JP3635387B2 - 送塵機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は例えば籾摺機や脱穀機の排塵口から排出されてくる籾殻等を道路を越えて田畑まで搬送する際に用いられる送塵機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の籾殻の搬送に際しては、専ら人力作業により、籾殻をそのまま又は一旦袋詰めしたのちに運搬車等により搬送するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、これら籾殻等は軽量であるが、嵩高であり、籾摺機等から大量に排出されるので、人力作業では作業者に労苦を強いることがあると共に作業性が低下することがあるという不都合を有している。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明はこのような課題を解決することを目的とし、本発明のうち、請求項1記載の発明にあっては、送塵器体の内部を通過路に形成し、該送塵器体に該通過路の入口側に連通する吸引口部及び該通過路の出口側に連通する排出口部を配設し、該排出口部に搬送管を接続し、該通過路の入口側と出口側との間に複数個の送風羽根をもつ送風体を回転自在に配設し、該送塵器体に該送風体を回転させる回転機構を配設し、該吸引口部の近傍位置に該通過路の入口側に臨んで外気を導入可能な外気導入口を形成し、該外気導入口に該外気導入口の開口度合いを調節可能なスライドシャッターからなる吸排量調節機構を設けて構成したことを特徴とする送塵機にある。
【0005】
又、請求項2記載の発明は、上記スライドシャッターに上記外気導入口に対する該スライドシャッターのスライド位置により上記外気導入口を遮蔽可能な遮蔽部及び該外気導入口との合致度合により開口度合を調節可能な複数個の通気穴を形成してなることを特徴とするものであり、又、請求項3記載の発明は、上記回転機構はモータからなり、該モータの回転数を可変する回転数調節部を配設したことを特徴とするものであり、又、請求項4記載の発明は、上記送塵機体を脚体に配設し、該脚体に対して送塵機体を上下調節させる上下調節機構を設けてなることを特徴とするものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
図1乃至図6は本発明の実施の形態例を示し、1は送塵器体であって、内部は空洞箱状の通過路2に形成され、送塵器体1は脚体3に上下調節機構4により上下調節自在に取り付けられている。
【0007】
この上下調節機構4は脚体3に長穴5を形成し、送塵機体1にネジ穴6を形成し、長穴5を介してネジ穴6に取付ボルト7を螺着し、取付ボルト7の弛緩締付けにより送塵器体1を上下調節自在に固定するように構成している。
【0008】
又、上記送塵器体1には上記通過路2の入口側2aに連通するエルボダクト状の吸引口部8及び同じくエルボダクト状の通過路2の出口側2bに連通する排出口部9がそれぞれ水平旋回自在に取り付けられている。
【0009】
10は送風体であって、上記通過路2の入口側と出口側との間に配置され、送塵器体1の側壁に軸受部11を形成し、軸受部11に回転軸12を回転自在に片持状に横設し、回転軸12に送風体10を取付けて構成している。
【0010】
この送風体10は四個のアームを放射状に配した取付部材10aに送風羽根10bを四個取り付けて構成されている。
【0011】
又、この場合通過路2内に送風羽根10bの先端回転軌跡に添わせて湾曲板状の風案内板13が取替自在に送塵器体1に取り付けられている。
【0012】
14は回転機構であって、上記送塵器体1の上部に電気式のモータ15を配備し、上記回転軸12にプーリ16を固定すると共にモータ15の主軸にプーリ17を固定し、各プーリ16・17間にベルト18を掛回し、モータ15の駆動回転によりベルト18を介して送風体10回転させるように構成している。
【0013】
19は外気導入口、20は吸排量調節機構であって、この場合、吸引口部8の近傍位置に通過路2の入口側2aに臨んで外気を導入可能な外気導入口19を形成すると共に外気導入口19の開口度合いを調節可能な吸排量調節機構20を設けて構成している。
