JP3643561B2 - 下肢上肢血圧指数測定装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、下肢上肢血圧指数を測定する下肢上肢血圧指数測定装置に関し、特に、血管障害をより的確に診断することができる下肢上肢血圧指数測定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
生体の下肢における血圧値と上肢における血圧値との比として算出される下肢上肢血圧指数を測定する下肢上肢血圧指数測定装置が提案されている。たとえば、特許第3027750号公報に記載された装置がそれである。下肢上肢血圧指数は、比較的太い血管が粥状に硬化することによる(すなわちアテローム性動脈硬化による)下肢動脈の動脈狭窄の程度を評価する指数であり、下肢にしびれを感じる患者は、下肢動脈の狭窄が疑われるので下肢上肢血圧指数に基づく診断が行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、糖尿病患者の場合には、しびれの原因が、糖尿病性細小血管障害によって引き起こされる糖尿病性神経障害である場合もあるので、下肢上肢血圧指数による評価だけではしびれの原因を的確に診断することが困難であった。
【0004】
本発明は以上の事情を背景として為されたもので、その目的とするところは、下肢における血管障害を的確に診断することができる下肢上肢血圧指数測定装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するための請求項1に係る発明は、生体の下肢における下肢血圧値を測定する下肢血圧測定装置と、その生体の上肢における上肢血圧値を測定する上肢血圧測定装置と、その下肢血圧測定装置により測定された下肢血圧値とその上肢血圧測定装置により測定された上肢血圧値とに基づいて、下肢上肢血圧指数を算出する下肢上肢血圧指数算出手段とを備えた下肢上肢血圧指数測定装置であって、前記生体から発生する心拍同期信号を検出する心拍同期信号検出装置と、(a)その心拍同期信号検出装置により検出される心拍同期信号から心拍周期に関連する心拍周期情報を算出する心拍周期情報算出手段と、(b)その心拍周期情報算出手段により算出される心拍周期情報に基づいて、糖尿病性神経障害に関連して変動する神経障害情報を算出する神経障害情報決定手段と、その神経障害情報が予め設定された正常範囲を超えたことに基づいて、糖尿病性神経障害があると判定する神経障害判定手段とを含むことを特徴とする。
【0006】
本発明によれば、下肢上肢血圧指数算出手段により下肢上肢血圧指数が算出され、さらに、その下肢上肢血圧指数に加えて、神経障害情報決定手段により、糖尿病性細小血管障害に関連して変動する神経障害情報が決定されるので、下肢における血管障害を的確に診断することができ、かつ、神経障害判定手段により、自動的に糖尿病性神経障害か否かが判定される。
【0007】
また、前記目的を達成するための請求項2に係る発明は、予め設定された安静期間経過後に前記下肢血圧測定装置および前記上肢血圧測定装置による血圧測定を開始させる血圧測定開始手段をさらに含み、前記心拍周期情報算出手段は、その安静期間中に前記心拍同期信号検出装置によって検出された心拍同期信号に基づいて前記心拍周期情報を算出するものであることを特徴とする。信頼性の高い下肢上肢血圧指数を測定するためには、患者を所定時間安静にさせて、緊張を緩和した状態で下肢血圧値および上肢血圧値を測定する必要がある。本発明によれば、血圧測定開始手段により、予め設定された安静期間が経過させられた後に上肢血圧測定装置および下肢血圧測定装置による血圧測定が開始させられることから、信頼性のある下肢上肢血圧指数が得られる。また、心拍周期情報算出手段では、上記安静期間中に検出された心拍同期信号に基づいて心拍周期情報が算出されることから、下肢上肢血圧指数および神経障害情報を得るための測定時間が短くなる。
