JP3636108B2 - シリンダヘッド鋳造用金型の冷却装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、内燃機関のシリンダヘッドを低圧鋳造法等により鋳造するための金型(鋳型)において、特に燃焼室の鋳造成形を直接司る燃焼室中子を所定の冷却媒体にて強制冷却するようにした冷却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
シリンダヘッドを金型を用いて鋳造するにあたり、特に機能上最も重要な燃焼室近傍での鋳造欠陥の発生を防止するために、その燃焼室の鋳造成形を直接司る燃焼室中子を強制冷却するようにした技術が例えば特開平7−164100公報に記載されている。
【0003】
この従来の技術では、図7に示すように、他の金型要素と組み合わされて製品形状部空間としてのキャビティを形成することになる下型101に例えば4気筒分の燃焼室中子102が配置されているものであるが、下型101には冷却通路103を、燃焼室中子102には冷却通路103に連通する仕切り板104付きの冷却用開口部105をそれぞれ形成し、これら冷却通路103および冷却用開口部105に所定の冷却媒体を通流させることで燃焼室中子102を強制冷却し、もって燃焼室周辺での指向性凝固を促進させて凝固遅れによる鋳造欠陥の発生を未然に防止するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の技術では、冷却通路103が下型101に直接形成されているため、燃焼室中子102のみならず下型101そのものまでもが冷却されてしまうことになり、指向性凝固を促進させるにもおのずと限界がある。特に、冷却媒体として水を使用した場合には、高温となっている下型101に冷却水が最初に接触して気化することになる通路入口部分での温度低下が著しく、下型101の温度むらが生じやすいために、理想とする指向性凝固を一層困難なものにしている。
【0005】
また、上記のように下型101に冷却通路103を直接形成しているために、その通路103の両端の流入ポート106および流出ポート107の位置の自由度に乏しいという欠点がある。
【0006】
本発明はこのような課題に着目してなされたもので、とりわけ所期の目的である指向性凝固を一層促進することができるようにした構造を提供しようとするものである。
【0007】
請求項1に記載の発明は、燃焼室の成形を司る複数の燃焼室中子が直列に装着された主型と他の金型要素とを組み合わせて製品形状部空間を形成し、上記主型のうち直列配置の燃焼室中子を挟んでその片側に形成された湯口部から製品形状部空間に溶湯を導入することによりシリンダヘッドを鋳造成形するようにしたシリンダヘッド鋳造用金型の冷却装置であって、上記各燃焼室中子には該燃焼室中子を強制冷却するための冷却媒体を通流させる冷却通路を反湯口部側の位置に偏らせて形成するとともに、主型の外縁部には冷却媒体の流入ポートおよび流出ポートをそれぞれ形成し、上記冷却通路の反湯口部側の部位と流入ポートおよび流出ポートとを主型に対して空気断熱された冷却媒体供給パイプにて相互に接続したことを特徴としている。
【0008】
上記冷却媒体供給パイプとしては、例えば銅や鋼等の金属製のもののほか、耐熱フレキシブルホース等を用いるものとし、さらに冷却媒体としては冷却エアのほか水等を用いるものとする。
【0009】
したがって、この請求項1に記載の発明では、燃焼室中子側の冷却通路と流入ポートおよび流出ポートとを冷却媒体供給パイプにて直接接続したことによって、冷却媒体と主型とが直接接触することがなく断熱されているのに加えて、冷却媒体供給パイプ自体もまた主型に対し空気断熱されていることから、燃焼室中子だけを効率よく冷却して、指向性凝固を促進することができるようになる。特に、直列配置の燃焼室中子を挟んでその片側に形成された湯口部から製品形状部空間に溶湯が導入されることから、機能上最も重要な燃焼室を形成することになる燃焼室中子が積極的に冷却されることはもちろんのこと、冷却通路を反湯口部側の位置に偏らせて形成したことによって、その燃焼室中子のうちでも湯口部から遠い部位から順に凝固を進行させることができるようになり、理想的な指向性凝固を実現できるようになる。同時に、主型と冷却媒体とは上記の断熱のために相互に熱的影響を与えることがないので、冷却媒体供給パイプの自由なレイアウトが可能となる。
【0012】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明を前提として、上記燃焼室中子が装着された主型の背面部には空気断熱層として機能するパイプ収容空間が形成されていて、冷却通路と流入ポートおよび流出ポートとを接続する冷却媒体供給パイプが上記パイプ収容空間に配置されていることを特徴としている。
