JP3632997B2 - カメラのバッテリチェック装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、カメラに装填される電池の消耗状態を判別して、警告などの表示を行うバッテリチェック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、カメラなどの電気機器には、電池の交換あるいは充電の適切な時期を操作者に報らせるために、バッテリチェック装置が内蔵されている。
【0003】
このようなバッテリチェック装置では、電池の出力電圧(以下、「電池電圧」という)を計測し、この電池電圧の低下を検出することにより、電池の消耗状態を判別していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のバッテリチェック装置では、軽負荷時の電池電圧から、電池の消耗状態を判別しているため、実際にモータを作動させるような重負荷状態における電池の電力供給能力を的確に判定することができないという問題点があった。
【0005】
例えば、消耗した電池を休止させると、軽負荷時の電池電圧は一時的に回復するので、従来のバッテリチェック装置では、電池の電力供給能力が充分あると判定されていたが、実際には、この状態の電池は電流の供給能力が低く、かつモータの駆動などを行うと、電池電圧は急速に低下してしまう。
【0006】
このように、従来のバッテリチェック装置では、電池電圧による判定結果と、モータなどに対する実際の駆動能力とは正確に相関しないために、電池の消耗状態を的確に判別することができなかった。
【0007】
また、低温の環境下で電池を使用した場合には、電池内部の反応速度が遅くなるために、電流の供給能力が著しく低下するが、従来のバッテリチェック装置では、軽負荷時の電池電圧のみから電力供給能力を判定するので、このような電流の供給能力の低下を検出することができず、電池の性能低下を的確に判別できなかった。
【0008】
本発明は、このような問題点を解決するためになされたもので、電池の消耗状態を随時かつ的確に判別することのできるバッテリチェック装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
以下、本発明を、図1に示す実施例の機能ブロックに対応付けて説明する。
請求項1の発明は、カメラの電池電圧を検出する電圧検出手段(30)と、カメラの機構部の駆動に要する所要時間を検出する駆動検出手段(31)と、その駆動検出手段によって検出された所要時間が、『所要時間と予め定められた基準時間との比較結果を格納したフラグ』または『所要時間の検出結果』として記録されるメモリ(36)と、電圧検出手段によって検出された電池電圧およびメモリに記録された所要時間を取り込み、これらの値に対応して電池の消耗度を算出する演算手段(32)と、その演算手段によって求められた電池の消耗度を表示する表示手段(37)とを備えたことを特徴とする。
【0010】
さらに、請求項1の発明は、上述のメモリ(36)が、カメラの主電源が切られた状態において記録内容が保持される不揮発メモリであることを特徴とする。
また、請求項1の発明は、カメラの電源投入時、演算手段は、機構部の駆動前に、不揮発メモリから得た以前のフラグまたは検出結果を用いて消耗度の算出を行うことにより、機構部の駆動を待たずに表示手段に消耗度を表示することを特徴とする。
【0011】
請求項2の発明は、請求項1のバッテリチェック装置において、カメラの電源投入時に、電圧検出手段により検出された電池電圧が、カメラの駆動に充分な所定値以上ならば、メモリに記録される所要時間を初期化する初期設定手段(34)を備えたことを特徴とする。
【0012】
請求項3の発明は、請求項1乃至2のいずれか1項に記載のバッテリチェック装置において、演算手段(32)は、前記電圧検出手段によって検出された電池電圧を取り込み、電圧の高い順に、通常段階,警告段階および使用不能段階の3段階に電池電圧のクラス分けを行う電圧判別手段(33)と、電圧判別手段によるクラス分けの結果を取り込み、その結果が前記通常段階である場合に、前記メモリに記録される所要時間が予め定められた基準時間以上ならば、警告段階のクラスに変更するクラス変更手段(35)とを有し、表示手段は、前記クラス変更手段を介したクラス分けの結果を取り込み、3段階のクラス分けに応じて表示を行うことを特徴とする。
【0013】
【作用】
請求項1のバッテリチェック装置では、駆動検出手段が、カメラの機構部の駆動に要する所要時間を検出する。この所要時間の長短により、機構部の動作速度が判定し、機構部に与えられた運動量が決定されるので、電池から機構部に供給された電力量が推定される。メモリは、この所要時間の検出結果を記憶する。
【0014】
したがって、メモリから所要時間の検出結果を読み出すことにより、機構部の駆動に限らず、実際の使用状態における電池の電力供給能力を随時に知ることができる。
【0015】
