1001は、電話回線に接続されている。FAXサーバ1002は、FAXモデム1001を介してファクシミリデータの送受信を行う。ファイルサーバ1003は、ファクシミリ送受信データを蓄積する。クライアントパソコン1004は、専用アプリケーションを動作させてファクシミリデータの送受信を指示する。
【0005】
以上のように構成された従来のFAXサーバを使用した場合のクライアントパソコンの受信動作を説明する。まず、FAXモデム1001が電話回線の着信を受けてイメージデータを取り込み、FAXサーバ1002に渡す。FAXサーバ1002で動作しているFAXサーバソフトウェアがイメージデータを受け取り、ネットワークを介してファイルサーバ1003にイメージデータファイルとして蓄積する。ここまででファクシミリ受信データの蓄積が終了する。受信したイメージデータをクライアントパソコン1004に取り込むためには、ユーザがクライアントパソコン1004の専用アプリケーションを起動し、ファイルサーバ1003よりネットワークを介してイメージデータファイルを読み出す。
【0006】
また、最近ではインターネットFAXとWWWサーバを組み合わせてファクシミリ受信データを再利用する方法も提案されている。これは、インターネットFAXが電話回線から受信したデータを電子メールに変換するゲートウェイ機能を利用したものである。
【0007】
図11は、従来のインターネットFAXとWWWサーバを使用してファクシミリの送受信を行う場合のシステム構成図である。図11において、インターネットFAX1101は、電話回線に接続するとともにネットワークインタフェースを装備している。電子メールサーバ1102は、電子メールを受信し各個人に振り分ける。WWWサーバ1103は、受信データをホームページとして公開する専用ソフトウェアが動作するワークステーションである。クライアントパソコン1104は、WWWブラウザを動作させてホームページを閲覧することができる。
【0008】
以上のように構成された従来のインターネットFAXとWWWサーバを使用した場合のクライアントパソコンの受信動作を説明する。
【0009】
まず、インターネットFAX1101が電話回線を介して受信したイメージデータは、インターネットFAX内で電子メールの添付ファイル形式に変換されて電子メールの添付ファイルとしてWWWサーバ1103宛てに送信される。送信された電子メールは、ネットワークを介して電子メールサーバ1102に受信される。受信された電子メールは、再度ネットワークを介して宛先であるWWWサーバ1103に送信される。WWWサーバ1103は、電子メールの添付ファイルをイメージデータとして蓄積し、ファクシミリ受信用ホームページにリンクする。ここまででファクシミリ受信データの蓄積が終了する。受信したイメージデータをクライアントパソコン1104に取り込むためには、ユーザがクライアントパソコン1104のWWWブラウザを起動してWWWサーバ1103のファクシミリ受信ホームページにアクセスし、ネットワークを介してイメージデータファイルを読み出す。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述のFAXサーバを用いた従来技術の構成では、ファクシミリ受信データがクライアントパソコンに到達するまでに、FAXサーバとファイルサーバ間、ファイルサーバとクライアントパソコン間で、ネットワークを介したイメージデータの転送が2回発生し、ネットワークトラフィックが増大するという問題がある。
【0011】
また、ファクシミリ受信データを蓄積するためのファイルサーバおよびクライアントパソコンでファクシミリデータを送受信するための専用アプリケーションを必要とするため、コストがかかるという問題がある。
【0012】
また、上述のインターネットFAXとWWWサーバを用いた従来技術の構成では、ファクシミリ受信データがクライアントパソコンに到達するまでに、インターネットFAXと電子メールサーバ間、電子メールサーバとWWWサーバ間、WWWサーバとクライアントパソコン間で、ネットワークを介したイメージデータの転送が3回発生するうえ、電子メールに添付したイメージデータはバイナリデータの約1.3倍に膨れ上がるため、一層ネットワークトラフィックが増大するという問題がある。
【0013】
また、WWWサーバ用のワークステーションおよび受信データをホームページとして公開するための専用アプリケーションを必要とするため、コストがかかるという問題がある。
【0014】
