JP3636942B2 - 丁合装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数種類の用紙を1種類づつ所定の順番で重ねて1丁合物として排出する丁合装置に関し、特に、順次排出される1丁合物を交互にオフセットさせて排紙台に積載する区分積み手段に係わる。
【0002】
【従来の技術】
図15は従来の丁合装置の全体斜視図、図16はそのスタッカー部付近の斜視図である。図15及び図16において、上下方向に配列された複数の給紙台70a〜70jを有し、この各給紙台70a〜70jに多数積載された用紙72を所定タイミングで1枚づつ搬送する給紙部71と、この給紙部71の各給紙台70a〜70jから搬送された複数の用紙72を丁合して丁合物73(図17(B)に示す)とし、この丁合物73を排出部74に搬送する丁合搬送部(図示せず)と、この丁合搬送部(図示せず)から搬送された丁合物73をスタッカー部75に排出する排出部74と、この排出部74から排出される丁合物73を積載するスタッカー部75とを備えている。
【0003】
スタッカー部75は、排出部74から排出される丁合物73の落下位置に設けられた排紙台76と、この排紙台76上に排出される丁合物73の両外側に位置し、丁合物73の排出方向の直交方向を規制する一対のサイドフェンス77、78とを有する。この一対のサイドフェンス77、78は、その一方が左右方向に移動自在に設けられ、一対のサイドフェンス77、78間の幅は丁合する用紙72の幅に応じて可変される。又、スタッカー部75は、区分積み手段79を備えている。この区分積み手段79は、前記排紙台76を固定基台76aとこの固定基台76a上で左右方向に移動自在な移動排紙台76bとに分割し、この移動排紙台76bを左右方向に移動させるための駆動力を与える駆動機構(図示せず)とから構成されている。
【0004】
上記構成において、例えば最上段の給紙台70aから最下段の給紙台70jまで種類毎に区分された多数の用紙72がそれぞれ積載されており、この給紙台70a〜70jの上下の順番で重ねて1単位の丁合物73を構成する場合を説明する。スタートモードが選択されると、最上段の給紙台70aから最下段の給紙台70jまでの各用紙72が上段から所定タイミング遅れで順次搬送され、この搬送された各用紙72が丁合搬送部(図示せず)で丁合されて丁合物73とされる。この丁合物73が排出部74を介してスタッカー部75に排出される。そして、この一連の動作が連続して実行されることによって1丁合単位の用紙72がスタッカー部75に多数積載されるものである。
【0005】
ここで、棒積みモードの場合には、移動排紙台76bが移動せずに、図17(A)に示すように、丁合物73の1単位で左右にオフセットすることなく積載される。又、区分積みモードの場合には、排出部74からの排出タイミングに同期して移動排紙台76bが左右に移動され、図17(B)に示すように、1丁合物73毎に左右にオフセットして積載される。このように区分積みした場合には丁合物73毎に区分けするのに便利である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の丁合装置の区分積み手段79においては、用紙72が積載される移動排紙台76b自体を移動させるため、駆動源であるモータ(図示せず)の負荷が大きいという問題がある。特に、積載される用紙72の量に比例して移動負荷も増大するため、これを考慮すると大負荷用のモータを用意する必要がある。
【0007】
又、移動排紙台76bにはサイドフェンス77との干渉を回避するための切欠孔80を設ける必要がある。従って、区分積みモードの際には操作者等は切欠孔80に指等を挿入しないように注意する必要があった。
【0008】
そこで、本発明は、前記した課題を解決すべくなされたものであり、区分積みに使用する駆動源の負荷を小さくでき、且つ、安全上も問題がない丁合装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、複数の給紙台を有し、この各給紙台に多数積載された用紙を所定タイミングで1枚づつ搬送する給紙部と、この給紙部の各給紙台から搬送された複数の用紙を丁合して丁合物とし、この丁合物を排出部に搬送する丁合搬送部と、この丁合搬送部から搬送された丁合物をスタッカー部に排出する排出部と、この排出部から排出される丁合物を積載する排紙台を設け、この排紙台上に排出される丁合物の両外側に位置し、丁合物の排出方向の直交方向を規制する一対のサイドフェンスを設け、前記排出部から順次排出される丁合物を排出方向の直交方向に交互にオフセットさせて前記排紙台に積載する区分積み手段を有するスタッカー部とを備えた丁合装置において、前記区分積み手段は、前記排出部から排出される丁合物に干渉しない待機位置と、前記排出部から排出される丁合物に干渉して丁合物を排出方向のほぼ直交方向に排出方向をオフセットする干渉位置との間で変位する排紙ウイングを有し、この排紙ウイングを前記排出部からの丁合物の排出タイミングに合わせて待機位置と干渉位置との間を交互に移動させることによって区分積みを行い、前記排紙ウイングは、その上端側が回転自在に支持され、自重により垂下して先端側が下方に位置する状態を待機位置とし、駆動源からの伝達力によって回転するウイング押圧アームが前記排紙ウイングの下面を押圧し、この押圧力により回転して先端側が上方に移動して干渉位置となることを特徴とする。
