JP2000167282A - ベルトループ供給装置 - Google Patents

ベルトループ供給装置

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JP2000167282A
JP2000167282A JP10351186A JP35118698A JP2000167282A JP 2000167282 A JP2000167282 A JP 2000167282A JP 10351186 A JP10351186 A JP 10351186A JP 35118698 A JP35118698 A JP 35118698A JP 2000167282 A JP2000167282 A JP 2000167282A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドッグイヤーを確実に防止することのできる
ベルトループ供給装置を提供すること。 【解決手段】 ベルトループ20の両端部をその長手方
向中央側に折り曲げる際に、折り曲げられるベルトルー
プ20の両端部がベルトループ20の長手方向中央側に
折り重なるように、ベルトループ20の両端部の移動位
置を規制する折曲ガイド49を設けたことを特徴として
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ベルトループ供給
装置に係り、特に、ベルトループのいわゆるドッグイヤ
ーを防止することのできるベルトループ供給装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、ジーンズ、パンツ、スカート
などの種々の縫製物の腰部に、ベルトを挿通する多数の
ベルトループを縫い付けることのできるベルトループ縫
付けミシンが提案されており、このベルトループ縫付け
ミシンには、ベルトループをベルトループ縫付けミシン
の縫製位置に供給するベルトループ供給装置が付設され
ている。
【0003】図7および図8は従来のベルトループ縫付
けミシンに用いられるベルトループ供給装置の一例を示
すもので、従来のベルトループ供給装置1は、ベルトル
ープ縫付けミシン2のミシン本体2Aの側方に配設され
て用いられている。
【0004】前記ミシン本体2Aは、例えば、2本針の
サイクルミシンであり、下部にミシンベッド3が配設さ
れ、上部にミシンベッド3と平行にしてミシンアーム4
が配設されており、ミシン頭部と称されるミシンアーム
4の自由端の下面の所望の位置には、2本の針5,5が
ミシンアーム4の長手方向に沿って平行に配設されてい
る。そして、各針5,5は、前記ミシンアーム4の内部
に回転自在に配設される図示しないミシンモータによっ
て回転駆動される上軸の回転に連動する公知の針棒駆動
機構(共に図示せず)によって上下方向に所定のストロ
ークをもって往復運動可能とされた公知の針棒28(図
8)に取着されている。また、ミシンアーム4の所望の
位置には、縫製動作時においてミシンベッド3の上面の
針板6上面で縫製物Sを押える上下方向に移動可能とさ
れた2つの布押え7,7を具備する公知の布押え装置
(図示せず)が配設されている。
【0005】前記ベルトループ供給装置1は、テープ材
送給手段8と、テープ材寄せ保持手段9と、テープ材切
断手段10と、ループ供給手段11とを有している。
【0006】前記テープ材送給手段8は、ベルトループ
形成用の長尺状のテープ材12をミシン本体2Aの縫製
位置の近傍に設けられたベルトループ形成位置に送給す
るためのものであり、図7に示すように、前記ミシン本
体2Aの右側方に前記ミシンベッド3とほぼ平行に配設
されテープ材12が上面に載置されるテープ材送出台1
3を有している。このテープ材送出台13の上部には、
テープ材12をベルトループ形成位置に向かって所定量
だけ繰り出すための繰出しローラ14がテープ材12の
上面に当接可能にして配設されている。そして、繰出し
ローラ14は、図示しないテープ材繰出しモータにより
回転駆動可能とされている。
【0007】前記テープ材寄せ保持手段9は、ベルトル
ープ形成位置に送給されたテープ材12の長手方向に対
して直交する幅方向の端部の一側端たる図7および図8
において右方に示す右側端を所定位置に寄せて押さえて
保持するためのものであり、固定配置された受け板1
5,15上に送給されたテープ材12を当り片16,1
6に寄せるための案内棒17,17および当り片16,
16に寄せたテープ材12を受け板15,15上に保持
するための圧縮コイルばね18,18を具備している。
そして、案内棒17,17および圧縮コイルばね18,
18は、エアシリンダからなるテープ材寄せ保持駆動手
段19,19によって、上下方向に移動可能とされてい
る。
【0008】前記テープ材切断手段10は、前記テープ
材寄せ保持手段9,9によって受け板15,15上に保
持されたテープ材12を基端部側で切断して所定の長さ
のベルトループ20を形成するためのものであり、テー
