JP3628952B2 - 通信記録アダプタ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、安否確認の為の生活リズム情報の一つとして電気通信の利用状況を監視、記録し、遠隔からその情報を確認できる通信記録アダプタに係り、特に、セキュリティシステムの中で利用する通信記録アダプタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、安否確認方法として、ガス、水道、電気などの消費状況の監視、電子レンジ、冷蔵庫など家電類の利用状況の監視、鍵、窓などから直接人の動きを含めたセンサ情報の監視などを推定データとして、そのデータの挙動から異常が発生したものと判断した場合、警報を発生させる方法が各種考案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように広い意味で各種のセンサを配備し、そのデータの挙動から異常を推量したときに、通信手段を用いて警報を通知することは、システムとして大掛かりになる欠点がある。これからの独居老人の増加などを考えれば、もっと簡易で安価なシステムの実現が望まれる。
【0004】
そのために生活リズム情報として有効となる通信の利用状況を通信記録として蓄積し、その情報を遠隔から確認して安否の推定を行おうとするものである。この場合も従来であれば、交換機システム側(電話局内交換機、PBX(構内交換機)、ビジネスホン、ホームテレホン主装置など)で通信状況を監視することが必要と考えられ、一つの回線に複数の通信機器が接続された状況で通信記録を確認して安否を推量することはできなかった。
【0005】
本発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、通信利用の状態を記録し遠隔から確認する機能をもたせることで、普遍的で簡易なセキュリティ機能を実現することができる通信記録アダプタを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明の通信記録アダプタは、アナログ通信網において一つの加入者回線に接続された複数の通信機器と保安器の間に接続され、加入者回線に流れる電流を検知する電流検出部と、日時を計時する計時部と、データを記録する記録部と、前記記録部の記録内容を合成音声あるいはPB信号で通知する音声発生部と、PB信号もしくは音声信号を認識するPB信号/音声信号検出部とを具備し、前記電流検出部で電流を検知した日時および電流検知後に電流断を検知した日時を通信記録として前記記録部に記録し、前記PB信号/音声信号検出部で認識したPB信号もしくは音声信号による他対地からの該通信記録読み出しの要求に対して、自動的に合成音声あるいはPB信号で、前記記録部の記録内容を通知することを特徴とするものである。
【0007】
また本発明は、前記通信記録アダプタにおいて、呼出信号に使用されている15Hzから20Hzの交流信号を検知する呼出信号検部と、前記呼出信号検部で15〜20Hzの交流信号を検知した後、3秒間あるいは予め設定された時間の間に電流検知された場合は、着信応答と見なし、該交流信号を検知せずに電流検知がなされた場合は、発信と見なし、該交流信号を検知した後、3秒間あるいは予め設定された時間の間に電流検知がなされなかった場合は、着信に不応答と見なすように判断する解析部を具備し、前記解析部が判断した情報と、電流を検知した日時および電流検知後に電流断を検知した日時を通信記録として記録部に記録することを特徴とするものである。
【0008】
また本発明は、前記通信記録アダプタにおいて、識別番号を予め登録する設定部と、前記設定部に登録された識別番号とPB信号/音声信号検出部で認識された発信者からのPB信号と比較する解析部を具備し、他対地からの着信後に他対地から送られてくるPB信号が予め登録された識別番号と一致したときのみ、記録部の通信記録内容を通知することを特徴とするものである。
【0009】
