JP3641826B2 - ツインリング用の簡易型の製本具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ツインリングを用いて複数枚の用紙を綴じる簡易型の製本具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
複数枚の用紙を一冊の本として綴じる際、様々な製本方法が利用されている。例えば、ミシンを使って糸で縫い付ける糸綴製本、接着剤で背を固めて製本する無線綴製本、ステープラの綴じ針で製本するワイヤーステッチ製本、螺旋状のワイヤで製本するスパイラル製本、そしてツインリング、ダブルリングまたはダブルループリングと呼ばれる1本のワイヤ(針金)で製本するツインリング製本(ダブルリング製本)が公知である。
【0003】
このように、製本方法には様々な種類があるが、しかしながら、綴じた本を360度にわたって見開いて使用する場合、糸綴製本、無線綴製本及びワイヤーステッチ製本を使用することはできず、主にスパイラル製本またはツインリング製本が使用されている。ただし、スパイラル製本の場合、金属製のワイヤを用いるため安価で耐久性があるという利点があるものの、綴じた本を見開いたときに左右のペ−ジで天地方向に多少ズレがでるという欠点があった。この天地方向のズレが好ましくない場合に、ツインリング製本が用いられている。また、ツインリング製本に用いられるツインリングは紙綴具として、スパイラルリングよりもより精密で、一般的により高価であるが、しかし、一つの孔に二つのワイヤを通すという独特の形状のため、長期利用の書類の保存に適するという長所もある。このため、ツインリング製本に対する需要は広い。
【0004】
通常ツインリングはナイロンで被覆した鉄線をツインリング成形機で断面が略C字形状の独自の形状に成形されて、ボビンに巻き取られており、製本時にツインリングを巻き込んだボビンをツインリング製本機に取付けて、必要長さだけ取り出して使用している。
ここで、図13及び図14を参照して、従来のツインリング製本について具体的に説明する。尚、製本前のツインリング1を示す斜視図を図13の(A)に、このツインリング1のb−b線に沿った略C字形状の断面を図13の(B)に、この断面を略O字形状に加圧変形したツインリング1の断面を図13の(C)に示す。そして、製本後のツインリング1の斜視図を図14に示す。
図13の(A)に示すように、ツインリング1は一本の針金からU字状またはV字状の綴じ片2と接続片3とを交互に多数連接して設ける。図14に示すように、各綴じ片2は用紙9の側辺に穿設した孔8内に挿通され、そして各接続片3は用紙9の孔8間を連結する。製本前の状態では、ツインリング1の断面形状は図13の(B)に示すように屈曲部5にて半円弧状部を二つ連接した略C字形状を有する。この際、綴じ片2がこの基端部4(隙間)と開口することにより、この間に用紙を挿入できる。そして、製本時には、所定の力Fで加圧されて、屈曲部5にて各綴じ片2の先端部と基端部4とを互いにリング状に湾曲接近させる(図14参照)。このときの、ツインリング1の断面形状は図13の(C)に示すように二つの半円弧状部が一つの円を形成するように変形(折曲)される。
【0005】
ツインリング1を構成するワイヤは製本する用紙9(図14参照)の厚さに従って選択され、またこの線径は、通常、高々約1mm程度であるが、しかし用紙9の孔8に挿通された各二つのワイヤを図13の(B)に示した断面形状から図13の(C)に示した断面形状まで加圧変形するためには相当の圧力を必要とする。このため、ツインリング製本を行うには、従来、用紙の側辺に複数の孔を穿設する孔明加工と併用した、比較的大型の専用のツインリング製本機が使用されている。