【0009】
また、請求項4に係る発明は、前記神経障害情報決定手段が、前記心拍周期情報の変動係数を前記神経障害情報として算出するものであり、前記生体の年齢が入力される入力装置と、年齢が大きくなるほど正常範囲の下限値が小さくなる予め記憶された関係を用い、前記入力装置から入力された年齢に基づいて前記神経障害判定手段における正常範囲を決定する正常範囲決定手段とをさらに含むことを特徴とする。この発明によれば、正常範囲決定手段により、年齢に応じて神経障害判定手段における正常範囲が決定されることから、年齢に関わらず糖尿病性細小血管障害が精度よく判定される。
【0010】
また、好ましくは、前記下肢上肢血圧指数測定装置は、前記下肢上肢血圧指数および前記神経障害情報を表示器に同時に表示させる表示手段をさらに備える。このようにすれば、表示器に表示される表示内容から、患者のしびれの原因が、下肢動脈の狭窄によるものか糖尿病性細小血管障害によるものかが容易に判断できる。
【0011】
また、好ましくは、前記上肢血圧測定装置は、前記生体の上腕部に巻回されるカフを備え、そのカフのカフ圧に対するそのカフ圧の徐速変化過程でそのカフに発生するカフ脈波の振幅の変化に基づいて前記生体の血圧値を決定する形式であり、前記心拍信号検出装置は、そのカフの圧迫圧が最低血圧値よりも低い所定圧とされている状態で、そのカフに発生するカフ脈波を心拍同期信号として検出するものである。このようにすれば、心拍同期信号を検出するためにのみ生体に装着する装置が不要となる。
【0012】
また、好ましくは、前記下肢血圧測定装置は、前記生体の下肢の所定部位に巻回されるカフを備え、そのカフのカフ圧に対するそのカフ圧の徐速変化過程でそのカフに発生するカフ脈波の振幅の変化に基づいて前記生体の血圧値を決定する形式であり、前記心拍信号検出装置は、そのカフの圧迫圧が最低血圧値よりも低い所定圧とされている状態で、そのカフに発生するカフ脈波を心拍同期信号として検出するものである。このようにすれば、心拍同期信号を検出するためにのみ生体に装着する装置が不要となる。
【0013】
【発明の好適な実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明が適用された足首上腕血圧指数測定装置10の構成を説明するブロック線図である。すなわち、図1の足首上腕血圧指数測定装置10は、下肢として足首12、16が選択され、上肢として上腕20が選択された下肢上肢血圧指数測定装置である。なお、この足首上腕血圧指数測定装置10による測定は、上腕と足首とが略同じ高さとなるように、患者が伏臥位・側臥位・側臥位のいずれかの状態で測定される。
【0014】
図1において、足首上腕血圧指数測定装置10は、下肢血圧測定装置として、右足首12における血圧を測定する右足首血圧測定装置14、および、左足首16における血圧を測定する左足首血圧測定装置18を備え、上肢血圧測定装置として、上腕20における血圧を測定する上腕血圧測定装置22を備えている。
【0015】
右足首血圧測定装置14は、ゴム製袋を布製帯状袋内に有して患者の右足首12に巻回されるカフ24と、このカフ24に配管26を介してそれぞれ接続された圧力センサ28、切換弁30、および空気ポンプ32とを備えている。この切換弁30は、カフ24内への圧力の供給を許容する圧力供給状態、電動バルブの開度が制御されることによりカフ24内を任意の速度で徐々に排圧する徐速排圧状態、およびカフ24内を急速に排圧する急速排圧状態の3つの状態に切り換えられるように構成されている。
【0016】
圧力センサ28は、カフ24内の圧力を検出してその圧力を表す圧力信号SP1を静圧弁別回路34および脈波弁別回路36にそれぞれ供給する。静圧弁別回路34はローパスフィルタを備え、圧力信号SP1に含まれる定常的な圧力すなわちカフ圧PC1を表すカフ圧信号SK1を弁別してそのカフ圧信号SK1を図示しないA/D変換器を介して電子制御装置38へ供給する。
