JP3642966B2 - 排紙装置 - Google Patents

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    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2301/00Handling processes for sheets or webs
    • B65H2301/50Auxiliary process performed during handling process
    • B65H2301/51Modifying a characteristic of handled material
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    • B65H2301/512565Removing waviness or curl, smoothing involving tri-roller arrangement

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  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、排紙装置に関し、さらに詳しくは、排紙に用いられるローラの支持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
複写機やプリンタあるいはファクシミリ装置などの電子写真複写プロセスを実行する画像形成装置においては、潜像担持体上に形成された静電潜像を現像プロセスにおいて可視像処理した後、その可視像を記録媒体の一つである記録用紙(以下、用紙という)に対して静電転写し、転写された可視像が、例えば、加熱定着されて複写物あるいは記録物として得られるようになっている。
用紙は、定着後に排紙装置によって排紙部に向け排出されるが、その構成の一つとして、図6に示す構成がある。
図6において排紙装置は、互いに対向当接するローラA、Bを備えており、定着装置Cから繰り出された用紙Sを挟持搬送して排紙トレイDに向け排出する。
【0003】
しかし、この構成では、用紙Sにカールが生じていると、ローラA、Bを通過した用紙Sの先端がカールの生じている方向に向け進行し、排紙トレイD面に衝突してしまい、用紙Sを円滑に排紙トレイD上に排出できずに紙詰まり、いわゆるジャムを起こしてしまう場合がある。この原因の一つとして、定着装置CとローラA、B同士の当接位置との間の距離がある。この距離は、画像形成装置の大きさを決定する要因の一つであり、距離を長くすると画像形成装置の丈が大きくなる。このため、距離を短くした場合には定着装置Cから繰り出された用紙Sの搬送経路が急激に曲げられてしまう場合があり、これによって、用紙Sに曲げ癖、いわゆる、カールが生じやすくなる。また、定着装置Cを通過した用紙Sには、表裏において保湿状態が異なることがあり、上下方向で排紙トレイDと同じ側に加熱源側のローラC1を配置した場合には、このローラC1と接触しない用紙Sの面が膨張しやすく、これによっても、図6に示す状態に用紙Sがカールを生じる。
【0004】
従来、このような用紙Sに生じるカールをなくすために、図7に示す構成の排紙装置が用いられている。
図7において、排紙装置は、ローラAの周方向に沿って一対のローラB、B1を当接させた構成を備えている。
この構成では、用紙SがローラAの周方向に沿わされて移動し、ローラB、B1間でカールしようとする方向と逆方向に折り返された状態となり、カールが矯正され、用紙Sの先端が垂れ落ちない状態で繰り出される。このため、一対のローラB、B1は、カール矯正ローラとして機能している。
【0005】
しかし、このような一対のローラB、B1を対向するローラAに当接させた構成では、並列されたローラB、B1間を移動する用紙の先端がその移動方向前方に位置するローラB1の周面に突き当たり、紙詰まりの原因となる。
図8は、この状態を示しており、ローラB、B1に用紙Sの面が行き渡ることで初めて上述したカールの矯正が行えるものの、用紙Sの移動方向前側のローラB1に挟持されるまでの間、カールが生じたままの用紙Sは、用紙Sの移動方向後側のローラBを通過した位置で先端が挟持されない状態となり、カールによってローラB1の周面に突き当たる。