本発明は、上述の課題に鑑みて為されたもので、データ転送によるネットワークトラフィックを低減させることのでき、利用範囲を飛躍的に向上させることのできるネットワーク通信装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上述の目的を達成するため、ネットワークが接続されるネットワーク制御手段と、このネットワーク制御手段とは別に設けられたイメージデータを入力する入力手段と、前記ネットワーク制御手段とは別に設けられたイメージデータを出力する出力手段と、前記ネットワーク制御手段または前記入力手段から入力されたイメージデータを格納する記憶手段と、この記憶手段に格納されるイメージデータのファイル名と格納される順に振られる文書番号とを含むHTMLファイルを作成するHTMLファイル作成手段と、前記ネットワーク制御手段を介して入力されるクライアント端末からの指示に基づいて、前記HTMLファイル作成手段により作成されたHTMLファイルを前記クライアント端末に送信して受信リストとして表示させるとともに、前記クライアント端末からの指示に基づいて前記記憶手段に格納されたイメージデータを前記ネットワーク制御手段または前記出力手段のいずれかに出力させるWWWサーバ手段とを備えた。
【0016】
【発明の実施の形態】
第1の態様の発明は、ネットワークが接続されるネットワーク制御手段と、このネットワーク制御手段とは別に設けられたイメージデータを入力する入力手段と、前記ネットワーク制御手段とは別に設けられたイメージデータを出力する出力手段と、前記ネットワーク制御手段または前記入力手段から入力されたイメージデータを格納する記憶手段と、この記憶手段に格納されるイメージデータのファイル名と格納される順に振られる文書番号とを含むHTMLファイルを作成するHTMLファイル作成手段と、前記ネットワーク制御手段を介して入力されるクライアント端末からの指示に基づいて、前記HTMLファイル作成手段により作成されたHTMLファイルを前記クライアント端末に送信して受信リストとして表示させるとともに、前記クライアント端末からの指示に基づいて前記記憶手段に格納されたイメージデータを前記ネットワーク制御手段または前記出力手段のいずれかに出力させるWWWサーバ手段とを備える構成とした。
【0017】
この構成により、クライアント端末にはHTMLファイルによる受信リストを送信するだけであるため、ネットワークトラフィックを低減することができる。また、ネットワーク制御手段または他の入力手段から入力されたイメージデータに連番が付与されてファイル名とともにHTMLファイル作成手段により管理がされるため、クライアント端末においては受信リストを一覧するだけで格納されているイメージデータを確認できる。さらに、選択したイメージデータをネットワーク制御手段または他の出力手段のいずれかを選んで出力させるため、ネットワークを介して受信したイメージデータを他の出力手段に出力させたり、他の入力手段から入力したイメージデータをネットワークに出力させるといった制御が容易に行える
【0018】
また第2の態様の発明は、第1の態様において、前記入力手段が、FAX通信手段である構成とした。
【0019】
この構成により、FAX通信手段から入力したイメージデータをネットワークに出力させる制御が容易に行える
【0020】
また第3の態様の発明は、第1の態様において、前記出力手段が、FAX通信手段である構成とした。
【0021】
この構成により、ネットワークを介して受信したイメージデータをFAX通信手段に出力させる制御が容易に行える
【0034】
以下、本発明の一実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施例によるネットワークファクシミリ装置の概略ブロック図である。図1において、CPU1は装置全体の制御を行う。ROM2はプログラムが記憶される読み取り専用メモリであり、HTMLファイル生成部11、WWWサーバ部12、電子メール通信部13、TIFF変換部14の各プログラムが内蔵されている。RAM3はROM2に記憶されるプログラムのデータ用として使用されるメモリである。自己の電子メールアドレスを保持した電子メールソフトウェアやURLアドレス等もRAM3に記憶されている。外部記憶部4はハードディスク等のメモリであり、圧縮されたイメージデータやHTMLファイルなどが格納される。スキャナ部5は原稿などのイメージデータの読み取りを行う。プリンタ部6は受信したイメージデータまたは読み取ったイメージデータの印刷を行う。
【0035】
パネル部7はイメージの読み込み指示や送信先の宛先入力などの操作を行う。圧縮・伸長部8は受信したイメージデータの伸長または読み取ったイメージデータの圧縮を行う。FAX・音声通信部9は電話回線に接続し、ファクシミリ通信や音声通信を行う。ネットワーク制御部10はネットワークに接続し、インターネット通信を行う。HTMLファイル生成部11は受信したイメージデータのリストなどをホームページ上で閲覧可能なHTMLファイルとして生成する。WWWサーバ部12はWWWブラウザソフトとHTTPプロトコル通信を行い、ホームページデータ(HTMLファイル)の受け渡しをする。電子メール通信部13はネットワークを介して電子メールの送受信を行う他、電子メールサーバ機能を有す。TIFF変換部14はファクシミリ符号化データや文書ファイルデータをTIFF形式に変換する。
【0036】
