JP3626918B2 - 駐車課金システム、駐車課金装置及び方法並びに駐車設備 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は駐車料金を電子式に課金する駐車課金システム、更には、駐車課金装置及び駐車課金方法並びに駐車設備に関する。
【0002】
【従来の技術】
駐車場には、利用者が車両を駐車する毎に、利用者から駐車料を徴収するものがある。このような駐車場としては、常設のものの他、路上やイベント会場周辺など臨時のオープンスペースを利用したものがある。
【0003】
従来、駐車毎の駐車料徴収方法には、大別すると、下記(1)(2)に示す2通りがある。
(1)係員による方法:この方法は、利用者から現金又はその代用物を係員が受け取ることにより、駐車料を徴収するものである。
(2)駐車料収受装置による方法:この方法は、利用者が現金又はその代用物を駐車料収受装置に投入することにより、駐車料を徴収するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、利用者と係員又は駐車料収受装置との間で、駐車の都度、現金又はその代用物の授受が必要なため、不便である。
【0005】
本発明は、上記状況に鑑みてなされたものであり、駐車料を電子的に自動的に徴収することにより、利用者の現金又はその代用物の取り扱いを不要とする駐車課金システム、駐車課金装置及び方法並びに駐車設備を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明の駐車課金システムは、
駐車料の課金を行う駐車課金システムであって、車両に搭載される車載器と、前記車載器と無線通信して課金を行う駐車課金装置とを備え、
前記車載器は無線通信手段と、車両固有情報が記憶される車両固有情報記憶手段と、運転者個人情報が記憶される運転者個人情報記憶手段とを備えるものであり、前記駐車課金装置は課金用アンテナと、前記課金用アンテナを介して車載器の無線通信手段との間で車両固有情報及び運転者個人情報を送受信する制御手段とを備え、
前記駐車課金装置は前記課金用アンテナ及び前記制御手段が搭載される移動可能な台車を備えることを特徴とする。
【0007】
上記目的を達成するための本発明の駐車課金システムは、
駐車料の課金を行う駐車課金システムであって、車両に搭載される車載器と、前記車載器と無線通信して課金を行う駐車課金装置とを備え、
前記車載器は無線通信手段と、車両固有情報が記憶される記憶手段とを備えるものであること、前記駐車課金装置は課金用アンテナと、前記課金用アンテナを介して車載器の無線通信手段との間で車両固有情報を送受信する制御手段とを備え、
前記駐車課金装置は前記課金用アンテナ及び前記制御手段が搭載される移動可能な台車を備えること特徴とする駐車課金システム。
【0008】
そして、前記制御手段は駐車位置及び駐車時刻を記録する駐車情報記録機能を有するも のであることを特徴とする。
【0009】
また、前記駐車課金装置は前記台車に搭載される測位手段を備え、前記制御手段は前記測位手段により得られる位置情報に基づいて駐車位置を記録するものであることを特徴とする。
【0010】
上記目的を達成するための本発明の駐車課金装置は、
駐車料の課金を行う駐車課金システムにおける駐車課金装置であって、課金用アンテナと、前記課金用アンテナを介して車載器との間で車両固有情報及び運転者個人情報を送受信する制御手段を備え、
前記課金用アンテナ及び前記制御手段が搭載される移動可能な台車を備えることを特徴とする。
【0011】
上記目的を達成するための本発明の駐車課金装置は、
駐車料の課金を行う駐車課金システムにおける駐車課金装置であって、課金用アンテナと、前記課金用アンテナを介して車載器との間で車両固有情報を送受信する制御手段を備え、
前記課金用アンテナ及び前記制御手段が搭載される移動可能な台車を備えることを特徴とする。
【0012】
そして、前記制御手段は駐車位置及び駐車時刻を記録する駐車情報記録機能を有するものであることを特徴とする。
【0013】
また、前記台車に搭載される測位手段を備え、前記制御手段は前記測位手段により得られる位置情報に基づいて駐車位置を記録するものであることを特徴とする。
【0014】
上記目的を達成するための本発明の駐車設備は、
請求項5乃至請求項8のいずれか一項に記載の駐車課金装置を備えることを特徴とする。
【0015】
