JP2004207798A - インターフォンシステム - Google Patents

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容好 川井
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Abstract

【課題】留守時であっても在宅時と全く変わらないインターフォン応対ができ、防犯面での安全性を高めることができるインターフォンシステムを提供する。
【解決手段】呼び出しベルにより携帯電話機12を呼び出して携帯電話機と通話可能にし、鍵開閉操作命令の受信に基づいて鍵開閉制御システムを起動させ扉の開閉操作を行い、扉の開閉状態を監視して扉開閉操作情報を発信し、制御終了命令に基づいて鍵開閉制御システムをロックして回線切断するインターフォン11と、インターフォン11からの呼び出しに応答して回線接続し通話可能にし(S61,S62)、暗証番号の照合結果一致時に鍵開閉操作機能を起動して鍵開閉操作命令をインターフォンに発信し(S64−S67)、制御終了命令に基づいて鍵開閉操作を終了してインターフォンの鍵開閉制御システムをロックさせ回線切断する(S69,S6a,S6b)携帯電話機12とを備える。
【選択図】 図7

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、留守中の来客時にインターフォンを介して携帯電話によりリアルタイムで来客と通話できると共に、ドア鍵の開閉制御を行うことができるインターフォンシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のインターフォンシステムとして、在宅時に居住者が室内での応答、ドア鍵の開閉を行うものがある。また、現在では、外出時でもPHS等で呼び鈴を感知し来客状態を把握できるシステムや、留守番電話のように予め録音したメッセージを来客時に流すようにしたものがある。
【0003】
例えばネットワークを介して接続可能な携帯端末機を用いて住宅内または住宅周辺の監視を行う住宅監視システムにおいて、居住者の在宅または外出に応じてインターフォン親機の動作モードを切り替え、居住者が在宅の場合には携帯端末機での応対を制限するものが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
また、外出中であっても、携帯電話機やPHS電話機から電子メールで訪来者の録音メッセージの内容を確認できるボイスメールシステムが開示されている(例えば、特許文献2参照)。
【0005】
さらに、玄関ドアや窓の鍵の開閉を外出先からリモートコントロールすることができる鍵制御システムが開示されている(例えば、特許文献3参照)。
【0006】
【特許文献1】
特開2002−314696号公報
【特許文献2】
特開2002−290557号公報
【特許文献3】
特開2000−303729号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、居住者が不在となる外出時の来客者にリアルタイムで応答することができないということがある。来客者があったことが分かっても、訪れた人が誰なのかを的確に把握することは困難であり、防犯の面を考慮すると予め録音したメッセージを来客時に流すことにも不安がある。
【0008】
本発明は従来例に係る問題点を解消するためになされたもので、留守時であっても在宅時と全く変わらないインターフォン応対ができ、防犯面での安全性を高めることができるインターフォンシステムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、本発明に係るインターフォンシステムは、扉に設置されて呼び出しベルの押下により設定された携帯電話機を呼び出して当該携帯電話機と回線接続して通話可能にすると共に、鍵開閉操作命令の受信に基づいて鍵開閉制御システムを起動させ扉の開閉操作を行い、かつ当該扉の開閉状態を監視して扉開閉操作情報を携帯電話機に発信すると共に、鍵開閉制御システムの制御終了命令に基づいて前記鍵開閉制御システムをロックして回線切断するインターフォンと、前記インターフォンからの呼び出しに応答して回線接続し通話可能にし、暗証番号の照合結果一致時に鍵開閉操作機能を起動して鍵開閉操作命令を前記インターフォンに発信すると共に、鍵開閉制御システムの制御終了命令に基づいて鍵開閉操作を終了して前記インターフォンの鍵開閉制御システムをロックさせ回線切断する携帯電話機とを備えたものである。この構成によれば、留守時であっても在宅時と全く変わらないインターフォン応対ができ、防犯面での安全性を高めることができる。