しかしながら、この場合、装置の設置に場所を取り、個人が手軽に製本作業を行うことが難しく、故により手軽にツインリング製本を行う簡易型の製本具が望まれていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであり、孔明加工と独立して製本機構を単独で提供するとともに、装置のさらなる小型化を達成して設置場所のスペースを一層小さくし、さらに操作の容易化を図って、個人がツインリングを用いて手軽に製本作業を行うことができる、ツインリング用の簡易型の製本具を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、予め複数の孔を穿設した用紙を複数枚重ねて、前記孔にツインリングを挿通して、該ツインリングを加圧変形することで複数枚の用紙を綴じる製本具であって、金敷と、前記ツインリングを前記金敷との間で押圧接するプレス部と、該プレス部をスライド移動させる動力伝達部と、該動力伝達部をスライド移動させる操作部を備え、この際、前記操作部と前記動力伝達部との間に設けたラックとピニオンを利用して、前記操作部を回転させることで前記動力伝達部を前記ツインリングの長手方向に沿って移動させるとともに、前記動力伝達部と前記プレス部との間に設けた一対の傾斜面と、該一対の傾斜面の一方に設けたスロットと前記一対の傾斜面の他方に設け前記スロットに歯合する爪部とからなる連動部を利用して、前記プレス部を前記ツインリングの長手方向に対して垂直方向に移動させることを特徴とする。
このように構成することにより、製本具のツインリングの長手方向に沿う形状を長く、かつツインリングの長手方向に垂直な方向の形状を短く全体として小型に構成することができ、故に場所を取らない製本具を提供する。また、動力伝達部とプレス部との間に、一対の傾斜面と、一対の傾斜面の一方に設けたスロットと一対の傾斜面の他方に設けスロットに歯合する爪部とからなる連動部と、を設けて、プレス部を元の位置に戻す際に、プレス部を動力伝達部に連動して移動させて、スライド移動する一対の傾斜面の間に位置外れが生じるのを防止する。
【0008】
次に、請求項2に記載した発明においては、請求項1に記載の発明において、前記ラックとピニオンの噛合い量を段階的に定めるように、前記動力伝達部のスライド移動開始位置を段階的に定める調節部を設けることを特徴とする。
このように構成することにより、様々な径の大きさのツインリングを加圧変形する際に、各々の場合においてつぶし過ぎを防ぐように、適切なつぶし量を段階的に定めることができる。
【0009】
さらに、請求項3に記載した発明においては、請求項1または2に記載の発明において、前記製本具は該製本具の側部に前記ツインリングをこのほぼ全長にわたって係止させる係止部を備えることを特徴とする。
このように構成することにより、ツインリングをこのほぼ全長にわたって係止させることで、ツインリングに用紙を孔から素早く挿通できる。
【0010】
本発明に係るツインリング用の簡易型の製本具は基本的には以上のように構成されるが、操作部の運動を動力伝達部のスライド運動に変換する際、この動力伝達機構はラックとピニオンに限定されず、他、スライダを含むリンク機構、カム機構、または他の歯車機構を用いて、操作部との間で力を伝達してもよい。また操作部の回転方向はツインリングの長手方向に限定されず、他の方向から、少ない力で製本機構を操作するように構成してもよい。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施形態を、添付した図を参照して説明する。
【0012】
はじめに、添付した図1〜図7を参照して、本発明の実施の形態に係るツインリング用の簡易型の製本具100について説明する。尚、図1は本発明の実施の形態に係る製本具100を示す平面図であり、図2は図1に示した製本具100の側面図を、図3は図1に示した製本具100のIII−III線に沿った断面図を、図4は図1に示した製本具100のIV−IV線に沿った断面図を夫々示している。図示されるように、製本具100は略長方形状の本体を有し、該本体は基盤20(図3参照)に対して蓋部10(図2、図3参照)を嵌合するように構成する。好適には、製本具100はA4サイズの大きさの用紙を綴じるために使用され、従ってこの長手方向をA4サイズの用紙を綴じるのに適切なツインリングの全長にわたって延ばす。ただし、製本具100の長手方向の長さを適宜変更して、A4サイズ以外の大きさの用紙を製本するように構成するのは任意である。
【0013】