上記目的を達成するための本発明の駐車課金方法は、
駐車料の課金を行う駐車課金方法であって、
請求項5乃至請求項8のいずれか一項に記載の駐車課金装置により、車両と無線通信することにより課金を行い、
前記駐車課金装置を課金ゾーン内に周回させて課金を行うことを特徴とする。
【0016】
そして、課金ゾーン内で前記駐車課金装置と複数回通信した車両に対し、時間に応じて課金を行うことを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図6に基づいて、本発明の実施形態例に係る駐車課金システム、駐車課金装置及び方法並びに駐車設備を説明する。
【0018】
図1において、1は駐車車両(以下、単に車両と呼ぶ)、10は駐車課金装置、100は駐車場である。本例の駐車課金装置10は、移動可能な台車11に搭載されている、移動式駐車課金装置である。
【0019】
本例の駐車場は、臨時のオープンスペースを適宜な境界線によって仕切って課金ゾーンとしたものである。図2に路上101に設けた駐車場の例を示し、図3にイベント会場周辺102に設けた駐車場の例を示す。図2、図3において、103は車両1台当たりの駐車スペースを示す。
【0020】
本例の駐車課金装置10は駐車場100に1台配置され、係員による台車11の運転操作で駐車場100の課金ゾーン内を周回することとしている。台車11は、自律制御などによる無人運転で課金ゾーン内を周回するようにしたものであっても良い。
【0021】
車両1には、図4に示すように、車載器2が搭載されている。
【0022】
車載器2には、記憶部(車両固有情報記憶手段)2aと、無線通信制御部(無線通信手段)2bとが備えられている。また、車載器2には、運転者個人情報記憶手段として、ICカード3が装着可能となっている。
【0023】
記憶部2aには、ナンバープレート(ライセンスプレート)番号等の車両1の識別情報となる車両固有情報(以下、車両ID)が記憶されている。ICカード3には、運転者の識別情報となる運転者個人情報(以下、個人ID)が記憶されている。記録部2aなど、車載器2自体に運転者個人情報である個人IDが保持される場合は、ICカード3は不要となる。
【0024】
無線通信制御部2bは車両ID及び個人IDの通信を行う。
【0025】
一方、図1に示すように、台車11には、駐車課金装置10として、課金用アンテナ12、課金用アンテナ制御部(制御手段)13と、測位手段14及びビデオカメラ15とが備えられている。本例では、測位手段14として人工衛星を利用した全地球規模測位システム(GPS)の受信機(以下、GPS受信機)を用いている。課金用アンテナ12とGPS受信機14は、ポール16上に取り付けられている。
【0026】
課金用アンテナ12の交信領域は1つの駐車スペースに限定した狭いものでも良く、あるいは、図2や図3に示すように、複数の駐車スペース103を含む広い交信領域12aであっても良いる。
【0027】
アンテナ制御部13は課金用アンテナ12を介して車載器2と無線通信を行うものであり、図5に示すように、車載器2の無線通信制御部2bとの間で車両ID、個人ID及び課金情報を送受信する機能13aを有している。
【0028】
また、アンテナ制御部13は、駐車位置及び駐車時刻等の駐車情報を記録するための機能(駐車情報記録機能)13bを有している。本例では、駐車位置として、GPS受信機14で測定した位置情報を記録するようになっている。駐車時刻は適宜な時計機能13cにより得られる。
【0029】
更に、アンテナ制御部13は、画像処理機能13dを有している。
【0030】
カメラ15は車両1のライセンスプレートを後方または前方から撮影する撮像手段であり、カメラ15の撮影情報はアンテナ制御部13の画像処理機能13dにより処理されるようになっている。これにより、車載器2との路車間通信によるナンバープレート番号の取得に加え、カメラ撮影情報から車両1のナンバープレート番号を取得して、車両1を特定することもできる。
【0031】
また、図5に示すように、駐車課金装置10のアンテナ制御部13は駐車課金システムの処理センター17のセンターサーバ18と、専用回線等の、例えば、専用の通信回線ネットワークでつながっており、課金用アンテナ12を経由した車載器2との間での無線通信(路車間通信)に基づいて所定の課金制御を行なうように、アンテナ制御部13が制御される。
【0032】
