JPH0615846A - インクジェット記録ヘッドの駆動回路 - Google Patents

インクジェット記録ヘッドの駆動回路

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JPH0615846A
JPH0615846A JP17445192A JP17445192A JPH0615846A JP H0615846 A JPH0615846 A JP H0615846A JP 17445192 A JP17445192 A JP 17445192A JP 17445192 A JP17445192 A JP 17445192A JP H0615846 A JPH0615846 A JP H0615846A
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JP17445192A
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Masaya Kikuta
昌哉 菊田
Hideaki Kishida
秀昭 岸田
Akira Katayama
昭 片山
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Canon Inc
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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 入力された1回の印字指令パルスに基づいて
内部的にN発の印字パルスを形成し、入力された並列デ
ータから1ビットずつ選択した印字データと上記印字パ
ルスの各々とを対応させることにより、多階調印字が可
能となる。 【効果】 本発明によれば、外部から印字指令パルスを
1回だけ供給することにより多値の印字が可能となるの
で、簡易なシステム構成とすることができる。しかも本
発明によれば、複数ビットの並列印字データを一度の転
送(1サイクルの転送)で入力することができるので、
印字速度の低下を招くことがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インクジェット記録ヘ
ッドの駆動回路に関するものである。
【0002】さらに詳述すれば本発明は、多階調印字を
行うためのインクジェット記録ヘッドの駆動回路に関す
るものである。
【0003】
【従来の技術】従来から知られているインクジェット記
録ヘッドのひとつとして、被記録媒体の全幅に亘って吐
出口を配列したいわゆるフルマルチ型の記録ヘッドがあ
る。この記録ヘッドは、シリコン等の基板上に電気熱エ
ネルギー変換素子(ヒータ)を配線と共に等間隔に配列
し、その電気熱エネルギー変換素子と電気熱エネルギー
変換素子との間には樹脂層を積層して隔壁を形成し、各
隔壁の上に板状の液路形成部材を接合し、吐出口を形成
したものである。
【0004】図6はインクジェット記録ヘッドを駆動す
る駆動回路の従来例を示す。
【0005】図6においては、駆動用集積回路(IC)
5がn個の電気熱エネルギー変換素子1に対して1個設
けられている。電気熱エネルギー変換素子1と同一のビ
ット数である記録データ(SI)がデータ転送用クロッ
ク(SCLK)に同期して各駆動用IC5内のシフトレ
ジスタ4に順次伝送され、全データが入力された後、ラ
ッチ信号(LAT)の入力によりラッチ回路3に読み込
まれる。
【0006】その後、分割駆動用信号(EI)および分
割駆動信号転送クロック(ECLK)が入力されると、
それに応じて、Dフリップフロップ22により複数の駆
動用IC5が順次アクティブ状態にされ、通電時間設定
用信号(BEI)のONの間のみ、その駆動用IC5の
記録データ信号が電気熱エネルギー変換素子1に選択的
に通電され、熱エネルギーによって生成された気泡の作
用により吐出口12からインクが吐出される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図6に
示したような従来の記録ヘッド駆動回路では、1ビット
のデータ線SIにより印字データの転送を行っているた
め、多値データを印字する際(すなわち、階調性印字を
行う際)には、図示しない上位装置において所定形式の
多値データに予め変換し、その多値データを1ビットず
つ読み出し、印字指令パルスを複数回ぶん印加するとい
う複雑な構成としなければならなかった。
【0008】さらに、階調の数が増すにつれ、印字速度
の低下を招来するという欠点も生じた。
【0009】よって本発明の目的は上述の点に鑑み、1
