JP3637468B2 - プリンタの駆動装置及びプリンタ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、多階調記録が可能なプリンタに関し、コンピュータ等からの階調画像データを記録するハードコピー装置として利用できる多階調記録が可能なプリンタの駆動装置及びプリンタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、2値の階調データによって記録を行うプリンタでは、記録用のヘッドに設けられた複数の各記録素子で2値データに応じて、ON、OFFの記録を行っていた。例えば、インクジェットプリンタでは、複数の噴出ノズルを有するプリントヘッドで各ノズルが1回噴射を行う分の画像データを毎回ヘッドの駆動ICへ転送し、この転送された画像データによりインク噴射を行い画像形成を行っていた。
【0003】
近年、各種プリンタで階調記録が行われるようになり、インクジェットプリンタにおいても他のプリンタと同様に行われるようになった。階調記録の例として、誤差拡散法を利用したインクジェットプリンタが知られている。このインクジェットプリンタでは、中間調の濃度を出力する際に1ドットを構成するインク滴の濃度は固定されていて、複数の画素に対応した面積に対して噴射するインク滴の数を変化させて、ある広がりのある領域のドットの数を変化させ、中間調に近似させている。
【0004】
一方では誤差拡散法を利用しないプリンタも知られている。この方法によれば噴射時のドットの大きさを変えるのと同等の効果がある。この階調記録の場合、1画素のデータを複数ビットで構成し、1回のインク噴射分、つまり1ビットずつの信号を複数ノズル分だけヘッドへシリアル転送するという従来の2値の階調データによる記録と同様の動作でインク噴射を行い画像形成を行っていた。
【0005】
例えば特公平4−31220には、熱転写プリンタで、複数ビットの階調データを1ビットに変換した後、つまり、1回の記録相当のデータに変換したのち、シリアルにレジスタ、ラッチに転送を行うことが記載されている。また、特公平4−74906には、複数ビットの階調データをシリアルデータに変換し、シリアルに転送された1画素分のデータからパルス個数の異なったパルスを発生する装置が記載されている。
【0006】
しかしながら、特公平4−31220や特公平4−74906は画像データをヘッドへシリアル、すなわち、1ビット単位で転送しているので、2値の画像データを記録する場合よりも記録に長時間を要する。例えば16階調での階調記録を行う場合、階調記録でない場合に比較して、ヘッドへの信号の転送で16倍の時間を要してしまう。階調データの記録は、1画素に関して2値での記録と同様の記録動作を複数回繰り返して実行される。階調データをシリアルでヘッドに転送する場合は、例えば1クロック当たりでは、複数回の記録動作のうちの1回分の駆動信号しかヘッドへ転送できない。
【0007】
従って、階調記録で画像データをヘッドへシリアルで転送すると1画素の記録を終了するのに少なくとも階調数分のクロックが必要であるから、1クロックで1画素の記録を終了してしまう2値での記録に対して、信号の転送さらにはこれに伴う記録速度の低下という大きな問題を生じてしまう。
【0008】
そこで、多階調プリンタで画像データをヘッドへシリアル転送する構成では、記録速度の低下を解決する為には、転送周波数をあげてヘッドの記録動作を高速にする構成も考えられる。
【0009】
しかしながら、特にヘッドをキャリッジに搭載し、主走査方向に走査させて記録を行う方式のインクジェットプリンタ等においては別な問題が生じる。インクジェットプリンタ等では、キャリッジはヘッドとヘッドのドライバーを搭載して移動する。キャリッジの移動幅は記録材料の寸法に応じたもので、A4サイズの記録紙に記録するインクジェットプリンタでは20cm以上にもなるため、キャリッジと制御基板間は平行ケーブル等の長い可撓性のケーブルで接続されている。インクジェットプリンタ等の如く長い可撓性のケーブルでキャリッジと制御基板間を接続して階調データである高周波のデータ転送を行うのは、ケーブルでノイズが発生することが考えられ、電波障害等の点からも適当ではない。
【0010】
また、より高画質な画像を出力しうる多階調プリンタを提供しようとすれば、階調数が増加するのでデータ数が増大し、ヘッドの駆動周波数は益々大きくなり、制御が困難になる。
【0011】
以上のように、多階調プリンタの高速化は困難である。さらに仮に多階調プリンタの高速化が実現されたとしても下記のような問題が予見される。
【0012】
出力画像の階調をインク噴出数により制御するインクジェットプリンタでは、一画素を示す数発分の噴出されたインク滴は連続して噴出される。従って数発のインク滴が紙面上のほぼ同じ位置に重なり合って付着する。重なり部分の多少は記録紙などの記録媒体とノズルが相対移動する際の移動速度及び、時間当たりのインク滴の噴出数に従って変動する。
【0013】
階調数を増やすには、一画素当たりに噴出するインク滴数も増加していく。一画素当たりに噴出するインク滴数が増加すればインク滴同士が互いにオーバーラップした重なり部分が多くなってしまう。誤差拡散法を適用したインクジェットプリンタのように一画素を一発のインク滴で記録するインクジェットプリンタであれば重なり部分を発生させないことが簡単に実現できる。しかしながら出力画像の階調をインク噴出数により制御するインクジェットプリンタでは、階調数を増やそうとしてインク滴数を増やしても、結局は重なり部分が多くなってしまい階調変化がとりにくくなってしまう。
【0014】
