JP3642827B2 - カードを利用した抽選結果表示システム - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、カードを使用した顧客管理システムにおいて、顧客に対するサービスとして、会員顧客との取り引き情報に基づき抽選を行い、その抽選結果情報をカードの表示部を使って表示することで、顧客サービスの向上を図ることを目的とした、顧客管理システムを基礎とした抽選システムである。
【0002】
【従来の技術】
従来、顧客にカードを発行して会員とし、その顧客の氏名、性別、年齢、住所、購買実績等の顧客情報データベースを作成、維持、管理して、販売サービスや会員サービス等を向上させる顧客管理システムがある。そして、顧客サービスの一貫にクジ引きがあるが、その抽選方法としては、例えば、等級が記載された紙片からなるクジを店頭で引かせたり、赤玉、白玉等の色の異なる多数の玉を入れたクジ引き器(通称「ガラポン」といわれている回転式抽選器)を回転させて、出てきた玉の色により抽選すること等が行われてきた。
また、顧客が随時自由に見られる様に当選者の抽選番号を書いた紙を掲示して、当選者を発表する方法等も従来より行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来の抽選方法では、店側では抽選サービスを行う為に、そのサービス期間を特に定めてクジを作ったり、クジ引きの道具を用意したり、また、当選番号や当選者氏名等を用紙に記入する等の準備に手間と時間と費用を要し、抽選サービスを日頃の販売戦略に活用しようとしても、簡単には出来なかった。
また、顧客側においても、抽選を別の所で行っている場合には、いちいち抽選場所まで行かなければならず不便であった。
【0004】
そこで、本発明の目的は、顧客が所有するカードに抽選結果を表示できる様にして容易に抽選が行え、その結果、顧客サービス向上が図れる、カードを利用した抽選結果表示システムを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明のカードを利用した抽選結果表示システムは、前記課題を解決し目的を達成するために、顧客が所有するカードと、カードリーダライタと、情報処理部と、を備えた抽選処理システムにおいて、
上記カードは、情報記録部と可視情報の書き換えが外部エネルギーでなされる情報表示部とを備え、
上記カードリーダライタは、上記情報表示部の表示を書き換える書換手段と、上記情報記録部に対し情報を読み書きする読取書込手段とを備え、
上記情報処理部は、任意の抽選条件に適合する顧客の場合に機械的抽選処理を行う抽選処理手段と、上記情報記録部及び情報表示部に対する情報を処理する情報処理手段とを備え、
抽選処理の結果をカードの情報表示部に書き込んで、抽選結果を表示させるさせるようにしたものである。
【0006】
また、上記抽選結果表示システムに対して、情報処理部が顧客との取引きに関する顧客情報が記録されている顧客情報記憶手段を備え、抽選処理手段が該顧客情報に基づいて抽選条件に適合する顧客を選択し、適合する顧客の場合に機械的抽選処理を行うようにしたものでもある。
また、前記抽選結果表示システムに対して、抽選処理手段が、カードの情報記録部に記録されているカード情報に基づいて抽選条件に適合する顧客を選択し、適合する顧客の場合に機械的抽選処理を行うようにしたものでもある。
また、前記抽選結果表示システムに対して、情報処理部が顧客との取引きに関する顧客情報が記録されている顧客情報記憶手段を備え、抽選処理手段が該顧客情報及びカードの情報記録部に記録されているカード情報に基づいて抽選条件に適合する顧客を選択し、適合する顧客の場合に機械的抽選処理を行うようにしたものでもある。
【0007】
【作用】
本発明のカードを利用した抽選結果表示システムでは、例えば、顧客が商品購入の際、或いは任意にカードを店員に提示すると、店員はカードをカードリーダーライタにセットする。すると、コンピュータからなる情報処理部は、カードの情報記録部に記録されている顧客ID番号等のカード情報をカードリーダライタを介して取得し、顧客確認や商品購買時の通常の金銭処理等と共に、例えば、抽選条件が全顧客、特定曜日等と顧客の個別的情報に無関係の条件の場合には、全顧客に対して或いは特定曜日の場合に、コンピュータによる械的抽選処理を行い、その結果をカードの情報表示部に表示して顧客に抽選結果を知らせる。
【0008】