一方、電圧検出手段は、電池の出力電圧を検出する。
演算手段は、予め定められた対応関係に基づいて、これらの所要時間と電池の出力電圧とに対応した電池の消耗度を算出し、表示手段に表示する。
【0016】
さらに、請求項1のバッテリチェック装置では、駆動検出手段による所要時間の検出結果が不揮発メモリに記憶される。
このように不揮発メモリに記憶することにより、カメラの主電源が切られた状態においても、所要時間の検出結果が保持される。
【0017】
したがって、カメラの電源投入時において、不揮発メモリから以前の所要時間の検出結果を得ることができるので、機構部が最初に駆動されるまで待たずに、即座に電池の消耗度を算出し、表示を行うことができる。
【0018】
請求項2のバッテリチェック装置では、カメラの電源投入時において、以前の所要時間の検出結果をメモリから読み出して、電池の消耗度を算出する。
しかしながら、電源投入前に電池が交換された場合、不揮発メモリに記録された所要時間の検出結果は以前の電池によるものなので、以前の電池による所要時間が長い場合には、新しい電池に交換されているにも係わらず、電池が消耗状態にあると判断されてしまう。
【0019】
そこで、初期設定手段は、電源投入時に検出された電池電圧が、カメラの駆動に充分な所定値ならば、電池が新しく交換されていると判断して、不揮発メモリを初期設定する。
【0020】
このような初期設定を行うことにより、電池が新しく交換された場合にも、電池の消耗度を的確に表示することができる。
請求項3のバッテリチェック装置では、電圧判別手段は、電池電圧の検出値を、電圧の低い順から使用不能段階,警告段階,通常段階の3段階にクラス分けする。
【0021】
通常段階にクラス分けされた場合には、電池の休止などにより、一時的に電圧が回復している場合がある。そこで、クラス変更手段は、機構部に駆動に要した所要時間を予め定められた基準時間と比較し、基準時間を上回る場合には、電池が消耗した状態であると判別して、通常段階から警告段階にクラス分けを変更する。表示手段は、これらの3段階に対応して、電池の消耗度の表示を行う。
【0022】
このように所要時間を参照することにより、一時的に電池電圧が回復する状態においても、電池の消耗度を的確に判別することができる。
また、基準時間を閾値として所要時間を2値化したので、電池の消耗度を算出する演算を単純な論理演算によって実現することができる。
【0023】
【実施例】
以下、本発明を図面に基づいて説明する。
図1は、請求項1乃至3の実施例に対応する機能ブロック図である。
【0024】
図2は、請求項1乃至3に対応した実施例を示す構成図である。
図2において、カメラ10に配置された電池11の陽極には、抵抗12の一方の端子および定電圧回路13の入力端子が接続され、定電圧回路13の出力端子には、基準電圧回路14の電源端子およびマイコン15の電源端子が接続される。
【0025】
マイコン15の基準電圧端子には基準電圧回路14の出力端子が接続され、マイコン15の電池電圧入力端子には、抵抗12の他方の端子および抵抗16の一方の端子が接続される。
【0026】
また、電池11の陰極には、抵抗16の他方の端子および定電圧回路13,基準電圧回路14,マイコン15の各接地端子が接続される。
一方、カメラ10に配置された撮影レンズ20の光軸上には、ミラー21,シャッター22およびフィルム23が順に配置され、ミラー21を駆動するシーケンスモータ24の制御端子にはマイコン15の第1の出力端子が接続される。
【0027】
また、ミラー21の撥ね上げによって接点が閉じるシーケンススイッチ25の出力端子には、マイコン15の第1の入力端子が接続され、カメラ10に配置された表示部27にはマイコン15の第2の出力端子が接続される。
【0028】
カメラ10には電源スイッチ26が配置され、電源スイッチ26にはマイコン15の第2の入力端子が接続される。また、マイコン15には不揮発メモリ36が接続される。
【0029】
なお、本実施例におけるマイコン15は、図1に示す演算手段32,電圧判別手段33,初期設定手段34およびクラス変更手段35の各機能ブロックに対応する。
【0030】
以下、図1に基づいて、これらの機能ブロックの構成を示すと、電圧検出手段30には電池電圧が与えられ、電圧検出手段30には、電圧判別手段33および初期設定手段34が個別に接続される。
【0031】
電圧判別手段33にはクラス変更手段35が接続され、初期設定手段34には不揮発メモリ36の制御端子が接続される。
駆動検出手段31には、不揮発メモリ36を介してクラス変更手段35が接続され、クラス変更手段35には表示手段37が接続される。
【0032】
図3は、本実施例の動作を示す流れ図である。
以下、本実施例の動作を説明する。
電池11の電池電圧Vaは、定電圧回路13を介して安定化され、マイコン15および基準電圧回路14の各電源端子に供給される。また、電池11の電池電圧Vaは、抵抗12,16により分圧され、マイコン15の電池電圧入力端子に印加される。