【0017】
上記脈波弁別回路36はバンドパスフィルタを備え、圧力信号SP1の振動成分である脈波信号SM1を周波数的に弁別してその脈波信号SM1を図示しないA/D変換器を介して電子制御装置38へ供給する。
【0018】
左足首血圧測定装置18は、前記右足首血圧測定装置14に備えられたものと同一の構成を有するカフ40、配管42、圧力センサ44、および切換弁46とを備え、切換弁46は前記空気ポンプ32に接続されている。そして、圧力センサ44は、カフ40内の圧力を表す圧力信号SP2を、前記右足首血圧測定装置14に備えられたものと同一の構成を有する静圧弁別回路48および脈波弁別回路50にそれぞれ供給する。静圧弁別回路48は圧力信号SP2に含まれる定常的な圧力すなわちカフ圧PC2を表すカフ圧信号SK2を弁別してそのカフ圧信号SK2を図示しないA/D変換器を介して電子制御装置38へ供給し、脈波弁別回路50は、圧力信号SP2の振動成分である脈波信号SM2を周波数的に弁別してその脈波信号SM2を図示しないA/D変換器を介して電子制御装置38へ供給する。
【0019】
上腕血圧測定装置22は、前記カフ24または40と同様に構成されて患者の上腕20(たとえば右腕の上腕)に巻回されるカフ52と、前記右足首血圧測定装置14に備えられたものと同一の構成を有する配管54、圧力センサ56、および切換弁58とを備え、切換弁58は前記空気ポンプ32に接続されている。圧力センサ56は、カフ52内の圧力を表す圧力信号SP3を、前記右足首血圧測定装置14に備えられたものと同一の構成を有する静圧弁別回路60および脈波弁別回路62にそれぞれ供給する。静圧弁別回路60は圧力信号SP3に含まれる定常的な圧力すなわちカフ圧PC3を表すカフ圧信号SK3を弁別してそのカフ圧信号SK3を図示しないA/D変換器を介して電子制御装置38へ供給し、脈波弁別回路62は、圧力信号SP3の振動成分である脈波信号SM3を周波数的に弁別してその脈波信号SM3を図示しないA/D変換器を介して電子制御装置38へ供給する。
【0020】
上記電子制御装置38は、CPU64,ROM66,RAM68,および図示しないI/Oポート等を備えた所謂マイクロコンピュータにて構成されており、CPU64は、ROM66に予め記憶されたプログラムに従ってRAM68の記憶機能を利用しつつ信号処理を実行することにより、I/Oポートから駆動信号を出力して空気ポンプ32および3つの切換弁30、46、58を制御するとともに、表示器70の表示内容を制御する。
【0021】
入力装置72は、図示しないキーボードを備え、そのキーボードから患者の年齢が入力され、その入力された年齢を表す信号を演算制御装置38へ出力する。測定開始スイッチ74は、足首上腕血圧指数(Ankle/Arm Blood Pressure =ABI)の測定を開始するために操作され、測定開始スイッチ74が押された場合には、測定開始信号が電子制御装置38へ供給される。
【0022】
心電信号検出装置76は、生体の所定の部位に貼り着けられる複数の電極78を備え、その電極78を介して心筋の活動電位を示す心電誘導波、所謂心電図を連続的に検出し、その心電誘導波を示す心電誘導信号SEをA/D変換器79を介して前記電子制御装置38へ供給する。上記心電誘導波は、心拍に同期して発生する心拍同期波であることから、心電信号検出装置76は心拍同期信号検出装置として機能する。
【0023】
図2は、上記電子制御装置38の制御機能の要部を説明する機能ブロック線図である。カフ圧制御手段80は、空気ポンプ32およびそれに接続された3つの切換弁30、46、58を制御して、3つのカフ24、40、52の圧迫圧力を所定の目標圧力値PCM(たとえば、上腕20に巻回されたカフ52については180mmHg程度、足首12、16に巻回されたカフ24、40については240mmHg程度の圧力値)まで急速昇圧させ、その後、3mmHg/sec程度の速度で徐速降圧させる。