センターサーバ18は、課金処理機構(例えば、課金管理機関や金融機関、クレジット会社等)19と電話回線等の有線回線または無線回線、例えば、一般の通信回線ネットワークでつながっている。
【0033】
即ち、課金用アンテナ12を経由した車載器2とアンテナ制御部13との間の無線通信により、車両ID及び個人IDが車載器2からアンテナ制御部13に送られ、アンテナ制御部13とセンターサーバ18との間で有効性や利用明細等の情報がやりとりされる。
【0034】
また、センターサーバ18には、利用実績ファイル機能20が備えられ、利用実績がファイルされると共に課金処理機構19に利用明細情報が送られる。そして、課金処理機構19を介して車両1の所有者もしくは運転者に所定の課金が行なわれる。
【0035】
更に、車載器2を搭載していないために路車間通信が行えない等の理由で、課金が行なえなかった車両1に対しては、センターサーバ18ではカメラ15の撮影情報に基づいてライセンスプレートの番号等を特定して請求により課金を行なうようになっている。
【0036】
即ち、センターサーバ18には、駐車する全ての車両のライセンスプレートの番号を記憶する駐車車両記憶機能18aと、駐車する車両のうち、正常な課金が行なわれた車両のラインセンスプレートの番号を記憶する正常車両記憶機能18bと、未課金車両特定機能18cとが備えられている。
【0037】
未課金車両特定機能18cは、駐車車両記憶機能18aの情報と正常車両記憶機能18bの情報とを照合して、正常に課金されていない車両を特定する機能である。そして、センターサーバ18では、未課金の車両に対して、郵送等の請求により課金を要求することができるようになっている。
【0038】
なお、カメラ15の撮影情報に基づいて駐車した車両1の台数を把握して、駐車場利用状況を把握することが可能となっている。
【0039】
路車間通信による車両1への課金としては、例えば、車両ID情報もしくは個人ID情報を読み取って、処理センター17でデータを集計して後払いにより車両の所有者または運転者に課金を行う後払いセントラルアカウント方式、あるいは、後払いに限らず、前払いにより処理センター17で残高管理を行なって車両の所有者または運転者に課金を行う前払いセントラルアカウント方式、あるいは、これらのセントラルアカウント方式に限らず、前払いにより個人ICカード3等で残高管理を行い、路車間通信により課金情報を車載器2と送受信して車載器2内で課金処理を直接行うオンボード処理方式がある。
【0040】
また、料金の支払いは、プリペイドカードや利用者限定のハウスカードを用いたり、クレジットカードやデビットカード等を用いて金融機関による決済を行うことが可能である。更に、他の公的機関やコンビニエンスストア等の商店で決済が行なえるシステムを構築することも可能である。
【0041】
次に、図6を参照して、本例における駐車課金の処理手順を説明する。但し、本例では、駐車時間に応じて駐車料を課金するものとしている。
【0042】
図6において、ステップS1で、駐車課金装置10を課金ゾーン内に周回させる。
【0043】
車両1が駐車していると、ステップS2で、課金用アンテナ12を経由して、駐車課金装置10のアンテナ制御部13と車載器2の無線通信制御部2bとの間で路車間通信を開始する。
【0044】
ステップS3で、路車間通信が成功したか否かを判断し、成功の場合はステップS4に進み、不成功の場合はステップS7に進む。
【0045】
路車間通信が成功した場合、ステップS4では、車載器2の記憶部2aに記憶された車両ID及びICカード3に記憶された個人IDを取得し、これらと、路車間通信したときの駐車位置及び時刻(駐車時刻)とを記録する。
【0046】
次に、ステップS5で、車両1との路車間通信が初回か複数回目かを判定する。
【0047】
初回の場合は、ステップS1に戻って次の周回での路車間通信を待つ。
【0048】
複数回目の場合は、ステップS6にて、初回の路車間通信時に記録した駐車時刻と今回の路車間通信で記録した駐車時刻とから時間に応じた駐車料を算定し、例えば、ICカード3を介した個人IDに対して、オンボード処理方式により課金処理を行う。
【0049】
オンボード処理では、前払いによるICカード3の残高記録部から、あるいは、車載器2内のそれに相当する残高記録部から駐車料を引き去ることにより、路車間通信により車両1の車載器2内で直接課金処理して残高管理を行う。その際、必要に応じて、駐車位置及び駐車時刻に基づいて、駐車場名及び駐車日時を駐車情報としてICカード3や車載器2に記録する。