プ材送出台13の前端上方に配設された可動刃21を有
している。そして、可動刃21は、図示しないエアシリ
ンダからなる切断用駆動手段によって上下方向に往復移
動可能とされており、可動刃21下方に配置される固定
刃29(図9、図10)との協働によりテープ材12を
切断する。
【0009】前記ループ供給手段11は、前記所定長さ
に切断されたベルトループ20の先端部および基端部の
両端部をその長手方向中央側に折り曲げてミシン本体2
Aの針下に位置する縫製位置に供給するためのものであ
り、2本のピン22a(図9)を間隔をおいて平行に配
設することにより、フォークと称される先端部が二股状
とされた1対の折曲シャフト22,22を具備してい
る。そして、各折曲シャフト22,22の基端部は、図
8に示すように、移動ブラケット24に回転可能に支持
されたシーソー式案内レバー25の下端に各々独立して
設けられたロータリーシリンダからなる折曲用駆動手段
23,23(図8)に連結されている。この移動ブラケ
ット24は、その上方にほぼ水平に配設された3段式エ
アシリンダなどからなる折曲シャフト移動駆動手段26
に接続されており、折曲シャフト移動駆動手段26を駆
動することにより、縫製位置に向かって進退駆動可能と
されている。すなわち、各折曲シャフト22,22は、
ミシン本体2Aから離間した退避位置と縫製位置との間
を進退自在に形成されているとともに、退避位置と縫製
位置との間でベルトループ20の両端部を中央側に折り
曲げるように形成されている。
【0010】このような構成からなる従来のベルトルー
プ供給装置1によれば、まず、テープ材12が繰出しロ
ーラ14の回転によってテープ材送出台13からベルト
ループ形成位置へ繰り出されて各受け板15,15によ
って下方から支持される。そして、テープ材12が各受
け板15,15上に送給されるとテープ材寄せ保持駆動
手段19,19が駆動して、案内棒17,17および圧
縮コイルばね18,18を降下させ、テープ材12の一
側端(図7右側端)を案内棒17,17にて当たり片1
6,16に当接させて寄せた後、圧縮コイルばね18,
18で押さえて保持する。これにより、テープ材12が
所定位置に位置決めされる。ついで、図9に示すよう
に、折曲シャフト移動駆動手段26が駆動し移動ブラケ
ット24とともに折曲シャフト22,22がベルトルー
プ形成位置に位置するテープ材12に向かって前進して
各受け板15,15から外れたテープ材12の両端部近
傍へ折曲シャフト22,22の二股状のフォークと称さ
れる先端部を挿入する。つまり、折曲シャフト22の2
つのピン22a,22aの間にテープ材12が位置す
る。
【0011】ついで、図10に示すように、切断用駆動
手段(図示せず)が駆動して可動刃21が降下し固定刃
29と協働してテープ材12の基端部側を切断して所定
長さのベルトループ20を形成すると、折曲用駆動手段
23,23が駆動して各折曲シャフト22,22が図1
0に矢印Aにて示すように各々外方向にほぼ270度回
転し、ベルトループ20の両端部をその長手方向中央側
に向けて下方に折り返すようにしてほぼ180度折り曲
げる。
【0012】ついで、テープ材寄せ保持駆動手段19,
19が駆動して、図11に示すように、案内棒17,1
7および圧縮コイルばね18,18を上昇させて、受け
板15,15と圧縮コイルばね18,18との間に挟持
されて保持状態とされているベルトループ20の保持状
態を開放する。
【0013】ついで、折曲シャフト移動駆動手段26が
駆動して、図8に示すように、移動ブラケット24とと
もに折曲シャフト22,22を縫製位置の手前、詳しく
はベルトループ縫付けミシン2の針板6の側縁部の上方
などに向かって前進させて、両端部を折り曲げたベルト
ループ20が縫製位置の手前で待機する。
【0014】ついで、作業者が縫製物Sを針板6上の所
定位置に位置決めしてからループ供給スイッチ27(図
8)を操作すると、折曲シャフト移動駆動手段26が駆
動して移動ブラケット24とともに折曲シャフト22,
22を縫製位置に向かって前進させて、両端部を折り曲
げたベルトループ20を縫製位置、詳しくは布押え7,
7の下方に供給する。
【0015】ついで、布押え7,7が降下してベルトル
ープ20の両折曲部分を押さえると、折曲シャフト移動
駆動手段26が駆動して移動ブラケット24とともに折
曲シャフト22,22を後退させて、ベルトループ20
の両折曲部分から二股状の折曲シャフト22,22の先
端部を引き抜いた後、所定の縫製パターンで、例えばベ
ルトループ20の長手方向の両側の部分を縫うことでベ
ルトループ20が縫製物Sの所定位置に縫い付けられる
ようになっている。
【0016】また、折曲シャフト22,22が後退する
と、折曲用駆動手段23,23が駆動して各折曲シャフ
ト22,22を逆回転させて、折曲シャフト22,22
を初期状態に復帰させ、その後、前記と同様に動作して
つぎの縫製に用いるベルトループ20を形成して縫製位
