JP3637896B2 - 複合型ファクシミリ装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ファクシミリ送受信機能,コピー機能,プリンタ機能,スキャナ機能などの複数の動作機能を有する複合型ファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
本来のファクシミリ送受信機能,コピー機能,スキャナ機能に加えて、パーソナルコンピュータ(Personal Computer,以下、PCという)などの情報処理装置に接続されて、情報処理装置からのプリントデータをプリントアウトするプリンタ機能を備えた機能複合型のファクシミリ装置が開発されている。
【0003】
このような複合型ファクシミリ装置にあって、PCなどの情報処理装置から入力されるプリントデータを印刷すべく格納する場合、従来では、この入力されたプリントデータを一旦記録紙にプリントアウトし、そのプリントアウトされた記録紙の画像を読み取り、読み取られたイメージデータを格納することが一般的である。また、この際、必要があればプリントアウトされた記録紙と通常の原稿との読み取りの順序を任意に入れ替えている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来例では、情報処理装置から入力されるプリントデータの格納処理が面倒であるという問題がある。また、この格納処理時に記録紙の無駄が生じることになる。更に、情報処理装置から入力されるプリントデータと原稿を読み取って得られる画像データとの編集を行えないという問題がある。
【0005】
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、情報処理装置から入力されるプリントデータの格納処理を容易に行える複合型ファクシミリ装置を提供することを目的とする。
【0006】
本発明の他の目的は、記録紙を無駄にすることなく、情報処理装置から入力されるプリントデータの格納処理を行える複合型ファクシミリ装置を提供することにある。
【0007】
本発明の更に他の目的は、情報処理装置から入力されるプリントデータと原稿の読み取りによる画像データとの編集をページ単位で自由に行える複合型ファクシミリ装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る複合型ファクシミリ装置は、外部からプリントデータを取得する手段と、該プリントデータを第1種イメージデータに変換する手段と、原稿の画像を読み取って第2種イメージデータを取得する手段とを備える複合型ファクシミリ装置において、前記第1種イメージデータと前記第2種イメージデータとを格納するメモリと、該メモリに格納されている前記第1種イメージデータ及び前記第2種イメージデータの一部または全部にページ単位での通番を示すぺージ番号を付して混在データを作成する手段と、作成した混在データを前記メモリに格納する手段と、前記メモリに格納されている前記混在データをぺージ番号順に読み出す手段と、前記メモリから読み出された前記混在データをプリントする手段と、前記メモリから読み出された前記混在データをファクシミリ送信する手段と、前記メモリから読み出された前記混在データを前記プリントデータの取得元へ転送する手段とを備えることを特徴とする。
【0009】
本発明の複合型ファクシミリ装置にあっては、情報処理装置から入力したプリントデータを第1種イメージデータに変換し、その第1種イメージデータと、原稿の画像を読み取って取得した第2種イメージデータとを、同一のメモリに格納する。よって、プリントデータの格納処理は容易であり、その格納処理時に従来例のようにプリントアウトが不要となって記録紙の無駄がない。また、プリントデータ(第1種イメージデータ)と画像データ(第2種イメージデータ)とを同一のメモリに格納しており、それらの編集も自由に行える。また、本発明の複合型ファクシミリ装置にあっては、第1種イメージデータと第2種イメージデータとをぺージ単位でその順序を入れ替えて混在データを作成し、作成した混在データをページ番号順にメモリから読み出す。よって、プリントデータ(第1種イメージデータ)と画像データ(第2種イメージデータ)とのぺージ単位での編集を行える。更に、本発明の複合型ファクシミリ装置にあっては、メモリから読み出された第1種イメージデータと第2種イメージデータとの混在データを、プリントしたり、ファクシミリ送信したり、情報処理装置へ転送したりする。よって、プリントデータ(第1種イメージデータ)と画像データ(第2種イメージデータ)とを自由に編集させた後の混在データのプリント処理,ファクシミリ送信処理,情報処理装置への転送処理を行える。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明をその実施の形態を示す図面を参照して具体的に説明する。
