JP4745549B2 - 進入料金徴収方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子式道路課金(ERP:Electronic Road Pricing)システム間における進入料金徴収方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、大都市等においては交通量の増加に伴い渋滞が慢性化してきており、交通渋滞は経済効率の悪化や排気ガスによる環境悪化の原因となっている。このような状況により、交通混雑の激しい地域に進入する車両に対して課金することによって当該地域に進入する車両を抑制して交通渋滞を減らすことが考えられてきている。進入が制限される対象地域(特定地域)内に進入する車両への課金のために、特定地域を仕切る境界線の箇所で車両側装置(車載器)と路側装置との間で路車間通信を行い、プリペイド式やクレジット式等の電子的な手段により、停車することなく課金を行なうERPシステムが種々検討されている。
【0003】
この場合、1つのERPシステムは1つの特定地域を管轄対象に実施され、特定地域は主に自治体内に設定される。また、或るERPシステムの管轄地域に進入しようする車両は予め当該ERPシステムに登録する必要があり、この登録に対応した車載器が当該車両に搭載される。
【0004】
そして、ERPシステムでは、一般に、自分自身に登録されている車両(以下、自地域登録車両)が管轄地域に進入する場合はプリペイド式やクレジット式等による電子的な手段で進入料金の課金処理を行うが、車両が自地域登録車両以外の場合はその所有者に対し請求により進入料金を徴収する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、将来、ERPシステムは全国各地に実施され、複数存在することが予想されるが、各ERPシステムが自地域登録車両以外の車両、特に、他のERPシステムに登録された車両(以下、他地域登録車両)、あるいは、他のERPシステムには登録されていないが当該他のERPシステムの管轄地域に属する車両(以下、他地域未登録車両)の進入料金を効率的に徴収できることが要望される。
【0006】
しかし、現状では、効率的な徴収手段は提案されていない。
【0007】
本発明は、上記状況に鑑みてなされたものであり、他地域登録車両及び他地域未登録車両(以下、総称して他地域車両)の進入料金を効率良く徴収することができる進入料金徴収方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する本発明の構成は、
進入車両の車載器との路車間通信により課金処理を行う管轄地域が異なる複数の電子式道路課金システムを中央システムを介してネットワークで連結し、
一の電子式道路課金システムの管轄地域へ進入する進入車両との間で路車間通信を開始し、
前記路車間通信が成功した場合には、前記車載器との路車間通信により取得したナンバープレート情報に基づいて、前記進入車両が自地域登録車両か他地域登録車両かを判断し、他地域登録車両であると判断した場合には、他地域登録車両の進入料金を前記中央システムにより徴収し、
前記路車間通信が不成功の場合には、カメラで撮影して取得したナンバープレート情報に基づいて、前記進入車両が自地域車両か他地域車両かを判断し、他地域車両であると判断した場合には、他地域車両の進入料金を前記中央システムにより徴収することを特徴とする。
【0009】
また本発明の構成は、
前記路車間通信が不成功の場合には、自地域車両と他地域車両を問わず、進入車両の進入料金を前記中央システムにより徴収することを特徴とする。
【0010】
また本発明の構成は、
進入車両の車載器との路車間通信により課金処理を行う管轄地域が異なる複数の電子式道路課金システムを中央システムを介してネットワークで連結し、
一の電子式道路課金システムの管轄地域へ進入する進入車両との間で路車間通信を開始し、
前記路車間通信が成功した場合には、前記車載器との路車間通信により取得したナンバープレート情報に基づいて、前記進入車両が自地域登録車両か他地域登録車両かを判断し、他地域登録車両であると判断した場合には、他地域登録車両の進入料金を当該他地域登録車両が属する地域を管轄する他の電子式道路課金システムにより徴収し、
