JP3645091B2 - 磁気カードリーダ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、磁気カードリーダに関する。更に詳述すると、本発明は、磁気カードリーダにおける磁気ヘッド周りの形状改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
図6に示すような構成とされた磁気カードリーダの磁気ヘッド周りにおいては、後段の磁気ヘッド102にカード103が当接するときの僅かな衝撃や抵抗によってカード103の走行速度が瞬間的に変化し、前段の磁気ヘッド101におけるジッターが悪化することがある。このように、2つの磁気ヘッド101,102を離して配置した場合はジッター変動が生じ易くなることから、従来は、図7に示すように磁気ヘッド101と磁気ヘッド102を同じ位置に対向し合う状態で配置するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、機構上あるいはスペースの都合上、磁気ヘッド101または磁気ヘッド102の対向面にゴムローラ104や他の磁気ヘッドを配置しなければならなくなると、磁気ヘッド101,102を対向させることができなくなる問題がある。そしてこのような場合には、図8に示すように磁気ヘッド101と磁気ヘッド102の間隔Lをカード長以上確保する必要が生じるため機器を小型化できなくなるという問題がある。
【0004】
即ち、磁気ヘッド101におけるデータ記録などのタイミングをとるゴムローラ104は当該磁気ヘッド101に対向させる必要がある一方で、磁気ヘッド102にカード103が当接したときにスリップやローラ変形を起こしてカード103の速度変化に十分に追従できなくなることがあるから、この影響を受けないよう磁気ヘッド102をゴムローラ104からカード長以上離す必要があり、このように磁気ヘッド101,102間の距離を確保することが機器の小型化を図る上での問題となっていた。
【0005】
そこで、本発明は、カードが磁気ヘッドに当接することに起因するジッター変動を軽減し、かつ機器の小型化を図ることができる磁気カードリーダを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するため、請求項1記載の発明では、カード走行通路に第1の磁気ヘッドと該第1の磁気ヘッドに対してカード走行方向下流側に配列した第2の磁気ヘッドとを設けてなる磁気カードリーダにおいて、第2の磁気ヘッドをカード走行通路に突出付勢して設ける一方、第2の磁気ヘッドの第1の磁気ヘッド側に、走行するカードに当接して徐々に第2の磁気ヘッドの位置を後退させるガイド部材を第2の磁気ヘッドと一体に設けるようにしている。
【0007】
このガイド部材は例えばカード走行通路内に位置する傾斜面を備えて形成されており、カード走行方向に垂直な方向へ第2の磁気ヘッドと共に移動するように一体的に設けられている。したがって、走行するカードの先端部がこの傾斜面に当接するとガイド部材はカード走行通路と垂直な方向への分力を受け、カードが更に走行するのに伴ってカード走行通路から後退する。第2の磁気ヘッドはこのガイド部材と一体的に動くから、カードが当接するときまでには十分に後退し、カード走行通路内にその先端を僅かに突出させるのみとなる。よって、この第2の磁気ヘッド先端にカード先端部が当接したときに当該カードが受ける衝撃が軽減され、速度変化が少なくなり、ジッター変動が軽減される。
【0008】
請求項2記載の発明の磁気カードリーダにおいては、第1の磁気ヘッドはライト用ヘッドであり、第2の磁気ヘッドはリード用ヘッドである。よって、第1の磁気ヘッドによって記録されたデータが第2の磁気ヘッドに読み取られ、データの記録が確認される。
【0009】
請求項3記載の発明の磁気カードリーダにおいては、第1の磁気ヘッドと第2の磁気ヘッドとの間隔が磁気カードのカード長より短く設定されてなる。この場合、この間隔長さはカード長などに関係なく自由に設定できるようにされていることから、両磁気ヘッドを自由に配置できる。
