JP2003283779A - 複合機 - Google Patents

複合機

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JP2003283779A
JP2003283779A JP2003037284A JP2003037284A JP2003283779A JP 2003283779 A JP2003283779 A JP 2003283779A JP 2003037284 A JP2003037284 A JP 2003037284A JP 2003037284 A JP2003037284 A JP 2003037284A JP 2003283779 A JP2003283779 A JP 2003283779A
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JP2003037284A
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English (en)
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Junichi Iida
淳一 飯田
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Panasonic System Solutions Japan Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Communications Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリンタ機能、電子メール機能を有する
複合機において、記憶部に記憶する文書データの保存す
る期間を設定できること。 【解決手段】 クライアントマシン202では、WWW
ブラウザがユーザ設定htmlからユーザ画面を表示さ
せる。ユーザ設定画面は、ファックス受信文書とネット
ワーク受信文書毎に文書の保存期間の設定ができるよう
に構成されている。保存期間が1日、1週間、1ヶ月に
別けられており、任意の保存期間を設定できるように構
成しても良い。ユーザがユーザ設定画面上で保存期間及
び文書種別を選択して設定ボタンを選択すると、それら
の設定データと一緒に装置設定CGIアプリケーション
のCGI処理要求をWWWサーバー部12に対して送信
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電話回線網やイン
ターネット又はLAN等のネットワークに接続してファ
クシミリデータや電子メールデータの送受信を行うこと
のできる複合機に関する。
【0002】
【従来の技術】最近は、パーソナルコンピュータ、ワー
クステーション、さらにFAXサーバ等をネットワーク
に接続して、電子メール、ホームページ閲覧、ファクシ
ミリ送受信を行うようになってきた。
【0003】図23に、FAXサーバを使用してファク
シミリ送受信を行う場合のシステム構成を示す。クライ
アントマシン(パーソナルコンピュータ)での受信動作
は次のようになる。まず、FAXモデム1001が電話
回線の着信を受けてイメージデータを取り込み、FAX
サーバー1002に渡す。FAXサーバー1002で動
作しているFAXサーバソフトウェアがイメージデータ
を受け取り、ネットワークを介してファイルサーバー1
003にイメージデータファイルとして蓄積する。ここ
まででファクシミリ受信データの蓄積が終了する。
【0004】受信イメージデータをクライアントマシン
1004に取り込むためには、ユーザがクライアントマ
シン1004上で専用アプリケーションを起動し、ファ
イルサーバー1003よりネットワークを介してイメー
ジデータファイルを読み出す。
【0005】また、最近ではインターネットFAXとW
WWサーバとを組み合わせてファクシミリ受信データを
再利用する方法も提案されている。これは、インターネ
ットFAXが電話回線から受信したデータを電子メール
に変換する機能を利用したものである。
【0006】図24に、インターネットFAXとWWW
サーバを使用してファクシミリの送受信を行う場合のシ
ステム構成を示す。クライアントマシンでの受信動作を
説明する。
【0007】まず、インターネットFAX1101が電
話回線を介して受信したイメージデータは、インターネ
ットFAX内で電子メールの添付ファイル形式に変換さ
れて電子メールの添付ファイルとしてWWWサーバー1
103宛てに送信される。
【0008】インターネットFAX1101から転送さ
れた電子メールは、ネットワークを介して電子メールサ
ーバー1102に受信される。電子メールサーバー11
02に受信された電子メールは、再度ネットワークを介
して宛先であるWWWサーバー1103へ転送される。
【0009】WWWサーバー1103は、電子メールの
添付ファイルをイメージデータとして蓄積し、ファクシ
ミリ受信用ホームページにリンクする。ここまででファ
クシミリ受信データの蓄積が終了する。
【0010】受信データをクライアントマシン1104
に取り込むためには、ユーザがクライアントマシン11
04上でWWWブラウザを起動してWWWサーバー11
03のファクシミリ受信ホームページにアクセスする。
そして、WWWサーバー1103からネットワークを介
してクライアントマシン1104にイメージデータファ
イルを読み出す。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のFAX
サーバを用いたシステムでは、ファクシミリ受信データ
がクライアントマシンに到達するまでに、FAXサーバ
とファイルサーバとの間、ファイルサーバとクライアン
トマシンとの間をイメージデータが転送されるため、ネ
ットワークトラフィックが増大するという問題がある。
【0012】また、上述のインターネットFAXとWW
Wサーバを用いたシステムでは、ファクシミリ受信デー
タがクライアントマシンに到達するまでに、インターネ
ットFAXと電子メールサーバとの間、電子メールサー
バとWWWサーバとの間、WWWサーバとクライアント
マシンとの間を、イメージデータが転送されるため、ネ
ットワークトラフィックが増大するという問題がある。
しかも、電子メールに添付したイメージデータはバイナ
リデータの約1.3倍にデータ容量が膨れ上がるため、
一層ネットワークトラフィックが増大する。
【0013】本発明は、上述の課題に鑑みて為されたも
ので、データ転送によるネットワークトラフィックを低
減させることのできる複合機を提供することを目的とす
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、コピー、プリ
ンタ、電子メールの各機能を併せ持つ複合機において、
イメージデータの印刷を実行するプリンタ部と、原稿の
文書を文書名を付けて保存する記憶部と、前記文書をリ
スト化した文書リストとこの文書リストから任意に選択
した文書に対して印刷指示、および送信指示をするため
の複数の作業ボタンからなる作業メニューとをクライア
ントマシンで1つの画面に表示できるように構造化文書
言語で構成された画面ファイルをネットワークで接続さ
れるクライアントマシンに送信するウエブサーバとを備
え、前記ウエブサーバから送信される前記画面ファイル
は、前記作業メニューにより印刷指示を行うか、送信指
示を行うかを同一画面上で操作者が任意に選択できるよ
うに構成され、前記クライアントマシンの操作者は、前
記画面ファイルによる画面を見ることにより、前記文書
リストから任意の文書を選択して、送信指示を実行し、
または、前記文書リストから任意の文書を選択して、印
刷指示を実行できるようにした。これにより、プリンタ
機能、電子メール機能を有する複合機において、蓄積さ
れている文書を印刷するか、他へ転送するかを操作者が
選択することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の第1の態様は、電話回線
を介してファクシミリデータを送受信するファクシミリ
通信部と、ネットワークを介してデータを送受信するネ
ットワーク通信部と、前記各通信部の受信データに関す
る管理情報を記述した構造化文書が蓄積された蓄積部
と、URLを使ってアクセスしてきたクライアントの要
求に応えて管理情報の構造化文書を送信し、クライアン
トが前記管理情報の操作を要求してきたら、操作内容に
応じたプログラムを起動する構造化文書を送信するWW
Wサーバ部とを具備した構成を採る。
【0016】この構成によれば、管理情報の構造化文書
を受信したクライアントから管理情報の操作が要求され
