JP3628485B2 - 診断装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、各種設備や機器等を診断する診断装置に関し、特に、例えば蒸気プラントの配管系に設けられているスチームトラップ等のように、その種類(型式)によって診断手順(診断基準)の異なるものを診断するのに適した診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
上記スチームトラップは、蒸気プラントの配管系に発生する復水や凝縮水(ドレイン)を、蒸気を逃すことなく、自動的に排出させる自力弁である。もし、このトラップに、例えば蒸気漏れや弁が作動しない等の異常が生じると、プラントの稼働効率が低下するだけでなく、場合によってはプラント全体に異常を来すということも十分に起こり得る。従って、このような不具合を未然に防ぐために、トラップが正常に動作しているかどうかを定期的に診断して、トラップの予知保全に努めることが重要となる。
【0003】
そこで、上記のようなスチームトラップを診断するトラップ診断装置として、従来、例えば図9に示すようなものがある。これは、トラップに蒸気漏れが生じたとき、これに伴ってトラップ(筐体)自体に比較的に周波数の高い連続的な振動が発生すること、そして、この振動の大きさ、即ち振動レベルLと、そのときのトラップ(筺体)自体の表面温度T(詳しくは、この表面温度Tからトラップ内の飽和水蒸気温度を推定し、更にこの飽和水蒸気温度を飽和水蒸気圧力に換算して得た蒸気圧力P(T))とが、蒸気漏洩量に相関することを利用して、上記振動レベルLと表面温度Tとから、トラップに蒸気漏れが生じているか否か、また、蒸気漏れが生じている場合にはその漏れの程度はどれくらいかを、自動的に判定するものである。これを実現するために、この装置は、上記振動レベルLと表面温度Tとを検出するためのプローブ1と、このプローブ1から出力される検出信号を処理して上記蒸気漏れの有無及び漏れの程度を自動的に判定する装置本体2とで構成されている。
【0004】
即ち、プローブ1は、その先端に、上記振動(レベル)Lを検出するための図示しない振動検出器と、上記表面温度Tを検出するための図示しない温度検出器とを内蔵している。これら各検出器は、診断対象であるトラップの筐体表面に上記プローブ1の先端を押し当てることによって初めて、上記振動レベルLと表面温度Tとをそれぞれ検出し、これらに応じた検出信号を出力する。そして、この検出信号は、ケーブル1aを介して、装置本体2に供給される。
【0005】
装置本体2は、上記検出信号を増幅器21で増幅した後、これをA/D変換器22でディジタル化して得た所謂トラップの点検データが入力されるCPU23を有している。このCPU23は、入力された点検データに含まれるトラップの振動レベルLと表面温度Tとの情報を、例えばROMやRAM構成の記憶部24内に記憶されている蒸気漏洩量との相関関係に基づく相関データDに従って処理する。そして、上記診断対象であるトラップに蒸気漏れが生じているか否か、また蒸気漏れが生じている場合にはその漏れの程度はどれくらいかを判定し、その判定結果、即ち診断結果を、例えば液晶パネル構成の表示部25に表示する。
【0006】
なお、上記点検データから蒸気漏れの有無、及び漏れの程度を判定するための基準となる上記相関データDは、記憶部24内のトラップデータ領域24aに記憶されている。そして、この相関データDに基づいてトラップの蒸気漏れの判定を行ない、その判定結果を表示部25に表示するという上記CPU23の一連の動作は、記憶部24内の処理プログラム領域24bに記憶されている処理プログラムに従って制御される。また、CPU23は、入出力インタフェース26を介して、例えば図示しないホスト・コンピュータと通信可能とされている。即ち、このCPU23による診断結果を、ホスト・コンピュータ側に転送して、これをホスト・コンピュータ側でより詳細に集計及び分析することによって、更に高度な予知保全を実現できる。
【0007】
ところで、この診断装置によれば、上記のように、トラップの蒸気漏洩量が上記振動レベルL及び表面温度Tに相関することを利用してトラップの診断を行っているが、この相関関係は、診断対象とするトラップの構造の違いによってそれぞれ異なることが知られている。例えば、トラップは、これを動作原理(トラップタイプ)別に大別すると、ディスク(DISC)式、バケット(BUCKET)式、サーモ(THERMO)式、フロート(FLOAT) 式及び温度調節(TEMP−ADJ)式等に分類できるが、これらの動作原理の違いによって、上記相関関係が異なることが知られている。また、これらの動作原理が同じであっても、トラップ内部の最小弁口面積や蒸気流路形状、更には製造会社の違い等によっても、上記相関関係が異なってくる。従って、上記相関関係を利用して正確な診断を行うためには、診断対象とするトラップの構造、つまりは型式に応じた相関関係(相関データD)に基づいて、上記点検データを処理する必要がある。