ツインリング製本の場合、一般的に、紙綴具として用いるツインリング1はスパイラルリングよりもより精密で高価なものであるが、通常、一度製本作業の失敗したツインリング1は再利用されないという短所がある。これは、製本作業の失敗したツインリング1は好ましくない形状に塑性変形されるためであり、再度元の形状に戻して製本作業をやり直すことは必ずしも経済的ではないからである。従って、ツインリング製本を行う場合、間違った製本作業を行わないように、適切な準備段階を経て行われるのが望ましい。本発明に係る好適な実施の形態では、製本具100の蓋部10に、製本する用紙に最も適切なツインリング1を選択する手段と、この選択されたツインリングに用紙9を速やかに挿通する手段と、異なる種類のツインリング1ごとに適切なつぶし量を定める手段と、そして用紙9を挿通したツインリング1を正しい方向に加圧するように配置する手段を備える。このため、製本時に乱丁等が発生する惧れが減り、ツインリング1を無駄に使用することを減らすようにする。
【0014】
具体的には、製本具100の蓋部10に用紙の枚数を速やかに区別する溝部(測定部)14a〜14d(図1参照)を備えて、複数枚の用紙9の厚みを溝部14a〜14dごとに計り、製本作業に適切なツインリング1の大きさを選ぶ手段を備える。これは、製本する用紙の枚数(幅)によって、薄い幅には小さなツインリング1を、厚い幅にはより大きなツインリング1を選択するように、使用するツインリング1の径の大きさを変えるのが好ましいためである。本発明に係る実施の形態では、図2に示すように、本体10の上方に隆起部12を設け、かつこの隆起部12に段階的に間隔を広める複数の溝部14a〜14dを形成する。これら溝部14a〜14d内に複数枚の用紙9を重ねて挿入することで、製本作業を行う用紙9の幅をあらかじめ用意された溝部14a〜14dのうちの最も適切ないずれか一つに分類する。この分類結果に従って、製本作業に用いる適切なツインリング1を決定することを可能にする。
【0015】
また、図1に示すように、製本具100の側部に係止部(リンググリップ)15、16を設けて、ツインリング1を蓋部10の側部に係止させる(引っ掛ける)手段を備える。ただし、好適には、係止部は第一係止部15と第二係止部16の対から構成する。第一係止部15は、綴じ片2と接続片3(図13参照)とを交互に多数連接して設けるツインリング1の形状に従う櫛状部15a(図1参照)を設けて、ツインリング1をこの上に位置決めする。第二係止部16は、第一係止部15上に挿入されたツインリング1を上方からフック状に引っ掛け、蓋部12の側部にツインリング1を係止させる(図5の(B)参照)。好適には、ツインリング1を長手方向の全長にわたって係止させる。
ここで、図5を参照して、上記係止部15、16に対してツインリング1を係止させる手段についてより具体的に説明する。ただし、図5は図4に示した製本具100を一部拡大して示す図である。図5の(A)は係止部15、16に対してツインリング1を係止させる直前の状態を示す図であり、同図に示すように、第一係止部15に対して第二係止部16を傾斜して設ける。このため、ツインリング1を係止部15、16の間に挿入させるためには、ツインリング1の接続片3を第一係止部15の櫛状部15a(図1参照)と位置決めしながら、綴じ片2側を第二係止部16に向けて倒して(符号y参照)、第一係止部15と第二係止部16の間に接続片3を押し込んで挿入する(符号x1参照)。図5の(B)は、第一係止部15と第二係止部16の間に挿入したツインリング1を直立させて、綴じ片2と第二係止部16との間に隙間を生じさせて、この間に用紙9を挿入可能にした状態を示している。ツインリング1を直立させる際、湾曲する接続片3(図13(A)参照)と第二係止部16の端部とが互いに係合するため、ツインリング1をさらに手前(符号yと反対方向)に倒すことが防がれる。故に、ツインリング1は立ち上がっている状態では抜けず、安定した状態で、ツインリング1の綴じ片2に用紙9の孔8を素早く挿通できる。尚、ツインリング1を再度製本具100の蓋部10から取外すためには、ツインリング1を図5の(A)の符号yに示した方向に押し倒し、そして図5の(A)の符号x2に示した方向にスライドさせて取外す。
