JP3632177B2 - プリプレグ幅変更自動積層方法及びその装置 - Google Patents

プリプレグ幅変更自動積層方法及びその装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プリプレグ幅変更自動積層方法及びその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より種々の航空機においては、軽量化のために胴体や主翼などの外壁面に金属パネルに代ってCFRPなどより成る複合材パネルが用いられるようになってきた。この複合材パネルを製造するには、従来、上面をコンター面となした積層型に直接プリプレグを積層するプリプレグ自動積層機(通称:ATL)が開発され、使用されてきた。このプリプレグ自動積層機は、3または6インチ幅の一方向材プリプレグをNC制御にて積層する機能を有するが、常に細幅単位でしか積層できないため、大面積の積層や厚板積層には時間がかかり、効率が悪かった。
【0003】
また、近年開発されたファイバープレースメント装置(通称:FPM)は、複雑なコンター面を有する積層型へのプリプレグ積層が可能で、5〜10mmの細幅プリプレグを何10本も同時積層できるが、何分にもプリプレグ幅が細すぎるため、単位面積当りの積層時間は前記プリプレグ自動積層機よりもさらに多くかかり、非常に効率が悪かった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
そこで本発明者は、従来のオールインワンタイプのプリプレグ自動積層機の機能を分解し、夫々個別機能として稼動させることで、プリプレグの高速積層を実現すべく、幅広プリプレグの平面積層、細幅プリプレグテープの平面積層を個別のエリアで行うようにし、これらを行って得たプリプレグ積層体の形状裁断を別のエリアで行うようにし、形状裁断した各プリプレグ積層体をさらに別のエリアで順次積層することにより、効率的なプリプレグ積層が可能なことを見い出した。
【0005】
然し乍ら、細幅プリプレグの平面積層においては、積層により得られる細幅プリプレグ積層体が用途に応じた幅寸法のものが要求されるため、また積層の部位によって幅寸法が異なることから、細幅プリプレグテープの幅寸法は1〜20cmの範囲で積層中に変更しなければならない。従って、幅寸法変更の都度、細幅プリプレグテープの積層を中断し、細幅プリプレグテープを自動積層機の積層ヘッドから取り外し、所要の幅寸法の細幅プリプレグテープを積層ヘッドに装着しなければならず、細幅プリプレグテープの交換に多くの時間と手間がかかり、細幅プリプレグテープの平面積層を効率よく行うことができなかった。
【0006】
本発明者は、上記問題点を解決すべく鋭意研究の結果、プリプレグカセット方式またはラック格納方式の多数のプリプレグドラムにより細幅プリプレグテープの幅寸法変更を可能にし、細幅プリプレグテープの交換を短時間に行い、細幅プリプレグテープの平面積層を効率よく行うことができるようにしたプリプレグ幅変更自動積層方法及びその装置を開発したので、これを提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本発明のプリプレグ幅変更自動積層方法の1つは、平面積層テーブル上に離型フィルムを真空吸引により密着させた後、その離型フィルム上で、細幅プリプレグテープを自動積層するにおいて、各種幅寸法にスリットされた一方向材又は/及びクロス材の細幅プリプレグテープの中から所要の幅寸法の細幅プリプレグテープを適宜選択して繰り出し、所要形状に平面積層してプリプレグ積層体を形成することを特徴とするものである。
【0008】
本発明のプリプレグ幅変更自動積層方法の他の1つは、平面積層テーブル上に離型フィルムを真空吸引により密着させた後、その離型フィルム上で、細幅プリプレグテープを自動積層するにおいて、各種幅寸法にスリットされた一方向材又は/及びクロス材の細幅プリプレグテープの中から幅寸法の異なる細幅プリプレグテープを適宜選択して繰り出し、平面積層することを複数回繰り返して所要形状のプリプレグ積層体を形成することを特徴とするものである。
【0009】