【0024】
血圧測定開始手段81は、測定開始スイッチ74から測定開始信号が供給されると、予め設定された安静期間Tqの計測を開始し、その安静期間Tqが経過した後、前記カフ圧制御手段80によるカフ24、40、52の圧迫圧力の制御を許容する。上記安静期間Tqは患者の緊張が緩むのに必要な時間であり、たとえば、数分乃至十分程度に設定される。
【0025】
右足首血圧値決定手段82は、カフ圧制御手段80により、右足首12に巻回されたカフ24の圧迫圧力が徐速降圧させられる過程において、順次採取される脈波信号SM1が表す脈波の振幅の変化に基づきよく知られたオシロメトリック法を用いて右足首12における右足首最高血圧値BPRSYS・右足首最低血圧値BPRDIA・右足首平均血圧値BPRMEANを決定し、左足首血圧値決定手段84は、カフ圧制御手段80により、左足首16に巻回されたカフ40の圧迫圧力が徐速降圧させられる過程において、順次採取される脈波信号SM2が表す脈波の振幅の変化に基づきよく知られたオシロメトリック法を用いて左足首16における左足首最高血圧値BPLSYS・左足首最低血圧値BPLDIA・左足首平均血圧値BPLMEANを決定する。
【0026】
上腕血圧値決定手段86は、カフ圧制御手段80により、上腕20に巻回されたカフ52の圧迫圧力が徐速降圧させられる過程において、順次採取される脈波信号SM3が表す脈波の振幅の変化に基づきよく知られたオシロメトリック法を用いて上腕最高血圧値BPASYS・上腕最低血圧値BPADIA・上腕平均血圧値BPAMEANを決定する。
【0027】
下肢上肢血圧指数算出手段として機能する足首上腕血圧指数算出手段88は、右足首血圧値決定手段82により決定された右足首血圧値血圧値BPR(たとえば右足首最高血圧値BPRSYS)を、上腕血圧値決定手段86により決定された上腕血圧値BPAのうち上記右足首血圧値に対応する上腕血圧値BPA(たとえば右足首最高血圧値BPRSYSには上腕最高血圧値BPASYSが対応する)で割ることにより右足首上腕血圧指数(=ABIR)を算出し、左足首血圧値決定手段84により決定された左足首血圧値BPLを、上腕血圧値決定手段86により決定された上腕最高血圧値BPAのうち左足首血圧値BPLに対応する上腕最高血圧値BPAで割ることにより左足首上腕血圧指数(=BAIL)を算出する。そして、その算出したABIR,ABILの値を表示器70に表示する。下肢動脈の狭窄がある場合には、右足首血圧値や左足首血圧値が低下するので、下肢動脈の狭窄が場合には、これらABIR,ABILは低下する。従って、ABIR,ABILが基準値(たとえば0.9)よりも小さい場合には下肢動脈に狭窄がある疑いが強いと判断できる。
【0028】
心拍周期情報算出手段90は、前記血圧測定開始手段81により安静期間Tqの計測が実行されている間に心電信号検出装置76から供給される心電誘導信号SEに基づいて、その心電誘導信号SEが表す心電誘導波形の周期的に繰り返す所定部位間(たとえばR波−R波間)の時間間隔から、生体の心拍周期情報すなわち心拍周期RR或いは心拍数HRを決定する。
【0029】
