JP3254008B2 - 検眼装置 - Google Patents

検眼装置

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JP3254008B2
JP3254008B2 JP18355792A JP18355792A JP3254008B2 JP 3254008 B2 JP3254008 B2 JP 3254008B2 JP 18355792 A JP18355792 A JP 18355792A JP 18355792 A JP18355792 A JP 18355792A JP 3254008 B2 JP3254008 B2 JP 3254008B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、検眼装置に関し、より
詳しくは、検査能率の向上を図った検眼装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、被検者の眼の自覚式の検眼装置と
して、自覚式の検査手段を被検者の眼に対応させてテー
ブル上に支持し、被検者に前記検査手段の検眼窓を介し
てこの検査手段の前方に配置したテストチャートにおけ
る視標を視認させることにより、この被検者の乱視度、
球面度、視力等の測定を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記構成の従
来装置では、被検者の眼が実際にどの様な状態で視標を
見ているのかを検者が直接知ることはできず、検眼を行
うに際しては検者の熟練と試行錯誤的方法に頼っている
のが実情である。このため、不慣れな検者の場合には、
折角検眼を行っても測定データに大きな誤差が生じてし
まうという問題があった。
【0004】そこで、本発明は装置の構成を改良するこ
とにより、被検者の眼の視認状態を推測でき検眼作業を
正確に遂行できる検眼装置を提供することを目的とする
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、被検者の目の
自覚式検眼を行う検眼装置において、被検者に呈示した
視標の見え方を模擬したパターンを表示する表示手段
と、被験者の眼の測定に伴うこの被検者から得た視標の
見え方の情報を基にこの情報に対応した前記模擬パター
ンを前記見え方に対応して変化させて表示する表示制御
手段とを有するものである。
【0006】
【作用】上記構成の検眼装置によれば、前記視認情報に
対応する模擬パターンが表示手段に表示される。これに
より、検者は、被検者の実際の見え方を眼で確認でき、
習熟、未習熟を問わず以降の検眼作業を正確かつ円滑に
遂行できる。
【0007】
【実施例】以下に本発明の実施例を詳細に説明する。
【0008】図1に示す本実施例の自覚式の検眼装置1
は、眼鏡店等の店内に配置した検眼デスク2と、この検
眼デスク2の上方にアーム3,4を介して支持された自
覚式検査を行う検査手段5と、前記検眼デスク2上に配
置した入力手段としての操作手段6と、前記検眼デスク
2を構成するデスク支持台2a内に配置した制御ボック
ス7と、デスク支持台2aの一方の端面に配置した遠隔
操作信号を発信する発信部8と、前記検眼デスク2に対
し数メートル程度離れた位置に配置した表示パネル装置
(視力表表示装置)9とを具備している。
【0009】この表示パネル装置9には、前記発信部8
からの遠隔操作信号を受信す受信部10と、この受信部
10で受信した遠隔操作信号に基づいて乱視テストチャ
ート等の種々の視標を表示する視表部11が設けられて
いる。
【0010】前記操作手段6には、テストチャート切り
換え用の遠隔操作信号の入力や後に詳述する被検者の視
認情報に基づく視認パターン選択情報等の入力を行う入
力手段としての操作キー部12と、液晶ディスプレイの
如き表示手段13とを設けている。
【0011】尚、図1中、5aは検査手段5に設けた検
眼窓である。
【0012】図2は前記検眼装置1の制御系の主要部を
示すものである。この検眼装置1は、全体の制御を行
い、判断手段としても機能する制御手段15に前記操作
キー部12,表示手段13からなる操作手段6を接続し
ている。また、制御手段15に対し、記憶手段としての
パターンメモリ16を接続している。
【0013】このパターンメモリ16には、図3,図
4,図5,図6に各々示す全周を15度刻みにした例え
ば4種の乱視パターンP0 ,Pa,Pb,Pcを記憶し
ている。
【0014】また、パターンメモリ16には、図8乃至
図12に示す点群チャートPxも記憶している。
【0015】乱視パターンP0 は、24本の放射状の線
の全部を明瞭にした状態で乱視の無い状態に対応してい
る。乱視パターンPaは、24本の放射状の線のうち、
垂直方向及びこれと15度をなす方向の線を明瞭にし他
の線は不鮮明状態を示す点線としている。乱視パターン
Pbは、24本の放射状の線のうち、垂直方向に対し4
5度をなす方向及びこれと15度をなす方向の線を明瞭
にし他の線は不鮮明状態を示す点線としている。乱視パ
ターンPcは、24本の放射状の線のうち、垂直方向に
対し90度をなす方向及びこれと15度をなす方向の線
を明瞭にし他の線は不鮮明状態を示す点線としている。
【0016】次に、前記検眼装置1の作用を、被検者の
乱視測定の場合を主にし、かつ、前記視表部11に乱視
テストチャートCHを表示しているものとして説明す
る。
【0017】被検者が前記検査手段5の検眼窓5aを覗
いて乱視テストチャートCHを視認し、例えば垂直方向
の線が明瞭に見えると検者に伝えたとする。検者はこの
被検者からの視認情報を基に前記操作キー部12から垂
直方向を意味する視認パターン選択情報を入力する。こ
の視認パターン選択情報を基に制御手段15は前記パタ
ーンメモリ16から垂直方向の線が明瞭に表示されてい
る乱視パターンPaを読み出し、これを前記表示手段1
3に送る。これにより、図7に示すように表示手段13
の画面上に乱視パターンPaが表示される。
【0018】次に、制御手段15は、視認パターン選択
情報に応じて上述した場合と90度異なる軸の方向に仮
の乱視度を加える。これにより、図6に示すように表示