この傾向はインクジェット用途に準備されたインクジェット用の光沢紙などの専用紙ではさらに顕著に現れる。これらの専用紙はインクが紙の繊維にしみ込んでにじみドットが広がって画質が低下する事を防止する目的でコーティングが施されている。ところが画像の階調をインク噴出数により制御しようとする場合は、インクの吸湿性が高いと、付着したインク滴は紙にしみ込んで広い面積を着色する。このためインク滴の重なり部分が増えても重なりあわない部分の面積の比率が高くなり、若干の階調変化がとれる。しかしながら専用紙に付着したインク滴は紙にしみ込まず、かつ表面張力により互いに一滴に纏まってしまうので付着したインク滴に応じた面積の変化が小さくなり、階調変化が大変取りにくいという問題が生じる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
本願発明は、このような問題を解決するものであり、階調情報を有する複数ビットである並列データからなる画像データによる階調記録を行なうことで、ヘッドドライバーの駆動周波数を上げずに高速に階調記録を行う多階調プリンタの駆動装置と多階調プリンタを提供し、あわせてこのプリンタとプリンタの駆動部で複数のドットで一画素を記録する際にドットの重なりあいを防止して正確な階調変化をとれるようにするものである。
【0016】
特にインクジェットプリンタではインク滴を一画素に噴出する際にインク滴の重なりあいを防止し正確な階調変化を取れるようにするものである。
【0017】
また、ヘッド部において階調を持った並列データをインク滴噴出数に変換し、階調記録を得るようにしたものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】
上記の目的は次のような手段により達成される。即ち、1画素あたりが階調を示す複数ビットで構成され、該複数ビットのデータが並列に入力されて1画素ごとに画データを順次記憶し、所定数の画データを記憶した後に、記憶した画データを並列に出力する第1の記憶手段と、該第1の記憶手段の出力のそれぞれに対応して設けられ、かつ該第1の記憶手段の各画データ , 異なる波形を有する複数の信号を発生する波形作成部で発生されたそれぞれの信号とを論理積し、各々の論理積された結果を論理和した画素内位置情報信号を出力する位置情報信号出力手段と、各位置情報信号出力手段に対応して設けられ、かつ前記画素内位置情報信号に基づき駆動される記録手段を有する事を特徴とするプリンタの駆動装置によれば、階調情報を持った並列データを並列データのままヘッドドライバーに転送し、処理するため、階調記録を高速に行えるようになった。また階調を持った並列データに応じて位置情報信号出力手段で記録画素内での記録位置が振り分けられたシリアル、即ち1ビットの間欠したデータに変換することで、記録手段で記録するデータに変換し、階調記録を行うので階調記録を高速に行える。
【0019】
加えて階調を表現する複数のビットは常に格子点または目標位置に対して振り分けられて記録される。このため、各画素で重なり合いを防止して正確に階調変化をとることが行えるようになった。また、各画素での記録位置が振り分けられるので複数の画素を記録したさいの出力画像に縞状のノイズが現れることもない。
【0020】
また、このプリンタの駆動装置で、位置情報信号手段の出力を選択し、前記記録手段のうち所望の記録手段により記録を行わせるための選択手段とを有するようにすると、記録手段を選択的に用いて記録を行うことができる。この構成により、各ノズルの記録特性がばらついていて異なった場合に、全記録手段をそのまま使用する事に起因して画像に生じるスジムラ等を防ぐことができる。特に記録手段に複数のノズルを備えたインクジェットプリンタの駆動装置では、ノズルを選択的に用いて記録すればノズルの噴射特性に起因するスジムラ等を防ぐ事ができる。
【0021】
これらのプリンタの駆動装置では、前記画素内位置情報信号は各画素の中央から複数のドットを記録位置が対称形となるように主走査方向に振り分けた位置に記録する情報の信号であるようにしてもよい。
【0022】
また、上記の目的は次のような手段によっても達成される。即ち、1画素あたりが階調を示す複数ビットで構成され、該複数ビットのデータが並列に入力されて1画素ごとに画データを順次記憶し、所定数の画データを記憶した後に、記憶した画データを並列に出力する第1の記憶手段と、該第1の記憶手段の出力のそれぞれに対応して設けられ、かつ該第1の記憶手段の各画データ , 異なる波形を有する複数の信号を発生する波形作成部で発生されたそれぞれの信号とを論理積し、各々の論理積された結果を論理和した画素内位置情報信号を出力する位置情報信号出力手段と、各位置情報信号出力手段に対応して設けられ、かつ前記画素内位置情報信号に基づき駆動される記録手段と、前記第1の記憶手段、前記位置情報信号出力手段、前記記録手段を備えていて記録時に移動可能に保持されるキャリッジと、該キャリッジとプリンタ本体に備えた基板との間でデータを転送し、可撓性を有していて該キャリッジの移動に追従するデータ転送手段を有する事を特徴とするプリンタによれば、階調情報を持った並列データを並列データのままヘッドドライバーに転送し、処理するため、階調記録を高速に行えるようになった。また階調を持った並列データに応じて位置情報信号出力手段で記録画素内での記録位置が振り分けられたシリアル、即ち1ビットの間欠したデータに変換することで、記録手段で記録するデータに変換し、階調記録を行うので階調記録を高速に行える。
【0023】
加えて階調を表現する複数のビットは常に格子点または目標位置に対して振り分けられて記録される。このため、各画素で重なり合いを防止して階調変化をとることが行えるようになった。また、各画素での記録位置が振り分けられるので複数の画素を記録したさいの出力画像に縞状のノイズが現れることもない。
【0024】
また、このプリンタで、位置情報信号手段の出力を選択し、前記記録手段のうち所望の記録手段により記録を行わせるための選択手段とを有するようにすると、記録手段を選択的に用いて記録を行うことができる。この構成により、各ノズルの記録特性がばらついていて異なった場合に、全記録手段をそのまま使用する事に起因して画像に生じるスジムラ等を防ぐことができる。特に記録手段に複数のノズルを備えたインクジェットプリンタの駆動装置では、ノズルを選択的に用いて記録すればノズルの噴射特性に起因するスジムラ等を防ぐ事ができる。