【0014】
この場合通過路2の入口側2aに臨ませて吸引筒部21を形成し、吸引筒部21の上部に吸引口部8を形成すると共に吸引筒部21の前壁に外気導入口19を形成している。
【0015】
又、この場合、吸排量調節機構20は上記吸引筒部21の前壁部分の上下位置にL状のガイド杆22を対向配置し、ガイド杆22間にスライドシャッター23をスライド自在に取付け、スライドシャッター23に遮蔽部23a及び複数個の通気穴23bを形成し、スライドシャッター23のスライド操作により遮蔽部23aにより外気導入口19を遮蔽し、又、複数個の通気穴23bと外気導入口19との合致度合いにより外気導入口19の開口度合いを調節するように構成している。
【0016】
24は回転数調節部であって、回転機構14としてのモータ15の回転数を電気的に可変するように構成している。
【0017】
この実施の形態例は上記構成であるから、例えば籾摺機Rの排塵口と吸引口部8とを可撓性を有する合成樹脂製ホース状の接続管Kにより接続すると共に排出口部9に可撓性を有する合成樹脂製ホース状の搬送管Dを接続し、回転機構14のモータ15により送風体10を図中矢印方向に回転させると、籾摺機Rから排出される籾殻等Pは送風体10及び風案内板13の作用により接続管Kを介して吸引口部8より送塵器体1内に吸引され、そのまま送塵器体1内の通過路2を介して排出口部9から排出され、そして、その籾殻Pは搬送管Dを介して道路を越えて遠方の田畑まで搬送されて排出されることになり、この際、吸引口部8の近傍位置に通過路2の入口側に臨んで外気を導入可能な外気導入口19が形成され、この外気導入口19に外気導入口19の開口度合いを調節可能なスライドシャッター23からなる吸排量調節機構20が設けられているから、スライドシャッターのスライド操作により容易に吸排量を調節することができ、外気導入口19の開口度合いを調節することにより吸引口部8及び排出口部9における吸排量を可変することができ、従って、籾殻の搬送距離に応じて最適な吸排量に調節することができ、それだけ良好な搬送作業を行うことができる。
【0018】
又、この場合、上記回転機構14はモータ15からなり、モータ15の回転数を可変する回転数調節部24を配設しているから、例えば、籾殻を飛ばす距離が長い場合には、外気導入口19の開口度合いを大きくすると共にモータ15の回転数を上げることになり、又、籾殻を飛ばす距離が短い場合には、外気導入口19の開口度合いを小さく、或いは閉塞すると共にモータ15の回転数を下げることになり、これにより一層良好な搬送作業を行うことができる。
【0019】
又、この場合、上記スライドシャッター23に上記外気導入口19に対するスライドシャッター23のスライド位置により上記外気導入口19を遮蔽可能な遮蔽部23a及び外気導入口19との合致度合により開口度合を調節可能な複数個の通気穴23bを形成してなるから、スライドシャッター23のスライド操作により遮蔽部23aにより外気導入口19を遮蔽することができ、かつ、複数個の通気穴23bと外気導入口19との合致度合いにより外気導入口19の開口度合いを調節することができ、スライドシャッター23のスライド操作により容易に外気導入口19の閉塞及び吸排量を調節することができ、又、この場合、上記送塵機体1を脚体3に配設し、脚体3に対して送塵機体1を上下調節させる上下調節機構20を設けているから、籾摺機Rや脱穀機等と送塵機体1との相対高さを調節することができ、一層良好な搬送作業を行うことができる。
【0020】
尚、本発明は上記実施の形態例に限られるものではなく、送塵器体1、脚体3、吸引口部8、排出口部9及び吸排量調節機構20等の構造や形態並びに材質等は適宜変更して設計されるものである。
【0021】
【発明の効果】
