JP3645284B2 - 連続用紙の折り装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、連続用紙を長手方向に延びる折り用ミシン目において、二つ折り、あるいは三つ折りして重ね合わせるための折り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、連続用紙の折り重ねにおいては、二つ折り、三つ折りという折りの態様に応じて折り機構部に対する連続用紙の給紙方向、より詳細には水平方向の供給角度を設定する必要があり、連続用紙の載置位置を調整することでこの供給角度の設定を行っているが、この連続用紙の位置決めは容易ではなかった。従来、これを解決するものとして、実公平4−27898号公報で開示された連続用紙の載置台がある。この連続用紙の載置台は、基部の側部に所望の角度に設定可能に突き当てガイド部材を設けることにより、連続用紙を切断したり、重ね合わせ面を接着する用紙処理装置に対して、所望の角度をもって突き当てて配置できるように構成し、この角度設定によって前記用紙処理装置に設けた折り機構部に対する連続用紙の供給角度を設定するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、この実公平4−27898号公報で開示された連続用紙の載置台は、用紙処理装置の突き当て面の前後位置がまちまちであったり、突き当て面が平らでなかったりする等、様々な構成及び形状を有する用紙処理装置を基準として折り機構部に対する連続用紙の供給角度を間接的に決定するので、折り機構部に対して所望の供給角度を有するよう位置決めすることは容易ではないという不都合があった。本発明は、この不都合を解消した連続用紙の折り装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために本発明の連続用紙の折り装置は、連続用紙処理装置側に設けられる、テンションバー、ガイド杆、絞りガイド、用紙押さえ等を備えた折り機構部と、この折り機構部の所定の支持部材、例えばテンションバーに対して係脱自在に係合支持する少なくとも一方が長さ調節自在な一対の係合アームを備えた用紙載置台とから構成したものである。
【0005】
【作用】
折り機構部に対して、一対の係合アームの少なくとも一方の長さを調節して支持部材に係合支持し、用紙載置台を位置決めすることにより、連続用紙の折り機構部に対する水平方向の供給角度を直接的に設定するので、供給角度の設定が容易となる。
【0006】
【実施例】
以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基づいて説明する。ここにおいて、図1は二つ折りの折り機構部に適用した場合の一実施例を示す概略的な平面図、図2は三つ折りの折り機構部に適用した場合の一実施例を示す概略的な平面図、図3は同じく概略的な斜視図、図4は二つ折りの折り機構部に適用した場合の他の実施例を示す概略的な平面図、図5は三つ折りの折り機構部に適用した場合の他の実施例を示す概略的な平面図、図6は図1におけるテンションバーと係合アームの係合状態を示す概略的な側面図、図7は図4におけるテンションバーと係合アームの係合状態を示す概略的な側面図、図8は図5におけるテンションバーと係合アームの係合状態を示す概略的な斜視図である。
【0007】
まず、二つ折りの折り機構部に適用した場合の一実施例を図1及び図6に基づいて説明する。図1及び図6に示すように、用紙処理装置1に設けられた折り機構部は平面U字状のテンションバー2からなり、前記テンションバー2に、用紙載置台3の一対の係合アーム4a,4bが、その先端に設けた係合溝5によって係合支持されている。前記一対の係合アーム4a,4bは、支持軸6に揺動自在に支持してもよいし、固定的に支持してもよい。前記用紙載置台3に所定状態で載置された二つ折り用の連続用紙P1 は、前記テンションバー2に対して直交する方向から供給されて、その間を上方から下方へ通過した後、上方に引き出されて二つ折りされ、用紙処理装置1のトラクタ(図示せず)にセットされる。そして、二つ折りの場合には、前記テンションバー2に対する連続用紙P1の供給方向を直交方向に設定する必要があるが、この供給方向は前記用紙載置台3の一対の係合アーム4a,4bによって、確実に直交方向に設定されることになる。
【0008】