置の手前で待機させるようになっている。
【0017】なお、テープ材送給手段8としては、繰出
しローラ14のかわりに、テープ材12の先端部を挟持
して引き出すテープ材引出し手段(図示せず)を設けた
ものも提案されている。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来のベルトループ供給装置1においては、ベルトル
ープ20の端部をその長手方向中央側に折り曲げる際
に、図12(一方のみ誇張して示す)に示すように、折
り曲げられるベルトループ20の端部がベルトループ2
0の長手方向中央側に折り重ならずに位置ずれしてしま
い、いわゆるドッグイヤーが生じる場合があるという問
題点があった。そして、ベルトループ20にドッグイヤ
ーが生じると、ドッグイヤーが生じた状態でベルトルー
プ20が縫製物Sに縫い付けられるので、縫製品質の低
下を招くことになる。
【0019】そこで、ドッグイヤーを確実に防止するこ
とのできるベルトループ供給装置が望まれている。
【0020】本発明はこれらの点に鑑みてなされたもの
であり、ドッグイヤーを確実に防止することのできるベ
ルトループ供給装置を提供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ため特許請求の範囲の請求項1に記載の本発明のベルト
ループ供給装置の特徴は、ベルトループの両端部をその
長手方向中央側に折り曲げる際に、折り曲げられるベル
トループの両端部がベルトループの長手方向中央側に折
り重なるように、ベルトループの両端部の移動軌跡を規
制する折曲ガイドを設けた点にある。そして、このよう
な構成を採用したことにより、折曲ガイドは、ベルトル
ープの両端部を折り曲げる際に、折り曲げられて移動す
るベルトループの両端部の移動位置をベルトループの長
手方向中央側に折り重なるように規制することができ、
その結果、ドッグイヤーの発生を確実に防止することが
できる。
【0022】また、請求項2に記載の本発明のベルトル
ープ供給装置の特徴は、請求項1において、ベルトルー
プ供給装置は、ベルトループ形成位置に、ベルトループ
を下方から支持する受け板と、受け板上方で上下動して
ベルトループに対して進退可能とされベルトループを受
け板との間で保持する保持手段とを備え、保持手段に下
方に延在するとともにベルトループの長手方向と直交す
るように配置される1対の折曲ガイドを設けた点にあ
る。そして、このような構成を採用したことにより、折
曲ガイドは、保持手段とともに移動して、ベルトループ
の両端部を折り曲げる際に、折り曲げられて移動するベ
ルトループの両端部の移動位置をベルトループの長手方
向中央側に折り重なるように確実に規制することがで
き、その結果、ドッグイヤーの発生を確実に防止するこ
とができる。
【0023】また、請求項3に記載の本発明のベルトル
ープ供給装置の特徴は、請求項2において、1対の折曲
ガイドの間隔が、下端部ではベルトループの幅寸法より
幅広く上方に向かうにしたがって該幅寸法と略同一の間
隔となるように形成され、幅寸法と略同一の間隔となる
本体部が、保持手段が下降した状態で受け板上のベルト
ループよりも上方から折り曲げられたベルトループの両
端部よりも下方まで延在する点にある。そして、このよ
うな構成を採用したことにより、折曲ガイドの本体部
は、ベルトループの両端部を折り曲げる際に、折り曲げ
られて移動するベルトループの両端部の移動位置をベル
トループの長手方向中央側に折り重なるようにより確実
に規制することができ、その結果、ドッグイヤーの発生
をより確実に防止することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施形
態により説明する。なお、前述した従来のものと同一乃
至相当する構成については図面中に同一の符号を付す。
【0025】図1から図3は本発明に係るベルトループ
供給装置の実施形態の要部を示すものであり、図1は正
面図、図2は図1の右側面図、図3は図1の3−3線に
沿って示す平面図である。
【0026】本実施形態のベルトループ供給装置は、ベ
ルトループの両端部を折り曲げた時に、ベルトループの
両端部に生じるドッグイヤーを防止することができるも
のである。
【0027】図1から図3に示すように、本実施形態の
ベルトループ供給装置41は、ベルトループ形成位置に
送給されたベルトループ形成用の長尺状のテープ材12
を下方から支持するとともに、テープ材12を図1右方
に示す基端部側BSで切断することにより所定長さに形
成されたベルトループ20の長手方向の両端部近傍を下
方から支持するテープ材支持手段としての1対の受け板
42を有している。これらの受け板42のうち図1右方
に示す一方は、ベルトループ20の基端部側BS近傍を
下方から支持する前受け板42Fとされ、図1左方に示
す他方は、ベルトループ20の先端部側FS近傍を下方
から支持する後受け板42Bとされている。