【0013】
また、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明を前提として、上記各燃焼室中子ごとの冷却通路と流入ポートおよび流出ポートとを接続する冷却媒体供給パイプが上記パイプ収容空間に集中配置されていることを特徴としている。
【0014】
さらに、請求項4に記載の発明は、請求項2または3に記載の発明を前提として、上記パイプ収容空間は凹状空間となっていて、着脱可能な蓋部材で閉止されていることを特徴としている。
【0015】
したがって、これら請求項2〜4に記載の発明では、主型と冷却媒体との間の冷却媒体供給パイプによる断熱作用に加えて、パイプ収容空間に存する空気による空気断熱効果も期待できるようになる。特に、請求項3に記載の発明のように各々の冷却媒体供給パイプをパイプ収容空間に集中配置すると、パイプの集約化が図れるようになり、また請求項4に記載の発明のように、冷却媒体供給パイプが集中配置されたパイプ収容空間を蓋部材にて閉止すると、そのパイプ収容空間が密閉空間となって断熱効果の上でより好ましいものとなる。
【0016】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、冷却媒体と主型とが直接接触することなく断熱されているのに加えて、冷却媒体供給パイプ自体もまた主型に対して空気断熱されているので、主型そのものの温度低下をもたらすことなく燃焼室中子のみを効果的に冷却することができるようになり、理想的な指向性凝固を達成できる。特に、直列配置の燃焼室中子を挟んでその片側に形成された湯口部から製品形状部空間に溶湯が導入される場合に、機能上最も重要な燃焼室を形成することになる燃焼室中子が積極的に冷却されることはもちろんのこと、その燃焼室中子のうちでも湯口部から遠い部位から順に凝固を進行させることができることから、理想的な指向性凝固を一段と促進できるようになる。また、気筒数違いのシリンダヘッドを鋳造する場合や母体となる低圧鋳造機の仕様が異なる場合、あるいは鋳造法案が変わったとしても指向性凝固を容易に実現でき、さらには冷却媒体供給パイプのレイアウト(引き回し)が自由であるために、設備との整合性のほか作業性および安全性を確保する上でも有利となる利点がある。
【0018】
請求項2に記載の発明によれば、冷却媒体供給パイプを主型に形成されたパイプ収容空間に配置したため、請求項1に記載の発明と同様の効果に加えて、冷却媒体供給パイプの断熱効果に加えてそのパイプ収容空間に存する空気による空気断熱効果をも期待できるようになり、主型と冷却媒体との断熱効果が一段と向上する利点がある。
【0019】
請求項3に記載の発明によれば、パイプ収容空間に各燃焼室中子ごとの冷却媒体供給パイプを集中配置したため、請求項2に記載の発明と同様の効果に加えて、冷却媒体供給パイプの集約化が可能となってスペース効率の向上が図れるようになる。
【0020】
さらに請求項4に記載の発明によれば、パイプ収容空間を蓋部材にて閉止するようにしたことにより、そのパイプ収容空間が実質的に密閉空間となるため、請求項2または3に記載の発明と同様の効果に加えて、パイプ収容空間に存する空気による空気断熱効果が一段と向上する利点がある。
【0021】
【発明の実施の形態】
図1は好ましい実施の形態として本発明に係るシリンダヘッド鋳造用金型2の冷却装置が適用される低圧鋳造機(LPDM=ロー・プレッシャー・ダイカスト・マシン)1の概略構成を示し、また図2は上記金型2における下型3の概略平面図を示しており、同図から明らかなように、ここではV型6気筒24バルブタイプのエンジン用のシリンダヘッドWを2個同時に鋳造する場合の例を示している。
【0022】
図1に示すように、低圧鋳造機1は、溶湯保持炉4の上側に位置するプラテン5にシリンダヘッド鋳造用金型2の主型として機能とする下型3が固定されている。この下型3の上に左右方向にスライド可能な中間型(横型)6が載置されるとともに、さらに中間型6の上に上型7が載置され、これらの下型3と中間型6および上型7との型締め状態をもって製品形状部空間としてのキャビティRが形成される。
【0023】