【0008】
これを実現するために、従来の診断装置では、予め複数のトラップ、例えば一般に市販されている殆ど全てのトラップにそれぞれ対応する(即ちこれらの各トラップにそれぞれ専用の)複数の相関データDを、上記記憶部24のトラップデータ領域24a内に記憶している。そして、実際に診断を行なう際には、これら複数の相関データDの中から、実際に診断対象とするトラップに対応するものを呼び出して、この呼び出した相関データDに基づいて上記点検データを処理している。
【0009】
なお、各トラップには、予め、例えば4桁の連続した整理番号(以下、トラップコードと称す。)がそれぞれ個別に付与されており、上記トラップデータ領域24a内には、例えば図10に示すように、上記トラップコードを基準として、各トラップの型式名とこれに対応する相関データD(D、D、・・・)とが、リスト状に記憶されている。そして、このトラップデータ領域24a内から、希望の相関データD、即ちこれから実際に診断しようとするトラップ専用の相関データDを呼び出す際には、そのトラップのトラップコードを、例えば複数の押しボタン(キー)構成の操作部27により入力することによって、上記希望の相関データDを呼び出すよう構成されている。なお、各トラップコードが、いずれのトラップ(型式名)に対応するのかについては、これら両者の関係を記した対照表(図示せず)が別に用意されており、作業者(オペレータ)は、この対照表を参照することによって、各トラップに対応するトラップコードを確認できる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、現在市販されているトラップの種類(型式)は、非常に多く、例えば2000以上にも上るため、上述した記憶部24(トラップデータ領域24a)内には、それだけ多くのトラップデータ(相関データD)が記憶されていることになる。従って、上記従来の診断装置を用いてトラップの診断を行なう際には、その診断対象となるトラップ専用の相関データDを、上記2000以上という膨大な数のデータの中から選択しなければならず(詳しくは、診断対象とするトラップのトラップコードを上述した対照表の中から見つけ出して、これを操作部26から入力しなければならず)、その作業が非常に面倒であるという問題がある。この問題は、トラップの診断作業効率の低下、ひいては診断作業時間の長時間化という問題を引き起こす。そして、これらの問題は、診断対象とするトラップの種類が多いほど、顕著になる。
【0011】
そこで、本発明は、希望のトラップに対応する相関データD、即ち希望の診断対象物専用の処理手順を、容易に選択する(呼び出す)ことのできる診断装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上述した目的を達成するために、本発明のうちで請求項1に記載の発明は、複数の診断対象物それぞれ専用の複数の処理手順が予め記憶されている主記憶手段と、
副記憶手段と、
外部から記憶指令が与えられ、上記主記憶手段に記憶されている上記各処理手順の中から上記記憶指令に対応するものを選択して、これを上記副記憶手段に記憶する記憶制御手段と、
外部から呼出指令が与えられ、この呼出指令に対応する処理手順を上記副記憶手段から呼び出す呼出手段と、
実際に診断対象物を点検して得た点検データが入力され、この点検データを上記呼出手段によって呼び出された上記処理手順に基づいて処理して、その処理結果、即ち上記実際に点検した診断対象物の診断結果を出力する処理手段と、
を具備し、上記副記憶手段に記憶される上記処理手順の数が上記主記憶手段に記憶されている上記処理手順の数よりも少ないものである。
【0013】
即ち、処理手段が、上記実際に診断対象物を点検して得た点検データを、この診断対象物専用の処理手順に基づいて処理したときに初めて、正確な診断が行われる。この処理手順は、元々、主記憶手段に記憶されているが、主記憶手段には、数多くの処理手順が記憶されているので、もし、この主記憶手段に記憶されている数多くの処理手順から希望の(即ち上記実際に点検(診断)しようとする診断対象物専用の)処理手順を1つだけ呼び出そうとすると、非常に手間が掛かる。
【0014】
しかし、本請求項1に記載の発明によれば、記憶制御手段が、主記憶手段に記憶されている各処理手順のうち、記憶指令に対応するもの、例えばこの診断装置による診断を予定している診断対象物専用の処理手順のみを、一旦、副記憶手段に記憶し、即ちプリセットする。そして、実際に診断を行う(処理手段による処理を行う)際には、呼出手段が、上記プリセットした処理手順の中から、呼出指令に対応するもの、即ち希望の(例えばこれから診断しようとする診断対象物専用の)処理手順を呼び出すので、処理手順の選択範囲が、上記プリセットされた処理手順に限定される。
