JP3632576B2 - フィルタ、マルチプレクサおよび通信装置 - Google Patents

フィルタ、マルチプレクサおよび通信装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、マイクロ波帯やミリ波帯で用いられるフィルタ、マルチプレクサ、およびそれらを設けた通信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、平面回路型の誘電体共振器と結合プローブ、サスペンデッドライン、NRDガイドとの入出力結合を有する誘電体共振器装置として特開平11−234008が開示されている。その誘電体共振器装置は、誘電体板の両面に、互いに対向する電極開口部を有する電極を設けて、その電極開口部を共振器として作用させるものであり、小型で且つ低挿入損失の帯域通過フィルタ等として用いられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記共振器の励振用線路としてマイクロストリップラインやサスペンデッドラインなどの入出力線路を用いた場合、励振時の磁界結合により、入出力線路(マイクロストリップラインまたはサスペンデッドライン)に電流が流れる。この電流によって導体損が発生し、フィルタとして用いた際の挿入損失が大きくなるという問題があった。また、ミリ波帯の装置で多用されている導波管で入出力を行うモジュールに対して、上記誘電体共振器装置を接続する場合、上記マイクロストリップラインやサスペンデッドラインと導波管との変換を行わなければならず、接続性が悪いという問題があった。
【0004】
この発明の目的は、上記入出力線路による導体損の問題および導波管系の伝送線路との接続性の問題を解消したフィルタ、マルチプレクサ、およびそれらを備えた通信装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明は、誘電体板の両面にその誘電体板を挟んで互いに対向する電極開口部を有する電極を設けた共振器と、これに直接結合する導波管とからフィルタを構成する。この誘電体板に構成した共振器と導波管との直接結合によって、マイクロストリップラインやサスペンデッドライン等の入出力線路による導体損の発生を無くし、且つ入出力が導波管であるモジュールとの接続性を高める。
【0008】
また、この発明は、誘電体板の電極形成面に垂直な方向で且つ複数の共振器の配列方向に垂直な方向導波管の電磁波伝搬方向を向けるとともに、誘電体板の端部に構成した両端の共振器を導波管内に突出させたことを特徴とする。これにより、フィルタ部分を構成する誘電体板の取り付け部と導波管との接続性および実装性を向上させる。
【0009】
また、この発明は、誘電体板における電極開口部が形成された面に垂直な方向に導波管の電磁波伝搬方向を向けた構造で、前記電極開口部の長さ方向の一方の端部から他方の端部までの範囲内で、その電極開口部を前記導波管に挿入する。これにより所定の外部Q(Qe)を得る。
【0010】
また、この発明は、誘電体板における電極開口部が形成された面に垂直な方向に導波管の電磁波伝搬方向を向けた構造で、前記導波管に直接結合する共振器の共振波長を(2n−1)/4(nは1以上の整数)とし、当該共振器を成す前記電極開口部の長さ方向に、共振波長の(m−1)/2(mは2〜nの整数)だけ、導波管に挿入する。これにより、導波管と共振器との結合を強くし、バックショート量の変化に対するQeの変化を小さくしてフィルタ特性を安定化させる。
【0011】
また、この発明は、上記のいずれかの構成のフィルタを複数設けてマルチプレクサを構成する。
【0012】
さらにこの発明は、上記フィルタまたはマルチプレクサを設けて通信装置を構成する。
【0013】
【発明の実施の形態】
第1の実施形態に係るフィルタの構成を図1を参照して説明する。
図1の(A)は、一部の上蓋を取り除いた状態での上面図、(B)は中央縦断面図である。図1において、1は誘電体板であり、その上面に電極2、下面に電極3をそれぞれ形成している。4a〜4eおよび5a〜5eで示す部分は電極開口部であり、誘電体板1を挟んで互いに対向するように、これらの電極開口部を設けている。これらの上下電極開口部で挟まれる誘電体板部分は、それぞれ矩形スロットモードの共振器として作用する。すなわち、電極開口部4a,5aの対向部および電極開口部4e,5eの対向部が、それぞれTE101モードの誘電体共振器(1/2波長共振器)として作用する。また電極開口部4b,5bの対向部、4c,5cの対向部、および4d,5dの対向部は、それぞれTE102モードの誘電体共振器(1波長共振器)として作用する。
