JP3637340B2 - 加速度シミュレータ装置及び加速度シミュレータ制御装置 - Google Patents

加速度シミュレータ装置及び加速度シミュレータ制御装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、加速度シミュレータ装置及び加速度シミュレータ制御装置に関し、特に、乗り物の乗員により感覚される加速度を模擬的に生成する加速度シミュレータ装置、及び、その加速度シミュレータを制御する加速度シミュレータ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車の運転者により感覚される加速度を模擬的に生成するドライビングシミュレータ装置、および、飛行機の乗員により感覚される加速度を模擬的に生成してその乗員を訓練するフライトシミュレータ装置に例示される乗り物加速度模擬装置が知られている。
【0003】
被験者が着席する座席の角度が変化する模擬装置が知られている。このような模擬装置は、模擬される仮想の乗り物の加速度の方向を鉛直方向に一致させることにより、被験者は、仮想の乗り物の加速度の方向を感覚することができる。しかし、このような模擬装置によれば、被験者は、常に一定の重力加速度を感覚し、ダイナミックに加速度が変化する状況を体感することができない。
【0004】
4本〜6本のアクチュエータを利用して被験者が着席する座席を運動させる模擬装置が知られている。このような模擬装置によれば、被験者は、重力加速度より大きい加速度を感覚することができる。しかし、このような模擬装置は、被験者にこのような大きい加速度を持続して与えることができない。
【0005】
せん回するアーム先端に座席をつけて遠心力により加速度を模擬する模擬装置が知られている。このような模擬装置は、特開平7−334071号公報、特開平7−334072号公報に開示されている。このような模擬装置によれば、被験者は、重力加速度より大きい加速度を持続して感覚することができる。しかし、このような模擬装置は、模擬する加速度を変化させるためにアームの回転速度を急激に変化させると、座席に着席している被験者は遠心力以外に慣性加速度を体感して違和感を覚える。このため、このような模擬装置は、加速度の急激な変化を模擬することができない。
【0006】
被験者により現実的な加速度を感覚させる乗り物加速度模擬装置が望まれている。
【0007】
【特許文献1】
特開平7−334071号公報
【特許文献2】
特開平7−334072号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、被験者により現実的な加速度を感覚させる加速度シミュレータ装置及び加速度シミュレータ制御装置を提供することにある。
本発明の他の課題は、被験者により感覚される加速度を多様化する加速度シミュレータ装置及び加速度シミュレータ制御装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
以下に、[発明の実施の形態]で使用される番号・符号を括弧付きで用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号・符号は、[特許請求の範囲]の記載と[発明の実施の形態]の記載との対応を明らかにするために付加されたものであり、[特許請求の範囲]に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
【0010】
本発明による加速度シミュレータ装置(2)は、被験者が配置される座席(21)と、互いに一致しない複数の軸(16、25、27、29)を中心に座席(21)をそれぞれ回転させる複数の回転装置(24、26、28)とを具備している。軸のうちのジンバル軸(25、27、29)は、複数である。軸のうちのジンバル軸(25、27、29)と異なるせん回軸(16)は、座席(21)を貫通していない。座席(21)は、せん回軸(16)を中心に回転する角速度が変更されることにより、加速度の大きさが変化する。座席(21)は、さらに、ジンバル軸(25、27、29)を中心に回転することにより、加速度の向きが変更する。
【0011】
