JP3631005B2 - 視標呈示装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、視機能を検査するための検査視標を呈示する視標呈示装置に係り、殊に近用検査に好適な視標呈示装置に関する。
【0002】
【従来技術】
被検眼の屈折力等を検査する視機能検査には、種々の検査視標を呈示する視標呈示装置が使用される。この装置には遠用検査用のものと近用検査用のものとがある。
【0003】
近用検査用のものには簡易的な構成のものが多く、例えば、視標窓が設けられた板状のケース内に多数の検査視標を持つ円盤状の視標板を回転可能に収納し、検者が視標板を回転操作することによって視標窓に検査視標を切換え配置して呈示するようにした装置が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
検査する際には、検者は検査視標の内容やその使用方法などを知っていなければ正確な検査はできない。しかしながら、製造メーカや装置の違いによって検査視標が異なることが多いため、その全てを検者が記憶しておくことは困難である。取扱説明書等を取り出して、使用方法等を確認しながら検査することもできるが、これは検査を円滑に行う上で手間である。また、説明書等を紛失してしまうと、視標内容を十分に承知していない検者では、検査に支障が生じる可能性がある。
【0005】
また、検査視標と共にその検査距離の文字を端の方に標記したものがあるが、これは被検者への呈示には不要であり、その文字を被検眼が注視してしまうことで視点が定まらず、検査時間が長くなってしまうことがある。
【0006】
本発明は、上記問題点を鑑み、検査視標の使用方法等の情報を検者が容易に知ることができ、検査を円滑に行うことができる視標呈示装置を提供することを技術課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は以下のような構成を備えることを特徴とする。
【0008】
(1) 被検眼の視機能を検査するための検査視標を呈示する視標呈示装置において、異なる検査視標が設けられた複数の視標画面部を持つ第1面と該検査視標に関する視標情報が設けられた情報画面部を持つ第2面とを備える視標板と、該視標板を収納する筐体であって前記複数の視標画面部の内の1つを呈示するための視標窓と少なくとも呈示された検査視標に関する視標情報を確認可能な情報窓とを備える筐体と、所期する視標画面部を前記視標窓に移動する視標画面切換え手段と、を有することを特徴とする。
【0009】
(2) (1)の視標呈示装置において、前記情報窓は前記視標窓から呈示された検査視標に関する視標情報のみを確認可能なように前記筐体に備えられていることを特徴とする。
【0010】
(3) (1)の視標呈示装置において、前記検査視標は近用の検査視標であり、前記視標情報には該検査視標に関する検査距離及び/またはその検査距離における視力値が含まれることを特徴とする。
【0011】
(4) (1)の視標呈示装置において、前記検査視標は近用の検査視標であり、前記視標情報には該検査視標及び/または該検査視標に関する使用方法が含まれることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は近用検査に使用する視標呈示装置1を示す図である。2は複数の検査視標(検査視標については後述する)が記された円盤状の視標板3を収納した板状の筐体である。4は視標板3の検査視標を被検眼に呈示するための開口の視標窓である。視標板3はピン5を中心に回転可能に筐体2に保持され、検者が筐体2より突出した視標板3の一部を回転操作することにより、視標窓4に所望の検査視標を切換え配置することができる。なお、本実施形態では、装置1(筐体2)は前、後面同一形状となっており、筐体2の後面の視標窓4と略同じ位置には、視標窓4と略同じ大きさの情報窓7(図2参照)が設けられている。これにより、検者は視標板3の後面に記された視標情報(視標情報については後述する)を見ることができる。
【0017】
装置1は、図2に示すように、種々の光学素子を検査窓51に切換え配置する自覚式屈折力測定ユニット50に近点棒52を介して取付けることができる。装置1の筐体2には吊下げ部6が設けられており、これを測定ユニット50に取付けられた近点棒52に挿通して吊下げる。吊下げ部6は近点棒52に沿って移動可能である。近点棒52には検査距離を示す目盛が設けられており、その目盛に従って吊下げ部6を位置させることにより、装置1の検査距離を設定することができる。図2において、60は測定ユニット50を動作させるための各種スイッチを備えた操作部である。