次に、三つ折りの折り機構部に適用した場合の一実施例を図2及び図3に基づいて説明する。図2及び図3に示すように、用紙処理装置11に設けられた折り機構部は平面U字状のテンションバー12と、三つ折り用の連続用紙P2の一方の折り用ミシン目に当接するガイド杆13と、連続用紙P2 の他方の折り用ミシン目を挟み込む絞りガイド14(図3参照)と、この絞りガイド14に向けて連続用紙P2を押さえ付ける用紙押さえ15と、前記テンションバー12に所定角度を有して設けられた支持バー16とから構成される。そして、用紙ガイド17を垂設した用紙載置台18には、一対の係合アーム19a,19bを設け、その先端に設けた係合溝20によって前記支持バー16に係合支持されている。
【0009】
用紙載置台18に所定状態で載置された三つ折り用の連続用紙P2は、支持バー16に対して直交する方向から供給されるもので、用紙ガイド17の上面を経てテンションバー12の間を上方から下方へ通過した後、上方に引き出されてガイド杆13、絞りガイド14、用紙押さえ15によって三つ折りされ、用紙処理装置11のトラクタ(図示せず)にセットされる。そして、三つ折りの場合には、前記テンションバー12に対する連続用紙P2 の供給方向は直交方向にたいして所定角度斜行するよう設定することが必要であるが、この供給方向の設定は前記用紙載置台18の一対の係合アーム19a,19bと前記テンションバー12に所定角度を有して設けられた支持バー16によって確実になされるものである。
【0010】
続いて、二つ折りの折り機構部に適用した場合の他の実施例を図4及び図7に基づいて説明する。図4及び図7に示すように、用紙処理装置21に設けられた折り機構部は平面U字状のテンションバー22からなり、前記テンションバー22に、用紙載置台23の一対の係合アーム24a,24bが、その先端に設けた係合溝25によって係合支持されている。前記一方の係合アーム24aは、支持軸26に水平方向に延びるガイド溝27でスライド自在に支持されており、これによってその長さ、すなわち用紙載置台23と先端の係合溝25との距離を調整可能に構成している。そして、二つ折りの場合には両係合アーム24a,24bの長さが等しくなるように、前記係合アーム24aは最短位置に設定される。
【0011】
用紙載置台23に所定状態で載置された二つ折り用の連続用紙P1は、テンションバー22に対して直交する方向から供給されて、その間を上方から下方へ通過した後、上方に引き出されて二つ折りされ、用紙処理装置21のトラクタ(図示せず)にセットされる。そして、二つ折りの場合には、前記テンションバー22に対する連続用紙P1 の供給方向は直交方向であることが必要であるが、この供給方向は前記用紙載置台23の一対の係合アーム24a,24bによって、確実に直交方向に設定されるものである。
【0012】
さらに続いて、三つ折りの折り機構部に適用した場合の他の実施例を図5及び図8に基づいて説明する。図5及び図8に示すように、用紙処理装置31に設けられた折り機構部は、支持バーを有しないほかは上述した図2及び図3に示す三つ折り用の折り機構部と同一構成であり、平面U字状のテンションバー32と、三つ折り用の連続用紙P2の一方の折り用ミシン目に当接するガイド杆33と、連続用紙P2の他方の折り用ミシン目を挟み込む絞りガイド(図示せず)と、この絞りガイドに向けて連続用紙P2を押さえ付ける用紙押さえ34とから構成される。一方、用紙載置台35は、上述した図7に示す用紙載置台23と同一構成であり、前記テンションバー32に、用紙載置台35の一対の係合アーム36a,36bが、その先端に設けた係合溝37によって係合支持され、前記一方の係合アーム36aは、支持軸38に水平方向に延びるガイド溝39でスライド自在に支持されており、これによってその長さ、すなわち用紙載置台35と先端の係合溝37との距離を調整可能に構成している。そして、三つ折りの場合には前記係合アーム36aを最長位置に設定して、テンションバー32に対して水平方向に、図2に示す用紙載置台18と同一角度傾いた状態に設定される。
【0013】
用紙載置台35に所定状態で載置された三つ折り用の連続用紙P2は、図示してはいないが、テンションバー32の間を上方から下方へ通過した後、上方に引き出されてガイド杆33、絞りガイド、用紙押さえ34によって三つ折りされ、用紙処理装置31のトラクタ(図示せず)にセットされる。そして、上述したように、三つ折りの場合には、前記テンションバー32に対する連続用紙P2 の供給方向は直交方向にたいして所定角度斜行するよう設定する必要があるが、この供給方向の設定は前記用紙載置台35の一対の係合アーム36a,36bにおける一方の係合アーム36aの長さ調節により確実になされるものである。