【0016】
さらに、蓋部10につまみ部(スライド部)17(図3参照)を設けて、選択したツインリング1の種類毎に適切な力で加圧する手段を備える。これは、上述したように製本する用紙9の厚みに合わせてツインリング1の大きさが変化するため、異なる大きさのツインリング1ごとにつぶし過ぎを避けるように、適切なつぶし量を定めるためである。この操作は本体10に設けるつまみ部17をスライド移動することにより簡単に行われるが、具体的には後述する。
【0017】
尚、ツインリング1を加圧変形するには、図6に示すように、ツインリング1の綴じ片2及び接続片3側を金敷21に面するように配置して、ツインリング1の接続片3側を金敷21の側部に当接させるとともに、綴じ片2側を加圧する必要がある。従って、本発明に係る実施の形態では、ツインリング1の加圧が正しい方向から行われるように注意を促す部位(図示せず)を蓋部10に設ける。例えば、本体上方の開口部11付近等にツインリング1の図とともに正しい方向を示す注意書き(図示せず)を目視しやすい位置に設ける。
【0018】
以上の段階を経て、本発明の実施の形態に係る製本具100を利用して、ツインリング製本の準備段階を終了する。そして、図6に示すように、製本具100の本体に設けた開口部11から用紙9を挿通したツインリング1を挿入して、溝部29内に位置決めする。但し、ツインリング1の綴じ片2及び接続片3を溝部29に設けた不動の金敷(当接部)21に当接させて、綴じ片2側を圧接させるようにプレス部50側に配置する。そして、図7に示すように、後述する製本機構90(図8、図9参照)を用いてプレス部50をスライド移動させてプレス部50の側部に設けるプレス面51でツインリング1を加圧して、この断面を図6または図13の(B)に示した形状から図7または図13の(C)に示した形状まで変形させる。
【0019】
次に、図1〜図7を参考にしながら、図8〜図11を参照して、上記プレス部50をスライド移動させる、製本具100に設ける製本機構90について説明する。ただし、図8は製本具100から蓋部10を上方に持ち上げて、製本具100の内部に設ける製本機構90を示す分解斜視図であり、図9は図8に示した製本機構90の製本作業後の状態を示す斜視図である。そして、図10は図8に示した製本機構90のうち、動力伝達部40(図3、図4参照)とプレス部(圧接部)50(図4参照)との相関関係を示す図であるが、具体的には後述する。
【0020】
図8に示すように、本発明に係る好適な実施の形態では、少なくとも操作部30(図1、図2参照)と、動力伝達部(第一スライド部)40と、プレス部(第二スライド部)50から製本機構90を構成する。この際、操作部30は手動入力により所定方向に回転することにより、この回転運動を本体内部に設ける二つのスライド部40、50のスライド運動に同時に変換する。ただし、プレス部50(第二スライド部)はツインリング1の長手方向に対してほぼ垂直方向にスライド移動して上記製本作業を行い(図6、図7参照)、動力伝達部(第一スライド部)40はプレス部50(第二スライド部)を好適な方向にスライドさせるように操作部30とプレス部50(第二スライド部)との間で力を伝達する。好適には、動力伝達部(第一スライド部)40は製本具100の長手方向に沿ってスライド移動するように構成して、製本具100のツインリングの長手方向に沿う形状を長く、かつツインリングの長手方向に垂直な方向の形状を短く全体として小型に構成する。
【0021】
以下、操作部30、動力伝達部40、プレス部50について順に説明する。
図2に示すように、操作部30は、長手方向に延びるアーム部38と、該アーム部38の一方の端部に設けるハンドル部(取っ手)35と、そしてアーム部38の他方の端部を回転自在に軸支する台座部(支台)32(図3参照)から構成される。尚、ハンドル部35の具体的な形状は任意であるが、人間の手による掴持操作に好適な形状を有するように構成されるのが好ましい。また、ハンドル部35の掴持操作をより容易にするために、図3の符号39に示すようにハンドル部35をアーム部38からやや上方に設けるとともに、蓋部10上方に凹状の逃げ部19(図8参照)を設けて、ハンドル部35と逃げ部19との間に人間の手によって掴みやすい空間S(図3参照)を提供する。