【0014】
6で示す部分は、誘電体板1を収納するとともに、両面の電極2,3から所定間隔を隔てて導体平面を構成する金属製パッケージである。図1の(A)においては、その上蓋を取り除いて、内部が見える状態にしている。7で示す部分は上記パッケージ6に接続した矩形導波管である。図1の(B)における破線はパッケージ6内および導波管7内の磁界分布を示している。導波管内はTE10モードの電磁波が伝搬し、このTE10モードの電磁波と、誘電体板による上記TE101モードの電磁界とは、磁界分布が平行となって、両モードが結合する。
【0015】
以上の構成により、5段の誘電体共振器による帯域通過特性を示す、導波管を入出力とするフィルタとして作用する。
【0016】
このように入出力部分にマイクロストリップライン、サスペンデッドラインまたは同軸プローブ等を用いることなく、導波管に直接結合させるようにしたため、入出力線路による導体損の無い、低挿入損失特性のフィルタが得られる。
【0017】
次に、第2の実施形態に係るフィルタの構成を図2を参照して説明する。
図1に示した例では、誘電体板1に対して矩形の電極開口部を設けることによって、矩形スロットモードの誘電体共振器を構成したが、図2に示すように、誘電体板1を挟む上下の電極開口部を円形としてもよい。図中の4a〜4eは誘電体板1の上面に設けた電極開口部を示していて、誘電体板1の下面には、これらの電極開口部4a〜4eにそれぞれ対向する位置に、同形状の電極開口部を設けている。これらの誘電体板1の電極開口部は円形TE010モードの誘電体共振器として作用する。誘電体板1の両端部に設けた電極開口部4a,4eおよびそれらに対向する下面の電極開口部による共振器の磁界分布のうち、導波管7のTE10モードの磁界に平行となる成分で両者は磁界結合する。
【0018】
次に、第3の実施形態に係るフィルタの構成を図3を参照して説明する。
図1に示した第1の実施形態の場合とは異なり、この例では、誘電体板1に設けた対向する電極開口部4a,5a部分の共振器、および対向する電極開口部4e,5e部分の共振器を、一端短絡他端開放の共振器としている。すなわち3/4波長共振器であり、電極開口部4a,5a,4e,5eの導波管側を向く誘電体板の端面にまで電極を開口させている。他の共振器は1波長共振器としている。図3の(A)における矢印は、誘電体板1に構成した共振器の矩形スロットモードの電界分布、および導波管7におけるTE10モードの電界分布を示している。また(B)における破線はそれらの磁界分布を示している。
【0019】
なお、上記一端短絡他端開放の共振器は、3/4波長共振器に限らず、(2n−1)/4波長共振器(n:1以上の整数)とすればよい。
【0020】
このように、片端開放の共振器を導波管に結合させることにより、導波管に結合する共振器の端部(誘電体板の端部)における電極に電流が流れることによる導体損が無くなり、フィルタの挿入損失特性がさらに改善できる。しかも上記開放端部分は磁界の漏れが大きいので、導波管との強い結合を容易に得ることができる。
【0021】
図4は第4の実施形態に係るフィルタの構成を示す図である。図3の(A)と同様に、パッケージ6の上蓋を取り除いた状態での上面図である。この例では、導波管7に結合する、誘電体板1の両端部に構成した共振器の開放部分の幅すなわち電極開口部の開口幅(開放端の幅)を図3の場合より狭くしている。開口幅が狭くなるほど磁界の漏れが少なくなって、導波管との結合量が小さくなり、開口部の幅を広げればその逆の関係となるので、この開口部の幅によって導波管との結合量の設定または調整を行えばよい。
【0022】
次に、第5の実施形態に係るフィルタの構成を図5〜図8を参照して説明する。
先に示した各実施形態では、複数の共振器を構成した誘電体板の長手方向を導波管の電磁波伝搬方向に向けるようにしたが、この第4の実施形態では、誘電体板の平面に垂直な方向に導波管の電磁波伝搬方向を向けている。
【0023】
図5の(A)は誘電体板1の面に平行な、誘電体板1付近を通る面での断面図、(B)は誘電体板1の面に垂直な面での断面図である。誘電体板1の電極構成は図3に示したものと同様であり、両面に、互いに対向する電極開口部4a〜4e,5a〜5eを有する電極2,3を形成している。このように誘電体板1の面に垂直な方向に導波管の電磁波伝搬方向を向けた場合でも、誘電体板の両端部に構成される共振器の矩形スロットモードと、導波管を伝搬するTE10モードとが磁界結合される。
【0024】