上記の2つのプリプレグ幅変更自動積層方法においては、各種幅寸法にスリットされた一方向材又は/及びクロス材の細幅プリプレグテープの収容されたプリプレグカセットの中から所要の幅寸法の細幅プリプレグテープの収容されたプリプレグカセットを適宜選択して積層ヘッドに装着し、そのプリプレグカセットから細幅プリプレグテープを繰り出し、積層ヘッドにより平面積層することが好ましい。また、各種幅寸法にスリットされた一方向材又は/及びクロス材の細幅プリプレグテープが一括格納されたラックの中から所要の幅寸法の細幅プリプレグテープを適宜選択して積層ヘッドに繰り出し、積層ヘッドにより平面積層することも好ましい。
【0010】
上記のプリプレグ幅変更自動積層方法を実施するための本発明のプリプレグ幅変更自動積層装置の1つは、上面に真空吸引,空気吹き出しの小穴を多数設けた平面積層テーブルと、その平面積層テーブルの端部に装備され各種幅寸法にスリットされた一方向材又は/及びクロス材の細幅プリプレグテープを繰り出し可能に収容した多数のプリプレグカセットと、前記平面積層テーブルの上方に設けられ適宜所要のプリプレグカセットを着脱可能に装着してそのプリプレグカセットから細幅プリプレグテープを繰り出して所要形状に平面積層するコンパクションローラを最先端に備えた4軸制御の積層ヘッドを有する自動積層機とより成るものである。
【0011】
上記のプリプレグ幅変更自動積層装置において、平面積層テーブルの端部に装備されたプリプレグカセットは、冷却風の送入により冷却されるカセットケースと、該カセットケース内に設けられ所要の幅寸法の細幅プリプレグテープを裏紙と一緒に巻いたプリプレグドラムと、該プリプレグドラムから繰り出される細幅プリプレグテープを積層ヘッド最先端のコンパクションローラまで送るために前記カセットケース内に設けられたガイドローラと、カセットケース内に設けられ細幅プリプレグテープがコンパクションローラに送られる途中で分離される裏紙を巻き取る裏紙巻き取りドラムとより成ることが好ましい。また、4軸制御の積層ヘッドは、プリプレグカセットを装着するホルダーを備え、該ホルダーに近接してプリプレグカセット内の細幅プリプレグテープを送るフィードローラを備え、ホルダーに隣接する下側に細幅プリプレグテープを積層完了直前に切断するカッターを備え、細幅プリプレグテープを平面積層テーブルに積層直前に加熱するヒータをコンパクションローラに近接して備えていることが好ましい。
【0012】
本発明のプリプレグ幅変更自動積層装置の他の1つは、上面に真空吸引,空気吹き出しの小穴を多数設けた平面積層テーブルと、その平面積層テーブルの上方のプラットフォーム上に設けられ内部に各種幅寸法にスリットされた一方向材又は/及びクロス材の細幅プリプレグテープが裏紙と一体に巻かれたプリプレグドラムが並列多段に一括格納されたラックと、該ラックのプリプレグドラムから適宜繰り出された所要の幅寸法の細幅プリプレグテープを所要形状に平面積層するコンパクションローラを最先端に備えた4軸制御の積層ヘッドを有する自動積層機とより成るものである。
【0013】
上記のプリプレグ幅変更自動積層装置においては、プラットフォーム上に設けられたラックに、冷却風を送入する冷却風送入口と、ラック内のプリプレグドラムから適宜選択的に繰り出される所要の幅寸法の細幅プリプレグテープを積層ヘッドのコンパクションローラに導く細幅プリプレグテープ供給装置が付設され、細幅プリプレグテープ供給装置は、ラック内の各プリプレグドラムから引き出した細幅プリプレグテープを夫々送り出す各送り出しローラと、そのいずれかの送り出しローラに送り出された細幅プリプレグテープを掛け通して裏紙と分離する第1フィードローラと、その第1フィードローラを経由した細幅プリプレグテープを掛け通したテンションローラ及び第2フィードローラと、第2フィードローラを経由した細幅プリプレグテープを積層ヘッドのコンパクションローラに導く複数のガイドローラと、前記細幅プリプレグテープと分離した裏紙を引き取る吸引手段とより成ることが好ましい。
【0014】