【0028】前記前受け板42Fは、側面ほぼ逆向きコ
字形状(図2)に形成されており、下方に示す下水平部
43Fの上面がベルトループ20の基端部側BS近傍を
下方から支持するほぼ平坦に形成された受面44Fとさ
れている。この受面44Fの上方には、ベルトループ2
0の基端部側BS近傍を受面44F上に所定の当接力で
保持するための圧縮コイルばね45Fの下端が対向する
ようにして配設されており、この圧縮コイルばね45F
の上端は、ほぼ横長四角体状に形成された取付部材46
Fの下端面に取着されている。そして、取付部材46F
の上端面には、圧縮コイルばね45Fの下端を受面44
Fに対して接離動作させる往復動シリンダ47Fの出力
軸47Faの先端が接続されており、この往復動シリン
ダ47Fは、前受け板42Fの上方に位置する上水平部
48Fに取着されている。この上水平部48Fは、取付
部50Fを介して下水平部43Fと接続されている。さ
らに、取付部材46Fには、ベルトループ20の両端部
をその長手方向中央側に折り曲げる際に、ループ供給手
段11(図1)の折曲シャフト22のフォークと称され
る二股状とされた先端部を形成するピン22a,22a
で折り曲げられるベルトループ20の両端部がベルトル
ープ20の長手方向中央側に折り重なるように、ベルト
ループ20の両端部の移動位置を規制する折曲ガイド4
9のうちのループ供給手段11のうちの図1右側に示す
基端部側BSに位置する折曲シャフト22の先端部のピ
ン22a,22aで折り曲げられるベルトループ20の
基端部側BSの端部の移動位置を規制する前折曲ガイド
49Fが取着されている。
【0029】本実施形態における前折曲ガイド49F
は、先端が下方に向かって延在するとともにベルトルー
プ20(テープ材12)の長手方向と直交するように1
対のガイドピン51,52を有しており、図2左方(図
3下方)に示す一方のガイドピン51の基端部は、取付
部材46Fの図2左方(図3下方)に示す正面側面に、
ベルトループ20の長手方向に対してほぼ直交する幅方
向に位置調整可能にして取着されている。また、図2右
方(図3上方)に示す他方のガイドピン52の基端部
は、取付部材46Fの図3右上角部に形成された凹部の
右側面に取着されている。さらに、両ガイドピン51,
52は、前受け板42Fの下水平部43Fの右側面の直
近を上方から下方に向けて下水平部43Fの板厚方向に
ほぼ沿って通過する本体部51a,52a(図2)をそ
れぞれ有しており、一方のガイドピン51の本体部51
aと他方のガイドピン52の本体部52aは、ベルトル
ープ形成位置に送給されたテープ材12あるいはベルト
ループ20の長手方向に対して直交する幅方向の大き
さ、詳しくは、テープ材12あるいはベルトループ20
の幅寸法WB(図3)の大小に応じた間隔WG(図2)
で、相互にほぼ平行に延在するように配置されている。
【0030】すなわち、本実施形態における前折曲ガイ
ド49Fの本体部51a,52aの間隔WGは、ベルト
ループ20(テープ材12)の幅寸法WBとほぼ同一に
形成されており、ベルトループ20の基端部側BSの幅
方向の両側端の位置を規制することができるようになっ
ている。
【0031】また、本体部51a,52aは、ベルトル
ープ20を圧縮コイルばね45Fと受面44Fとの間で
挟持するべく下降した状態において、下水平部43Fの
下面を越える位置までくるように延設されており、折曲
シャフト22の先端部のピン22a,22aで折り曲げ
られるベルトループ20の基端部側BSの端部の移動位
置を規制することができるようになっている。
【0032】さらにまた、前折曲ガイド49Fの各ガイ
ドピン51,52の下方に示す先端部の間隔は、図2に
示すように、各ガイドピン51,52の各本体部51
a,52aの間にベルトループ20が入りやすい案内と
なるように、各本体部51a,52aの間隔WGより大
きく形成されている。つまり、各ガイドピン51,52
の下方に示す先端は、ベルトループ20の幅寸法WBよ
り大きく形成され、各ガイドピン51,52の間隔は、
先端から本体部51a,52aに向かうにしたがって徐
々に小さく(狭く)なるように形成されている。
【0033】さらに、前折曲ガイド49Fの各ガイドピ
ン51,52の各本体部51a,52aは、ベルトルー
プ形成位置に送給されたテープ材12でもあるベルトル
ープ20の図1右方に示す基端部側BSの幅方向の両側
端の位置決めができるとともに、ベルトループ20の基
端部側BSの端部が図1右側に示す折曲シャフト22の
先端部のピン22a,22aで折り曲げられて移動した
時、ベルトループ20の基端部側BSの端部部分の両側
端を本体部51a,52aとの間に位置させることがで
きるように、ベルトループ20を折り曲げる際の基端部
側BSに位置する折曲シャフト22の直近に配設されて
いる。
【0034】またさらに、本実施形態における前折曲ガ
イド49Fの各ガイドピン51,52の本体部51a,
52aは、ベルトループ20となるテープ材12を圧縮