神経障害情報決定手段92は、上記心拍周期情報算出手段90により算出された心拍周期情報に基づいて神経障害情報を決定する。上記神経障害情報は、糖尿病性神経障害に関連するものとして知られている情報であり、(1)心拍周期RRの変動係数を表す心拍変動係数CVRR、(2)心拍周期RRの周波数解析スペクトルにおける呼吸周波数帯付近(たとえば0.25Hz)のピークの信号強度HFRR、(3)そのスペクトルにおいて呼吸周波数の1/3〜1/4程度の低周波数帯に存在するピークの強度LFRR、(4)心拍周期RRの時系列系および呼吸曲線時系列系の自己分散関数とそれぞれの相互共分散関数から相互相関関数を推定し、この相互相関係数の絶対値の最大値を表す呼吸同期性相関係数r-RESP、(5)上記相互共分散関数の最大値(最大相互共分散値)を与える時間τmaxのずれを求め、時間τmaxでの相互共分散関数を呼吸曲線時系列の標準偏差関数で正規化した値を求め(これを呼吸変調度とする)、この呼吸変調度を心拍周期RRの平均値で正規化し、その正規化したものの変動係数を表す呼吸同期性心拍変動係数CV-RESPなどが知られている。従って、神経障害情報決定手段92は、上記心拍周期情報算出手段90により算出された心拍周期情報に基づいて、CVRR, HFRR, LFRR, r-RESP, CV-RESPなどを算出する。なお、心拍変動係数CVRRは、心拍周期RRの標準偏差σを心拍周期RRの平均RRavで割った値である。
【0030】
表示手段94は、前記足首上腕血圧指数算出手段88により算出された足首上腕血圧指数ABIR,ABILと、神経障害情報算出手段92により算出された神経障害情報を同時に表示器70に表示する。
【0031】
正常範囲決定手段96は、前記神経障害情報決定手段92において心拍変動係数CVRRが算出される場合に実行され、予めROM66に記憶されている年齢と正常範囲の下限値との関係を用いて、入力装置72から入力される患者の年齢を表す信号に基づいて、後述する神経障害判定手段98において用いられる正常範囲を決定する。上記年齢と正常範囲の下限値との関係は、たとえば、図3に示すように、年齢が増加するほど正常範囲の下限値が小さくなる関係であり、この関係は実験に基づいて決定される。このように年齢が高くなるほど心拍変動係数CVRRの正常範囲の下限値を小さくするのは、健康な者であっても年齢が高くなるほど心拍変動係数CVRRは低下することが知られているからである。
【0032】
神経障害判定手段98は、前記神経障害情報算出手段92により算出された神経障害情報が、予め設定された正常範囲を超えた場合には、患者が糖尿病性神経障害であると判定し、その結果を表示器70に表示する。神経障害情報が心拍変動係数CVRRの場合には、正常範囲の下限値は前記正常範囲決定手段96により決定される。また、神経障害情報が心拍変動係数CVRRの場合、正常範囲の上限値はない。すなわち、心拍変動係数CVRRの場合、前記正常範囲決定手段96により決定された下限値以上が正常範囲である。
【0033】
図4および図5は、図2に示した電子制御装置38の制御機能の要部をさらに具体的に説明するためのフローチャートであって、図4はABIR,ABILやCVRRを算出するための信号を取り込む信号取り込みルーチンであり、図5はその取り込んだ信号からABIR,ABILやCVRRを算出する信号演算ルーチンである。
【0034】
まず、図4の信号取り込みルーチンを説明する。図4のステップ(以下、ステップを省略する)SA1では、年齢を表す信号が入力されているか否かが判断される。この判断が否定された場合には、このSA1の判断が繰り返し実行される。一方、SA1の判断が肯定された場合には、続くSA2において、測定開始信号が供給されたか否かが判断される。この判断が否定された場合には、このSA2の判断が繰り返し実行される。一方、SA2の判断が肯定された場合、この場合は、患者の年齢が入力され、且つ、測定開始信号が入力された場合であるので、血圧測定開始手段81に相当するSA3乃至SA6が実行される。
【0035】
SA3では、タイマカウンタtの内容に「0」が入力されることにより、そのタイマカウンタtの内容がクリアされる。続くSA4では、心電信号検出装置76から供給される心電誘導信号SEが読み込まれる。
【0036】