図2は、本発明の一実施例によるネットワークファクシミリ装置を用いた場合のシステム構成図である。図2において、ネットワークファクシミリ装置201は電話回線に接続するとともにネットワークインタフェースを装備し、図1に示すようにWWWサーバ部、電子メール通信部を内蔵している。クライアントパソコン202はWWWブラウザを動作させてホームページの閲覧を行う。
【0037】
以上のように構成したネットワークファクシミリ装置の受信動作を図3のフロー図に従って説明する。ステップ(以下STと略す。)301において、受信形態が電話回線かインターネットかを判断する。ST302〜ST307において、インターネットからの受信である場合、電子メール通信部13が電子メールを受信し、添付データが画像ファイルの標準フォーマットであるTIFF(Tag Images File Format)形式のイメージデータであれば、例えば「mail0001.tif」というようなファイル名を付与して外部記憶部4に格納し、音声データであれば「audio0001.wav」というようなファイル名を付与して外部記憶部4に格納する。電話回線からの受信である場合、FAX・音声通信部9がイメージデータまたは音声データを受信し、イメージデータであればTIFF変換部14に依頼して符号化データをTIFF形式に変換してから、例えば「fax0001.tif」というようなファイル名を付与して外部記憶部4に格納し、音声データであれば、デジタル変換した後、ファイル名を付与して外部記憶部4に格納する。なお、設定によりネットワークファクシミリ装置の電話機の呼び出し音を鳴らして直接受話器を取って会話することも可能である。
【0038】
HTMLファイル生成部11は、外部記憶部4に格納される図5に示す受信リストテーブルを管理しており、ST308において、FAX・音声通信部または電子メール通信部から受信データに付与したファイル名を受け取ると、そのファイル名を受信リストテーブルに追加する。また、その際に、格納順に振られる文書番号、電子メール通信部から通知される電子メールの標題(ファクシミリ受信時は「G3FAX受信文書」などの固定文字列)、受信リストテーブルに登録された日時、発信者名なども合わせて記憶される。次に、HTMLファイル生成部11は、更新した受信リストテーブルを基に、受信リストをブラウザ上で表示するためのHTMLファイルも更新する。具体的には、図6の符号602のFAX受信リストページを表示するために予め用意されているHTMLファイルを読み込んで図5の受信リストテーブル内に新たに格納された管理データである文書番号等の文字列を書き込んで編集する。編集された文書番号の文字列「0001」には、<A HREF=”fax0001.tif”>のタグが付けられることにより、「0001」の文字列と受信ファイルであるfax0001.tifとがリンクされることになる。
【0039】
ST309において、受信データが音声データであればそのまま終了する。
【0040】
ネットワークファクシミリ装置は外部記憶部4に受信イメージデータを格納した時点で即時にイメージデータをプリンタ部6より印刷させるように設定することができる。
【0041】
ST310において、この即時印刷設定になっているか否かをチェックし、否であれば受信動作を終了する。即時印刷設定がされていれば、ST311〜ST312において、外部記憶部にTIFF形式で格納されているイメージデータを圧縮・伸長部8により伸長してから、プリンタ部6に送って印刷する。
【0042】
次に、ネットワークファクシミリ装置が受信蓄積したデータをクライアントパソコンに送出する動作を、図4のフロー図に従って説明する。ネットワークファクシミリ装置はST401において、ホームページアドレス(URLアドレス)が入力されるまでは待機状態にある。ネットワークに接続されたクライアントパソコンが、ST402において、WWWブラウザ(ホームページ閲覧ソフト)を起動し、ネットワークファクシミリ装置のURLアドレスを入力してホームページにアクセスする。このアクセスを受けて、ネットワークファクシミリ装置はST403において、ネットワーク制御部10をとおしてWWWサーバ部12が処理を開始し、外部記憶部4に格納されているホームページデータ(HTMLファイル)をクライアントパソコンのWWWブラウザに送出する。これにより、ST404において、クライアントパソコン上に、ネットワークファクシミリ装置のホームページが、例えば図6の符号601のように表示される。次の選択があるまでネットワークファクシミリ装置は、ST405により、そのまま待機する。
【0043】
ST406〜ST408において、ユーザが、表示データの中から「FAX受信リスト」を選択すると、ネットワークファクシミリ装置はこの文字列にリンクされているFAX受信リストのHTMLファイルを送出するので、クライアントパソコンのWWWブラウザ上でFAX受信リストが図6の符号602のように表示される。次の選択があるまでネットワークファクシミリ装置は、ST409により、そのまま待機する。ST410〜ST412において、ユーザがFAX受信リストの中からファイルを表示選択すると、ネットワークファクシミリ装置はイメージデータファイルを送出するので、クライアントパソコンのWWWブラウザ上でイメージデータ(例えば、file0001.tif)が、TIFFファイルを表示するためのヘルパーアプリケーションを経て、図6の符号603のように表示される。