図4は図3に示した下型3の左半部についてその下側から見た図であり、また図5は図4のA−A線に沿う断面図を、図6は図4の左側面図をそれぞれ示し、図4に示すように平面的に見て給湯ストーク10の位置とオーバーラップするようにして湯口部8が形成されているほか、三つの燃焼室中子9a,9b,9cが直列に並んで装着されている。その結果として、下型3のうち直列配置の燃焼室中子9a,9b,9cを挟んでその片側に湯口部8が形成されている。各燃焼室中子9a〜9cは下型3の上面の凹部に嵌合保持された上で下型3の下面から装着される二本のボルト11にて堅固に固定されている。各燃焼室中子9a〜9cの中央部には後述するように冷却水が通流することになる冷却通路12が長手方向に沿って形成されており、その冷却通路12の両端は同じくその冷却通路12の一部を形成することになる管状ピン13に連通している。すなわち、各燃焼室中子9a〜9cの下面には冷却通路12に連通する一対の管状ピン13が溶接接合されており(溶接部を図5に符号Weで示す)、各管状ピン13は下型3の下面にまで貫通していて、その開口端に管継手14が装着されるようになっている。
【0024】
図4は図3に示した下型3の左半部についてその下側から見た図であり、また図5は図4のA−A線に沿う断面図を、図6は図4の左側面図をそれぞれ示し、図4に示すように平面的に見て給湯ストーク10の位置とオーバーラップするようにして湯口部8が形成されているほか、三つの燃焼室中子9a,9b,9cが装着されている。各燃焼室中子9a〜9cは下型3の上面の凹部に嵌合保持された上で下型3の下面から装着される二本のボルト11にて堅固に固定されている。各燃焼室中子9a〜9cの中央部には後述するように冷却水が通流することになる冷却通路12が長手方向に沿って形成されており、その冷却通路12の両端は同じくその冷却通路12の一部を形成することになる管状ピン13に連通している。すなわち、各燃焼室中子9a〜9cの下面には冷却通路12に連通する一対の管状ピン13が溶接接合されており(溶接部を図5に符号Weで示す)、各管状ピン13は下型3の下面にまで貫通していて、その開口端に管継手14が装着されるようになっている。
【0025】
上記下型3の下面には平面視にて給湯ストーク10の領域を取り囲むように凹状のパイプ収容空間15が形成されており、先に述べた各管状ピン13の下端部はこのパイプ収容空間15に臨んでいる。また、下型3の外周面には一対のマニホールド16,17がボルト18にて固定されており、これらのマニホールド16,17には冷却水の流入ポートおよび流出ポートとして機能することになる流入側カプラ19a,19b,19cと流出側カプラ20a,20b,20cとが燃焼室中子9a〜9cの数に対応して合計3組装着されている。マニホールド16,17には流入側カプラ19a,19b,19cと流出側カプラ20a,20b,20cにそれぞれ個別に連通する補助通路21が形成されていて、各補助通路21には管継手22が装着されるようになっている。
【0026】
そして、互いに隣り合う流入側カプラ19aと流出側カプラ20aとが例えば銅もしくは鋼製の冷却媒体供給パイプたる冷却水供給パイプ23,24を介して燃焼室中子9bの冷却通路12の両端、すなわちその冷却通路12の両端に接続された管状ピン13に接続されている。同様にして流入側カプラ19bと流出側カプラ20bとが冷却水供給パイプ25,26を介して燃焼室中子9aの冷却通路12の両端に接続された管状ピン13に、残りの流入側カプラ19cと流出側カプラ20cとが冷却水供給パイプ27,28を介して燃焼室中子9cの冷却通路12の両端に接続された管状ピン13に接続されている。上記の各流入側カプラ19a〜19cおよび流出側カプラ20a〜20cは鋳造機1側に用意された図示外のカプラと接続されるようになっていることから、各燃焼室中子9a〜9cの冷却通路12には冷却水供給パイプ23〜28を介して冷却水が通流し、これをもって各燃焼室中子9a〜9cが強制冷却されることになる。なお、上記冷却水供給パイプ23〜28として耐熱フレキシブルホースを使用してもよい。
【0027】
ここで、上記の各冷却水供給パイプ23〜28は凹状のパイプ収容空間15に集中配置されていて、そのパイプ収容空間15は蓋部材である金属製のカバープレート29をビス30にて固定して閉止することで密閉空間となっている。なお、図4はカバープレート29を取り外した状態を示している。
【0028】
以上のような冷却水供給系の構造は、図3に示した下型3の右半部についても全く同様となっている。
【0029】