図1は、本発明の複合型ファクシミリ装置の構成を示すブロック図であり、本発明の複合型ファクシミリ装置は、主制御部1,読取部2,記録部3,表示部4,操作部5,符号化・復号化部6,ROM7,RAM8,ブザー9,画像メモリ10,モデム11,NCU(Network Control Unit)12,PCインタフェース部13などを備えている。本発明の複合型ファクシミリ装置は、本来のファクシミリ機能,コピー機能,原稿の読み取り機能に加えて、PCインタフェース部13を介して情報処理装置としのPC20に接続することにより、PC20にて作成されたプリントデータを入力し、その入力されたプリントデータを自身の記録部3でプリントアウトするプリンタ機能を有している。
【0015】
主制御部1は、具体的にはCPUで構成されており、バス14を介して複合型ファクシミリ装置の上述したようなハードウェア各部と接続されていて、それらを制御すると共に、ROM7に格納されたコンピュータプログラムに従って、種々のソフトウェア的機能を実行する。読取部2は、例えばCCDを利用したスキャナで原稿を読み取り、読み取った画像データを出力する。記録部3は、電子写真方式のプリンタ装置であって、ファクシミリ通信により受信した画像データ、読取部2にて読み取った原稿の画像データ、PCから送られてきたプリントデータなどをプリントアウトする。
【0016】
表示部4は、液晶表示装置またはCRTディスプレイ等の表示装置であり、複合型ファクシミリ装置の動作状態を表示したり、送信すべく読み取った原稿の画像データ、他のファクシミリ装置から受信した画像データ、PCから送られてきたプリントデータなどの表示を行う。操作部5は、複合型ファクシミリ装置を操作するために必要な文字キー,テンキー,短縮ダイヤルキー,ワンタッチダイヤルキー,各種のファンクションキーなどを備えている。ファンクションキーには、イメージデータのプリント指示を受け付けるプリントキー、イメージデータのPC20への転送指示を受け付けるPC転送キー、動作開始の指示を受け付けるスタートキー、動作停止の指示を受け付ける停止キー、イメージデータのページ整理時に使用する十字キーなどを含んでいる。なお、表示部4をタッチパネル方式とすることにより、操作部5の各種のキーの内の一部または全部を代用することも可能である。符号化・復号化部6は、画信号を符号化圧縮すると共に、符号化圧縮されている画像データを元の画信号に復号化する。
【0017】
ROM7は、複合型ファクシミリ装置の動作に必要な種々のソフトウェアのプログラムを予め格納している。RAM8は、SRAMまたはフラッシュメモリ等で構成され、ソフトウェアの実行時に発生する一時的なデータを記憶する。ブザー9は、異常な処理が発生した際に鳴動し、ユーザに異常の旨を知らせる。
【0018】
画像メモリ10は、DRAM等で構成され、送信すべく読み取ったイメージデータ、他のファクシミリ装置から受信したイメージデータ、PC20から送られてきたプリントデータを変換したイメージデータなどを蓄積する。図2は、画像メモリ10の構成を示す図である。画像メモリ10には、複数のメモリボックス10aが存在し、各メモリボックス10aには夫々に対応したボックス番号が付けられている。各メモリボックス10aには、読取部2にて読み取られた原稿のイメージデータ(第1種イメージデータに相当し、以下、読取イメージデータと称する)とPC20から送られてきたプリントデータを変換したイメージデータ(第2種イメージデータに相当、以下、PCイメージデータと称する)とがページ単位で混在して格納されている。例えば、図2に示す例では、0,1,2の番号が付された3ページ分のPCイメージデータと3,4の番号が付された2ページ分の読取イメージデータとが、ボックス番号No.1のメモリボックス10aに格納されている。各メモリボックス10a内では、PCからのプリントデータが読取イメージデータと同じ形式のイメージデータに変換されて格納されているので、これらのPCイメージデータ及び読取イメージデータを同等に処理できるため、これらのイメージデータの番号を任意に変更でき、所望の順序にてこれらのイメージデータを整理して読み出すことが可能である。また、画像メモリ10は、イメージデータの番号を計数するためのページカウンタと、各イメージデータの番号を管理するための管理テーブルとを有する。