また本発明は、前記通信記録アダプタにおいて、発信者の電話番号を予め登録する設定部と、発信者の電話番号を認識する電話番号検出部と、前記電話番号検出部で認識した電話番号と予め登録された電話番号を比較する解析部を具備し、他対地からの着信時に発信者の電話番号が一致したときには、通信機器に呼び出し信号を送出せずに、記録部の通信記録内容を通知することを特徴とするものである。
【0010】
また本発明の通信記録アダプタは、ISDN通信網において一つの加入者回線に接続された複数の通信機器に設けられた一つの回線終端装置(DSU)と保安器の間に接続され、回線終端機能部と、配下の回線終端装置(DSU)に対する網終端機能部と、該回線のメッセージ分解/組立をする分解/組立部と、該回線の使用状況を監視し呼設定メッセージの方向で発呼、着呼を、応答メッセージで通信の開始を、切断メッセージで通信の終了を判断する解析部と、日時を計時する計時部と、データを記録する記録部と、前記記録部の記録内容を合成音声あるいはPB信号のデータに変換する音声データ変換部を具備し、前記解析部で抽出された情報及びその情報を検出した日時を前記記録部に記録し、他対地からの通信記録読み出しの要求に対して、自動的に合成音声あるいはPB信号で、前記記録部の記録内容を通知することを特徴とするものである。
【0011】
また本発明は、前記通信記録アダプタにおいて、ディジタル通信モード(伝達能力:非制限ディジタル)のときはDチャネルを使用したUUI情報での他対地からの通信記録読み出し要求に対し、記録部の通信記録内容をDチャネルを使用してUUI情報でディジタルデータとして回答し、通話モード(伝達能力:音声、3.1Kオーディオ)のときは記録部の通信記録内容を音声データ変換部で変換しBチャネルを使用して合成音声あるいはPB信号のディジタルデータで回答することを特徴とするものである。
【0012】
また本発明は、前記通信記録アダプタにおいて、発信者からのPB信号を認識するPB信号検出部と、識別番号を予め登録する設定部と、前記設定部に登録された識別番号とPB信号検出部で認識された発信者からのPB信号と比較する解析部を具備し、他対地からの着信後に他対地から送られてくるPB信号が予め登録された識別番号と一致したときのみ、記録部の通信記録内容を通知することを特徴とするものである。
【0013】
また本発明は、前記通信記録アダプタにおいて、電話番号(発アドレス)および発サブアドレスおよび着サブアドレスを予め登録する設定部と、発信者からの電話番号(発アドレス)および発サブアドレスおよび着サブアドレスを認識する分解/組立部と、前記分解/組立部で認識した発信者からの電話番号(発アドレス)および発サブアドレスおよび着サブアドレスと、予め登録された電話番号(発アドレス)および発サブアドレスおよび着サブアドレスを比較する解析部を具備し、他対地からの着信時にこれらが一致したときには、配下の回線終端装置(DSU)に制御情報を通知せず、記録部の通信記録内容を通知することを特徴とするものである。
【0014】
また本発明は、前記通信記録アダプタにおいて、他のセンサ装置を接続するための外部インターフェースをもち、外部からのセンサ情報を記録することを特徴とするものである。
【0015】
本発明は、通信回線の使用状況を監視して記録し、遠隔から確認できる簡易な通信機器である。
【0016】
アナログ回線においては、発信時と着信時の呼び出し信号に応答したとき、その回線は閉成され、電流が流れる。したがって、複数接続された通信機器のいずれが使用されても検知できるように、加入者回線に取り付けられた保安器に最も近い位置に電流の流れたことを検出する装置を取り付け、これの検知によって、発信や着信に対する応答操作の推定根拠とする。
【0017】
ISDN回線では、1回線に8台までの通信機器が接続できるが、個々の通信機器では、通信チャネルの使用状況を監視し記録することができない。このため、アナログ回線と同様に保安器に最も近いISDN回線入り口すなわち回線終端装置(DSU)の位置で回線の使用状況を監視する必要がある。
【0018】