たとき、操作内容に応じたプログラムを起動する構造化
文書がクライアントへ送信されるので、クライアントが
構造化文書上で所定のデータを入力して任意の処理を選
択するだけで、WWWサーバ部で該当する構造化文書が
書き直される。
【0017】本発明の第2の態様は、第1の態様のネッ
トワークファクシミリ装置において、前記WWWサーバ
部は、削除対象の文書番号を入力する削除画面を構成す
ると共に管理情報の構造化文書から該当文書を削除する
ための削除プログラムにリンクした構造化文書をクライ
アントからの要求に応えて送信し、クライアントが削除
画面の構造化文書から削除要求を送信してきたら削除プ
ログラムに文書番号を渡して管理情報の構造化文書から
該当文書を削除させる構成を採る。
【0018】この構成によれば、受信リストから該当文
書番号を削除するプログラムにリンクしている構造化文
書がクライアントへ送信されるので、クライアントが構
造化文書上で削除対象の文書番号を入力して削除処理を
選択するだけで、WWWサーバ部で受信リストの構造化
文書から該当文書が削除される。
【0019】本発明の第3の態様は、第1、第2の態様
のネットワークファクシミリ装置において、前記WWW
サーバ部は、編集対象の文書番号及び編集データを入力
する編集画面を構成すると共に管理情報の構造化文書か
ら該当文書を編集するための編集プログラムにリンクし
た構造化文書をクライアントからの要求に応えて送信
し、クライアントが編集画面の構造化文書から編集要求
を送信してきたら編集プログラムに文書番号及び編集デ
ータを渡して管理情報の構造化文書の該当文書を編集デ
ータに置換する構成を採る。
【0020】この構成によれば、受信リストから該当文
書番号を編集するプログラムにリンクしている構造化文
書がクライアントへ送信されるので、クライアントが構
造化文書上で編集対象の文書番号及び編集データを入力
して編集処理を選択するだけで、WWWサーバ部で受信
リストの構造化文書から該当文書の内容が編集される。
【0021】本発明の第4の態様は、第1、第2、第3
の態様のネットワークファクシミリ装置において、前記
WWWサーバ部は、移動元及び移動先のフォルダ番号及
び文書番号を入力する移動画面を構成すると共に管理情
報の構造化文書から該当文書を移動するための移動プロ
グラムにリンクした構造化文書をクライアントからの要
求に応えて送信し、クライアントが移動画面の構造化文
書から移動要求を送信してきたら移動プログラムに移動
元及び移動先のフォルダ番号を渡して管理情報の構造化
文書の該当文書を移動する構成を採る。
【0022】この構成によれば、文書を移動するプログ
ラムにリンクしている構造化文書がクライアントへ送信
されるので、クライアントが構造化文書上で移動元と移
動先のフォルダ及び該当文書番号を入力して移動処理を
選択するだけで、WWWサーバ部で該当文書の保存フォ
ルダが移動される。
【0023】本発明の第5の態様は、電話回線を介して
ファクシミリデータを送受信するファクシミリ通信部
と、ネットワークを介してデータを送受信するネットワ
ーク通信部と、送信相手の宛先が登録されたアドレス帳
を記述した構造化文書が蓄積された蓄積部と、URLを
使ってアクセスしてきたクライアントの要求に応えてア
ドレス帳の構造化文書を送信し、クライアントが前記ア
ドレス帳の操作を要求してきたら、アドレス帳を操作す
るためのプログラムにリンクしている構造化文書を送信
するWWWサーバ部とを具備する構成を採る。
【0024】この構成によれば、アドレス帳の構造化文
書を受信したクライアントからアドレス帳の操作が要求
されたとき、アドレス帳処理に応じたプログラムにリン
クしている構造化文書がクライアントへ送信されるの
で、クライアントが構造化文書上で所定のデータを入力
してアドレス帳処理を選択するだけで、WWWサーバ部
でアドレス帳の構造化文書が書き直される。
【0025】本発明の第6の態様は、第5の態様のネッ
トワークファクシミリ装置において、前記WWWサーバ
部は、追加の宛先情報を入力する宛先追加画面を構成す
ると共にアドレス帳の構造化文書から宛先追加するため
のアドレス帳プログラムにリンクした構造化文書をクラ
イアントからの要求に応えて送信し、クライアントが宛
先追加画面の構造化文書から追加要求を送信してきたら
アドレス帳プログラムに追加宛先を渡してアドレス帳の
構造化文書に当該宛先を追加させる構成を採る。
【0026】この構成によれば、アドレス帳の構造化文
書を受信したクライアントからアドレス帳の追加が要求
されたとき、アドレス追加に応じたプログラムにリンク
している構造化文書がクライアントへ送信されるので、
クライアントが構造化文書上で追加アドレスを入力して
アドレス帳処理を選択するだけで、WWWサーバ部でア
ドレス帳の構造化文書にアドレスが追加される。
【0027】本発明の第7の態様は、第5、第6の態様
のネットワークファクシミリ装置において、前記WWW
サーバ部は、削除する宛先情報を入力する宛先削除画面
を構成すると共にアドレス帳の構造化文書から宛先を削
除するためのアドレス帳プログラムにリンクした構造化
文書をクライアントからの要求に応えて送信し、クライ
アントが宛先削除画面の構造化文書から削除要求を送信
してきたらアドレス帳プログラムに削除宛先を渡してア
ドレス帳の構造化文書から当該宛先を削除させる構成を
採る。
【0028】この構成によれば、アドレス帳の構造化文
書を受信したクライアントからアドレス帳のアドレス削
除が要求されたとき、アドレス削除に応じたプログラム
にリンクしている構造化文書がクライアントへ送信され
るので、クライアントが構造化文書上で削除アドレスを
入力して削除処理を選択するだけで、WWWサーバ部で
アドレス帳の構造化文書から該当アドレスが削除され
る。
【0029】本発明の第8の態様は、第5、第6、第7
の態様のネットワークファクシミリ装置において、前記
WWWサーバ部は、宛先情報及び編集データを入力する
宛先編集画面を構成すると共にアドレス帳の構造化文書
から宛先を編集するためのアドレス帳プログラムにリン
クした構造化文書をクライアントからの要求に応えて送
信し、クライアントが宛先編集画面の構造化文書から編
集要求を送信してきたらアドレス帳プログラムに編集宛
先を渡してアドレス帳の構造化文書の当該宛先を編集さ
せる構成を採る。
【0030】この構成によれば、アドレス帳の構造化文
書を受信したクライアントからアドレス帳の編集が要求
されたとき、アドレス編集に応じたプログラムにリンク
している構造化文書がクライアントへ送信されるので、
クライアントが構造化文書上で編集アドレス及び編集デ
ータを入力して編集処理を選択するだけで、WWWサー
バ部でアドレス帳の構造化文書から該当アドレスが編集
される。
【0031】本発明の第9の態様は、電話回線を介して
ファクシミリデータを送受信するファクシミリ通信部
と、ネットワークを介してデータを送受信するネットワ
ーク通信部と、前記各通信部で受信されて所定の記憶領
域に保存される受信データを管理する管理部と、URL
を使ってアクセスしてきたクライアントの要求に応えて
前記受信データを送信する一方、クライアントが装置設
定の変更を要求してきたら、装置設定のためのプログラ
ムにリンクしている構造化文書を送信するWWWサーバ
部とを具備する構成を採る。
【0032】この構成によれば、装置設定の構造化文書
を受信したクライアントから装置設定内容の変更が要求
されたとき、装置設定処理に応じたプログラムにリンク
している構造化文書がクライアントへ送信されるので、
クライアントが構造化文書上で設定内容を入力して設定
処理を選択するだけで、WWWサーバ部で装置設定が自
動的に実行される。
【0033】本発明の第10の態様は、第9のネットワ
ークファクシミリ装置において、WWWサーバ部は、受
信データの保存期間を入力する設定画面を構成すると共
に前記管理部に保存期間の変更を指示する装置設定プロ
グラムにリンクした構造化文書をクライアントからの要
求に応えて送信し、クライアントが設定画面の構造化文
書から保存期間の変更要求を送信してきたら装置設定プ
ログラムに設定内容を渡して前記管理部に保存期間の再
設定を指示する構成を採る。
【0034】この構成によれば、装置設定の構造化文書
を受信したクライアントから保存期間の変更が要求され
たとき、装置設定処理に応じたプログラムにリンクして
いる構造化文書がクライアントへ送信されるので、クラ
イアントが構造化文書上で保存期間を入力して設定処理
を選択するだけで、WWWサーバ部で受信データの保存
期間が自動的に変更される。
【0035】本発明の第11の態様は、電話回線から受