【0019】
モデム11は、バス14に接続されており、ファクシミリ通信が可能なファクシミリモデムから構成されている。また、モデム11は、同様にバス14に接続されたNCU12と直接的に接続されている。NCU12は、電話回線網との回線Lの閉結及び開放の動作を行うハードウェアであり、必要に応じてモデム11を電話回線網と接続する。
【0020】
PCインタフェース部13は、通信回線Cを介してPC20に接続され、PC20との間でデータのやりとりを行い、PCからPDL(Print Description Language:ページ記述言語)で表されたプリントデータを入力する。PCインタフェース部13は、PDL解釈機能を有しており、プリントデータからイメージデータへの変換、及び、イメージデータからプリントデータへの変換を行う。
【0021】
次に、動作について説明する。まず、本発明の複合型ファクシミリ装置におけるPC20からのデータの入力・格納処理について説明する。図3は、この入力・格納処理の動作手順を示すフローチャートである。
【0022】
主制御部1は、PC20からのデータが受信されたことを検知した場合(ステップS1:YES)、PC20から送られてきたPJL(Print Job Language)データにより、メモリボックス10aへのデータ格納が指定されているか否かを判断する(ステップS2)。データ格納が指定されている場合(S2:YES)、主制御部1は、PJLデータにより、メモリボックス10aのボックス番号が指定されているか否かを判断する(ステップS3)。データ格納が指定されていない場合(S2:NO)、及び、ボックス番号が指定されていない場合(S3:NO)に、主制御部1は、PC20から入力されたプリントデータの通常のプリント処理を記録部3に行わせる(ステップS4)。
【0023】
メモリボックス10aのボックス番号が指定されている場合(S3:YES)、主制御部1は、その指定されたボックス番号に対応するメモリボックス10aが画像メモリ10に開設済であるか否かを判断する(ステップS5)。開設されていない場合(S5:NO)、主制御部1はブザー9を鳴動させる(ステップS6)。
【0024】
開設されている場合(S5:YES)、主制御部1は、入力されたプリントデータをイメージデータ(PCイメージデータ)にPCインタフェース部13にて変換させた後、圧縮処理を実行する(ステップS7)。そして、主制御部1は、PJLデータで指定されたボックス番号のメモリボックス10aにページ単位でPCイメージデータを格納する(ステップS8)。主制御部1は、PC20から入力されるプリントデータが終了したか否かを判断し(ステップS9)、終了していない場合には(S9:NO)、S7,S8の処理を繰り返す。
【0025】
次いで、本発明の複合型ファクシミリ装置における原稿のイメージデータの読み取り・格納処理について説明する。図4は、この読み取り・格納処理の動作手順を示すフローチャートである。
【0026】
読み取られた原稿のイメージデータに関してメモリボックス10aへのデータ格納が指定されている場合(ステップS11:YES)、主制御部1は、指定されたボックス番号に対応するメモリボックス10aが画像メモリ10に開設済であるか否かを判断する(ステップS12)。開設されていない場合(S12:NO)、主制御部1はブザー9を鳴動させる(ステップS13)。
【0027】
開設されている場合(S12:YES)に、主制御部1は、読取部2にて原稿を読み取らせてイメージデータ(読取イメージデータ)を取得した後、圧縮処理を実行する(ステップS14)。そして、主制御部1は、指定された番号のメモリボックス10aにページ単位で取得した読取イメージデータを格納する(ステップS15)。主制御部1は、全ての原稿について読み取りを終了したか否かを判断し(ステップS16)、終了していない場合には(S16:NO)に、S14,S15の処理を繰り返す。
