JP3639817B2 - クリーニング装置及びこれを備えた画像形成装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、像担持体上の残留トナーを除去するクリーニング装置を備えた複写機、プリンタ等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の画像形成装置としては、像担持体としての感光体表面に静電的に形成された静電潜像にトナーを付着させてトナー像を形成し、このトナー像を転写材(紙、透明フィルムなど)に静電的に転写する画像形成装置が一般的である。
【0003】
このような画像形成装置においては、転写時に転写材側に転写されず、そのまま感光体上に残留したトナー(残留トナー)を、次の画像形成(作像)を行うためにその都度十分に取り除くことが必要であり、そのためのクリーニング手段として、ウレタンゴムなどの弾性材料からなるクリーニングブレードを、感光体表面に圧接し、残留トナーを除去するようなものがすでに広く実用化されている。
【0004】
ところが、高速機における長寿命化という観点からa−Si(アモルファスシリコン)感光体を用いた画像形成装置においては、残留トナーばかりではなく、析出される有機物質や装置内の高圧部材などの存在に起因するコロナ生成物など、感光体に付着すると画質の劣化の原因となりうる各種の異物をも除去する必要があるが、このような異物はクリーニングブレードのみによっては完全に除去し切れない。
【0005】
このため、特に、a−Si感光体と一成分系磁性トナーを用いる画像形成装置の場合、クリーニングブレードとともに、除去補助手段としてその近傍にマグネットローラを配設する場合がある。すなわち、トナーの磁性を利用し、一旦回収したトナーでマグネットローラに形成した磁気ブラシによって、前述のような各種の異物を摺擦除去する方法を用いている。磁気ブラシはトナーコート量規制部材により均一に形成されている。
【0006】
また、感光体上からクリーニングブレードによってトナーを掻き取る際に、掻き取られたトナーの横走り現象(ブレードエッジに沿ってクリーナ端部に押し出される現象)により、クリーナからのトナー端部漏れが生じる。このためマグネットローラ端部の磁気ブラシを、端部スクレーパによって掻き落とすことによりトナーの端部漏れを防止している。
【0007】
さらにトナーコート量規制部材と端部スクレーパを別部材にし、その2部材間にできる隙間から、トナーコート量規制部材及び端部スクレーパで掻き取ったトナーを廃トナー搬送部へスムーズに送る構成をとっている。
【0008】
このような方法は異物の除去作用以外にも、この磁気ブラシがトナーを少量ずつブレードエッジに供給することにより、感光体表面にトナーがまったく存在しないような場合に発生しやすいいわゆる「ブレードめくれ」を防止したり、感光体表面に静電的に付着してくるトナーに機械的な力を加えたりすることにより、トナーの感光体への付着力を減らし、ブレードによって除去しやすくするなど、種々の利点があり、白黒画像を得るために一成分系磁性トナーのみを使用する画像形成装置においては一定の効果をあげている。
【0009】
これに対し、2色以上の多色画像形成装置におけるカラートナーは、コピー画像の色彩を鮮明にするために、透明な樹脂に染料、顔料を混入して構成してあるのが普通であって、非磁性トナーである場合が多い。黒トナーを含めてすべて非磁性トナーを使用する構成である場合には、前述のクリーニングブレード構成で残留トナーを除去する場合が多く見られる。
【0010】
しかしながら、一成分磁性トナーはトナー濃度の制御が必要なく、現像器が二成分に比べ簡易構成で済むことから黒トナーとして用いられている例も見受けられ、このような構成の場合、マグネットローラを有するクリーニング装置を適用すると、カラートナーはマグネットローラに吸着されず、クリーニング機能に問題が生ずることを避けることができない。
【0011】
クリーニング作用を非磁性トナーに合わせるべく、マグネットローラを排除してクリーニングブレードのみに依存するように構成することは、前述のような、マグネットローラの有する利点から、また、黒色画像を得ることが頻度としては最も大きいことが十分考えられることから得策でない。