信したファクシミリデータとネットワークから受信した
データとを装置本体に設けた蓄積部にそれぞれ蓄積する
一方、受信データの受信リストを構造化文書で作成して
保持し、URLを使ってアクセスしてきたクライアント
の要求に応えて受信リストの構造化文書を送信し、クラ
イアントが前記受信リストの操作を要求してきたら、操
作内容に応じたプログラムにリンクしている構造化文書
を送信する方法である。
【0036】この方法によれば、受信リストの構造化文
書を受信したクライアントから受信リストの操作が要求
されたとき、操作内容に応じたプログラムにリンクして
いる構造化文書がクライアントへ送信されるので、クラ
イアントが構造化文書上で所定のデータを入力して任意
の処理を選択するだけで、WWWサーバ部で受信リスト
の該当文書が書き直される。
【0037】本発明の第12の態様は、電話回線から受
信したファクシミリデータとネットワークから受信した
データとを装置本体に設けた蓄積部にそれぞれ蓄積する
一方、宛先のアドレス帳を構造化文書で作成して保持
し、URLを使ってアクセスしてきたクライアントの要
求に応えてアドレス帳の構造化文書を送信し、クライア
ントが前記アドレス帳の操作を要求してきたら、操作内
容に応じたプログラムにリンクしている構造化文書を送
信するアドレス帳の管理方法である。
【0038】この方法によれば、アドレス帳の構造化文
書を受信したクライアントからアドレス帳の操作が要求
されたとき、アドレス帳処理に応じたプログラムにリン
クしている構造化文書がクライアントへ送信されるの
で、クライアントが構造化文書上で所定のデータを入力
してアドレス帳処理を選択するだけで、WWWサーバ部
でアドレス帳の構造化文書が書き直される。
【0039】本発明の第13の態様は、電話回線から受
信したファクシミリデータとネットワークから受信した
データとを装置本体に設けた蓄積部にそれぞれ蓄積する
一方、受信データの保存期間を管理し、クライアントが
受信データの保存期間の設定を要求してきたら、受信デ
ータの保存期間を入力する設定画面を構成すると共に前
記管理部に保存期間の変更を指示する装置設定プログラ
ムにリンクした構造化文書を送信する方法である。
【0040】この方法によれば、装置設定の構造化文書
を受信したクライアントから保存期間の変更が要求され
たとき、装置設定処理に応じたプログラムにリンクして
いる構造化文書がクライアントへ送信されるので、クラ
イアントが構造化文書上で保存期間を入力して設定処理
を選択するだけで、WWWサーバ部で受信データの保存
期間が自動的に変更される。
【0041】以下、本発明の実施の形態について図面を
参照して詳細に説明する。
【0042】図1に本実施の形態にかかるネットワーク
ファクシミリ装置の機能ブロックを示す。オペレーティ
ングシステム上で動作するCPU1に、ROM2、RA
M3及び外部記憶部4がCPU1からアクセス可能に接
続されている。ROM2にはサーバ側処理プログラムを
初めとした各種プログラムが記憶され、RAM3はRO
M2に記憶されるプログラムの作業エリア等として使用
される。また、外部記憶部4には圧縮されたイメージデ
ータやHTMLファイルなどが格納される。
【0043】また、本実施の形態にかかるネットワーク
ファクシミリ装置は、スキャナ部5、プリンタ部6、パ
ネル部7、圧縮・伸長部8、FAX・音声通信部9及び
ネットワーク制御部10を備えており、これら構成要素
がCPU1の管理の下で動作するように構成されてい
る。
【0044】このネットワークファクシミリ装置は、ス
キャナ部5によって原稿などのイメージデータの読み取
りを行い、読み取ったイメージデータ又は受信したイメ
ージデータの印刷をプリンタ部6にて行う。また、パネ
ル部7からユーザがイメージの読み込み指示や送信先の
宛先入力などの操作を行えるようになっており、圧縮・
伸長部8が受信したイメージデータの伸長または読み取
ったイメージデータの圧縮を行う。FAX・音声通信部
9は電話回線に接続し、ファクシミリ通信や音声通信を
行い、ネットワーク制御部10はネットワークに接続
し、インターネット通信を行う。
【0045】ROM2に格納されたプログラムには、H
TMLファイル生成部11、WWWサーバー部12、電
子メール通信部13、TIFF変換部14の各プログラ
ムが含まれている。HTMLファイル生成部11、WW
Wサーバー部12、電子メール通信部13、TIFF変
換部14は、CPU1がそれらのプログラムを実行する
ことにより提供される機能であるが、説明の便宜上は図
1に示すようにプログラム自体に付与した参照符号をつ
かってそれらの機能を説明する。
【0046】HTMLファイル生成部11は、FAX受
信及び電子メール受信したイメージデータのリストなど
を、ホームページ上で閲覧可能なHTMLファイルに変
換してサーバ登録する機能ブロックである。
【0047】WWWサーバー部12は、WWWブラウザ
との間でHTTPプロトコルにしたがった通信を行い、
ホームページデータ(HTMLファイル)の受け渡しを
する等のサーバ機能を提供する。
【0048】電子メール通信部13は、ネットワークを
介して電子メールの送受信を行う他、電子メールサーバ
として機能する。また、TIFF変換部14は、符号化
されたファクシミリデータや文書ファイルデータをTI
FF形式に変換する機能を提供する。
【0049】図2に、本実施の形態にかかるネットワー
クファクシミリ装置を電話回線及びネットワークに接続
した場合のシステム構成を示す。図2において、ネット
ワークファクシミリ装置201は電話回線に接続すると
ともにネットワークインタフェースを介してネットワー
クに接続している。クライアントマシン202上でWW
Wブラウザを動作させることで、ネットワークファクシ
ミリ装置201上で提供しているホームページの閲覧を
行うことができるようになる。
【0050】図3に、HTMLファイル生成部11、W
WWサーバー部12、電子メール通信部13、TIFF
変換部14及びFAX・音声通信部9の機能ブロック及
びブロック間のデータ処理の流れを示す。
【0051】WWWサーバー部12は、WWWサーバ通
信部31がHTTPプロトコルにしたがってクライアン
トマシン202上で動作しているWWWブラウザと通信
する。WWWサーバ通信部31がクライアントマシン2
02から受信したコマンドはCGIストリング解析部3
2で解析される。
【0052】CGIストリング解析部32は、受信デー
タからCGI処理の文字列が検出された場合に、CGI
アプリ判断部33に受信データを渡して該当するCGI
アプリケーション34を起動する。CGIアプリケーシ
ョン34は、URLエンコーディングされている受信デ
ータをデコードして所定の処理を実行する。CGIアプ
リケーション34には、HTML文書の送信、削除、編
集、移動、アドレス帳生成、装置設定などのアプリケー
ションが含まれる。
【0053】ファイル送出部35は、クライアントマシ
ン202からファイル要求の出されたファイルをファイ
ル管理部36から受け取りWWWサーバ通信部31へ渡
す。CGI処理の要求されていないファイル要求の場合
にはファイル送出部35がファイル管理部36に対して
該当ファイルを要求する。
【0054】HTMLファイル生成部11は、ドキュメ
ントリストのHTMLファイルを作成するドキュメント
リスト生成部37、アドレス帳のHTMLファイルを作
成するアドレス帳生成部38を備える。
【0055】ドキュメントリスト生成部37は、受信電
子メール、受信FAXを表示した受信リストのHTML
ファイルを作成したり、CGIアプリケーション34か
ら与えられる命令及び受信データによってHTMLファ
イルの一部を削除、編集、移動などする。
【0056】アドレス帳生成部38は、アドレス帳CG
Iアプリケーションからの命令及び受信データによって
アドレス帳のHTMLファイルを修正する。またアドレ
ス帳生成部38は、電源投入時やアドレス帳の内容を変
更などしたときに最新のアドレステーブルデータをアド
レス帳のHTMLファイルに組み込む処理も実行する。
【0057】また、HTMLファイル生成部11は、通
信結果リスト生成部39及びステータス情報生成部41
を備える。通信結果リスト生成部39は、FAX・音声
通信部9及び電子メール通信部13から通信結果を示す
ログ情報を貰って通信結果リストを表したHTMLファ
イルを作成・更新する。ステータス情報生成部41は、
スキャナ部5、プリンタ部6、パネル部7、FAX・音
声通信部9からそれらの状態(紙詰まり発生、トナー不
足、通信中等)を示すステータス信号を取込んで上記各
部の状態が登録されたHTMLファイルを作成・更新す
る。
【0058】FAX・音声通信部9及び電子メール通信