【0010】
請求項4記載の発明の磁気カードリーダにおいては、ガイド部材の先端は、第1の磁気ヘッドと第2の磁気ヘッドとの中間位置よりも第1の磁気ヘッド側まで伸びるように形成されてなる。したがってガイド部材に形成される傾斜面を長くでき、傾斜を緩やかにすることができる。
【0011】
請求項5記載の発明の磁気カードリーダにおいては、ガイド部材は第2の磁気ヘッドのケースの外周に一体形成されてなる。ケースは第2の磁気ヘッドに取り付けられるため、ガイド部材は第2の磁気ヘッドと一体的となる。
【0012】
請求項6記載の発明の磁気カードリーダにおいては、第1の磁気ヘッドおよび第2の磁気ヘッドがカード走行通路に対して同一の側に設けられている。これにより、これまでカードを2回走行させる必要があった操作を1回の走行で済ますことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の構成を図面に示す実施の形態の一例に基づいて詳細に説明する。
【0014】
図1〜図4に、本発明の磁気カードリーダ1の一実施形態を示す。この磁気カードリーダ1は手動式のカードリーダであり、その内部のカード5が走行するカード走行通路2には第1の磁気ヘッド3とこの第1の磁気ヘッド3に対してカード走行方向の下流側に配列された第2の磁気ヘッド4とが設けられている。
【0015】
第1の磁気ヘッド3はカード走行通路2に対してその先端部分がカード走行方向と垂直な方向へ突出した状態で設けられているものであり、カード5の磁気記録部分と接し、カード5の磁気記録や再生を行っている。この第1の磁気ヘッド3は、図2に示すように移動可能なヘッド支持板15に固着されて支持されており、このヘッド支持板15ごと図示しない付勢手段により突出付勢されている。支持板15はカードリーダ1のフレーム10に設けられた突起14,14によって動きが規制されるので、第1の磁気ヘッド3の突出位置は所定位置に定められている。
【0016】
一方、第2の磁気ヘッド4は第1の磁気ヘッド3よりもカード走行方向下流側に配列されるヘッドであり、本実施形態では、第1の磁気ヘッド3との間隔が磁気カード5のカード長より短くなるように、かつ図示するように第1の磁気ヘッド3とはカード走行通路2を挟んだ反対側に位置するように配置されている。したがって、第1の磁気ヘッド3で記録しつつ第2の磁気ヘッド4で再生することが可能である。これら第1の磁気ヘッド3、第2の磁気ヘッド4とも、フレーム10に設けられた開口部11に移動可能に設けられて各先端部をカード走行通路2に臨ませている。
【0017】
また第2の磁気ヘッド4はカード走行通路2に、例えばコイルばねからなる付勢手段13により突出付勢して設けられており、走行するカード5の表面と押圧状態で摺接する。このようにカード走行方向と垂直な方向に移動可能とされた第2の磁気ヘッド4では、ストローク長さを十分に確保することがカード5の表面への押圧力を調整し易くする点で好ましく、また位置調整を簡便にして突出量の調整を行い易いものとする。このストローク長さは少なくともカード5の厚さより大きいものであることが好適である。
【0018】
フレーム10のうちこの第2の磁気ヘッド4と対向する部分は、図示するように第2の磁気ヘッド4に向かって突出する突出面12とされている。この突出面12は走行するカード5を第2の磁気ヘッド4側へ滑らかに誘導するように形成され、当該カード5と第2の磁気ヘッド4とを押圧状態で摺接させている。
【0019】
そして、図示するように、第2の磁気ヘッド4の第1の磁気ヘッド3側には走行するカード5に当接して徐々に第2の磁気ヘッド4の位置を後退させるガイド部材6が第2の磁気ヘッド4と一体となるように、磁気ヘッド4のシールドケースを取り囲むように設けられている。ガイド部材6はカード走行方向へ傾斜した傾斜面を有しており、当該傾斜面がカード走行通路2内に位置するように設けられている。この傾斜面は、本実施形態では緩やかな平面により形成されているが特にこれには限られず、カード5の動きに伴って第2の磁気ヘッド4を滑らかにゆっくりとストロークさせ得るものであれば、例えば図3に示すようにカード5側に膨らむように湾曲した曲面、あるいは図4に示すようにその一部が凹んだ曲面により形成されたものであっても良い。