【0010】
また、前記インターフォンは、扉が所定時間継続して開放状態のときにブザーを鳴動させることを特徴とする。この構成によれば、扉の開放を報知できる。
【0011】
さらに、前記インターフォンは、カメラを有し、呼び出しベルを押下した来訪者を撮像した画像を前記携帯電話機に伝送することを特徴とする。この構成によれば、携帯電話機側から来訪者の画像を見て来訪者に応じた応対ができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明に係るインターフォンシステムの概念を示す概略図である。本発明では、外出時に、来客者がインターフォン11に備えられた呼出しベルを押すことで携帯電話機12に通信回線を接続し通話が可能にする。
【0013】
図2は、図1に示すインターフォン11の構成を示すブロック図である。図2に示すインターフォン11には、玄関などに取りつけられる呼出しベル11aと、マイク11bと、スピーカ11cと、設定された情報を記憶しているメモリ11dと、送受信アンテナ13を介して携帯電話機12と通信するための通信部11eと、各機能を制御する制御部11fとが備えられている。制御部11fは、ドア鍵14及び室内フォン15と接続され、ドア鍵14の開閉制御を行うと共に、室内フォン15を介してマイク16及びスピーカ17を用いて訪問者との会話を可能にする。
【0014】
図3は、本発明のインターフォン11が有する機能を動作的に示す図である。図3に示すように、インターフォン11は、ベル操作を感知するベル押下待ち受け機能31と、外出前にユーザーが予め機能を起動させ通信を行う電話番号を設定しておくことにより呼出しベル押下で開始するRBT(リングバックトーン)機能33と共に携帯電話機12への「呼設定」信号の送出を開始する携帯電話転送機能32とを有し、「呼設定」信号を移動通信網(基地局も含む、特に図示せず)へ送出することにより移動通信網を介して携帯電話機12との回線接続を行う。
【0015】
また、インターフォン11は、RBT回数をカウントするRBT回数カウント機能34と、携帯電話機12が応対しないときに呼出しを自動終了する自動終了機能35とを有し、移動通信網より「呼設定受付」信号及び「呼出」信号を受信すると、RBT回数カウント機能34によりRBTの回数を認識し予め設定した回数呼び出しても携帯電話機12が応対しないと自動終了機能35により呼出しを終了する。
【0016】
また、インターフォン11は、呼び出す電話番号などを記憶しておく携帯電話機番号メモリ機能36と、回線接続機能37を有し、呼出した携帯電話機12の応答により玄関などに設置したインターフォンに備えられたマイク11bとスピーカ11cを介しての通話が可能となる。
【0017】
また、インターフォン11は、携帯電話機12からの鍵開閉制御システム起動コマンドの受信に基づいて起動する鍵開閉制御システム機能38と、鍵開閉制御システム機能38の起動中は扉の開閉状態を常に監視し、情報を携帯電話機12に伝送する扉開閉監視機能39と、鍵開閉制御システム機能38が起動している状態になると現在の鍵の開閉状態を通話中の携帯電話機12に知らせる鍵開閉制御情報伝達機能3aとを有する。これら扉開閉監視機能39と鍵開閉制御情報伝達機能3aの機能については、通話中に関わらず、外出時にインターフォンシステムを携帯電話転送設定している場合は常時状況を監視しており、異常があった場合は携帯電話機12にその情報を送信するようになっている。
【0018】
さらに、インターフォン11は、例えば扉が開放になったままの状態であるのに携帯電話機12から鍵開閉制御システム終了の信号を受信すると禁止操作とみなして命令を受け付けずに携帯電話機12側に警告を伝える鍵開閉制御ロック機能3bと、鍵開閉制御システム機能38が起動している状態で携帯電話機12からの終了信号を受信しないうちに側線が途切れるなどの状況に陥った時に作動する回線異常感知機能3cと、鍵を施錠する自動施錠機能3dとを有する。
【0019】