回の印字指令パルスの入力により、かつ印字速度の低下
を招来することなく、多階調印字を可能としたインクジ
ェット記録ヘッドの駆動回路を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明は印字指令パルスの印加に応答してインク
液滴を吐出させるインクジェット記録ヘッドの駆動回路
であって、前記印字指令パルスの印加に応答して、N個
(Nは正の整数)の印字パルスを生成する印字パルス生
成手段と、複数ビットの並列印字データを入力し、1ビ
ットずつ出力するデータ選択手段と、前記データ選択手
段の出力と前記印字パルスとに基づいて、吐出エネルギ
ー発生素子を駆動する駆動手段とを具備したものであ
る。
【0011】
【作用】本発明の上記構成によれば、入力された1回の
印字指令パルスに基づいて内部的にN発の印字パルスを
形成し、入力された並列データから1ビットずつ選択し
た印字データと上記印字パルスの各々とを対応させるこ
とにより、多階調印字が可能となる。
【0012】
【実施例】以下に詳述する本発明の一実施例は、複数の
電気熱変換素子(ヒータ)を有し、印字データに対応し
て電気熱変換素子に選択的に記録電流を通電することに
より吐出エネルギーを発生させるものであって、1サイ
クルで印字データの転送入力を完了させ、さらに1回の
印字指令パルスを入力することにより印字濃度に対応し
た複数個の印字パルスを内部的に発生させる回路構成を
具備したものである。
【0013】以下、図面を参照して、本発明の一実施例
を詳細に説明する。
【0014】図2は、本実施例の駆動対象となるインク
ジェット記録ヘッドを示す断面構成図である。本図に示
す記録ヘッドは、記録媒体の全幅に対応した範囲に亘っ
て吐出口を整列させたいわゆるフルマルチ型のもので、
2ビットの並列データに対応して図3に示すように、3
階調の印字を行う。
【0015】図2において、1は通電に応じて発熱しイ
ンクに発泡を生じさせてインク吐出を行わせるための電
気熱変換素子を構成するための発熱抵抗体であり、配線
とともに基板11上に半導体と同様の製造工程を経て形
成されている。16は、発熱抵抗体1に対応して吐出口
12およびこれに連通した液路13を形成するための液
路形成部材である。15は、各々の液路13に共通した
液室であり、不図示のインク供給源から供給されたイン
クを貯留する。17は、天板である。
【0016】図1は、図2に示した記録ヘッドを駆動す
る回路構成を示すものである。本図において、SI1お
よびSI2は2ビットの並列データ信号である。SCL
Kは、これらデータ信号SI1,SI2を転送するため
の転送クロックである。4Aおよび4Bはシフトレジス
タであり、各データSI1,SI2を転送クロックSC
LKに同期して格納する。
【0017】6はラッチ回路であり、ラッチ信号LAT
に応答して、各シフトレジスタ4A,4Bの同一ビット
データを(本実施例の場合に合わせて2ビット)を一時
的に保持する。
【0018】7はパラレル/シリアル変換回路であり、
ラッチされている2ビットのデータをシリアルデータに
変換して出力する。本実施例の場合には2ビットのデー
タであるので、各シフトレジスタ4A,4Bからの出力
線を単に切替えることにより、等価的にパラレル/シリ
アル変換を行ったことになる。従って、図1において
は、シリアルデータの出力タイミングを制御する信号
を、データセレクト信号14Bとしてある。
【0019】上述したシフトレジスタ4Aおよび4B,
ラッチ回路6,パラレル/シリアル変換回路7により、
印字データ供給部50(破線)を形成している。
【0020】次に、破線40で示した印字指令パルス処
理部について説明する。ここで、EIは1発のパルスか
らなる印字指令パルスであり、多階調印字を行う場合に
も、入力される印字指令パルスは1発である。CLRは
クリア信号、ECLKは駆動クロックパルスである。
【0021】9はD型フリップフロップ(以下、F/F
と略記する)、10および11はANDゲートである。
12はカウンタであり、ANDゲート11の出力パルス
を2発計数する度に、キャリー出力12Aを送出する。
このキャリー出力12Aは、ANDゲート10を介して
F/F9をリセットする。13は、インバータである。
【0022】14はインターバルタイマ(フリーラン発
振器)であり、一定周期のパルス出力14AをANDゲ
ート11に連続的に供給している。また、インターバル
タイマ14から出力されているもう一方の出力14B
も、上記出力14Aと同一の波形を有するが、上記デー
タセレクト信号として使用するために(すなわち、印字
