JP2001268304A - 送信装置 - Google Patents

送信装置

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JP2001268304A
JP2001268304A JP2001021057A JP2001021057A JP2001268304A JP 2001268304 A JP2001268304 A JP 2001268304A JP 2001021057 A JP2001021057 A JP 2001021057A JP 2001021057 A JP2001021057 A JP 2001021057A JP 2001268304 A JP2001268304 A JP 2001268304A
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JP2001021057A
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Junichi Iida
淳一 飯田
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Panasonic System Solutions Japan Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Graphic Communication Systems Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データ転送によるネットワークトラフィ
ックを低減させ、しかもクライアントマシンからの指示
だけで容易に送信できるようにすること。 【解決手段】 ネットワークファクシミリ装置の内部に
WWWサーバー部12を配置し、同報送信指示画面を構
造化文書で作成してホームページ形式でクライアント2
02に提示し、同報送信指示画面に入力したデータに基
づいてWWWサーバー部12からイメージデータを同報
送信するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、端末との間で通信
可能な送信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近は、パーソナルコンピュータ、ワー
クステーション、さらにFAXサーバ等をネットワーク
に接続して、電子メール、ホームページ閲覧、ファクシ
ミリ送受信を行うようになってきた。
【0003】図18に、FAXサーバを使用してファク
シミリ送受信を行う場合のシステム構成を示す。クライ
アントマシン(パーソナルコンピュータ)での受信動作
は次のようになる。まず、FAXモデム1001が電話
回線の着信を受けてイメージデータを取り込み、FAX
サーバ1002に渡す。FAXサーバ1002で動作し
ているFAXサーバソフトウェアがイメージデータを受
け取り、ネットワークを介してファイルサーバ1003
にイメージデータファイルとして蓄積する。ここまでで
ファクシミリ受信データの蓄積が終了する。
【0004】受信イメージデータをクライアントマシン
1004に取り込むためには、ユーザがクライアントマ
シン1004上で専用アプリケーションを起動し、ファ
イルサーバ1003よりネットワークを介してイメージ
データファイルを読み出す。
【0005】また、最近ではインターネットFAXとW
WWサーバとを組み合わせてファクシミリ受信データを
再利用する方法も提案されている。これは、インターネ
ットFAXが電話回線から受信したデータを電子メール
に変換する機能を利用したものである。
【0006】図19に、インターネットFAXとWWW
サーバを使用してファクシミリの送受信を行う場合のシ
ステム構成を示す。クライアントマシンでの受信動作を
説明する。
【0007】まず、インターネットFAX1101が電
話回線を介して受信したイメージデータは、インターネ
ットFAX内で電子メールの添付ファイル形式に変換さ
れて電子メールの添付ファイルとしてWWWサーバ11
03宛てに送信される。
【0008】インターネットFAX1101から転送さ
れた電子メールは、ネットワークを介して電子メールサ
ーバ1102に受信される。電子メールサーバ1102
に受信された電子メールは、再度ネットワークを介して
宛先であるWWWサーバ1103へ転送される。
【0009】WWWサーバ1103は、電子メールの添
付ファイルをイメージデータとして蓄積し、ファクシミ
リ受信用ホームページにリンクする。ここまででファク
シミリ受信データの蓄積が終了する。
【0010】受信データをクライアントマシン1104
に取り込むためには、ユーザがクライアントマシン11
04上でWWWブラウザを起動してWWWサーバ110
3のファクシミリ受信ホームページにアクセスする。そ
して、WWWサーバ1103からネットワークを介して
クライアントマシン1104にイメージデータファイル
を読み出す。
【0011】クライアントマシン1104にダウンロー
ドしたイメージデータを、さらに他の複数の端末へ同報
送信する場合は、次のような作業をユーザが行う。G3
ファクシミリ装置の端末へ同報送信する場合は、クライ
アントマシン1104からプリンタへイメージを転送し
て印刷指示を出し、プリンタからプリントアウトされた
イメージをファクシミリ装置にセットして同報先の電話
番号を入力した後、送信ボタンを押す。また、電子メー
ル装置の端末へ同報送信する場合は、電子メールソフト
上で宛先に同報先の複数のメールアドレスをセットし、
メール本体にイメージデータを添付して送信ボタンを押
すことになる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のインタ
ーネットFAXとWWWサーバを用いたシステムでは、
ユーザのクライアント上で通信結果レポートを見ること
が出来なかった。
【0013】本発明は、上述の課題に鑑みて為されたも
ので、クライアントからの指示によって送信された結果