図4は、本発明の携帯電話機12のインターフォン制御機能を動作的に示す図である。図4に示すように、携帯電話機12は、呼出しを感知する着信受付機能41と、他の電話回線や設定されたインターフォン11ヘの呼出しと開始する発信機能42と、着信履歴やいろいろなメッセージを表示する表示機能43と、着信がインターフォン11からのものであると認識した時点で起動するインターフォン制御機能44とを有する。
【0020】
また、携帯電話機12は、インターフォン11との鍵の開閉操作を行う場合の暗証番号入力を受け付ける暗証番号認識機能45と、暗証番号の入力があると、その番号が端末の記憶している暗証番号と一致するかどうかの照合を行う暗証番号照合機能46と、暗証番号の一致が認識されたときにインターフォン11側に鍵開閉システム起動信号を送信し、インターフォン11側から現在の鍵開閉状況を受信した時点で鍵開閉操作を行う鍵開閉操作機能47とを有し、この際、表示機能43の表示部に操作手順が表示されるので、指示に従って操作が可能になる。鍵開閉情報表示機能48と扉開閉情報表示機能49は鍵開閉操作機能47を起動すると自動的に起動し、現在の鍵や扉の開閉状態を表示機能43の表示部に表示する。
【0021】
また、携帯電話機12は、鍵を開け訪問者によって扉の開閉を行った時に、扉が開放になっている時間を感知し設定された時間以上扉が開放状態にあるとブザー等で異常を知らせる扉開閉時間監視機能4aと、鍵を開く操作を行った時点で起動し、訪問者が入室した場合に室内フォンで会話の続きができるようにする室内フォン切り替え機能4bと、鍵の開閉操作を終了した場合、自動的にインターフォンシステムの鍵開閉システムをロックし施錠する鍵開閉システムロック機能4cと、インターフォン11との通話が終了した場合には携帯電話機12間の通常の通信時と同様に回線を切る回線切断機能4dとを有する。
【0022】
なお、前記室内フォン切り替え機能4bは、防犯のため、上述した機能と同時に扉の開閉状態をチェックし、扉が開放になった状態では切り替え機能が動作しないように設定されている。訪問者が入室し室内フォンを用いるためには、入室後扉をきちんと閉め、扉を遠隔操作する側の鍵開閉操作が可能な状態にしなければならない。退室後も同様で、再度扉の外にあるマイクで通話を開始する場合は扉の閉鎖が条件となる。また、発信機能42により携帯電話機12側からインターフォン11を呼び出し回線接続した場合には、機能43〜47が使用できる。しかし、この場合、鍵を開放する操作は禁止され、表示された施錠状態情報を確認し開放になっている時には遠隔操作で鍵を閉める操作のみが可能になる。
【0023】
図5と図6は、図3に示す機能を有するインターフォン11の来客時の一連の操作について示したフローチャートである。通常の訪問時と同様に訪問者によりベルが押下されると(ステップS51)、居住者が外出時、携帯電話転送機能がセットされている場合、この入力をインターフォン制御部が感知し、設定されている携帯電話機の呼出しを開始する(ステップS52)。そして、RBT(リングバックトーン)の回数をカウントし(ステップS53)、カウントされたRBT回数が設定されているRBT回数内に携帯電話機が応対したかどうかを判定する(ステップS54)。
【0024】
もし、RBT回数が設定回数を超えても携帯電話機が応答しない時には自動的に呼び出しを終了しベル押下待ち受け状態に戻る(ステップS55→S54→S56→S51)。応答があった場合には、携帯電話機と通信回線接続しインターフォン11に備えているマイク11bとスピーカ11cを介して通話可能状態とする(ステップS57)。
【0025】
通話中は、鍵開閉制御システム開始信号の待ち受け状態になっている(ステップS58)。携帯電話機から鍵開閉制御システム開始信号がない場合は、鍵開閉制御システムはロックされたままの通話状態となり、所定時間経過した後に後述するステップS5nに移行する。所定時間内に携帯電話機から鍵開閉制御システム開始信号を受信した場合は、鍵開閉制御システム制御を開始させる(ステップS59)。
【0026】
インターフォン11は、その時点での鍵情報を携帯電話機に知らせる。これに基づいて携帯電話機側は予め割り当てられている数字(=テンキー)または記号のプッシュボタンを押すことでインターフォン側に認識信号(ACK信号)を送信する。インターフォン側はこの信号を受けると鍵開閉制御システムの起動待ち状態になる。その後、もう一度携帯電話機側からの鍵開閉制御システムの開始命令信号を受け付けた時点で起動となる。携帯電話機からの開閉操作情報信号を受信し指示通り操作を施す。終了するとその旨を携帯電話機に発信する(ステップS5a,S5b)。
