JP3637553B2 - モータの軸受摩耗監視装置 - Google Patents

モータの軸受摩耗監視装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、モータの回転子を支承する軸受の軸方向の摩耗を、回転子の変位により検出して監視する軸受摩耗監視装置に係わり、特に、監視装置における軸方向ゼロ点を回転子と固定子の軸方向の実際の中心位置に一致させ得るモータの軸受摩耗監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般的にキャンドモータはポンプ用モータとして、例えばプラントに使用されて高い信頼性が要求されているため、その回転子を支承する軸受の耗を外部から監視する装置が不可欠なものとなっている。従来、この種の軸受耗監視装置としては、例えば図8及び図9に示すものが知られている。
【0003】
この軸受耗監視装置は、固定子51の鉄心歯部の180度対向した位置において、各鉄心歯部の長手方向全周に亘って検出コイル52a、52bを取り付け、この検出コイル52a、52bの出力が差動となるように接続し、その出力を電圧計53によって読み取り監視するようにしたものである。
【0004】
そして、この軸受耗監視装置の場合、回転子54の回転により検出コイル52a、52bに誘起する電圧は、電源周波数に同期した基本波電圧に回転子溝54aの影響による高調波電圧が重畳したものとなるが、180度間隔で設置された検出コイル52a、52bの出力が差動となるように結線されているため、電圧計53には基本波電圧が消されて高調波電圧の瞬時値の差が検出電圧として表示される。したがって、軸受が耗し固定子51と回転子54との間隔d1、d2が変化すると、検出コイル52a、52bの高調波電圧が変化に対応した差動出力となり、これが電圧計53に表示されることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この軸受耗監視装置にあっては、軸受の半径方向(ラジアル方向)の耗状態は監視することができるものの、軸方向(スラスト方向)の耗を監視することができないという不都合があった。そこで当出願人は、軸受の半径方向の耗と軸方向の耗を共に検知し得る軸受耗監視装置を出願した(特願平8−236483号参照)。
【0006】
この軸受耗監視装置は、固定子鉄心歯部の長手方向両端にそれぞれ180度間隔で対向する2個の半径方向検出用の検出コイルと2個の軸方向検出用の検出コイルをそれぞれ設置し(図3参照)、両端で対向する各検出コイルを差動出力結線したものである。
【0007】
ところが、この軸受耗監視装置においては、軸方向の耗も検出できて精度良い軸受の耗を監視し得るものの、その後の実験により、軸受耗監視装置における軸方向のゼロ点調整ができないことが判明した。すなわち、固定子鉄心歯部の両端に設置した各検出コイルの出力電圧によって、回転子の変位を検出して軸方向の耗は検知できるが、検出コイルの出力電圧のセンタ(軸受耗監視装置のゼロ点で、以下マグネットセンタという)と、固定子と回転子の軸方向の機械的なセンタ(メカニカルセンタという)は、図7に示すように必ずしも一致していない。
【0008】
なお、図7は、上記軸受耗監視装置を組み込んだ実際のキャンドモータについて測定したもので、横軸が軸方向の変化量(スラスト変化量)を縦軸が軸方向検出用の検出コイル(サーチコイル)の出力電圧を示している。そして、図7において実線が固定子鉄心歯部の一端に180度間隔で対向して設けられた検出コイル(図3の検出コイル21a+21bに対応)からの出力電圧を、また点線が固定子鉄心歯部の他端に180度間隔で対向して設けられた検出コイル(図3の検出コイル21c+21dに対応)からの出力電圧を示し、二点鎖線がその出力電圧差を示している。
【0009】
この図7からも明らかなように、固定子鉄心歯部の両端部の検出コイルの出力電圧が交差するマグネットセンタが、固定子もしくは回転子の製造時におけるズレによって、メカニカルセンタに対して例えばプラス方向にズレて一致していない場合がある。その結果、このズレによって軸受耗監視装置における検出精度が劣ることになり、軸受の耗状態を高精度に検出することが困難で、例えばキャンドモータのメンテナンス時期を逸する虞があるという問題点があった。