前記路車間通信が不成功の場合には、カメラで撮影して取得したナンバープレート情報に基づいて、前記進入車両が自地域車両か他地域車両かを判断し、他地域車両であると判断した場合には、他地域車両の進入料金を当該他地域車両が属する地域を管轄する他の電子式道路課金システムにより徴収することを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図6に基づいて、本発明の第1〜第3の各実施形態例に係る進入料金徴収方法を説明する。
【0014】
[ERPシステムの例]
まず、各実施形態例で採用したERPシステムの概要、その構成例、並びに、単独の機能例を説明する。
【0015】
ERPシステムの概要は、道路が境界線によって進入制限の対象地域(特定領域)に仕切られ、ここへの進入車両に対してプリペイド式やクレジット式等による電子的な手段を用いることにより、停車することなく課金を行なうようにしたものである。
【0016】
このようなERPシステムは特定地域を管轄対象に実施される。ERPシステムの管轄地域に進入しようする車両は予め当該ERPシステムに登録され、この登録に対応した車載器が当該車両に搭載される。
【0017】
そして、ERPシステムでは、自分自身に登録されている自地域登録車両が管轄地域に進入する場合は進入料金の課金処理を電子的に行うが、車両が自地域登録車両以外など、電子的な課金を行えない場合のために、車両の所有者に対し郵送等の請求により進入料金を徴収する機能も有している。
【0018】
図1を参照して、ERPシステム単独の構成例を説明する。
【0019】
図1において、車両1には車載器2が搭載されており、車載器2には記憶部と通信制御部が備えられている。
【0020】
車載器2の記憶部には、ナンバープレート(ライセンスプレート)番号等の車両1の識別情報となる固有情報(車両ID)、並びに、車両1が登録されているERPシステムを示す情報(以下、ERPシステム識別情報)が記録されている。
【0021】
また、車載器2には、運転者の識別情報となる個別情報(個人ID)が記憶されたICカード3が装着可能となっている。
【0022】
車載器2自体に運転者の識別情報である個人IDが保持される場合は、ICカード3は不要となる。
【0023】
車載器2の通信制御部は車両ID及び個人ID、並びに、ERPシステム識別情報の通信を行う。
【0024】
一方、ERPシステムの管轄地域の各境界箇所(道路を境界線によって進入制限の対象地域に仕切った場合の入口道路)に、路側装置11が備えられている。路側装置11には、課金用アンテナ12と路側サーバ13とビデオカメラ(カメラ)14が備えられている。
【0025】
路側サーバ13は、課金用アンテナ12を介して車載器2の通信制御部との間で無線通信により車両ID及び個人ID、並びに、ERPシステム識別情報を送受信する課金制御部として機能する。
【0026】
カメラ14は車両1のライセンスプレートを後方または前方から撮影する撮像手段であり、カメラ14の撮影情報は路側サーバ13の画像処理機能により処理されるようになっている。
【0027】
路側装置11は移動台車等に搭載して移動自在とすることも可能である。
【0028】
ERPシステムの路側装置11は、当該ERPシステムの処理センター15のセンターサーバ16と専用回線等の、例えば、専用の通信回線ネットワークでつながっており、課金用アンテナ12を経由した車載器2との間での無線通信に基づいて所定の課金制御を行なうように、路側サーバ13が制御される。
【0029】
センターサーバ16は、課金管理機関や金融機関、クレジット会社等の課金処理機構17と電話回線等の、例えば、一般の通信回線ネットワークでつながっている。
【0030】
即ち、課金用アンテナ12を経由した車載器2と路側サーバ13との間の無線通信により、車両ID及び個人ID、並びに、ERPシステム識別情報が路側サーバ13に送られ、路側サーバ13とセンターサーバ16との間で有効性や利用明細等の情報がやりとりされる。
【0031】