図示した実施の形態では、台座部32は基盤20に対して固定して備えられて、図3に示す回転軸Oを軸支する。アーム部38はこの根元に孔を設けて回転軸Oを挿通させ、さらに台座部32の側面との間に図8に示すスペーサ33と図4に示す弾性部材(ばね)34を介挿させて、回転軸Oを中心に回転自在に構成する。さらに、本発明に係る実施の形態では、回転軸Oの中心を回転中心として、アーム部38根元に好適には歯車形状部(ピニオン状部)である第一動力伝達部材31を固設する(図3参照)。ただし、歯車形状部31に設ける歯はこの全周にわたって形成される必要はなく、図3に示すように、操作に必要な領域にのみ歯を形成すれば足りる。この歯車形状部31に設ける歯は、動力伝達のみならず、ツインリング1のつぶし量を定めるのに利用される。
尚、アーム部38を長手方向に延ばすことでハンドル部35と台座部32に設ける回転軸Oとの間にてこの作用を働かせて、より少ない力でアーム部38根元の歯車形状部31を回転させるようにする。ただし、製本具100の大きさをコンパクトにまとめるために、アーム部38の長さは、製本具100の長手方向を越えない程度にするのが好ましい。
【0022】
図3及び図8に示すように、製本具100の本体内部に設けられる動力伝達部40は、上方に上記第一動力伝達部材31と対に作用して力を伝達する第二動力伝達部材41を設ける。第一動力伝達部材31と第二動力伝達部材41は、双方の間で力を伝達して、操作部30の運動を動力伝達部(第一スライド部)40のスライド運動に変換する。好適には、第二動力伝達部材41はアーム部38根元の歯車形状部31と噛合するラック部41である。ただし、図3に示す実施の形態では、動力伝達部40は退避位置にあり、ラック部41は歯車形状部31と噛合しない。また、図示した実施の形態では、動力伝達部40はネジ49とワッシャを用いて別体のラック部41を動力伝達部40上に取付ける。好適には、アーム部38根元に設けた歯車形状部31と動力伝達部40に設けたラック部41は同一モジュール、同一圧力角度及び同一ねじれ角度の平歯車(スパーギヤ)を用いて互いに噛合するように形成される。故に、回転軸Oを中心として操作部30を回転させることにより、アーム部38根元の歯車形状部31が回転し、そして歯車形状部31と噛合するラック部41がスライド移動を開始することにより、ラック部41と一体の動力伝達部40がスライド移動する。
ただし、第一動力伝達部材31と第二動力伝達部材41の組合せは上記ラックとピニオンに限定されず、他、スライダを含むリンク機構、カム機構、または他の歯車機構を用いて構成されてもよい。
【0023】
上述したように、ツインリング製本では、ツインリング1の径の異なる種類ごとにこの加圧変形に要する圧力を変化させるのが望ましい。即ち、厚みの薄い用紙を綴じる場合、小さいツインリング1を用いるが、この際、プレス部50の移動距離を定める動力伝達部40のスライド移動距離を長くし、反対に、厚みの厚い用紙を綴じる場合、より大きいツインリングを用いるが、この際、動力伝達部50のスライド移動距離を短くするのが好ましい。
このため、本発明に係る実施の形態では、図11に示すように調節部60を設けて、突出部(凸状部)62を複数の溝部(凹状部)63のうちのいずれかに係合させることにより、動力伝達部40のスライド移動開始位置(またはスライド移動量)を段階的に定めて、上述した歯車形状部31とラック部41との噛合い位置(噛合い量)を段階的に定める。ただし、図11は図3の要部拡大図である。
具体的には、製本具100の底部に板ばね61(図12参照)を備えるとともにこの上部に突出部(凸状部)62を設け(折曲形成し)、この突出部62を動力伝達部40の下方に設ける複数の溝部(凹状部)63のうちのいずれかと係合させるように調整部(位置決め部)60を構成する。さらに、この調節部60の位置を段階的に定めるために、蓋部10に溝部(スロット)18(図8参照)を設けるとともに、この溝部に沿ってスライド移動自在につまみ部(スライド部)17を備え、かつ、このつまみ部17の端部17aを動力伝達部40に一体に設ける係合部46の内面47と係合させる。さらに、溝部18に隣接して目盛り(図示せず)を設け、少なくとも上記溝部14a〜14dによって区別されるツインリング1の種類の数に対応するように、つまみ部17を段階的に位置決めする。