【0027】
来客による扉の開放操作を感知した後、携帯電話機に扉開閉操作情報信号を送信する(ステップS5c,5d)。扉が開放になったまま放置されている場合はその時間を監視し、扉が閉じたことを確認するまで時間をカウントし続け、予め設定された時間以上扉が開放状態にある場合は、扉が閉じたことを確認するまでブザーを鳴動させる(ステップS5e→S5g→S5h)。設定時間内の扉の閉鎖が確認されると、室内フォン通話が可能状態になる(ステップS5e→S5f→S5i)。
【0028】
鍵開閉制御システム制御の終了命令に基づいて鍵開閉制御システムをロックし(ステップS5j→S5m)、また、鍵開閉制御システム制御の終了命令がないまま回線切断が起こった場合は、回線異常とみなし、自動的に施錠し鍵開閉制御システムをロックする(ステップS5j→S5k→S5l→S5m)。その後、回線が切断されれば、携帯電話機との通信は終了となり、ベル押下待ち受け状態に戻る(ステップS5n→S5o→S51)。
【0029】
次に、図7は、図4に示す機能を有する携帯電話機の来客時の一連の操作について示したフローチャートである。インターフォンからの呼出しに応答して回線接続し、インターフォンとの通話可能状態となる(ステップS61,S62)。通話中に、ドア鍵開閉操作を開始したい場合は携帯電話機の表示部に示された手順に従ってテンキーを操作しインターフォンに命令を伝える。この段階で、インターフォン側はドア鍵開閉操作機能のスタンバイ状態になる。一方、携帯電話機側では、ドア鍵開閉操作機能開始のテンキー操作を受けることで、暗証番号入力受付状態となる(ステップS63,S64)。
【0030】
入力された番号が端末本体に記憶されている暗証番号と一致するかどうかの照合を行い、一致が認識されれば、鍵開閉操作機能が起動すると共に、扉開閉操作情報機能も起動することで、鍵操作の開閉命令の入力待ちになり、開閉命令信号の入力があるとインターフォン側にその情報を発信する(ステップS65−S67)。インターフォン側からの鍵制御情報を受信し、操作完了の信号を待つ(ステップS68,S69)。
【0031】
起動した鍵開閉操作を終了する場合は、終了を知らせる信号をテンキーで入力する。終了命令を受けるとその情報をインターフォン側に送信しインターフォンの鍵開閉制御システムをロックさせ終了となる(ステップS6a,S6b)。終了しない場合は次の操作待ちの状態になる(ステップS69→S67,S6a→S67)。通話を終了する場合は、通常の通話と同様に、回線切断操作を行う(ステップS6c)。回線が切断されると、着信待ち受け状態にリターンする(ステップS6c→S61)。
【0032】
なお、上記実施の形態では、外出時にインターフォンの呼出ベルが押されると無条件で携帯電話機に発呼するので、いたずらで押された場合通話料という経済的損害を被る。また、図7に示すフローチャートにおいて、暗証番号の照合を携帯端末側で行うので、「開閉命令信号」や「鍵制御情報」等の手順が知られてしまうと、暗証番号を知らない第3者のなりすましによる操作が可能である、例えば電話線を回線エミュレータなどに繋ぎ替えて、居住者になりすましてインターフォンからの呼を受け開錠操作することができる。
【0033】
このような問題を解決するためには、次のような対策が必要となる。
(1)犯人がわかるように、インターフォン11にカメラを備え、来訪者がインターフォンを押した瞬間の画像を撮影しインターフォン側に記憶する。その後も訪来者がそこに居るようならばテレビ電話で携帯電話機に接続し、訪来者が逃げてカメラに映らなくなったら音声通話用の呼に切替えて再呼出しする(或いは呼を中止する)。
【0034】
またはIP電話のような定額電話を便ってもよい。例えば、家庭内に無線LANによるホームネットワークを形成することで、携帯電話機は、在宅中はホームネットワークに接続され、外出中は電気通信事業者の無線ネットワークに接続され、在宅/外出問わずモバイルIPによリインターフオン親機と接続可能な状態になるので、従来のインターフォン親機で行っていたような来客対応などの操作ができる。音声通話はIP電話のようなVoIPにより行う。
【0035】
(2)また、一般的に知られた認証方法(チャレンジレスポンス方式など)を用いて「鍵制御情報」等の通信内容が通信毎に変化させることができる。
【0036】