【0028】
次いで、本発明の複合型ファクシミリ装置におけるメモリボックス10a内でのイメージデータの編集処理について説明する。図5〜図7は、この編集処理の動作手順を示すフローチャートである。
【0029】
メモリボックス10aに格納されているイメージデータの編集処理の指示がなされた場合(ステップS21:YES)、主制御部1は、指定されたボックス番号に対応するメモリボックス10aが画像メモリ10に開設済であるか否かを判断する(ステップS22)。開設されていない場合(S22:NO)、主制御部1はブザー9を鳴動させる(ステップS23)。
【0030】
開設されている場合(S22:YES)、主制御部1は、ページカウンタを”0”に設定する(ステップS24)。そして、主制御部1は、ページカウンタの番号に対応するイメージデータがPCイメージデータであるか否かを判断する(ステップS25)。PCイメージデータである場合に(S25:YES)、主制御部1は、「PCイメージデータである」旨とそれが作成された日時とを表示部4に表示させる(ステップS26)。一方、PCイメージデータでない場合、即ち読取イメージデータである場合に(S25:NO)、主制御部1は、「読取イメージデータである」旨とそれが作成された日時とを表示部4に表示させる(ステップS27)。
【0031】
主制御部1は、なんらかのキー入力がなされたか否かを判断し(ステップS28)、なされていない場合(S28:NO)には処理がS25に戻る。
【0032】
キー入力がなされた場合(S28:YES)、主制御部1は、十字キーの上向きキーが押されたか否かを判断し(ステップS29)、押された場合に(S29:YES)、ページカウンタの番号が”0”であるか否かを判断し(ステップS30)、”0”であるときに(S30:YES)ブザー9を鳴動させる(ステップS31)。”0”でないときに(S30:NO)、主制御部1は、ページカウンタの番号を”1”だけ減算させる(ステップS32)。
【0033】
上向きキーが押されない場合(S29:NO)、主制御部1は、十字キーの下向きキーが押されたか否かを判断し(ステップS33)、押された場合に(S33:YES)、ページカウンタの番号が、指定されたメモリボックス10aの最終のデータ番号であるか否かを判断し(ステップS34)、最終のデータ番号であるときに(S34:YES)ブザー9を鳴動させる(ステップS35)。最終のデータ番号でないときに(S35:NO)、主制御部1は、ページカウンタの番号を”1”だけ加算させる(ステップS36)。
【0034】
以上のようなS29〜S36の動作処理によって、編集対象のイメージデータを指定する。
【0035】
次に、主制御部1は、十字キーの左向きキーが押されたか否かを判断し(ステップS37)、押された場合に(S37:YES)、ページカウンタの番号が”0”であるか否かを判断し(ステップS38)、”0”であるときに(S38:YES)ブザー9を鳴動させる(ステップS39)。”0”でないときに(S38:NO)、主制御部1は、ページカウンタの番号を”1”だけ減算させ(ステップS40)、画像メモリ10の管理テーブルにおけるそのイメージデータのページ数を”1”だけ減算させる(ステップS41)。
【0036】
左向きキーが押されない場合(S37:NO)、主制御部1は、十字キーの右向きキーが押されたか否かを判断し(ステップS42)、押された場合に(S42:YES)、ページカウンタの番号が、指定されたメモリボックス10aの最終のデータ番号であるか否かを判断し(ステップS43)、最終のデータ番号であるときに(S43:YES)ブザー9を鳴動させる(ステップS44)。最終のデータ番号でないときに(S43:NO)、主制御部1は、ページカウンタの番号を”1”だけ加算させ(ステップS45)、画像メモリ10の管理テーブルにおけるそのイメージデータのページ数を”1”だけ加算させる(ステップS46)。
【0037】
以上のようなS37〜S46の動作処理によって、編集対象として指定されたイメージデータの編集を実行する。
【0038】