【0050】
前払いによるICカード3の残高が不足している場合は、駐車料と、駐車情報と、個人IDもしくは車両IDを処理センター17で集計して、後払いにより車両の運転者または所有者に課金を行う。また、車両1の車載器2が例えばセントラルアカウント方式など、オンボード処理方式以外の場合は、駐車料と、駐車情報と、車両IDもしくは個人IDを処理センター17で集計して、後払いにより車両の所有者または運転者に課金を行ったり、あるいは、前払いにより処理センター17で残高管理を行なって車両の所有者または運転者に課金を行う。
【0051】
路車間通信が不成功の場合は、車両1の車載器2が搭載されていない等の理由で、電子的な手段による課金ができない。
【0052】
そこで、ステップS7では、カメラ15の撮影と画像処理とにより取得したナンバープレート情報(番号)と、そのときの駐車位置及び時刻(駐車時刻)とを記録する。
【0053】
次に、ステップS8で、カメラ撮影が初回か複数回目かを判定する。
【0054】
初回の場合は、ステップS1に戻って次の周回でのカメラ撮影を待つ。
【0055】
複数回目の場合、ステップS9にて、初回のカメラ撮影時に記録した駐車時刻と今回のカメラ撮影時に記録した駐車時刻とから時間に応じた駐車料を算定し、カメラ撮影でナンバープレート番号に基づいて、車両1の所有者を特定し、これに対し、請求により駐車料金を徴収する。その際、必要に応じて、駐車位置及び駐車時刻に基づいて、駐車場名及び駐車日時を駐車情報として請求書に記録する。
【0056】
上述した例では、駐車時間に応じて駐車料を課金するものとしたが、1回の駐車毎に固定料金を課金するようにしても良い。
【0057】
また、上述した例では、駐車課金装置10は台車11により移動式のものであって、1台の移動式駐車課金装置10を駐車場100内を周回することとしているが、複数台の移動式駐車課金装置10を周回させても良い。例えば、駐車場100が広い場合は、駐車場100内を複数の課金ゾーンに区分して、各課金ゾーンに1台ずつ移動式駐車課金装置10を周回させることができる。
【0058】
更に、上述した例では、駐車課金装置10は移動式であるが、固定式のものであっても良い。固定式駐車課金装置の場合、駐車スペース103の数と課金用アンテナ12の交信領域12aに応じて、複数設置することができる。
【0059】
また、移動式、固定式に係わらず、駐車課金装置10を駐車場100の入口に1台設けて、駐車場100に出入りする車両とその都度路車間通信し、入庫時間と出庫時間から駐車料を算定して、課金するようにしても良い。
【0060】
更に、上述した例では、駐車課金装置10を用いて駐車料を課金しているが、車載器2と路車間通信して課金する機能を有していることから、下記(1)(2)に示すような用途に使用可能である。
【0061】
(1)駐車禁止区域での駐車車両に対する反則金の課金:駐車禁止区域内に移動式駐車課金装置10を適宜走行させ、あるいは、駐車禁止区域に移動式または固定式駐車課金装置を適宜数設置して、車両と路車間通信し、例えば、1回目の路車間通信から所定時間後に同一車両と2回目の路車間通信があった場合に、同車両が駐車違反していると判断し、駐車課金と同様、電子式に反則金を課金する。また、路車間通信ができない場合は、カメラ撮影により車両のナンバープレート情報を取得し、1回目のカメラ撮影から所定時間後に同一車両の2回目のカメラ撮影をした場合に、同車両が駐車違反していると判断し、駐車課金と同様、請求により反則金を課金する。
【0062】
(2)進入禁止区域での進入車両に対する反則金の課金:進入禁止区域内(例えば、一方通行路の出口付近)に移動式駐車課金装置10または固定式駐車課金装置を設置し、路車間通信した車両は違反しているものと判断し、駐車課金と同様、電子式に反則金を課金する。また、路車間通信ができない場合は、カメラ撮影によりナンバープレート情報を取得し、駐車課金と同様、請求により反則金を課金する。
【0063】
また、駐車課金装置10が車載器2と路車間通信することにより、あるいは、アンテナ制御部13がカメラ撮影を画像処理することにより、車両1のナンバープレート情報を特定できるので、指名手配車両等の車両リストを駐車課金装置10に備えておき、ナンバープレート情報と車両リストを照合して、合致する車両を検出した場合に警察等へ通知する、という用途にも使用可能である。