また、センターサーバ16には、利用実績ファイル機能18が備えられ、利用実績がファイルされると共に課金処理機構17に利用明細情報が送られる。そして、課金処理機構17を介して車両1の所有者もしくは運転者に所定の課金が行なわれる。
【0032】
更に、車載器2を搭載していないために路車間通信が行えない等の理由で、課金が行なえなかった車両1に対しては、センターサーバ16ではカメラ14の撮影情報に基づいてライセンスプレートの番号等を特定して請求により課金を行なうようになっている。
【0033】
即ち、センターサーバ16には、通過する車両1のライセンスプレートの番号を記憶する通過車両記憶機能と、正常な課金が行なわれた車両1のライセンスプレートの番号を記憶する正常車両記憶機能と、未課金車両特定機能とが備えられている。
【0034】
この未課金車両特定機能は、通過車両記憶機能の情報と正常車両記憶機能の情報とを照合して、正常に課金されていない車両1を特定する機能である。そして、センターサーバ16では、未課金の車両1に対して、郵送等の請求により課金を要求することができるようになっている。
【0035】
なお、カメラ14の撮影情報に基づいて管轄地域内に進入する車両1の台数を把握して、管轄地域内の交通量を把握することが可能となっている。
【0036】
路車間通信による車両1への課金としては、例えば、車両ID情報もしくは個人ID情報を読み取って、処理センター15でデータを集計して後払いにより車両または運転者に課金を行う後払いセントラルアカウント方式、あるいは、後払いに限らず、前払いにより処理センター15で残高管理を行なって車両または運転者に課金を行う前払いセントラルアカウント方式、あるいは、これらのセントラルアカウント方式に限らず、前払いにより個人ICカード3等で残高管理を行い、路車間通信により車載器2内での課金処理を直接行うオンボード処理方式がある。
【0037】
また、料金の支払いは、プリペイドカードや利用者限定のハウスカードを用いたり、クレジットカードやデビットカード等を用いて金融機関による決済を行うことが可能である。更に、他の公的機関やコンビニエンスストア等の商店で決済が行なえるシステムを構築することも可能である。
【0038】
[進入料金徴収方法の第1実施形態例]
図2に、本発明の第1実施形態例に係る進入料金徴収方法を実現するシステムの概略装置構成例を示す。
【0039】
図2おいて、複数(図では3つ)のERPシステム10a、10b、10nが中央システム30を介してネットワーク40で相互に連結されている。AはERPシステム10aの管轄地域、BはERPシステム10bの管轄地域、NはERPシステム10nの管轄地域を示す。
【0040】
このように、複数のERPシステムを中央システム30を介してネットワーク40で相互に連結することにより、多数のERPシステムのネットワーク連結を簡単に行うことができる。
【0041】
本例では、図2に示すように、車両1がERPシステム10aの管轄地域Aへ進入しようとしている。また、中央システム30には徴収システム31が備えられており、徴収システム31により他地域車両の進入料金の徴収や清算を行うことができるようになっている。
【0042】
各ERPシステム10a、10b、10nはともに図1に示した構成のものである。
【0043】
但し、どのERPシステム(例えば10a)も、他のERPシステム(例えば10b、10n)に登録された車載器2との路車間通信が可能であるように、構成されている。
【0044】
次に、図3を参照して、本例における進入料金徴収の処理手順を説明する。
【0045】
ここでは、簡単のため、図2に示したようにERPシステム10aの管轄地域Aに車両1が進入する場合を考え、当該ERPシステム10aを中心に進入料金徴収処理を説明する。
【0046】
そこで、車両についての用語を、ERPシステム10aを中心に、以下のように定義しておく。
(1) 登録車両とは、複数のERPシステム10a、10b、10nのうち、少なくとも1つに登録されている車両である。
(2) 未登録車両とは、複数のERPシステム10a、10b、10nのいずれにも登録されていない車両である。
(3) 自地域登録車両とは、登録車両のうち、ERPシステム10a自身に登録されているものである。
(4) 自地域未登録車両とは、未登録車両のうち、ERPシステム10a自身の管轄地域Aに属しているものである。