【0015】
さらに、請求項1に記載の発明は、
上記各診断対象物が、所定の条件に従って複数の種類に分類可能なものであって、
上記副記憶手段が、上記各種類にそれぞれ対応する複数の記憶領域から成り、
上記記憶制御手段が、上記記憶指令に対応する処理手順を、上記各記憶領域のうち、該処理手順に基づいて処理される診断対象物の種類に対応する記憶領域に記憶し、
上記呼出指令が、上記各種類のうち任意のものを選択する種類選択指令と、上記各処理手順のうち任意のものを選択する手順選択指令と、から成り、
上記呼出手段が、上記各記憶領域のうち上記種類選択指令に従って選択された種類に対応する記憶領域を選択し、この選択した記憶領域に記憶されている上記各処理手順の中から上記手順選択指令に対応する処理手順を呼び出す状態に構成されている。
【0016】
即ち、副記憶手段は、複数の記憶領域に分割されている。そして、記憶制御手段によってプリセットされる処理手順は、それぞれ同じ種類の診断対象物専用の処理手順毎に纏められた状態、つまり上記各種類別に細分化された状態で、各種類に対応する記憶領域にプリセットされる。一方、このプリセットされた処理手順を呼び出す呼出手段は、まず、種類選択指令に従って選択された種類、例えば実際に診断しようとする診断対象物の種類に対応する記憶領域を選択し、その後に、この選択した記憶領域にプリセットされている処理手順の中から、上記手順選択指令に対応する処理手順、即ち実際に診断しようとする診断対象物用の処理手順を呼び出す。従って、本請求項1に記載の発明の診断装置によれば、実際の診断に使用する処理手順の選択範囲が、更に上記各種類別に細分化される。
【0017】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明の診断装置において、上記診断装置が、それぞれ型式の異なる複数のトラップを上記診断対象物として診断するトラップ診断装置であることを特徴とするものである。
【0018】
なお、上記トラップとは、例えば蒸気プラントの配管系に設けられるスチームトラップ、或いは圧縮空気、ガス等の配管系に設けられるエアトラップ、ガストラップ等のことを言う。このようなトラップは、一般に、その型式によって、それぞれを点検して得た点検データからその良否を判定するための判定基準(例えば相関データD)が異なることが知られており、即ち、この判定基準が、上記処理手順に対応する。
【0019】
【発明の実施の形態】
本発明を、例えば上述したスチームトラップを診断するトラップ診断装置に応用する場合の一実施の形態について、図1から図8を参照して説明する。
【0020】
図1は、本実施の形態の概略構成を示すブロックである。同図に示すように、本実施の形態のトラップ診断装置は、上述した図9に示す従来の診断装置に対して、記憶部24内に、上述したトラップデータ領域24a及び処理プログラム領域24bとは別のプリセット領域24cという領域を、新たに設けたものである。なお、本実施の形態においては、上記各領域24a、24b及び24cのうち、例えばトラップデータ領域24a及びプリセット領域24cについてはRAM構成としており、処理プログラム領域24bについてはROM構成としている。
【0021】
上記プリセット領域24cは、トラップデータ領域24aに記憶されている全トラップデータのうち、希望のトラップデータ、例えばこの診断装置による診断を予定しているトラップ(例えばこの診断装置が診断対象とする蒸気プラントに使用されているトラップ等)に対応するデータのみを、予め記憶(登録:プリセット)しておくための領域である。そして、実際にトラップの診断を行なう際には、その診断に用いる相関データDを、上記従来技術のようにトラップデータ24aから呼び出すのではなく、上記プリセット領域24cに予め登録しておいたトラップデータ(相関データD)の中から呼び出すように構成されている。
【0022】
ただし、本実施の形態における上記トラップデータには、上述した図10に示す従来技術のトラップデータ(トラップコード、型式名及び相関データD)の他に、各トラップの製造会社を表わす会社コード、及び各トラップのトラップタイプも含まれる。従って、本実施の形態におけるトラップデータ領域24a内には、図2に示すように、各トラップのトラップコードを基準に、各トラップの型式名、会社コード、トラップタイプ及び相関データDが、上記トラップデータとしてリスト状に記憶されている。
【0023】