【0020】
また傾斜面はカード5の先端部を第2の磁気ヘッド4の先端部分に滑らかに誘導し得るように設けられている。これは具体的には、第2の磁気ヘッド4の先端部分が傾斜面よりも僅かに突出するような位置関係とされており、かつ傾斜面と第2の磁気ヘッド4とのつなぎ目におけるショックが少なくなるよう滑らかにつなげられているものである。
【0021】
ここで、傾斜面を形成するガイド部材6のカード走行方向に関する長さについてみれば、例えば本実施形態におけるこの長さは図1に示すように両磁気ヘッド3,4間の長さの半分以上とされ、ガイド部材6の先端6aが第1の磁気ヘッド3と第2の磁気ヘッド4との中間位置よりも第1の磁気ヘッド3側まで伸びるように形成されている。ただしこのガイド部材6の長さはこれに限られることはなく、両磁気ヘッド3,4間の長さより短くても構わないが、カード当接時の衝撃を十分に軽減させるには斜面長さを十分に確保することが好適であり、そのためにはガイド部材6をできるだけ長いものとすることが好ましい。
【0022】
このように形成された傾斜面は走行するカード5の先端部から圧力を受け、その分力によって第2の磁気ヘッド4をカード走行通路2から後退する方向へ一体的に移動させる。このため第2の磁気ヘッド4は、カード5が当接するまで、このカード先端部と滑らかに当接できる好適位置、例えば図1に示すように先端6aがフレーム10の開口部11に入り込んだ位置まで移動している。したがって走行するカード5はこの第2の磁気ヘッド4と当接しても衝撃を受けず、その走行速度が低下してしまうようなことがなくなるためほぼ一定の速度を保ちながら走行することができる。
【0023】
なお、このガイド部材6を弾性部材によって形成し、弾性を備えさせることもできる。これによればカード先端部がガイド部材6に当接したときの勢いを吸収して衝撃を更に軽減させることが可能となり、カード5が磁気ヘッドに当接したときに生じる速度変化をより小さくすることができる。
【0024】
また、ガイド部材6は第2の磁気ヘッド4と一体的に設けてあればよいが、磁気ヘッドを覆うシールドケースが設けられている場合にはこのケースの外周にガイド部材6を接着固定することもできる。このようにガイド部材6をケースの外側に設けることにより、磁気ヘッドの先端部分をガイド部材6で覆ってしまうことなくケースから確実に突出させることができるし、ケースを磁気ヘッド4に取り付ければガイド部材6はケースを介して磁気ヘッド4と一体的とされる。
【0025】
ゴムローラ7はその一部がカード走行通路2内に位置し、走行するカード5に押圧状態で接触しながら回転するように設けられている。このゴムローラ7は、本実施形態では図2に示すように第1の磁気ヘッド3と対向する位置に配置されており、更には共に回転する磁気ドラム8が同軸上に設けられている。したがって、この磁気ドラム8に記録されたタイミング信号を検出すれば様々なカードの走行速度に適したタイミングでデータの記録や再生を行うことができ、磁気カードリーダ1が手動式なため使用者によってカード走行速度が異なっても適宜調整して対応することができる。また本実施形態における磁気カードリーダ1には別の磁気ヘッド9が、このタイミング信号を検出してゴムローラ7の回転速度を読み取ることができるように磁気ドラム8と対向する位置に設けられている。
【0026】
以上のように構成された磁気カードリーダ1では、カード5がガイド部材6の傾斜面に沿って摺接しながら走行するので、カード5が第2の磁気ヘッド4に当接するときまでにはこの磁気ヘッド4がカード走行通路2から適宜位置まで後退している。したがって、カード5は第2の磁気ヘッド4と滑らかに当接するようになり、カード先端部が当該磁気ヘッド4に当接するときの衝撃が軽減されている。
