JP3630274B2 - 車両種別表示装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、列車の駅またはバスの停車場における車両種別表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の列車では、運行列車と回送列車の区別を、列車正面上部の表示部又は列車側面上部の表示部に文字表示して、利用者が識別できるようにしていた。
例えば、運行列車の場合は行先を表示し、回送列車の場合は「回送」と表示していた。バスについても同様であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の列車やバスでは、表示部が小さいので、回送中か否かを利用者は視覚で識別し難いという問題がある。
列車の場合に、回送列車であることを音声案内することがあるが、聾唖者やヘッドホンステレオをしている者には、音声案内が判らない場合があり、列車の区別を視覚で明確に識別できるようにすることが望まれる。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明の列車の車両種別表示装置は、列車側面に帯状に光を照射する投光手段と、回送列車と運行列車とを区別して検出する手段と、急行列車と普通列車等の列車種別を区別して検出する手段と、指定席の車両と自由席の車両とを有する列車を他の列車と区別して検出する手段とを備え、投光手段は、回送列車と運行列車で異なる色の光を、列車種別に基づく異なる色の光を、または指定席の車両と自由席の車両とを有する列車に対しては、指定席の車両と自由席の車両で異なる色の光を各列車側面に照射するものであることを特徴とする。
【0005】
これにより、列車の形状と塗装が同一又はほぼ同一であっても、列車側面に帯状に光を照射することで、利用者に列車の種類又は列車を構成する各車両の種類を視覚により判り易く知らせることができる。
【0006】
本発明のバスの車両種別表示装置は、バス側面に帯状に光を照射する投光手段と、回送バスと運行バスとを区別して検出する手段とを備え、投光手段は、回送バスと運行バスでは異なる色の光をバス側面に照射するものであることを特徴とする。
これにより、バスの形状と塗装が同一又はほぼ同一であっても、バス側面に帯状に光を照射することで、利用者にバスの種類を視覚により判り易く知らせることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明による実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施形態による列車の車両種別表示装置の簡易説明図である。
【0008】
図1では、プラットホーム6の横に列車5が停車している。
列車5の側面5Aには、投光手段2A〜2Cによって帯状に光が照射されている。帯状に光が照射されている照射箇所を符号5Bで示している。
投光手段2A〜2Cは照明機器等を用いて構成され、例えば複数のフィルタを備える等して複数の色の光を投光できる構成である。
【0009】
投光手段2A〜2Cには、スリット3A〜3Cが各々設けてあり、このスリット3A〜3Cを通して帯状に光を照射するようになっている。
投光手段2A〜2Cは、地下鉄の車両種別表示装置では図1のように駅舎の天井4に設けてもよく、地上の車両種別表示装置ではその駅の天井、屋根裏、ひさし又は軒に設けてもよい。
列車5が駅に進入してきたことをセンサにより検出して、列車5の位置に対応して投光手段2A〜2C(又は2C〜2A)を順次投光させる構成としてもよい。
【0010】
回送列車と運行列車とを区別して検出する手段、又は急行列車と普通列車等の列車種別を区別して検出する手段を車両種別表示装置に備えて、投光手段2A〜2Cは回送列車と運行列車では異なる色の光を照射するよう構成してもよく、急行列車と普通列車、その他の列車種別に基づく異なる色の光を照射するよう構成してもよい。
【0011】
指定席の車両と自由席の車両とを有する列車を他の列車と区別して検出する手段を車両種別表示装置に備え、また列車の各車両を検出する手段を備えて、それぞれの検出結果を図示しない制御装置に送出し、これらの検出結果に基づく異なる色の指示を前記制御装置から車両種別表示装置に返送し、投光手段2A〜2Cは指定席の車両と自由席の車両とを有する列車に対し、指定席の車両と自由席の車両とでは異なる色の光を照射するよう構成してもよい。
また、列車側面5Aに複数本の帯状の光を投光する構成としてもよい。