が通信結果レポートとしてクライアントに送信でき、ユ
ーザは自分の送信結果をクライアント上で知ることがで
きる送信装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、通信結果レポ
ートを記憶する記憶手段と、端末からの接続により前記
通信結果レポートの表示指示を受けると、前記通信結果
レポートを前記端末に送出する送出手段と、を備えるも
のとした。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の第1の態様は、通信結果
レポートを記憶する記憶手段と、端末からの接続により
前記通信結果レポートの表示指示を受けると、前記通信
結果レポートを前記端末に送出する送出手段と、を備え
る構成を採る。
【0016】この構成によれば、クライアントからの指
示によって送信された結果が通信結果レポートとしてク
ライアントに送信されるので、ユーザは自分の送信結果
をクライアント上で知ることができる。
【0017】本発明の第2の態様は、通信結果レポート
とこれを表示するためのメニュー画面とを記憶する記憶
手段と、端末からの接続により前記記憶手段からメニュ
ー画面を前記端末に送出するとともに、前記メニュー画
面を介して前記通信結果レポートの表示指示を受ける
と、前記通信結果レポートを送出する送出手段と、を備
える構成を採る。
【0018】この構成によれば、ユーザはメニュー画面
を介して通信結果レポートの表示指示を入力でき、ユー
ザは自分の送信結果をクライアント上で知ることができ
る。
【0019】本発明の第3の態様は、通信結果レポート
とこれを表示するためのメニュー画面とをHTMLファ
イルで記憶する記憶手段と、端末からURLが入力され
ることにより接続され、前記記憶手段からメニュー画面
を前記端末に送出するとともに、前記メニュー画面を介
して前記通信結果レポートの表示指示を受けると、前記
通信結果レポートを送出する送出手段と、を備える構成
を採る。
【0020】この構成によれば、ユーザはホームページ
形式により通信結果レポートの表示指示を入力でき、ユ
ーザは自分の送信結果をクライアント上で知ることがで
きる。
【0021】本発明の第4の態様は、第1,2,3の態
様の送信装置において、データを通信するための通信手
段と、この通信手段で通信される毎に前記記憶手段に記
憶されるHTMLファイルで形成された通信結果レポー
トを更新する更新手段とを備えるものである。
【0022】この構成によれば、リアルタイムで通信結
果レポートを更新することができる。
【0023】本発明の第5の態様は、第4の態様の送信
装置において、前記通信手段はファクシミリ送信を行な
うものである。
【0024】本発明の第6の態様は、第4の態様の送信
装置において、前記通信手段は電子メール送信を行なう
ものである。
【0025】本発明の第7の態様は、第2の態様から第
6の態様の送信装置において、前記メニュー画面には、
アドレス帳設定のための指示画面を含むものである。
【0026】以下、本発明の実施の形態について図面を
参照して詳細に説明する。
【0027】図1に本実施の形態にかかるネットワーク
ファクシミリ装置の機能ブロックを示す。オペレーティ
ングシステム上で動作するCPU1に、ROM2、RA
M3及び外部記憶装置4がCPU1からアクセス可能に
接続されている。ROM2にはサーバ側処理プログラム
を初めとした各種プログラムが記憶され、RAM3はR
OM2に記憶されるプログラムの作業エリア等として使
用される。また、外部記憶部4には圧縮されたイメージ
データやHTMLファイルなどが格納される。
【0028】また、本実施の形態にかかるネットワーク
ファクシミリ装置は、スキャナ5、プリンタ部6、パネ
ル部7、圧縮・伸長部8、FAX・音声通信部9及びネ
ットワーク制御部10を備えており、これら構成要素が
CPU1の管理の下で動作するように構成されている。
【0029】このネットワークファクシミリ装置は、ス
キャナ部5によって原稿などのイメージデータの読み取
りを行い、読み取ったイメージデータ又は受信したイメ
ージデータの印刷をプリンタ部6にて行う。また、パネ
ル部7からユーザがイメージの読み込み指示や送信先の
宛先入力などの操作を行えるようになっており、圧縮・
伸長部8が受信したイメージデータの伸長または読み取
ったイメージデータの圧縮を行う。FAX・音声通信部
9は電話回線に接続し、ファクシミリ通信や音声通信を
行い、ネットワーク制御部10はネットワークに接続
し、電子メール通信を行う。
【0030】ROM2に格納されたプログラムには、H
TMLファイル生成部11、WWWサーバー部12、電
子メール通信部13、TIFF変換部14の各プログラ
ムが含まれている。HTMLファイル生成部11、WW
Wサーバー部12、電子メール通信部13、TIFF変
換部14は、CPU1がそれらのプログラムを実行する
ことにより提供される機能であるが、説明の便宜上は図
1に示すようにプログラム自体に付与した参照符号をつ
かってそれらの機能を説明する。
【0031】HTMLファイル生成部11は、FAX受
信及び電子メール受信したイメージデータのリストなど
を、ホームページ上で閲覧可能なHTMLファイルに変
換してサーバ登録する機能ブロックである。
【0032】WWWサーバー部12は、WWWブラウザ
との間でHTTPプロトコルにしたがった通信を行い、
ホームページデータ(HTMLファイル)の受け渡しを
する等のサーバ機能を提供する。
【0033】電子メール通信部13は、ネットワークを
介して電子メールの送受信を行う他、電子メールサーバ
として機能する。また、TIFF変換部14は、符号化
されたファクシミリデータや文書ファイルデータをTI
FF形式に変換する機能を提供する。スキャナ部5又は
蓄積されているファクシミリデータを電子メールで送信
する場合は、TIFF変換部14でTIFF形式に変換
し、このTIFFファイルを添付ファイルとして含む電
子メールを作成する。すなわち、TIFFファイルをテ