【0025】
これらのプリンタでは、前記画素内位置情報信号は各画素の中央から複数のドットを記録位置が対称形となるように主走査方向に振り分けた位置に記録する情報の信号であるようにしてもよい。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を図1から図7により、インクジェットプリンタを例に説明する。
【0027】
図1はインクジェットプリンタ1の主要部を示す斜視図である。
【0028】
キャリッジ2はヘッド17とヘッドドライバー16を納めた樹脂性のケースである。キャリッジ2に納めたヘッドドライバー16はICで構成してあり、キャリッジ2から引き出されたフレキシブルケーブル5で制御基板9と接続されている。
【0029】
キャリッジ2はキャリッジ駆動機構6によって図中矢印Xで示した主走査方向に往復移動される。キャリッジ駆動機構6は、モータ6a、プーリ6b、歯付きベルト6c、ガイドレール6dを含んで構成されていて、キャリッジ2は歯付きベルト6cに固着されている。
【0030】
モータ6aによりプーリ6bが回転すると、歯付きベルト6cに固着されたキャリッジ2は図中矢印Xの方向に沿って移動させられる。ガイドレール6dは互いに平行な2本の丸棒で、かつキャリッジ2の挿通穴を貫通していてキャリッジ2が滑走するようにした。このため歯付きベルト6cはキャリッジ2の自重では撓まないし、キャリッジ2の往復移動の方向は一直線上となる。モータ6aの回転方向を逆転すればキャリッジ2が移動する向きを変更できるし、回転数を変更すればキャリッジ2の移動速度を変更することもできる。
【0031】
インクカートリッジ4は内部にインクタンクを有している。インクタンクのインク供給口はインクカートリッジ4をキャリッジ2にセットしてインク供給パイプと接続されると開口し、接続が解除されると閉鎖され、ヘッド17にインクが供給される。キャリッジ2にはインクカートリッジ4の取り付け部が設けてあり、噴射用のY、M、C、Kの各色のインクを納めたインクカートリッジを着脱できるようになっている。本実施の形態では4色のうちK(黒)のインクタンクだけを別のカートリッジに納め、他の3色のインクタンクは一つのカートリッジに納めた。
【0032】
フレキシブルケーブル5は本発明のデータ転送手段に係り、可撓性を有するフィルムに、データ信号線、電源線等を含む配線パターンをプリントしたもので、キャリッジ2と制御基板9との間でデータを転送し、キャリッジ2の移動に追従する。
【0033】
エンコーダ7は樹脂の透明なフィルムに所定の間隔で目盛りをつけたもので、この目盛りをキャリッジ2に設けた光センサにより検出して、キャリッジ2の移動速度を検知する。
【0034】
紙搬送機構8は図中矢印Yで示した副走査方向に記録紙Pを搬送させる機構で、搬送モータ8a、搬送ローラー対8b、8cを含んで構成される。搬送ローラー対8bと搬送ローラー対8cは搬送モータ8aにより駆動されて、図示せぬギア列によって略等しいが搬送ローラー対8cが極わずかに速い周速で回転するローラー対である。記録紙Pは給紙機構(図示せず)から送り出されてから一定速度で回転させられている搬送ローラー対8bに挟持され、給紙ガイド(図示せず)によって副走査方向に搬送の向きを修正させられたうえで搬送ローラー対8cに挟持されて搬送される。搬送ローラー対8cの周速は搬送ローラー対8bよりも極わずか速いので、記録紙Pは弛みを発生させずに記録部を通過する。また記録紙Pが副走査方向に移動する速度は一定の速度に設定する。
【0035】
このようにして記録紙Pを副走査方向に一定速度で移動させつつ、キャリッジ2を主走査方向に一定速度で移動させ、ヘッド17から噴出したインクを付着させて着色し記録紙Pの片面の所定範囲に画像を記録する。
【0036】
図2はインクジェットプリンタ1の回路ブロック図である。
【0037】
制御基板9はインクジェットプリンタ1全体の制御を行うCPU11が実装され、先に説明したとおりフレキシブルケーブル5によってキャリッジ2のヘッドドライバー16と接続されている。
【0038】
ページメモリ12は、インクジェットプリンタ1自体を周辺機器として利用するパーソナルコンピュータ等から受け取った画像データを記憶する。ページメモリ12の記憶容量は、パーソナルコンピュータ等の扱う階調画像データのビット数、ドット数、信号の転送速度、CPUの処理速度等によって決めればよい。
【0039】
本発明にかかる多階調プリンタの駆動装置を用いれば大変高速な記録が可能であるから、シリアルインターフェースを利用しないで、画像データ転送を早める目的でパラレルインターフェースのSCSI(14a)とIEEE1284(14b)を利用できるようにした。
【0040】
ラインメモリ13a、bは本発明の第3の記憶手段に係り、記録紙Pに記録する際に主走査方向に一列に並べて記録される各画素の画像データを記憶するラインメモリとして使用していて、各画像データは数ビットの階調データでページメモリ12から転送される。本実施例では8ビット処理のラインメモリ13a、bを2個パラレルに使用しているが、16ビット処理の一つのラインメモリで構成してもよい。ページメモリ12からのデータ信号線は16ビットで、各ラインメモリ13に8ビットずつ分岐している。ラインメモリ13a、bの画像データはフレキシブルケーブル5を介してヘッドドライバー16に転送される。
【0041】
ヘッドドライバー16a〜dはICで構成され、各色毎に1個設けられている。各ICはそれぞれ128ビット×4の本発明の第1の記憶手段に係るシフトレジスタに接続され、ラインメモリ13a、bからの画像データは一旦このシフトレジスタに格納される。尚、ヘッドドライバー16は一色当たり複数個としてもよいし、一個のICに4色分のドライバーをパッケージすればより小型化が可能となる。ヘッドドライバー16は4ビットのデータ信号線を有し、この信号線によってヘッドドライバー16をシリアルに接続すると前段のシフトレジスタに格納しきれなかった画像データは後段のシフトレジスタに格納されるように構成できる。