【0064】
【発明の効果】
本発明の駐車課金システムは、車両に搭載される車載器と、前記車載器と無線通信して課金を行う駐車課金装置とを備えるから、利用者の現金又はその代用物の取り扱いが不要となる。
【0065】
また、本発明の駐車課金システムは、前記車載器は無線通信手段と、車両固有情報が記憶される車両固有情報記憶手段と、運転者個人情報が記憶される運転者個人情報記憶手段とを備えるものであり、前記駐車課金装置は課金用アンテナと、前記課金用アンテナを介して車載器の無線通信手段との間で車両固有情報及び運転者個人情報を送受信する制御手段とを備えるものであるから、車載器を備える車両の駐車料を運転者に対し課金することができる。
【0066】
また、本発明の駐車課金システムは、前記車載器は無線通信手段と、車両固有情報が記憶される記憶手段とを備えるものであること、前記駐車課金装置は課金用アンテナと、前記課金用アンテナを介して車載器の無線通信手段との間で車両固有情報を送受信する制御手段とを備えるものであるから、車載器を備える車両の駐車料を車両の所有者に対し課金することができる。
【0067】
また、本発明の駐車課金システムは、前記駐車課金装置は前記課金用アンテナ及び前記制御手段が搭載される移動可能な台車を備えるから、1台の駐車課金装置を移動させることにより、複数の車両に対して駐車料を課金することができる。
【0068】
また、本発明の駐車課金システムは、前記制御手段は駐車位置及び駐車時刻を記録する駐車情報記録機能を有するものであるから、駐車情報を記録して残すことができる。
【0069】
また、本発明の駐車課金システムは、前記駐車課金装置は前記台車に搭載される測位手段を備え、前記制御手段は前記測位手段により得られる位置情報に基づいて駐車位置を記録するものであるから、駐車課金装置が任意の位置に移動しても、駐車位置を知ることができる。
【0070】
また、本発明は駐車課金装置であり、課金用アンテナと、前記課金用アンテナを介して車載器との間で車両固有情報及び運転者個人情報を送受信する制御手段を備えるから、車載器を備える車両の駐車料を運転者に対し課金することができる。
【0071】
また、本発明は駐車課金装置であり、課金用アンテナと、前記課金用アンテナを介して車載器との間で車両固有情報を送受信する制御手段を備えるから、車載器を備える車両の駐車料を車両の所有者に対し課金することができる。
【0072】
また、本発明の駐車課金装置は、前記課金用アンテナ及び前記制御手段が搭載される移動可能な台車を備えるから、1台の駐車課金装置を移動させることにより、複数の車両に対して駐車料を課金することができる。
【0073】
また、本発明の駐車課金装置は、前記制御手段は駐車位置及び駐車時刻を記録する駐車情報記録機能を有するものであるから、駐車情報を記録して残すことができる。
【0074】
また、本発明の駐車課金装置は、前記台車に搭載される測位手段を備え、前記制御手段は前記測位手段により得られる位置情報に基づいて駐車位置を記録するものであるから、駐車課金装置が任意の位置に移動しても、駐車位置を知ることができる。
【0075】
また、本発明の駐車設備であり、前述した駐車課金装置を備えるから、利用者の現金又はその代用物の取り扱いが不要となる。
【0076】
また、本発明は駐車課金方法であり、車両と無線通信することにより課金を行うから、利用者の現金又はその代用者の取り扱いが不要となる。
【0077】
また、本発明の駐車課金方法は、前述した駐車課金装置により課金を行うから、利用者の現金又はその代用物の取り扱いが不要となる。
【0078】
また、本発明は駐車課金方法は、前記駐車課金装置を課金ゾーン内に周回させて課金を行うから、1台の駐車課金装置で複数の車両に対して駐車料を課金することができる。
【0079】
また、本発明は駐車課金方法は、課金ゾーン内で前記駐車課金装置と複数回通信した車両に対し、時間に応じて課金を行うから、駐車時間に応じた駐車料を課金することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態例を示す図。
【図2】路上を臨時の利用した駐車場の例を示す図。
【図3】イベント会場周辺を臨時に利用した駐車場の例を示す図。
【図4】車載器の構成例を示す図。
【図5】駐車課金装置の構成例を示す図。
【図6】駐車課金方法の処理手順の一例を示すフローチャート。
【符号の説明】
1 車両
2 車載器