【0010】
この丁合装置では、排紙ウイングは排出部から排出される丁合物に干渉して丁合物を排出方向のほぼ直交方向に排出方向をオフセットさせるものであれば良いことから移動負荷が小さいもので足り、又、排紙台に積載される用紙の量と排紙ウイングの移動負荷とは無関係であり、排紙ウイングを移動させる原動力が得られれば良い。又、移動負荷の小さい排紙ウイングが待機位置と干渉位置との間を移動するだけである。又、排紙ウイングの駆動機構は、ウイング押圧アームを回転させるだけの構成で良い。又、排紙ウイングとウイング押圧アームとは物理的に連結されておらず排紙ウイングは干渉位置から待機位置には自重で変移する。
【0011】
請求項2の発明は、請求項1記載の丁合装置であって、前記排紙ウイングは、互いに前記丁合物のオフセット方向を反対とするものを左右一対設け、この一対の排紙ウイングを前記排出部からの丁合物の排出タイミングに合わせて交互に待機位置から干渉位置に移動させることによって区分積みを行うことを特徴とする。
【0012】
この丁合装置では、請求項1の発明の作用に加え、一対の排紙ウイングが互いに反対方向に丁合物をオフセットする。
【0013】
請求項3の発明は、請求項2記載の丁合装置であって、前記一対の排紙ウイングは、少なくとも一方が前記丁合物の排出方向のほぼ直交方向に移動自在な前記一対のサイドフェンスに設けたことを特徴とする。
【0014】
この丁合装置では、請求項1の発明の作用に加え、用紙の幅の大きさに合わせて一対のサイドフェンスの幅を調整すれば、一対の排紙ウイングも位置合わせされる。
【0017】
請求項4の発明は、請求項1〜請求項3記載の丁合装置であって、前記排紙ウイングの駆動機構は、前記ウイング押圧アームの回転に連動して水平方向に移動する補助アーム部材を有し、この補助アーム部材が前記排紙ウイングが待機位置に位置する状態では、前記排出部から排出される丁合物に干渉しない退出位置に位置し、前記排紙ウイングが干渉位置に位置する状態では、前記排紙ウイングの下方位置で、且つ、前記排紙ウイングの先端より更に内側に突出する突出位置に位置することを特徴とする。
【0018】
この丁合装置では、請求項1〜請求項3の発明の作用に加え、排紙ウイングの先端より更に内側で補助アーム部材が丁合物と干渉して丁合物の排出方向を可変する。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0020】
図1〜図11は本発明の第1実施形態を示し、図1は丁合装置の全体斜視図、図2は給紙部、排出部及びスタッカー部の構成図、図3は給紙部、丁合搬送部及び排出部への駆動伝達系を示す側面図、図4は各給紙部への駆動力分配を示す斜視図である。
【0021】
図1〜図4において、丁合装置は、丁合する複数種類の用紙1を所定タイミングで各種類1枚づつ搬送する給紙部Aと、この給紙部Aから搬送される複数の用紙1を丁合し丁合物2として排出部Cに搬送する丁合搬送部Bと、この丁合搬送部Bからの丁合物2をスタッカー部Dに排出する排出部Cと、この排出部Cから排出される丁合物2を積載するスタッカー部Dとから構成されている。
【0022】
給紙部Aは、上下方向に配列された10台の給紙台3a〜3jを有し、この各給紙台3a〜3jは、図2に詳しく示すように、固定給紙台部4と支持軸5を支点として搬送先端側が上下動する可動給紙台部6とから構成されている。この可動給紙台部6にはレバー7付きの紙有無検出センサS1が設けられ、この紙有無検出センサS1によって各給紙台3a〜3jに用紙1が積載されているか否かを検出する。可動給紙台部6の搬送先端側の上方位置には回転軸8に支持された給紙ローラ9が配置されている。この給紙ローラ9には可動給紙台部6が上方に位置する場合に積載された最上位置の用紙1が圧接される。
【0023】
そして、給紙ローラ9が回転されると、サバキ台(図示せず)との相乗効果によって積載された最上位置の用紙1のみが搬送される。給紙ローラ9よりも搬送下流の位置には搬送される用紙1をガイドする上ガイドプレート10と下ガイドプレート11とが設けられており、搬送された用紙1はこの上、下ガイドプレート10、11にガイドされて丁合搬送部Bに供給される。
【0024】
重送検出センサS2は、上、下ガイドプレート10、11の通路を挾んで配置された発光部12と受光部13とを有し、センサ出力のレベルより搬送される用紙1が1枚であるか否かを検出する。又、給紙ローラ9の回転開始時から所定時間以内にセンサ出力が有るか否かによって空送や紙づまりの有無をも検出する。