したがって、以上のような冷却装置によれば、流入側カプラ19a〜19cや流出側カプラ20a〜20cのほか冷却水供給パイプ23〜28および管状ピン13等を介して各燃焼室中子9a〜9cの冷却通路12を冷却水が通流することで、各燃焼室中子9a〜9cひいてはその中子形状が転写されることになる鋳物製品たるシリンダヘッドの燃焼室部分が強制冷却されることになるのであるが、冷却水は冷却水パイプ23〜28や管状ピン13にて断熱されていて下型3と直接接触することはないから、下型3の他の部分を冷却してしまうことがなく、特に燃焼室近傍での凝固を強制冷却にて積極的に促進させるという指向性凝固を容易に達成することができるようになる。また、複数の冷却水供給パイプ23〜28が集中配置されたパイプ収容空間15は密閉空間となっていて、そのパイプ収容空間15に存する空気による空気断熱効果も期待できることから、下型3と冷却水との間をより確実に断熱することができるようになる。
【0030】
その上、図4から明らかなように各燃焼室中子9a〜9cに形成された冷却通路12やそれに付帯する管状ピン13等は湯口部8に対して可及的に遠くなるような位置(湯口部8とは反対側の位置)に偏らせて配置してあることから、燃焼室近傍での凝固を強制冷却にて積極的に促進させることを前提としながらも、その燃焼室近傍のうちでも湯口部8から遠い部位から順に凝固を進行させるという製品たるシリンダヘッドの幅方向での指向性凝固を一段と促進できるようになる。
【0031】
そして、上記のように下型3の他の部位を冷却してしまうことなく各燃焼室中子9a〜9cだけを集中的に冷却できるため、例えば気筒数違いのシリンダヘッドを鋳造する場合や低圧鋳造機の仕様が異なる場合、あるいは鋳造法案が変わったような場合であっても、きわめて容易に指向性凝固を達成できるようになる。
【0032】
なお、上記冷却水供給パイプ23〜28は必ずしも集中配置とすることなく例えば各冷却水供給パイプ23〜28ごとにパイプ収容空間15を独立させても良い。ただし、加工工数削減の上では、単一のパイプ収容空間15をもって全ての冷却水供給パイプ23〜28を収容するタイプの方が有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい実施の形態として低圧鋳造機全体の構造を示す概略説明図。
【図2】図1に示す下型の概略平面説明図。
【図3】図2に示す下型の詳細な平面図。
【図4】図3に示した下型左半部の下面図。
【図5】図4のA−A線に沿う断面説明図。
【図6】図4の左側面図。
【図7】従来のシリンダヘッド鋳造用下型の断面説明図。
【符号の説明】
2…シリンダヘッド鋳造用金型
3…下型(主型)
8…湯口部
9a,9b,9c…燃焼室中子
12…冷却通路
13…管状ピン
15…パイプ収容空間
16,17…マニホールド
19a,19b,19c…流入側カプラ(流入ポート)
20a,20b,20c…流出側カプラ(流出ポート)
23,24…冷却水供給パイプ(冷却媒体供給パイプ)
25,26…冷却水供給パイプ(冷却媒体供給パイプ)
27,28…冷却水供給パイプ(冷却媒体供給パイプ)
29…カバープレート(蓋部材)
R…キャビティ(製品形状部空間)
W…シリンダヘッド

Claims (4)

  1. 燃焼室の成形を司る複数の燃焼室中子が直列に装着された主型と他の金型要素とを組み合わせて製品形状部空間を形成し、上記主型のうち直列配置の燃焼室中子を挟んでその片側に形成された湯口部から製品形状部空間に溶湯を導入することによりシリンダヘッドを鋳造成形するようにしたシリンダヘッド鋳造用金型の冷却装置であって、
    上記各燃焼室中子には該燃焼室中子を強制冷却するための冷却媒体を通流させる冷却通路を反湯口部側の位置に偏らせて形成するとともに、
    主型の外縁部には冷却媒体の流入ポートおよび流出ポートをそれぞれ形成し、
    上記冷却通路の反湯口部側の部位と流入ポートおよび流出ポートとを主型に対して空気断熱された冷却媒体供給パイプにて相互に接続したことを特徴とするシリンダヘッド鋳造用金型の冷却装置。
  2. 上記燃焼室中子が装着された主型の背面部には空気断熱層として機能するパイプ収容空間が形成されていて、
    冷却通路と流入ポートおよび流出ポートとを接続する冷却媒体供給パイプが上記パイプ収容空間に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のシリンダヘッド鋳造用金型の冷却装置。
  3. 上記各燃焼室中子ごとの冷却通路と流入ポートおよび流出ポートとを接続する冷却媒体供給パイプが上記パイプ収容空間に集中配置されていることを特徴とする請求項2に記載のシリンダヘッド鋳造用金型の冷却装置。
  4. 上記パイプ収容空間は凹状空間となっていて、着脱可能な蓋部材で閉止されていることを特徴とする請求項2または3に記載のシリンダヘッド鋳造用金型の冷却装置。
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