2a 記録部(車両固有情報記憶手段)
2b 無線通信制御部(無線通信手段)
3 ICカード(運転者個人情報記憶手段)
10 駐車課金装置
11 台車
12 課金用アンテナ
12a 交信領域
13 アンテナ制御部(制御手段)
13a 送受信機能
13b 駐車情報記録機能
13c 時計機能
13d 画像処理機能
14 GPS受信機(測位手段)
15 ビデオカメラ
16 ポール
17 処理ンター
18 センターサーバ
18a 駐車車両記憶機能
18b 正常車両記憶機能
18c 未課金車両特定機能
19 課金処理機構
20 利用実績ファイル機能
100 駐車場
101 路上
102 イベント会場周辺
103 駐車スペース
Claims (11)
- 駐車料の課金を行う駐車課金システムであって、車両に搭載される車載器と、前記車載器と無線通信して課金を行う駐車課金装置とを備え、
前記車載器は無線通信手段と、車両固有情報が記憶される車両固有情報記憶手段と、運転者個人情報が記憶される運転者個人情報記憶手段とを備えるものであり、前記駐車課金装置は課金用アンテナと、前記課金用アンテナを介して車載器の無線通信手段との間で車両固有情報及び運転者個人情報を送受信する制御手段とを備え、
前記駐車課金装置は前記課金用アンテナ及び前記制御手段が搭載される移動可能な台車を備えることを特徴とする駐車課金システム。 - 駐車料の課金を行う駐車課金システムであって、車両に搭載される車載器と、前記車載器と無線通信して課金を行う駐車課金装置とを備え、
前記車載器は無線通信手段と、車両固有情報が記憶される記憶手段とを備えるものであること、前記駐車課金装置は課金用アンテナと、前記課金用アンテナを介して車載器の無線通信手段との間で車両固有情報を送受信する制御手段とを備え、
前記駐車課金装置は前記課金用アンテナ及び前記制御手段が搭載される移動可能な台車を備えること特徴とする駐車課金システム。 - 請求項1もしくは請求項2のいずれか一項に記載の駐車課金システムにおいて、
前記制御手段は駐車位置及び駐車時刻を記録する駐車情報記録機能を有するものであることを特徴とする駐車課金システム。 - 請求項3に記載の駐車課金システムにおいて、
前記駐車課金装置は前記台車に搭載される測位手段を備え、前記制御手段は前記測位手段により得られる位置情報に基づいて駐車位置を記録するものであることを特徴とする駐車課金システム。 - 駐車料の課金を行う駐車課金システムにおける駐車課金装置であって、課金用アンテナと、前記課金用アンテナを介して車載器との間で車両固有情報及び運転者個人情報を送受信する制御手段を備え、
前記課金用アンテナ及び前記制御手段が搭載される移動可能な台車を備えることを特徴とする駐車課金装置。 - 駐車料の課金を行う駐車課金システムにおける駐車課金装置であって、課金用アンテナと、前記課金用アンテナを介して車載器との間で車両固有情報を送受信する制御手段を備え、
前記課金用アンテナ及び前記制御手段が搭載される移動可能な台車を備えることを特徴とする駐車課金装置。 - 請求項5もしくは請求項6のいずれか一項に記載の駐車課金装置において、
前記制御手段は駐車位置及び駐車時刻を記録する駐車情報記録機能を有するものであることを特徴とする駐車課金装置。 - 請求項7に記載の駐車課金装置において、
前記台車に搭載される測位手段を備え、前記制御手段は前記測位手段により得られる位置情報に基づいて駐車位置を記録するものであることを特徴とする駐車課金装置。 - 請求項5乃至請求項8のいずれか一項に記載の駐車課金装置を備えることを特徴とする駐車設備。
- 駐車料の課金を行う駐車課金方法であって、
請求項5乃至請求項8のいずれか一項に記載の駐車課金装置により、車両と無線通信することにより課金を行い、
前記駐車課金装置を課金ゾーン内に周回させて課金を行うことを特徴とする駐車課金方法。 - 請求項10に記載の駐車課金方法において、
課金ゾーン内で前記駐車課金装置と複数回通信した車両に対し、時間に応じて課金を行うことを特徴とする駐車課金方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2001080012A JP3626918B2 (ja) | 2001-03-21 | 2001-03-21 | 駐車課金システム、駐車課金装置及び方法並びに駐車設備 |
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