【0012】
すなわち、マグネットローラが磁性トナーのクリーニングにおいて発揮する効果を損なわず、非磁性トナーのクリーニングを行うことが望まれる。
【0013】
そこで、実際に、マグネットローラを備えたクリーニング装置において、非磁性トナーの回収を行うと、初めは、マグネットローラ上の磁性トナーに非磁性トナーが静電的吸着力し、あるいはファンデルワールス力のような作用によって付着して感光体上から除去されるが、ある程度の非磁性トナーが供給されるとそれ以上は捕捉されることなく遊離して外部に溢れ、飛散したりマグネットローラ間の間隙部分につまってクリーニング機能を損じたり、ブレードでこすりつけられて感光体上に融着したりするなどの状態が発生してしまう。
【0014】
つまり、マグネットローラ周辺に形成されている磁性ブラシはある一定量以下の非磁性トナーに対しては捕捉機能があるが、非磁性トナーをその後も供給していくと急激に、この捕捉機能が減退してゆく。
【0015】
このため、対処法として、カラー画像の形成頻度に応じてある間隔で磁性トナーをクリーナに供給し、非磁性トナーの割合を減らすことで、クリーニング機能の低下を防ぐという対策が採られてきた。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の従来技術によると、非磁性トナーは完全にはマグネットローラに拘束されることはなく、クリーニング動作を繰り返していくうちに非磁性トナーがマグネットローラ下のトナー受けに蓄積され、結果として非磁性トナーがクリーナ容器から漏れる、ぼた落ちという現象が起きてしまう。
【0017】
トナーコート量規制部材により掻き取られるトナーは、トナーコート量規制部材の上を通過して廃トナー搬送路に導かれ、廃トナー搬送スクリューにて機外に排出される。しかしながら、マグネットローラの磁気ブラシがトナーコート量規制部材から感光ドラムまで回転する間に、保持力の弱い非磁性トナーは少なからず磁気ブラシから遊離して、トナー受けに蓄積されてしまう。クリーニング動作を繰り返すと、トナーの蓄積量は増加の一途をたどる。
【0018】
一方、磁性トナーの場合は磁気拘束力が働くため、磁気ブラシから遊離するトナーは少量であり、たとえ遊離したとしても再びマグネットローラに捕集されるため、トナー受けへ蓄積されるトナーはある一定以上は増加することはない。
【0019】
図6,図7,図8に、トナーコート量規制部材が、それぞれローラ、ブレード、ブロックである場合を示す。これらの図において、符号5は矢印C方向に回転するマグネットローラを示す。以下同様に、5aは磁気ブラシ、6は廃トナー搬送スクリュー、7はクリーニングブレード、8aはローラ(トナーコート量規制ローラ)、8bはブレード(トナーコート量規制ブレード)、8cはブロック(トナーコート量規制ブロック)、15は矢印A方向に回転する感光体(像担持体、感光ドラム)、25はクリーニング容器、28はトナー受け、29は支持部材、32,33はブレード、35は第1廃トナー搬送路をそれぞれ示している。
【0020】
図6においてトナーコート量規制部材がローラ8aである場合には、ローラ8aはクリーニング容器25の両側壁に支持されており、ローラ8aにより掻き取られたトナーを掻き取るブレード32と、トナーが第1廃トナー搬送路35からトナー受け28に逆流することを防止するためのブレード33が存在する。そしてこのブレード33を支持するための支持部材29がトナー受け28と第1廃トナー搬送路35との間に存在するため、トナー受け28に蓄積された非磁性トナーは、最終的に感光体15とクリーニング容器25との間の隙間から漏れてしまい、ぼた落ちという現象が起きてしまう。
【0021】
図7,図8におけるトナーコート量規制部材がブレード8b及びブロック8cである場合においても同様に、ブレード8bを支持する支持部材29又はブロック自身が存在するため、最終的にぼた落ちが発生してしまう。
【0022】
本発明は上述事情に鑑みてなされたものであり、マグネットローラを備えたクリーニング装置において、磁性トナーと非磁性トナーとの双方に対しても、長期にわたって安定したクリーニング機能を保つことができるクリーニング装置、及びこれを備えた画像形成装置を提供することを目的とするものである。