コイルばね45Fと受面44Fとの間で挟持するべく下
降する際に、ベルトループ形成位置に送給されたテープ
材12の図1右方に示す基端部側BSの長手方向に対し
て直交する幅方向の位置決めを行うことができるように
なっている。
【0035】また、本実施形態の前受け板42Fの下水
平部43Fには、図3に破線にて示すように、ベルトル
ープ20の基端部側BSに位置する側面の前折曲ガイド
49Fの各ガイドピン51,52の本体部51a,52
aの間にベルトループ20の基端部側BSに向かって突
出する突出部43Faが形成されている。
【0036】さらに、前記圧縮コイルばね45F、取付
部材46Fおよび前記往復動シリンダ47Fにより、本
実施形態のベルトループ20の基端部側BSを受け板4
2F、詳しくは受け板42Fの受面44Fととの間で保
持する保持手段57Fが構成されている。
【0037】前記後受け板42Bは、前受け板42Fと
同様に、側面ほぼ逆向きコ字形状(図2)に形成されて
おり、下方に示す下水平部43Bの上面がベルトループ
20の先端部側FS近傍を下方から支持するほぼ平坦に
形成された受面44Bとされている。この受面44Bの
上方には、ベルトループ20の先端部側FS近傍を受面
44B上に所定の当接力で保持するための圧縮コイルば
ね45Bの下端が対向するようにして配設されており、
この圧縮コイルばね45Bの上端は、ほぼ横長四角体状
に形成された取付部材46Bの下端面に取着されてい
る。そして、取付部材46Bの上端面には、圧縮コイル
ばね45Bの下端を受面44Bに対して接離動作させる
往復動シリンダ47Bの出力軸47Baの先端が接続さ
れており、この往復動シリンダ47Bは、後受け板42
Bの上方に位置する上水平部48Bに取着されている。
この上水平部48Bは、取付部50Bを介して下水平部
43Bと接続されている。さらに、取付部材46Bに
は、ベルトループ20の両端部をその長手方向中央側に
折り曲げる際に、ループ供給手段11(図1)の折曲シ
ャフト22のフォークと称される二股状とされた先端部
を形成するピン22a,22aで折り曲げられるベルト
ループ20の両端部がベルトループ20の長手方向中央
側に折り重なるように、ベルトループ20の両端部の移
動位置を規制する折曲ガイド49のうちのループ供給手
段11のうちの図1左側に示す先端部側FSに位置する
折曲シャフト22の先端部のピン22a,22aで折り
曲げられるベルトループ20の先端部側FSの端部の移
動位置を規制する後折曲ガイド49Bが取着されてい
る。
【0038】本実施形態における後折曲ガイド49B
は、前折曲ガイド49Fとベルトループ20の長手方向
の中央部分を対称面として対象に形成されており、図3
下方に示す一方のガイドピン51の基端部は、取付部材
46Bの図3下方に示す正面側面に、ベルトループ20
の長手方向に対してほぼ直交する幅方向に位置調整可能
にして取着されている。また、図3上方に示す他方のガ
イドピン52の基端部は、取付部材46Bの図3左上角
部に形成された凹部の左側面に取着されている。さら
に、両ガイドピン51,52は、後受け板42Bの下水
平部43Bの左側面の直近を上方から下方に向けて下水
平部43Bの板厚方向にほぼ沿って通過する本体部51
a,52aをそれぞれ有しており、一方のガイドピン5
1の本体部51aと他方のガイドピン52の本体部52
aは、ベルトループ形成位置に送給されたテープ材12
あるいはベルトループ20の長手方向に対して直交する
幅方向の大きさ、詳しくは、テープ材12あるいはベル
トループ20の幅寸法WBの大小に応じた間隔WGで、
相互にほぼ平行に延在するように配置されている。
【0039】すなわち、本実施形態における後折曲ガイ
ド49Bの本体部51a,52aの間隔WGは、前記前
折曲ガイド49Fと同様に、ベルトループ20(テープ
材12)の幅寸法WBとほぼ同一、もしくは若干大きく
されており、ベルトループ20の先端部側FSの幅方向
の両端部たる両側端の位置を規制することができるよう
になっている。
【0040】また、本体部51a,52aは、ベルトル
ープ20を圧縮コイルばね45Bと受面44Bとの間で
挟持するべく下降した状態において、下水平部43Bの
下面を越える位置までくるように延設されており、折曲
シャフト22の先端部のピン22a,22aで折り曲げ
られるベルトループ20の先端部側FSの端部の移動位
置を規制することができる。
【0041】さらにまた、後折曲ガイド49Bの各ガイ
ドピン51,52の下方に示す先端部は、前折曲ガイド
49Fと同様に、各ガイドピン51,52の本体部51
a,52aの間にベルトループ20が入りやすい案内と
なるように、各本体部51a,52aの間隔WGより大
きく形成されている。つまり、各ガイドピン51,52
の下方に示す先端は、ベルトループ20の幅寸法WBよ
り大きく形成され、各ガイドピン51,52の間隔は、
先端から本体部51a,52aに向かうにしたがって徐
々に小さく(狭く)なるように形成されている。