故に、つまみ部17を段階的に操作することにより、このつまみ部17と一体に移動する動力伝達部40が底部にて、複数の溝部63のうちのいずれか一つを板ばね61の突出部62と係合させることによって、動力伝達部40のスライド移動開始位置が容易に外れないように定められる。ただし、板ばね61は可撓性を有し、図12に示すように両端部64にて基盤20に取り付けられ(図11参照)、本体中央に突出部62を備えるようにし、この突出部62に所定以上の力が加わると、突出部62と溝部63との係合を外すように板ばね61を構成する。従って、上述のようにつまみ部17を操作して、動力伝達部40のスライド移動開始点を段階的に定めると、ラック部41と噛合する歯車形状部31の噛合い量が連動して定められて、ツインリング1のつぶし量が決定される。
【0024】
以上のように調整部60を利用して、予め定められたスライド位置から動力伝達部40をスライド移動させるが、本発明に係る実施の形態では、上述したように、動力伝達部40のスライド移動方向を一度変化させて、別体のプレス部50により溝部29内に収容したツインリング1を加圧変形させる。
即ち、本発明に係る実施の形態では、製本具100全体をよりコンパクトにまとめるとともに、てこの原理を利用してより少ない力で動力伝達部40をスライド移動させるために、アーム部38を製本具100の長手方向に沿って延ばしている。この場合、ラック部41のピッチ平面は製本具100の長手方向に沿って延びるため、ラック部41と一体の動力伝達部40は製本具100の長手方向に沿って移動する。ただし、ツインリング製本を行うためには、製本具100の長手方向に沿って延びるツインリング1に対して、この垂直方向に加圧することが必要となる。本発明の実施の形態では、ラック部41と一体に移動する動力伝達部40の側部に傾斜面(平面カム)42(図8、図9及び図10参照)を設けるとともに、動力伝達部40と対に作用するプレス部50の側部に上記傾斜面42と対に係合する傾斜面(平面カム)52(図8、図9及び図10参照)を設け、この傾斜面42、52同士を係合させることによって、ツインリング1の長手方向に対してほぼ垂直方向にプレス部50を移動する。
【0025】
具体的には、図10に示すように、本発明に係る好適な実施の形態では、動力伝達部40とプレス部50の側部に上記傾斜面42、52の組合せを3つ備えて、3箇所の傾斜面42a、42b、42c、52a、52b、52cから、動力伝達部40のスライド移動方向とプレス部50のスライド移動方向を変化させるように力を伝達する。従って、ツインリング1は金敷21とプレス部50の縁部に設けるプレス面51との間でこの全長にわたってほぼ等しく加圧される(図7参照)。ただし、傾斜面42、52の組合せは3組に限定されず、他、さらなる組合せから構成されてもよい。尚、図10ではラック部41及び係合部46は省略して示している。
この際、図10の(A)及び(B)に示すように、製本具の基盤20に対してスライド移動自在の動力伝達部40とプレス部50にそれぞれスロット(溝部)44a、44b、54a〜54cを形成し、かつこのスロット内に棒状部材43a、43b、53a〜53cを製本具の基盤20に対して固設して、動力伝達部40を基盤20から離れないようにスライド移動させるとともに、動力伝達部40とプレス部50の移動経路を定めるのが好ましい。ただし、スロット44a、44b、54a〜54cの長手方向は夫々動力伝達部40とプレス部50のスライド方向に対応する。