なお、この通信記録情報を誰もが取得したり音声で確認できることはプライバシー上問題となるので、特定の相手に限定すべきである。その方法として相手装置の設置場所または装置を識別する電話番号(発アドレス)、発サブアドレスをみる方法や、出先からの確認も考え通常オープンにされず特定の人しか知り得ない通信記録装置の着サブアドレスをみて応答する方法、さらには、任意に変更できる識別用の番号をユーザ装置側から設定し、それらの番号を相手装置から入力させ合致した時にのみ、記録内容を通知した方が望ましい。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下図面を参照して本発明の実施形態例を詳細に説明する。
【0020】
図1は本発明の実施形態例に係る通信記録アダプタを利用したアナログネットワークシステムを示す構成例である。すなわち、記録、通知側の加入者回線に接続されたアナログ端末例えば電話機等11と保安器10の間に通信記録アダプタ12が接続される。前記通信記録アダプタ12は発信や応答による電流検出周期や応答後の状態を監視し、記録する。確認側で通信記録を確認したい場合には、他対地からの確認要求により、前記通信記録アダプタ12の記録内容を合成音声あるいはPB信号で通知する。すなわち、通信記録データ確認用パソコン(PC)19またはディジタル端末例えば電話機等14からISDN13を経由して要求するか、アナログ端末例えば電話機等16からアナログ電話網15を経由して要求するか、あるいは携帯電話またはポケットベル18から無線網17を経由して要求することにより、前記通信記録アダプタ12の記録内容を合成音声あるいはPB信号で通知する。
【0021】
図2は本発明の実施形態例に係る通信記録アダプタを利用したISDNシステムを示す構成例である。すなわち、記録、通知側の加入者回線に接続された例えば電話機等のディジタル端末として回線終端装置(DSU)21を有する電話機22よりなる装置と保安器20の間に通信記録アダプタ23が接続される。前記通信記録アダプタ23は呼設定の方向や応答メッセージや応答後の切断メッセージを監視し、記録する。確認側で通信記録を確認したい場合には、他対地からの確認要求により、前記通信記録アダプタ23の記録内容を合成音声あるいはPB信号、またはUUI情報で通知する。すなわち、通信記録データ確認用パソコン(PC)19またはディジタル端末例えば電話機等14からISDN24を経由して要求するか、アナログ端末例えば電話機等16からアナログ電話網26を経由して要求するか、あるいは携帯電話またはポケットベル18から無線網28を経由して要求することにより、前記通信記録アダプタ23の記録内容を通知する。
【0022】
図3は本発明の通信記録アダプタのアナログネットワークにおける一例を示す機能ブロック構成図である。
【0023】
図において、30は解析部、31は記録、通知側の加入者回線に接続されたアナログ端末例えば電話機の受話器、32は加入者回線を含む通信回線、33は加入者回線に流れる電流を検知する電流検出部、34はデータを記録する記録部、35は日時を計時する計時部、36は設定部、37は発信者の電話番号を認識する電話番号検出部、38は自動的に合成音声あるいはPB信号で記録部34の記録内容を通知する音声発生部、39は呼出信号に使用されている15Hzから20Hzの交流信号を検知する呼出信号検知部、40はPB信号もしくは音声信号を認識するPB信号/音声信号検出部である。
【0024】
前記電流検出部33で電流を検知した日時および電流検知後に電流断を検知した日時を通信記録として前記記録部34に記録し、前記PB信号/音声信号検出部40で認識したPB信号もしくは音声信号による他対地からの該通信記録読み出しの要求に対して、前記音声発生部38から自動的に合成音声あるいはPB信号で、前記記録部34の記録内容を通知する。
【0025】
すなわち、記録、通知側の加入者回線に接続されたアナログ端末例えば電話機の受話器31を取り上げると通信回線32が閉成され、通信回線32に電流が流れ、通信相手のダイヤルを送出できる状態になる。このとき、電流検出部33で電流が流れていることを検出する。また、着呼があって受話器31を取り上げた場合も通信回線32が閉成され、通信回線32に電流が流れ、相手と話ができる状態になる。このときも、電流検出部33で電流が流れていることを検出する。