データをANDゲート5に供給するために)、出力14
Aより送出時期を早めてある。
【0023】以上により、印字指令パルス処理部40が
形成される。
【0024】ANDゲート11の出力11AをするF/
F2はD型F/Fであり、そのQ出力2Aは出力保護回
路8の出力(通常は、ハイレベルを維持する)と共にA
NDゲート3に入力される。この出力保護回路8は、電
源電圧を常時モニタしており、所定の電圧値以下に下が
った場合には、その出力8Aをローレベルに低下させ
る。換言すれば、電源電圧の異常が生じたときには、A
NDゲート3が閉じられることになる。
【0025】ANDゲート3からは2発の印字パルス3
Aが出力され、パラレル/シリアル変換回路7の出力と
共にANDゲート5に入力される。ANDゲート5の各
出力はスイッチングトランジスタTrをON/OFFさ
せ、これにより、ヒータ1が加熱され、インク液滴の吐
出が行われる。
【0026】図3は、印字データSI1,SI2に応じ
て本実施例による多階調印字を行った場合の状態を示し
ている。すなわち、SI1およびSI2のデータの組合
せにより、インクジェット0個〜2個を吐出させること
ができる。なお、図中のインク液滴のずれは、紙送りに
よるものである。
【0027】次に、図4を参照して、本実施例の動作を
説明する。
【0028】まず、2ビットの並列データSI1,SI
2は転送クロックSCLKに同期してシフトレジスタ4
A,4Bに読み込まれる。そして印字データの転送が完
了するとラッチ信号LATを入力し、各ビット毎のデー
タをラッチ回路6に保持する。
【0029】印字指令パルスEIを一度入力するとF/
F9がセットされ、インターバルタイマ14の出力14
AがANDゲート11を通り、F/F2に入力される。
このF/F2は、駆動クロックECLKの立ち上がりか
らインターバルタイマ14の出力14Bによりリセット
されるまでの間、出力がアクティブとなり、その出力2
Aと出力保護回路8の出力8Aの論理積演算により、電
気熱変換素子1に通電するための印字パルス3Aを作
る。
【0030】カウンタ12は、インターバルタイマ14
のパルス出力数を数え、2発のパルスを計数すると、F
/F9にキャリー出力12Aを送出し、リセットをかけ
る。
【0031】パラレル/シリアル変換回路7は、ラッチ
回路6の出力を入力し、インターバルタイマ14のクロ
ック出力14B(データセレクト信号9に同期して出力
データを1ビットずつシフトし、ANDゲート5に出力
する。
【0032】すなわち、図4に示すように、1発の印字
指令パルスEIを入力することにより、結果として、2
発の印字パルス3A(ANDゲート3の出力)が得られ
ることになる。
【0033】このように、印字指令パルス処理部40と
印字データ供給部50を具備することにより、図示しな
い上位装置からのデータ転送時間の短縮を図ると共に、
システム全体としての印字速度の向上がはかれる。
【0034】以上述べた記録ヘッドおよびその駆動回路
を用いて、例えば図5に示すようなフルカラー記録が可
能なラインプリンタを構成することができる。
【0035】図5において、201Aおよび201Bは
記録媒体Rを副走査方向VSに挾持搬送するために設け
たローラ対である。202BK,202Y,202Mお
よび202Cはそれぞれ記録媒体Rの全幅に亘ってノズ
ルを配列したブラック,イエロー,マゼンタおよびシア
ンの記録を行うフルマルチタイプの記録ヘッドであり、
この順に記録媒体搬送方向上流側より配置してある。
【0036】200は回復系であり、吐出回復処理にあ
たっては記録媒体Rに代って記録ヘッド202BK〜2
02Cに対向する。
【0037】各色ごとの記録ヘッドに対して本実施例
(図1参照)の駆動回路を適用することにより、フルカ
ラーの多値記録が可能となる。かくして、高速なフルカ
ラー多階調プリンタを実現することができる。
【0038】また、上述した実施例は3階調について述
べたが、8階調,16階調といった階調数に左右される
ものではない。
【0039】(その他)なお、本発明は、特にインクジ
ェット記録方式の中でも、インク吐出を行わせるために
利用されるエネルギとして熱エネルギを発生する手段
(例えば電気熱変換体やレーザ光等)を備え、前記熱エ
ネルギによりインクの状態変化を生起させる方式の記録
ヘッド、記録装置において優れた効果をもたらすもので
ある。かかる方式によれば記録の高密度化,高精細化が
達成できるからである。