部13は、通信制御部、蓄積処理部及びスプーラーを備
える。FAX・音声通信部9の通信制御部は電話回線に
接続され、電子メール通信部13の通信制御部はLAN
又はダイヤルアップでインターネットに代表される各種
ネットワークに接続される。
【0059】次に、本実施の形態にかかるネットワーク
ファクシミリ装置の動作について説明する。以下、受信
リストの生成、受信リストの編集、受信リストのBOX
移動、アドレス帳生成、装置設定の各動作に別けて説明
する。
【0060】図4に受信リストの生成動作のフローチャ
ートを示す。本ネットワークファクシミリ装置は、FA
X・音声通信部9又は電子メール通信部13で受信され
た受信データの受信リストをホームページに登録する。
【0061】データ受信が発生すると、受信形態が電話
回線かインターネットかを判断する(ST401)。電
子メール通信部13が電子メールを受信した場合がイン
ターネットからの受信である。この場合、電子メール通
信部13が電子メールを受信し(ST402)、添付デ
ータが画像ファイルの標準フォーマットであるTIFF
(Tag Images File Format)形式のイメージデータであれ
ば、例えば「mail0001.tif」というようなファイル名を
付与して外部記憶部4に格納し(ST407)、音声デ
ータであれば「audio0001.wav」というようなファイル
名を付与して外部記憶部4に格納する(ST407)。
【0062】一方、FAX・音声通信部9がFAXデー
タまたは音声データを受信した場合が電話回線からの受
信である。電話回線からの受信である場合、FAX・音
声通信部9がイメージデータ又は音声データを受信し
(ST403)、受信データが音声データか否か判断す
る(ST404)。受信データが符号化されたイメージ
データの場合は、TIFF変換部14に依頼して符号化
データをTIFF形式に変換する(ST405)。TI
FF形式に変換された受信データ(イメージデータ)に
ファイル名を(例えば「fax0001.tif」)付与して外部
記憶部4に格納する(ST407)。また受信データが
音声データの場合は、音声データをデジタル変換した後
(ST406)、ファイル名を付与した音声ファイルを
外部記憶部4に格納する(ST407)。
【0063】外部記憶部4に受信データを格納した後、
HTMLファイル生成部11が受信リストにファイル名
を追加して受信リストのHTMLファイルを更新する
(ST408)。
【0064】受信リストのHTMLファイルの更新につ
いて具体的に説明する。HTMLファイル生成部11の
ドキュメントリスト生成部37が、受信リストのHTM
Lファイルを更新する。ドキュメントリスト生成部37
は、外部記憶部4に格納されている受信リストテーブル
を管理している。図5に受信リスト管理テーブルの構成
例を示す。受信リストテーブルには、受信順に付与され
る文書番号毎に文書ファイル名、登録日付、発信者、標
題が登録されている。
【0065】ドキュメントリスト生成部37は、受信の
あったFAX・音声通信部9又は電子メール通信部13
から文書ファイル名、登録日付、発信者、標題が渡され
る。ファイル管理部36を介して受信リストを読み出
し、受信リストに文書番号を追加し、そこに文書ファイ
ル名、登録日付、発信者、標題を登録する。受信データ
の文書名などが登録された受信リストを受信リストテー
ブルに戻すとともに、受信リストhtml(受信リスト
のHTMLファイル)を読み出す。
【0066】図6にネットワークから受信した受信デー
タについて作成した受信リストhtmlのソースファイ
ルを示す。同図に示すように、受信リスト毎に先頭には
コメント行が挿入されており、コメント行の位置に受信
形態を示す識別データと文書番号とが記述されている。
そして、コメント行に続いて文書番号、日時、発信者、
標題がTHML文書で記述されている。図6の受信リス
トhtmlに基づいて表示された受信リストの構成例を
図12に示す。
【0067】ドキュメントリスト生成部37は、新たな
受信データの文書番号、日時、発信者、標題を、THM
L文書に変換してリストデータを生成する。その一方
で、受信リストhtmlを先頭からサーチして現在の受
信リストの1行目にあたる最初のコメント行(<!--)
を検出し、上記新たな受信データのリストデータを受信
リストの1行目に挿入する。この更新された受信リスト
htmlを外部記憶部4に戻すことにより、新たな受信
データのリストがホームページ上に登録されたことにな
る。具体的には、受信リストページを表示するために予
め用意されているHTMLファイルを読み込んで受信リ
ストテーブル内に新たに格納された管理データである文
書番号等の文字列を書き込んで編集する。編集された文
書番号の文字列「00243」には、<A HREF="ifax000
1.tif">のタグが付けられることにより、「0024
3」の文字列と受信ファイルであるifax0001.tifとがリ
ンクされることになる。
【0068】なお、FAX受信したイメージデータに関
するFAX受信リスト、受信音声データに関する音声受
信リストなどについても同様にしてHTML文書でリス
トが生成されるものとする。
【0069】このように、FAX・音声通信部9でFA
Xデータを受信し、又は電子メール通信部13で電子メ
ールを受信したら、ドキュメントリスト生成部37にリ
スト作成に必要なデータ(発信者、標題など)を入力
し、ドキュメントリスト生成部37が受信リストのHT
MLファイルを外部記憶部4から読み出して受信リスト
に追加するようにしたので、クライアントマシン202
はWWWサーバー部12にアクセスすることによってホ
ームページ形式で最新受信リストを提供することができ
る。
【0070】次に、ネットワークファクシミリ装置が受
信蓄積したデータをクライアントマシン202に送出す
る動作を、図7のフロー図に従って説明する。
【0071】ネットワークファクシミリ装置は、ホーム
ページアドレス(URLアドレス)が入力されるまでは
待機状態にある。
【0072】ネットワークに接続されたクライアントマ
シン202が、WWWブラウザ(ホームページ閲覧ソフ
ト)を起動し、ネットワークファクシミリ装置のURL
アドレスを入力してホームページにアクセスする(ST
701)。
【0073】アクセスを受けたネットワークファクシミ
リ装置は、ネットワーク制御部10を通してWWWサー
バー部12が処理を開始する。WWWサーバー部12の
ファイル送出部35は、クライアントマシン202から
受信したホームページのメイン画面のファイル(インデ
ックスhtml)を要求するコマンドを受けて、外部記
憶部4から該当ファイルを読み出してクライアントマシ
ン202のWWWブラウザへ返す(ST702)。図8
に外部記憶部4へ登録されたHTMLファイルのファイ
ル関連表を示す。ホームページのメイン画面のファイル
にホームページを表示するのに必要なファイルが関連付
けられている。
【0074】クライアントマシン202のWWWブラウ
ザは、ホームページのメイン画面のファイル(htm
l)を受け取ると、その内容を解析してホームページの
表示に必要なファイルを要求するコマンドをWWWサー
バー部12に対して送出する(ST703)。例えば、
図9に示すようなホームページのメイン画面を表示する
のであれば、ファックス受信文書、インターネット受信
文書、パーソナルボックス、掲示板文書、アドレス帳、
通信結果レポート、ユーザ設定、設定一覧のそれぞれの
アイコン表示に必要なファイル(図8に示すsdoc.gif、
kdoc.gifなど)をWWWサーバー部12に対して要求す
る。
【0075】WWWサーバー部12は、ホームページの
メイン画面を表示するのに必要なファイル要求を受ける
と、外部記憶部4に格納されているファイルをクライア
ントマシン202のWWWブラウザに送出する(ST7
04)。これにより、クライアントマシン202の画面
上に、ネットワークファクシミリ装置のホームページ
が、表示される(ST705)。次の選択があるまでネ
ットワークファクシミリ装置はそのまま待機する。
【0076】図9に示すメイン画面が表示されたクライ
アントマシン202上でユーザの希望するアイコンが選
択されるのを待つ。たとえば、表示データの中から「F
AX受信リスト」が選択されたものとする。「FAX受
信リスト」アイコンが選択されると、そのアイコン表示
位置にリンクされたFAX受信リストに対するファイル
要求が発生する(ST706)。
【0077】図8に示すように、「FAX受信リスト」
のアイコンにそのHTMLファイル(fdoc.htm
l)がリンクされている。WWWブラウザはfdoc.