【0026】
このようなとき、屋内で受話器31を取り上げた人を健常であると認識する。通話を終了して受話器を下ろすと通信回線32が開放され、通信回線32の電流が断たれる。この結果を計時部35で計時した日時とともに記録部34に記録する。
【0027】
しかし、この自ら(記録、通知側)の通信回線32に留守番電話機やFAXなどが接続されており、着呼に対して自動応答するようになっていると、受話器31を取り上げたときと同様に通信回線32に電流が流れることになる。ここで、呼出信号に使用されている15Hzから20Hzの交流信号を検知する呼出信号検知部39を具備し、その交流信号を監視すると、この信号は3秒を周期に発出されているため、この信号検出後3秒以内の電流検出は着呼に対する応答とみなし、それ以降の電流検出は自動応答によるものではなく発呼の為の操作と認識することができる。このように発信だけを認識することによって、本通信記録アダプタに接続された通信機器の自動応答が原因で、異常事態を見逃すことを防ぐことができる。
【0028】
そこで、前記呼出信号検知部39で15〜20Hzの交流信号を検知した後、3秒間あるいは予め設定された時間の間に電流検知された場合は、着信応答と見なし、該交流信号を検知せずに電流検知がなされた場合は、発信と見なし、該交流信号を検知した後、3秒間あるいは予め設定された時間の間に電流検知がなされなかった場合は、着信に不応答と見なすように判断する解析部30を設け、電流を検知した日時および電流検知後に電流断を検知した日時を通信記録として記録部34に記録する。
【0029】
尚、前記設定部36に、予め登録された識別番号と、PB信号/音声信号検出部40で認識された発信者からのPB信号を解析部30で比較し、他対地からの着信後に他対地から送られてくるPB信号が予め登録された識別番号と一致したときのみ、記録部34の通信記録内容を通知するようにしてもよい。
【0030】
また、発信者の電話番号を認識する電話番号検出部を設け、前記電話番号検出部で認識された発信者の電話番号を、予め登録された電話番号と比較し、他対地からの着信時に発信者の電話番号が一致したときのみに、通信機器に呼び出し信号を送出せずに、記録部34の通信記録内容を通知するようにしてもよい。
【0031】
更に、通信記録アダプタは、他のセンサ装置を接続するための外部インターフェースを設け、外部からのセンサ情報を記録部34に記録するようにしてもよい。
【0032】
図4は、本発明通信記録アダプタのISDNにおける一例を示す機能ブロック構成図である。
【0033】
図において、41はISDN回線、42は回線終端機能部、43は回線終端装置(DSU)、44は配下の回線終端装置(DSU)に対する網終端機能部、45は該回線のメッセージ分解/組立をする分解/組立部、46は該加入者回線の使用状況を監視し、呼設定メッセージの方向で発呼、着呼を確認し、応答メッセージで通信の開始を確認し、切断メッセージで通信の終了を認識する情報を検出する解析部。47は前記解析部46で抽出された情報及びその情報を検出した日時を記録する記録部、48は日時を計時する計時部、49は設定部、50は他対地からの通信記録読み出しの要求に対して、自動的に合成音声あるいはPB信号で、前記記録部47の記録内容をデータ変換し通知する音声データ変換部、51はPB信号検出部である。
【0034】
すなわち、ISDNでは、起動状態か停止状態かと、発着信の状態とは別であり、アナログ回線における図3のようには実現できない。ISDN回線41は回線終端機能部42で一旦終端し、恰も回線終端装置(DSU)に接続されているように機能させる。一方、ISDN回線41に接続する回線終端装置(DSU)43に接続するインタフェースとして恰も交換機のように見えるように網終端機能部44を設け、本通信記録アダプタ内ではこの回線終端機能部42と網終端機能部44との間で分解/組立部45によってメッセージを分解/組立てる。この分解/組立部45を介して解析部46で呼制御等のメッセージ情報を解析する。
【0035】