また、抽選条件に関する情報として、▲1▼:コンピュータが保有している顧客情報、▲2▼:カードが保有しているカード情報、▲3▼:▲1▼及び▲2▼、のいづれかを使用した抽選条件で顧客を選択して、選択された顧客について機械的抽選処理を行い、抽選結果をカードの情報表示部に表示する。例えば、▲1▼及び▲2▼の情報として顧客ID番号があり、且つ▲1▼の情報としてポイント数がある場合に、所定ポイント数以上の顧客を選択するのであれば▲2▼の情報(顧客ID番号)をキーとして▲1▼の情報を検索してポイント数を取得してポイント数の大小で選択するので▲1▼のケースである。また、顧客ID番号の末尾が偶数の顧客を選択するのであればカード情報のみで足りるので▲2▼のケースである。また、所定ポイント数以上且つ顧客ID番号末尾が偶数を抽選条件とするならば▲1▼にも顧客ID番号はあるので▲1▼のケースとも言えるが、顧客ID番号はカードに有るので▲3▼のケースである。
【0009】
【実施例】
以下、本発明のカードを利用した抽選結果表示システムの実施例を図面を参照しながら詳述する。
【0010】
図1は、本発明のカードを利用した抽選結果表示システムの一部を構成するカード2の外観図である。カード2は顧客がそれぞれ所有し、情報記録部21として半導体メモリ211と磁気ストライプ212とを備え、また、任意位置、任意サイズで情報表示部22が設けられている(同図では大きさの異なる情報表示部が二箇所にある)。なお、情報表示部22は、カードの表面、裏面のどちらへ設けてあってもよく、同図のように複数箇所に分けてもよく、複数の場合は、例えばポイント点数表示用やメッセージ表示用等と、用途に応じて使い分けてもよい。
なお、情報記録部21は、メモリカードやICカードと同様な半導体メモリの他に、磁気ストライプや光記憶手段、或いはバーコード等の任意の情報記録手段を1以上備えれば良い。そして、情報記録部21には、例えば、カード番号、顧客ID番号、住所、氏名、性別、ポイント点数、購入金額累計等、カードの情報記録部の容量、及び表示システムの運用方針等により適宜な固定的情報や可変的情報が記録されている。
【0011】
また、情報表示部22は、外部エネルギーとして熱、電界、磁界等を使用して可視情報を可逆的に繰り返し書き換えできる表示素子からなり、例えば、加熱冷却によって、透明状態と白濁状態とに可逆的に変化することで書換表示できる感熱記録方式の可逆表示素子や、電界と加熱により書換表示できる電気・熱記録方式の可逆表示素子、磁場に感応する磁性粉をマイクロカプセル中に含有した磁気記録方式の可逆表示素子等が使用される。なお、可逆表示素子で感熱記録方式には、脂肪酸を高分子マトリックス中に分散した高分子/脂肪酸複合膜等を、電気・熱記録方式には、液晶を高分子マトリックス中に分散した液晶/高分子複合膜等を利用したものがある。
【0012】
図2は、本発明のカードを利用した抽選結果表示システム1の基本的構成に相当する一実施例のブロック図である。同図に示す如く、カードを利用した抽選結果表示システム1は、カード2と、カードリーダライタ3と、情報処理部4とを備える。
【0013】
カード2は、上述の如く磁気ストライプ等による情報記録部21と、可視情報が外部エネルギーによって書換表示できる情報表示部22を備える。
【0014】
また、カードリータライタ3は、情報記録部21に対し情報を読み書きする読取書込手段31と、情報表示部22の表示を書き換える書換手段32を備える。なお、書換手段32は、情報表示部22に使用する可逆表示素子のタイプにより、熱,電界,磁界等のエネルギーを可逆表示素子に対して加えるエネルギー印加手段を有する。例えば、熱の場合はサーマルヘッド等で、電界の場合はマトリックス電極やローラ電極等で、磁界の場合は磁気ヘッド等を備えたものとなる。
【0015】
また、情報処理部4は、パーソナルコンピュータや汎用コンピュータ等のコンピュータを用いたものであり、予め任意に設定された抽選条件に該当する顧客を選択し選択された顧客に対して機械的抽選処理を行い、当選者や等級等を決定する抽選処理手段42、カードの情報記録部から読み出した情報や該情報記録部に書き込む情報、表示部を書き換えて書き込む情報(特に抽選処理手段の抽選結果情報等の情報)、或いは取引処理に必要な情報等を処理する情報処理手段41、さらに、顧客のID番号、氏名、年齢、性別等の個人属性と共に、例えばポイント点数、或いは購買金額累計、購買商品等の、今現在の取引も含めた従前の取引に関する顧客情報を記憶する顧客情報記憶手段43とを備える。なお、顧客情報記憶手段43は顧客情報ファイルの形態で顧客情報を保有する。