また、図10の(A)〜(C)及び図4に示すように、一対の傾斜面42、52のうち、いずれか一方にスロット(溝部)58を設けるとともに他方にこのスロット58と噛合する爪部(係止部)48aを備える連動部48を設けて、プレス部50を元の位置に戻す際に(矢印C1と反対方向)動力伝達部40に連動して移動させるとともに、スライド移動する対の傾斜面42、52の間に位置外れが生じるのをより確実に防止する。ただし、図10の(C)は図10の(A)のc−c線に沿った断面図であり、スロット58は、対応する傾斜面58の傾斜方向に沿って形成される。尚、図10の(C)に示す連動部48と溝部58の組合せは、一組に限定する必要はない。また、溝部58と、対応する爪部48aは夫々動力伝達部40とプレス部50の上部に形成されるとは限らず、動力伝達部40とプレス部50の側部、または底部(図示せず)に形成されてもよい。さらに、動力伝達部40とプレス部50とを連動する連動部48は、他、リンク機構等を利用して構成されてもよい(図示せず)。
さらに、図10の(A)及び(B)に示すように、ツインリング1の長手方向に対して垂直方向にスライド移動するプレス部50の両側部に、このスライド方向と同一方向に延びるガイド部59を設けて、プレス部50のスライド移動方向をこの両脇から定めてもよい。ただし、プレス部50とガイド部59が接触する場合には、夫々当接面における摩擦を最小にするのが好ましい。
【0026】
本発明の実施の形態に係る製本機構90は以上のように構成され、図9に示すように、操作部30を時計方向(A1)に回転すると、この操作によってラック部41と一体の動力伝達部40が製本具100の長手方向(B1)に沿ってスライド移動する。同時に、動力伝達部40の傾斜面42によってこの傾斜面42と係合する傾斜面52から押し出されるようにプレス部50がツインリングの長手方向に対してほぼ垂直方向(C1)にスライド移動する。従って、図6または図8に示す符号d1から図7または図9に示す符号d2に示すように、プレス部50がスライド移動することにより溝部29の幅を狭め、プレス部50の縁部に設けたプレス面(鉄板)51からツインリング1を溝部29側部に設ける金敷21との間で押圧接して、ツインリング1の断面を略C字状(図6または図13の(B)参照)の形状から略O字状(図7または図13の(C)参照)の形状に変形して、図14に示したように複数枚の用紙9を一体に綴じる。
【0027】
尚、本発明に係る好適な実施の形態では、厚さ約2mm程度の金属部材(鉄板)から基盤20の側部を構成するとともに、この側部を金敷21(図4参照)として利用する。このように基盤20の厚さを厚くするのは、ツインリング1の加圧時にこの全長にわたって裏当てする金敷21に相当の負荷が加わるためである。ただし、基盤20と金敷21は別体の部材から構成されてもよい。また、プレス部50は好適には本体をプラスチック等の比較的軽量な部材から構成するが、直接ツインリングを加圧するプレス面51は、別体の金属部材(鉄板)を用いて構成するのが好ましい。また、この基盤20の下方にはさらに底部70(図4参照)を備えて、蓋部10の基盤20に対する取り付けをより確実にしてもよい。
【0028】
本発明に係る製本具100は以上のように構成されてツインリング製本を行うが、製本作業の終了後、再度製本作業を繰り返す場合は、操作部30をA1方向と逆方向に回転させることにより、動力伝達部40とプレス部50を夫々B1、C1方向と逆方向にスライド移動させて、製本機構90を再度開始位置に移動させる。従って、操作部30を回転操作することによって、簡単に、製本機構90の製本作業を連続して行うことができる。
【0029】
【発明の効果】
本発明は以上説明したように構成されたツインリング用の簡易型の製本具であるから、請求項1に記載した発明によれば、製本具のツインリングの長手方向に沿う形状を長く、かつツインリングの長手方向に垂直な方向の形状を短く全体として小型に構成することができ、故に場所を取らない製本具を提供することが可能になる。
また、動力伝達部とプレス部との間に一対の傾斜面を設けるとともに、この一対の傾斜面の間に、一対の傾斜面の一方に設けたスロットと一対の傾斜面の他方に設けスロットに歯合する爪部とからなる連動部を設けたので、プレス部を元の位置に戻す際に、プレス部を動力伝達部に連動して移動させることができ、また、スライド移動する一対の傾斜面の間に位置外れが生じるのを確実に防止することができる。
【0030】
次に、請求項2に記載した発明によれば、請求項1に記載した発明の奏する効果に加え、様々な径の大きさのツインリングを加圧変形する際に、各々の場合においてつぶし過ぎを防ぐように、適切なつぶし量を段階的に定めることが可能となる。