【0042】
本発明の記録手段に係る4色のヘッド17Y、M、C、Kは、それぞれが128個のノズルを持ち、各ヘッドを構成するノズルは複数のラインを同時に記録できるように副走査方向に並べて配置されている。なお本実施の形態のヘッドドライバー16とヘッド17の組み合わせは、本発明の多階調プリンタの駆動装置の実施の形態の一例である。
【0043】
本実施の形態では、イエローの画像データはラインメモリ13aから4ビットのデータ信号線でヘッドドライバー16aへ転送される。そしてヘッドドライバー16aに転送されたイエローの128個の画像データは並列的に処理されて、ヘッド17Yによる記録が実行される。以下同様にマゼンタの画像データはラインメモリ13aからヘッドドライバー16bへ転送されヘッド17Mで記録が実行される。シアンはラインメモリ13bからヘッドドライバー16cに転送されてヘッド17Cによる記録が実行され、ブラックはラインメモリ13bからヘッドドライバー16eに転送されてヘッド17Kによる記録が実行される。ヘッドドライバー16の詳しい動作は後述する。
【0044】
ANDゲート22は、エンコーダ7の検出した情報を基にキャリッジ2が一往復移動を開始して往路上で所定の位置に達した時点で、インク噴射を開始させるためのTRGIN信号をヘッドドライバー16に出力する。ヘッドドライバー16はこのTRGIN信号を受けて駆動信号を送出し、ヘッド17によるインクの噴射を行う。
【0045】
ヘッドドライバー16は128ビットのデータ信号線によってヘッド17の各ノズルに設けられた電気機械変換素子に駆動信号を供給し、この駆動信号を受けて電気機械変換素子が変形することによりヘッド内のインクが噴射される。尚、電気機械変換素子としては種々のものがあるが、本実施の形態ではピエゾ素子を例に説明する。
【0046】
一般にインクジェットプリンタはノズルより駆動信号に応じて液滴が噴出され、記録が行われる。順次インク滴は記録紙P上に記録され、液滴数に応じた面積の記録が可能となり、階調記録が行える。
【0047】
また、環境条件が一定であればピエゾ素子の駆動電圧を高めることでノズルヘッド17から噴射された液滴の速度は高めることができる。逆にインクジェットプリンタ1の周辺の環境に応じて異なる波形の駆動信号を用いることで、安定した画質を得ることができる。本実施の形態ではサーミスタ19でヘッド17近辺の温度を測定し、測定した温度に応じて波形を変更する構成とした。この構成により、温度によりインク粘度が変化した場合でも、これに対応してヘッドを駆動することができる。なお、湿度条件等も駆動信号の波形を変更する為のパラメータにすればより好ましい。
【0048】
駆動信号の波形は、環境によって波形を変えることで高品位な出力画像が得られるので、駆動信号の様々な波形を駆動波形発生回路15内のSRAM(図示せず)にディジタルデータとして,CPU11から転送して記憶してある。このSRAMは、FIFO等を用いて構成できる。
【0049】
このSRAMに記憶する本実施の形態の波形データは、色当たり4ビット16階調のデータを出力するので、駆動波形発生回路15内のSRAMに記憶したデータは基本波形の振幅を16回くりかえす波形をディジタルデータ化したものである。印画開始直前には、CPU11は、サーミスタ19で検出した温度条件により最適な印加電圧が加わるようにSRAMへ波形データの内容を転送し、適宜波形データを書き換える。CPU11には温度条件毎の波形データを幾つか用意しておくか、またはその都度検出した温度に対応した温度変数から波形データを算出するかしておく。駆動波形発生回路15内では、この駆動信号の波形データをD/A変換によりアナログの波形に復調、増幅し、ヘッドドライバー16へ出力する。
【0050】
次に図3のヘッドドライバーのブロック図によって説明する。本実施の形態のヘッドドライバー16は、本発明の第1の記憶手段の一例であるシフトレジスタ31、本発明の第2の記憶手段の一例であるラッチ32、本発明の位置情報信号出力手段の一例である階調制御ブロック33、本発明の選択手段の一例である選択ゲート34、レベルシフタ35、ドライバ36、ロジック部37等を含んで構成される。本実施の形態では1画素あたり16階調からなる画像データを処理するために、ヘッドドライバー16を構成する各手段は4ビットに対応する構成となっている。
【0051】
ラインメモリ13から1画素が複数ビット、ここでは4ビットからなる階調画像データが、画素単位でシリアルにヘッドドライバー16へ転送されてくる。図3では、第一番目の4bitの画素データDAT0、DAT1、DAT2、DAT3が4ビットのデータ信号線を転送されている状態を示した。
【0052】
シフトレジスタ31はノズルヘッド17での1回の噴射に相当する数の画素の画像データを記憶できる容量を持っている。本実施の形態では副走査方向に並んだ128画素分の画像データを記憶する。キャリッジ2が記録に適した位置に達すると、制御回路23はLOAD信号を出力し、ラッチ32はこのLOAD信号を受けるとシフトレジスタ31から並列に出力された画像データをラッチする。
【0053】
このように、ノズル数128×4ビットの画像データを4ビット単位で並列に転送することにより、データ転送、ひいては記録ヘッドの駆動時間を1/16に削減できる。この削減効果は、階調数である1画素当たりに噴射するインク滴の数が増加するのに伴いより大きくなる。
【0054】
階調制御ブロック33はラッチ32がラッチした画像データに対応した駆動制御信号を出力する。階調制御ブロック33はラッチの出力に対応した複数のロジック部37を備えている。それぞれのロジック部37は例えば図7に示した構成を備えていて、画像データの階調値に応じて図4に示した駆動制御信号を出力する。
【0055】