この呼制御情報の中から網終端機能部44から回線終端機能部42方向の呼設定メッセージを検出すると、屋内からISDN回線方向に発信をしようとする人がおり、その人は健常であると認識する。この結果を日時とともに記録部47に記録する。
【0036】
尚、ディジタル通信モード(伝達能力:非制限ディジタル)のときは、Dチャネルを使用したUUI情報での他対地からの通信記録読み出しの要求に対し、記録内容通知手段から記録内容をDチャネルを使用してUUI情報でディジタルデータとして回答し、通話モード(伝達能力:音声、3.1Kオーディオ)のときは、記録内容通知手段からBチャネルを使用して合成音声によって記録内容を回答するようにしてもよい。
【0037】
また、予め設定部49に登録された識別番号と、前記PB信号検出部51で認識された発信者からのPB信号を、解析部46で比較し、前記解析部46で発信者からのPB信号が一致したとき、記録部47の記録内容を回答するようにしてもよい。
【0038】
さらに、通信記録アダプタは、電話番号(発アドレス)および発サブアドレスおよび着サブアドレスを予め登録する設定部と、発信者からの電話番号(発アドレス)および発サブアドレスおよび着サブアドレスを認識する分解/組立部と、前記発信者からの電話番号(発アドレス)および発サブアドレスおよび着サブアドレスを、予め前記設定部に登録された電話番号(発アドレス)および発サブアドレスおよび着サブアドレスと比較する分析部を設け、前記分析部で電話番号(発アドレス)および発サブアドレスおよび着サブアドレスが一致したとき、配下の回線終端装置(DSU)43に制御情報を通知せず、記録部47の記録内容を回答するようにしてもよい。
【0039】
また、通信記録アダプタは、他のセンサ装置を接続するための外部インターフェースを設け、記録部47に外部からのセンサ情報を記録するようにしてもよい。
【0040】
【発明の効果】
以上述べたように本発明によれば、通信利用の状態を記録し遠隔から確認する機能をもたせることで、普遍的で簡易なセキュリティ機能を実現することができる。このことは、これからの核家族化と高齢化と情報化が同時に進むわが国の社会基盤として大きく寄与することとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態例に係る通信記録アダプタを利用したアナログネットワークシステムを示す構成図である。
【図2】本発明の実施形態例に係る通信記録アダプタを利用したISDNシステムを示す構成図である。
【図3】本発明の実施形態例に係る通信記録アダプタのアナログネットワークにおける一例を示す機能ブロック構成図である。
【図4】本発明の実施形態例に係る通信記録アダプタのISDNにおける一例を示す機能ブロク構成図である。
【符号の説明】
30 解析部
31 受話器
32 通信回線
33 電流検出部
34 記録部
35 計時部
36 設定部
37 応答検知部
38 音声発生部
39 呼出信号検知部
40 PB信号/音声信号検出部
41 ISDN回線
42 回線終端機能部
43 回線終端装置(DSU)
44 網終端機能部
45 分解/組立部
46 解析部
47 記録部
48 計時部
49 設定部
50 音声データ変換部
51 PB信号検出部

Claims (9)

  1. アナログ通信網において一つの加入者回線に接続された複数の通信機器と保安器の間に接続され、加入者回線に流れる電流を検知する電流検出部と、日時を計時する計時部と、データを記録する記録部と、前記記録部の記録内容を合成音声あるいはPB信号で通知する音声発生部と、PB信号もしくは音声信号を認識するPB信号/音声信号検出部とを具備し、前記電流検出部で電流を検知した日時および電流検知後に電流断を検知した日時を通信記録として前記記録部に記録し、前記PB信号/音声信号検出部で認識したPB信号もしくは音声信号による他対地からの該通信記録読み出しの要求に対して、自動的に合成音声あるいはPB信号で、前記記録部の記録内容を通知することを特徴とする通信記録アダプタ。