htmlからFAX受信リストを表示することができ
る。WWWサーバー部12では、fdoc.htmlの
ファイル要求を受信すると、外部記憶部4から該当ファ
イルを読み出してクライアントマシン202へ送出する
(ST707)。
【0078】クライアントマシン202のWWWブラウ
ザが、WWWサーバー部12から受信した「FAX受信
リスト」のHTMLファイルにしたがって「FAX受信
リスト」の画面を表示する(ST708)。
【0079】クライアントマシン上でユーザがFAX受
信リストの中から所望のファイル番号を表示選択すると
(ST709)、ネットワークファクシミリ装置はイメ
ージデータファイルを送出する(ST710)。クライ
アントマシン202のWWWブラウザ上でイメージデー
タ(例えば、file0001.tif)が表示可能でなければ(ST
711)、TIFFファイルを表示するためのヘルパー
アプリケーションを介して(ST712)、表示される
(ST713)。
【0080】上述の例では、FAX受信したデータを表
示する場合について説明したが、音声ファイルが選択さ
れた場合は、リンクされている音声データがクライアン
トマシンのスピーカから再生される。音声データには、
外部から受信した音声データの他、ネットワークファク
シミリ装置の受話器に自らふきこんだ音声データなどが
あり、これらをホームページにリンクさせたり、外部に
発信したりすることができる。
【0081】次に、WWWサーバー部12の動作につい
て説明する。図10はWWWサーバー部12の動作を示
すフローチャートである。WWWサーバ通信部31は、
HTTPプロトコルにしたがって動作することによりク
ライアントマシン202からネットワークを介してリク
エストを受け取り又は応答を返す。WWWサーバ通信部
31が受け取るリクエストはコマンドによってファイル
要求とCGI処理要求との2つに大きく別けられる。
【0082】WWWサーバ通信部31で受け取られた受
信データ(リクエスト)はCGIストリング解析部32
へ与えられる。CGIストリング解析部32は、受信デ
ータからCGIストリングを解析する。CGI処理を行
わない場合は(ST100)、ファイル送出部35が受
信データに含まれた文書番号に基づいて該当ファイルを
外部記憶部4から取出してクライアントへ返す(ST1
01)。
【0083】CGIストリング解析部32は受信データ
のURLエンコーディングされている部分をデコードす
る(ST102)。CGIストリングの解析結果である
デコードデータがCGIアプリ判断部33へ渡される
(ST103)。CGIアプリ判断部33は、デコード
データにCGI処理が要求されているがアプリケーショ
ン名が指定されていない場合などエラー判定した場合は
(ST104)、ファイル送出部35へエラー通知を出
して外部記憶部4からエラー通知用のHTMLファイル
を取り出し、クライアントマシンへ送信する(ST10
5)。
【0084】ステップST104でエラー処理しない場
合は、CGIアプリケーションの内容に応じた処理を実
行する。本実施の形態のWWWサーバー部12でサポー
トされているCGIアプリケーションは各種受信リスト
の削除、編集、移動、アドレス帳の作成・組込み、装置
設定等が含まれる。
【0085】CGIアプリ判断部33は、処理判定の結
果、(1)指定文書番号を受信リストのHTMLファイ
ルから削除することを要求する場合(ST106)、
(2)指定文書番号のデータを編集後のデータに置換す
ることを要求する場合(ST107)、(3)指定文書
番号を他の受信リストのHTMLファイルに移動するこ
とを要求する場合(ST108)は、それぞれ受信リス
ト処理を実行する(ST109)。受信リスト処理の内
容については後述する。
【0086】また、CGIアプリ判断部33による処理
判定の結果、(4)アドレス帳の内容(追加アドレス、
データ削除、データ修正)をアドレス帳のTHMLファ
イルに反映させることを要求する場合は(ST11
0)、アドレス帳CGIアプリケーションに受信データ
を渡してアドレス帳処理を実行する(ST111)。
【0087】また、CGIアプリ判断部33による処理
判定の結果、(5)ファイル管理部36に設定した装置
設定内容を更新することを要求している場合は(ST1
12)、装置設定CGIアプリケーションに受信データ
を渡してファイル管理部36の設定フラグの更新処理を
実行する(ST113)。
【0088】上記ステップ109において受信リスト処
理が実行される前提として、クライアントマシン202
においてHTML文書画面上で必要なデータが入力され
る。図7に示すフローチャートのステップ706で、図
9に示すホームページメイン画面(HTML文書画面
上)でインターネット受信リストアイコンを選択する。
これにより、インターネット受信リストにリンクされて
いるHTMLファイルをWWWサーバー部12に対して
ファイル要求される。
【0089】サーバ側の外部記憶部4には、上述したよ
うにインターネット受信リストのHTMLファイルが登
録されており、電子メール受信がある毎にドキュメント
リスト生成部37によって更新されている。WWWサー
バー部12はクライアントマシン202からのファイル
要求に応えてファイル送出部35がファイル管理部36
に該当ファイルの読み出しを要求するとともに、読み出
したインターネット受信リストのHTMLファイルをク
ライアントマシン202へ送信する。
【0090】クライアントマシン202上のWWWブラ
ウザは、受信したインターネット受信リストのHTML
ファイルにしたがってHTML文書で構成されたインタ
ーネット受信リストの画面を表示する。
【0091】図12にHTML文書で構成されたインタ
ーネット受信リストの画面を示す。本実施の形態では、
文書番号、登録日付、発信者、標題及びチェックアイコ
ンからなるリストと、送信、印刷、削除、編集、移動な
どのアイコンが並べられたフレームメニューとから構成
されている。このようにしてインターネット受信文書画
面をユーザに提示することができる。
【0092】ユーザは、図12のインターネット受信文
書画面上で作業対象の文書番号を選択する。文書番号は
選択ボックスをチェックすることにより選択される。文
書番号を選択した後に、フレームメニューの中から任意
の作業を選ぶ。
【0093】作業内容として「送信」アイコンを選択し
た場合には、受信リストに載っている文書番号のファイ
ルを送信宛先に送ることができる。「送信」アイコンが
選択されると、送信画面を構成するHTML文書をWW
Wサーバー部12に対して要求する。送信画面は、送信
する文書番号、宛先(ファックス番号、メールアドレ
ス)を入力可能なボックスを有する。クライアントマシ
ンのWWWブラウザが送信画面のHTML文書を獲得す
ると、そのHTML文書に基づいて送信画面を表示させ
る。送信画面上で、文書番号、宛先(ファックス番号、
メールアドレス)を入力して決定ボタンを押す。決定ボ
タンが押されると、送信CGIアプリケーションを選定
し、文書番号及び宛先が設定された要求データをWWW
サーバー部12に対して送信する。
【0094】WWWサーバー部12は、その要求データ
を受信すると送信CGIアプリケーションが起動され
る。送信対象の文書番号及び宛先が通信部へ与えられ
る。例えば、宛先が電子メールアドレスであれば、電子
メール通信部13へ文書番号及び宛先の電子メールアド
レスが入力される。電子メール通信部13は、指示され
た文書番号のファイルをファイル管理部36を介して外
部記憶部4から取り出し、電子メールにして宛先へ送信
する。
【0095】また、クライアントマシン202上のWW
Wブラウザは、ユーザによって「削除」アイコンが選択
された場合には、「削除」アイコンにリンクされたHT
MLファイルをWWWサーバー部12に対してファイル
要求する。
【0096】WWWサーバー部12では、ファイル要求
を受け取るとWWWサーバ通信部31からファイル送出
部35へ「削除」アイコンにリンクされたHTMLファ