次に図4から図7を用いてロジック部37の動作を説明する。図4はロジック部37の出力する駆動制御信号を説明するタイミングチャートである。図5及び図6はロジック部37の動作を説明するタイミングチャートである。図7はロジック部37の構成の一例を示すブロック図である。
【0056】
WID波形作成部37bは図5にしめす波形WID0からWID3を作成して、アンド回路37cから37fの入力端子の一方に波形WID0からWID3をそれぞれ一つずつ出力する。
【0057】
マトリクス37aはラッチ32の出力である画像データに対応してアンド回路37cから37fの入力端子の他方にHiレベルの信号を出力する。これにより、画像データの濃度値に対応して波形WID0からWID3が適宜選択される。
【0058】
OR回路37gはマトリクス37aとアンド回路37cから37fにより選択された波形WID0からWID3を合成した波形(図6参照)を出力する。
【0059】
フリップフロップ37hはクロック信号CLOCKの立ち下がりでOR回路37gの同期出力を作成する。図6に示したようにラッチ32の出力した画像データが0階調の場合は波形WID0からWID3は選択されず、OR回路37gの出力はLowレベルのままに遷移する。画像データが1階調の場合は波形WID0だけが選択されて4発目のクロック信号CLOCKの立ち下がりに同期して1クロック信号CLOCK分Hiレベルを出力し、他の期間はLowレベルを出力する。さらにもう一例画像データが4階調の場合はOR回路37gの出力は波形WID1とWID2が選択された出力であるから、1、3、5、7発目のクロック信号CLOCKの立ち下がりに同期してHiレベルを出力し、2、4、6、8発目のクロック信号CLOCKの立ち下がりに同期してLowレベルを出力する。
【0060】
この階調制御ブロック33により、複数ビットの並列データをシリアルデータである1ビットの間欠したデータに変換する。
【0061】
図3に再度戻って説明する。選択ゲート34は本発明の選択手段に係り、ヘッド17の各ノズルを奇数番目、偶数番目の2組に分けて、順次駆動する為の切替えを行う。選択ゲート34はアンドゲートを128個パラレルにして、入力端子の一方に各階調制御ブロック33の出力端子を接続し、他方の入力端子は制御回路に接続してある。X、Yは記録を行うヘッド17のノズルを選択的に用いるための選択信号であり、制御回路23より出力される。本実施の形態では、選択信号X、Yを用いて記録手段を奇数番目、偶数番目の2組に分けて、交互に駆動、つまり噴射する。この駆動法により1画素分、つまり最大で16個のインク滴を打つ毎に、隣のノズルよりインク噴射が行われる。これは、各ノズルにより噴射特性が異なる場合、全てのノズルを連続して使用すると画像にスジムラ等が生じることを考慮するもので、前述のような交互に噴射させる駆動方式によりスジムラ等を抑制することができる。この例では、奇数、偶数の2組としたが、2組以上にノズルヘッド17を分けてもよい。
【0062】
レベルシフタ35は選択ゲートの出力である駆動信号をピエゾの駆動に必要な0から電源電圧迄にレベルシフトする。
【0063】
レベルシフタ35の出力がHiの状態のとき、ドライバ36より駆動信号が出力される。一方レベルシフタ35の出力がLowの状態になると駆動信号が出力されない。
【0064】
ドライバ36の出力端子は、ヘッド17の対応した各ノズルのピエゾ素子に接続され、ドライバ36より駆動信号が与えられると、接続されたノズルのピエゾ素子によりインクを噴出し、駆動信号が与えられない場合は、この端子に接続されたノズルのピエゾ素子によるインクの噴出は行われない。
【0065】
図4は、全8階調の噴射を行う駆動信号の発生を説明するタイミングチャートである。
【0066】
リセット信号RSTによって階調制御ブロック33はリセットされて、ラッチ32の画像データに応じた駆動制御信号を出力する。図には0階調から7階調までの各階調での駆動制御信号をしめしてあり、一画素に対してこれらの駆動制御信号から選択された一つの波形が階調制御ブロック33から出力される。
【0067】
8階調の出力画像であれば画素当たりのインク滴の噴出数は、0発から7発になる。クロック信号CLOCKの8周期分を考えると、Lowレベルの状態は7回現れる。従って本実施の形態では、1階調の出力で1発のインク滴を噴出する際には、7回のLowレベルの丁度中間である4回目のLowレベルに同期してインクが噴出されるように、4発目のクロック信号CLOCKの立ち下がりに同期して駆動制御信号を出力するようにした。また4階調の際は4回インク滴を噴出するのに、噴出動作と非噴出動作が交互に現れるように、1、3、5、7発目のクロック信号CLOCKの立ち下がりに同期して駆動制御信号を出力するようにした。また5階調以上最大濃度未満では、連続してインク滴を噴出する期間が生じてしまうが、非噴出期間が連続しないようにしてある。
【0068】
また駆動制御信号のHiレベルの状態が、図上で左右対称になるようにした。即ち1画素分のクロック信号CLOCKのクロック数の丁度半分のタイミングに同期して1階調の時の駆動制御信号を出力し、2階調以上では、丁度半分のタイミングに同期したクロック信号CLOCKから同じクロック数を増減したタイミングで駆動制御信号がHiレベルになるようにした。
【0069】
階調制御ブロック33の出力がHiであれば、選択ゲート34、ひいてはレベルシフタ35はHiであるから、ドライバ36から駆動信号が出力される。そして、ヘッド17はインクを噴出して記録紙Pに記録することとなる。クロック信号CLOCKが8発に至ると、再度リセット信号RSTによって階調制御ブロック33がリセットされて、次の画素の出力に移る。
【0070】
次に図8と図9を用いて本実施の形態のヘッドドライバー16を備えるインクジェットプリンタの出力画像と従来のインクジェットプリンタの出力画像との差を比較して説明する。
【0071】