キストコード化し、MIMEのような複合構造化メール
のデータ部に入れる。一方、電子メールで受信したデー
タをファクシミリ送信する場合は、電子メールの電子フ
ァイル部分をテキストコードからTIFFファイルにバ
イナリ変換する。また、TIFF変換部14でTIFF
ファイルを展開する。非圧縮であればさらに圧縮・伸長
部8でMH等の圧縮処理を加えたデータを送信する。
【0034】図2に、本実施の形態にかかるネットワー
クファクシミリ装置を電話回線及びネットワークに接続
した場合のシステム構成を示す。図2において、ネット
ワークファクシミリ装置201は電話回線に接続すると
ともにネットワークインタフェースを介してネットワー
クに接続している。クライアントマシン202上でWW
Wブラウザを動作させることで、ネットワークファクシ
ミリ装置201上で提供しているホームページの閲覧を
行うことができるようになる。
【0035】図3に、HTMLファイル生成部11、W
WWサーバー部12、電子メール通信部13、TIFF
変換部14及びFAX・音声通信部9の機能ブロック及
びブロック間のデータ処理の流れを示す。
【0036】WWWサーバー部12は、WWWサーバ通
信部31がHTTPプロトコルにしたがってクライアン
トマシン202上で動作しているWWWブラウザと通信
する。WWWサーバ通信部31がクライアントマシン2
02から受信したコマンドはCGIストリング解析部3
2で解析される。
【0037】CGIストリング解析部32は、受信デー
タに含まれたCGIストリングを解析して、その解析結
果をCGIアプリ判断部33に渡して該当するCGIア
プリケーション34を起動する。CGIアプリケーショ
ン34は、受信データを用いて所定の処理を実行する。
CGIアプリケーション34には、送信、HTML文書
の削除、編集及び移動、アドレス帳生成、装置設定など
のアプリケーションが含まれる。
【0038】ファイル送出部35は、クライアントマシ
ン202からファイル要求の出されたファイルをファイ
ル管理部36から受け取りWWWサーバ通信部31へ渡
す。CGI処理の要求されていないファイル要求の場合
にはファイル送出部35がファイル管理部36に対して
該当ファイルを要求する。
【0039】HTMLファイル生成部11は、ドキュメ
ントリストのHTMLファイルを作成するドキュメント
リスト生成部37、アドレス帳のHTMLファイルを作
成するアドレス帳生成部38を備える。
【0040】ドキュメントリスト生成部37は、受信電
子メール、受信FAXを表示した受信リストのHTML
ファイルを作成したり、CGIアプリケーション34か
ら与えられる命令及び受信データによってHTMLファ
イルの一部を削除、編集、移動などする。
【0041】アドレス帳生成部38は、アドレス帳CG
Iアプリケーションからの命令及び受信データによって
アドレス帳のHTMLファイルを修正する。またアドレ
ス帳生成部38は、電源投入時やアドレス帳の内容を変
更などしたときに最新のアドレステーブルデータをアド
レス帳のHTMLファイルに組み込む処理も実行する。
【0042】また、HTMLファイル生成部11は、通
信結果リスト生成部39及びステータス情報生成部41
を備える。通信結果リスト生成部39は、FAX・音声
通信部9及び電子メール通信部13から通信結果を示す
ログ情報を貰って通信結果リストを表したHTMLファ
イルを作成・更新する。ステータス情報生成部41は、
スキャナ部5、プリンタ部6、パネル部7、FAX・音
声通信部9からそれらの状態(紙詰まり発生、トナー不
足、通信中等)を示すステータス信号を取込んで上記各
部の状態が登録されたHTMLファイルを作成・更新す
る。
【0043】FAX・音声通信部9は、スプーラ42、
通信制御部43及び蓄積処理部44を備える。スプーラ
42は送信CGIアプリケーションから送信処理の指
示、送信文書番号又はテンポラリ文書、宛先端末のFA
X番号等を渡される。送信文書番号が渡された場合は該
当文書番号の送信データ(イメージ)を外部記憶装置4
から取り出す。通信制御部43は、スプーラ42から渡
されるイメージデータを送信バッファに入れ、電話回線
に接続して宛先端末のFAX番号へ送信する。同報送信
の場合は、送信CGIアプリケーションからスプーラ4
2に同報先となる複数のFAX番号がスプールされる。
【0044】電子メール通信部13は、スプーラ45、
通信制御部46及び蓄積処理部47を備える。スプーラ
45は、送信CGIアプリケーションから送信処理の指
示、送信文書番号又はテンポラリ文書、宛先端末のメー
ルアドレス等を渡される。送信文書番号が渡された場合
は該当文書番号の送信データを外部記憶装置4から取り
出す。通信制御部43は、スプーラ42から渡されるイ
メージデータを送信バッファに入れ、LAN又はダイヤ
ルアップでインターネットに代表される各種ネットワー
クに接続して宛先端末のアドレスへ送信する。同報送信
の場合は、送信CGIアプリケーションからスプーラ4
2に同報先となる複数の電子メールアドレスがスプール
される。
【0045】次に、本実施の形態にかかるネットワーク
ファクシミリ装置の動作について説明する。以下、受信
リストの生成、蓄積データの同報送信、装置設定、通信
結果レポート作成の各動作に別けて説明する。
【0046】図4に、データ受信から受信リスト生成ま
でのフローチャートを示す。本ネットワークファクシミ
リ装置は、FAX・音声通信部9又は電子メール通信部
13で受信された受信データの受信リストをホームペー
ジに登録する。
【0047】データ受信が発生すると、受信形態が電話
回線かネットワークかを判断する(ST401)。電子
メール通信部13が電子メールを受信した場合がネット
ワークからの受信である。この場合、電子メール通信部
13が電子メールを受信し(ST402)、添付データ
が画像ファイルの標準フォーマットであるTIFF(T
ag Images File Format)形式の
イメージデータであれば、例えば「mail0001.