【0025】
又、各給紙台3a〜3jに対応する給紙ローラ9は、下記する電磁クラッチ(図示せず)によって回転タイミングが制御され、各給紙台3a〜3jからはそれぞれ所定のタイミングで用紙1が丁合搬送部Bに搬送される。各給紙ローラ9の駆動伝達系及びこのタイミングについては、下記する。
【0026】
丁合搬送部Bは、図2に詳しく示すように、各給紙台3a〜3jに対応する上、下ガイドプレート10、11の排出側にそれぞれ設けられた搬送ローラ15と、この各搬送ローラ15に対向してそれぞれ設けられた押さえローラ16とを有する。この上下方向に配列された各押さえローラ16は図示しないバネで搬送ローラ15側に付勢されていると共に、これら押さえローラ16間には搬送ベルト17が掛けられており、各押さえローラ16は搬送ベルト17を介してそれぞれ搬送ローラ15に圧接されている。搬送ローラ15の駆動伝達系については、下記する。
【0027】
又、各搬送ローラ15と各押さえローラ16とに圧接状態である搬送ベルト17部分の両側には垂直ガイドプレート18、19がそれぞれ設けられ、この両側の垂直ガイドプレート18、19間に垂直搬送路20が構成されている。一方の垂直ガイドプレート18は1枚のプレートより構成されているが、他方の垂直ガイドプレート19は給紙部Aの上、下ガイドプレート10、11と一体に複数プレートより構成されている。
【0028】
そして、各搬送ローラ15が回転すると、搬送ローラ15の摩擦力を受けて押さえローラ16によって回転自在な搬送ベルト17が移動され、給紙部Aから搬送された用紙1は、この回転する搬送ローラ15と移動している搬送ベルト17との間に挾み込まれて垂直搬送路20を下方に搬送される。ここで、上方より搬送される用紙1が下方の搬送ローラ15を通過するタイミングで下方の給紙台側の用紙1が丁合搬送部Bに搬送されることによって、下方の用紙1が上方の用紙1に重なって下方に搬送される。このような用紙1の搬送と用紙1の重ね合わせ動作が繰り返されて所望の丁合物2が作成され、この丁合物2が更に下方の排出部Cに搬送される。
【0029】
排出部Cは、図2に詳しく示すように、搬送路変更ガイドプレート21を有し、この搬送路変更ガイドプレート21は図2にて実線で示すスタッカー用位置と、図2にて仮想線で示す後処理機用位置との間で回転自在に設けられている。搬送路変更ガイドプレート21はスタッカー用位置側に図示しないバネによって付勢されており、電磁ソレノイド(図示せず)によって駆動される。電磁ソレノイドがオフ状態ではスタッカー用位置に、電磁ソレノイドがオン状態では後処理機用位置に位置される。スタッカー用位置では搬送路変更ガイドプレート21の上端が丁合搬送部Bの一方の垂直ガイドプレート18に沿うよう位置され、丁合搬送部Bから搬送されてくる丁合物2はスタッカー部D側に導かれる。後処理機用位置では搬送路変更ガイドプレート21の上端が丁合搬送部Bの他方の垂直ガイドプレート19に沿うよう位置され、丁合搬送部Bから搬送されてくる丁合物2はスタッカー部D側とは反対側に導かれる。
【0030】
又、搬送路変更ガイドプレート21の下方位置にはスタッカー部側ガイドプレート22と後処理機側ガイドプレート23が設けられ、この各ガイドプレート22、23上を通って丁合物2が選択的に搬送される。
【0031】
排紙検出センサS3は、スタッカー部側ガイドプレート22を挾んで配置された発光部24と受光部25とを有し、センサ出力より丁合物2も排出タイミングを検出する。つまり、丁合物2が通過開始すると、発光部24からの光が遮断されて受光部25の出力がLレベルとなり、通過終了で再び発光部24からの光が遮断されなくなり受光部25の出力がHレベルに戻ることから丁合物2の排出タイミングを検出する。又、排紙検出センサS3は、例えばセンサ出力のHレベルが所定時間以上連続することより排出部Cでの紙づまりを検出する。
【0032】
スタッカー部側ガイドプレート22の最下流で、且つ、スタッカー部Dを臨む位置には上下方向に配置された一対の排出ローラ26、27が設けられている。一対の排出ローラ26、27は略圧接状態で配置され、下方の排出ローラ27の上端部が若干スタッカー部側ガイドプレート22より上方に突出されている。上方の排出ローラ26が駆動側であり、この駆動伝達系については、下記する。そして、上方の排出ローラ26が回転すると、これに追従して下方の排出ローラ27が回転されるもので、丁合搬送部Bから搬送されてくる丁合物2は一対の排出ローラ26、27間に挿入され、一対の排出ローラ26、27の回転によってスタッカー部Dに排出される。
【0033】
次に、給紙ローラ9、搬送ローラ15及び上方の排出ローラ26の駆動伝達系を説明する。図3に示すように、メインモータ30の出力軸30a、排出ローラ26の回転軸26a、最下方の搬送ローラ15の回転軸15aにはそれぞれ駆動用プーリ31、排出用プーリ32、搬送用プーリ33が固定され、これらプーリ31、32、33及び補助プーリ34間に第1駆動ベルト35が掛けられている。