図8は従来のインクジェットプリンタの出力した1画素と、ヘッドドライバー16を備えるインクジェットプリンタの出力した1画素を拡大して並べた状態の概念図である。図9は図8で用いたものよりもそれぞれ一発当たりのインク量が少ない従来のインクジェットプリンタの出力した1画素と、ヘッドドライバー16を備えるインクジェットプリンタの出力した1画素を拡大して並べた状態の概念図である。
【0072】
従来のインクジェットプリンタではインク噴出のタイミングが連続し出力されるので図8(a)のように、主走査方向の記録開始端側から順次インク滴が重なり合って記録紙に付着する。図には2階調から6階調までの概念を示してある。またd1からd6はそれぞれの画素での1ドット目から6ドット目までのインク滴を示した。インク滴に重なりあいが生じているのでインク噴出数を増やしても2発目以降のインク付着面積は一発目のインク付着面積の整数倍にはなっていない。
【0073】
これに対してヘッドドライバー16によって出力した図8(b)の画像では2階調から4階調まではインク滴が主走査方向に振り分けられているので互いに重なりあいが発生していない。従って出力画像のインク付着面積は一発目のインク付着面積の整数倍となっている。従って階調変化が極めて正確な出力画像がえられる。
【0074】
また図8(a)の例では、0階調の場合を除いて主走査方向の記録開始端側には必ずインクが付着している。従って、2次元画像を出力すると主走査方向と直交する方向(副走査方向)にスジムラが観察される。
【0075】
一方ヘッドドライバー16を用いれば、一発目は画素の中心に付着する分、副走査方向のスジムラが軽減される。
【0076】
図9は1ドット当たりのインクの噴出量を図8の例よりも少なくした場合の出力画像を示してある。図9(a)は従来のインクジェットプリンタの出力画像の例であり、図9(b)はヘッドドライバー16を用いたインクジェットプリンタの出力画像の例である。本発明はインクジェットプリンタの噴出するインク滴が細かい程に効果的である。また、光沢紙等のインクがしみ込みにくい記録媒体を用いた場合も出力画像のインク付着面積は一発目のインク付着面積の整数倍となって、階調変化が極めて正確な出力画像がえられる。
【0077】
以上は具体例であるが、ヘッド17よりこの各階調の駆動信号に応じた液滴が噴射され、階調記録が行われる。順次インク滴は記録紙Pに記録され、液滴数に応じた面積の記録が可能となり、階調記録が行われる。そしてシフトレジスタ31からラッチ32に次の画素の画像データがラッチされるとLOAD信号が再度立ち上がり、画像データの値とカウンタ値の比較結果に応じてリアルタイムにインクの液滴数に応じてHiレベルの期間が変化する駆動信号が出力されるのである。
【0078】
このように階調制御ブロック33でパラレル信号をシリアル信号に変換しているので、本発明の第1の記憶手段にかかるシフトレジスタ31、本発明の第2の記憶手段にかかるラッチ32とも4bitのパラレルデータを扱える構成をとることができ、制御基板9からヘッドドライバー16へ画像データをパラレルに転送する事が可能となったものである。
【0079】
ここで、図10を用いて、他の実施形態を説明する。
【0080】
図10は、図3で示したヘッドドライバーの変形例である。この図10は、図3における本発明の第2のメモリの一例であるラッチ32を省略して構成した例である。図3と同じ番号は同様の構成である。以下図3との相違する部分につき説明する。
【0081】
この図において、ヘッド17によるインク噴出動作を開始するにあたり、まず、CLKINに同期してDATA0〜DATA3が第1のメモリ(128ビット×4シフトレジスタ)に順次入力される。128個のレジスタに全て入力が終わった段階でCLKINの入力を停止し、レジスタの内容を固定する。
【0082】
この状態で、上記第1のメモリは、前述の第2のメモリと同じ状態になる。すなわち、各4ビットのレジスタは、階調制御ブロック33により濃度値に対応した駆動制御信号が選択ゲートへ入力される。
【0083】
レジスタ内のデータが階調制御ブロック33により、パラレル−シリアル変換を終了した段階で、この第1メモリへのデータ入力、つまりCLKINが解除され、次のデータが入力可能な状態となる。
【0084】
この例では、第1のメモリにデータ入力を行っている期間は、ヘッド17からインクの噴出はできないが、このデータ入力を行っている期間、つまり転送時間が、インク噴出期間に比較して充分短い場合は、第2のメモリを有しないでほぼ同じ効果を期待することができる。
【0085】
図11は本発明をラインヘッドを有するインクジェットプリンタ100に適用した例の主要部を示す斜視図である。
【0086】
ラインヘッド117は一色あたり128個のノズルを樹脂性の内ケース117Y、M、C、K中に主走査方向に沿って配列したものを、更に副走査方向に4個重ねて外ケース117a中に納めてある。同じく外ケース117a中に納めた本発明の多階調プリンタの駆動装置に係るヘッドドライバー16によって液滴の噴出動作を制御される。
【0087】
紙搬送機構8はインクジェットプリンタ1と同じく搬送モータ8a搬送ローラー対8b、搬送ローラー対8cによって記録紙Pを副走査方向に搬送する。その他の、制御基板9、IC化したヘッドドライバー16等の構成はインクジェットプリンタ1と同様である。インクジェットプリンタ100はインクジェットプリンタ1と同様にパーソナルコンピュータ等から転送された画像データをラインメモリ13に転送し、ラインメモリ13からは画素あたり4bitの階調で表現される画像データをフレキシブルケーブル5によって接続したヘッドドライバー16に転送する。そしてヘッドドライバー16はトリガーイン信号TRGINが入力されると、インクジェットプリンタ1のヘッドドライバー16と同様にノズルヘッド17からインクを噴出させて記録紙Pに記録を実行する。
【0088】
図12は本発明の多階調プリンタの駆動装置に係るヘッドドライバーの他の例の主要部を説明するブロック図である。
【0089】