【0016】
次に、本発明のカードを利用した抽選結果表示システムを、主装置と端末装置とからなる一実施例について図面を参照しながら説明する。
【0017】
図3は、本発明のカードを利用した抽選結果表示システムの一実施例におけるシステム構成を示す。同図の表示システムでは、店の各売場にカードリーダライタ3と、レジスタを用いた端末装置5が設置され、また、各店にその店の端末装置5のデータを処理する情報処理部として店舗用コンピュータ4aが設置されている。A店舗においては、店舗用コンピュータ4aは、CPU等からなる情報処理手段41a及び抽選処理手段42aと、顧客情報ファイル43aを備え、該顧客情報ファイル43aには顧客ID番号や氏名等と共にポイント点数等の顧客との取り引きに関する情報が記録されている。また、店舗用コンピュータ4aはメッセージファイル44aも有しており、抽選結果等と共に、カードに種々の伝達情報を適宜表示させるためのメッセージ文がファイルに格納されている。抽選結果やメッセージ文は、端末装置5を経由してカードリーダライタ3からカードの情報表示部に書き込まれる。
また、A店舗と同様な構成で、B店舗にもカードリーダライタ3、端末装置5、店舗用コンピュータ4bが設置されている。なお、B店舗の抽選処理手段42bが実行する抽選条件、顧客情報ファイル43b及びメッセージファイル44bは、A店舗と異なり、すなわち、各店独自であってもよい。
また、本社には、各店舗用コンピュータ4a,4bと通信回線で接続された、主装置であるホストコンピュータ6が設置されている。ホストコンピュータ6は、情報処理手段61、抽選処理手段62、顧客マスターファイル431及びメッセージファイル44c、を備える。メッセージファイル44cは後述する様に、本社独自の伝達情報が格納されている。なお、顧客マスターファイル431は、各店舗毎の顧客情報を総和したものが登録されている。
【0018】
以上の様なシステム構成における顧客サービスの例を説明する。
【0019】
顧客のカードの情報記録部には、顧客ID番号が記録されている。また、店舗用コンピュータの顧客情報ファイルには顧客ID番号と共にその顧客の購入実績に基づく累計ポイントを逐次記録しておく。例えば、A店舗では、抽選の条件としてポイント点数が30000点に達した顧客に対して抽選でプレゼントを配布するキャンペーンを実施している。そして、ポイントが30000点以上の顧客を対象に抽選を実施し、当選した顧客に対しては、そのカードの情報表示部へ、例えば、図1の様に「(抽選結果)1当賞:カラーテレビ/(メッセージ)3月中に○△商店でお渡し」と、抽選結果の表示と、該当する賞品の受け取り方法を案内したメッセージを表示させる様にする。
このような場合、例えば、顧客が商品を購入する際に、店員にカードを渡し、そのカードを店員はカードリーダライタにセットし、カードの情報記録部に記録されている顧客ID番号を読み取らせる。すると、端末装置はカードリーダライタから取得した顧客ID番号を店舗用コンピュータに渡し、抽選処理を求める。店舗用コンピュータでは、情報処理手段により受け取った顧客ID番号をキーとして顧客情報ファイルを検索してその顧客の累計ポイント数を抽出する。そして、抽出した累計ポイント数を抽選処理手段に渡す。抽選処理手段は受け取った累計ポイント数が30000点以上なる抽選条件に適合する顧客であるか否かを判定し、適合した顧客についてはコンピュータによる機械的抽選処理を行い、当選すれば、等級等の抽選結果及びメッセージファイルに格納された該当するメッセージ文を情報処理手段に返し、情報処理手段はさらにその抽選結果及びメッセージ文を端末装置に返し前記した様な抽選結果及びメッセージでカードの情報表示部の表示を書き換える処理を行う様に端末装置に指示し、端末装置はカードリーダライタを用いて表示の書換処理を行う。
【0020】
なお、メッセージファイルには等級毎に各種伝達情報を格納しておく他に、30000点未満の抽選条件に適合しない顧客に対しても、「ポイント30000以上で抽選があります。」等のメッセージ文も格納し、抽選処理を行った顧客、及び抽選処理まで行かなかった顧客と、全顧客に対して、メッセージを自由に表示することができるようにしておいてもよい。
【0021】