ジンバル軸(25、27、29)は、それぞれ1つの点(P)を通っていることが好ましい。点(P)は、座席(21)に着席する被験者の頭部に一致することがさらに好ましい。
【0012】
ジンバル軸(25、27、29)は、ヨー軸(25)と、ヨー軸(25)と平行ではないピッチ軸(27)と、ピッチ軸(27)と平行ではないロール軸(29)とを含んでいる。すなわち、ジンバル軸(25、27、29)は、3軸以上から形成されている。加速度シミュレータ装置(2)は、座席(21)の加速度の向きを換えるときに、2軸により向きを変えるときより、各々がよりゆっくり回転することができる。このとき、被験者は、ジンバル軸(25、27、29)を中心に回転するときの遠心力を受け難い。
【0013】
ヨー軸(25)は、せん回軸(16)と平行であることが好ましい。
【0014】
本発明による加速度シミュレータ制御装置(3)は、本発明による加速度シミュレータ装置(2)を制御する装置である。本発明による加速度シミュレータ制御装置(3)は、仮想の乗り物の加速度を算出するシミュレーション部(42)と、加速度に基づいて座席(21)がせん回軸(16、25、27、29)を中心に回転する角速度を算出するせん回軸角速度算出部(44)と、加速度に基づいて、座席(21)がヨー軸(25)を中心に回転するヨー角度と座席(21)がピッチ軸(27)を中心に回転するピッチ角度と座席(21)がロール軸(29)を中心に回転するロール角度とを算出する操縦席姿勢算出部(45)とを具備している。ヨー角度の絶対値とピッチ角度の絶対値とロール角度の絶対値との最大値は、座席(21)がヨー軸(25)とピッチ軸(27)とロール軸(29)とから選択される2軸のみを中心に回転するときのヨー角度の絶対値とピッチ角度の絶対値とロール角度の絶対値との最大値より小さい。このとき、被験者は、ジンバル軸(25、27、29)を中心に回転するときの遠心力を受け難い。
【0015】
加速度シミュレータ制御装置(3)は、座席(21)に着席する被験者により操作盤に入力される操作内容を収集する操作内容収集部(41)を更に具備している。シミュレーション部(42)は、その操作内容に基づいて加速度を算出することが好ましい。
【0016】
【発明の実施の形態】
図面を参照して、本発明による加速度シミュレータが適用された乗り物模擬装置の実施の形態を説明する。その乗り物模擬装置1は、図1に示されているように、加速度シミュレータ2が加速度シミュレータ制御装置3とともに互いに情報が伝達可能に接続されて設けられている。乗り物模擬装置1は、飛行機、自動車に例示される乗り物を操縦するパイロットが体感する加速度を模擬的に生成する。
【0017】
図2は、加速度シミュレータ2を詳細に示している。加速度シミュレータ2は、加速度スカラー制御装置11と、加速度ベクトル制御装置12とから形成されている。加速度スカラー制御装置11は、せん回装置13とせん回アーム14とを備えている。せん回装置13は、図示されていないせん回軸受けとサーボモータとから形成されている。そのせん回軸受けは、せん回アーム14の一端に同体に接合され、地面15に対してせん回軸16を中心にせん回アーム14を回転可能に支持している。せん回軸16は、鉛直方向に平行である。そのサーボモータは、加速度シミュレータ制御装置3から出力される電気信号に応答して、せん回軸16を中心にせん回アーム14を回転させる。
【0018】
加速度ベクトル制御装置12は、せん回アーム14のせん回装置13と接合されている一端と反対側の他端に設けられている。加速度ベクトル制御装置12は、コクピット21と複数のフレームとを備えている。そのフレームは、ヨーフレーム22と、ピッチフレーム23とから形成されている。
【0019】
せん回アーム14とヨーフレーム22との間には、ヨー軸回転装置24が設けられている。ヨー軸回転装置24は、図示されていない軸受けとサーボモータとから形成されている。その軸受けは、ヨー軸25を中心に回転可能にせん回アーム14にヨーフレーム22を支持している。ヨー軸25は、常に、点Pを通り、せん回軸16に平行である。そのサーボモータは、加速度シミュレータ制御装置3から出力される電気信号に応答して、ヨー軸25を中心にヨーフレーム22を回転させる。
【0020】