イルのファイル名が通知される。ファイル送出部35は
ファイル管理部36を介して外部記憶部4から該当ファ
イルを取出して、クライアントマシン202へ送る。図
13に受信リストから文書番号を削除するのに使うHT
ML文書画面の構成例を示す。文書番号の欄に、先程選
択した文書番号が自動的に挿入されるようにしている。
【0097】ユーザは、文書番号の欄に自動挿入された
削除対象の文書番号を確認してから、決定のボタンを選
択する。決定ボタンが選択されると、アプリケーション
種別として削除CGIアプリケーションを選定し、削除
対象の文書番号が設定された要求データがWWWサーバ
ー部12へ送信される。
【0098】また、クライアントマシン202上のWW
Wブラウザは、ユーザによって作業対象の文書番号選択
後に、「編集」アイコンが選択された場合には、「編
集」アイコンにリンクされたHTMLファイルをWWW
サーバー部12に対してファイル要求する。
【0099】WWWサーバー部12では、ファイル要求
を受け取るとWWWサーバ通信部31からファイル送出
部35へ「編集」アイコンにリンクされたHTMLファ
イルのファイル名が通知される。ファイル送出部35は
ファイル管理部36を介して外部記憶部4から該当ファ
イルを取出して、クライアントマシン202へ送る。図
14に受信リストの文書番号、標題、発信者等を編集す
るのに使うHTML文書画面の構成例を示す。
【0100】編集対象の欄に、先に選択した文書番号、
標題などが自動的に挿入される。次に、決定ボタンが選
択されると、アプリケーション種別として編集CGIア
プリケーションを選定し、編集対象の文書番号が設定さ
れた要求データがWWWサーバー部12へ送信される。
【0101】また、クライアントマシン202上のWW
Wブラウザは、ユーザによって「移動」アイコンが選択
された場合には、「移動」アイコンにリンクされたHT
MLファイルをWWWサーバー部12に対してファイル
要求する。
【0102】WWWサーバー部12では、ファイル要求
を受け取るとWWWサーバ通信部31からファイル送出
部35へ「移動」アイコンにリンクされたHTMLファ
イルのファイル名が通知される。ファイル送出部35は
ファイル管理部36を介して外部記憶部4から該当ファ
イルを取出して、クライアントマシン202へ送る。図
15に受信リスト上で文書番号を移動するのに使うHT
ML文書画面の構成例を示す。
【0103】「移動」アイコンの選択前に選択した文書
番号が文書番号の欄に自動挿入される。ユーザは移動元
フォルダの欄と移動先フォルダの欄に該当フォルダ名を
入れ、決定ボタンを選択する。WWWブラウザは、決定
ボタンが選択されると、アプリケーション種別として移
動CGIアプリケーションを選定し、移動対象の文書番
号が設定された要求データをWWWサーバー部12へ送
信する。
【0104】以上のようにして、クライアントマシン2
02からCGI処理を要求する要求データがWWWサー
バー部12へ送信される。図10のフローチャートで示
したようにWWWサーバー部12では、CGIストリン
グ解析部32が受信データ(要求データ)から解析した
CGIストリングデータがCGIアプリ判断部33へ渡
され、該当するCGIアプリケーションが判定される。
【0105】削除、編集、移動CGIアプリケーション
が実行される場合は、これらCGIアプリケーションか
らドキュメントリスト生成部37へ処理内容に応じた指
令及び受信データが与えられる。
【0106】以上の説明ではインターネット受信文書画
面から各種作業を行う場合を説明したが、FAX受信画
面から同様の操作で各種作業へ移行することができる。
【0107】アドレス帳CGIアプリケーションが実行
される場合は、このCGIアプリケーションからアドレ
ス帳生成部38へ処理内容に応じた指令及び受信データ
が与えられる。
【0108】装置設定CGIアプリケーション、送信C
GIアプリケーションが実行される場合は、処理内容に
応じた指令及び受信でデータがファイル管理部36へ与
えられる。
【0109】ドキュメント生成部37は、削除、編集、
又は移動CGIアプリケーションから受信データが渡さ
れる。受信リスト処理が削除の場合、削除CGIアプリ
ケーションから図13のHTML文書画面で入力された
文書番号が受信データとして渡され、当該文書の削除が
指示される。また受信リスト処理が編集の場合、編集C
GIアプリケーションから図14のHTML文書画面で
入力された文書番号及び編集内容が受信データとして渡
され、当該文書の編集が指示される。さらに、受信リス
ト処理が移動の場合、移動CGIアプリケーションから
図15のHTML文書画面に入力された文書番号、移動
元フォルダ、移動先フォルダ番号が受信データとして渡
され、当該文書の移動が指示される。
【0110】図11は、ドキュメント生成部37がCG
I処理を要求する要求データによって動作した場合のフ
ローチャートである。CGIアプリケーションから渡さ
れた文書番号を受信リストのHTMLファイルから検索
する(ST1101)。次に、編集処理内容として指示
されているか否か判断する(ST1102)。
【0111】例えば、CGI処理としてインターネット
受信リストの編集が指示された場合は、外部記憶部4か
らインターネット受信リストのHTMLファイルを読み
出し、編集対象となる文書番号の位置を探し出す。該当
文書番号のデータ(標題、発信者など)を編集後のデー
タ(受信データ)に置換する(ST1103)。
【0112】該当文書番号のデータを編集後のデータに
置換したインターネット受信リストのHTMLファイル
を外部記憶部4へ戻すことにより、インターネット受信
リストのHTMLファイルが一部書換えられたことにな
る。
【0113】一方、編集処理が指示されていない場合
は、残された処理が削除又は移動であるので該当文書番
号はいずれにおいても受信リストHTMLファイルの現
在の場所から削除される。そこで、上記ステップ110
2で指示されている処理が編集でないと判明したところ
で、受信リストHTMLファイル内から該当文書番号の
データを削除する(ST1104)。
【0114】次に、CGIアプリケーションからCGI
処理として受信リスト間(例えばインターネット受信リ
ストからFAX受信リスト)に亘る文書移動が指示され
ているか否か判断する(ST1105)。
【0115】文書移動が指示されていた場合、上記ステ
ップ1101の処理において移動元の受信リストのHT
MLファイル及び移動先の受信リストのHTMLファイ
ルの双方が外部記憶部4から読み出されている。移動元
の受信リストのHTMLファイルから該当文書番号が先
に削除されているので、移動先の受信リストのHTML
ファイルに該当文書番号のデータを追加する(ST11
06)。該当文書番号のデータが削除された受信リスト
及び該当文書番号のデータが追加された受信リストそれ
ぞれのHTMLファイルを外部記憶部4に格納すること
により、受信リスト間での文書データの移動が完了す
る。なお、文書データの移動が実行されなかった場合は
単なる文書データの受信リストからの削除となる。
【0116】このように、クライアントマシン202か
らの要求に応えてWWWサーバー部12が受信リスト操
作画面(削除、編集、又は移動)を送信し、クライアン
トマシン202で受信リスト操作画面に対してユーザが
入力したデータと作業内容(削除、編集、又は移動)と
をWWWサーバー部12に送り、WWWサーバー部12
のドキュメントリスト生成部37が受信リストのHTM
Lファイルにユーザが入力したデータを作業内容に応じ
て反映させるようにしたので、WWWサーバー部12か
らホームページ形式で提示される受信リストを修正する
ことができる。
【0117】また、上記ステップ111においてアドレ
ス帳処理が実行される前提として、クライアントマシン
202においてHTML文書画面上で必要なデータが入
力される。図7に示すフローチャートのステップ706
で、図9に示すホームページメイン画面(HTML文書
画面上)でインターネット受信リストアイコンではな