上記0012及び0013の段落に記載のプリプレグ幅変更自動積層装置においては、積層ヘッドのコンパクションローラに隣接する上側に細幅プリプレグテープを積層完了直前に切断するカッターを備え、コンパクションローラに近接して細幅プリプレグテープを平面積層テーブルに積層直前に加熱するヒータを備えていることが好ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明のプリプレグ幅変更自動積層方法及びその装置の実施形態を図によって説明する。先ず、プリプレグ幅変更自動積層方法を行うための装置の1つを図1,図2によって説明すると、1は平面積層テーブルで、この平面積層テーブル1は幅10m,長さ15mで上面に真空吸引,空気吹き出しの小穴2を多数開口し下部に空気給排空間3を設けたものである。4は平面積層テーブル1の端部に装備された多数のプリプレグカセットで、この多数のプリプレグカセット4には各種幅寸法にスリットされた一方向材及びクロス材細幅プリプレグテープが繰り出し可能に収容されている。即ち、多数のプリプレグカセット4は、例えば図3に示すように冷却風送入口兼細幅プリプレグテープ残量確認窓5aを有するカセットケース5内にプリプレグドラム6と裏紙巻き取りドラム7とを設け、プリプレグドラム6に例えば図4に示すように45°(または90°)方向の一方向材の細幅プリプレグテープ8と0°方向の一方向材の細幅プリプレグテープ9と組み合わせてばらけないようにした1〜20cmの細幅プリプレグテープ10を裏紙11と一緒に巻き込み、裏紙11の一端を裏紙巻き取りドラム7に固定したものである。前記冷却風送入口5aは、プリプレグカセット4内に冷却風を入れて細幅プリプレグテープ10の粘着性を低下させて粘着力を無くすもので、これにより後述のフィードローラにて供給する細幅プリプレグテープ10の供給量を正確にすることができるものであり、もし細幅プリプレグテープ10に粘着力があると、フィードローラに付着し、正確な量を供給できなくなるものである。
12,13はプリプレグドラム6から繰り出された裏紙11と一緒の細幅プリプレグテープ10を案内するガイドローラであり、14は裏紙11と一緒の細幅プリプレグテープ10をカセットケース5外に案内し、先端で裏紙11を反転させて裏紙巻き取りドラム7に巻き取らせるためのガイドアームである。図1,図2において、15は前記平面積層テーブル1を跨いで走行自在に設けられた自動積層機で、この自動積層機15のプラットフォーム15aには4軸制御の積層ヘッド16が平面積層テーブル1の上方位置で設けられている。積層ヘッド16は、図5に示すように前記の多数のプリプレグカセット4を取替え装着できるホルダー17を備えており、このホルダー17に近接する位置にはプリプレグカセット4内の細幅プリプレグテープ10を送るフィードローラ18が備えられている。ホルダー17に隣接する下側には、細幅プリプレグテープ10を積層完了直前に切断するカッター19を備えており、積層ヘッド16の先端には細幅プリプレグテープ10を平面積層テーブル1上に積層するコンパクションローラ20が備えられ、このコンパクションローラ20に近接する位置には、細幅プリプレグテープ10を平面積層テーブル1に積層直前に熱風を加えて粘着力を回復させるために加熱するヒータ21が備えられている。
【0016】
上記のように構成された実施形態の装置によるプリプレグ幅変更自動積層方法の実施形態について説明する。平面積層テーブル1上に図2に示すように離型フィルムFを載せ、上面に開口した小穴2から下部の空気給排空間3を通して真空吸引し、離型フィルムFを平面積層テーブル1上に密着させる。次に図1に示される自動積層機15を走行させると同時に積層ヘッド16を4軸制御により移行させ乍ら、該積層ヘッド16に装着されたプリプレグカセット4内に図5に示すように冷却風送入口5aから冷却風ホース5bを差し込んで冷却風を送入し、プリプレグカセット4内を冷却し、細幅プリプレグテープ10の粘着性を低下させて粘着力を無くした上、プリプレグドラム6を回転させ、1〜20cmの範囲内における所要の幅寸法の細幅プリプレグテープ10を裏紙11と一緒に繰り出し、ガイドローラ12,13を経由し、ガイドアーム14にてカセットケース5外に案内すると共にガイドアーム14の先端で細幅プリプレグテープ10の裏紙11を反転させて裏紙巻き取りドラム7に巻き取らせる。そして、細幅プリプレグテープ10を積層ヘッド16の先端のコンパクションローラ20に導き、このコンパクションローラ20にて平面積層テーブル1上の離型フィルムFの上に縦方向,横方向に所要の間隙をあけて、平面積層し、格子状のプリプレグ積層体Pを形成する。この平面積層の際、細幅プリプレグテープ10は積層直前にヒータ21にて熱風が加えられて粘着力が回復され、積層完了直前に細幅プリプレグテープ10は、カッター19にて切断される。