ヨーフレーム22とピッチフレーム23との間には、ピッチ軸回転装置26が設けられている。ピッチ軸回転装置26は、図示されていない軸受けとサーボモータとから形成されている。その軸受けは、ピッチ軸27を中心に回転可能にヨーフレーム22にピッチフレーム23を支持している。ピッチ軸27は、常に、点Pを通り、ヨー軸25に垂直である。そのサーボモータは、加速度シミュレータ制御装置3から出力される電気信号に応答して、ピッチ軸27を中心にピッチフレーム23を回転させる。
【0021】
ピッチフレーム23とコクピット21との間には、図3に示されているように、ロール軸回転装置28が設けられている。ロール軸回転装置28は、図示されていない軸受けとサーボモータとから形成されている。その軸受けは、ロール軸29を中心に回転可能にピッチフレーム23にコクピット21を支持している。ロール軸29は、常に、点Pを通り、ピッチ軸27に垂直である。そのサーボモータは、加速度シミュレータ制御装置3から出力される電気信号に応答して、ロール軸27を中心にコクピット21を回転させる。
【0022】
コクピット21は、その内部に被験者が配置される。コクピット21は、図示されていない表示装置、座席および操縦盤を備えている。その表示装置は、加速度シミュレータ制御装置3により作成される映像を表示する。その座席は、着席する被験者の頭部が点Pと重なるように設置されている。その被験者は、その操縦盤は、その被験者により操作される操作内容を示す電気信号を加速度シミュレータ制御装置3に出力する。
【0023】
図4は、加速度シミュレータ制御装置3を詳細に示している。加速度シミュレータ制御装置3は、ワークステーションに例示される情報処理装置(コンピュータ)であり、コンピュータプログラムである操縦内容収集部41、シミュレーション部42、映像作成部43、せん回軸角速度算出部44および操縦席姿勢算出部45を備えている。
【0024】
操縦内容収集部41は、コクピット21に備えられている座席に着席している被験者がコクピット21に備えられている操縦盤に操作した操縦内容を加速度シミュレータ2から収集する。シミュレーション部42は、その操縦内容に基づいて、仮想の乗り物の運動を算出する。すなわち、シミュレーション部42は、その操縦内容に基づいて、仮想の乗り物の位置と姿勢とを算出し、仮想の乗り物の加速度の大きさと向きとを算出する。映像作成部43は、その乗り物の位置と姿勢とに基づいて仮想の乗り物の操縦席から見える映像を作成する。このような操縦内容収集部41、シミュレーション部42および映像作成部43は、公知である。
【0025】
せん回軸角速度算出部44は、仮想の乗り物の加速度の大きさが点Pの加速度の大きさと一致するせん回アーム14の角速度を算出して、その角速度を示す電気信号を加速度シミュレータ2に出力する。操縦席姿勢算出部45は、仮想の乗り物のコクピットに対するその乗り物の加速度の向きがコクピット21に対する点Pの加速度の向きと一致するコクピット21のせん回アーム14に対する姿勢を算出する。その姿勢は、せん回アーム14とヨーフレーム22とのヨー角度、ヨーフレーム22とピッチフレーム23とのピッチ角度、および、ピッチフレーム23とコクピット21とのロール角度から表現される。操縦席姿勢算出部45は、さらに、コクピット21をある1つの姿勢から他の姿勢に変化させるときに、そのヨー角度の変化量、ピッチ角度の変化量およびロール角度の変化量の最大値が最小になるような、そのヨー角度、ピッチ角度およびロール角度が算出される。操縦席姿勢算出部45は、さらに、そのヨー角度、ピッチ角度およびロール角度を示す電気信号を加速度シミュレータ2に出力する。
【0026】
図5は、地面15に対して固定される座標系(X,Y,Z)と被験者に感覚される加速度を表現する座標系(X,Y,Z)との関係を示している。地面15に対して固定される座標系は、3つの単位ベクトルX、YおよびZにより表現される。Zは、鉛直方向に平行である。Xは、Zに垂直である。Yは、Zに垂直であり、かつ、Xに垂直である。
【0027】
被験者に感覚される加速度を表現する座標系は、3つの単位ベクトルX、YおよびZにより表現される。Zは、鉛直方向に平行である。Yは、Zに垂直であり、点Pからせん回軸16上の点Pとを結ぶ線分に平行である。Xは、Zに垂直であり、かつ、Yに垂直である。すなわち、X、Yは、点Pの位置により向きが変化する。Xは、点Pを中心に回転する点Pの接線方向に平行であり、Yは、点Pを中心に回転する点Pの半径方向と平行である。