【0034】
又、上下隣接する給紙ローラ9間には回転軸36に支持された中継用プーリ37が設けられていると共に、各搬送ローラ15の回転軸15aには搬送用プーリ33が固定され、これら中継用プーリ37及び搬送用プーリ33及び補助プーリ38間に第2駆動ベルト39が掛けられている。図4に示すように、中継用プーリ37の回転軸36には中継用ギア40が固定され、この中継用ギア40には上下位置に配置された給紙用ギア41がそれぞれ噛み合っている。各給紙用ギア41は電磁クラッチ(図示せず)を介して給紙ローラ9の回転軸8にそれぞれ連結されている。
【0035】
メインモータ30が駆動すると、第1駆動ベルト35が移動して上方の排出ローラ26が図3のa矢印方向に回転される。又、この第1駆動ベルト35の移動により第2駆動ベルト39が移動して各搬送ローラ15が図3のb矢印方向に回転され、且つ、各中継用プーリ37を介して各給紙用ギア41が回転される。そして、電磁クラッチ(図示せず)がオンになった給紙ローラ9のみが図3のc矢印方向に回転される。
【0036】
図5はスタッカー部の斜視図、図6はその一部正面図である。図5及び図6に示すように、スタッカー部Dは、排出部Cから排出される丁合物2の落下位置に設けられた排紙台42と、この排紙台42上に排出される丁合物2の両外側に位置し、丁合物2の排出方向の直交方向を規制する一対のサイドフェンス43、44とを有する。この一対のサイドフェンス43、44は、その一方(図面では左側)が左右方向に移動自在に設けられ、他方(図面では右側)が排紙台42に固定されている。一方のサイドフェンス43を移動することによって一対のサイドフェンス43、44間の幅を丁合する用紙2の幅に応じて可変できる。排紙台42上には丁合物2の排出方向の前方を規制するフロントフェンス45(図1に示す)が配置され、このフロントフェンス45は丁合物2の略排出方向に移動自在に設けられている。
【0037】
又、スタッカー部Dは、区分積み手段46を備えている。この区分積み手段46は、一対のサイドフェンス43、44の各切欠孔43a、44a内に付設された一対の排紙ウイング47、48を有し、この一対の排紙ウイング47、48はその上端側が各支持軸49を介して回転自在に支持されている。一対の排紙ウイング47、48は1枚の平板を折曲加工して形成され、排出部側に向かうに従って徐々に幅が小さくなるよう下端側の一部がテーパ状に構成されている。この一対の排紙ウイング47、48は、排出部Cから排出される丁合物2に干渉しない待機位置(図6の仮想線位置)と、排出部Cから排出される丁合物2に干渉する干渉位置(図6の実線位置)との間で変位するよう駆動機構50によって駆動される。
【0038】
図7は排紙ウイングの駆動機構の斜視図である。図7に示すように、駆動機構50は、駆動源であるウイングモータ51を有し、このウイングモータ51の出力軸にウォームギア52が固定されている。このウォームギア52にはウォームホイール53が噛み合っており、このウォームホイール53の同軸上には一体に第1平ギア54が固定されている。この第1平ギア54には第2平ギア55が噛み合っており、この第2平ギア55は六角軸56に固定されている。六角軸56には左右一対の円柱カム57、58がそれぞれ挿入され、一方(図面では左側)の円柱カム57は軸方向に移動可能になっているが、他方(図面では右側)の円柱カム58は固定されている。これは、一方(図面では左側)のサイドフェンス43が左右方向に移動されると、この一方(図面では左側)のサイドフェンス43と共に円柱カム57も移動して駆動力の伝達を可能とするためである。又、円柱カム57と共に移動させるため、円柱カム57以降の伝達系は全て一方(図面では左側)のサイドフェンス43に支持される。
【0039】
この一対の円柱カム57、58の外周面にはカム溝59がそれぞれ形成され、この双方のカム溝59のカム形状は六角軸56の回転中心を中心として180度対称に設定されている。そして、基準回転位置から180度の回転範囲では下記する一方(図面では左側)の水平リンク60及び垂直リンク63のみが回転駆動し、180度の回転位置から基準回転位置までの回転位置では下記する他方(図面では右側)の水平リンク60及び垂直リンク63のみが回転駆動するように構成されている。
【0040】
一対の水平リンク60は、支持軸60aを支点として一対のサイドフェンス43、44に回転自在に支持され、この各一端側に前記カム溝59に係合するカムピン61がそれぞれ固定されている。各水平リンク60の他端側には長孔62が形成され、この長孔62に垂直リンク63のピン64がそれぞれ挿入されている。一対の垂直リンク63は、一対のサイドフェンス43、44にそれぞれ回転自在に支持され、その上下端にウイング押圧アーム65及び下アームプレート66がそれぞれ固定されている。下アームプレート66の先端には上述したピン64が固定され、ウイング押圧アーム65の先端にはローラ67が回転自在に設けられている。この各ローラ67は図5に示すように、一対のサイドフェンス43、44の裏面に近接して配置されている。