続くSA5では、タイマカウンタtの内容に「1」が加算される。そして、続くSA6では、タイマカウンタtの内容が予め設定された安静期間Tqを越えたか否かが判断される。このSA6の判断が否定される場合には、前記SA4以下が繰り返し実行されることにより、心電誘導信号SEの読み込みが継続される。一方、測定開始信号が入力されてからの時間が安静期間Tqを越えた場合には、SA6の判断が肯定されて、カフ圧制御手段80に対応するSA7乃至SA9が実行される。
【0037】
SA7では、3つの切換弁30、46、58が圧力供給状態に切り換えられ且つ空気ポンプ32が駆動されることにより、3つのカフ24、40、52の急速昇圧が開始され、SA8では、3つのカフ24、40、52のカフ圧PCがそれぞれ予め設定された目標圧迫圧PCM以上となったか否かが判断される。このSA8の判断が否定された場合は、上記SA7以下が繰り返し実行されることによりカフ圧PCの上昇が継続される。
【0038】
そして、カフ圧PCの上昇により上記SA8の判断が肯定されると、続くSA9では、空気ポンプ32が停止され且つ切換弁30、46、58が徐速排圧状態に切り換えられて、それぞれのカフ24、40、52内の圧力が予め定められた3mmHg/sec程度の緩やかな速度で下降させられる。
【0039】
次に、右足首血圧値決定手段82、左足首血圧値決定手段84および上腕血圧値決定手段86に対応するSA10の血圧値決定ルーチンが実行される。すなわち、脈波弁別回路36から逐次供給される脈波信号SM1が表すカフ脈波の振幅が一拍毎に決定され、その振幅の変化に基づいて、よく知られたオシロメトリック方式の血圧値決定アルゴリズムに従って右足首最高血圧値BPRSYS等が決定され、同様に、脈波弁別回路50から供給される脈波信号SM2が表すカフ脈波の振幅の変化に基づいて、オシロメトリック方式の血圧値決定アルゴリズムに従って左足首最高血圧値BPLSYS等が決定され、脈波弁別回路62から供給される脈波信号SM3が表すカフ脈波の振幅の変化に基づいて、オシロメトリック方式の血圧値決定アルゴリズムに従って上腕最高血圧値BPASYS等が決定される。
【0040】
次に、カフ圧制御手段80に対応するSA11において、3つの切換弁30、46、58が急速排圧状態に切り換えられることにより、すべてのカフ24、40、52内が急速に排圧させられて、信号取り込みルーチンは終了させられる。
【0041】
信号取り込みルーチンが終了させられると、続いて図5の信号演算ルーチンが実行される。図5のSB1では、図4のSA10で決定された右足首最高血圧値BPRSYS・左足首最高血圧値BPLSYS・上腕最高血圧値BPASYSが用いられて、右足首最高血圧値BPRSYSが上腕最高血圧値BPASYSで割られることによりABIRが算出され、左足首最高血圧値BPLSYSが上腕最高血圧値BPASYSで割られることによりABILが算出される。このSB1が足首上腕血圧指数算出手段88に相当する。
【0042】
続いて心拍周期情報算出手段90に相当するSB2が実行される。SB2では、図4のSA4乃至SA6の繰り返しにおいて、SA4で逐次読み込まれた心電誘導信号SEが表す心電誘導波形について、R波が一拍毎に決定され、そのR波−R波間隔から心拍周期RRが算出される。
【0043】
続いて神経障害情報決定手段92に相当するSB3が実行される。SB3では、上記SB2で算出された心拍周期RRの平均RRavおよび標準偏差σが算出され、さらに、その標準偏差σが心拍周期RRの平均RRavに基づいて式1から心拍変動係数CVRR(%)が算出される。
(式1) CVRR = (σ/RRav)×100
【0044】
続いて表示手段94に相当するSB4が実行される。SB4では、前記SB1で算出されたABIR, ABIL、および前記SB3で算出された心拍変動係数CVRRが同時に表示器70に表示される。
【0045】
続いて正常範囲決定手段96に相当するSB5が実行される。SB5では、図4のSA1において入力された患者の年齢に基づいて、図3に示す関係から、正常範囲の下限値が決定される。そして、続いて、神経障害判定手段98に相当するSB6乃至SB8が実行される。