【0023】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明は、像担持体表面に当接されて前記像担持体表面の不要なトナーを掻き落とすブレードと、前記像担持体表面の移動方向に沿っての前記ブレードの上流側に配設されて前記像担持体表面のトナーを除去するとともに前記像担持体表面と前記ブレードとの接触部に適量のトナーを供給するマグネットローラと、前記像担持体表面から除去されたトナーが収集される第1廃トナー搬送路と、前記第1廃トナー搬送路に収集されたトナーを搬送する廃トナー搬送手段と、を備えたクリーニング装置において、前記マグネットローラ上のトナーコート量を規制して余分なトナーを前記第1廃トナー搬送路に導くトナーコート量規制部材と、前記マグネットローラの下方に配置されて前記マグネットローラから落下したトナーを受け止めるトナー受けと、前記トナー受けと前記廃トナー搬送路との間において上方に向けて突設されるとともに前記トナーコート量規制部材を下方から支持する支持部材と、を備え、前記トナー受けを前記第1廃トナー搬送路側が下方に傾斜するように形成し、前記支持部材に、前記トナー受けと前記第1廃トナー搬送路とを連通させる第2廃トナー搬送路を設けた、ことを特徴とする。
【0024】
請求項2に係る発明は、請求項1に記載のクリーニング装置において、前記第2廃トナー搬送路は、前記支持部材に、縦方向に向けた梁部を横方向に複数設けることで梯子状に構成した、ことを特徴とする。
【0025】
請求項3に係る発明は、請求項2に記載のクリーニング装置において、前記梁部は、トナー受けと平行な断面形状が、前記トナー受け側が細い楔状に形成されている、ことを特徴とする。
【0026】
請求項4に係る発明は、請求項1ないし3のいずれか1項に記載のクリーニング装置において、前記トナーコート量規制部材が非磁性のブレードである、ことを特徴とする。
【0027】
請求項5に係る発明は、請求項1ないし3のいずれか1項に記載のクリーニング装置において、前記トナーコート量規制部材が非磁性のローラである、ことを特徴とする。
【0028】
請求項6に係る発明は、請求項1ないし3のいずれか1項に記載のクリーニング装置において、前記トナーコート量規制部材が非磁性のブロックである、ことを特徴とする。
【0029】
請求項7に係る発明は、請求項1ないし6のいずれか1項に記載のクリーニング装置において、前記廃トナー搬送手段がスクリューである、ことを特徴とする。
【0030】
請求項8に係る発明は、請求項7に記載のクリーニング装置において、前記スクリューが、前記第1廃トナー搬送路におけるトナーの搬送方向上流側からみて、前記像担持体よりも左側にあるときは、前記スクリューは右巻きに構成し、回転方向を左回りとする、ことを特徴とする。
【0031】
請求項9に係る発明は、請求項7に記載のクリーニング装置において、前記スクリューが、前記第1廃トナー搬送路におけるトナーの搬送方向上流側からみて、前記像担持体よりも右側にあるときは、前記スクリューは左巻きに構成し、回転方向を右回りとする、ことを特徴とする。
【0032】
請求項10に係る発明は、請求項1ないし9のいずれか1項に記載のクリーニング装置において、前記トナー受けに、前記像担持体表面に接触するシート材を設ける、ことを特徴とする。
【0033】
請求項11に係る発明は、請求項1ないし10のいずれか1項に記載のクリーニング装置において、前記トナー受けの傾斜角度が、水平面に対して20度以上である、ことを特徴とする。
【0034】
請求項12に係る発明は、像担持体上に形成したトナー像を他部材に転写し、転写後に前記像担持体上に残った残留トナーをクリーニング装置によって除去する画像形成装置において、前記クリーニング装置が、請求項1ないし11のいずれかに記載のクリーニング装置である、ことを特徴とする。
【0035】
〔作用〕
トナー受けを第1廃トナー搬送路側が下方に傾斜するように形成し、また支持部材に、トナー受けと第1廃トナー搬送路とを連通させる第2廃トナー搬送路を設けたことにより、例えば、使用するトナーがマグネットローラから落下しやすい非磁性トナーの場合であっても、このトナーがトナー受けに蓄積されることを防止して、クリーニング容器からの非磁性トナーのぼた落ちを最小限に抑制することができる。