【0010】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、軸受摩耗監視装置の軸方向のゼロ点を実際の回転子の中心位置に一致させて、軸受の摩耗を高精度に検出し得るモータの軸受摩耗監視装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成すべく、本発明のうち請求項1記載の発明は、固定子の長手方向両端にそれぞれ設置された検出コイルの出力信号に基づいて、回転子の変位から回転子を支承する軸受の軸方向の摩耗を監視すべくモータに配設されたモータの軸受摩耗監視装置において、前記検出コイルからの出力信号のレベルをそれぞれ調整し得るレベル調整手段を設け、該レベル調整手段が増幅器を有し該増幅器の出力が比較手段によって比較され、前記検出コイルからの出力信号を同一レベルに設定することによって、軸方向ゼロ点を回転子と固定子の中心位置に対応させることを特徴とする。
【0014】
このように構成することにより、両端の検出コイルの出力信号が交差する軸受摩耗監視装置の軸方向ゼロ点は、各検出コイルの出力をレベル調整手段によってそれぞれ調整して同一レベルに設定することにより行われ、固定子と回転子のメカニカルセンタに一致させられる。これにより、軸受摩耗監視装置による軸受の軸方向の摩耗が高精度に検出される。また、固定子と回転子のメカニカルセンタを設定した後に、増幅器の例えば増幅度を可変抵抗器によって調整したり電圧を調整するだけで、各検出コイルの出力が同一レベルに設定され、マグネットセンタをメカニカルセンタに容易に一致させることができる。
【0016】
また、請求項記載の発明は、比較手段の出力によって軸受の軸方向の摩耗状態が指示計に指示されることを特徴とする。このように構成することにより、比較手段の出力を例えば絶対値回路で処理して指示計に指示させれば、回転子の軸方向の変位を絶対値で捕らえることができて、指示計の構成が簡略化されると共に、指示計の指示によりモータのメンテナンス時期を容易に把握し得る。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態の一例を図面に基づいて詳細に説明する。
図1〜図6は、本発明に係わるモータの軸受摩耗監視装置の一実施例を示し、図1がその軸受摩耗監視装置を使用したキャンドモータの概略内部構造図、図2が検出コイルの設置方法を示す説明図、図3がその設置位置を示す斜視図、図4が処理回路のブロック図、図5が処理回路の各部の電圧波形図、図6が軸方向の変位と検出コイルの出力電圧の特性図である。
【0018】
図1において、キャンドモータ1は、ポンプ部2とモータ部3を有し、ポンプ部2とモータ部3とは、アダプタ4によりそれぞれ相互に互換性を持たせて接続されている。ポンプ部2は、インペラ5が設けられたポンプ室6内に連通する吸込管部7と吐出管部8を有し、インペラ5はモータ部3の回転子軸9の延長端部に取り付けられている。
【0019】
一方、モータ部3は、固定子10と回転子11を有し、回転子11の回転子軸9は前部側の軸受12と後部側の軸受13とにより支承されている。また、回転子11の両端部には前部回転子室14と後部回転子室15が形成されている。
【0020】
そして、後部回転子室15内には、図示しない外部導管によりポンプ部2の吐出管部8から取扱液の一部が導入され、この取扱液により軸受13の潤滑並びにモータ部3の冷却が行われる。また、アダプタ4には、前部回転子室14とポンプ部2の低圧側とを連通する通液路が設けられ、この通液路が前部回転子室14に連通することにより、取扱液で軸受12の潤滑並びにモータ部3の冷却が行われる。
【0021】
このようなキャンドモータ1において、回転子11の軸方向外側で軸受12、13の端面12a、13aと所定間隔で対向する位置には、スラストワッシャ19a、19bが取り付けられている。
【0022】
また、キャンドモータ1のモータ部3の端部外周面には、軸受耗監視装置18が立設状態で設置されている。この軸受耗監視装置18は、端子箱18aとこの端子箱18aの上面開口部を閉塞する蓋体18bとで構成され、端子箱18a内には、モータ部3内部からの電線を外部や蓋体18b内の処理回路25に中継する端子板22等が設けられている。また、蓋体18b内には、後述する検出コイル21a〜21dの検出信号を処理する処理回路25と、この処理回路25の出力信号を指示する指示計26等が設けられている。
【0023】
上記検出コイル21a〜21dは、図2及び図3に示すように、固定子10の長手方向の両端部に180度の間隔を有してそれぞれ対向配置され、この検出コイル21a〜21dの間には、180度の間隔を有して半径方向の変位を検出する検出コイル20a〜20dが配置されている。
【0024】