【0018】
次に、視標板3について説明する。図3は視標板3の前面の詳細図であり、図4は視標板3の後面の詳細図である。
【0019】
図3において、点線10内は視標窓4に相当する領域(以下、視標画面部という)を示しており、視標画面部内に描かれた検査視標が視標窓4から被検眼に呈示される。本実施形態では、視標板3の前面に10個の視標画面部11a〜11jが設けられ、それぞれに検査視標12a〜12jが記されている。
【0020】
検査視標12aは検査距離40cmにおける視力値0.1〜0.5の文字視標群、検査視標12bは同じく検査距離40cmにおける視力値0.6〜1.0の文字視標群である。検査視標12c、12dは上下斜位検査に使用する横1列文字視標であり、40cmの検査距離で検査視標12cが視力値1.0 に相当し、検査視標12dが視力値0.6 に相当する大きさで記されている。検査視標12e、12fは水平斜位検査に使用する縦1列文字視標であり、40cmの検査距離で検査視標12eが視力値1.0 に相当し、検査視標12fが視力値0.6 に相当する大きさで記されている。検査視標12g、12hは老視加入度検出検査に使用するクロスグリッド視標であり、検査視標12hは検査視標12gを45度回転させたものである。検査視標12iは放射線視標であり、放射線の回りに描かれた数字は40cmの検査距離で視力値0.2 に相当する大きさで記されている。検査視標12jは検査距離40cmにおける視力値0.1〜1.0の数字視標群である。
【0021】
図4において、点線13内は情報窓7に相当する領域(以下、情報画面部という)を示しており、情報画面部内に描かれた視標情報を情報窓7から見ることができるようになっている。本実施形態では、視標板3の後面に10個の情報画面部14a〜14jが設けられ、それぞれに検査視標12a〜12jに関する視標情報15a〜15jが記されている。つまり、検査視標12aが記された視標画面部11aの裏側には、検査視標12aに関する視標情報15aが記された情報画面部14aがあり、視標画面部11b〜11jの裏側には、それぞれ情報画面部14b〜14jがある。
【0022】
視標情報15a、15bには、検査視標12a、12bの検査距離が40cmであること、及び各視標列が視力値1.0 となる距離が記されている。視標情報15c、15eには検査視標12c、12eが検査距離40cmで視力値1.0 に相当すること、視標情報15d、15fには検査視標12d、12fが検査距離40cmで視力値0.6 に相当することが記されている。視標情報15g、15hには、例えば「クロスシリンダレンズをセットし、縦・横ともに同等に見えるまでプラス度数を加入する」「クロスシリンダレンズをセットし、右上り・左上りが同等に見えるまでプラス度数を加入する」のように、検査視標12g、12hの使用法が記されている。視標情報15iには、放射線の回りに描かれた数字が検査距離40cmで視力値0.2 に相当することが記されている。視標情報15jには、検査視標12jの検査距離が40cmであること、及び各視標列が視力値1.0 となる距離が記されている。
【0023】
なお、情報画面部14c〜14f、14iにもそれぞれの検査視標の使用法や簡単なまとめを記しておくと、より便利である。例えば、検査視標12iの情報画面部15iには、「プラス球面を加え、数字が読める程度にする。濃く見える線の数字に30を乗じて乱視軸角度を算出する」のように使用法を記しておくと、検者の手助けとなる。
【0024】
以上のような視標呈示装置1による近用検査の一例について説明する。まず、装置1を近点棒52を介して測定ユニット50に取付け、視標窓4には視力検査用の検査視標12aまたは12bを配置して被検眼に呈示する。ここでは、まず検査視標12a(図5a参照)を呈示するものとする。この検査視標12aをセットする検査距離を知りたいときは、裏側の情報窓7から視標情報15a(図5b参照)を見て確認することができる。また、異なる近業距離で検査するときは、視標情報15aによって各視標列の距離表示を確認し、その距離に装置1を配置することによって視力値1.0 が得られるか否かを検査することができる。
【0025】