【0036】
【発明の実施の形態】
以下、図面に沿って、本発明の実施の形態について説明する。なお、各図面において同一の符号を付したものは、同一の構成又は作用をなすものであり、これらについての重複説明は適宜省略した。
【0037】
<実施の形態1>
図1〜図5に沿って、本発明に係る画像形成装置の一例を説明する。このうち図1は画像形成装置全体の概略構成を示す縦断面図、図2はクリーナ部の拡大図、図3は第2廃トナー搬送路の斜視図、図4は第2廃トナー搬送路の一部断面図、図5はシート材を付設したクリーナ部の拡大図である。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
【0038】
図1に示す画像形成装置は、マゼンタ(M),イエロー(Y),シアン(C),ブラック(K)の4色のフルカラー画像を形成することのできる電子写真方式のカラー画像形成装置である。この画像形成装置は、像担持体としてドラム型の電子写真感光体(以下「感光ドラム」という。)15を備えており、この感光ドラム15上に静電潜像を形成し、この静電潜像にトナーを付着させて現像し、現像したトナー像を転写材(例えば、紙、透明フィルム)に転写することでフルカラー画像を形成するものである。
【0039】
画像形成装置本体の上部には画像読取り部が設けられている。画像読取り部において、原稿台ガラス30上に載置した原稿Sを露光ランプ31によって露光走査することにより、原稿Sからの反射光像をミラー12a,12b,12c、レンズ13によりフルカラーセンサ14に集光し、カラー色分解画像信号を得る。
【0040】
カラー色分解画像信号は増幅回路(不図示)を経てビデオ処理ユニット(不図示)にて処理を施され、画像形成部に送出される。画像形成部においては画像形成開始の信号が入力されると、まず像担持体である感光ドラム15が駆動手段(不図示)により矢印A方向に回転駆動される。感光ドラム15の周囲には前露光ランプ16、コロナ帯電器17、露光手段であるレーザ露光光学系18、電位センサ19、クリーニング装置(クリーナ)24、固定のブラックの現像器21K及び回転可能な3個のカラーの現像器20M,20Y,20C、中間転写体(中間転写ベルト)9が配置されている。現像器20M,20Y,20Cはこの順に、マゼンタ,イエロー,シアンのトナーによって現像を行うものである。なお、カラーの現像器20M,20Y,20Cは非磁性トナー、またブラックの現像器21Kは磁性トナーを用いている。
【0041】
レーザ露光光学系18において、画像読取り部からの画像信号は、レーザ出力部(不図示)にて光信号に変換され、変換されたレーザ光が回転多面鏡(ポリゴンミラー)18aで反射され、レンズ18b及びミラー18cを介して感光ドラム15表面(外周面)に投影される。画像形成時には感光ドラム15を矢印A方向に回転させ、前露光ランプ16で除電した後の感光ドラム15をコロナ帯電器17により所定の極性・電位に一様に帯電させて、各分解色ごとに光像を照射し、静電潜像を形成する。
【0042】
カラーの現像器20M,20Y,20Cは回動軸22を中心として回転する現像ロータリ23によってそれぞれ着脱可能に保持され、画像形成に際しては各現像器が現像ロータリ23に保持された状態で回動軸22を中心に回転移動し、現像に供される現像器が、感光ドラム15に対向した現像位置に停止し、さらに現像スリーブが感光ドラム15に対し微小間隔をもって対向するように位置決めされた後、感光ドラム15の静電潜像に対応してトナーを付着させてトナー像として現像するものである。
【0043】
カラー画像形成時には中間転写体9の矢印B方向の1回転毎に現像ロータリ23が回転しマゼンタの現像器20M、イエローの現像器20Y、シアンの現像器20C、次いでブラックの現像器21Kの順で現像工程が行われる。
【0044】
中間転写体9は、カラー画像形成動作時には各現像器により可視化された感光ドラム15上のトナー像が4回(M,Y,C,Kの4色の各画像)にわたり多重転写(一次転写)されるため、感光ドラム15の外周速度と同期して矢印B方向に回転する。なお、トナー像の一次転写後の感光ドラム15は、各色のトナー像の一次転写毎に、中間転写体9に転写されないで感光ドラム15表面に残ったトナー(残留トナー)がクリーニング装置24によって除去され、次の色のトナー像の形成に備えられる。