なお、上記プリセット領域24cに対するトラップデータの登録、及びこのプリセット領域24cからのトラップデータの呼び出しは、操作部27からのキー入力に従って、CPU23が実行する。そして、その際に、CPU23は、操作部27からのキー入力に応じたメッセージを、表示部25に表示する。なお、これら一連の動作をCPU23に実行させるプログラムは、上述した処理プログラム領域24b内に記憶されている。
【0024】
以上の点が、本実施の形態の特徴とするところであり、上述の従来技術と大きく異なる点である。以下、この点について、詳細に説明する。なお、これ以外については、上記従来技術と同様であるので、これら従来技術と同様の部分については、詳細な説明を省略する。
【0025】
上記プリセット領域24cの概念的な構造を、図3に示す。同図に示すように、プリセット領域24cは、複数、例えば6つの記憶領域3、3、・・・から成る。これら各記憶領域3、3、・・・は、それぞれ上述したトラップタイプ、例えばディスク式、バケット式、サーモ式、フロート式、温度調節式及びその他の方式という6つの方式にそれぞれ対応して設けられており、これら各方式毎にそれぞれに専用のトラップデータの登録先として割り当てられている。そして、これら各記憶領域3、3、・・・は、それぞれ複数、例えば30個のメモリ領域30、30、・・・から成り、これら各メモリ領域30、30、・・・には、それぞれ1個(1型式)のトラップデータを登録できる。即ち、この構造によれば、各トラップタイプ毎に、それぞれ最大30個(型式)のトラップデータを登録できる。
【0026】
このように構成されたプリセット領域24aに希望のトラップデータを登録したり、或いはこのプリセット領域24aから希望のトラップデータを呼び出したりする命令は、上述したように操作部27のキー入力により与えられるが、この操作部27を構成する各キーは、それぞれ図4に示すように配置されている。同図は、装置本体2の正面図で、同図に示すように、上記各キーは、それぞれの役割に応じて、電源スイッチキー群、機能キー群、トラップタイプ選択キー群及び数値キー群に振り分けられた状態で、装置本体2の表面に配置されている。そして、これら各キーが配置されている装置本体2の表面の上方側に、例えば横2行表示形式の液晶パネルから成る表示部25が配置されている。なお、装置本体2は、外形が、偏平な細長い概略直方体形のものであり、片手で十分に携帯できる程度の大きさである。また、この装置本体2の上端に、上述したプローブ1にケーブル1aを介して接続される入力端子20が設けられている。
【0027】
例えば、今、このトラップ診断装置が動作していない状態、即ち電源がOFFの状態にあるものとする。この状態から、上記プリセット領域24cに希望のトラップデータを登録する場合について、そのときの操作部27の操作(キー入力)方法、及びこのキー入力に対するCPU23の動作を、表示部25の表示内容も交えながら図5及び図6を参照して説明する。なお、図5は、上記プリセット領域24cに対するトラップデータの登録、及び後述するトラップデータの呼び出しに係るCPU23の動作を表わす状態遷移図である。また、図6は、プリセット領域24cにトラップデータを登録する際の操作部27のキー入力の手順、及びこのキー入力に対する表示部25の表示内容を表わす図である。
【0028】
まず、装置本体2の電源スイッチのONキーを押下すると、これを受けて、CPU23は、例えば約3秒程度の時間を掛けて所定の自己診断(セルフチェック)を行なった後、図5に示すように、アイドルモードM2に入る。このアイドルモードM2は、CPU23が、操作部27から何らかの命令が与えられるのを待機している所謂コマンド待ち状態であることを表わすモードで、このアイドルモードM2のとき、CPU23は、図6(a)に示すように、表示部25の1行目に、3桁の数字と5桁の数字との組み合わせから成る文字列を表示し、2行目に、「ケイシキ」という文字を表示する。なお、表示部25の1行目に表示されている最初の3桁の数字は、診断対象とするトラップが蒸気プラント内のいずれの場所に設置されているものなのかを表わす「エリア番号」で、後の5桁の数字は、診断対象であるトラップの管理番号を表わす「トラップ番号」である。これらの番号は、いずれも作業者がトラップを管理するために独自に(勝手に)付与するもので、本発明に直接関係するものではない。よって、これらの番号については、本実施の形態では、これ以上詳しく説明しない。
【0029】