また、検出コイル21a〜21d(及び検出コイル20a〜20d)は、図2に示すように、扁平なボビン27に巻線を所定回数巻回することによって形成され、固定子10の固定子鉄心歯部28の端部に設けられた切欠溝29部に取り付けられている。そして、検出コイル21a〜21dは、図4に示す処理回路25に接続されている。
【0025】
この処理回路25は、例えば軸受耗監視装置18の蓋体18b内に配置されたプリント基板上に形成され、検出コイル21a、21b及び検出コイル21c、21dの直列回路が接続されたダイオード等からなる整流回路31a、31bと、この整流回路31a、31bの出力側に接続された一対の増幅器32a、32bと、この増幅器32a、32bの出力側に接続された比較器33と、この比較器33の出力側に接続された絶対値回路34等を有している。
【0026】
増幅器32a、32bは、例えばオペアンプによって構成され、各増幅器32a、32bにそれぞれ設けられた図示しない可変抵抗器によって、その増幅度が調整され、この調整された出力電圧が比較器33の一対の入力端子にそれぞれ入力される。
【0027】
比較器33は、例えば差動増幅回路によって構成され、増幅器32a、32bから入力される電圧差に対応した出力電圧を絶対値回路34に出力する。絶対値回路34は、比較器33で比較された電圧差を全てプラスの電圧値に変換して指示計26に出力して、電圧差に対応した指示をさせる。
【0028】
図5は、回転子11が軸方向に変位した場合の上記処理回路25の各部の電圧波形の一例を示し、(a)が増幅器32aの出力電圧(Va)波形、(b)が増幅器32bの出力電圧(Vb)波形、(c)が比較器33の出力電圧(Vc)波形、(d)が絶対値回路34の出力電圧(Vd)波形を示している。この(d)の出力電圧(Vd)波形が、例えば指示計26に出力される。なお、図5の波形Viは、検出コイル21a+21bの出力電圧を示している。
【0029】
次に、上記処理回路25によるゼロ点調整方法について説明する。先ず、軸受耗監視装置18が設置され得るキャンドモータ1の、固定子10に回転子11を組み付ける。この組み付けは、回転子軸9に固定されているスラストワッシャ19a、19bと、このスラストワッシャ19a、19bに対向する軸受12、13の端面12a、13aとを、同一の間隔(例えば1mm)に設定しつつ組み付けることによって行われ、この組付位置がメカニカルセンタとなる。
【0030】
回転子11と固定子10が組み付けられたら、キャンドモータ1及び軸受耗監視装置18に電源を供給して、キャンドモータ1を作動させると共に処理回路25を動作可能な状態とする。そして、メカニカルセンタにおいて、上記増幅器32a、32bの出力電圧Va、Vbを測定し、例えば増幅器32aの出力電圧Vaが増幅器32bに対して高い場合は、増幅器32aの可変抵抗器を調整して出力電圧Vaを下げるか、あるいは増幅器32bの可変抵抗器を調整して増幅器32bの出力電圧Vbを上げ、増幅器32a、32bの出力電圧Va、Vbを一致させる。
【0031】
そして、この両出力電圧Va、Vbが一致した点を軸受耗監視装置18の軸方向のゼロ点とし、例えば可変抵抗器をロックする。これにより、軸受耗監視装置18の軸方向のゼロ点が固定子10と回転子11の実際のセンタ(メカニカルセンタ)と一致する。このようにして調整した、軸受耗監視装置18における検出コイル21a〜21dの出力電圧特性を図6に示す。この図6からも明らかなように、メカニカルセンタとマグネットセンタを一致させることができて、以後の軸受12、13の軸方向の耗が高精度に検出される。
【0032】
このように上記実施例のゼロ点調整方法によれば、処理回路25の増幅器32a、32bの増幅度を調整することにより、検出コイル21a〜21dの出力電圧を一致させてゼロ点とすることができるため、メカニカルセンタとマグネットセンタがズレた状態のまま軸受12、13の摩耗を検出することがなくなり、キャンドモータ1の使用による軸受12、13の軸方向の摩耗を回転子11の変位として高精度に検出することができる。その結果、キャンドモータ1の軸受摩耗によるメンテナンス時期をより的確に見極めることができ、特に、軸封部がなく外部から軸振れ(摩耗状態)が観察できないキャンドモータ1において大きな効果が期待できる。
【0033】
また、軸受耗監視装置18が検出コイル21a〜21d及び検出コイル20a〜20dの検出信号により、軸方向の耗と半径方向の耗を同時に検出することができるため、従来のように半径方向の耗のみを検出する場合に比較して、指向性のない軸受12、13の耗を検出することができる。さらに、増幅器32a、32bのレベル調整も可変抵抗器の回転調整によって行うことができるため、ゼロ点調整作業を容易に行うことが可能になる。