【0044】
上述の例では、FAX受信したデータを表示する場合について説明したが、音声ファイルが選択された場合は、リンクされている音声データがクライアントパソコンのスピーカから再生される。音声データには、外部から受信した音声データの他、ネットワークファクシミリ装置の受話器に自らふきこんだ音声データなどがあり、これらをホームページにリンクさせたり、外部に発信したりすることができる。
【0045】
次に、クライアントパソコンのWWWブラウザからネットワークファクシミリ装置の送信を行う動作について説明する。この送信動作には、ネットワークファクシミリ装置に蓄積されているデータを送信する場合と、クライアントパソコン上の文書ファイルを送信する場合とが考えられる。
【0046】
まず、ネットワークファクシミリ装置に蓄積されているデータを送信する場合について、図7のフロー図に従って説明する。ネットワークファクシミリ装置はST701において、ホームページアドレス(URLアドレス)が入力されるまでは待機状態にある。ネットワークに接続されたクライアントパソコンが、ST702において、WWWブラウザ(ホームページ閲覧ソフト)を起動し、ネットワークファクシミリ装置のURLアドレスを入力してホームページにアクセスする。このアクセスを受けて、ネットワークファクシミリ装置はST703において、ネットワーク制御部10をとおしてWWWサーバ部12が処理を開始し、外部記憶部4に格納されているホームページデータ(HTMLファイル)をクライアントパソコンのWWWブラウザに送出する。これにより、ST704において、クライアントパソコン上に、ネットワークファクシミリ装置のホームページが、表示される(図6の符号601)。次の選択があるまでネットワークファクシミリ装置は、ST705により、そのまま待機する。
【0047】
ST706〜ST708において、ユーザは、図6の符号602の画面から目的のファイルを選択してメニューの「送信」を押す。ネットワークファクシミリ装置は、ST709において、送信を指示するためのページを送出(図示せず)し、ST710においてクライアントパソコン上に表示される。ST711〜ST713において、ユーザが送信先のファクシミリ番号あるいはメールアドレスを指定して送信指示を行うと、送信指示されたWWWサーバ部12は、CGIインタフェースにより送信のためのCGIプログラムを起動して送信処理を実行する。
【0048】
次に、クライアントパソコン上の文書ファイルをネットワークファクシミリ装置により送信する場合について、図8のフロー図に従って説明する。クライアントパソコンのユーザは、ST801〜ST802において、ワープロソフト等により目的の文書ファイルを開き、ネットワークファクシミリ装置をプリンタとして指定し印刷時と同様の指示を行う。
【0049】
ST803〜ST805において、ネットワークファクシミリ装置は、ネットワーク制御部10がクライアントパソコンからの送信データを受け取り、これをTIFF変換部14に依頼してTIFF形式に変換し、ファイル名を付与して外部記憶部4に格納する。さらに、HTMLファイル生成部にファイルの格納を通知する。
【0050】
ST806において、通知を受けたHTMLファイル生成部11は、そのファイル情報を受信リストテーブル(図5参照)に追加するとともに、ファイル情報をブラウザ上で表示するためのHTMLファイルも更新する。
【0051】
以上のようにして、クライアントパソコン上の文書ファイルをネットワークファクシミリ装置にいったん蓄積する。その後、図7に示した蓄積済みのデータを送信する場合と同様にして送信を行う。送信ではなく実際に印刷のみを行いたい場合は、データをプリンタ部6へただちに送り印刷させることもできる。
【0052】
上述では、一度外部記憶部4に送信データを蓄積してから送信する例を挙げたが、ユーザが印刷指示を行う際にファクシミリ番号あるいはメールアドレスを入力させるようにして、送信データをTIFF形式に変換した後すぐにCGIインタフェースにより送信プログラムを起動して送信するようにしても良い。
【0053】
次に、クライアントパソコンのWWWブラウザ上からネットワークファクシミリ装置の装置設定を行う動作について説明する。ネットワークファクシミリ装置のホームページには、ユーザ設定、宛先登録等各種装置設定を行うための入力画面が用意されている。クライアントパソコンのユーザは、WWWブラウザを起動してネットワークファクシミリ装置のホームページにアクセスし、目的の装置設定を行うためのページを表示する。例えば、送信に関する設定ページを開き、文字サイズとして細密を指定して「設定」ボタンを押下すると、WWWサーバ部12が「設定」ボタンにリンクされる設定プログラムをCGIインタフェースにより実行してネットワークファクシミリ装置の設定を行う。