【0014】
なお、本発明は上述した実施例に限定されるものではなく、例えば、用紙載置台23,35における係合アーム24a,24b,36a,36bの長さ調節は、一方の係合アーム24a,36aのみならず、他方の係合アーム24b,36bについても採用してもよい。
【0015】
【発明の効果】
以上詳細に説明したところで明らかなように、本発明によれば、折り機構部の支持部材が用紙処理装置に設けられ、少なくとも一方の長さが調節自在な一対の係合アームを長さ調節して、前記支持部材に係合支持することにより、折り機構部に対する用紙載置台水平方向の角度を設定して位置決めできるので、従来技術のように容易ではない位置決めをする必要がなく、用紙処理装置の構成や形状を問わず、また二つ折り、三つ折りを問わず、折り重ね機構部に対して常に所望の供給方向から連続用紙を供給でき、安定した確実な折り動作をなし得るという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 二つ折りの折り機構部に適用した場合の一実施例を示す概略的な平面図。
【図2】 三つ折りの折り機構部に適用した場合の一実施例を示す概略的な平面図。
【図3】 同場合の概略的な斜視図。
【図4】 二つ折りの折り機構部に適用した場合の他の実施例を示す概略的な平面図。
【図5】 三つ折りの折り機構部に適用した場合の他の実施例を示す概略的な平面図。
【図6】 図1に示す実施例のテンションバーと係合アームの係合状態を示す概略的な側面図。
【図7】 図4に示す実施例のテンションバーと係合アームの係合状態を示す概略的な側面図。
【図8】 図5に示す実施例のテンションバーと係合アームの係合状態を示す概略的な斜視図。
【符号の説明】
1,11,21,31 用紙処理装置
2,12,22,32 テンションバー
3,18,23,35 用紙載置台
4a,4b,19a,19b,24a,24b,36a,36b 係合アーム
5,20,25,37 係合溝
6,26,38 支持軸
13,33 ガイド杆
14 絞りガイド
15,34 用紙押さえ
16 支持バー
17 用紙ガイド
27,39 ガイド溝
Claims (2)
- 用紙処理装置側に設けられる折り機構部と、この折り機構部の所定の支持部材に対して係脱自在に係合支持する少なくとも一方が長さ調節自在な一対の係合アームを備えた用紙載置台とからなることを特徴とする連続用紙の折り装置。
- 用紙処理装置側に設けられる少なくともテンションバーを備えた折り機構部と、この折り機構部の前記テンションバーに係脱自在に係合支持する少なくとも一方が長さ調節自在な一対の係合アームを備えた用紙載置台とからなることを特徴とする連続用紙の折り装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP10760694A JP3645284B2 (ja) | 1994-04-23 | 1994-04-23 | 連続用紙の折り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP10760694A JP3645284B2 (ja) | 1994-04-23 | 1994-04-23 | 連続用紙の折り装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH07291526A JPH07291526A (ja) | 1995-11-07 |
JP3645284B2 true JP3645284B2 (ja) | 2005-05-11 |
Family
ID=14463438
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10760694A Expired - Fee Related JP3645284B2 (ja) | 1994-04-23 | 1994-04-23 | 連続用紙の折り装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3645284B2 (ja) |
-
1994
- 1994-04-23 JP JP10760694A patent/JP3645284B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH07291526A (ja) | 1995-11-07 |
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