右向きキーが押されない場合(S42:NO)、主制御部1は、停止キーが押されたか否かを判断し(ステップS47)、押されない場合に(S47:NO)、ブザー9を鳴動させて(ステップS48)、処理がS25に戻る。停止キーが押された場合には(S47:YES)、処理は終了する。
【0039】
なお、上述したイメージデータの編集処理(図5,図6)では、1ページずつ順次ずらせてイメージデータの指定・編集(ページ番号変更)を行うようにしたが、これは一例であって、1つの編集対象のイメージデータを指定し、その指定したイメージデータの番号をダイナミックに所望の番号に指定する処理なども可能であり、本発明の複合型ファクシミリ装置におけるイメージデータの編集処理が上述した処理例に限定されないことは勿論である。
【0040】
次いで、本発明の複合型ファクシミリ装置におけるプリント処理/ファクシミリ送信処理/PC20への転送処理について説明する。図8,図9は、これらの各処理の動作手順を示すフローチャートである。
【0041】
プリント処理/ファクシミリ送信処理/PCへの転送処理の何れかを行う指示がなされた場合(ステップS51)、主制御部1は、指定されたボックス番号に対応するメモリボックス10aが画像メモリ10に開設済であるか否かを判断する(ステップS52)。開設されていない場合(S52:NO)、主制御部1はブザー9を鳴動させる(ステップS53)。
【0042】
開設されている場合に(S52:YES)、主制御部1は、上記処理の対象となるイメージデータの番号の指定を受け付ける(ステップS54)。この際、処理対象となるイメージデータの番号が連続するように、メモリボックス10a内で編集しておけば、その連続する番号の最初と最後とを指定すれば良い。勿論、処理対象となるイメージデータの全番号を指定するようにしても良い。そして、主制御部1は、プリントキーが押されたか否かを判断する(ステップS55)。
【0043】
プリントキーが押された場合に(S55:YES)、主制御部1は、プリント部数が指定されたか否かを判断し(ステップS56)、指定されたときには(S56:YES)、そのプリント部数を記憶する(ステップS57)。そして、主制御部1は、スタートキーが押されたか否かを判断し(ステップS58)、押された場合には(S58:YES)、指定された番号のイメージデータを指定された部数で記録部3にてプリントさせる(ステップS59)。スタートキーが押されない場合(S58:NO)、主制御部1は、停止キーが押されたか否かを判断し(ステップS60)、押されない場合に(S60:NO)、ブザー9を鳴動させて(ステップS61)、処理がS56に戻る。停止キーが押された場合には(S60:YES)、処理は終了する。
【0044】
プリントキーが押されない場合に(S55:NO)、主制御部1は、PC転送キーが押されたか否かを判断する(ステップS62)。PC転送キーが押された場合には(S62:YES)、指定された番号のイメージデータをプリントデータに変換させ,その変換されたプリントデータをPCへ転送させる(ステップS63)。
【0045】
PC転送キーが押されない場合に(S62:NO)、主制御部1は、送信相手先のファクシミリ番号が入力指定されたか否かを判断し(ステップS64)、指定されたときには(S64:YES)、そのファクシミリ番号を記憶する(ステップS65)。そして、主制御部1は、スタートキーが押されたか否かを判断し(ステップS66)、押された場合には(S66:YES)、指定された番号のイメージデータを指定されたファクシミリ番号の相手先へ送信する(ステップS67)。スタートキーが押されない場合(S66:NO)、主制御部1は、停止キーが押されたか否かを判断し(ステップS68)、押されない場合に(S68:NO)、ブザー9を鳴動させて(ステップS69)、処理がS64に戻る。停止キーが押された場合には(S68:YES)、処理は終了する。
【0046】
なお、上述した例では、プリントキーの押下、PC転送キーの押下の順にそれらの有無を検知して、各キーが押された場合にプリント処理、転送処理を行い、これらの何れのキーも押されない場合にファクシミリ送信処理を行うようにしたが、これは一例であって、各処理を決定する順序がこの上述した例に限定されないことは勿論である。
【0047】