【0017】
上記のプリプレグ幅変更自動積層方法は、所要の幅寸法の細幅プリプレグテープ10のみ所要形状に平面積層してプリプレグ積層体Pを形成した場合であるが、複数の幅寸法の異なる細幅プリプレグテープ10を平面積層することを繰り返して所要形状のプリプレグ積層体Pを形成する場合は、積層工程中細幅プリプレグテープ10は複数回適宜幅寸法が変更される。
その複数回の幅変更の際、その都度積層ヘッド16のホルダー17に装着されているプレグカセット4は取り外され、平面積層テーブル1の端部に装備されている多数のプリプレグカセット4の内、所要の幅寸法の異なる細幅プリプレグテープ10が収容されているプリプレグカセット4が選択されて積層ヘッド16のホルダー17に装着される。そして前記と同様に、自動積層機15の走行と同時に積層ヘッド16の4軸制御による移行により、交換されたプリプレグカセット4内のプリプレグドラム6から所要の幅寸法の異なる細幅プリプレグテープ10が繰り出され、積層ヘッド13の先端のコンパクションローラ20により平面積層テーブル1上の離型フィルムFの上に平面積層されることが複数回繰り返されて所要形状のプリプレグ積層体Pが形成される。
【0018】
上記のようにプリプレグ積層体Pを形成するために平面積層テーブル1上に離型フィルムFの上に平面積層される各種幅寸法の細幅プリプレグテープ10の積層量は、フィードローラ18にて制御される。そして、プリプレグドラム6から繰り出される細幅プリプレグテープ10は、45°(または90°)方向の一方向材の細幅プリプレグテープ8と0°方向の一方向材の細幅プリプレグテープ9とを組み合わせたものであるから、積層ヘッド16のコンパクションローラ20により平面積層されたプリプレグ積層体Pは、45°(または90°)方向の一方向材の積層ずれが防止されて、精度の高いプリプレグ積層体Pとなる。
【0019】
こうして所要の寸法の細幅プリプレグテープ10を所要形状に平面積層して得た格子状のプリプレグ積層体Pは、平面積層テーブル1の上面に開口した図2に示される小穴2から空気を吹き出して離型フィルムFごと浮上させ、図示せぬスライド搬送装置におけるチャックに離型フィルムFの両側端を把持させて、次の工程位置にスライド式に空中搬送する。
【0020】
次に本発明のプリプレグ幅変更自動積層方法を行うための装置の他の1つを図6,図7によって説明する。図中、図1,図2と同一符号は同一部分を示すので、その説明を省略する。22は平面積層テーブル1の上方の自動積層機15′のプラットフォーム15′a上に設けられたラックで、このラック22の内部には各種幅寸法にスリットされた一方向材又は/及びクロス材の細幅プリプレグテープ、例えば図4に示されるように45°(または90°)方向の一方向材の細幅プリプレグテープ8と0°方向の一方向材の細幅プリプレグテープと組み合わせてばらけないようにした1〜20cmの細幅プリプレグテープ10を裏紙11と一緒に巻き込んだプリプレグドラム23が並列多段に、例えば図8に示すように2列3段に一括格納されている。このラック22には冷却風を送入する冷却風送入口24が設けられ、ラック22の前面には、ラック22内のプリプレグドラム23から適宜選択的に裏紙11と一緒に繰り出される所要の幅寸法の細幅プリプレグテープ10を、自動積層機15′の4軸制御の積層ヘッド25の最先端のコンパクションローラ26に導く細幅プリプレグテープ供給装置27が設けられている。この細幅プリプレグテープ供給装置27は、ラック22内の各プリプレグドラム23から裏紙11と一緒に引き出した細幅プリプレグテープ10を夫々送り出す各送り出しローラ28と、そのいずれかの送り出しローラ28により送り出された裏紙11と一緒の細幅プリプレグテープ10を掛け通して裏紙11と分離する第1フィードローラ29と、その第1フィードローラ29を経由した細幅プリプレグテープ10を掛け通したテンションローラ30及び第2フィードローラ31と、第2フィードローラ31を経由した細幅プリプレグテープ10を図6,図7に示される自動積層機15′の積層ヘッド25のコンパクションローラ26に導く図8に示す複数のガイドローラ32と、前記細幅プリプレグテープ10と分離した裏紙11を引き取る吸引手段、例えば真空ホース33とより成るものである。前記積層ヘッド25のコンパクションローラ26に隣接する上側には、図9に示すように細幅プリプレグテープ10を平面積層テーブル1上に積層完了直前に切断するカッター34が設けられ、コンパクションローラ26に近接した位置には、細幅プリプレグテープ10を平面積層テーブル1上に積層する直前に加熱するヒータ35が設けられている。