【0033】
一方、マイコン15の基準電圧端子には、基準電圧回路14による基準電圧が入力され、マイコン15の内部でAD変換などの基準電圧に使用される。
ここで、電源スイッチ26がオン状態になると、マイコン15は、電池電圧入力端子に印加された電圧をAD変換することにより、電池電圧Vaの検出を行う(ステップS1)。
【0034】
このような電池電圧Vaが、カメラの駆動に充分な電圧値V0以上ならば(ステップS2)、電池11は新しく交換されたものなので、不揮発メモリ36に記憶された能力低下フラグをリセットする(ステップS3)。このようにして初期設定手段34が実現される。
【0035】
また、電池電圧Vaがカメラを駆動できない電圧V2以下ならば(ステップS5)、マイコン15内に記録される使用不能フラグをセットし(ステップS6)、その他の場合には使用不能フラグをリセットする(ステップS7)。
【0036】
さらに、電池電圧Vaが電池の消耗を警告する電圧V1以下ならば(ステップS8)、マイコン15内に記録される警告フラグをセットし(ステップS9)、その他の場合には警告フラグをリセットする(ステップS10)。
【0037】
このようにして、電池電圧Vaのクラス分けを行うことにより、電圧判別手段33が実現される。
次に、カメラ10によって、被写体輝度の測光および露出演算が行われる(ステップS11)。
【0038】
ここで、使用不能フラグがセット状態ならば(ステップS12)、表示部27に、図5に示すような使用不能表示(点滅表示)44を行って電池切れを警報し(ステップS13)、ステップS4に戻って使用不能表示44を繰り返す。
【0039】
次に、能力低下フラグまたは警告フラグのどちらかが、セット状態ならば(ステップS14,15)、表示部27に警告表示43を行うことにより、電池の消耗状態を警告する。
【0040】
また、これらの能力低下フラグおよび警告フラグの両方が、リセット状態ならば(ステップS14,15)、表示部27にフル表示42を行う。
このようにしてクラス変更手段35および表示手段37が実現される。
【0041】
ここで、レリーズ釦が押されると(ステップS18)、シーケンスモータ24を起動して、ミラー21の撥ね上げを開始する(ステップS19)。ミラー21が跳ね上がって、シーケンススイッチ25の接点が閉じると(ステップS20)、シーケンスモータ24を停止して、シーケンスモータ24の駆動に所要した時間を検出する(ステップS21)。
【0042】
このように検出された所要時間が、予め定められた基準時間以上ならば(ステップS22)、不揮発メモリ36に記録される能力低下フラグをセットし(ステップS23)、それ以外の場合は能力低下フラグをリセットする(ステップS24)。このようにして駆動検出手段31が実現される。
【0043】
この状態で、シャッター22を開閉して、フィルム23の露光が行われる。(ステップS25)。
この露光の終了後に、能力低下フラグがセット状態にあるならば、撮影後のフィルム巻き上げとミラーダウンとを順番に行い、使用電力量の節約を行う(ステップS28,29)。
【0044】
一方、能力低下フラグがリセット状態にあるならば、フィルム巻き上げとミラーダウンとを同時に行い、1回の撮影に要する時間を短縮する(ステップS27)。
【0045】
以上の動作をステップS4に戻って繰り返す。
このように本実施例のバッテリチェック装置では、従来の電池電圧の判定に加えて、ミラー21の撥ね上げに要する所要時間を参照して、電池の消耗度を求めるので、カメラの使用状態に則して、電池の消耗度を的確かつ現実的に求めることができる。
【0046】
また、能力低下フラグの記憶領域を不揮発メモリ36に設けたことにより、以前に記録された能力低下フラグの値を得ることができるので、撮影によるミラー21の駆動を待たずに、電池の消耗度を即座に算出し、表示することができる。
【0047】
さらに、電池電圧を3段階にクラス分けし、かつ所要時間を2段階に分けることにより、電池の消耗度を単純な論理演算により算出することができる。
また、基準値を閾値として所要時間を2段階に分けたので、不揮発メモリ36に設けられる能力低下フラグは1ビットの情報量で良く、不揮発メモリ36の記録容量を節約することができる。
【0048】
さらに、電源投入時に不揮発メモリ36の初期設定を行うことにより、電池が新しく交換された場合にも、的確に電池の消耗度を表示することができる。
なお、本実施例では、不揮発メモリを使用しているが、それに限定されるものではなく、揮発メモリを使用しても良く、その場合、電源投入時における電池の消耗状態は、電池電圧のみによって判別され、表示が行われる。
【0049】
また、本実施例は、電池の消耗度を3段階に表示しているが、それに限定されるものではなく、電池電圧Vaまたは所要時間Tbに対して任意数のクラス分けを行い、これらの各組合せに対応する電池の消耗度を予め定め、このような対応関係に基づいて電池の消耗度を算出することにより、電池の消耗度を複数の段階に分けて表示することができる。