tif」というようなファイル名を付与して外部記憶部
4に格納し(ST407)、音声データであれば「au
dio0001.wav」というようなファイル名を付
与して外部記憶部4に格納する(ST407)。
【0048】一方、FAX・音声通信部9がFAXデー
タまたは音声データを受信した場合が電話回線からの受
信である。電話回線からの受信である場合、FAX・音
声通信部9がイメージデータ又は音声データを受信し
(ST403)、受信データが音声データか否か判断す
る(ST404)。受信データが符号化されたイメージ
データの場合は、TIFF変換部14に依頼して符号化
データをTIFF形式に変換する(ST405)。TI
FF形式に変換された受信データ(イメージデータ)に
ファイル名を(例えば「fax0001.tif」)付
与して外部記憶部4に格納する(ST407)。また受
信データが音声データの場合は、音声データをデジタル
変換した後(ST406)、ファイル名を付与した音声
ファイルを外部記憶部4に格納する(ST407)。
【0049】次に、後述する通信結果レーポートの作成
処理を実行する(ST408)。そして装置設定を参照
してプリントのみの設定になっているか否か判断する
(ST409)。FAX・音声通信部9及び電子メール
通信部13は、電源投入時などに外部記憶装置4から受
信データをどのように扱うかを示す装置設定データを取
り出して保存している。プリントのみの設定になってい
れば、受信データを印刷可能な形式にしてプリンタ6に
渡して印刷指示を掛ける(ST410)。印刷処理後、
当該受信データを削除するようにファイル管理部36に
指示を出す(ST411)。一方、プリントのみの設定
になっていない場合は、保存のみの設定になっているか
否か判断する(ST412)。クライアントマシン20
2に受信データをダウンロードする場合には、保存だけ
していて印刷する必要がないので装置設定として「保存
のみ」を指定できるようにしている。「保存のみ」の設
定になっている場合は、印刷処理を実行すること無く受
信リストの作成処理を実行する(ST414)。また、
「保存のみ」の設定になっていなければ、印刷処理を指
示してから(ST413)、受信リストを作成する(S
T414)。
【0050】ステップST414の受信リスト作成処理
は、HTMLファイル生成部11が受信リストにファイ
ル名を追加して受信リストのHTMLファイルを更新す
ることにより実現される。
【0051】受信リストのHTMLファイルの更新につ
いて具体的に説明する。HTMLファイル生成部11の
ドキュメントリスト生成部37が、受信リストのHTM
Lファイルを更新する。ドキュメントリスト生成部37
は、外部記憶部4に格納されている受信リストテーブル
を管理している。図5に受信リスト管理テーブルの構成
例を示す。受信リストテーブルには、受信順に付与され
る文書番号と、文書番号毎に文書ファイル名、登録日
付、発信者、標題が登録されている。
【0052】ドキュメントリスト生成部37は、受信の
あったFAX・音声通信部9又は電子メール通信部13
から文書ファイル名、登録日付、発信者、標題が渡され
る。ファイル管理部36を介して受信リストを読み出
し、受信リストに文書番号を追加し、そこに文書ファイ
ル名、登録日付、発信者、標題を登録する。受信データ
の文書名などが登録された受信リストを受信リストテー
ブルに戻すとともに、受信リストhtml(受信リスト
のHTMLファイル)を読み出す。
【0053】図6にネットワークから受信した受信デー
タについて作成した受信リストhtmlのソースファイ
ルを示す。同図に示すように、受信リスト毎に先頭には
コメント行が挿入されており、コメント行の位置に受信
形態を示す識別データと文書番号とが記述されている。
そして、コメント行に続いて文書番号、日時、発信者、
標題がHTML文書で記述されている。
【0054】なお、FAX受信したイメージデータに関
するFAX受信リスト、受信音声データに関する音声受
信リストなどについても同様にしてHTML文書でリス
トが生成されるものとする。
【0055】このように、FAX・音声通信部9でFA
Xデータを受信し、又は電子メール通信部13で電子メ
ールを受信したら、ドキュメントリスト生成部37にリ
スト作成に必要なデータ(発信者、標題など)を入力
し、ドキュメントリスト生成部37が受信リストのHT
MLファイルを外部記憶部4から読み出して受信リスト
に追加するようにしたので、クライアントマシン202
はWWWサーバー部12にアクセスすることによってホ
ームページ形式で最新受信リストを提供することができ
る。
【0056】次に、ネットワークファクシミリ装置が受
信蓄積したデータをクライアントマシン202に送出す
る動作を、図7のフロー図に従って説明する。
【0057】ネットワークファクシミリ装置は、ホーム
ページアドレス(URLアドレス)が入力されるまでは
待機状態にある。
【0058】ネットワークに接続されたクライアントマ
シン202が、WWWブラウザ(ホームページ閲覧ソフ
ト)を起動し、ネットワークファクシミリ装置のURL
アドレスを入力してホームページにアクセスする(ST
701)。
【0059】アクセスを受けたネットワークファクシミ
リ装置は、ネットワーク制御部10を通してWWWサー
バー部12が処理を開始する。WWWサーバー部12の
ファイル送出部35は、クライアントマシン202から
受信したホームページのメイン画面のファイル(インデ
ックスhtml)を要求するコマンドを受けて、外部記
憶部4から該当ファイルを読み出してクライアントマシ
ン202のWWWブラウザへ返す(ST702)。図8
に外部記憶部4へ登録されたHTMLファイルのファイ
ル関連表を示す。ホームページのメイン画面のファイル
にホームページを表示するのに必要なファイルが関連付
けられている。
【0060】クライアントマシン202のWWWブラウ
ザは、ホームページのメイン画面のファイル(htm
l)を受け取ると、その内容を解析してホームページの
表示に必要なファイルを要求するコマンドをWWWサー
バー部12に対して送出する(ST703)。例えば、
図9に示すようなホームページのメイン画面を表示する
のであれば、ファックス受信文書、インターネット受信
文書、パーソナルボックス、掲示板文書、アドレス帳、
通信結果レポート、ユーザ設定、設定一覧のそれぞれの
アイコン表示に必要なファイル(図8に示すsdoc.
gif、kdoc.gifなど)をWWWサーバー部1
2に対して要求する。
【0061】WWWサーバー部12は、ホームページの
メイン画面を表示するのに必要なファイル要求を受ける
と、外部記憶部4に格納されているファイルをクライア
ントマシン202のWWWブラウザに送出する(ST7
04)。これにより、クライアントマシン202の画面
上に、ネットワークファクシミリ装置のホームページ
が、表示される(ST705)。次の選択があるまでネ
ットワークファクシミリ装置はそのまま待機する。
【0062】図9に示すメイン画面が表示されたクライ
アントマシン202上でユーザの希望するアイコンが選
択されるのを待つ。たとえば、表示データの中から「イ
ンターネット受信リスト」が選択されたものとする。
「インターネット受信リスト」アイコンが選択される
と、そのアイコン表示位置にリンクされたインターネッ
ト受信リストに対するファイル要求が発生する(ST7
06)。
【0063】図8に示すように、「インターネット受信
リスト」のアイコン(idoc.gif)にインターネ
ット受信文書画面のHTMLファイル(idoc.ht
ml)がリンクされている。WWWブラウザはido
c.htmlからインターネット受信リストを表示する
ことができる。WWWサーバー部12では、idoc.