【0046】
SB6では、前記SB3で算出された心拍変動係数CVRRが上記SB5で決定された下限値よりも大きいか否か、すなわち心拍変動係数CVRRが正常範囲か否かが判断される。この判断が否定された場合には、糖尿病性細小血管障害である可能性が高いので、SB7が実行されて、表示器70に糖尿病性神経障害があることを意味する異常表示がされる。一方、SB6の判断が肯定された場合には、SB8が実行されて、表示器70に正常であることを意味する表示がされる。
【0047】
上述のフローチャートに基づく実施形態では、SB1(足首上腕血圧指数算出手段88)において足首上腕血圧指数ABIR,ABILが算出され、さらに、その足首上腕血圧指数ABIR,ABILに加えて、SB3(神経障害情報決定手段92)において、糖尿病性細小血管障害に関連して変動する心拍変動係数CVRRが算出されるので、下肢における血管障害を的確に診断することができる。
【0048】
また、上述のフローチャートに基づく実施形態では、SA3乃至SA6(血圧測定開始手段81)において、SA2において測定開始信号が入力されてから予め設定された安静期間Tqが経過させられた後に、上腕血圧測定装置22よび足首血圧測定装置14,18による血圧測定が開始させられることから、信頼性のあるABIR, ABILが得られる。また、SB2(心拍周期情報算出手段90)では、上記安静期間Tq中に検出された心電誘導信号SEに基づいて心拍周期RRが算出されることから、ABIR, ABILおよび心拍変動係数CVRRを得るための測定時間が短くなる。
【0049】
また、上述のフローチャートに基づく実施形態では、SB6乃至SB8(神経障害判定手段98)において、自動的に糖尿病性神経障害か否かが判定される利点がある。
【0050】
また、上述のフローチャートに基づく実施形態では、SB5(正常範囲決定手段96)において、年齢に応じてSB6(神経障害判定手段98)における正常範囲が決定されることから、年齢に関わらず糖尿病性細小血管障害が精度よく判定される。
【0051】
また、上述のフローチャートに基づく実施形態では、SB4(表示制御手段94)において、ABIR, ABILおよび心拍変動係数CVRRが表示器70に同時に表示されることから、表示器70に表示される表示内容から、患者のしびれの原因が、下肢動脈の狭窄によるものか糖尿病性細小血管障害によるものかが容易に判断できる。
【0052】
以上、本発明の一実施例を図面に基づいて説明したが、本発明は他の態様においても適用される。
【0053】
例えば、前述の足首上腕血圧指数測定装置10では、心電信号検出装置76が心拍同期信号検出装置として備えられ、心電誘導信号SEが心拍同期信号として検出されていたが、カフ24、40,52を一般的な最低血圧値よりも低い所定圧力とすると、カフ下において発生した圧力振動波がカフ24,40,52に伝達されてカフ24,40,52にその圧力振動波を表すカフ脈波が発生する。このカフ脈波も心拍同期信号であることから、右足首血圧測定装置14、左足首血圧測定装置18、または上腕血圧測定装置22を心拍同期信号検出装置としても用い、カフ24,40,52が上記所定圧力である状態で、脈波弁別回路36,50,または62により弁別される脈波信号SM1,SM2,またはSM3がそれぞれ表すカフ脈波を心拍同期信号として用いてもよい。このようにすれば、心拍同期信号を検出するためにのみ生体に装着する装置が不要となる。
【0054】
また、前述の実施形態では、血圧測定開始手段81により、測定開始信号が供給されてから、安静期間Tqが経過するまでの期間が自動的に計測されていたが、血圧測定開始手段81は設けられず、測定開始スイッチ74からの測定開始信号が入力された場合には、すぐに血圧測定を開始するように設定されてもよい。この場合には、足首上腕血圧測定装置10を操作する者が、患者の緊張状態を判断する。