従って、上記実施の形態によれば、インターフォンを携帯電話機と通信可能にすることで、留守時に来客とリアルタイムでの対応が可能になる。伝書メモなどと違って相手の話を直接聞けることで訪問者が誰であるのか、どういう用件であるのかを明確に知ることができる。また、在宅時と同じ応対が可能なことから、受け答えによっては留守であることを相手に知らせずに済むので、留守宅を狙った犯罪等を防ぐにも効果がある。
【0037】
また、ドア鍵の開閉が携帯電話機から操作できることにより、家族の帰宅や親類など入室しても問題がない場合に携帯電話機で確認しドアの開閉を行えることができ、共稼ぎなど留守の多い家庭で、例えば子供の帰宅時に携帯電話機で応対し鍵を開けてあげるなどコミュニケーションを図ることもできる。扉の開閉についてはその状態を常に監視し携帯電話機の使用者に伝えるようになっており、扉の開けっ放しをブザー鳴動で知らせることができる。
【0038】
また、携帯電話機など無線通信でドアの鍵を遠隔操作することに関しては回線状態の不安定さを考慮することが必要になるが、本実施の形態の場合、回線状態の異常を感知し、自動的に施錠し開閉操作システムをロックする機能を有しているので安全である。さらに、来客がない時でも携帯電話機からインターフォンシステムにアクセスし鍵の状態を確認し、開いている場合は施錠することが可能である。
【0039】
この様に、外出時にリアルタイムで来客との対応が実現でき、その都度相手に会わせた対応が可能で、不審者の訪問などの把握もできるので、留守宅の防犯対策としての利点もある。さらに、通話しながらの鍵の開閉も可能なことから外出先からでも相手を確認して鍵の操作が可能で、留守が多い家庭でのコミュニケーションの普段にも利用でき、扉や鍵の状態を常時監視したり、通信時の回線状態異常を感知する機能も備わっているので安全性も高いという多くの利点がある。
【0040】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明によれば、留守時であっても在宅時と全く変わらないインターフォン応対ができ、防犯面での安全性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るインターフォンシステムの概念を示す概略図である。
【図2】図1に示すインターフォン11の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明のインターフォン11が有する機能を動作的に示す図である。
【図4】本発明の携帯電話機12のインターフォン制御機能を動作的に示す図である。
【図5】図3に示す機能を有するインターフォン11の来客時の一連の操作について示したフローチャートである。
【図6】図5に続くフローチャートである。
【図7】図4に示す機能を有する携帯電話機の来客時の一連の操作について示したフローチャートである。
【符号の説明】
11 インターフォン、12 携帯電話機。

Claims (3)

  1. 扉に設置されて呼び出しベルの押下により設定された携帯電話機を呼び出して当該携帯電話機と回線接続して通話可能にすると共に、鍵開閉操作命令の受信に基づいて鍵開閉制御システムを起動させ扉の開閉操作を行い、かつ当該扉の開閉状態を監視して扉開閉操作情報を携帯電話機に発信すると共に、鍵開閉制御システムの制御終了命令に基づいて前記鍵開閉制御システムをロックして回線切断するインターフォンと、
    前記インターフォンからの呼び出しに応答して回線接続され通話可能にし、暗証番号の照合結果一致時に鍵開閉操作機能を起動して鍵開閉操作命令を前記インターフォンに発信すると共に、鍵開閉制御システムの制御終了命令に基づいて鍵開閉操作を終了して前記インターフォンの鍵開閉制御システムをロックさせ回線切断する携帯電話機と
    を備えたインターフォンシステム。
  2. 請求項1に記載のインターフォンシステムにおいて、
    前記インターフォンは、扉が所定時間継続して開放状態のときにブザーを鳴動させる
    ことを特徴とするインターフォンシステム。
  3. 請求項1または2に記載のインターフォンシステムにおいて、
    前記インターフォンは、カメラを有し、呼び出しベルを押下した来訪者を撮像した画像を前記携帯電話機に伝送する
    ことを特徴とするインターフォンシステム。
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