また、A店舗、B店舗と各店舗で、独自の抽選条件で、また独自のメッセージを使用することもできる。例えば、商品の受け取り先がB店舗であれば、A店舗で抽選処理を受けたなら表示は「B店舗で受け取り」とし、B店舗で抽選処理を受けたなら表示は「当店で受け取り」とする。このような各店舗毎の抽選条件やメッセージの他に、本社のホストコンピュータでも独自の抽選条件やメッセージファイルを設けておけば、カードを持つ顧客の誕生日には(例えば、カードの情報記録部には顧客ID番号が記録され、ホストコンピュータが管理する顧客マスターファイルには顧客ID番号と共に誕生日、即ち生年月日も記録されている)、抽選結果による等級でランク付けされた花のプレゼントをする顧客サービスを考えた場合に、本社からのメッセージとして、顧客カードの顧客ID番号から顧客マスターファイルで誕生日を検索し当日が誕生日であれば、「お誕生日おめでとう、抽選でもれなくお花が当たります。お花屋さんへおこしください!」とのメッセージをカードに表示する。
【0022】
このように、本発明のカードの表示システムでは、取引状況等の任意に設定した抽選条件で選定(全員という無選定も含む)した顧客を対象に抽選を実施し、その抽選結果をカードに表示させて顧客に容易に知らせることができる。そして、各顧客一人一人の売上状況や、個人的事情に合わせたサービス展開を図ることが可能となる。
【0023】
図4の本発明の他の実施例は、POS(販売時点管理)システムと連動する、POS連動型オンラインシステムであり、多店舗を有する大型店向けのシステムである。図3のシステムでは端末装置5にレジスタを用いたが、図4のシステムでは、該端末装置5にリーダライタ3を備えたPOSレジスタを用いる。また、POSのトランザクション処理に用いるトランザクションファイル45をホストコンピュータ6に設ける等のPOS処理のための機能を有する。
【0024】
図5の本発明の他の実施例は、商店街向けのオフラインのスタンドアロン型のシステムである。図5のシステムでは、レジスタ5にカードリーダライタ3及び情報処理部4を内蔵した装置として、レジスタ5のみで、抽選条件を任意に設定して抽選処理を行い、その抽選結果をカードに書き込めるようにしてある。なお、レジスタ5が内蔵する情報処理部4は情報処理手段41及び抽選処理手段42、そして各顧客の累積ポイント点数等を格納した顧客情報ファイル43、メッセージファイル44を備える。ポイント点数は各カードの情報記録部にではなく顧客情報ファイルに蓄積記憶される。これは、カードを利用する店舗が単一で且つ単一のレジスタのみを使用する場合に可能となる。そして、抽選処理手段は、所定ポイント点数以上なる抽選条件であれば、情報処理部が備える顧客情報ファイルが保有するポイント点数を参照して抽選処理の対象顧客を選定する。
【0025】
なお、同図では、或る地域の商店街の各店舗で共通のポイント点数を扱えるように、商店街事務局で集計用にパーソナルコンピュータをホストコンピュータ6として設置しており、ここで顧客情報ファイル43c及びポイント管理ファイル46を管理している。この為、各店舗でのポイント発生をホストコンピュータに集約する手段として、各店舗毎にICメモリカードを用いたポイントメモリ7を所有しており、ポイントメモリ7を例えば日毎に先のレジスタにセットしてポイントファイルの内容を複写して、商店街事務局に出向きホストコンピュータに接続されているメモリカードリーダライタ8にセットし、ポイント管理ファイルの内容をオフラインで更新する。また、或る顧客の他店舗でのポイント獲得状況は、この時、ホストコンピュータからポイントメモリ7に書込まれ、このポイントメモリを自店舗のレジスタに読み込ませて自店舗の顧客情報ファイル43を更新する。
【0026】
上述した具体例では抽選条件が、所定以上のポイント点数という或るレベル以上の取り引き実績を有する顧客なる条件の場合であったが、本発明でいう抽選条件はこれに限定されず、任意の抽選条件で良い。極端な場合には、全顧客であっってもよい。但しこのような場合でも、常に全日抽選を行うことは通常あり得ず或る一定期間抽選を実施することになるから、この一定期間が抽選条件となる。前者が顧客毎に異なる情報、すなわち顧客情報が抽選条件であるのに対して、後者は期間という顧客情報とは無関係の情報を抽選条件としたものである。
そして、このような抽選条件は抽選処理手段がその処理プログラムに組み込んでおく機能次第で任意に且つ容易に設定できる。また、抽選条件に必要な情報の参照先としては、情報処理部側、カード側、情報処理部側及びカード側の両方の三通りがあり、これらは運用する表示システムにおいて適宜選択使用すれば良い。例えば、上述したポイント点数でも、カードに記録保有する場合、又は店舗側(情報処理部側)で記録保有する場合がある。そして、抽選条件としては、所定以上のポイント点数、所定以上の一回の購入金額、性別、誕生日、購入商品、キャンペーン期間、無制限等の各種があり得る。