【0027】
しかもこの傾斜面は第2の磁気ヘッド4を滑らかにゆっくりとストロークさせ得るように緩やかに形成されているため、カード5もこの傾斜面と摺接している間に速度変化をきたすような影響を受け難い。したがってカード5では、磁気ヘッドに衝突するときばかりでなく傾斜面との摺接時においても速度変化が生じ難い。
【0028】
更に、上述したような構成とされた本発明の磁気カードリーダ1では、2つの磁気ヘッド3,4の間隔がカード長より長いと短いとに拘わらずジッター変動を軽減させ得ることから、両磁気ヘッド3,4の間隔をカード長以上とする必要もない。したがって両磁気ヘッド3,4の配置を自由に設定でき、本実施形態で示したようにその間隔をカード長以下として磁気カードリーダ1の機器本体の小型化を図ることができる。
【0029】
加えて、本実施形態ではガイド部材6を磁気ヘッド4と一体的に設けるようにしているので、磁気ヘッド4自体のストローク長さを十分に確保することができ、カード表面に対しての磁気ヘッド4の押圧力を確保し易い。
【0031】
次に、本発明の別の実施形態を説明する。この実施形態では、図5に示すように第1の磁気ヘッド3および第2の磁気ヘッド4がカード走行通路2に対して同一の側に設けられている。即ちこの場合は、上述した実施形態における第2の磁気ヘッド4がカード走行通路2に関してガイド部材6ごと反転配置されたものと考えることができる。この実施形態における両磁気ヘッド3,4は同一走行面に面して配置されており、第2の磁気ヘッド4は第1の磁気ヘッド3で記録されたデータをベリファイ(確認)リードするように設けられている。なお、第2の磁気ヘッド4やガイド部材6などの構成は特に変わっていない。
【0032】
このように両磁気ヘッド3,4が共にカード5の表面側(あるいは裏面側)に並んで配置された構成の磁気カードリーダ1では、データの記録などの操作を行うのに、これまで2回(あるいは往復)走行させていたところを1回で済ますことができるようになるため、処理時間を半分以下に短縮することができる。即ち、これまでの磁気カードリーダ1においては、カード両面の記録やベリファイを1回の操作で行うために2つの磁気ヘッドを設けようとすれば図7に示したように必ず対向配置させなければならなかったのに対し、本発明によればこれら複数の磁気ヘッド3,4を対向させずに配置させることができ、データ記録などに関する操作を1回で済ますことができる。
【0033】
しかも、この実施形態における磁気カードリーダ1においても、両磁気ヘッド3,4間の距離を短くできるため機器を小型化することができる。
【0034】
なお、上述の実施形態は本発明の好適な実施の一例ではあるがこれに限定されるものではなく本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能である。例えばここまでは、磁気カードリーダ1は手動式のものであるとして説明をしてきたが、本発明はこれに限られず、カード5がモータの駆動力などによって搬送されるモータ式のカードリーダであっても実施可能である。
【0035】
また、磁気カードリーダ1はリード機能だけを備えるもののみならず、ライト機能をも備えるもの(例えば磁気カードリーダライタ)であっても本発明が実施可能であることはいうまでもない。
【0036】
【発明の効果】
以上の説明より明らかなように、請求項1記載の発明の磁気カードリーダでは、カードが当接するガイド部材を設けて第2の磁気ヘッドを徐々に後退させるようにし、この第2の磁気ヘッド先端に当接したときの当該カードの速度変化を少なくしているので、衝突に起因するジッター変動を軽減させることができる。また、このようにジッター変動を軽減させ得ることから磁気ヘッドを自由に配置し、機器の小型化を図ることができる。
【0037】