【0028】
このとき、点Pの加速度dP/dtは、重力加速度g、点Pから点Pまでの距離Rおよび点Pの角速度ωを用いて、次式:
【数3】
Figure 0003637340
により表現される。
【0029】
点Pの加速度dP/dtの大きさ|dP/dt|は、次式:
【数4】
Figure 0003637340
により表現される。
【0030】
点Pを目標加速度d/dtで運動させるとき、点Pの目標加速度の大きさ|d/dt|に関して、次式:
【数5】
Figure 0003637340
が成立する。変数xの関数sign(x):
【数6】
Figure 0003637340
を用いて、数3の式を角速度ωについて解くと、次式:
【数7】
Figure 0003637340
が導出される。
【0031】
せん回軸角速度算出部44は、シミュレーション部42により算出された仮想の乗り物の目標加速度d/dtから、数5の式を用いて点Pの角加速度dω/dtを算出する。
【0032】
ベクトルは、一般に、2軸を中心とする回転変換させることにより任意の方向に向けることができる。加速度シミュレータ2は、コクピット21をある1つの姿勢から他の姿勢に変化させるために、3軸を有している。このため、ヨー角度の変化量の絶対値とピッチ角度の変化量の絶対値とロール角度の変化量の絶対値とのうちの最大値は、コクピット21がヨー軸25とピッチ軸27とロール軸29とから選択される2軸のみを中心に回転するときのヨー角度の絶対値とピッチ角度の絶対値とロール角度の絶対値との最大値より小さくすることができる。
【0033】
操縦席姿勢算出部45は、ヨー角度の変化量の絶対値とピッチ角度の変化量の絶対値とロール角度の変化量の絶対値とのうちの最大値が最小になるような、ヨー角度とピッチ角度とロール角度とを算出する。このとき、被験者は、ヨー軸25、ピッチ軸27またはロール軸29を中心に回転するときの遠心力を受け難い。
【0034】
図6は、加速度シミュレータ制御装置3の動作を示している。被験者は、まず、コクピット21の座席に着席して、コクピット21の表示装置に表示される画面を閲覧して、コクピット21の操縦盤を操作する。加速度シミュレータ制御装置3は、被験者がその操作盤を操作した操作内容を収集する(ステップS1)。加速度シミュレータ制御装置3は、その操作内容に基づいて、仮想の乗り物の運動を算出する(ステップS2)。すなわち、加速度シミュレータ制御装置3は、仮想の乗り物の位置と姿勢と加速度とを算出する。
【0035】
加速度シミュレータ制御装置3は、その乗り物の位置と姿勢とに基づいて、仮想の操縦者から見える映像をコンピュータグラフィックにより作成し(ステップS3)、コクピット21の表示装置に出力する。その表示装置は、その映像を表示する。
【0036】
加速度シミュレータ制御装置3は、さらに、その乗り物の加速度の大きさに基づいて、せん回軸16の角加速度を算出して(ステップS4)、その角加速度を示す電気信号をせん回装置13に出力する。せん回装置13は、その電気信号に基づいてせん回アーム14を回転させる。加速度シミュレータ制御装置3は、その乗り物の加速度の向きに基づいて、ヨー角度、ピッチ角度およびロール角度を算出する(ステップS5)。加速度シミュレータ制御装置3は、さらに、そのヨー角度を示す電気信号をヨー軸回転装置24に出力し、そのピッチ角度を示す電気信号をピッチ軸回転装置26に出力し、そのロール角度を示す電気信号をロール軸回転装置28に出力する。
【0037】
ヨー軸回転装置24は、せん回アーム14に対してヨーフレーム22がそのヨー角度を形成するように回転させる。ピッチ軸回転装置26は、ヨーフレーム22に対してピッチフレーム23がそのピッチ角度を形成するように回転させる。ロール軸回転装置28は、ピッチフレーム23に対してコクピット21がそのロール角を形成するように回転させる。
【0038】
ステップS1〜ステップS5とは、ループを形成している。そのループのサンプリング周期は、仮想の乗り物の性能により決定される。
【0039】