【0045】
トナー像の多重転写を受けた中間転写体9は、電圧を印加された転写ローラ(二次転写ローラ)10との間に転写材11を挾み込み搬送する。これにより、転写材11は、中間転写体9上の各色のトナー像が同時に多重転写され、次工程の定着を定着を行う定着器26に向けて搬送される。
【0046】
表面にトナー像を保持して定着器26に搬送された転写材11は、定着ローラ27aと加圧ローラ27bとにより搬送されるとともに加熱及び加圧されて、表面にトナー像が定着される。トナー像定着後の転写材11は、画像形成装置本体外部に排出され、これにより4色フルカラー画像の画像形成が終了する。
【0047】
図2にクリーニング装置24の拡大説明図を示す。
【0048】
同図中の符号8bはブレード状のトナーコート量規制部材、6は廃トナー搬送スクリュー(廃トナー搬送手段)を示している。
【0049】
クリーニング容器25の一部(不図示)に基端側(図2では上端側)を固定されたクリーニングブレード7は、先端側(図2では下端側)の一方のエッジ7aを感光ドラム15の表面に圧接させて、転写後に感光ドラム15表面に残った残留トナーを掻き落とす。感光ドラム15表面の移動方向(矢印A方向)にみてクリーニングブレード7の上流側にはマグネットローラ5が配設されている。マグネットローラ5は、矢印C方向に回転駆動され、その表面は感光ドラム15表面の移動方向(矢印A方向)と同方向に移動する。現像器20M,20Y,20C,21Kによって磁性トナー、非磁性トナーが供給されていくと、回収された磁性トナー(以下適宜「回収トナー」という。)の一部はマグネットローラ5の表面に、トナーコート量規制部材8bによって定まる一定厚のトナー層である磁気ブラシ5aを形成する。
【0050】
形成されたトナー層の厚みが感光ドラム15とマグネットローラ5との最小間隔よりも適宜大きくなるようにトナーコート量規制部材8bは配置され、トナー層はマグネットローラ5の回転に伴って、感光ドラム15に対向する位置に到達して、感光ドラム15表面の摺擦を確実に行う。磁気ブラシ5aを形成しない回収トナーはトナーコート量規制部材8bで掻き取られ、トナーコート量規制部材8bの上を通過して第1廃トナー搬送路35に導かれ、廃トナー搬送スクリュー6の回転によって軸方向に搬送されて外部に排出される。
【0051】
マグネットローラ5の磁気ブラシ5aがトナーコート量規制部材8bから感光ドラム15まで回転する間に離脱した非磁性トナーは、マグネットローラ5下のトナー受け28上に落下する。トナー受け28はマグネットローラ5から第1廃トナー搬送路35方向へ下る傾斜を持っており、トナー受け28に落下した非磁性トナーは第1廃トナー搬送路35方向へ自重により搬送される。なおトナー受け28のトナー搬送は、水平方向から約20°以上の傾斜で正常機能することを確認している。
【0052】
トナー受け28と第1廃トナー搬送路35との間には、支持部材29が上方に向けて突設されている。この支持部材29は、上面において上述のトナーコート量規制部材8bを支持し、また下部において複数のトナー逆流防止ブレード(梁部)34を支持している。
【0053】
これら複数のトナー逆流防止ブレード34によって、トナー受け28と第1廃トナー搬送路35との間には、梯子状の第2廃トナー搬送路37が形成されている。トナー逆流防止ブレード34は、図3に示すように、トナーの移動方向に沿った断面形状(トナー受け28に平行な断面形状)が楔状である部材によって形成されており、左右方向(マグネットローラ5の軸方向)に沿って多数、取り付けられている。トナー逆流防止ブレード34は、図4に示すように、鋭利な先端部がトナー受け28側に向けられ、基端部34bが第1廃トナー搬送路35側に向けられている。さらにトナー逆流防止ブレード34は、第1廃トナー搬送路35内を搬送されるトナーの移動方向(図3の矢印K方向)に直角な方向に対して傾斜して取り付けられている。すなわち、矢印K方向について見ると、基端部34bが下流側に、先端部34aが上流側に位置するように傾斜されている。上述の隣接するトナー逆流防止ブレード34間には、第2廃トナー搬送路37が形成され、トナー受け28から自重によって搬送されてきた非磁性トナーは、トナー逆流防止ブレード34が楔形に形成されていることにより、これにせき止められることなくスムーズに第1廃トナー搬送路35に移動する。さらに、一旦、トナー逆流防止ブレード34を通過して第1廃トナー搬送路35に入った非磁性トナーは、上述のようにトナー逆流防止ブレード34が傾斜して取り付けられているため、廃トナー搬送スクリュー6によって矢印K方向に搬送される過程において、第1廃トナー搬送路35からトナー受け28側に移動しにくくなっている。