【0050】
なお、本実施例は、ミラー21の撥ね上げに要した時間を計測しているが、それに限定されるものではなく、電池によって駆動される機構部の駆動時間を計測すれば良い。
【0051】
さらに、本実施例は、マイコン15のソフトウェア手順によって電池の消耗度を算出しているが、この手順に限定されるものではなく、例えば、図6にグラフ表示された対応関係に則った論理演算を行っても良い。
【0052】
また、本実施例は、電池の消耗度を記号により表示しているが、それに限定されるものではなく、例えば、グラフバー表示や指針による表示を行っても良い。なお、本実施例では、不揮発メモリとして電源供給のない状態で記録内容を保持できるメモリ素子を使用しているが、それに限定されるものではなく、カメラの主電源が切られた状態で、予備電源が供給されて記録内容を保持するメモリ素子を不揮発メモリとして使用しても良い。
【0053】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1のバッテリチェック装置では、機構部の駆動に要する所要時間を参照して、電池の消耗度を求めることにより、電池の消耗度を実際の使用状態に則して、的確かつ現実的に求めることができる。
【0054】
また、所要時間をメモリに記憶することにより、機構部の駆動時に限定されずに、電池の消耗度を随時に算出して表示することができる。
さらに、請求項1のバッテリチェック装置では、カメラの電源投入時において、不揮発メモリから以前の所要時間を得ることができる。したがって、電源投入時においても、電池の消耗度を即座に算出して表示することができる。
【0055】
請求項2のバッテリチェック装置では、電源投入時に不揮発メモリの初期設定を行うことにより、電池が新しく交換された場合にも、的確に電池の消耗度を表示することができる。
【0056】
請求項3のバッテリチェック装置では、電池電圧を3段階にクラス分けし、かつ所要時間を2段階に分けることにより、電池の消耗度を単純な論理演算により算出することができる。
【0057】
また、所要時間を2段階に分けたので、不揮発メモリに記録する所要時間を2値で記録しても良く、メモリの記録容量を節約することができる。
このように、本発明を適用したカメラでは、電池の消耗状態が随時かつ的確に表示されるので、撮影者は、電池を交換する時期を随時適切に判断することができ、カメラにおける電池の保守を的確に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に対応する機能ブロック図である。
【図2】請求項1乃至3に対応する実施例を示す図である。
【図3】本実施例の前段の動作を示す流れ図である。
【図4】本実施例の後段の動作を示す流れ図である。
【図5】本実施例の表示部を示す図である。
【図6】バッテリ表示の論理演算を示す図である。
Claims (3)
- カメラの電池電圧を検出する電圧検出手段と、
カメラの機構部の駆動に要する所要時間を検出する駆動検出手段と、
前記駆動検出手段によって検出された所要時間が、『所要時間と予め定められた基準時間との比較結果を格納したフラグ』または『所要時間の検出結果』として記録されるメモリと、
前記電圧検出手段によって検出された電池電圧および前記メモリに記録された所要時間を取り込み、これらの値に対応して電池の消耗度を算出する演算手段と、
前記演算手段によって求められた電池の消耗度を表示する表示手段とを備え、
前記メモリは、カメラの主電源が切られた状態において記録内容が保持される不揮発メモリであり、
前記カメラの電源投入時、前記演算手段は、前記機構部の駆動前に、前記不揮発メモリから得た以前の前記フラグまたは前記検出結果を用いて前記消耗度の算出を行うことにより、前記機構部の駆動を待たずに前記表示手段に前記消耗度を表示する
ことを特徴とするカメラのバッテリチェック装置。 - 請求項1に記載のバッテリチェック装置において、
カメラの電源投入時に、前記電圧検出手段により検出された電池電圧が、カメラの駆動に充分な所定値以上ならば、前記メモリに記録される所要時間を初期化する初期設定手段を備えた
ことを特徴とするカメラのバッテリチェック装置。 - 請求項1乃至2のいずれか1項に記載のバッテリチェック装置において、
前記演算手段は、前記電圧検出手段によって検出された電池電圧を取り込み、電圧の高い順に、通常段階,警告段階および使用不能段階の3段階に電池電圧のクラス分けを行う電圧判別手段と、
前記電圧判別手段によるクラス分けの結果を取り込み、その結果が前記通常段階である場合に、前記メモリに記録される所要時間が予め定められた基準時間以上ならば、警告段階のクラスに変更するクラス変更手段とを有し、
前記表示手段は、前記クラス変更手段を介したクラス分けの結果を取り込み、3段階のクラス分けに応じて表示を行う
ことを特徴とするカメラのバッテリチェック装置。
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