【発明の効果】
本発明による加速度シミュレータ装置及び加速度シミュレータ制御装置によれば、被験者は、より現実的な加速度を感覚することことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、乗り物模擬装置の実施の形態を示すブロック図である。
【図2】図2は、本発明による加速度シミュレータの実施の形態を示す立面図である。
【図3】図3は、本発明による加速度シミュレータの実施の形態を示す平面図である。
【図4】図4は、本発明による加速度シミュレータ制御装置の実施の形態を示すブロック図である。
【図5】図5は、被験者により感覚される加速度を示す図である。
【図6】図6は、本発明による加速度シミュレータ制御装置の動作の実施の形態を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 :乗り物模擬装置
2 :加速度シミュレータ
3 :加速度シミュレータ制御装置
11:加速度スカラー制御装置
12:加速度ベクトル制御装置
13:せん回装置
14:旋回アーム
15:地面
16:旋回軸
21:コクピット
22:ヨーフレーム
23:ピッチフレーム
24:ヨー軸回転装置
25:ヨー軸
26:ピッチ軸回転装置
27:ピッチ軸
28:ロール軸回転装置
29:ロール軸
41:操縦内容収集部
42:シミュレーション部
43:映像作成部
44:旋回軸角速度算出部
45:操縦席姿勢算出部

Claims (5)

  1. 被験者に着席される座席を備えるコクピットと、
    互いに一致しない複数の軸を中心に前記コクピットをそれぞれ回転させる複数の回転装置とを具備し、
    前記軸のうちのジンバル軸は、複数であり、
    前記軸のうちの前記ジンバル軸と異なるせん回軸は、前記座席を貫通していない
    加速度シミュレータ装置を制御する加速度シミュレータ制御装置であり、
    前記被験者に感覚させる加速度に基づいて前記コクピットが前記せん回軸を中心に回転する角速度を算出するせん回軸角速度算出部と、
    前記加速度に基づいて、前記コクピットが前記ヨー軸を中心に回転するヨー角度と前記コクピットが前記ピッチ軸を中心に回転するピッチ角度と前記コクピットが前記ロール軸を中心に回転するロール角度とを算出する操縦席姿勢算出部とを具備し、
    前記角速度は、
    重力加速度と、
    前記角速度により生成される遠心加速度と、
    前記コクピットが前記せん回軸を中心に回転する角加速度により生成される接線加速度とが合成された合成加速度の大きさと前記加速度の大きさとが一致するように、算出される
    加速度シミュレータ制御装置。
  2. 請求項1において、
    前記角速度ω は、
    変数xの関数sign(x)を次式:
    Figure 0003637340
    により定義するときに、
    前記重力加速度gと前記せん回軸から前記コクピットまでの距離Rと前記加速度d /dt とを用いて、
    Figure 0003637340
    により表現される
    加速度シミュレータ制御装置。
  3. 請求項1または請求項2のいずれかにおいて、
    前記ジンバル軸は、
    ヨー軸と、
    前記ヨー軸と平行ではないピッチ軸と、
    前記ピッチ軸と平行ではないロール軸とを含む
    加速度シミュレータ制御装置。
  4. 請求項3において、
    前記操縦席姿勢算出部は、前記ヨー角度の変化量の絶対値と前記ピッチ角度の変化量の絶対値と前記ロール角度の変化量の絶対値とのうちの最大値が最小になるように、前記ヨー角度と前記ピッチ角度と前記ロール角度とを算出する
    加速度シミュレータ制御装置。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれかにおいて、
    前記コクピットに備えられる操縦盤に入力される操作内容を収集する操作内容収集部と、
    前記操作内容に基づいて前記加速度を算出する前記シミュレーション部
    とを更に具備する加速度シミュレータ制御装置。
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