【0054】
また、トナーコート量規制部材8bがローラである場合には、トナー受け28の傾斜と第2廃トナー搬送路37とを持つことにより、たとえトナーが第1廃トナー搬送路35からトナー受け28方向に逆流しても、再び第1廃トナー搬送路35に搬送されるので、トナー逆流防止ブレード34は必ずしも必要ではない。しかし、支持部材29とトナーコート量規制部材8bのローラとの間から逆流するトナーは、直接磁性ブラシ5aに影響を及ぼすため、配置した方が得策である。
【0055】
さらに、図5に示すようにトナー受け28から感光ドラム15にウレタンシートのようなシート材36を装着することにより、クリーニング容器25からのトナーぼた落ちを完全に防止することができる。
【0056】
また、廃トナー搬送スクリュー6で廃トナーを機外に排出する際に、廃トナー搬送スクリュー6の巻き方向と回転方向によって、廃トナーが第2廃トナー搬送路37の出口側に押し当てられて搬送される場合と、反対側のクリーニング容器25の壁に押し当てられて搬送される場合とがある。廃トナー量が多い場合、第2廃トナー搬送路37の出口側に押し当てられて搬送すると、廃トナーが出口を塞いでしまう可能性及び逆流してしまう可能性がある。
【0057】
そこで、図1,図2にしめす本実施の形態のようにクリーニング装置24が感光ドラム15よりも左側に配置されている場合は、廃トナー搬送スクリュー6は右巻きで回転方向は左回りとする。これに対して、クリーニング装置24が感光ドラム15よりも右側に配置されている場合(不図示)は、廃トナー搬送スクリュー6は左巻きで回転方向は右回りとする。このように構成することにより、廃トナーが第2廃トナー搬送路37の出口を塞ぐことなく、また第2廃トナー搬送路37から逆流することなく機外に排出することができる。
【0058】
以上の形態においては、トナーコート量規制部材が、ブレード状の場合を例に説明したが、基本的な構成は上述のままで、これに代えてローラ状あるいはブロック状のものを使用することも可能で有り、この場合でも上述と同様の作用効果を奏することができる。ただし、ブロック状のものの場合は、自身が上述の実施の形態における支持部材に相当する。
【0059】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によると、マグネットローラを備えたクリーニング装置において、トナー受けを第1廃トナー搬送路側が下方に傾斜するように形成し、また支持部材に、トナー受けと第1廃トナー搬送路とを連通させる第2廃トナー搬送路を設けたことにより、例えば、使用するトナーがマグネットローラから脱落しやすい非磁性トナーの場合であっても、このトナーがトナー受けに蓄積されることを防止して、クリーニング容器からの非磁性トナーのぼた落ちを最小限に抑制することができる。つまり、磁性トナーと非磁性トナーとのいずれのトナーに対しても、長期にわたって安定したクリーニング機能を保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置の概略構成を示す縦断面図である。
【図2】クリーニング装置の拡大縦断面図である。
【図3】第2廃トナー搬送路を説明する、トナー受け側から見た斜視図である。
【図4】第2廃トナー搬送路を形成する梁部の、トナー受けと平行な断面の形状を示す図である。
【図5】トナー受けの先端に設けた、感光ドラム表面に接触するシート材を示す図である。
【図6】従来の、トナーコート量規制部材がローラ状の部材である場合のクリーナの構成を示す縦断面図である。
【図7】従来の、トナーコート量規制部材がブレード状の部材である場合のクリーナの構成を示す縦断面図である。