く、アドレス帳アイコンを選択する。これにより、アド
レス帳アイコンにリンクされているアドレス帳のHTM
LファイルがWWWサーバー部12に対してファイル要
求される。
【0118】サーバ側の外部記憶部4には、アドレス帳
のHTMLファイルが登録されている。WWWサーバー
部12はクライアントマシン202からのファイル要求
に応えてファイル送出部35がファイル管理部36にア
ドレス帳htmlの読み出しを要求するとともに、読み
出したアドレス帳htmlのHTMLファイルをクライ
アントマシン202へ送信する。
【0119】クライアントマシン202上では、WWW
ブラウザが受信したアドレス帳のHTMLファイルにし
たがってHTML文書で構成されたアドレス帳の画面を
表示する。
【0120】図16にアドレス帳のHTML文書画面を
示す。本実施の形態では、アドレス帳画面は、名称、種
別、アドレス及びチェックアイコンからなるアドレス情
報と、追加、削除、編集などのアイコンが並べられたフ
レームメニューとから構成されている。種別の欄にはF
AXか電子メールかを表す記号が記入される。アドレス
の欄には種別がFAXであれば電話番号が記入され、種
別が電子メールであれば電子メールアドレスが記入され
る。
【0121】ユーザはWWWサーバ側にホームページ形
式で登録しているアドレス帳の内容を操作する場合、フ
レームメニューの中から操作内容に対応した作業を選ぶ
ことができる。
【0122】クライアントマシン202上のWWWブラ
ウザは、ユーザによって「追加」アイコンが選択された
場合には、「追加」アイコンにリンクされたHTMLフ
ァイルをWWWサーバー部12に対してファイル要求す
る。
【0123】WWWサーバー部12は、ファイル要求を
受け取るとWWWサーバ通信部31からファイル送出部
35へ「追加」アイコンにリンクされたHTMLファイ
ルのファイル番号が通知される。ファイル送出部35は
ファイル管理部36を介して外部記憶部4から該当ファ
イルを取出して、クライアントマシン202へ送る。図
17に受信リストからアドレスを追加するのに使うHT
ML文書画面の構成例を示す。
【0124】ユーザが名称の欄に追加アドレスの名称を
入れ、種別の欄にFAX又は電子メールを入力し、さら
にアドレスの欄にFAX番号又は電子メールアドレスを
入力してから、決定ボタンを選択する。決定ボタンが選
択されると、アプリケーション種別としてアドレス帳C
GIアプリケーションを選定し、追加アドレスに関する
情報の設定された要求データがWWWサーバー部12へ
送信される。
【0125】またクライアントマシン202上のWWW
ブラウザは、ユーザによって「削除」アイコンが選択さ
れた場合には、「削除」アイコンにリンクされたHTM
LファイルをWWWサーバー部12に対してファイル要
求する。WWWサーバー部12は、「追加」の場合のプ
ロセスを経て「削除」アイコンにリンクされたHTML
ファイルをクライアントマシン202へ送る。
【0126】図18にアドレス帳からアドレスを削除す
るのに使うHTML文書画面の構成例を示す。ユーザが
名称及びアドレスの欄に削除対象の名称及びアドレス
(電話番号又は電子メールアドレス)を入力して決定を
選択する。決定が選択されると、アプリケーション種別
としてアドレス帳CGIアプリケーションが設定され、
削除対象の番号が設定された要求データがWWWサーバ
ー部12へ送信される。
【0127】また、クライアントマシン202上のWW
Wブラウザは、ユーザによって「編集」アイコンが選択
された場合には、「編集」アイコンにリンクされたHT
MLファイルをWWWサーバー部12に対してファイル
要求する。
【0128】WWWサーバー部12は、ファイル要求を
受け取るとWWWサーバ通信部31からファイル送出部
35へ「編集」アイコンにリンクされたHTMLファイ
ルのファイル番号が通知される。ファイル送出部35は
ファイル管理部36を介して外部記憶部4から該当ファ
イルを取出して、クライアントマシン202へ送る。図
19にアドレス帳の名称及びアドレスを編集するのに使
うHTML文書画面の構成例を示す。ユーザが編集対象
の欄に編集後の名称及び又はアドレスを入れて決定を選
択する。決定が選択されると、アプリケーション種別と
してアドレス帳CGIアプリケーションを設定し、編集
アドレス番号が設定された要求データがWWWサーバー
部12へ送信される。
【0129】図20は、CGI処理を要求する要求デー
タによってアドレス帳生成部37が動作した場合のフロ
ーチャートである。アドレス帳生成部38は、アドレス
帳CGIアプリケーションよりCGI処理の内容を表し
た指令(追加、削除、編集)及び受信データ(名称、ア
ドレスなど)を受け取ると共に、外部記憶部4からアド
レス帳のHTMLファイルを読み出す。
【0130】アドレス帳生成部37は、指令がアドレス
追加であるか否か判断し(ST1201)、アドレス追
加が指令内容であった場合は追加アドレスと名称をアド
レス帳のHTMLファイルに追加する(ST120
2)。
【0131】一方、指令がアドレス追加でない場合は、
残された処理は編集又は削除であるから、受信データに
含まれた該当アドレスデータをアドレス帳のHTMLフ
ァイルから削除する(ST1203)。次に、指令内容
がアドレス帳の編集であるか否か判断する(ST120
4)。指令が編集の場合は、HTMLファイルから該当
アドレスを検索し、該当アドレスを編集後のアドレスデ
ータ及び又は名称に置換する(ST1205)。以上の
ように変更されたアドレス帳のHTMLファイルを外部
記憶部4へ書き込むことにより、最新のアドレスデータ
がアドレス帳のホームページに反映される。
【0132】このように、WWWサーバー部12がクラ
イアントマシン202に対してアドレス帳をホームペー
ジ形式で提示できるようにし、クライアントマシン20
2からの要求に応じてアドレス帳をアドレス追加、修正
(削除、編集)するためのHTML文書画面をクライア
ントマシン202に表示し、ユーザの入力した追加修正
データと作業内容とを吸い上げてアドレス帳生成部38
に渡しアドレス帳のHTMLファイルに反映させるよう
にしたので、WWWサーバー部12によってホームペー
ジ形式で提示されるアドレス帳の内容をユーザがクライ
アントマシン202から追加、修正することができる。
【0133】ここで、ネットワークファクシミリ装置は
パネル部7の短縮ダイヤルと電話番号及び電子メールア
ドレスとを対応させた短縮ダイヤルテーブルを持ってい
る。ユーザが短縮ダイヤルを押下すると、対応する電話
番号又は電子メールデータを短縮ダイヤルテーブルから
読取ってFAX・音声通信部9又は電子メール通信部1
3へ渡す。そして、FAX・音声通信部9が渡された電
話番号へ発呼してファクシミリデータを送信し、又は電
子メール通信部13が渡されたメールアドレスへ電子メ
ールデータをネットワーク制御部10から送信する。
【0134】上記短縮ダイヤルテーブルはユーザによっ
て任意に追加、修正されるものである。一方、WWWサ
ーバー部12によってホームページ形式でユーザに提示
されるアドレス帳は短縮ダイヤルテーブルが書換えられ
たとしても、ホームページのアドレス帳には反映されな
い。したがって、短縮ダイヤルテーブルとアドレス帳の
HTMLファイルの内容とを正確に一致させる処理が必
要となる。
【0135】このため、アドレス帳生成部38は、アド
レス帳CGIアプリケーションと協動してアドレス帳の
組込み処理を実行する。ネットワークファクシミリ装置
の電源が投入されると、アドレス帳生成部38に短縮ダ
イヤルテーブルのデータを転送する。一方で、外部記憶
部4からアドレス帳のHTMLファイルを読み出す。転
送されてきた短縮ダイヤルテーブルに登録されている電
話番号及び電子メールアドレスをアドレス帳のHTML
ファイルに組み込む。この処理によって短縮ダイヤルテ
ーブルの内容とアドレス帳のHTMLファイルの内容と
が一致する。このアドレス帳のHTMLファイルが外部
記憶部4へ戻される。