次に、上記アイドルモードM2において、これから登録しようとするトラップのトラップタイプを、トラップタイプ選択キーによって選択する。これによって、CPU23は、図5に示すように、型式名登録モードM4に入る。これと同時に、CPU23は、図6(b)に示すように、表示部25の2行目に表示した「ケイシキ」という文字の後(以下、単に表示部25と称す。)に、2桁の数字と、上記トラップタイプ選択キーによって選択されたトラップタイプ名とを、表示する。なお、同図は、上記トラップタイプ選択キーとして、例えば「FLOAT」キーを押下してフロート式のトラップタイプを選択した場合の表示部25の表示例を表わす。もし、ここで、他のトラップタイプに選択し直したい場合には、そのトラップタイプに対応するトラップタイプ選択キーを押下すればよい。
【0030】
ところで、上記図6(b)の状態における2桁の数字は、上述したプリセット領域24c内の各記憶領域3、3、・・・のうち、上記選択されたトラップタイプ、即ちフロート式に対応する記憶領域3内に用意された30個のメモリ領域30、30、・・・のメモリ番号を表わす数字で、例えば上下の矢印キーの操作に応じて、「00」番から「30」番まで変化する。即ち、これから登録しようとするトラップのトラップデータを、上記各メモリ領域30、30、・・・のうちいずれの領域30に登録するのかを、上記矢印キーによって選択する。例えば、上向きの矢印(↑)キーを1回押下して、上記各メモリ領域30、30、・・・のうち、第1番目(メモリ番号01番)のメモリ領域30を選択した場合、表示部25の表示は、図6(c)に示すようになる。なお、このとき、上記メモリ番号を表わす数字上(特に1桁目の数字上)には、この数字が可変可能なことを表わすカーソル40が点滅表示される。また、メモリ番号「00」番から「30」番までのうち、「00」番については、メモリ領域30の番号を表わすものでなく、CPU23が現在型式名登録モードM4にあることを表わす一種のメッセージである。よって、このメモリ番号「00」番には、トラップデータを登録することはできない。
【0031】
上記のように登録先のメモリ番号を選択した後は、このメモリ番号のメモリ領域30に、これから登録しようとするトラップのトラップコードを、最上位桁、即ち1000位桁の数字から順に、数字キーにより入力する。この最初の1000位桁の数字を入力した時点で、CPU23は、トラップコード入力モードM6に入る。例えば、上記1000位桁に「1」という数字を入力したとき、表示部25の表示は、図6(d)のようになる(上記カーソル40も、1000位桁の数字上に移動する)。そして、このトラップコード入力モードM6において、上記トラップコードを形成する4桁の数字を全て入力し終えると(即ち1位桁の数字を入力した後)、CPU23は、型式名登録モードM4に戻る。なお、ここで、登録しようとするトラップのトラップコードが判らない場合には、上述した対照表を参照して確認する。
【0032】
上記トラップコードの入力が終了すると、CPU23は、この入力されたトラップコードを上述したトラップデータ領域24a内の各トラップデータと照合して、このトラップコードに対応するトラップデータが上記トラップデータ領域24a内に存在するか否かを確認する。ここで、上記入力されたトラップコードに対応するトラップデータが上記トラップデータ領域24a内に存在することが確認されると、CPU23は、更に、上記入力されたトラップコードに対応するトラップが、最初に(図6(b)において)選択したトラップタイプ(即ちフロート式)と一致するか否かを確認する。そして、このトラップタイプが一致したときに、上記入力されたトラップコードに対応するトラップの型式名を、表示部25に表示する。その一例として、「1000」というトラップコードを入力したときに、このコードに対応するトラップの型式名「J3X−2」が、表示部25に表示された状態を図6(e)に示す。
【0033】
そして、この図6(e)の状態において、数字キー群に配置されている「ENT」キーを押下すると、CPU23は、上記入力されたトラップコードに対応するトラップ、即ち型式名が「J3X−2」というトラップのトラップデータを、トラップデータ領域24aから呼び出して、この呼び出したデータを、上述した第1番目のメモリ領域30に登録する。これによって、表示部25の表示は、図6(f)のように上記トラップデータの登録が完了したことを表わす内容の表示となり、これと同時に、CPU23は、アイドルモードM2に戻る。
【0034】
なお、上記図6(e)の状態にあるとき、例えば上下の矢印キーを押下することによっても、上記トラップデータの登録が実行される。ただし、この場合、矢印キーの押下と共に、表示部25の表示状態は、上述した図6(c)の状態に戻る。また、上記図6(e)の状態において、登録するトラップを変更したい場合には、再度、数字キーによりトラップコードを入力することによって、上述した図6(d)の状態に戻る。
【0035】