【0041】
つまり、ウイングモータ51が回転すると、この回転がウォームギア52、ウォームホイール53、第1平ギア54及び第2平ギア55の順に伝達されて一対の円柱カム57、58が基準回転位置から回転する。基準回転位置から180度回転位置までは、カム機構としては左側の円柱カム57とカムピン61のみが有効で左側の水平リンク60、垂直リンク63が図7のM矢印方向に回転して左側の排紙ウイング47が干渉位置まで回転し(図11(A)の状態)、且つ、その後反対に図7のN矢印方向に回転して左側の排紙ウイング47が自重により干渉位置から待機位置に戻る。180度回転位置から基準回転位置までは、カム機構としては右側の円柱カム58とカムピン61のみが有効で右側の水平リンク60、垂直リンク63が図7のN矢印方向に回転して右側の排紙ウイング48が干渉位置まで回転し(図11(B)の状態)、且つ、その後反対に図7のM矢印方向に回転して右側の排紙ウイング48が自重により干渉位置から待機位置に戻る。又、各排紙ウイング47、48の回転角度θ(垂直方向に対する干渉位置の回転角度)は、約50度程度である。
【0042】
図8は排紙ウイングの制御系の回路ブロック図、図9は区分積みモードのフローチャートである。図8において、排紙検出センサS3の出力は制御部68に出力され、この制御部68は区分積みモード時には図9に示すフローを実行するべくウイングモータ51を制御する。この制御内容については下記する作用の箇所で説明する。
【0043】
次に、上記構成の作用を図10及び図11を参考として説明する。図10は区分積みモードのタイミングチャート、図11(A)、(B)はそれぞれ区分積みモードの排紙ウイングの動作を示す概略図である。
【0044】
例えば10枚の種類(内容)の異なる用紙1を丁合したい場合には最上段の給紙台3aから最下段の給紙台3jまで種類毎に区分された多数の用紙1を丁合順番に添って各給紙台3a〜3jに積載する。スタートモードが選択されると、メインモータ30が駆動し、最上段の給紙台3aの給紙ローラ9から順に最下段の給紙台3jの給紙ローラ9までが各電磁クラッチ(図示せず)の制御によって上から順に回転して各種類(内容)の用紙1が1枚づつ順次丁合搬送部Bに搬送される。この搬送された各用紙1は丁合搬送部Bの搬送ローラ15の箇所で丁合されながら下方に搬送され、最下方位置の搬送ローラ15の箇所で最後の丁合処理がなされて所望の丁合物2とされる。この丁合物2が排出部Cに入り搬送路変更ガイドプレート21によりスタッカー部側を搬送路として進み、一対の排出ローラ26、27の回転によりスタッカー部Dに排出される。そして、この一連の動作が連続して実行されることによって1単位の丁合物2が順次排出される。
【0045】
ここで、棒積みモードの場合には、用紙1の幅より若干だけ大きめに一対のサイドフェンス43、44の幅が調整される。そして、ウイングモータ51が駆動されずに、一対の排紙ウイング47、48が共に待機位置を保持するため、丁合物2の1単位で左右にオフセットすることなく排紙台42に積載される。
【0046】
又、区分積みモードの場合には、用紙1の幅より大きめ(約+35mm)に一対のサイドフェンス43、44の幅が調整される。そして、図9に示すように、排紙検出センサS3の検出出力がLレベルからHレベルに変化したタイミングを検出すると(ステップS1)、その所定時間(t1)経過後にウイングモータ51の駆動を開始し(ステップS2)、円柱カム57が基準回転位置から180度回転した時点(ステップS3)でウイングモータ51の駆動を停止する(ステップS4)。次に、排紙検出センサS3の検出出力がLレベルからHレベルに変化したタイミングを検出すると(ステップS1)、その所定時間(t1)経過後にウイングモータ51の駆動を開始し(ステップS2)、円柱カム57が180度回転した時点(ステップS3)でウイングモータ51の駆動を停止する。これで円柱カム57は元の基準回転位置に戻る。以後、排紙検出センサS3の検出出力がLレベルからHレベルに変化したタイミングを検出する毎に、このようなウイングモータ51の駆動を行う。
【0047】
ここで、円柱カム57が基準回転位置から180度回転する際には、図10及び11(A)に示すように、左側の排紙ウイング47が待機位置から干渉位置に変位し、干渉位置を所定時間保持した後に再び待機位置に戻る。そして、この排紙ウイング47が干渉位置に位置する時が、排出部Cから排出される丁合物2の落下タイミングに一致して丁合物2の左端部が左側の排紙ウイング47に接触する。この干渉によって丁合物2は右端が下に傾斜する状態となって右側にシフトしながら右端から先に落下する。そのため、丁合物2の右端が右側のサイドフェンス44に当接しながら落下するため、丁合物2は右側のサイドフェンス44に規制された状態、つまり、丁合物2の右端が右側のサイドフェンス44に当接して排紙台42に載置される。
【0048】