【0042】さらに、後折曲ガイド49Bの各ガイドピ
ン51,52の各本体部51a,52aは、ベルトルー
プ形成位置に送給されたテープ材12でもあるベルトル
ープ20の図1左方に示す先端部側FSの幅方向の両側
端の位置決めができるとともに、ベルトループ20の先
端部側FSの端部が図1左側に示す折曲シャフト22の
先端部のピン22a,22aで折り曲げられて移動した
時、ベルトループ20の先端部側FSの端部部分の両側
端を本体部51a,52aとの間に位置させることがで
きるように、ベルトループ20を折り曲げる際の先端部
側FSに位置する折曲シャフト22の直近に配設されて
いる。
【0043】またさらに、本実施形態における後折曲ガ
イド49Bの各ガイドピン51,52の本体部51a,
52aは、ベルトループ20となるテープ材12を圧縮
コイルばね45Bと受面44Bとの間で挟持するべく下
降する際に、ベルトループ形成位置に送給されたテープ
材12の図1左方に示す先端部側FSの長手方向に対し
て直交する幅方向の位置決めを行うことができるように
なっている。
【0044】また、本実施形態の後受け板42Bの下水
平部43Bには、図3に破線にて示すように、ベルトル
ープ20の先端部側FSに位置する側面の後折曲ガイド
49Bの各ガイドピン51,52の本体部51a,52
aの間にベルトループ20の先端部側FSに向かって突
出する突出部43Baが形成されている。
【0045】さらに、前記圧縮コイルばね45B、取付
部材46Bおよび前記往復動シリンダ47Bにより、本
実施形態のベルトループ20の先端部側FSを受け板4
2B、詳しくは受け板42Bの受面44Bとの間で保持
する保持手段57Bが構成されている。
【0046】前記各受け板42は、後受け板42Bの取
付部50Bの裏面に、前受け板42Fの取付部50Fの
表面を重ねた状態で上下に間隔をおいて配置される2つ
の取付ねじ55,55を後受け板42Bの表面側から前
受け板42Fの取付部50Fに設けた長穴50Fa,5
0Faを介して移動基板60の表面に螺入することによ
り取着されている。また、前受け板42Fと後受け板4
2Bとは、2つの取付ねじ55,55を緩め、前受け板
42Fの長穴50Fa,50Faを取付ねじ55,55
に沿って移動し、再び取付ねじ55,55を締め付ける
ことにより、ベルトループ20の長さに対応して相互間
の間隔が調節可能になされている。さらにまた、移動基
板60は、移動基板駆動シリンダ61によって固定板6
2に対して上下移動可能に取着されており、移動基板駆
動シリンダ61を駆動することにより、移動基板60と
ともに、両受け板42を上下移動することができるよう
になされている。なお、固定板62は、図示しない固定
フレームに固着されてベルトループ供給装置41の所定
位置に配設されるようにされている。
【0047】なお、本実施形態の各折曲ガイド49F,
49Bは、テープ材12の位置決めとベルトループ20
の両端部の折曲時の端部の位置決めとの両者を兼用する
構成とした。
【0048】さらに、本実施形態の各受け板42は、上
下移動可能な構成としたが、従来の受け板15と同様
に、固定配置する構成であってもよい。
【0049】また、本実施形態におけるループ供給手段
11の構成は、従来と同様なのでその詳しい説明は省略
する。
【0050】さらにまた、本実施形態のベルトループ供
給装置41の各部は、図示しない制御手段により動作順
序および動作タイミングなどが制御されている。
【0051】さらに、本実施形態におけるベルトループ
供給装置41のその他の構成、例えば、図示しないテー
プ材送給手段、テープ材切断手段などは、従来と同様と
されており、その詳しい説明は省略する。
【0052】つぎに、前述した構成からなる本実施形態
の作用について図1から図6により説明する。
【0053】図1から図3はベルトループの両端部の折
曲前状態を示しており、図4は初期状態を示す図2と同
様の図、図5はベルトループの両端部の折曲動作の途中
経過を示す説明図、図6はベルトループの両端部の折曲
動作の図5に続く途中経過を示す図5と同様の図であ
る。
【0054】本実施形態のベルトループ供給装置41に
よれば、図4に示すように、初期状態においては、各往
復動シリンダ47F,47Bの各出力軸47Fa,47
Baが後退端に位置しており、各折曲ガイド49F,4
9Bおよび各圧縮コイルばね45F,45Bは各受け板
42F,42Bの上方に位置している。
【0055】そして、ベルトループ供給装置41を駆動
すると、まず、図示しないテープ材送給手段が駆動して
テープ材12がベルトループ形成位置へ送給され、送給
されたテープ材12は、両受け板42F,42Bの受面
44F,44Bによって下方から支持された状態にな
る。
【0056】ついで、テープ材12が両受け板42F,
42B上に支持されると、各往復動シリンダ47F,4
7Bが駆動して各出力軸47Fa,47Baを前進さ
せ、各取付部材46F,46Bを降下する。この各取付