一方、上記図6(d)の状態において、入力されたトラップコードに対応するトラップデータがトラップデータ領域24a内に存在しない場合や、或いは存在したとしても上記入力されたトラップコードに対応するトラップのトラップタイプが最初に選択したトラップタイプと一致しない場合には、CPU23は、図6(g)に示すように、上述した図6(c)と同じ状態に戻る。従って、この場合には、再度、正しいトラップコードを入力し直す必要がある。なお、この図6(g)の状態において、例えば「ENT」キーを押下した場合には、上記第1番目のメモリ領域30に対するトラップデータの登録或いは更新(上記第1番目のメモリ領域30に既に何らかのトラップデータが登録されている場合のデータの更新)は行われない。
【0036】
ところで、上記図6の登録方法においては、登録したいトラップのトラップコードを直接キー入力することによって上記登録を実現しているが、この方法によれば、登録しようとするトラップのトラップコードが判らない場合には、上述した対照表により上記トラップコードを調べなければならない。そこで、本実施の形態においては、上記図6の登録方法のようなトラップコードを直接入力するという所謂トラップコード入力方式の登録方法のみならず、登録したいトラップの型式名を検索して、この検索して得た型式名により上記トラップデータを登録するという所謂型式名検索方式によっても上記登録を実現できるよう構成されている。これについて、図5及び図7を参照して詳しく説明する。
【0037】
図7に示すように、同図(a)から同図(c)に示す状態については、上述した図6(a)から同図(c)までと同様である。この図7(c)の状態においては、CPU23は、型式名登録モードM4の状態にあるが、ここで、検索キーを押下すると、CPU23は、図5に示すように、製造会社名選択モードM8に移行する。これと同時に、表示部25の表示は、図7(d)に示すような表示内容となり、詳しくは、1行目に「カイシャコード」という文字列を表示し、2行目に、例えば1桁の数字から成る上述した会社コードと、この会社コードに対応する会社名(略名)とを表示する。なお、上記検索キーは、これ専用のキーが設けられている訳ではなく、本実施の形態においては、例えば図4に示す機能キー群に配置されている「INFORMATION」キーが、上記検索キーとして機能するように割り当てられている。
【0038】
上記製造会社名選択モードM8は、登録しようとするトラップの製造会社を選択するモードで、例えば上下の矢印キーにより、上記製造会社を選択することができる。即ち、上下の矢印キーを押下すると、これに応じて、カーソル40が点滅している上記会社コードの数値が増減(変化)すると共に、この会社コードの右横に表示されている会社名も変化する。なお、上記図7(d)は、製造会社として、例えば会社コードが「0」番の「ABC社」を選択した場合の表示部25の表示例を示している。
【0039】
上記のように製造会社を選択した後、次に、この選択した製造会社が製造しているトラップのうち、登録したいトラップの型式名を選択する。即ち、上記図7(d)の状態において、「ENT」キーを押下すると、CPU23は、図5に示すように、型式名選択モードM10に移行する。これによって、表示部25には、図7(e)に示すように、「フロート」式のトラップであって、かつ上記「ABC社」製のトラップのうち、或るトラップの型式名、例えば「J3X−2」という型式名が表示される。この型式名は、これから登録しようとする所謂候補名を表わしており、例えば上下の矢印キーを押下することによって、この型式名、即ち登録候補を変更することができる。従って、上記矢印キーを押下し続ければ、いずれは希望のトラップの型式名が(この希望のトラップが一般に市販されているものであれば)表示される。なお、この図7(e)に示す型式名選択モードM10においては、カーソル40は、上記登録候補である型式名の頭文字上に点滅表示される。
【0040】
上記のように矢印キーを押下し続けて、希望のトラップの型式名が表示されたら、その時点で「ENT」キーを押下すると、CPU23は、型式名登録モードM4に移行する。即ち、上記希望のトラップのトラップデータを、トラップデータ領域24aから呼び出して、この呼び出したデータを、上記図7(c)において選択した(第1番目の)メモリ領域30に登録する。これによって、表示部25の表示は、図7(f)のように上記トラップデータの登録が完了したことを表わす内容の表示となる。そして、CPU23は、アイドルモードM2に戻る。なお、図7(f)は、一例として、「J3X−2」という型式名のトラップのトラップデータが、登録されたことを表わしている。
【0041】
このように、トラップの型式名を検索して、この検索して得た型式名によりトラップデータを登録するという型式名検索方式の登録方法によれば、上述したトラップコード入力方式の登録方法とは異なり、登録しようとするトラップのトラップコードを知らなくても、上記登録を実現できる。従って、上述した対照表を参照する必要もない。