【0021】
上記のように構成された実施形態の装置によるプリプレグ幅変更自動積層方法の実施形態について説明する。平面積層テーブル1上に図7に示すように離型フィルムFを載せ、上面に開口した小穴2から下部の空気給排空間3を通して真空吸引し、離型フィルムFを平面積層テーブル1上に密着させる。次に図6に示されるラック22内に図8に示すように冷却風送入口24から冷却風ホース36を差し込んで冷却風を送入し、ラック22内を冷却し、各プリプレグドラム23の細幅プリプレグテープ10の粘着性を低下させて粘着力を無くした上、所要のプリプレグドラム23を回転させ、1〜20cmの範囲内の所要の幅寸法の細幅プリプレグテープ10を裏紙11と一緒に引き出し、細幅プリプレグテープ供給装置27により走行する自動積層機15′の積層ヘッド25に供給し、該積層ヘッド25の4軸制御の移行により所要形状に平面積層テーブル1上の離型フィルムFの上に平面積層する。これを詳述すると、所要のプリプレグドラム23の回転により裏紙11と一緒に引き出された細幅プリプレグテープ10は送り出しローラ28により送り出され、第1フィードローラ29に掛け通されて裏紙11と分離の上、テンションローラ30及び第2フィードローラ31に掛け通され、複数のガイドローラ32を経由して図6,図7に示される自動積層機15′の4軸制御により移行する積層ヘッド25の先端のコンパクションローラ26に導き、このコンパクションローラ26にて平面積層テーブル1上の離型フィルムFの上に縦方向,横方向に所要の間隔をあけて、平面積層し、格子状のプリプレグ積層体Pを形成する。この平面積層の際、細幅プリプレグテープ10は積層直前にヒータ35にて熱風が加えられて粘着力が回復され、積層完了直前に細幅プリプレグテープ10はカッター34にて切断される。第1フィードローラ29に掛け通されて細幅プリプレグテープ10と分離された裏紙11は、真空ホース33に真空引きされて引き取られる。
【0022】
上記のプリプレグ幅変更自動積層方法は、所要の幅寸法の細幅プリプレグテープ10のみを所要形状に平面積層してプリプレグ積層体Pを形成した場合であるが、複数の幅寸法の異なる細幅プリプレグテープ10を平面積層することを繰り返して所要形状のプリプレグ積層体Pを形成する場合は、積層工程中細幅プリプレグテープ10は複数回適宜幅寸法が変更される。その複数回の幅変更の際、その都度ラック22に格納されている多数のプリプレグドラム23から適宜選択されたプリプレグドラム23から所要の幅寸法の細幅プリプレグテープ10が裏紙11と一緒に引き出され、前記と同様に細幅プリプレグ供給装置27により自動積層機15′の積層ヘッド25に送られ、自動積層機15′の走行と同時に積層ヘッド25の4軸制御による移行により、先端のコンパクションローラ26により平面積層テーブル1上の離型フィルムFの上に平面積層されることが複数回繰り返されて所要形状のプリプレグ積層体Pが形成される。
【0023】
上記のようにプリプレグ積層体Pを形成するために平面積層テーブル1上の離型フィルムFの上に平面積層される各種幅寸法の細幅プリプレグテープ10の積層量は、第1フィードローラ29及び第2フィードローラ31にて制御される。そして、ラック22内のプリプレグドラム23から引き出される細幅プリプレグテープ10は、45°(または90°)方向の一方向材の細幅プリプレグテープ8と0°方向の一方向材の細幅プリプレグテープ9を組み合わせたものであるから積層ヘッド25のコンパクションローラ26により平面積層されたプリプレグ積層体Pは、45°(または90°)方向の一方向材の積層ずれが防止されて、精度の高いプリプレグ積層体Pとなる。
【0024】
こうして所要の幅寸法の細幅プリプレグテープ10を所要形状に平面積層して得た格子状のプリプレグ積層体Pは、平面積層テーブル1の上面に開口した図7に示される小穴2から空気を吹き出して離型フィルムFごと浮上させ、図示せぬスライド搬送装置におけるチャックに離型フィルムFの両側端を把持させて、次の工程位置にスライド式に空中搬送する。
【0025】
【発明の効果】