又、円柱カム57が180度回転位置から基準回転位置に回転する際には、図10及び11(B)に示すように、右側の排紙ウイング48が待機位置から干渉位置に変位し、干渉位置を所定時間保持した後に再び待機位置に戻る。そして、この排紙ウイング48が干渉位置に位置する時が、排出部Cから排出される丁合物2の落下タイミングに一致して丁合物2の右端部が右側の排紙ウイング48に接触する。この干渉によって丁合物2は左端が下に傾斜する状態となって左側にシフトしながら左端から先に落下する。そのため、丁合物2の左端が左側のサイドフェンス43に当接しながら落下するため、丁合物2は左側のサイドフェンス43に規制された状態、つまり、丁合物2の左端が左側のサイドフェンス43に当接して排紙台42に載置される。
【0049】
そして、このような左右の排紙ウイング47、48の動作が排出される丁合物2に同期して行われるため、1丁合物2毎に左右にシフト量d1だけオフセットして積載される。
【0050】
以上より、排紙ウイング47、48は排出部Cから排出される丁合物2に干渉して排出方向のほぼ直交方向に排出方向をオフセットさせるものであるので、移動負荷が小さく、又、排紙台42に積載される用紙1の量と排紙ウイング47、48の移動負荷とは無関係であり、ウイングモータ51は単に排紙ウイング47、48を移動させる原動力が得られるものであれば良い。従って、ウイングモータ51の負荷を小さく抑えることができる。又、移動負荷の小さい排紙ウイング47、48が待機位置と干渉位置との間を移動するだけであるため、排紙ウイング47、48に操作者の体の一部が接触しても安全上問題がない。
【0051】
又、この第1実施形態では、一対の排紙ウイング47、48を設けたが、左右いずれか一方にのみ設けても良い。但し、この第1実施形態のように互いに反対方向に丁合物2をオフセットする一対の排紙ウイング47、48を設けた方が、区分積みのオフセット量d1を大きくできる。
【0052】
又、この第1実施形態では、一対のサイドフェンス43、44に一対の排紙ウイング47、48を設けたので、用紙1の幅の大きさに合わせて一対のサイドフェンス43、44の幅を調整すれば、一対の排紙ウイング47、48の幅も位置合わせされるため、一対の排紙ウイング47、48の幅を別途調整する必要がない。
【0053】
又、この第1実施形態では、排紙ウイング47、48の駆動機構50は、ウイング押圧アーム65を回転させるだけの構成で良いため、駆動機構50が複雑にならずコンパクト化、低コスト化等に供する。又、排紙ウイング47、48とウイング押圧アーム65とは物理的に連結されておらず排紙ウイング47、48は干渉位置から待機位置には自重で変移するため、排紙ウイング47、48と例えばサイドフェンス43、44との間に操作者等が誤って指等を入れても安全である。
【0054】
図12〜図14は本発明の第2実施形態を示し、図12はスタッカー部の斜視図、図13はその一部正面図、図14(A)、(B)はそれぞれ区分積みモードの排紙ウイングの動作を示す概略図である。この第2実施形態と前記第1実施形態とを比較するにスタッカー部Dの区分積み手段46の構成のみが異なり他の構成は同一であるため、同一構成箇所については重複説明を回避するためその説明を省略し、異なる区分積み手段46の構成のみを説明する。尚、図面上で第1実施形態と同一構成箇所については同一符号を付して明確化している。
【0055】
即ち、図12及び図13において、この第2実施形態の区分積み手段46には、一対のサイドフェンス43、44に一対の垂直リンク63の他に一対の補助垂直リンク90が回転自在に設けられている。各垂直リンク63と各補助垂直リンク90とには水平方向に延びる中間水平アーム91と補助アーム部材92の一端がそれぞれ固定され、各中間水平アーム91の中央部分の係合ピン93が補助アーム部材92の中間部分の長孔94に係合されている。
【0056】
つまり、補助アーム部材92は、ウイング押圧アーム65の回転に連動して水平方向に移動し、前記排紙ウイング47、48が待機位置の位置では、排出部Cから排出される丁合物2に干渉しない退出位置(図14(A)、(B)の仮想線位置)に位置し、排紙ウイング47、48が干渉位置の位置では、排紙ウイング47、48の下方位置で、且つ、排紙ウイング47、48の先端より更に内側にR寸法だけ突出する突出位置(図14の(A)、(B)の実線位置)に位置する。区分積み手段46の他の構成部分は、前記第1実施形態と同様であるため、説明を省略する。
【0057】
上記構成において、図14(A)、(B)に示すように、排出される丁合物2に同期して左側の排紙ウイング47と右側の排紙ウイング48とを交互に干渉位置に移動するよう制御することにより、この第2実施形態においても前記第1実施形態と同様の作用、効果を有する。
【0058】