htmlのファイル要求を受信すると、外部記憶部4か
ら該当ファイルを読み出してクライアントマシン202
へ送出する(ST707)。
【0064】クライアントマシン202のWWWブラウ
ザが、WWWサーバー部13から受信した「インターネ
ット受信リスト」のHTMLファイルにしたがって「イ
ンターネット受信リスト」の画面(インターネット受信
文書画面)を表示する(ST708)。
【0065】図10にインターネット受信文書画面の構
成例を示す。同図に示す受信文書画面は、受信リストに
登録されている受信データの文書番号と、各文書番号を
選択するためのチェックボタンと、各文書の付属情報が
表示される。さらに、送信処理を含むフレームメニュー
が表示される。図8に示すように、個々のメニューには
メニューに対応した処理(例えば送信)を実行するため
の別のファイルが関連付けられている。
【0066】クライアントマシン上でユーザがインター
ネット受信文書画面の中から所望の文書番号を選択する
(ST709)。選択文書番号のファイルを要求された
ネットワークファクシミリ装置は該当するイメージデー
タファイルを送出する(ST710)。ファイル形式に
よってはクライアントマシン202にダウンロードした
ファイルを表示できない場合が在る。例えば、TIFF
形式のファイルを表示できないクライアントマシン20
2にTIFFファイルをダウンロードしてきた場合、T
IFFファイルを表示するためのヘルパーアプリケーシ
ョンを介して(ST712)、表示される(ST71
3)。
【0067】上述の例では、ネットワーク受信したデー
タを表示する場合について説明したが、音声ファイルが
選択された場合は、リンクされている音声データがクラ
イアントマシンのスピーカから再生される。音声データ
には、外部から受信した音声データの他、ネットワーク
ファクシミリ装置の受話器に自らふきこんだ音声データ
などがあり、これらをホームページにリンクさせたり、
外部に発信したりすることができる。
【0068】次に、本ネットワークファクシミリ装置で
同報送信する場合の動作について説明する。図11に、
クライアントから本ネットワークファクシミリ装置に対
して同報送信を指示して宛先に同報されるまでの一連の
フローチャートを示す。
【0069】図11において、クライアントがURLを
使って本ネットワークファクシミリ装置にアクセスして
受信リストが表示されるまでの処理(ST701からS
T708)は図7で説明した通りである。
【0070】今、ステップST708においてインター
ネット受信文書がクライアントマシン202に表示され
ているものとする。ユーザは、図10に示すインターネ
ット受信文書から同報送信する文書番号を選択する(S
T1101)。なお、ネットワークファクシミリ装置に
蓄積されている受信データの中からFAX受信データを
他の端末へ送信(同報送信を含む)する場合は、受信リ
ストとしてFAX受信文書画面を表示させる。FAX受
信文書画面もインターネット受信文書と同様に構成され
る。
【0071】インターネット受信文書画面において、送
信対象となる文書番号に対応したチェックボタンが選択
され、送信ボタンが押されると、選択された文書番号は
クライアントマシンに保持される一方、図8に示すよう
に送信ボタンに関連付けられた送信指示画面ファイル
(pnl.sed.html)のファイル要求が出され
る(ST1102)。インターネット受信文書画面を構
成するHTML文書は、送信ボタンから送信指示画面フ
ァイル(pnl.sed.html)にリンクが張られ
ている。
【0072】WWWサーバー部12は、送信指示画面フ
ァイル(pnl.sed.html)のファイル要求に
応えて外部記憶装置4から送信指示画面ファイルを取り
出し、クライアントマシン202に対してファイル送出
する(ST1103)。クライアントマシン202は、
WWWサーバー部12から送信指示画面ファイルを受信
して送信指示画面のウインドウを開く(ST110
4)。
【0073】図12に、送信指示画面ファイルにしたが
って表示される送信指示画面の構成を示す。送信する受
信データの文書番号、送信先のファックス番号及び又は
メールアドレスを入力するボックスが設けられている。
【0074】ステップST1105において送信に必要
なデータ(文書番号、ファクシミリ番号、メールアドレ
ス等)を入力するが、ステップST1101で選択及び
保存されていた送信対象の文書番号は文書番号ボックス
に自動的に挿入される。送信先の端末がファクシミリ装
置の場合は、送信先のファックス番号のボックスにファ
クシミリ番号を入力する。送信先の端末が電子メール装
置の場合は、送信先のメールアドレスのボックスにメー
ルアドレスを入力する。
【0075】また、アドレス帳を使ってファクシミリ番
号、メールアドレスを入力できるようにしている。この
アドレス帳はHTML形式でネットワークファクシミリ
装置の外部記憶装置4に格納されており、再読み込み
(Reload)ボタンを押すことにより、ネットワー
クファクシミリ装置からダウンロードされ送信指示画面
上で表示して選択できるようにしている。
【0076】複数の端末に同報送信する場合は、ファッ
クス番号のボックス又はメールアドレスのボックスに入
力されたファクシミリ番号又はメールアドレスをカンマ
で区切りながら複数入力する。ステップST1101で
複数の文書番号が選択されている場合も、文書番号の間
がカンマで区切られて複数入力される。
【0077】また、ファックス番号とメールアドレスの
双方を入力すればファクシミリ装置と電子メール装置に
同報される。ファックス番号又はメールアドレスのいず
れか一方が一つだけ入力された場合は、通常のファクシ
ミリ送信又はメール送信となる。
【0078】図12に示す送信指示画面に設けられた
「決定」ボタンを押すと、CGI処理要求がWWWサー
バー部12に対して送出される(ST1106)。CG
I処理要求によって、送信CGIアプリケーションを指
示するCGIストリング、送信指示画面で入力された文
書番号、ファクシミリ番号又はメールアドレス等がUR
LエンコーディングされてWWWサーバー部12へ送ら
れる。
【0079】WWWサーバー部12では、CGI処理要
求に応えて送信CGIアプリケーションを実行して指定