【0054】
次に、ネットワークファクシミリ装置が装置状態をHTMLファイルで生成する動作について図9のフロー図に従って説明する。ST901において、スキャナ部8、プリンタ部6、パネル部7、FAX・音声通信部9はそれぞれ常時自己の状態の変化を監視している。
【0055】
ST902〜ST903において、例えば、プリンタ部6が用紙切れとなった場合など状態に変化が生じたとき、プリンタ部6は変化の内容をHTMLファイル生成部11に通知する。
【0056】
ST904において、HTMLファイル生成部11は、予めステータス(装置状態)情報を表示するためのHTMLファイル並びに状態を絵で表したGIFファイルを多数保持しているので、状態の変化に合わせて常時、HTMLファイルの内容の更新及びGIFファイルの差し替えを行っている。
【0057】
クライアントパソコンのユーザは、ステータス(装置状態)情報を参照する際には、ST905〜ST912において、WWWブラウザを起動してネットワークファクシミリ装置のホームページを表示し、スキャナ部8、プリンタ部6、パネル部7、FAX・音声通信部9それぞれのステータス情報を選択して表示させることにより、常に最新の装置状態を知ることができる。
【0058】
なお、クライアントパソコンのユーザが、すでにネットワークファクシミリ装置のホームページにアクセスしている最中であっても、装置状態に変化が生じた時点でネットワークファクシミリ装置はHTMLファイルの内容の更新及びGIFファイルの差し替えを行うので、リアルタイムで装置状態を把握することができる。
【0059】
上述において説明した動作以外にも、ファクシミリ通信ログ、ファクシミリ装置のマニュアル等をHTMLファイルで生成し、WWWブラウザにより閲覧可能とするなど様々な形態が考えられる。
【0060】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明は、ネットワーククライアントはブラウザソフトを利用してデータ送出装置を利用することが可能となるため、ネットワークトラフィックを増大させることなく、ネットワーク通信装置の利用範囲を飛躍的に拡大させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態によるネットワークファクシミリ装置の構成を示す概略ブロック図
【図2】上記実施の形態のネットワークファクシミリ装置を用いたネットワークシステムの構成図
【図3】上記実施の形態のネットワークファクシミリ装置の受信動作を説明するフロー図
【図4】上記実施の形態のネットワークファクシミリ装置の蓄積データをクライアントパソコンに送出する動作を説明するフロー図
【図5】上記実施の形態のネットワークファクシミリ装置のFAX受信リストの内容を表す図
【図6】上記実施の形態のネットワークファクシミリ装置のホームページの内容を表す図
【図7】上記実施の形態のネットワークファクシミリ装置の蓄積データを送信する動作を説明するフロー図
【図8】上記実施の形態のネットワークファクシミリ装置にクライアントパソコンの文書ファイルを蓄積してから送信する動作を説明するフロー図
【図9】上記実施の形態のネットワークファクシミリ装置が作成したステータス情報をクライアントパソコンに送出する動作を説明するフロー図
【図10】従来のFAXサーバを使用した場合のシステム構成図
【図11】従来のインターネットFAXとWWWサーバを使用した場合のシステム構成図
【符号の説明】
9 FAX・音声通信部
10 ネットワーク制御部
11 HTMLファイル生成部
12 WWWサーバ部
13 電子メール通信部
201 ネットワークファクシミリ
202 クライアントパソコン

Claims (3)

  1. ネットワークが接続されるネットワーク制御手段と、このネットワーク制御手段とは別に設けられたイメージデータを入力する入力手段と、前記ネットワーク制御手段とは別に設けられたイメージデータを出力する出力手段と、前記ネットワーク制御手段または前記入力手段から入力されたイメージデータを格納する記憶手段と、この記憶手段に格納されるイメージデータのファイル名と格納される順に振られる文書番号とを含むHTMLファイルを作成するHTMLファイル作成手段と、前記ネットワーク制御手段を介して入力されるクライアント端末からの指示に基づいて、前記HTMLファイル作成手段により作成されたHTMLファイルを前記クライアント端末に送信して受信リストとして表示させるとともに、前記クライアント端末からの指示に基づいて前記記憶手段に格納されたイメージデータを前記ネットワーク制御手段または前記出力手段のいずれかに出力させるWWWサーバ手段とを具備するネットワーク通信装置。
  2. 前記入力手段が、FAX通信手段である請求項1記載のネットワーク通信装置。
  3. 前記出力手段が、FAX通信手段である請求項1記載のネットワーク通信装置。
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