又、この第2実施形態では、図14(A)、(B)に示すように、干渉位置では排紙ウイング47、48の先端より更に内側に補助アーム部材92が位置し、排紙ウイング47、48の内側で更に補助アーム部材92が丁合物2と干渉して丁合物2の排出方向を可変するため、排紙ウイング47、48の長さを長くすることなく区分積みのオフセット量d2を大きくできる。つまり、区分積みのオフセット量を大きくするためには、排紙ウイング47、48の長さを長くすることが考えられるが、排紙ウイング47、48の長さを長くすると、排紙ウイング47、48の下端の移動軌跡がその分下方に下がり、排紙台42に積載される用紙1に干渉することになり積載量が制限される。従って、排紙ウイング47、48の長さを長くすることができず、オフセット量が制限されるが、第2実施形態によればこれが解決できるものである。
【0059】
尚、前記各実施形態では、一対のサイドフェンス43、44の一方を移動自在に、他方を固定に構成したが、両方を移動自在に構成しても良い。又、何等かの理由により使用される用紙1の幅が特定される場合には両方を固定に構成しても良い。
【0060】
尚、前記各実施形態では、排紙ウイング47、48の駆動機構50は、ウオームギア52及びウオームホイール53を用いて構成したが、平ギアのみを用いて構成しても良い。
【0061】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明によれば、複数の給紙台を有し、この各給紙台に多数積載された用紙を所定タイミングで1枚づつ搬送する給紙部と、この給紙部の各給紙台から搬送された複数の用紙を丁合して丁合物とし、この丁合物を排出部に搬送する丁合搬送部と、この丁合搬送部から搬送された丁合物をスタッカー部に排出する排出部と、この排出部から排出される丁合物を積載する排紙台を設け、この排紙台上に排出される丁合物の両外側に位置し、丁合物の排出方向の直交方向を規制する一対のサイドフェンスを設け、前記排出部から順次排出される丁合物を排出方向の直交方向に交互にオフセットさせて前記排紙台に積載する区分積み手段を有するスタッカー部とを備えた丁合装置において、前記区分積み手段は、前記排出部から排出される丁合物に干渉しない待機位置と、前記排出部から排出される丁合物に干渉して丁合物を排出方向のほぼ直交方向に排出方向をオフセットする干渉位置との間で変位する排紙ウイングを有し、この排紙ウイングを前記排出部からの丁合物の排出タイミングに合わせて待機位置と干渉位置との間を交互に移動させることによって区分積みを行うよう構成したので、排紙ウイングは排出部から排出される丁合物に干渉して丁合物を排出方向のほぼ直交方向に排出方向をオフセットさせるものであれば良いことから移動負荷が小さいもので足り、又、排紙台に積載される用紙の量と排紙ウイングの移動負荷とは無関係であり、排紙ウイングを移動させる原動力が得られれば良いため、駆動源の負荷を小さく抑えることができる。又、移動負荷の小さい排紙ウイングが待機位置と干渉位置との間を移動するだけであるため、排紙ウイングに操作者の体に一部が接触しても安全上問題がない。又、前記排紙ウイングは、その上端側が回転自在に支持され、自重により垂下して先端側が下方に位置する状態を待機位置とし、駆動源からの伝達力によって回転するウイング押圧アームが前記排紙ウイングの下面を押圧し、この押圧力により回転して先端側が上方に移動して干渉位置となるよう構成したので、排紙ウイングの駆動機構は、ウイング押圧アームを回転させるだけの構成で良いため、駆動機構が複雑にならずコンパクト化、低コスト化等に供する。又、排紙ウイングとウイング押圧アームとは物理的に連結されておらず排紙ウイングは干渉位置から待機位置には自重で変移するため、排紙ウイングと例えばサイドフェンスとの間に操作者等が誤って指等を入れても安全である。
【0062】
請求項2の発明によれば、請求項1記載の丁合装置であって、前記排紙ウイングは、互いに前記丁合物のオフセット方向を反対とするものを左右一対設け、この一対の排紙ウイングを前記排出部からの丁合物の排出タイミングに合わせて交互に待機位置から干渉位置に移動させることによって区分積みを行うよう構成したので、請求項1の発明の効果に加え、一対の排紙ウイングが互いに反対方向に丁合物をオフセットするため、区分積みのオフセット量を大きくできる。
【0063】
請求項3の発明によれば、請求項2記載の丁合装置であって、前記一対の排紙ウイングは、少なくとも一方が前記丁合物の排出方向のほぼ直交方向に移動自在な前記一対のサイドフェンスに設けたので、請求項1の発明の効果に加え、用紙の幅の大きさに合わせて一対のサイドフェンスの幅を調整すれば、一対の排紙ウイングも位置合わせされるため、一対の排紙ウイングの幅を別途調整する必要がない。
【0065】