図6は図5に示したフィルタの分解斜視図である。ここで61はパッケージベース、62はパッケージベース61の上部に重ねられるパッケージカバーである。パッケージベース61には誘電体板1を載置する窪みを形成していて、その窪みに誘電体板1を載置し、パッケージカバー62を重ねることによって、パッケージベース61とパッケージカバー62との間に、それらの内面から所定間隔隔てて誘電体板1を保持するようにしている。パッケージベース61に設けた2つの開口部は上記導波管の一部を構成する。パッケージカバー62の内面には導波管の端面となる凹部を形成している。
【0025】
このように、導波管を伝搬する電磁波の伝搬方向に垂直に誘電体板1を配置する構成にしたことにより、フィルタの実装性が高まる。すなわち、導波管の開口面(図5の(B)における下端面)を回路基板表面に実装または近接配置するだけで、その回路基板上に形成しているマイクロストリップライン等の線路と導波管とが磁界結合する。そのため、この図5に示したフィルタの実装性、およびそのフィルタを実装する回路モジュールとの接続性が大幅に向上する。
【0026】
図7は図5に示した誘電体板1の両端部に構成した共振器と導波管7との結合長Lと、外部Q(Qe)との関係を示している。この計算条件は次の通りである。
【0027】
Figure 0003632576
図7より明らかなように、Qeは上記結合長Lが約1.3mmのとき最低となるが、このときの結合長Lは、3/4波長共振器の開放端から1/2波長だけ戻った位置に相当し、この位置で共振器の電界が最大となるためである。このように導波管と共振器との結合長LによってQeの設定を行う。
【0028】
導波管と共振器との結合長Lは、図7に示したように、結合長Lは、0≦L≦共振器長の範囲に定めれば、Qeの値が小さな範囲で、且つQeが大きく変化しない範囲で、Qeの調整(設定)が容易に行える。
【0029】
図8はこのフィルタの通過特性および反射特性を示す図である。得られた特性は次の通りである。
【0030】
中心周波数:38.1GHz
通過帯域幅:500MHz
通過帯域内挿入損失:2.2dB
fo±1.1GHzでの減衰量:50dB以上
なお、共振器の無負荷Qは3/4波長共振器が820、1波長共振器が790であった。
【0031】
図7・図8に示した特性を得たフィルタの入出力段の共振器は3/4波長共振器、入出力段以外の共振器は1波長共振器としたが、入出力段を(2n−1)/4共振器(n:1以上の整数)とし、入出力段以外の共振器を(2n−1)/2波長共振器(n:1以上の整数)として構成してもよい。
【0032】
なお、図5および図6に示したフィルタの構造は、誘電体板の両面に互いに対向するスロットを形成したPDTL(Planar Dielectric Transmission Line)と導波管との接続構造に、同様に適用できる。また導波管を入出力とするPDTLを含む装置として適用できる。
【0033】
次に、第6の実施形態に係るフィルタの構成を図9を参照して説明する。
このフィルタは、ちょうど図4に示したフィルタにおける導波管部分をNRDガイドに代えたものに相当する。すなわち上下の導体板9の間に誘電体ストリップ8を挟み込むようにして、NRDガイドを構成している。誘電体板1に設けた共振器の構成は図4に示したものと同様である。誘電体板1に構成した矩形スロットモードの共振器の磁界成分は、上下の導体板9,9に対し垂直面に向くため、NRDガイドのLSMモードと結合する。
【0034】
上記誘電体板1の両端部に構成した電極開口部の開口幅(開放端の幅)は、共振器とNRDガイドとの最適なQeが得られるように定める。
【0035】
このように誘電体板に構成した共振器をNRDガイドに直接結合させるようにしても、入出力線路による導体損の発生がなく、フィルタの挿入損失特性が改善できる。
【0036】
次に、第7の実施形態に係る、マルチプレクサの一例であるデュプレクサの構成例を図10を参照して説明する。
図10は、回路基板10に対してデュプレクサを実装した状態における、誘電体板1の面に垂直な面での断面図である。誘電体板1の両面には電極2,3を形成するとともに、互いに対向する電極開口部4a〜4h,5a〜5hをそれぞれ設けている。これらの電極開口部のうち4a〜4d,5a〜5dによる4つの共振器は送信フィルタを構成し、残る電極開口部4e〜4h,5e〜5hによる4つの共振器は受信フィルタを構成する。電極開口部4a,5a部分の共振器は送信系導波管に直接結合し、電極開口部4h,5hによる共振器は受信系導波管に直接結合する。また、電極開口部4d,5dによる共振器と電極開口部4e,5eによる共振器は、それぞれアンテナ系導波管に直接結合する。さらに、送信系導波管は回路基板10に設けたマイクロストリップライン11に結合し、受信系導波管は同じく回路基板上に形成したマイクロストリップライン12に結合する。