【0006】
この不具合を解消するためには、並列されたローラB、B1の近傍にガイド部材を配置することが考えられるが、このような特別な構成を設けることはコストの上昇を招く。
【0007】
そこで、図9に示すように、ローラB、B1の軸受け部材Eを利用することが提案されている。
軸受け部材Eは、ローラB、B1の軸支片E1がローラの軸方向両端に形成された弾性板であり、軸支片E1の上部には、ローラB、B1とローラAとの当接周面に近接する立ち上げ片部E2が形成されている。
このような構成においては、ローラBから繰り出された用紙Sの先端がローラB1の周面に突き当たる方向に移動するのを立ち上げ片E2の存在によって阻止され、その立ち上げ片E2にガイドされてローラB1とローラAとの挟持位置に向け移動する。
用紙Sは、ローラA、B1の軸方向に相当する幅方向の両端を上記立ち上げ片E2に当接させるようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記構成の軸受け部材Eを設けた場合には、次のような問題がある。軸受け部材Eの立ち上げ片E2に対して用紙Sの幅方向両側の面が摺擦されることになり、この結果、用紙Sに代えてOHPなどの樹脂フイルムからなるシート材を用いた場合には、その表面に傷が付く。つまり、立ち上げ片E2は、単に立ち上げただけのものであるために、その上部にエッジが残っており、このエッジによって樹脂フイルムの面が摺擦されると傷が付いてしまう。特に、立ち上げ片E2の板厚が薄い場合にはエッジが鋭くなった状態となり、傷つきやすくなる。
【0009】
本発明の目的は、上記従来の排紙装置、特にカールを矯正するための構成を備えた排紙装置における問題に鑑み、カールを矯正される対象が紙であったり樹脂フイルム等のシート材であってもその表面を傷つけることなくカールの矯正を行える構成を備えた排紙装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、排紙部に設けられた排出ローラとこの排出ローラの周方向に沿って並列されて当接する一対のカール矯正ローラとを備えた排紙装置において、上記一対のカール矯正ローラの回転軸を支持する軸支片とこれら軸支片同士を連結する基片とを有する軸受け部材を具備し、上記軸受け部材の軸支片の上部には、上記一対のカール矯正ローラの軸挿通部間に亘る長さを有した立ち上げ片が形成され、その立ち上げ片の頂部が下方に向け折り返されたガイド面を構成していることを特徴としている。
【0011】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の排紙装置において、上記軸受け部材の立ち上げ片は、上記一対のカール矯正ローラにおける軸方向両端部近傍で、上記一対のカール矯正ローラの並列方向において上記両方のカール矯正ローラの周面の一部にオーバラップした状態で形成されていることを特徴としている。
【0012】
請求項3記載の発明は、請求項1記載の排紙装置において、上記軸受け部材は弾性部材で構成され、上記基片から下方に向け延出された加圧片を有し、該加圧片の撓み変形による弾性復元力を利用して上記一対のカール矯正ローラが上記排出ローラに圧接させる態位を維持されることを特徴としている。
【0013】
請求項4記載の発明は、請求項1記載の排紙装置において、上記一対のカール矯正ローラは、一方が弾性体で、他方が樹脂製でそれぞれ構成されていることを特徴としている。
【0014】
請求項5記載の発明は、請求項1記載の排紙装置において、上記一対のカール矯正ローラは、上記排出ローラの軸方向に沿って複数配置されており、そのうちの少なくとも上記排出ローラの軸方向中央寄りに位置するカール矯正ローラには、その周面に用紙に対する挟持圧を高める用紙蹴飛ばし用の突起が設けられていることを特徴としている。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図示実施例により本発明の実施の形態を説明する。
【0016】