以上の説明で判るように本発明のプリプレグ幅変更自動積層方法では、プリプレグカセット方式又はラック格納方式の多数のプリプレグドラムから各種幅寸法の細幅プリプレグテープを適宜選択して、積層する細幅プリプレグテープの幅寸法を簡単に変更できるので、細幅プリプレグテープの交換を短時間に行うことができ、幅寸法の変更が要求される細幅プリプレグテープの平面積層を効率よく行うことができる。しかも細幅プリプレグテープは、45°(または90°)方向の一方向材と0°方向材とが組み合わされているので、平面積層の際、積層ずれが防止されて、精度の高い平面積層ができる。
【0026】
また、本発明のプリプレグ幅変更自動積層装置によれば、上記の優れたプリプレグ幅変更自動積層方法を、容易に且つ確実に効率よく実施できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプリプレグ幅変更自動積層装置の1つを示す概略斜視図である。
【図2】図1のA−A線断面矢視図である。
【図3】図1のプリプレグ幅変更自動積層装置の自動積層機における積層ヘッドに装備されるプリプレグカセットを、蓋を外して示した斜視図である。
【図4】図3のプリプレグカセット内に収容するプリプレグドラムに巻かれている細幅プリプレグテープと裏紙を示す斜視図である。
【図5】図3のプリプレグカセットを自動積層機の積層ヘッドに装着した状態を示す縦断側面図である。
【図6】本発明のプリプレグ幅変更自動積層装置の他の1つを示す概略斜視図である。
【図7】図6のB−B線断面矢視図である。
【図8】図6のプリプレグ幅変更自動積層装置において多数のプリプレグドラムを一括格納したラックと、そのラックのプリプレグドラムから細幅プリプレグテープを自動積層機の積層ヘッドに送る細幅プリプレグテープ供給装置を示す側面図である。
【図9】図6に示されるプリプレグ幅変更自動積層装置における自動積層機の積層ヘッド先端部の側面図である。
【符号の説明】
1 平面積層テーブル
2 小穴
3 空気給排空間
4 プリプレグカセット
5 カセットケース
5a 冷却風送入口
5b 冷却風ホース
6 プリプレグドラム
7 裏紙巻き取りドラム
8 45°(または90°)方向の一方向材の細幅プリプレグテープ
9 0°方向の一方向材の細幅プリプレグテープ
10 組み合わせた細幅プリプレグテープ
11 裏紙
12,13 ガイドローラ
14 ガイドアーム
15 自動積層機
15′ 自動積層機
15′a ブラットフォーム
16 積層ヘッド
17 ホルダー
18 フィードローラ
19 カッター
20 コンパクションローラ
21 ヒータ
22 ラック
23 プリプレグドラム
24 冷却風送入口
25 積層ヘッド
26 コンパクションローラ
27 細幅プリプレグテープ供給装置
28 送り出しローラ
29 第1フィードローラ
30 テンションローラ
31 第2フィードローラ
32 ガイドローラ
33 真空ホース
34 カッター
35 ヒータ
36 冷却風ホース
F 離型フィルム
P プリプレグ積層体

Claims (10)

  1. 平面積層テーブル上に離型フィルムを真空吸引により密着させた後、その離型フィルム上で、細幅プリプレグテープを自動積層するにおいて、各種幅寸法にスリットされた一方向材又は/及びクロス材の細幅プリプレグテープの中から所要の幅寸法の細幅プリプレグテープを適宜選択して繰り出し、所要形状に平面積層してプリプレグ積層体を形成することを特徴とするプリプレグ幅変更自動積層方法。
  2. 平面積層テーブル上に離型フィルムを真空吸引により密着させた後、その離型フィルム上で、細幅プリプレグテープを自動積層するにおいて、各種幅寸法にスリットされた一方向材又は/及びクロス材の細幅プリプレグテープの中から幅寸法の異なる細幅プリプレグテープを適宜選択して繰り出し、平面積層することを複数回繰り返して、所要形状のプリプレグ積層体を形成することを特徴とするプリプレグ幅変更自動積層方法。
  3. 請求項1又は2記載のプリプレグ幅変更自動積層方法において、各種幅寸法にスリットされた一方向材又は/及びクロス材の細幅プリプレグテープの収容されたプリプレグカセットの中から所要の幅寸法の細幅プリプレグテープの収容されたプリプレグカセットを適宜選択して積層ヘッドに装着し、そのプリプレグカセットから細幅プリプレグテープを繰り出し、積層ヘッドにより平面積層することを特徴とするプリプレグ幅変更自動積層方法。