【0042】
次に、上記のように各メモリ領域30、30、・・・(プリセット領域24c)に登録(プリセット)されたトラップデータを、呼び出す場合について、図5及び図8を参照して説明する。
【0043】
図8に示すように、同図(a)から同図(c)に示す状態については、上述した図6(a)から同図(c)まで(或いは図7(a)から同図(c)まで)と同様である。ただし、この図8(c)においては、表示部25の2行目(後側)に「J3X−2」という表示が成されているが、これは、フロート式に対応する記憶領域3内のメモリ番号「01」番のメモリ領域30に対して、既に「J3X−2」という型式名のトラップのトラップデータが登録されていることを表わしている。また、この図8(c)の状態においては、CPU23は、上述したように、図5における型式名登録モードM4の状態にあるが、これと同時に、CPU23は、希望の型式名(トラップデータ)を呼び出す型式名呼出モードM12にもある。
【0044】
即ち、上記図8(c)の状態(図5における型式名呼出モードM12)において、矢印キーにより希望のトラップのトラップデータが登録されたメモリ領域30(図8(c)では「J3X−2」という型式名のトラップのトラップデータが登録された第1番目のメモリ領域30)を選択した後、「ENT」キーを押下する。これによって、CPU23は、上記選択したメモリ領域30に登録されているトラップデータを呼び出すと共に、この呼び出したトラップデータに対応するトラップの型式名を、図8(d)に示すように、表示部25に表示する。なお、同図(d)は、上記「J3X−2」という型式名のトラップのトラップデータを呼び出したこと表わしている。また、上記希望のトラップのトラップタイプや型式名は、トラップの筐体に付された銘板に記載されているので、作業者は、この銘板により上記トラップタイプや型式名等を確認できる。
【0045】
そして、CPU23は、上記トラップデータの呼び出しを完了した後、アイドルモードM2に戻る。この状態で、上記「J3X−2」というトラップを点検しすれば、この「J3X−2」というトラップを精度良く診断することができる。
【0046】
以上のように、本実施の形態によれば、数多くのトラップデータのうち、この診断装置による診断を予定しているトラップのみのデータを予め登録(プリセット)している。そして、実際にトラップの診断を行なう際には、このプリセットしたトラップデータの中から、希望のトラップデータを呼び出している。従って、トラップデータを呼び出す際の選択範囲が、上記プリセットしたトラップデータの範囲内に限定される。従って、殆ど全てのトラップデータの中から希望のトラップデータを選択するという上述した従来技術と比べて、トラップデータを容易に選択できる。
【0047】
また、トラップデータをプリセットするプリセット領域24cは、トラップタイプ毎に複数の記憶領域30、30、・・・に細分化されている。そして、トラップデータを呼び出す際には、まず、トラップタイプを選択し、その後に、この選択したトラップタイプの中から希望のものを呼び出すので、トラップデータの呼び出しが、更に容易になる。
【0048】
なお、本実施の形態においては、スチームトラップを診断するトラップ診断装置について説明したが、これに限らず、例えば回転機等の他の設備を診断する診断装置にも、本技術を適用できることは言うまでもない。
【0049】
また、各トラップタイプ毎に、それぞれ最大30個のトラップデータを登録(プリセット)できるよう構成したが、このトラップデータの登録数を、各トラップタイプ毎に最大30としたのは、次の理由による。即ち、一般に、1つの蒸気プラントに使用されるトラップの種類は、各トラップタイプ毎に、せいぜい10乃至20種類程度であるというのが殆どである。従って、上記のように、各トラップタイプ毎に最大30個のトラップデータを登録できるようにメモリ領域30、30、・・・を設けていれば、殆どの蒸気プラントに対応できるからである。勿論、この数については、上記に限る必要はない。
【0050】
そして、上記トラップデータの登録先であるプリセット領域24cを、各トラップタイプ別に複数の記憶領域30、30、・・・に分割したが、例えば製造会社別等、他の条件に基づいて上記プリセット領域24cを分割してもよい。
【0051】
また、上記プリセット領域24cに対するトラップデータの登録方法、及び呼び出し方法については、上述した方法に限らない。例えば、希望のトラップの型式名の頭文字のみを入力することによって、そのトラップの型式名を検索し(即ち前方一致検索し)、この検索した型式名により、そのトラップデータを登録及び呼び出すよう構成してもよい。
【0052】