図1は、図6に示したローラAが相当する排出ローラに対して、図9に示した一対のローラB、B1に相当するカール矯正ローラを当接させるためのカール矯正ローラの支持構造を示す斜視図である。
図1において、カール矯正ローラ1、2は、図9に示した例と同様に、図示しない排出ローラの周方向に沿って一対で設けられ、その支軸1A、2Aが後述する軸受け部材3によって回転自在に支持されている。本実施例では、上記カール矯正ローラ1、2の材質が異なっており、後述する加圧片3C側に位置して用紙の排出方向後方側に位置する一方のカール矯正ローラ2が樹脂製であり、用紙の移動方向前方側に位置する他方のカール矯正ローラ1がゴムなどの弾性材が用いられている。このような材質の特定により、排出される用紙Sが排出ローラ(図2において符号5で示すローラ)との間に挟持された際、カール矯正ローラ1側での摩擦係数が高いことにより先端が繰り出されやすくされる。
軸受け部材3は、弾性材料からなる板バネ部材が用いられ、支軸1A、2Aが挿通される軸支片3Aとこれら軸支片3A同士を連結する基片3Bと加圧片3Cとを備えている。
【0017】
軸支片3Aは、基片3Bからカール矯正ローラ1、2の軸方向両端近傍に位置する幅を持たせて垂直方向に折り曲げられ、加圧片3Cは、軸支片3A間でこれら軸支片3Aとは反対方向に傾斜させて折り曲げられて形成されている。加圧片3Cの傾斜角度は、図2に示すように、不動部4に取り付けられた際、一対のカール矯正ローラ1、2が排出ローラ(便宜上、符号5で示す)の周面に圧接できる角度に設定されている。
【0018】
図1において、軸支片3Aには、支軸1A、2Aが挿通されている位置の間に立ち上げ片3Dが設けられている。
立ち上げ片3Dは、図3に示すように、軸支片3Aにおける支軸1A、2Aの挿通部間に亘る長さを有している。この長さ(図3中、符号Lで示す)としては、図3において、カール矯正ローラ1、2の並列方向で、符号L1で示すカール矯正ローラ1、2の周面間の距離に対して、L>L1となる関係を設定されている。つまり、カール矯正ローラ1、2の周面の一部にオーバラップすることができる長さに設定されている。
これにより、一方のカール矯正ローラ2を通過した用紙Sの先端は他方のカール矯正ローラ1の周面に突き当たる向きに移動しようとしても、立ち上げ片3Dが他方のカール矯正ローラ1の近傍まで延長されていることにより、その移動を阻まれたままで他方のカール矯正ローラ1と排出ローラ5との挟持位置に達することができる。
【0019】
図1および図2において立ち上げ片3Dは、排出ローラ5の周面近傍に頂部を有しており、その頂部が下方に向け折り返されてガイド面3Eを構成している。ガイド面3Eは、立ち上げ片3Dが折り返されることで立ち上げ片3Dの板厚よりも広い面積を有し、カール矯正ローラ1、2間を移動する用紙S(図3参照)をガイドすることができるようになっている。
【0020】
本実施例は以上のような構成であるから、図2に示すように、加圧片3Cが画像形成装置の不動部4に取り付けられる。加圧片3Cが不動部4に取り付けられると加圧片3Cの傾斜角度によって一対のカール矯正ローラ1、2が排出ローラ5に圧接することができる。このとき、不動部4に対する加圧片3Cの上下方向での取付位置を調整することで、加圧片3Cに生じる撓み変形量が変化し、図3において符号Fで示すように、カール矯正ローラ1、2に作用する加圧片3Cの弾性復元力の強さを異ならせることができる。これにより、排出ローラ5に対して加圧片3Cの撓み変形による弾性復元力を利用してカール矯正ローラ1、2を圧接させた態位に維持することができる。
【0021】
図9に示した定着装置Cから繰り出された用紙Sが移動方向の後方に位置するカール矯正ローラ2に達すると、そのカール矯正ローラ2と排出ローラ5とで挟持されて用紙Sが移動方向の前方に位置するカール矯正ローラ1に向け移動する。
図3において、カール矯正ローラ2から繰り出された用紙Sの先端は、他方のカール矯正ローラ1に達するまでの間、ガイド面3E上を滑走する。ガイド面3Eは、軸支片3Aの板厚よりも広い面積を有しているので、いわゆる、エッジが存在しておらず、この面を滑走する用紙Sとの間で摺動抵抗が小さくなる。このため、用紙Sは、移動方向と反対側の抵抗を受けるものの、摺動抵抗が小さいことにより移動方向と逆方向に引かれる強さが弱く、引き裂かれるようなことがない。従って、表面硬度が低いOHPなどの樹脂フイルムを排出する場合においても、摺動抵抗が小さくなることにより、表面への傷付けが発生しない。