ヘッドドライバー16の例では、一画素を構成する4bitの階調データが制御基板9から4bitのデータ信号線によって一画ずつ順次転送される例であった。これに対して、ヘッドドライバー116は128bitのデータ信号線によって、128画素の4bitの階調データの下位ビットから順次転送される例である。なお図3と同じ構成部材は同じ符号を付してある。
【0090】
ラインメモリ13から1画素が複数ビット、ここでは4ビットからなる階調画像データが、下位ビットから順次パラレルに転送されてくる。図12のブロック図では、第一番目の128bitの下位ビットデータDAT0〜DAT127が128ビットのデータ信号線を転送されている状態を示した。
【0091】
シフトレジスタ131はノズルヘッド17での1回の噴射に相当する数の画素の画像データを記憶できる容量を持っている。本実施の形態でも副走査方向に並んだ128画素分の画像データを記憶する。キャリッジ2が記録に適した位置に達すると、制御回路23はLOAD信号を出力し、ラッチ32はこのLOAD信号を受けると直ちにシフトレジスタ31から並列に出力された画像データをラッチする。
【0092】
そして、ラッチ32はヘッドドライバー16と同様に階調制御ブロック33に対して画像データを出力する。ヘッドドライバー116の他の動作はヘッドドライバー16と同様であるので、ここでは特に説明しない。ヘッドドライバー16は1画素当たりの階調分だけ転送速度を向上する例であったのに対して、本例のヘッドドライバー116は、ノズルヘッド17が有するノズルの数分だけ転送速度を向上させる例である。
【0093】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば階調情報を持った並列データを並列データのままヘッドドライバーに転送し、処理するため、階調記録を高速に行えるようになった。また階調を持った並列データに応じて位置情報信号出力手段で記録画素内での記録位置が振り分けられたシリアル、即ち1ビットの間欠したデータに変換することで、記録手段で記録するデータに変換し、階調記録を行うので階調記録を高速に行える。
【0094】
加えて階調を表現する複数のビットは常に格子点または目標位置に対して振り分けられて記録される。このため、各画素で重なり合いを防止して正確に階調変化をとることが行えるようになった。また、各画素での記録位置が振り分けられるので複数の画素を記録したさいの出力画像に縞状のノイズが現れることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】インクジェットプリンタ1の主要部を示す斜視図。
【図2】インクジェットプリンタ1の回路ブロック図。
【図3】ヘッドドライバーのブロック図。
【図4】ロジック部37の出力する駆動制御信号を説明するタイミングチャート。
【図5】ロジック部37の動作を説明するタイミングチャート。
【図6】ロジック部37の動作を説明するタイミングチャート
【図7】ロジック部37の構成の一例を示すブロック図。
【図8】従来のインクジェットプリンタの出力した1画素と、ヘッドドライバー16を備えるインクジェットプリンタの出力した1画素を拡大して並べた状態の概念図。
【図9】図8で用いたものよりもそれぞれ一発当たりのインク量が少ない従来のインクジェットプリンタの出力した1画素と、ヘッドドライバー16を備えるインクジェットプリンタの出力した1画素を拡大して並べた状態の概念図。
【図10】ヘッドドライバーのブロック図。
【図11】インクジェットプリンタ100の主要部を示す斜視図。
【図12】ヘッドドライバーのブロック図。
【符号の説明】
1 インクジェットプリンタ
2 キャリッジ
5 フレキシブルケーブル
7 エンコーダ
9 制御基板
11 CPU
12 ページメモリ
13 ラインメモリ
14 インターフェース
15 駆動波形発生回路
16 ヘッドドライバー
17 ヘッド
19 サーミスタ
23 制御回路
31 シフトレジスタ
32 ラッチ
33 階調制御ブロック
34 選択ゲート
35 レベルシフタ
36 ドライバ
37 ロジック部

Claims (13)

  1. 1画素あたりが階調を示す複数ビットで構成され、該複数ビットのデータが並列に入力されて1画素ごとに画データを順次記憶し、所定数の画データを記憶した後に、記憶した画データを並列に出力する第1の記憶手段と、
    該第1の記憶手段の出力のそれぞれに対応して設けられ、かつ該第1の記憶手段の各画データ , 異なる波形を有する複数の信号を発生する波形作成部で発生されたそれぞれの信号とを論理積し、各々の論理積された結果を論理和した画素内位置情報信号を出力する位置情報信号出力手段と、
    各位置情報信号出力手段に対応して設けられ、かつ前記画素内位置情報信号に基づき駆動される記録手段を有する事を特徴とするプリンタの駆動装置。
  2. 1画素あたりが階調を示す複数ビットで構成され、該複数ビットのデータが並列に入力されて1画素ごとに画データを順次記憶し、所定数の画データを記憶した後に、記憶した画データを並列に出力する第1の記憶手段と、
    該第1の記憶手段が並列に出力した画データをラッチして並列に出力する第2の記憶手段と、
    該第2の記憶手段の出力のそれぞれに対応して設けられ、かつ該第2の記憶手段の各画データ , 異なる波形を有する複数の信号を発生する波形作成部で発生されたそれぞれの信号とを論理積し、各々の論理積された結果を論理和した画素内位置情報信号を出力する位置情報信号出力手段と、
    各位置情報信号出力手段に対応して設けられ、かつ前記画素内位置情報信号に基づき駆動される記録手段を有する事を特徴とするプリンタの駆動装置。
  3. 1画素あたりが階調を示す複数ビットで構成され、複数画素のデータが該複数ビットの下位ビットまたは上位ビットから順に並列に入力されて画素を順次記憶し、所定数の画データを記憶した後に、記憶した画データを並列に出力する第1の記憶手段と、