以上のように、本発明では、PCイメージデータと読取イメージデータとを同じメモリボックス10aに格納して、それらのイメージデータをページ単位で任意に編集して、その編集したイメージデータをプリントしたり、PCへ転送したり、ファクシミリ送信したりすることができるので、例えば、内容が固定的であるヘッダページはPCにて作成したデータ、2ページ目以降は読み取った原稿のデータになるように編集して、そのデータをファクシミリ送信することを極めて容易に行える。
【0048】
【発明の効果】
本発明では、PCから入力したプリントデータをPCイメージデータに変換し、そのPCイメージデータと、原稿を読み取って取得した読取イメージデータとを、同一のメモリに格納するようにしたので、プリントデータの格納を容易に行うことができ、その格納処理時に従来例のようにプリントアウトが不要となって記録紙の無駄はなく、また、PCイメージデータと読取イメージデータとの編集を自由に行うことができる。
【0049】
また本発明では、PCイメージデータと読取イメージデータとをぺージ単位でその順序を入れ替えて混在データを作成し、その混在データをページ番号順にメモリから読み出せるようにしたので、PCイメージデータと読取イメージデータとのぺージ単位での自由な編集を行うことができる。
【0050】
更に本発明では、メモリから読み出したPCイメージデータと読取イメージデータとの混在データを、プリントしたり、ファクシミリ送信したり、PCへ転送したりするようにしたので、PCイメージデータと読取イメージデータとを自由に編集させた後の混在データのプリント処理,ファクシミリ送信処理,PCへの転送処理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の複合型ファクシミリ装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の複合型ファクシミリ装置における画像メモリの構成を示す図である。
【図3】本発明の複合型ファクシミリ装置におけるPCからのデータの入力・格納処理の動作手順を示すフローチャートである。
【図4】本発明の複合型ファクシミリ装置における原稿のイメージデータの読み取り・格納処理の動作手順を示すフローチャートである。
【図5】本発明の複合型ファクシミリ装置におけるメモリボックス内でのイメージデータの編集処理の動作手順を示すフローチャートである。
【図6】本発明の複合型ファクシミリ装置におけるメモリボックス内でのイメージデータの編集処理の動作手順を示すフローチャートである。
【図7】本発明の複合型ファクシミリ装置におけるメモリボックス内でのイメージデータの編集処理の動作手順を示すフローチャートである。
【図8】本発明の複合型ファクシミリ装置におけるプリント処理/ファクシミリ送信処理/PCへの転送処理の動作手順を示すフローチャートである。
【図9】本発明の複合型ファクシミリ装置におけるプリント処理/ファクシミリ送信処理/PCへの転送処理の動作手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 主制御部
2 読取部
3 記録部
5 操作部
7 ROM
8 RAM
10 画像メモリ
10a メモリボックス
11 モデム
12 NCU
13 PCインタフェース部
20 PC
Claims (1)
- 外部からプリントデータを取得する手段と、該プリントデータを第1種イメージデータに変換する手段と、原稿の画像を読み取って第2種イメージデータを取得する手段とを備える複合型ファクシミリ装置において、前記第1種イメージデータと前記第2種イメージデータとを格納するメモリと、該メモリに格納されている前記第1種イメージデータ及び前記第2種イメージデータの一部または全部にページ単位での通番を示すぺージ番号を付して混在データを作成する手段と、作成した混在データを前記メモリに格納する手段と、前記メモリに格納されている前記混在データをぺージ番号順に読み出す手段と、前記メモリから読み出された前記混在データをプリントする手段と、前記メモリから読み出された前記混在データをファクシミリ送信する手段と、前記メモリから読み出された前記混在データを前記プリントデータの取得元へ転送する手段とを備えることを特徴とする複合型ファクシミリ装置。
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