更に、装置本体2については、プローブ1から得られる点検データを、相関データDに基づいて処理することによって、トラップの蒸気漏れの有無、及び漏れの程度を判定するよう構成したが、これ以上のより詳細な処理を、装置本体2内で実現してもよい。例えば、上記点検データから、トラップの蒸気漏洩量を定量的に求めたり、或いは、上述したホスト・コンピュータによる診断結果の詳細な集計や分析等と同様な処理を、装置本体2内で実現してもよい。
【0053】
【発明の効果】
本発明のうち請求項1に記載の発明の診断装置によれば、数多くの処理手順のうち、この診断装置による診断を予定している診断対象物用の処理手順のみを、プリセットすることができる。これによって、実際に診断対象物の診断を行う際に使用する処理手順の選択範囲が、上記プリセット分のみに限定されるので、全てのトラップ(診断対象物)にそれぞれ対応する数多くの相関データD(処理手順)の中から希望のものを1つだけ選択するという上述した従来技術に比べて、希望の処理手順を容易に選択できる。従って、上記従来技術よりも、診断作業の効率が向上し、作業時間を短縮できるという効果がある。
【0054】
更に、請求項1記載の発明の診断装置によれば、実際の診断に使用する処理手順の選択範囲が、更に診断対象物の種類別に細かく限定されている。従って、希望の処理手順を、より容易に選択できるという効果がある。
【0055】
請求項2に記載の発明の診断装置によれば、トラップを診断するトラップ診断装置においても、上記請求項1と同様の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明をトラップ診断装置に応用した場合の一実施の形態の概略構成を示すブロック図である。
【図2】同実施の形態におけるトラップデータ領域の記憶内容を示す概念図である。
【図3】同実施の形態におけるプリセット領域内の状態を示す概念図である。
【図4】同実施の形態を構成する装置本体の正面図である。
【図5】同実施の形態におけるCPUの動作を表わす状態遷移図である。
【図6】同実施の形態において、希望のトラップのトラップデータを登録する際の操作部の操作手順、及びこのときの表示部の表示内容を示す図である。
【図7】図6とは別の手順により希望のトラップのトラップデータを登録する際の操作部の操作手順、及びこのときの表示部の表示内容を示す図である。
【図8】同実施の形態において、希望のトラップデータを呼び出す際の操作部の操作手順、及びこのときの表示部の表示内容を示す図である。
【図9】従来のトラップ診断装置の概略構成を示すブロック図である。
【図10】図9のトラップ診断装置におけるトラップデータ領域の記憶内容を示す概念図である。
【符号の説明】
1 プローブ
2 装置本体
23 CPU(記憶制御手段、呼出手段、処理手段)
24a トラップデータ領域(主記憶手段)
24c プリセット領域(副記憶手段)
27 操作部

Claims (2)

  1. 複数の診断対象物それぞれ専用の複数の処理手順が予め記憶されている主記憶手段と、
    副記憶手段と、
    外部から記憶指令が与えられ、上記主記憶手段に記憶されている上記各処理手順の中から上記記憶指令に対応するものを選択して、これを上記副記憶手段に記憶する記憶制御手段と、
    外部から呼出指令が与えられ、この呼出指令に対応する処理手順を上記副記憶手段から呼び出す呼出手段と、
    実際に診断対象物を点検して得た点検データが入力され、この点検データを上記呼出手段によって呼び出された上記処理手順に基づいて処理して、その処理結果を出力する処理手段と、
    を具備し、上記副記憶手段に記憶される上記処理手順の数が上記主記憶手段に記憶されている上記処理手順の数よりも少なく、
    上記各診断対象物が、所定の条件に従って複数の種類に分類可能なものであって、
    上記副記憶手段が、上記各種類にそれぞれ対応する複数の記憶領域から成り、
    上記記憶制御手段が、上記記憶指令に対応する処理手順を、上記各記憶領域のうち、該処理手順に基づいて処理される診断対象物の種類に対応する記憶領域に記憶し、
    上記呼出指令が、上記各種類のうち任意のものを選択する種類選択指令と、上記各処理手順のうち任意のものを選択する手順選択指令と、から成り、
    上記呼出手段が、上記各記憶領域のうち上記種類選択指令に従って選択された種類に対応する記憶領域を選択し、この選択した記憶領域に記憶されている上記各処理手順の中から上記手順選択指令に対応する処理手順を呼び出す状態に構成された診断装置。
  2. 上記診断装置が、それぞれ型式の異なる複数のトラップを上記各診断対象物として診断するトラップ診断装置である請求項1に記載の診断装置。
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