された文書を指定された宛先に送信する(ST110
7)。また送信完了後に終了ファイルをクライアントマ
シン202へ送信する(ST1107)。クライアント
マシン202は、終了ファイルを受取り完了表示を行う
(ST1108)。
【0080】図13に、WWWサーバー部12において
CGIアプリケーションの処理が実行されるまでの概略
動作を示している。WWWサーバ通信部31は、HTT
Pプロトコルにしたがって動作することによりクライア
ントマシン202からネットワークを介してリクエスト
を受け取り、また応答を返す。WWWサーバ通信部31
が受け取るリクエストはコマンドによってファイル要求
とCGI処理要求との2つに大きく別けられる。
【0081】WWWサーバ通信部31で受け取られた受
信データ(リクエスト)はCGIストリング解析部32
へ与えられる。CGIストリング解析部32は、受信デ
ータのCGIストリングを解析する(ST1300)。
ファイル要求の場合は、CGIストリングがないので、
ファイル送出部35が受信データに含まれた文書番号に
基づいて該当ファイルを外部記憶部4から取出してクラ
イアントへ返す(ST1301)。
【0082】CGIストリング解析部32は受信データ
のURLエンコーディングされている部分をデコードす
る(ST1302)。CGIストリングの解析結果であ
るデコードデータがCGIアプリ判断部33へ渡され
る。CGIアプリ判断部33は、デコードデータにCG
I処理が要求されているがアプリケーション名が指定さ
れていない場合はエラー判定する(ST1304)。エ
ラー判定した場合は、ファイル送出部35へエラー通知
を出して外部記憶部4からエラー通知用のHTMLファ
イルを取り出し、クライアントマシンへ送信する(ST
1305)。
【0083】CGIアプリ判断部33は、CGIストリ
ングに指定されているCGIアプリケーションの判定を
行う。まず、送信CGIアプリケーションが指定されて
いると判定された場合は(ST1306)、送信CGI
アプリケーションを起動して受信データを渡し、後述す
る送信処理を実行する(ST1307)。また、装置設
定CGIアプリケーションが指定されていると判定した
場合は(ST1308)、装置設定CGIアプリケーシ
ョンを起動して受信データを渡し、後述する装置設定処
理を実行する(ST1309)。図13には示されてい
ないが、本実施の形態のWWWサーバー部12でサポー
トされている他のCGIアプリケーションが指示されて
いれば、それらのCGIアプリケーションが実行され
る。
【0084】図14に、本ネットワークファクシミリ装
置における送信処理(ST1307)のフローチャート
を示す。送信CGIアプリケーションは、CGIアプリ
判断部33から、クライアントマシン202より受信し
た文書番号、送信宛先のファクシミリ番号又はメールア
ドレスを含む受信データを受け取る。
【0085】1回の送信で送る文書が複数有るか否か判
断する(ST1401)。上記ステップST1101
(図12)において受信リストから複数の文書番号を選
択した場合、又はステップST1105において文書番
号のボックスに複数の文書番号を入力した場合は、ST
1401の判断において複数文書が指定されていると判
断する。
【0086】送信指示画面において複数の文書番号が指
定されている場合、各文書番号に対応した送信データを
1つの文書にマージする(ST1402)。複数の文書
を一つの文書にマージすることにより、指定された複数
の文書を1通信で送ることができる。マージされた文書
はテンポラリ文書として扱われる。1文書しか指定され
ていない場合は、マージ処理は必要ない。
【0087】次に、送信先の端末へファクシミリ送信す
べきか電子メール送信すべきか判断する。送信指示画面
においてファクシミリ番号のボックスにファクシミリ番
号が入力されているか否か判断する(ST1403)。
もし、ファクシミリ番号が入力されていればファクシミ
リ送信を実行する(ST1404)。
【0088】ファクシミリ送信の手順について具体的に
説明する。送信CGIアプリケーションは、テンポラリ
文書及びファクシミリ番号、さらにファクシミリ送信の
コマンドをFAX・音声通信部9のスプーラ42へ転送
する。同報送信の場合には、複数のファクシミリ番号が
スプーラ42にスプールされる。スプーラ42は通信制
御部43へテンポラリ文書の保存アドレスとファクシミ
リ番号とを入力する。同報通信の場合は、スプールされ
た複数のファクシミリ番号を順番にテンポラリ文書の保
存アドレスとともに通信制御部43へ渡す。通信制御部
43は、スプーラ42から与えられたファクシミリ番号
に回線接続してテンポラリ文書をファクシミリ送信す
る。全ての宛先にデータ送信が完了後、テンポラリ文書
は削除される。
【0089】なお、送信指示画面において複数の文書が
指定されなかった場合は、テンポラリ文書が作成されな
い。指定された文書が1文書の時は、文書番号のままス
プーラ42へ入力される。この場合、スプーラ42は指
定された文書番号に対応した文書をファイル管理部36
を介して外部記憶装置4から取込む。
【0090】送信された文書を外部記憶装置4に残すか
否かの設定がROM上に登録されており、電源投入時に
その設定データがFAX・音声通信部9及び電子メール
通信部13のメモリ上にロードされるのは上記した通り
である。スプーラ42は、上記設定が「削除」になって
いれば、外部記憶装置4から該当文書を削除するように
ファイル管理部36に指示する。
【0091】通信制御部43は、ファクシミリ送信が終
了すると送信結果(正常終了、異常終了)をログ情報と
してHTMLファイル生成部11の通信結果リスト生成
部39へ通知する。通信結果リスト生成部39は、受け
取ったログ情報を通信結果リストに追加する(ST14
05)。このため、ログ情報を受け取ると、HTML文
書で作成された通信結果ファイルを外部記憶装置4から
取り出す。この取り出した通信結果ファイルにログ情報
を追加した後、外部記憶装置4へ格納する。
【0092】以上のようなファクシミリ送信処理が終了
したら、電子メール送信処理を実行する。電子メール送
信処理では、送信指示画面においてメールアドレスのボ
ックスにメールアドレスが入力されているか否か判断す