部材46F,46Bの降下に伴って、各折曲ガイド49
F,49Bおよび各圧縮コイルばね45F,45Bが降
下し、図3に示すように、テープ材12を各折曲ガイド
49F,49Bの各ピン51,52の本体部51a,5
1bの間に寄せてテープ材12を所定位置に位置決めし
た後、各圧縮コイルばね45F,45Bで押さえて保持
する。
【0057】つぎに、ループ供給手段11が駆動し、各
折曲シャフト22,22がベルトループ形成位置に位置
するテープ材12に向かって前進して各受け板42F,
42Bのそれぞれの受面44F,44Bから外れたテー
プ材12の両端部近傍へ折曲シャフト22,22の二股
状のフォークと称される先端部の2つのピン22a,2
2aをそれぞれ挿入する。つまり、折曲シャフト22の
2つのピン22a,22aの間にテープ材12の厚さ方
向を位置させる。
【0058】ついで、図示しないテープ材切断手段が駆
動してテープ材12の基端部側BSを切断して所定長さ
のベルトループ20を形成することにより、図1から図
3に示すように、ベルトループ20の両端部の折曲前状
態となる。
【0059】つぎに、ベルトループ20の両端部をその
長手方向中央側に向けて下方に折り返すようにループ供
給手段11の各折曲シャフト22,22が回転を開始す
る。すなわち、ベルトループ20の基端部側に位置する
図1右側に示す折曲シャフト22は、図1において時計
方向へ回転を開始し、ベルトループ20の先端部側に位
置する図1左側に示す折曲シャフト22は、図1におい
て反時計方向へ回転を開始する。そして、各折曲シャフ
ト22,22が回転を開始すると、ベルトループ20の
両端部は、各折曲シャフト22,22の回転の途中で、
図5に示すように、各折曲ガイド49F,49Bの各ピ
ン51,52の間に案内され、その後、図6に示すよう
に、各折曲シャフト22,22の回転によるベルトルー
プ20の両端部は、ベルトループ20の両端部の幅方向
に位置する両側端の位置が各折曲ガイド49の各ピン5
1,52bによって規制された状態で折り曲げられる。
【0060】すなわち、各折曲シャフト22,22の先
端部の各ピン22a,22aで折り曲げられるベルトル
ープ20の両端部分は、折り曲げられるベルトループ2
0の両端部がベルトループ20の長手方向中央側に完全
に折り重なるように移動位置が規制される。
【0061】そして、ベルトループ20の両端部の折り
曲げは、折り曲げられるベルトループ20の両端部の幅
方向の両側端の位置が本体部51a,51bの間に規制
された状態で継続され、各折曲シャフト22,22が各
々外方向にほぼ270度回転し、ベルトループ20の両
端部をその長手方向中央側に向けて下方に折り返すよう
にしてほぼ180度折り曲げると、ベルトループ20の
両端部の折曲動作が終了する。
【0062】以後の動作については、従来と同様なので
その詳しい説明は省略する。
【0063】このように、本実施形態のベルトループ供
給装置41によれば、ベルトループ20の両端部を折り
曲げる際に、折曲ガイド49により、折り曲げられて移
動するベルトループ20の両端部の長手方向に対して直
交する方向の両側端の位置を規制して、折り曲げられて
移動するベルトループ20の両端の側端の位置と、各圧
縮コイルばね45F,45Bにより1対の受け板42の
受面44F,44B上に保持固定されているベルトルー
プ20の長手方向中央側の側端の位置とを確実に重ねる
ことができるので、折り曲げられて移動するベルトルー
プ20の両端部の移動位置をベルトループ20の長手方
向中央側に容易かつ確実に折り重なるように規制するこ
とができ、その結果、ドッグイヤーの発生を確実に防止
することができる。
【0064】また、本実施形態のベルトループ供給装置
41によれば、各折曲ガイド49F,49Bは、保持手
段57F,57Bとともに移動して、ベルトループ20
の両端部を折り曲げる際に、折り曲げられて移動するベ
ルトループ20の両端部の移動位置をベルトループ20
の長手方向中央側に折り重なるように確実に規制するこ
とができ、その結果、ドッグイヤーの発生を確実に防止
することができる。
【0065】さらに、本実施形態のベルトループ供給装
置41によれば、各折曲ガイド49F,49Bの本体部
51a,52aは、ベルトループ20の両端部を折り曲
げる際に、折り曲げられて移動するベルトループ20の
両端部の移動位置をベルトループ20の長手方向中央側
に折り重なるようにより確実に規制することができ、そ
の結果、ドッグイヤーの発生をより確実に防止すること
ができる。
【0066】そして、ドッグイヤーの発生を確実に防止
することができることにより、ドッグイヤーの発生によ
る縫製品質の低下を確実に防止することができる。
【0067】なお、本発明は、前記実施形態に限定され
るものではなく、必要に応じて種々変更することができ
る。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載の本