【0136】次に、ホームページに登録された文書の保
存期間を設定するための動作について説明する。上記ス
テップ706においてホームページメイン画面からユー
ザ設定アイコンを選択すると、ユーザ設定アイコンにリ
ンクされたHTMLファイルに関するファイル要求がク
ライアントマシン202からWWWサーバー部12へ発
信される。ユーザ設定のためのHTMLファイルに関す
るファイル要求を受け取ったWWWサーバー部12で
は、ファイル送出部35が該当するユーザ設定html
を外部記憶部4から取出してクライアントマシン202
へ送出する。
【0137】クライアントマシン202では、WWWブ
ラウザがユーザ設定htmlからユーザ設定画面を表示
させる。図21にユーザ設定画面の構成例を示す。ユー
ザ設定画面は、ファックス受信文書とネットワーク受信
文書毎に文書の保存期間の設定ができるように構成され
ている。図21に示す例では、保存期間が1日、1週
間、1ヶ月に別けられているが、任意の保存期間を設定
できるように構成しても良い。ユーザがユーザ設定画面
上で保存期間及び文書種別を選択して設定ボタンを選択
すると、それらの設定データと一緒に装置設定CGIア
プリケーションのCGI処理要求をWWWサーバー部1
2に対して送信する。
【0138】WWWサーバー部12では、CGIアプリ
判断部33から装置設定CGIアプリケーションにCG
I処理の依頼が出される。装置設定CGIアプリケーシ
ョンは、保存期間及び文書種別といった設定データをフ
ァイル管理部36へ渡し装置設定の変更を依頼する。
【0139】ファイル管理部36は、外部記憶部4に保
存されている文書(各種HTMLファイル、TIFFフ
ァイル、音声ファイル群)の保存期間を管理している。
装置設定CGIアプリケーションから保存期間の変更指
示を受け取ると、指示内容にしたがって該当種別の保存
期間を登録しているテーブルを書換える。
【0140】図22はファイル管理部36の文書保存管
理に関するフローチャートである。文書種別毎の単位で
保存期間を管理しており、保存期間が1日の文書に付い
ては受付日時から1日経過した文書を検出した場合(S
T1221)、該当する保存文書を削除する(ST12
22)。保存期間が1週間の文書に付いては受付日時か
ら1週間経過した文書を検出した場合(ST122
3)、該当する保存文書を削除する(ST1224)。
さらに、保存期間が1ヶ月の文書に付いては受付日時か
ら1ヶ月経過した文書を検出した場合、該当する保存文
書を削除する(ST1225)。
【0141】このように、クライアントマシン202か
らの要求に応じて文書保存期間(装置設定)をユーザが
指定するHTML文書画面をクライアントマシン上に表
示し、ユーザから入力されたデータ及び装置設定指示を
WWWサーバー部12へ渡してファイル管理部36の管
理テーブルへ反映させるようにしたので、クライアント
マシン202からホームページにアクセスするのと同じ
操作で文書保存期間(装置設定)を設定できる。
【0142】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、ク
ライアントマシンからホームページにアクセスするのと
同じ操作で文書保存期間を設定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかるネットワークファ
クシミリ装置の機能ブロック図
【図2】上記実施の形態のネットワークファクシミリ装
置とクライアントマシンとを接続したシステムの構成図
【図3】上記実施の形態のネットワークファクシミリ装
置における一部の処理の流れを示す機能ブロック図
【図4】上記実施の形態のネットワークファクシミリ装
置における受信リスト生成動作のフロー図
【図5】受信リスト管理テーブルの構成図
【図6】受信リストhtmlのソースファイルのデータ
例を示す図
【図7】上記実施の形態のネットワークファクシミリ装
置が受信蓄積したデータの送信動作のフロー図
【図8】上記実施の形態のネットワークファクシミリ装
置の管理するHTMLファイルのファイル関連表を示す
【図9】上記実施の形態のネットワークファクシミリ装
置が提供するホームページメイン画面の構成図
【図10】上記実施の形態のネットワークファクシミリ
装置におけるWWWサーバ通信部の動作を示すフロー図
【図11】上記実施の形態のネットワークファクシミリ
装置におけドキュメントリスト生成部の動作を示すフロ
ー図
【図12】上記実施の形態のネットワークファクシミリ
装置が提供するインターネット受信文書画面の構成図
【図13】上記実施の形態のネットワークファクシミリ
装置が提供する受信リストの削除画面の構成図
【図14】上記実施の形態のネットワークファクシミリ
装置が提供する受信リストの編集画面の構成図
【図15】上記実施の形態のネットワークファクシミリ
装置が提供する受信リストの移動画面の構成図
【図16】上記実施の形態のネットワークファクシミリ
装置が提供するアドレス帳画面の構成図
【図17】上記実施の形態のネットワークファクシミリ
装置が提供するアドレス帳の追加画面の構成図
【図18】上記実施の形態のネットワークファクシミリ
装置が提供するアドレス帳の削除画面の構成図
【図19】上記実施の形態のネットワークファクシミリ
装置が提供するアドレス帳の編集画面の構成図
【図20】上記実施の形態のネットワークファクシミリ
装置におけるアドレス帳処理のフロー図
【図21】上記実施の形態のネットワークファクシミリ
装置が提供するユーザ設定の保存期間設定画面の構成図
【図22】上記実施の形態のネットワークファクシミリ
装置におけるファイル管理部の削除動作のフロー図
【図23】FAXサーバを使用したファクシミリ送受信
システムの構成図
【図24】インターネットFAXとWWWサーバを使用
したファクシミリ送受信システムの構成図
【符号の説明】
1 CPU 2 ROM 3 RAM 4 外部記憶部 5 スキャナ部 6 プリンタ部 7 パネル部 8 圧縮・伸長部 9 FAX・音声通信部 10 ネットワーク制御部 11 HTMLファイル生成部 12 WWWサーバー部 13 電子メール通信部 14 TIFF変換部 31 WWWサーバ通信部 32 CGIストリング解析部 33 CGIアプリ判断部 34 CGIアプリケーション 35 ファイル送出部 36 ファイル管理部 37 ドキュメントリスト生成部 38 アドレス帳生成部 39 通信結果リスト生成部 41 ステータス情報生成部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B082 CA14 HA08 5C062 AA02 AA05 AA13 AA29 AA35 AB20 AB23 AB38 AB42 AC02 AC05 AC21 AC23 AC34 AC43 AE07 AF06 BD09 5C073 AA06 BC04 BD03 5C075 AB90 CA14 CA90 CF90 FF90

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリンタ機能、電子メール機能を有する
    複合機において、文書データを記憶する記憶部と、前記
    記憶部に記憶される文書の保存期間を設定する設定画面
    を構造化文書言語で構成して提供するウエブサーバと、
    前記設定された期間を経過すると、前記記憶部に記憶さ
    れる文書データを消去する制御を行う制御部とを備える
    複合機。
  2. 【請求項2】 文書を記憶するフォルダ単位で、保存期
    間を設定することを特徴とする請求項1記載の複合機。
  3. 【請求項3】 前記保存期間は、予め容易されている複
    数の保存期間の中から任意の保存期間のものを選択可能
    することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の複合
    機。
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