る(ST1406)。もし、メールアドレスが入力され
ていれば、電子メール送信を実行する(ST140
7)。メールアドレスが入力されていない場合は、送信
先の端末に電子メール装置が指定されていないので、電
子メール送信は行われない。
【0093】送信CGIアプリケーションが、テンポラ
リ文書の保存アドレス又は文書番号とメールアドレス
を、電子メール通信部13のスプーラ45へ供給するま
での手順は上記ファクシミリ送信の手順と同じである。
電子メールの場合、1通信で複数のメールアドレスに送
信できる。したがって、同報送信の場合、スプーラ45
は全てのメールアドレスを一度に通信制御部46へ渡
す。また、TIFF形式以外の文書が指定されている場
合には、その文書をTIFF形式に変換してから送信す
る。
【0094】通信制御部46は、電子メール送信が終了
すると送信結果をログ情報としてHTMLファイル生成
部11の通信結果リスト生成部39へ通知する。通信結
果リスト生成部39は、受け取ったログ情報を通信結果
リストに追加する(ST1408)。
【0095】また、ファクシミリ番号とメールアドレス
の双方が入力されている場合は、上記したファクシミリ
送信及び電子メール送信の処理を夫々実行する。
【0096】以上のようにしてファクシミリ送信及び電
子メール送信の処理が終了したら、処理完了のメッセー
ジのHTMLファイルをクライアントマシン202へ送
信する(ST1409)。送信CGIアプリケーション
は、宛先情報(ファクシミリ番号、メールアドレス)と
テンポラリ文書(保存場所)又は文書番号を、スプーラ
42、45に入力したら、ファイル管理部36に処理完
了のメッセージのHTMLファイルを要求し、ファイル
送出部36に当該ファイルの送信要求を出す。
【0097】これにより、CGI処理要求を出したクラ
イアントマシン202では、処理完了のメッセージのH
TMLファイルを受け取ることができ、そのメッセージ
を表示させてユーザに処理完了を伝えることができる。
【0098】次に、ファックス受信文書、ネットワーク
受信文書の扱い(プリント、保存)を設定するための動
作について説明する。上記ステップ706においてホー
ムページメイン画面からユーザ設定アイコンを選択する
と、ユーザ設定アイコンにリンクされたHTMLファイ
ルに関するファイル要求がクライアントマシン202か
らWWWサーバー部12へ発信される。ユーザ設定のた
めのHTMLファイルに関するファイル要求を受け取っ
たWWWサーバー部12では、ファイル送出部35が該
当するユーザ設定htmlを外部記憶部4から取出して
クライアントマシン202へ送出する。
【0099】クライアントマシン202では、WWWブ
ラウザがユーザ設定htmlからユーザ設定画面を表示
させる。図15にユーザ設定画面の構成例を示す。ユー
ザ設定画面は、ファックス受信文書とネットワーク受信
文書毎に、受信文書の扱いについて3パターン設定でき
るようになっている。(a)プリントのみの設定、
(b)保存のみの設定、(c)プリントして保存するの
設定の3種類である。さらに、ファックス受信文書とネ
ットワーク受信文書毎に文書の保存期間の設定ができる
ように構成されている。図15に示す例では、保存期間
が1日、1週間、1ヶ月に別けられているが、任意の保
存期間を設定できるように構成しても良い。ユーザがユ
ーザ設定画面上で文書種別、文書の扱い種別、保存期間
を選択して設定ボタンを選択すると、それらの設定デー
タと一緒に装置設定CGIアプリケーションのCGI処
理要求をWWWサーバー部12に対して送信する。
【0100】WWWサーバー部12では、CGIアプリ
判断部33から装置設定CGIアプリケーションが起動
され、設定データが渡される。図16に受信文書の設定
に関する装置設定処理のフローチャートを示す。装置設
定CGIアプリケーションは、CGIアプリ判断部33
より起動されて受信文書の設定に関する設定データを受
け取る。
【0101】装置設定CGIアプリケーションは、ファ
ックス受信文書及びネットワーク受信文書のそれぞれに
ついて、設定データが(a)プリントのみ設定になって
いるか否か判断する(ST1601)。いずれかの受信
文書が(a)プリントのみ設定になっている場合は、そ
の受信文書の設定テーブルのフラグに1をセットする
(ST1602)。フラグ=1は(a)プリントのみ設
定を意味する。また、(b)保存のみの設定になってい
るか否か判断する(ST1603)。いずれかの受信文
書が(b)保存のみ設定になっている場合は、その受信
文書の設定テーブルのフラグに2をセットする(ST1
604)。フラグ=2は(b)保存のみの設定を意味す
る。ステップST1601及びST1603の何れにも
該当しなければ、その受信文書の設定テーブルのフラグ
に3をセットする(ST1605)。フラグ=3は
(c)プリントして保存の設定を意味する。
【0102】フラグのセットされた設定テーブルを、フ
ァイル管理部36に渡して外部記憶装置4に格納する。
この設定テーブルの格納された外部記憶装置4の記憶エ
リアは電源投入時などにファイル管理部36により読取
られ、設定テーブルはスプーラ42、45にロードされ
る。
【0103】また、装置設定CGIアプリケーション
は、文書の保存期間の設定についても同様に設定データ
を設定ーテーブルに登録し、外部記憶装置4に格納す
る。そして、電源投入時などにファイル管理部36のロ
ードして定期的に参照して該当文書を削除する。
【0104】このように、クライアントマシン202か
らの要求に応じて文書の扱いや文書保存期間をユーザが
指定するHTML文書画面をクライアントマシン上に表
示し、ユーザから入力されたデータ及び装置設定指示を
WWWサーバー部12へ渡して設定テーブへ反映させる
ようにしたので、クライアントマシン202からホーム
ページにアクセスするのと同じ操作で文書の扱いや文書
保存期間を設定できる。
【0105】また、上記ステップST706においてホ
ームページメイン画面から通信結果レポートのアイコン
を選択すると、通信結果レポートにリンクされた通信結
果htmlのファイル要求がクライアントマシン202
からWWWサーバー部12へ発信される。ユーザ設定の
ためのHTMLファイルに関するファイル要求を受け取