【図8】従来の、トナーコート量規制部材がブロック状の部材である場合のクリーナの構成を示す縦断面図である。
【符号の説明】
5 マグネットローラ
5a 磁気ブラシ
6 廃トナー搬送手段(廃トナー搬送スクリュー)
7 クリーニングブレード
8b トナーコート量規制部材
9 他部材(中間転写体)
11 転写材
15 像担持体(感光体、感光ドラム)
24 クリーニング装置
28 トナー受け
29 支持部材
34 梁部(トナー逆流防止ブレード)
35 第1廃トナー搬送路
36 シート材
37 第2廃トナー搬送路
A 像担持体(感光ドラム)表面の移動方向
Claims (12)
- 像担持体表面に当接されて前記像担持体表面の不要なトナーを掻き落とすブレードと、前記像担持体表面の移動方向に沿っての前記ブレードの上流側に配設されて前記像担持体表面のトナーを除去するとともに前記像担持体表面と前記ブレードとの接触部に適量のトナーを供給するマグネットローラと、前記像担持体表面から除去されたトナーが収集される第1廃トナー搬送路と、前記第1廃トナー搬送路に収集されたトナーを搬送する廃トナー搬送手段と、を備えたクリーニング装置において、
前記マグネットローラ上のトナーコート量を規制して余分なトナーを前記第1廃トナー搬送路に導くトナーコート量規制部材と、
前記マグネットローラの下方に配置されて前記マグネットローラから落下したトナーを受け止めるトナー受けと、
前記トナー受けと前記廃トナー搬送路との間において上方に向けて突設されるとともに前記トナーコート量規制部材を下方から支持する支持部材と、を備え、
前記トナー受けを前記第1廃トナー搬送路側が下方に傾斜するように形成し、
前記支持部材に、前記トナー受けと前記第1廃トナー搬送路とを連通させる第2廃トナー搬送路を設けた、
ことを特徴とするクリーニング装置。 - 前記第2廃トナー搬送路は、前記支持部材に、縦方向に向けた梁部を横方向に複数設けることで梯子状に構成した、
ことを特徴とする請求項1に記載のクリーニング装置。 - 前記梁部は、前記トナー受けと平行な断面形状が、前記トナー受け側が細い楔状に形成されている、
ことを特徴とする請求項2に記載のクリーニング装置。 - 前記トナーコート量規制部材が非磁性のブレードである、
ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のクリーニング装置。 - 前記トナーコート量規制部材が非磁性のローラである、
ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のクリーニング装置。 - 前記トナーコート量規制部材が非磁性のブロックである、
ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のクリーニング装置。 - 前記廃トナー搬送手段がスクリューである、
ことを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載のクリーニング装置。 - 前記スクリューが、前記第1廃トナー搬送路におけるトナーの搬送方向上流側からみて、前記像担持体よりも左側にあるときは、前記スクリューは右巻きに構成し、回転方向を左回りとする、
ことを特徴とする請求項7に記載のクリーニング装置。 - 前記スクリューが、前記第1廃トナー搬送路におけるトナーの搬送方向上流側からみて、前記像担持体よりも右側にあるときは、前記スクリューは左巻きに構成し、回転方向を右回りとする、
ことを特徴とする請求項7に記載のクリーニング装置。 - 前記トナー受けに、前記像担持体表面に接触するシート材を設ける、
ことを特徴とする請求項1ないし9のいずれか1項に記載のクリーニング装置。 - 前記トナー受けの傾斜角度が、水平面に対して20度以上である、
ことを特徴とする請求項1ないし10のいずれか1項に記載のクリーニング装置。 - 像担持体上に形成したトナー像を他部材に転写し、転写後に前記像担持体上に残った残留トナーをクリーニング装置によって除去する画像形成装置において、
前記クリーニング装置が、請求項1ないし11のいずれかに記載のクリーニング装置である、
ことを特徴とする画像形成装置。
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