【0022】
本実施例によれば、加圧片3Cを不動部4に取り付ける際、加圧片3Cを不動部4の高さ方向に位置調整してカール矯正ローラ1、2の当接力を調整できるようになっているので、軸支片3Aにおける支軸挿通部の加工誤差による当接力の悪化を防止することが可能となる。
【0023】
次に、本発明の別実施例を説明する。
図1に示した一対のカール矯正ローラ1、2を軸支している軸受け部材3は、図4に示すように、排出ローラ5の軸方向で複数箇所に配置される。図4に示す例では、4カ所に配置されている。
今、便宜上、排出ローラ5の軸方向で中央寄りに位置する2個の軸受け部材3を持つカール矯正ローラ群を符号10で示し、軸方向端部側に位置する2個の軸受け部材3を持つカール矯正ローラ群を符号20で示す。
図4において、各ローラ群のうち、排出ローラ5の軸方向中央寄りのローラ群10は、図5(A)、(B)に示すように、周方向で180度位相を異ならせた位置に突起10Aが設けられている。この突起10Aは、用紙Sに対する挟持圧を高めて用紙Sを強引に繰り出して蹴飛ばすような作用を行う。これにより、用紙Sを配紙装置から確実に排出できるようになっている。
【0024】
図4に示した各ローラ群10、20において軸受け部材3により支持されているカール矯正ローラ1、2の配列構成、つまり、用紙の移動方向前方側と後方側とに位置するカール矯正ローラ1、2同士の材質の組み合わせとしては、各ローラ群において図1に示した場合の材質関係とする他に、排出ローラ5の軸方向端部側に位置するローラ群20において、図1に示した材質関係を逆の関係とし、用紙の移動方向後方側に弾性体を用いたカール矯正ローラ1を、そして用紙の移動方向前方側に樹脂製のカール矯正ローラ2を配列するようにしてもよい。このようにすることで、排出ローラ5の軸方向中央部に位置するローラ群10において用紙に対する挟持圧が高められて先端が繰り出される際に用紙の幅方向に対応するローラ群20での摩擦係数を小さくしてローラ群10での繰り出し作用に抵抗が生じないようにすることができる。これにより、用紙の幅方向に皺が生じたりあるいは幅方向両端に向け引き動かされてしまうのを未然に防止することができる。
【0025】
このような構成においては、排出ローラ5の軸方向中央部に位置するローラ群10によって用紙に対する挟持圧が高められて先端を繰り出し易くされるので、確実に排出することができ、ジャム等の不具合を未然に防止することができる。
【0026】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、軸受け部材の軸支片に形成されている立ち上げ片の頂部が立ち上げ片の板厚よりも広い面積を持つガイド片とされているので、排出される用紙を含めてシート材が受ける摺動抵抗を小さくすることができる。これにより、摺動抵抗の増加による引きずり作用をなくしてシート材が傷つくのを未然に防止することが可能となる。
【0027】
請求項2記載の発明によれば、一対のカール矯正ローラの周面の一部にオーバラップする状態で軸受け部材の立ち上げ片が形成されているので、一方のカール矯正ローラから繰り出された用紙の先端は他方のカール矯正ローラの周面に向け垂れ下がろうとしても、立ち上げ片が他方のカール矯正ローラの近傍まで延長されていることにより、垂れ下がることなく他方のカール矯正ローラと排出ローラとの挟持位置に達することができる。これにより、摺動抵抗を受けさせることなく用紙を即座にカール矯正ローラと排出ローラとの挟持位置に持ち来してジャムが発生するのを未然に防止することが可能になる。
【0028】
請求項3記載の発明によれば、軸受け部材の加圧片の撓み変形による弾性復元力を利用して一対のカール矯正ローラを排出ローラに圧接させるようになっているので、用紙の搬送力が有効に作用する圧接力を簡単に得ることができる。これにより、排出ローラと一対のカール矯正ローラとの位置関係がずれている場合でも、加圧片の撓み変形量を変更することで排出ローラとカール矯正ローラとの圧接力を適正化することができ、確実に用紙の排出を行うことが可能になる。