【0040】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書,同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式は所謂オンデマンド型,
コンティニュアス型のいずれにも適用可能であるが、特
に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)が保持
されているシートや液路に対応して配置されている電気
熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越える急
速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号を印加
することによって、電気熱変換体に熱エネルギを発生せ
しめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさせて、結
果的にこの駆動信号に一対一で対応した液体(インク)
内の気泡を形成できるので有効である。この気泡の成
長,収縮により吐出用開口を介して液体(インク)を吐
出させて、少なくとも1つの滴を形成する。この駆動信
号をパルス形状とすると、即時適切に気泡の成長収縮が
行われるので、特に応答性に優れた液体(インク)の吐
出が達成でき、より好ましい。このパルス形状の駆動信
号としては、米国特許第4463359号明細書,同第
4345262号明細書に記載されているようなものが
適している。なお、上記熱作用面の温度上昇率に関する
発明の米国特許第4313124号明細書に記載されて
いる条件を採用すると、さらに優れた記録を行うことが
できる。
【0041】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口,液路,電気熱変換体
の組合せ構成(直線状液流路または直角液流路)の他に
熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示す
る米国特許第4558333号明細書,米国特許第44
59600号明細書を用いた構成も本発明に含まれるも
のである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、共通
するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開示
する特開昭59−123670号公報や熱エネルギの圧
力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を開示す
る特開昭59−138461号公報に基いた構成として
も本発明の効果は有効である。すなわち、記録ヘッドの
形態がどのようなものであっても、本発明によれば記録
を確実に効率よく行うことができるようになるからであ
る。
【0042】さらに、記録装置が記録できる記録媒体の
最大幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録
ヘッドに対しても本発明は有効に適用できる。そのよう
な記録ヘッドとしては、複数記録ヘッドの組合せによっ
てその長さを満たす構成や、一体的に形成された1個の
記録ヘッドとしての構成のいずれでもよい。
【0043】加えて、上例のようなシリアルタイプのも
のでも、装置本体に固定された記録ヘッド、あるいは装
置本体に装着されることで装置本体との電気的な接続や
装置本体からのインクの供給が可能になる交換自在のチ
ップタイプの記録ヘッド、あるいは記録ヘッド自体に一
体的にインクタンクが設けられたカートリッジタイプの
記録ヘッドを用いた場合にも本発明は有効である。
【0044】また、本発明の記録装置の構成として、記
録ヘッドの吐出回復手段、予備的な補助手段等を付加す
ることは本発明の効果を一層安定できるので、好ましい
ものである。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッドに
対してのキャッピング手段、クリーニング手段、加圧或
は吸引手段、電気熱変換体或はこれとは別の加熱素子或
はこれらの組み合わせを用いて加熱を行う予備加熱手
段、記録とは別の吐出を行なう予備吐出手段を挙げるこ
とができる。
【0045】また、搭載される記録ヘッドの種類ないし
個数についても、例えば単色のインクに対応して1個の
みが設けられたものの他、記録色や濃度を異にする複数
のインクに対応して複数個数設けられるものであっても
よい。すなわち、例えば記録装置の記録モードとしては
黒色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘ
ッドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによるか
いずれでもよいが、異なる色の複色カラー、または混色
によるフルカラーの各記録モードの少なくとも一つを備
えた装置にも本発明は極めて有効である。
【0046】さらに加えて、以上説明した本発明実施例
においては、インクを液体として説明しているが、室温
やそれ以下で固化するインクであって、室温で軟化もし
くは液化するものを用いてもよく、あるいはインクジェ
ット方式ではインク自体を30℃以上70℃以下の範囲
内で温度調整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあ
るように温度制御するものが一般的であるから、使用記
録信号付与時にインクが液状をなすものを用いてもよ
い。加えて、熱エネルギによる昇温を、インクの固形状
態から液体状態への状態変化のエネルギとして使用せし
めることで積極的に防止するため、またはインクの蒸発
を防止するため、放置状態で固化し加熱によって液化す
るインクを用いてもよい。いずれにしても熱エネルギの
記録信号に応じた付与によってインクが液化し、液状イ
ンクが吐出されるものや、記録媒体に到達する時点では
すでに固化し始めるもの等のような、熱エネルギの付与
によって初めて液化する性質のインクを使用する場合も
本発明は適用可能である。このような場合のインクは、
特開昭54−56847号公報あるいは特開昭60−7
1260号公報に記載されるような、多孔質シート凹部
または貫通孔に液状又は固形物として保持された状態
で、電気熱変換体に対して対向するような形態としても
よい。本発明においては、上述した各インクに対して最
も有効なものは、上述した膜沸騰方式を実行するもので
ある。
【0047】さらに加えて、本発明インクジェット記録
装置の形態としては、コンピュータ等の情報処理機器の
画像出力端末として用いられるものの他、リーダ等と組
合せた複写装置、さらには送受信機能を有するファクシ
ミリ装置の形態を採るもの等であってもよい。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、外
部から印字指令パルスを1回だけ供給することにより多
値の印字が可能となるので、簡易なシステム構成とする
ことができる。しかも本発明によれば、複数ビットの並
列印字データを一度の転送(1サイクルの転送)で入力
することができるので、印字速度の低下を招くことがな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】本実施例に用いる記録ヘッドの断面構成図であ
る。
【図3】本実施例による多階調印字の状態を示した説明
図である。
【図4】図1に示した回路の動作を示す波形図である。
【図5】本実施例を適用したフルカラープリンタの一例
を示す概略構成図である。
【図6】従来技術の説明図である。
【符号の説明】
1 電気熱変換素子(発熱抵抗体) 2 D型フリップフロップ 3 ANDゲート 4A,4B シフトレジスタ 5 ANDゲート 6 ラッチ回路 7 パラレル/シリアル変換回路 8 出力保護回路 9 D型フリップフロップ 10 ANDゲート 11 ANDゲート 12 カウンタ 13 インバータ 14 インターバルタイマ(フリーラン発振器)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字指令パルスの印加に応答してインク
    液滴を吐出させるインクジェット記録ヘッドの駆動回路
    であって、 前記印字指令パルスの印加に応答して、N個(Nは正の
    整数)の印字パルスを生成する印字パルス生成手段と、 複数ビットの並列印字データを入力し、1ビットずつ出
    力するデータ選択手段と、 前記データ選択手段の出力と前記印字パルスとに基づい
    て、吐出エネルギー発生素子を駆動する駆動手段とを具
    備したことを特徴とするインクジェット記録ヘッドの駆
    動回路。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記吐出エネルギー
    発生素子として、電気・熱エネルギー変換素子を用いた
    ことを特徴とするインクジェット記録ヘッドの駆動回
    路。
JP17445192A 1992-07-01 1992-07-01 インクジェット記録ヘッドの駆動回路 Pending JPH0615846A (ja)

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