【0034】
またさらに、処理回路25に、可変抵抗器によって増幅度が調整され得る例えばオペアンプ等の部品を使用することができて、処理回路25を複雑化させることがなくなると共に、比較器33の出力を絶対値回路34によって全てプラス電圧にして出力するため、指示計26の構成を簡略化し得る等、軸受耗監視装置18を安価に構成することができる。
【0035】
なお、上記実施例においては、増幅器32a、32bの出力電圧Va、Vbを差動増幅回路からなる比較器33で比較したが、本発明はこれに限定されるものでもなく、差動増幅回路の代わりに、例えば単なる比較器を使用したり、減算回路と加算回路をミックスした比較回路を使用することもできる。また、上記実施例においては、増幅器32a、32bの増幅度を調整することにより検出コイル21a〜21dの出力電圧を一致させてゼロ点としてが、例えば増幅器32a、32bの増幅度は一定で、調整電圧により増幅器32a、32bの出力電圧を平行移動させて一致させるようにしても良い。
【0036】
また、上記実施例においては、増幅器32a、32bの前段に整流回路31a、31bを設ける場合について説明したが、この整流回路31a、31bは必ずしも必要ではなく省略することもできる。さらに、上記実施例においては、軸受耗監視装置をキャンドモータ1に使用した場合について説明したが、他の一般的な誘導モータで軸受の耗状態を精度良く監視する必要がある各種モータに使用することもできる。また、上記実施例におけるキャンドモータ1の具体的構成等は一例であって、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であることはいうまでもない。
【0037】
【発明の効果】
以上詳述したように、請求項の発明によれば、マグネットセンタとしての軸受摩耗監視装置のゼロ点を、固定子と回転子の軸方向の中心位置(メカニカルセンタ)に容易に一致させることができて、モータの軸受の軸方向の摩耗を高精度に検出することができ、そのメンテナンス時期を的確に見極めることができる。また、増幅器の例えば増幅度を可変抵抗器で調整すること等により、各検出コイルの出力を同一レベルに設定できて、ゼロ点の調整作業を容易に行うことができる。
【0039】
また、請求項記載の発明によれば、軸方向の摩耗を比較手段の出力により指示計に指示させることができて、例えば比較手段の出力を絶対値処理することにより指示計の構成が簡略化されると共に、指示計の指示でモータのメンテナンス時期を容易に把握することができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる軸方向ゼロ点調整装置を使用したキャンドモータの概略内部構造図
【図2】同その検出コイルの設置方法を示す斜視図
【図3】同検出コイルの設置位置を示す説明図
【図4】同処理回路のブロック図
【図5】同処理回路の各部の電圧波形図
【図6】同ゼロ点を調整した後のスラスト変化量に対する検出コイルの出力電圧の特性図
【図7】同ゼロ点の調整前のスラスト変化量に対する検出コイルの出力電圧の特性図
【図8】従来の軸受耗監視装置の固定子への検出コイルの設置を示す説明図
【図9】同その検出回路の説明図
【符号の説明】
1 キャンドモータ
2 ポンプ部
3 モータ部
9 回転子軸
10 固定子
11 回転子
12 軸受
12a 端面
13 軸受
13a 端面
18 軸受耗監視装置
19a、19b スラストワッシャ
20a〜20d 検出コイル
21a〜21d 検出コイル
25 処理回路
26 指示計
31a、31b 整流回路
32a、32b 増幅器
33 比較器
34 絶対値回路

Claims (2)

  1. 固定子の長手方向両端にそれぞれ設置された検出コイルの出力信号に基づいて、回転子の変位から回転子を支承する軸受の軸方向の摩耗を監視すべくモータに配設されたモータの軸受摩耗監視装置において、
    前記検出コイルからの出力信号のレベルをそれぞれ調整し得るレベル調整手段を設け、該レベル調整手段が増幅器を有し該増幅器の出力が比較手段によって比較され、前記検出コイルからの出力信号を同一レベルに設定することによって、軸方向ゼロ点を回転子と固定子の中心位置に対応させることを特徴とするモータの軸受摩耗監視装置
  2. 前記比較手段の出力によって前記軸受の軸方向の摩耗状態が指示計に指示されることを特徴とする請求項記載のモータの軸受摩耗監視装置
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