更に請求項2記載の発明の磁気カードリーダでは第1の磁気ヘッドをライト用ヘッド、第2の磁気ヘッドをリード用ヘッドとしているため、第1の磁気ヘッドによって記録されたデータを第2の磁気ヘッドで読み取って確認することができる。
【0038】
請求項3記載の発明の磁気カードリーダでは、第1の磁気ヘッドと第2の磁気ヘッドとの間隔を磁気カードのカード長より短く設定しているので、ヘッド周りのスペースを小さくして機器を小型化することができる。
【0039】
また請求項4記載の発明の磁気カードリーダによれば、ガイド部材に形成される傾斜面を長くすることができるので傾斜を緩やかにしてカード当接時における衝撃を減少させることができる。
【0040】
更に請求項5記載の発明の磁気カードリーダでは、ガイド部材を第2の磁気ヘッドのケースの外周に一体形成して第2の磁気ヘッドと一体的とすることにより、磁気ヘッドの一部をガイド部材で覆ってしまうことなくケースから確実に突出させることができる。
【0041】
そして請求項6記載の発明の磁気カードリーダでは、第1の磁気ヘッドおよび第2の磁気ヘッドを共にカードの一方の側に設けているので、これまでカードを2回走行させる必要があった操作を1回の走行で済ますことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の磁気カードリーダの一実施形態を示す磁気ヘッドおよびその周囲の部分側面図である。
【図2】磁気カードリーダを示す全体の側面図である。
【図3】傾斜面が別の形状とされたガイド部材を示す部分側面図である。
【図4】傾斜面が更に別の形状とされたガイド部材を示す部分側面図である。
【図5】本発明の別の実施形態を示す部分側面図であり、カード走行通路に対して同一側に配置された両磁気ヘッドを示す。
【図6】従来の磁気カードリーダの部分側面図であり、離れて配置された磁気ヘッドを示す。
【図7】従来の磁気カードリーダの部分側面図であり、対向配置された磁気ヘッドを示す。
【図8】従来の磁気カードリーダの部分側面図であり、カード長以上離れて配置された磁気ヘッドなどを示す。
【符号の説明】
1 磁気カードリーダ
2 カード走行通路
3 第1の磁気ヘッド
4 第2の磁気ヘッド
5 カード
6 ガイド部材
6a ガイド部材の先端
Claims (6)
- カード走行通路に第1の磁気ヘッドと該第1の磁気ヘッドに対してカード走行方向下流側に配列した第2の磁気ヘッドとを設けてなる磁気カードリーダにおいて、前記第2の磁気ヘッドを前記カード走行通路に突出付勢して設ける一方、前記第2の磁気ヘッドの前記第1の磁気ヘッド側に、走行するカードに当接して徐々に前記第2の磁気ヘッドの位置を後退させるガイド部材を前記第2の磁気ヘッドと一体に設けたことを特徴とする磁気カードリーダ。
- 前記第1の磁気ヘッドはライト用ヘッドであり、前記第2の磁気ヘッドはリード用ヘッドであることを特徴とする請求項1記載の磁気カードリーダ。
- 前記第1の磁気ヘッドと前記第2の磁気ヘッドとの間隔は、磁気カードのカード長より短く設定されてなることを特徴とする請求項1または2に記載の磁気カードリーダ。
- 前記ガイド部材の先端は、前記第1の磁気ヘッドと前記第2の磁気ヘッドとの中間位置よりも前記第1の磁気ヘッド側まで伸びるように形成されてなることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の磁気カードリーダ。
- 前記ガイド部材は前記第2の磁気ヘッドのケースの外周に一体形成されてなることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の磁気カードリーダ。
- 前記第1の磁気ヘッドおよび前記第2の磁気ヘッドは共に前記カード走行通路を走行するカードの表面側あるいは裏面側の一方に設けられていることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の磁気カードリーダ。
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