    該第1の記憶手段が並列に出力した画データをラッチして並列に出力する第2の記憶手段と、
    該第2の記憶手段の出力のそれぞれに対応して設けられ、かつ該第2の記憶手段の各画データ , 異なる波形を有する複数の信号を発生する波形作成部で発生されたそれぞれの信号とを論理積し、各々の論理積された結果を論理和した画素内位置情報信号を出力する位置情報信号出力手段と、
    各位置情報信号出力手段に対応して設けられ、かつ前記画素内位置情報信号に基づき駆動される記録手段を有する事を特徴とするプリンタの駆動装置。
  4. 1画素あたりが階調を示す複数ビットで構成され、該複数ビットのデータからなる複数の画データを記憶し、該複数ビットのデータを並列に出力する第3の記憶手段を有し、該第3の記憶手段が並列に出力した該複数ビットの画像データを前記第1の記憶手段は1画素ごとに順次記憶し、所定数の画データを記憶した後に、記憶した画データを並列に出力するものであることを特徴とする請求項1または2に記載のプリンタの駆動装置。
  5. 位置情報信号手段の出力を選択し、前記記録手段のうち所望の記録手段により記録を行わせるための選択手段とを有する事を特徴とする請求項1、2、3または4に記載のプリンタの駆動装置。
  6. 前記画素内位置情報信号は各画素の中央から複数のドットを記録位置が対称形となるように主走査方向に振り分けた位置に記録する情報の信号である事を特徴とする請求項1、2、3、4または5に記載のプリンタの駆動装置。
  7. 1画素あたりが階調を示す複数ビットで構成され、該複数ビットのデータが並列に入力されて1画素ごとに画データを順次記憶し、所定数の画データを記憶した後に、記憶した画データを並列に出力する第1の記憶手段と、
    該第1の記憶手段の出力のそれぞれに対応して設けられ、かつ該第1の記憶手段の各画データ , 異なる波形を有する複数の信号を発生する波形作成部で発生されたそれぞれ の信号とを論理積し、各々の論理積された結果を論理和した画素内位置情報信号を出力する位置情報信号出力手段と、
    各位置情報信号出力手段に対応して設けられ、かつ前記画素内位置情報信号に基づき駆動される記録手段と、
    前記第1の記憶手段、前記位置情報信号出力手段、前記記録手段を備えていて記録時に移動可能に保持されるキャリッジと、
    該キャリッジとプリンタ本体に備えた基板との間でデータを転送し、可撓性を有していて該キャリッジの移動に追従するデータ転送手段を有する事を特徴とするプリンタ。
  8. 1画素あたりが階調を示す複数ビットで構成され、該複数ビットのデータが並列に入力されて1画素ごとに画データを順次記憶し、所定数の画データを記憶した後に、記憶した画データを並列に出力する第1の記憶手段と、
    該第1の記憶手段が並列に出力した画データをラッチして並列に出力する第2の記憶手段と、
    該第2の記憶手段の出力のそれぞれに対応して設けられ、かつ該第2の記憶手段の各画データ , 異なる波形を有する複数の信号を発生する波形作成部で発生されたそれぞれの信号とを論理積し、各々の論理積された結果を論理和した画素内位置情報信号を出力する位置情報信号出力手段と、
    各位置情報信号出力手段に対応して設けられ、かつ前記画素内位置情報信号に基づき駆動される記録手段と、
    前記第1の記憶手段、前記第2の記憶手段、前記位置情報信号出力手段、前記記録手段を備えていて記録時に移動可能に保持されるキャリッジと、
    該キャリッジとプリンタ本体に備えた基板との間でデータを転送し、可撓性を有していて該キャリッジの移動に追従するデータ転送手段を有する事を特徴とするプリンタ。
  9. 1画素あたりが階調を示す複数ビットで構成され、複数画素のデータが該複数ビットの下位ビットまたは上位ビットから順に並列に入力されて画素を順次記憶し、所定数の画データを記憶した後に、記憶した画データを並列に出力する第1の記憶手段と、
    該第1の記憶手段が並列に出力した画データをラッチして並列に出力する第2の記憶手段と、
    該第2の記憶手段の出力のそれぞれに対応して設けられ、かつ該第2の記憶手段の各画データ , 異なる波形を有する複数の信号を発生する波形作成部で発生されたそれぞれの信号とを論理積し、各々の論理積された結果を論理和した画素内位置情報信号を出力する位置情報信号出力手段と、
    各位置情報信号出力手段に対応して設けられ、かつ前記画素内位置情報信号に基づき駆動される記録手段と、
    前記第1の記憶手段、前記第2の記憶手段、前記位置情報信号出力手段、前記記録手段を備えていて記録時に移動可能に保持されるキャリッジと、
    該キャリッジとプリンタ本体に備えた基板との間でデータを転送し、可撓性を有していて該キャリッジの移動に追従するデータ転送手段を有する事を特徴とするプリンタ。
  10. 1画素あたりが階調を示す複数ビットで構成され、該複数ビットのデータからなる複数の画データを記憶し、該複数ビットのデータを並列に出力する第3の記憶手段を有し、該第3の記憶手段が並列に出力した該複数ビットの画像データを前記第1の記憶手段は1画素ごとに順次記憶し、所定数の画データを記憶した後に、記憶した画データを並列に出力するものであることを特徴とする請求項7または8に記載のプリンタ。
  11. 位置情報信号出力手段の出力を選択し、前記記録手段のうち所望の記録手段により記録を行わせるための選択手段とを有する事を特徴とする請求項7、8、9または10に記載のプリンタ。
  12. 前記画素内位置情報信号は各画素の中央から複数のドットを記録位置が対称形となるように主走査方向に振り分けた位置に記録する情報の信号である事を特徴とする請求項7、8、9、10または11に記載のプリンタ。
  13. 前記記録手段はインク噴射を行う事を特徴とする請求項7、8、9、10、11または12に記載のプリンタ。
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