【0012】
本実施形態の列車の車両種別表示装置により、列車5の形状と塗装が同一又はほぼ同一であっても、列車側面5Aに帯状に光を照射することで、利用者に列車5の種類又は列車5を構成する各車両の種類を視覚により判り易く知らせることができる。
【0013】
図2は、本発明の実施形態によるバスの車両種別表示装置の簡易説明図である。
図2では、敷石16の横にバス15が停車している。
バス15の側面15Aには、投光手段12A〜12Cによって帯状に光が照射されている。帯状に光が照射されている照射箇所を符号15Bで示している。
投光手段12A〜12Cは照明機器等を用いて構成され、例えば複数のフィルタを備える等して複数の色の光を投光できる構成である。
なお、符号17,18は、雨よけ14を支持する柱である。
【0014】
投光手段12A〜12Cにはスリット(不図示)が各々設けてあり、スリットを通して帯状に光を照射するようになっている。
投光手段12A〜12Cは、図2のように雨よけ14の屋根裏に設けてもよく、停車場の待合室の天井、屋根裏、ひさし又は軒に設けてもよい。
バス15が停車場に進入してきたことをセンサにより検出して、バス15の位置に対応して投光手段12A〜12C(又は12C〜12A)を順次投光させる構成としてもよい。
【0015】
回送バスと運行バスとを区別して検出する手段を車両種別表示装置に備えて、投光手段12A〜12Cは回送バスと運行バスでは異なる色の光を照射するよう構成してもよい。バス側面15Aに複数本の帯状の光を投光する構成としてもよい。
バス15に発信機を備えて、回送バスと運行バスでは各々周波数の異なる信号を発信機から発信させて、回送バスと運行バスとを区別して検出するようにしてもよい。
投光手段12A〜12Cは、モータで回動させることにより、敷石16の左右両方向に投光できる構成としてもよい。
【0016】
本実施形態のバスの車両種別表示装置により、バス15の形状と塗装が同一又はほぼ同一であっても、バス側面15Aに帯状に光を照射することで、利用者にバス15の種類を視覚により判り易く知らせることができる。
【0017】
また、前記列車の車両種別表示装置と同様に、回送バスと運行バスとを区別して検出する手段を車両種別表示装置に備えて、これらの検出結果に基づく異なる色を別の制御装置から車両種別表示装置に指示し、投光手段12A〜12Cは回送バスと運行バスとに対し、それぞれ異なる色の光を照射するよう構成してもよい。なお、上記各実施形態は本発明の一例であり、本発明は上記実施形態に限定されない。
【0018】
【発明の効果】
本発明の列車の車両種別表示装置によれば、列車の形状と塗装が同一又はほぼ同一であっても、列車側面に帯状に光を照射することで、利用者に列車の種類又は列車を構成する各車両の種類を視覚により判り易く知らせることができる。
【0019】
本発明のバスの車両種別表示装置によれば、バスの形状と塗装が同一又はほぼ同一であっても、バス側面に帯状に光を照射することで、利用者にバスの種類を視覚により判り易く知らせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態による列車の車両種別表示装置の簡易説明図
【図2】本発明の実施形態によるバスの車両種別表示装置の簡易説明図
【符号の説明】
2A〜2C,12A〜12C…投光手段
3A〜3C…スリット
4…天井
5…列車
5A…列車側面
5B,15B…照射箇所
6…プラットホーム
14…雨よけ(屋根)
15…バス
15A…バス側面
16…敷石(軌道敷)
17,18…柱
Claims (2)
- 列車側面に帯状に光を照射する投光手段と、
回送列車と運行列車とを区別して検出する手段と、
急行列車と普通列車等の列車種別を区別して検出する手段と、
指定席の車両と自由席の車両とを有する列車を他の列車と区別して検出する手段とを備え、
前記投光手段は、回送列車と運行列車で異なる色の光を、列車種別に基づく異なる色の光を、または指定席の車両と自由席の車両とを有する列車に対しては、指定席の車両と自由席の車両で異なる色の光を各列車側面に照射するものであることを特徴とする車両種別表示装置。 - バス側面に帯状に光を照射する投光手段と、
回送バスと運行バスとを区別して検出する手段とを備え、
前記投光手段は、回送バスと運行バスでは異なる色の光をバス側面に照射するものであることを特徴とする車両種別表示装置。
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