【0055】
また、前述の足首上腕血圧測定装置10は、下肢血圧測定装置として、足首12,16における血圧を測定する足首血圧測定装置14,18が備えられていたが、その足首血圧測定装置14,18に代えて大腿部を測定する血圧測定装置が備えられてもよい。
【0056】
以上、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明したが、これはあくまでも一実施形態であり、本発明は当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を加えた態様で実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用された足首上腕血圧測定装置の構成を説明するブロック図である。
【図2】図1の電子制御装置の制御機能の要部を説明する機能ブロック線図である。
【図3】年齢と心拍変動係数CVRRの正常範囲の下限値との関係を例示する図である。
【図4】図1の演算制御装置の制御作動の要部を説明するフローチャートであって、ABIR,ABILやCVRRを算出するための信号を取り込む信号取り込みルーチンである。
【図5】図1の演算制御装置の制御作動の要部を説明するフローチャートであって、取り込んだ信号からABIR,ABILやCVRRを算出する信号演算ルーチンである。
【符号の説明】
10:足首上腕血圧指数測定装置
14:右足首血圧測定装置(下肢血圧測定装置)
18:左足首血圧測定装置(下肢血圧測定装置)
72:入力装置
76:心電信号検出装置(心拍同期信号検出装置)
81:血圧測定開始手段
88:足首上腕血圧指数算出手段(下肢上肢血圧指数算出手段)
90:心拍周期情報算出手段
92:神経障害情報決定手段
96:正常範囲決定手段
98:神経障害判定手段
Claims (3)
- 生体の下肢における下肢血圧値を測定する下肢血圧測定装置と、該生体の上肢における上肢血圧値を測定する上肢血圧測定装置と、該下肢血圧測定装置により測定された下肢血圧値と該上肢血圧測定装置により測定された上肢血圧値とに基づいて、下肢上肢血圧指数を算出する下肢上肢血圧指数算出手段とを備えた下肢上肢血圧指数測定装置であって、
前記生体から発生する心拍同期信号を検出する心拍同期信号検出装置と、
該心拍同期信号検出装置により検出される心拍同期信号から心拍周期に関連する心拍周期情報を算出する心拍周期情報算出手段と、
該心拍周期情報算出手段により算出される心拍周期情報に基づいて、糖尿病性神経障害に関連して変動する神経障害情報を算出する神経障害情報決定手段と、
該神経障害情報が予め設定された正常範囲を超えたことに基づいて、糖尿病性神経障害があると判定する神経障害判定手段と
を含むことを特徴とする下肢上肢血圧指数測定装置。 - 予め設定された安静期間経過後に前記下肢血圧測定装置および前記上肢血圧測定装置による血圧測定を開始させる血圧測定開始手段をさらに含み、
前記心拍周期情報算出手段は、該安静期間中に前記心拍同期信号検出装置によって検出された心拍同期信号に基づいて前記心拍周期情報を算出するものであることを特徴とする請求項1に記載の下肢上肢血圧指数測定装置。 - 前記神経障害情報決定手段は、前記心拍周期情報の変動係数を前記神経障害情報として算出するものであり、
前記生体の年齢が入力される入力装置と、
年齢が大きくなるほど正常範囲の下限値が小さくなる予め記憶された関係を用い、前記入力装置から入力された年齢に基づいて前記神経障害判定手段における正常範囲を決定する正常範囲決定手段と
をさらに含むことを特徴とする請求項1または2に記載の下肢上肢血圧指数測定装置。
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