本発明は上述の如く、請求項1記載の発明にあっては、籾摺機等の排塵口と吸引口部とを接続すると共に排出口部に搬送管を接続し、回転機構により送風体を回転させると、籾摺機等から排出される籾殻等は送風体の回転作用により吸引口部より送塵器体内に吸引され、そのまま送塵器体内の通過路を介して排出口部から排出され、そして、その籾殻等は搬送管を介して遠方まで搬送されて排出されることになり、吸引口部の近傍位置に通過路の入口側に臨んで外気を導入可能な外気導入口が形成され、この外気導入口に外気導入口の開口度合いを調節可能なスライドシャッターからなる吸排量調節機構が設けられているから、スライドシャッターのスライド操作により容易に吸排量を調節することができ、外気導入口の開口度合いを調節することにより吸引口部及び排出口部における吸排量を可変することができ、従って、籾殻の搬送距離に応じて最適な吸排量に調節することができ、それだけ良好な搬送作業を行うことができる。
【0022】
又、請求項2記載の発明にあっては、上記スライドシャッターに上記外気導入口に対するスライドシャッターのスライド位置により上記外気導入口を遮蔽可能な遮蔽部及び外気導入口との合致度合により開口度合を調節可能な複数個の通気穴を形成してなるから、ス ライドシャッターのスライド操作により遮蔽部により外気導入口を遮蔽することができ、かつ、複数個の通気穴と外気導入口との合致度合いにより外気導入口の開口度合いを調節することができ、スライドシャッターのスライド操作により容易に外気導入口の閉塞及び吸排量を調節することができる。
【0023】
又、請求項3記載の発明にあっては、上記回転機構はモータからなり、モータの回転数を可変する回転数調節部を配設しているから、例えば、籾殻を飛ばす距離が長い場合には、外気導入口の開口度合いを大きくすると共にモータの回転数を上げることになり、又、籾殻を飛ばす距離が短い場合には、外気導入口の開口度合いを小さく、或いは閉塞すると共にモータの回転数を下げることになり、これにより一層良好な搬送作業を行うことができる。又、請求項4記載の発明にあっては、上記送塵機体を脚体に配設し、脚体に対して送塵機体を上下調節させる上下調節機構を設けているから、籾摺機や脱穀機等と送塵機体との相対高さを調節することができ、一層良好な搬送作業を行うことができる。
【0024】
以上、所期の目的を充分達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態例の全体斜視図である。
【図2】 本発明の実施の形態例の全体側面図である。
【図3】 本発明の実施の形態例の部分側断面図である。
【図4】 本発明の実施の形態例の部分斜視図である。
【図5】 本発明の実施の形態例の部分分解斜視図である。
【図6】 本発明の実施の形態例の使用状態図である。
【符号の説明】
1 送塵器体
2 通過路
3 脚体
4 上下調節機構
8 吸引口部
9 排出口部
10 送風体
14 回転機構
19 外気導入口
20 吸排量調節機構
23 スライドシャッター
23a 遮蔽部
23b 通気穴
24 回転数調節部

Claims (4)

  1. 送塵器体の内部を通過路に形成し、該送塵器体に該通過路の入口側に連通する吸引口部及び該通過路の出口側に連通する排出口部を配設し、該排出口部に搬送管を接続し、該通過路の入口側と出口側との間に複数個の送風羽根をもつ送風体を回転自在に配設し、該送塵器体に該送風体を回転させる回転機構を配設し、該吸引口部の近傍位置に該通過路の入口側に臨んで外気を導入可能な外気導入口を形成し、該外気導入口に該外気導入口の開口度合いを調節可能なスライドシャッターからなる吸排量調節機構を設けて構成したことを特徴とする送塵機。
  2. 上記スライドシャッターに上記外気導入口に対する該スライドシャッターのスライド位置により上記外気導入口を遮蔽可能な遮蔽部及び該外気導入口との合致度合により開口度合を調節可能な複数個の通気穴を形成してなることを特徴とする請求項1記載の送塵機。
  3. 上記回転機構はモータからなり、該モータの回転数を可変する回転数調節部を配設したことを特徴とする請求項1又は2記載の送塵機。
  4. 上記送塵機体を脚体に配設し、該脚体に対して送塵機体を上下調節させる上下調節機構を設けてなることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の送塵機。
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