  4. 請求項1又は2記載のプリプレグ幅変更自動積層方法において、各種幅寸法にスリットされた一方向材又は/及びクロス材の細幅プリプレグテープが一括格納されたラックの中から所要の幅寸法の細幅プリプレグテープを適宜選択して積層ヘッドに繰り出し、積層ヘッドにより平面積層することを特徴とするプリプレグ幅変更自動積層方法。
  5. 上面に真空吸引,空気吹き出しの小穴を多数設けた平面積層テーブルと、その平面積層テーブルの端部に装備され各種幅寸法にスリットされた一方向材又は/及びクロス材の細幅プリプレグテープを繰り出し可能に収容した多数のプリプレグカセットと、前記平面積層テーブルの上方に設けられ適宜所要のプリプレグカセットを着脱可能に装着してそのプリプレグカセットから細幅プリプレグテープを繰り出して所要形状に平面積層するコンパクションローラを最先端に備えた4軸制御の積層ヘッドを有する自動積層機とより成るプリプレグ幅変更自動積層装置。
  6. 請求項5記載のプリプレグ幅変更自動積層装置において、平面積層テーブルの端部に装備されたプリプレグカセットが、冷却風の送入により冷却されるカセットケースと、該カセットケース内に設けられ所要の幅寸法の細幅プリプレグテープを裏紙と一緒に巻いたプリプレグドラムと、該プリプレグドラムから繰り出される細幅プリプレグテープを積層ヘッド最先端のコンパクションローラまで送るために前記カセットケース内に設けられたガイドローラと、カセットケース内に設けられ細幅プリプレグテープがコンパクションローラに送られる途中で分離される裏紙を巻き取る裏紙巻き取りドラムとより成ることを特徴とするプリプレグ幅変更自動積層装置。
  7. 請求項5又は6記載のプリプレグ幅変更自動積層装置において、4軸制御の積層ヘッドがプリプレグカセットを装着するホルダーを備え、該ホルダーに近接してプリプレグカセット内の細幅プリプレグテープを送るフィードローラを備え、ホルダーに隣接する下側に細幅プリプレグテープを積層完了直前に切断するカッターを備え、細幅プリプレグテープを平面積層テーブルに積層直前に加熱するヒータをコンパクションローラに近接して備えていることをを特徴とするプリプレグ幅変更自動積層装置。
  8. 上面に真空吸引,空気吹き出しの小穴を多数設けた平面積層テーブルと、その平面積層テーブルの上方のプラットフォーム上に設けられ内部に各種幅寸法にスリットされた一方向材又は/及びクロス材の細幅プリプレグテープが裏紙と一体に巻かれたプリプレグドラムが並列多段に一括格納されたラックと、該ラックのプリプレグドラムから適宜繰り出された所要の幅寸法の細幅プリプレグテープを所要形状に平面積層するコンパクションローラを最先端に備えた4軸制御の積層ヘッドを有する自動積層機とより成るプリプレグ幅変更自動積層装置。
  9. 請求項8記載のプリプレグ幅変更自動積層装置において、プラットフォーム上に設けられたラックに、冷却風を送入する冷却風送入口と、ラック内のプリプレグドラムから適宜選択的に繰り出される所要の幅寸法の細幅プリプレグテープを積層ヘッドのコンパクションローラに導く細幅プリプレグテープ供給装置が付設され、細幅プリプレグテープ供給装置は、ラック内の各プリプレグドラムから引き出した細幅プリプレグテープを夫々送り出す各送り出しローラと、そのいずれかの送り出しローラにより送り出された細幅プリプレグテープを掛け通して裏紙と分離する第1フィードローラと、その第1フィードローラを経由した細幅プリプレグテープを掛け通したテンションローラ及び第2フィードローラと、第2フィードローラを経由した細幅プリプレグテープを積層ヘッドのコンベンションローラに導く複数のガイドローラと、前記細幅プリプレグテープと分離した裏紙を引き取る吸引手段とより成ることを特徴とするプリプレグ幅変更自動積層装置。
  10. 請求項8又は9記載のプリプレグ幅変更自動積層装置において、積層ヘッドのコンパクションローラに隣接する上側に細幅プリプレグテープを積層完了直前に切断するカッターを備え、コンパクションローラに近接して細幅プリプレグテープを平面積層テーブルに積層直前に加熱するヒータを備えていることを特徴とするプリプレグ幅変更自動積層装置。
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