ったWWWサーバー部12では、ファイル送出部35が
該当する通信結果htmlを外部記憶部4から取出して
クライアントマシン202へ送出する。
【0106】クライアントマシン202では、WWWブ
ラウザが通信結果htmlからユー通信結果レポートの
画面を表示させる。図17に通信結果レポートの画面例
を示す。本ネットワークファクシミリ装置では、ファク
シミリ通信及び電子メール通信を行ったときに、送信結
果及び受信結果をログ情報の形で通信結果リスト生成部
39へ入力している。通信結果リスト生成部39は、送
信結果及び受信結果のログ情報に基づいて常に通信結果
htmlを更新している。したがって、通信結果htm
lに基づいて通信結果レポートを作成することにより最
新の通信結果が表示されることになる。通信結果には、
送信データ及び受信データに対してシリアルに付与され
る受付番号、通信日時、相手先、枚数、通信種別(送
信、受信)、通信時間、モード及び通信状況が含まれ
る。
【0107】このように、通信結果レポートをHTML
文書で作成し、ホームページのメイン画面にリンクさせ
たので、クライアントマシン202で通信結果レポート
を簡単に見ることができる。
【0108】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、ク
ライアントからの指示によって送信された結果が通信結
果レポートとしてクライアントに送信でき、ユーザは自
分の送信結果をクライアント上で知ることができる送信
装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかるネットワークファ
クシミリ装置の機能ブロック図
【図2】上記実施の形態のネットワークファクシミリ装
置とクライアントマシンとを接続したシステムの構成図
【図3】上記実施の形態のネットワークファクシミリ装
置における一部の処理の流れを示す機能ブロック図
【図4】上記実施の形態のネットワークファクシミリ装
置における受信から受信リスト生成までの動作のフロー
【図5】受信リスト管理テーブルの構成図
【図6】受信リストhtmlのソースファイルのデータ
例を示す図
【図7】上記実施の形態のネットワークファクシミリ装
置が受信蓄積したデータの送信動作のフロー図
【図8】上記実施の形態のネットワークファクシミリ装
置の管理するHTMLファイルのファイル関連表を示す
【図9】上記実施の形態のネットワークファクシミリ装
置が提供するホームページメイン画面の構成図
【図10】上記実施の形態のネットワークファクシミリ
装置が提供するインターネット受信文書画面の構成図
【図11】上記実施の形態のネットワークファクシミリ
装置における送信完了までの動作を示すフロー図
【図12】上記実施の形態において提示される送信指示
画面の構成図
【図13】上記実施の形態のネットワークファクシミリ
装置におけるWWWサーバ通信部の動作を示すフロー図
【図14】上記実施の形態のネットワークファクシミリ
装置における送信処理の動作を示すフロー図
【図15】上記実施の形態において提示されるユーザ設
定画面の構成図
【図16】上記実施の形態のネットワークファクシミリ
装置における装置設定処理のフロー図
【図17】上記実施の形態において提示される通信結果
レポート画面の構成図
【図18】FAXサーバを使用したファクシミリ送受信
システムの構成図
【図19】インターネットFAXとWWWサーバを使用
したファクシミリ送受信システムの構成図
【符号の説明】
1 CPU 2 ROM 3 RAM 4 外部記憶部 5 スキャナ 6 プリンタ部 7 パネル部 8 圧縮・伸長部 9 FAX・音声通信部 10 ネットワーク制御部 11 HTMLファイル生成部 12 WWWサーバー部 13 電子メール通信部 14 TIFF変換部 31 WWWサーバ通信部 32 CGIストリング解析部 33 CGIアプリ判断部 34 CGIアプリケーション 35 ファイル送出部 36 ファイル管理部 37 ドキュメントリスト生成部 38 アドレス帳生成部 39 通信結果リスト生成部 41 ステータス情報生成部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信結果レポートを記憶する記憶手段
    と、端末からの接続により前記通信結果レポートの表示
    指示を受けると、前記通信結果レポートを前記端末に送
    出する送出手段と、を備える送信装置。
  2. 【請求項2】 通信結果レポートとこれを表示するため
    のメニュー画面とを記憶する記憶手段と、端末からの接
    続により前記記憶手段からメニュー画面を前記端末に送
    出するとともに、前記メニュー画面を介して前記通信結
    果レポートの表示指示を受けると、前記通信結果レポー
    トを送出する送出手段と、を備える送信装置。
  3. 【請求項3】 通信結果レポートとこれを表示するため
    のメニュー画面とをHTMLファイルで記憶する記憶手
    段と、端末からURLが入力されることにより接続さ
    れ、前記記憶手段からメニュー画面を前記端末に送出す
    るとともに、前記メニュー画面を介して前記通信結果レ
    ポートの表示指示を受けると、前記通信結果レポートを
    送出する送出手段と、を備える送信装置。
  4. 【請求項4】 データを通信するための通信手段と、こ
    の通信手段で通信される毎に前記記憶手段に記憶される
    HTMLファイルで形成された通信結果レポートを更新
    する更新手段とを備える請求項1から請求項3のいずれ
    かに記載の送信装置。
  5. 【請求項5】 前記通信手段はファクシミリ送信を行な
    うものであることを特徴とする請求項4記載の送信装
    置。
  6. 【請求項6】 前記通信手段は電子メール送信を行なう
    ものであることを特徴とする請求項4記載の送信装置。
  7. 【請求項7】 前記メニュー画面には、アドレス帳設定
    のための指示画面を含むことを特徴とする請求項2から
    請求項6のいずれかに記載の送信装置。
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