請求項4の発明によれば、請求項1〜請求項3記載の丁合装置であって、前記排紙ウイングの駆動機構は、前記ウイング押圧アームの回転に連動して水平方向に移動する補助アーム部材を有し、この補助アーム部材が前記排紙ウイングが待機位置に位置する状態では、前記排出部から排出される丁合物に干渉しない退出位置に位置し、前記排紙ウイングが干渉位置に位置する状態では、前記排紙ウイングの下方位置で、且つ、前記排紙ウイングの先端より更に内側に突出する突出位置に位置するよう構成したので、請求項1〜請求項3の発明の効果に加え、排紙ウイングの先端より更に内側でアーム部材が丁合物と干渉して丁合物の排出方向を可変するため、排紙ウイングの長さを長くすることなく区分積みのオフセット量を大きくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示し、丁合装置の全体斜視図である。
【図2】本発明の第1実施形態を示し、給紙部、丁合搬送部、排出部及びスタッカー部の構成図である。
【図3】本発明の第1実施形態を示し、給紙部、丁合搬送部及び排出部への駆動伝達系を示す側面図である。
【図4】本発明の第1実施形態を示し、各給紙部への駆動力分配を示す斜視図である。
【図5】本発明の第1実施形態を示し、スタッカー部の斜視図である。
【図6】本発明の第1実施形態を示し、スタッカー部の一部正面図である。
【図7】本発明の第1実施形態を示し、排紙ウイングの駆動機構の斜視図である。
【図8】本発明の第1実施形態を示し、排紙ウイングの制御系の回路ブロック図である。
【図9】本発明の第1実施形態を示し、区分積みモードのフローチャートである。
【図10】本発明の第1実施形態を示し、区分積みモードの各部分のタイミングチャートである。
【図11】本発明の第1実施形態を示し、(A)、(B)はそれぞれ排紙ウイングの動作を説明する概略正面図である。
【図12】本発明の第2実施形態を示し、スタッカー部の斜視図である。
【図13】本発明の第2実施形態を示し、スタッカー部の一部正面図である。
【図14】本発明の第2実施形態を示し、(A)、(B)はそれぞれ排紙ウイングの動作を説明する概略正面図である。
【図15】従来の丁合装置の全体斜視図である。
【図16】従来の丁合装置のスタッカー部付近の斜視図である。
【図17】(A)は棒積みを示す斜視図、(B)は区分積みを示す斜視図である。
【符号の説明】
A 給紙部
B 丁合搬送部
C 排出部
D スタッカー部
1 用紙
2 丁合物
3a〜3j 給紙台
42 排紙台
43、44 サイドフェンス
46 区分積み手段
47、48 排紙ウイング
65 ウイング押圧アーム
92 補助アーム部材

Claims (4)

  1. 複数の給紙台を有し、この各給紙台に多数積載された用紙を所定タイミングで1枚づつ搬送する給紙部と、この給紙部の各給紙台から搬送された複数の用紙を丁合して丁合物とし、この丁合物を排出部に搬送する丁合搬送部と、この丁合搬送部から搬送された丁合物をスタッカー部に排出する排出部と、この排出部から排出される丁合物を積載する排紙台を設け、この排紙台上に排出される丁合物の両外側に位置し、丁合物の排出方向の直交方向を規制する一対のサイドフェンスを設け、前記排出部から順次排出される丁合物を排出方向の直交方向に交互にオフセットさせて前記排紙台に積載する区分積み手段を有するスタッカー部とを備えた丁合装置において、
    前記区分積み手段は、前記排出部から排出される丁合物に干渉しない待機位置と、前記排出部から排出される丁合物に干渉して丁合物を排出方向のほぼ直交方向に排出方向をオフセットする干渉位置との間で変位する排紙ウイングを有し、この排紙ウイングを前記排出部からの丁合物の排出タイミングに合わせて待機位置と干渉位置との間を交互に移動させることによって区分積みを行い、前記排紙ウイングは、その上端側が回転自在に支持され、自重により垂下して先端側が下方に位置する状態を待機位置とし、駆動源からの伝達力によって回転するウイング押圧アームが前記排紙ウイングの下面を押圧し、この押圧力により回転して先端側が上方に移動して干渉位置となることを特徴とする丁合装置。
  2. 請求項1記載の丁合装置であって、
    前記排紙ウイングは、互いに前記丁合物のオフセット方向を反対とするものを左右一対設け、この一対の排紙ウイングを前記排出部からの丁合物の排出タイミングに合わせて交互に待機位置から干渉位置に移動させることによって区分積みを行うことを特徴とする丁合装置。
  3. 請求項2記載の丁合装置であって、
    前記一対の排紙ウイングは、少なくとも一方が前記丁合物の排出方向のほぼ直交方向に移動自在な前記一対のサイドフェンスに設けたことを特徴とする丁合装置。
  4. 請求項1〜請求項3記載の丁合装置であって、
    前記排紙ウイングの駆動機構は、前記ウイング押圧アームの回転に連動して水平方向に移動する補助アーム部材を有し、この補助アーム部材が前記排紙ウイングが待機位置に位置する状態では、前記排出部から排出される丁合物に干渉しない退出位置に位置し、前記排紙ウイングが干渉位置に位置する状態では、前記排紙ウイングの下方位置で、且つ、前記排紙ウイングの先端より更に内側に突出する突出位置に位置することを特徴とする丁合装置。
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