このように、視標板の後面には、前面に設けられた検査視標に関する情報が記されているので、検者は取扱説明書等を準備しなくても検査中にそれらに関する情報を確認することができる。また、視標窓からは検査視標以外は呈示されないので、被検眼が不要な文字等を見ることがなく、被検眼の視点を惑わすことなく正確に検査することができる。
【0026】
さらに、多数(本実施形態では10個)の視標画面部(検査視標)を設けるためには、視標板(装置自体)を大きくする必要があるが、これによって更なる効果が生じる。従来の視標板は前、後面の両面に5個前後の視標画面部(検査視標)が設けられ、その大きさは直径15cm程度の円形であった。一方、本実施形態の視標板は前面のみに10個の視標画面部を設けているため、その大きさを従来の倍程度にする必要がある。これを被検眼の前に配置すると、視標板(装置)が視野の大部分を占めてしまい、検査中に不要なものを被検眼に見せずに済む。
【0027】
なお、本実施形態では、1つの視標画面部と1つの情報画面部の大きさは略同一であり、視標窓と情報窓の大きさも略同一としている。これは筐体に視標板を挿入する際に表裏を考える必要がないようにするためである。もちろん、視標画面部と情報画面部(視標窓と情報窓)の大きさは異なっていてもよく、また、前、後面でのそれぞれの位置が異なっていてもよい。
【0028】
また、図6に示すように、視標板3の後面には前面の視標画面部と同数の情報画面部を設けなくてもよい(ここでは、検査視標全体の情報である視標情報21が同じように記された、4個の情報画面部22a〜22dを設ける)。この場合は、検査視標にそれぞれ符号等を付しておくと、容易に識別でき都合がよい。また、検査視標(例えば、検査視標12aなど)の各視標列の距離表示は視標画面部に記しておくとよい。情報窓の大きさも、情報画面部22aと略同じとしてもよいし、点線20で示す大きさとしてもよい。さらに、情報画面部には視標情報と検査視標の両方を記してもよい。
【0029】
また、本実施形態では、視標画面部(情報画面部)の数を10個としたが、その数はこれに限るものではない。また、検査視標についても様々なものを自由に選択して配置することができる。
【0030】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、各検査視標の内容や使用方法などの情報を、検者が検査中でも容易に知ることができる。また、検査中に被検眼から検査視標以外を見えないようにしたので、正確な検査を円滑に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例である視標呈示装置の外観略図である。
【図2】実施例の視標呈示装置を自覚式屈折力測定ユニットに取付けて使用するときの状態を示す図である。
【図3】視標板の前面の詳細図である。
【図4】視標板の後面の詳細図である。
【図5a】視標画面部、情報画面部の詳細を示す図である。
【図5b】視標画面部、情報画面部の詳細を示す図である。
【図6】視標板の後面の変容例を示す図である。
【符号の説明】
2 筐体
3 視標板
4 視標窓
7 情報窓
12a〜12j 検査視標
15a〜15j 視標情報

Claims (4)

  1. 被検眼の視機能を検査するための検査視標を呈示する視標呈示装置において、異なる検査視標が設けられた複数の視標画面部を持つ第1面と該検査視標に関する視標情報が設けられた情報画面部を持つ第2面とを備える視標板と、該視標板を収納する筐体であって前記複数の視標画面部の内の1つを呈示するための視標窓と少なくとも呈示された検査視標に関する視標情報を確認可能な情報窓とを備える筐体と、所期する視標画面部を前記視標窓に移動する視標画面切換え手段と、を有することを特徴とする視標呈示装置。
  2. 請求項1の視標呈示装置において、前記情報窓は前記視標窓から呈示された検査視標に関する視標情報のみを確認可能なように前記筐体に備えられていることを特徴とする視標呈示装置。
  3. 請求項1の視標呈示装置において、前記検査視標は近用の検査視標であり、前記視標情報には該検査視標に関する検査距離及び/またはその検査距離における視力値が含まれることを特徴とする視標呈示装置。
  4. 請求項1の視標呈示装置において、前記検査視標は近用の検査視標であり、前記視標情報には該検査視標及び/または該検査視標に関する使用方法が含まれることを特徴とする視標呈示装置。
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