発明のベルトループ供給装置によれば、折曲ガイドは、
ベルトループの両端部を折り曲げる際に、折り曲げられ
て移動するベルトループの両端部の移動位置をベルトル
ープの長手方向中央側に折り重なるように規制すること
ができ、その結果、ドッグイヤーの発生を確実に防止す
ることができるなどの極めて優れた効果を奏する。
【0069】また、請求項2に記載の本発明のベルトル
ープ供給装置によれば、折曲ガイドは、保持手段ととも
に移動して、ベルトループの両端部を折り曲げる際に、
折り曲げられて移動するベルトループの両端部の移動位
置をベルトループの長手方向中央側に折り重なるように
確実に規制することができ、その結果、ドッグイヤーの
発生を確実に防止することができるなどの極めて優れた
効果を奏する。
【0070】また、請求項3に記載の本発明のベルトル
ープ供給装置によれば、折曲ガイドの本体部は、ベルト
ループの両端部を折り曲げる際に、折り曲げられて移動
するベルトループの両端部の移動位置をベルトループの
長手方向中央側に折り重なるようにより確実に規制する
ことができ、その結果、ドッグイヤーの発生をより確実
に防止することができるなどの極めて優れた効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るベルトループ供給装置の第1実
施形態の要部を示す正面図
【図2】 図1の要部の右側面図
【図3】 図1の3−3線に沿って示す平面図
【図4】 図1の初期状態を示す図2と同様の図
【図5】 図1のベルトループ供給装置のベルトループ
の両端部の折曲動作の途中経過を示す説明図
【図6】 図1のベルトループ供給装置のベルトループ
の両端部の折曲動作の図5に続く途中経過を示す図5と
同様の図
【図7】 従来のベルトループ縫付けミシンに用いられ
るベルトループ供給装置の一例の要部を示す斜視図
【図8】 図7の正面図
【図9】 図7のベルトループ供給装置によるテープ材
の送給状態を説明する説明図
【図10】 図7のベルトループ供給装置によるテープ
材を切断してベルトループを形成した後にベルトループ
の両端部を中央側に向けて折り曲げた状態を示す図9と
同様の図
【図11】 図7のベルトループ供給装置によるベルト
ループの保持状態を解除した状態を示す図9と同様の図
【図12】 従来のベルトループ縫付けミシンに用いら
れるベルトループ供給装置によるドッグイヤーの発生状
態を示す説明図
【符号の説明】
11 ループ供給手段 12 テープ材 20 ベルトループ 22 折曲シャフト 22a、ピン 41 ベルトループ供給装置 42 受け板 42F 前受け板 42B 後受け板 44F、44B 受面 45F、45B 圧縮コイルばね 46F、46B 取付部材 47F、47B 往復動シリンダ 49 折曲ガイド 49F 前折曲ガイド 49B 後折曲ガイド 50F、50B 取付部 51 ガイドピン 51a 本体部 52 ガイドピン 52a 本体部 57F、57B 保持手段 60 移動基板 61 移動基板駆動シリンダ 62 固定板 WB (ベルトループの)幅寸法 WG (ガイドピンの本体部の)間隔 BS 基端部側 FS 先端部側

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベルトループ形成位置でベルトループの
    両端部をその長手方向中央側に折り曲げて縫製位置へ供
    給するループ供給手段を有するベルトループ供給装置に
    おいて、 ベルトループの両端部をその長手方向中央側に折り曲げ
    る際に、折り曲げられるベルトループの両端部がベルト
    ループの長手方向中央側に折り重なるように、ベルトル
    ープの両端部の移動位置を規制する折曲ガイドを設けた
    ことを特徴とするベルトループ供給装置。
  2. 【請求項2】 前記ベルトループ供給装置は、前記ベル
    トループ形成位置に、ベルトループを下方から支持する
    受け板と、該受け板上方で上下動してベルトループに対
    して進退可能とされベルトループを前記受け板との間で
    保持する保持手段とを備え、 前記保持手段に下方に延在するとともにベルトループの
    長手方向と直交するように配置される1対の折曲ガイド
    を設けたことを特徴とする請求項1に記載のベルトルー
    プ供給装置。
  3. 【請求項3】 前記1対の折曲ガイドの間隔が、下端部
    ではベルトループの幅寸法より幅広く上方に向かうにし
    たがって該幅寸法と略同一の間隔となるように形成さ
    れ、幅寸法と略同一の間隔となる本体部が、前記保持手
    段が下降した状態で前記受け板上のベルトループよりも
    上方から折り曲げられたベルトループの両端部よりも下
    方まで延在することを特徴とする請求項2に記載のベル
    トループ供給装置。
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