手段13の画面上に乱視パターンPcが表示される。
【0019】
【0020】例えば、明瞭に見える線が垂直から水平に
変化した乱視パターンPcが表示されたとすると、制御
手段15が加えた仮の乱視度は大きすぎることになり、
ここで、制御手段15による仮の乱視度を変えて視認情
報を何回か続けて得ることにより最終的に乱視度が適正
な乱視パターンP0 を表示手段13の画面上に表示さ
せ、乱視度の測定を終了する。
【0021】また、乱視軸の測定には例えば乱視パター
ンPb,Pcを使用する。
【0022】次に、パターンメモリ16に記憶した点群
チャートPxを用いる乱視軸の測定について図8乃至図
10を参照して説明する。
【0023】検者は被検者からの視認情報を基に前記操
作キー部12から点群チャートPxを意味する視認パタ
ーン選択情報を入力する。この視認パターン選択情報を
基に制御手段15は前記パターンメモリ16から点群チ
ャートPxを読み出し、これを前記表示手段13に送
る。これにより、図8に示すような点群チャートPxが
表示手段13の画面上に表示される。
【0024】この点群チャートPxの見えかたは、被検
眼が正視眼の場合には図8に示すように点群チャートP
xを形成する各点が円形に見える。また、被検眼の乱視
軸が45度の場合には、点群チャートPxの見えかたは
図9に示すように左上がり45度方向に各点が歪んだ状
態となる。
【0025】さらに、被検眼の乱視軸が135度の場合
には、点群チャートPxの見えかたは図10に示すよう
に右上がり45度方向に各点が歪んだ状態となる。
【0026】このような見えかたの視認情報を被検者か
ら得ることにより、検者は被検眼の乱視軸を推測でき
る。
【0027】また、上述した点群チャートPxの各状態
を制御手段15の制御の基に表示手段13の画面上に各
々表示することで、検者は被検者が実際に視認している
点群チャートPxの状態を自らの視覚により確認でき
る。
【0028】次に、パターンメモリ16に記憶した点群
チャートPxを用いる球面度の測定について図11,図
12を参照して説明する。
【0029】検者は被検者からの視認情報を基に前記操
作キー部12から点群チャートPxを意味する視認パタ
ーン選択情報を入力する。この視認パターン選択情報を
基に制御手段15は前記パターンメモリ16から点群チ
ャートPxを読み出し、これを前記表示手段13に送
る。これにより、図11に示すような点群チャートPx
が表示手段13の画面上に表示される。
【0030】この点群チャートPxの見えかたは、被検
眼が正視眼の場合には図11に示すように点群チャート
Pxを形成する各点が明確な円形に見える。また、被検
眼が例えば近視の場合には、点群チャートPxの見えか
たは図12に示すように各点の輪郭がぼやけた状態とな
る。
【0031】このような見えかたの視認情報を被検者か
ら得ることにより、検者は被検眼の近視や遠視の程度を
推測できる。
【0032】この場合にも、上述した点群チャートPx
の各状態を制御手段15の制御の基に表示手段13の画
面上に各々表示することで、検者は被検者が実際に視認
している点群チャートPxの状態を自らの視覚により確
認できる。
【0033】本発明は、上述した実施例に限定されるも
のではなく、その要旨の範囲内で種々の変形が可能であ
る。
【0034】例えば、点群チャートPxの表示態様とし
て、被検眼の正視眼,近視に対応して点群チャートPx
の表示濃度を濃く又は薄く変えたり、遠視を赤色で、近
視を青色で表示したりすることもできる。また、正視
眼,乱視に対応して点群チャートPxの表示濃度は変え
ずに各点の縦横比を変えるようにすることもできる。
【0035】さらに、乱視軸や球面度の値を数値で表示
することも、被検者の眼鏡レンズとして適当な球面度
数,円柱度数,乱視軸の値を表示することも可能であ
る。
【0036】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、上述した
構成としたことにより、習熟,未習熟を問わず被検者の
実際視認状態を推測して正確かつ円滑な検眼を行うこと
が可能な検眼装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例装置の概略斜視図
【図2】本発明の実施例装置における制御系の主要部を
示すブロック図
【図3】本発明の実施例装置に用いる乱視パターンの説
明図
【図4】本発明の実施例装置に用いる乱視パターンの説
明図
【図5】本発明の実施例装置に用いる乱視パターンの説
明図
【図6】本発明の実施例装置に用いる乱視パターンの説
明図
【図7】本発明の実施例装置における表示手段の表示態
様を示す平面図
【図8】本発明の実施例装置における点群チャートの説
明図
【図9】本発明の実施例装置における点群チャートの説
明図
【図10】本発明の実施例装置における点群チャートの
説明図
【図11】本発明の実施例装置に用いる点群チャートの
説明図
【図12】本発明の実施例装置に用いる点群チャートの
説明図
【符号の説明】
1 検眼装置 6 操作手段 12 操作キー部 13 表示手段 15 制御手段 16 パターンメモリ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検者の眼の自覚式検眼を行う検眼装置
    において、被検者に呈示した視標の見え方を模擬した
    ターンを表示する表示手段と、被験者の眼の測定に伴う
    この被検者から得た視標の見え方の情報を基にこの情報
    に対応した前記模擬パターンを前記見え方に対応して変
    化させて表示させる表示制御手段とを有することを特徴
    とする検眼装置。
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JP3728279B2 (ja) * 2002-07-05 2005-12-21 株式会社ビジョンメガネ 検眼システムおよび検眼プログラム
JP4916753B2 (ja) * 2006-03-31 2012-04-18 株式会社トプコン 自覚式検眼装置
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