【0029】
請求項4記載の発明によれば、一対で設けられているカール矯正ローラ同士の材質を異ならせることにより、用紙の移動方向前方側に摩擦係数の高い材質のカール矯正ローラを配置することで用紙の先端を確実に繰り出させることができると共に、そのカール矯正ローラにより引き動かされる用紙の移動方向後方のカール矯正ローラの抵抗を軽減して先端を容易に繰り出させることが可能となり、ジャムなどを未然に防止することができる。
【0030】
請求項5記載の発明によれば、用紙の幅方向に相当する排出ローラの軸方向で中央部では挟持圧を高めて用紙を確実に繰り出す蹴飛ばし作用が得られ、軸方向端部側では中央部での蹴飛ばしを阻害しないようにして用紙の幅方向で皺などが発生するのを防止してジャムや幅方向での裂けなどの不具合を未然に防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を説明するための排紙装置に用いられる軸受け部材の構成を示す斜視図である。
【図2】図1に示した軸受け部材の実装状態を説明するための側面図である。
【図3】図1に示した軸受け部材の部分的な側面図である。
【図4】図1に示した軸受け部材を備えたカール矯正ローラを排出ローラと組み合わせた場合の配置関係を説明するための正面図である。
【図5】図4に示したカール矯正ローラの一つの構成を説明するための斜視図であり、(A)は、排出ローラの軸方向中央寄りに位置するカール矯正ローラの側面図、(B)は(A)に示したカール矯正ローラの斜視図である。
【図6】従来の排紙装置の構成を説明するための模式図である。
【図7】図6に示した構成の不具合を解消する構成を説明するための模式図である。
【図8】図7に示した構成の不具合を説明するための模式図である。
【図9】図8に示した不具合を解消する従来構成を説明するための模式図である。
【符号の説明】
1 用紙の移動方向前方側に位置するカール矯正ローラ
1A 支軸
2 用紙の移動方向後方側に位置するカール矯正ローラ
2A 支軸
3 軸受け部材
3A 軸支片
3B 基片
3C 加圧片
3D 立ち上げ片
3E ガイド面
4 不動部
5 排出ローラ
10 排出ローラの軸方向中央側に位置するカール矯正ローラを備えたローラ群
10A 突起
20 排出ローラの軸方向外側に位置するカール矯正ローラを備えたローラ群

Claims (5)

  1. 排紙部に設けられた排出ローラとこの排出ローラの周方向に沿って並列されて当接する一対のカール矯正ローラとを備えた排紙装置において、
    上記一対のカール矯正ローラの回転軸を支持する軸支片とこれら軸支片同士を連結する基片とを有する軸受け部材を具備し、
    上記軸受け部材の軸支片の上部には、上記一対のカール矯正ローラの軸挿通部間に亘る長さを有した立ち上げ片が形成され、その立ち上げ片の頂部が下方に向け折り返されたガイド面を構成していることを特徴とする排紙装置。
  2. 請求項1記載の排紙装置において、
    上記軸受け部材の立ち上げ片は、上記一対のカール矯正ローラにおける軸方向両端部近傍で、上記一対のカール矯正ローラの並列方向において上記両方のカール矯正ローラの周面の一部にオーバラップした状態で形成されていることを特徴とする排紙装置。
  3. 請求項1記載の排紙装置において、
    上記軸受け部材は弾性部材で構成され、上記基片から下方に向け延出された加圧片を有し、該加圧片の撓み変形による弾性復元力を利用して上記一対のカール矯正ローラが上記排出ローラに圧接させる態位を維持されることを特徴とする排紙装置。
  4. 請求項1記載の排紙装置において、
    上記一対のカール矯正ローラは、一方が弾性体で、他方が樹脂製でそれぞれ構成されていることを特徴とする排紙装置。
  5. 請求項1記載の排紙装置において、
    上記一対のカール矯正ローラは、上記排出ローラの軸方向に沿って複数配置されており、そのうちの少なくとも上記排出ローラの軸方向中央寄りに位置するカール矯正ローラには、その周面に用紙に対する挟持圧を高める用紙蹴飛ばし用の突起が設けられていることを特徴とする排紙装置。
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