  2. 呼出信号に使用されている15Hzから20Hzの交流信号を検知する呼出信号検部と、前記呼出信号検部で15〜20Hzの交流信号を検知した後、3秒間あるいは予め設定された時間の間に電流検知された場合は、着信応答と見なし、該交流信号を検知せずに電流検知がなされた場合は、発信と見なし、該交流信号を検知した後、3秒間あるいは予め設定された時間の間に電流検知がなされなかった場合は、着信に不応答と見なすように判断する解析部を具備し、前記解析部が判断した情報と、電流を検知した日時および電流検知後に電流断を検知した日時を通信記録として記録部に記録することを特徴とする請求項1記載の通信記録アダプタ。
  3. 識別番号を予め登録する設定部と、前記設定部に登録された識別番号とPB信号/音声信号検出部で認識された発信者からのPB信号と比較する解析部を具備し、他対地からの着信後に他対地から送られてくるPB信号が予め登録された識別番号と一致したときのみ、記録部の通信記録内容を通知することを特徴とする請求項1または2記載の通信記録アダプタ。
  4. 発信者の電話番号を予め登録する設定部と、発信者の電話番号を認識する電話番号検出部と、前記電話番号検出部で認識した電話番号と予め登録された電話番号を比較する解析部を具備し、他対地からの着信時に発信者の電話番号が一致したときには、通信機器に呼び出し信号を送出せずに、記録部の通信記録内容を通知することを特徴とする請求項1または2記載の通信記録アダプタ。
  5. ISDN通信網において一つの加入者回線に接続された複数の通信機器に設けられた一つの回線終端装置(DSU)と保安器の間に接続され、回線終端機能部と、配下の回線終端装置(DSU)に対する網終端機能部と、該回線のメッセージ分解/組立をする分解/組立部と、該回線の使用状況を監視し呼設定メッセージの方向で発呼、着呼を、応答メッセージで通信の開始を、切断メッセージで通信の終了を判断する解析部と、日時を計時する計時部と、データを記録する記録部と、前記記録部の記録内容を合成音声あるいはPB信号のデータに変換する音声データ変換部を具備し、前記解析部で抽出された情報及びその情報を検出した日時を前記記録部に記録し、他対地からの通信記録読み出しの要求に対して、自動的に合成音声あるいはPB信号で、前記記録部の記録内容を通知することを特徴とする通信記録アダプタ。
  6. ディジタル通信モード(伝達能力:非制限ディジタル)のときはDチャネルを使用したUUI情報での他対地からの通信記録読み出し要求に対し、記録部の通信記録内容をDチャネルを使用してUUI情報でディジタルデータとして回答し、通話モード(伝達能力:音声、3.1Kオーディオ)のときは記録部の通信記録内容を音声データ変換部で変換しBチャネルを使用して合成音声あるいはPB信号のディジタルデータで回答することを特徴とする請求項5記載の通信記録アダプタ。
  7. 発信者からのPB信号を認識するPB信号検出部と、識別番号を予め登録する設定部と、前記設定部に登録された識別番号とPB信号検出部で認識された発信者からのPB信号と比較する解析部を具備し、他対地からの着信後に他対地から送られてくるPB信号が予め登録された識別番号と一致したときのみ、記録部の通信記録内容を通知することを特徴とする請求項5または6記載の通信記録アダプタ。
  8. 電話番号(発アドレス)および発サブアドレスおよび着サブアドレスを予め登録する設定部と、発信者からの電話番号(発アドレス)および発サブアドレスおよび着サブアドレスを認識する分解/組立部と、前記分解/組立部で認識した発信者からの電話番号(発アドレス)および発サブアドレスおよび着サブアドレスと、予め登録された電話番号(発アドレス)および発サブアドレスおよび着サブアドレスを比較する解析部を具備し、他対地からの着信時にこれらが一致したときには、配下の回線終端装置(DSU)に制御情報を通知せず、記録部の通信記録内容を通知することを特徴とする請求項5または6記載の通信記録アダプタ。
  9. 他のセンサ装置を接続するための外部インターフェースをもち、外部からのセンサ情報を記録することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項記載の通信記録アダプタ。
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