【0037】
このようにして、入出力を導波管で行うようにしたデュプレクサを構成する。
【0038】
次に、第8の実施形態に係る通信装置の構成を図11を基に説明する。
ここで、デュプレクサは、送信フィルタと受信フィルタとから成り、図10に示した構造のデュプレクサを用いる。送信回路および受信回路は図10に示した回路基板10に構成する。デュプレクサの送信信号入力ポートは図10におけるマイクロストリップライン11に相当し、受信信号出力ポートは図10におけるマイクロストリップライン12に相当する。さらにアンテナポートは図10におけるアンテナ系導波管に相当する。また、送信回路および受信回路には、それぞれ帯域通過フィルタを備えていて、これらのフィルタには、図1〜図5に示した構造のフィルタを用いる。
【0039】
このようにして、小型で且つ所定の特性を有するフィルタまたはデュプレクサを用いることにより、全体に小型軽量化した通信装置を得る。
【0040】
【発明の効果】
この発明によれば、共振器の励振用線路としてマイクロストリップラインやサスペンデッドラインなどの入出力線路を用いた場合の、入出力線路による導体損の問題および導波管やNRDガイドとの接続性の問題を解消したフィルタ、マルチプレクサ、およびそれらを備えた通信装置が得られる。
【0043】
また、この発明によれば、前記誘電体板に垂直な方向に前記導波管の電磁波伝搬方向を向けることにより、フィルタ部分を構成する誘電体板の取り付け部と導波管との接続性および実装性が向上する。
【0044】
また、この発明によれば、電極開口部の長さ方向の一方の端部から他方の端部までの範囲内で、その電極開口部を導波管に挿入することにより、所定の外部Q(Qe)が容易に得られる。
【0045】
また、この発明によれば、導波管の端面から誘電体板の電極面までのバックショート量を共振器の磁界最大付近に合わせることによって、特性の安定化したフィルタが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態に係るフィルタの構成を示す図
【図2】第2の実施形態に係るフィルタの構成を示す図
【図3】第3の実施形態に係るフィルタの構成を示す図
【図4】第4の実施形態に係るフィルタの構成を示す図
【図5】第5の実施形態に係るフィルタの構成を示す図
【図6】同フィルタの分解斜視図
【図7】同フィルタにおける導波管と共振器との結合長Lと、Qeとの関係を示す図
【図8】同フィルタの通過特性および反射特性を示す図
【図9】第6の実施形態に係るフィルタの構成を示す図
【図10】第7の実施形態に係るデュプレクサの構成を示す図
【図11】第8の実施形態に係る通信装置の構成を示すブロック図
【符号の説明】
1−誘電体板
2,3−電極
4,5−電極開口部
6−パッケージ
61−パッケージベース
62−パッケージカバー
7−導波管
8−誘電体ストリップ
9−導体板
10−回路基板
11,12−マイクロストリップライン

Claims (5)

  1. 誘電体板の両面に当該誘電体板を挟んで互いに対向する複数の電極開口部を有する電極を設けることによって、当該電極開口部に構成した複数の共振器と、当該複数の共振器の両端の共振器に直接結合する導波管とから成るフィルタにおいて、
    前記誘電体板の電極形成面に垂直な方向で且つ前記複数の共振器の配列方向に垂直な方向前記導波管の電磁波伝搬方向を向けるとともに、前記誘電体板の端部に構成した前記両端の共振器を前記導波管内に突出させたことを特徴とするフィルタ。
  2. 前記電極開口部の長さ方向の一方の端部から他方の端部までの範囲内で、当該電極開口部を前記導波管に挿入した請求項1に記載のフィルタ。
  3. 前記導波管に直接結合する前記共振器の共振波長を(2n−1)/4(nは1以上の整数)とし、当該共振器を成す前記電極開口部の長さ方向に、共振波長の(m−1)/2(mは2〜nの整数)だけ、当該電極開口部を前記導波管に挿入した請求項2に記載のフィルタ。
  4. 請求項1〜3のうちいずれかに記載のフィルタを複数設けて成るマルチプレクサ。
  5. 請求項1〜3のうちいずれかに記載のフィルタまたは請求項4に記載のマルチプレクサを設けて成る通信装置。
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