【0027】
また、メッセージファイルも併用する例を説明したが、メッセージファイルを直接参照する手段は抽選処理手段ではなく、情報処理手段であってもよい。その場合、抽選の等級等の結果によってメッセージ文を使い分けるのであれば、抽選手段が使用するメッセージ文を指定する情報を情報処理手段に渡すか、情報処理手段が抽選処理手段から受けた等級等の抽選結果に基づいて必要なメッセージ文を選択する。
【0028】
【発明の効果】
本発明のカードを利用した抽選結果表示システムでは、顧客が、店舗にてカードを使って商品購入等の取り引きをした際、或いはカードを店舗等に提示した際に、顧客の取引状況等の任意の各種の抽選条件に基づいて抽選を行い、その結果をカードに表示させることができる。従って、抽選期間を設定して抽選用のクジやクジ引き器、当選者発表の掲示等を用意したりせずに、いつでも簡単に抽選による顧客サービスを行うことができる。また、抽選サービスを行う抽選条件を自由に設定することができる。また、抽選がコンピュータにより機械的に成されることから、当選確率等をソフトウェアの設定次第で自由に設定できる。抽選条件は顧客の一人一人の取引状況等に対応した条件とすることで、顧客層に応じた顧客サービスを多面的に拡大できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカードを利用した抽選結果表示システムで用いるカードの一実施例を示す外観図。
【図2】同表示システムの一実施例のブロック図。
【図3】同表示システムの一実施例のシステム概略構成図。
【図4】本発明のカードを利用した抽選結果表示システムの他の実施例であるPOS連動型のシステム概略構成図(大型店向き)。
【図5】同表示システムの他の実施例であるシステム概略構成図(商店街向き)。
【符号の説明】
1 カードを利用した抽選結果表示システム
2 カード
21 情報記録部
211 半導体メモリ
212 磁気ストライプ
22 情報表示部
3 カードリーダライタ
31 読取書込手段
32 書換手段
4 情報処理部
4a 店舗用コンピュータ
41 41a,41b 情報処理手段
42 抽選処理手段
43,43a〜43c 顧客情報記憶手段,顧客情報ファイル
431 顧客マスターファイル
44,44a〜44c メッセージファイル
45 トランザクションファイル
46 ポイント管理ファイル
5 端末装置,レジスタ
6 ホストコンピュータ
61 情報処理手段
7 ポイントメモリ
8 メモリカードリーダライタ
Claims (4)
- 顧客が所有するカードと、カードリーダライタと、情報処理部と、を備えた抽選処理システムにおいて、
上記カードは、情報記録部と可視情報の書き換えが外部エネルギーでなされる情報表示部とを備え、
上記カードリーダライタは、上記情報表示部の表示を書き換える書換手段と、上記情報記録部に対し情報を読み書きする読取書込手段とを備え、
上記情報処理部は、任意の抽選条件に適合する顧客の場合に機械的抽選処理を行う抽選処理手段と、上記情報記録部及び情報表示部に対する情報を処理する情報処理手段とを備え、
抽選処理の結果をカードの情報表示部に書き込んで、抽選結果を表示させることを特徴とするカードを利用した抽選結果表示システム。 - 情報処理部が顧客との取引きに関する顧客情報が記録されている顧客情報記憶手段を備え、抽選処理手段が該顧客情報に基づいて抽選条件に適合する顧客を選択し、適合する顧客の場合に機械的抽選処理を行うことを特徴とする請求項1記載のカードを利用した抽選結果表示システム。
- 抽選処理手段が、カードの情報記録部に記録されているカード情報に基づいて抽選条件に適合する顧客を選択し、適合する顧客の場合に機械的抽選処理を行うことを特徴とする請求項1記載のカードを利用した抽選結果表示システム。
- 情報処理部が顧客との取引きに関する情報が記録されている顧客情報記憶手段を備え、抽選処理手段が該顧客情報及びカードの情報記録部に記録されているカード情報に基づいて抽選条件に適合する顧客を選択し、適合する顧客の場合に機械的抽選処理を行うことを特徴とする請求項1記載のカードを利用した抽選結果表示システム。
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