【0031】
さらに、請求項3に記載した発明によれば、請求項1または2に記載した発明の奏する効果に加え、ツインリングをこのほぼ全長にわたって係止させることで、ツインリングに用紙を孔から素早く挿通することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る製本具を示す平面図である。
【図2】図1に示した製本具の側面図である。
【図3】図1に示した製本具のIII−III線に沿った断面図である。
【図4】図1に示した製本具のIV−IV線に沿った断面図である。
【図5】製本具の側部に設ける係止部に対してツインリングを引っ掛ける直前の状態と直後の状態をAとBに分けて示す図である。
【図6】製本部の開口部に用紙の孔に挿通したツインリングを挿入した、製本前の状態を示す図である。
【図7】図6に示した状態からツインリングを加圧変形した、製本後の状態を示す図である。
【図8】図1に示した製本具の内部の製本機構の製本作業前の状態を示す分解斜視図である。
【図9】図8に示した製本機構の製本作業後の状態を示す斜視図である。
【図10】動力伝達部とプレス部との相関関係を示す図である。
【図11】図3に示す動力伝達部下方に設ける調節部の要部拡大図である。
【図12】図11に示す板ばねを拡大して示す斜視図である。
【図13】製本作業前のツインリングと、このツインリングのb−b線に沿った断面図と、そして加圧後のツインリングの断面を夫々A、B及びCに分けて示す図である。
【図14】複数枚の用紙を製本したツインリングを示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ツインリング(ダブルリング)
10 蓋部
20 基盤
21 金敷(当接部)
29 溝部
30 操作部
31 歯車形状部(第一動力伝達部材)
40 動力伝達部(第一スライド部)
41 ラック部(第二動力伝達部材)
42a、42b、42c 傾斜面(平面カム)
50 プレス部(第二スライド部)
51 プレス面(鉄板)
52a、52b、52c 傾斜面(平面カム)
60 調節部
61 板ばね
62 突出部(凸状部)
63 溝部(凹状部)
90 製本機構
100 製本具

Claims (3)

  1. 予め複数の孔(8)を穿設した用紙(9)を複数枚重ねて、前記孔(8)にツインリング(1)を挿通して、該ツインリング(1)を加圧変形することで複数枚の用紙(9)を綴じる製本具(100)であって、金敷(21)と、前記ツインリング(1)を前記金敷(21)との間で押圧接するプレス部(50)と、該プレス部(50)をスライド移動させる動力伝達部(40)と、該動力伝達部(40)をスライド移動させる操作部(30)を備え、この際、前記操作部(30)と前記動力伝達部(40)との間に設けたラック(41)とピニオン(31)を利用して、前記操作部(30)を回転させることで前記動力伝達部(40)を前記ツインリング(1)の長手方向に沿って移動させるとともに、前記動力伝達部(40)と前記プレス部(50)との間に設けた一対の傾斜面(42,52)と、該一対の傾斜面 (42,52) の一方に設けたスロット (58) と前記一対の傾斜面 (42,52) の他方に設け前記スロット (58) に歯合する爪部 (48a) とからなる連動部 (48)を利用して、前記プレス部(50)を前記ツインリング(1)の長手方向に対して垂直方向に移動させることを特徴とする製本具。
  2. 前記ラック(41)とピニオン(31)の噛合い量を段階的に定めるように、前記動力伝達部(40)のスライド移動開始位置を段階的に定める調節部(60)を設けることを特徴とする請求項1に記載の製本具。
  3. 前記製本具(100)は該製本具(100)の側部に前記ツインリング(1)を、そのほぼ全長にわたって係止させる係止部(15,16)を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の製本具。
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