(5) 自地域車両とは、自地域登録車両及び自地域未登録車両の総称である。
(6) 他地域登録車両とは、登録車両のうち、ERPシステム10aに登録されていないが、他のERPシステム10b、10nに登録されているものである。
(7) 他地域未登録車両とは、未登録車両のうち、他のERPシステム10b、10nの管轄地域に属しているものである。
(8) 他地域車両とは、他地域登録車両及び他地域未登録車両の総称である。
【0047】
図3において、管轄地域A内に進入する車両1があると、ステップS1で、課金用アンテナ12を経由して車載器2と路側サーバ13との間で路車間通信を開始する。ステップS2で、路車間通信が成功したか否かを判断し、不成功の場合はステップS3に進み、成功の場合はステップS7に進む。
【0048】
路車間通信が不成功の場合は、車両1に車載器2が搭載されていない等の理由で、元々電子的な手段による課金ができない。そこで、ステップS3では、カメラ14で撮影したナンバープレート情報に基づいて、車両1が自地域車両か他地域車両か判断する。自地域車両の場合は、ステップS4に進み、他地域車両の場合は、ステップ5に進む。
【0049】
ステップS4では、ERPシステム10a自身がカメラ撮影で取得したナンバープレート情報に基づいて、車両(自地域車両)1の所有者に対し、請求により進入料金を徴収する。
【0050】
ステップS5では、ERPシステム10aから中央システム30にネットワーク40を介して、車両(他地域車両)1のカメラ撮影で取得したナンバープレート情報と、進入料金の金額を送信し、車両1に対する進入料金の徴収を要請する。
【0051】
中央システム30の徴収システム31は、ステップS6で、ナンバープレート情報に該当する車両の所有者を特定し、進入料金を請求により徴収する。
【0052】
中央システム30は車両所有者からの進入料金徴収完了前または後に、ERPシステム10aに対し金融機関等の適宜な手段により進入料金を支払う。
【0053】
路車間通信が成功した場合、ステップS7では、車載器2の記憶部に記憶されたERPシステム識別情報、車両ID及び個人IDを取得する。次のステップSS8で、取得した情報から車両1が自地域登録車両か他地域登録車両か判断する。自地域登録車両の場合は、ステップS9に進み、他地登録域車両の場合は、ステップS10に進む。
【0054】
ステップS9では、車両(自地域登録車両)1に対し、ERPシステム10a自身が持つ電子的な手段で課金処理を行う。例えば、ICカード3を介した個人IDに対して、セントラルアカウント方式、あるいは、オンボード処理方式により所定の課金処理を行う。
【0055】
ステップS10では、車両(他地域登録車両)1の車載器2がオンボード処理方式のものか否か判断し、オンボード処理方式の場合はステップS11に進み、それ以外の場合はステップS5に進む。
【0056】
ステップS11では、オンボード処理を行う。つまり、車両(他地域登録車両)1の前払いによるICカード3を、路車間通信により、車載器2内で直接課金処理して残高管理を行う。
【0057】
但し、他地域登録車両に対してオンボード処理を行っただけでは、前払い先はERPシステム10aではなく、他のERPシステム10b、10nであるから、ERPシステム10a自身が進入料金を徴収したことにはならない。
【0058】
また、車両(他地域登録車両)1の車載器2がオンボード処理方式以外の場合は、元々電子的な課金処理は行えない。
【0059】
そこで、いずれの場合もステップS5で、中央システム30に対して進入料金の徴収を要請する。
【0060】
この場合、進入料金の金額と、ERPシステム識別情報と、車両IDに含まれるナンバープレート情報を、ERPシステム10aから中央システム30にネットワーク40を介して送信し、車両(他地域登録車両)1が登録されている他のERPシステム10bまたは10nに対する進入料金の徴収を要請する。
【0061】
中央システム30の徴収システム31では、ステップS6にて、ERPシステム識別情報に該当するERPシステム10bまたは10nに対し、進入料金の金額とナンバープレート情報をネットワーク40を介して送信し、進入料金を徴収する。
【0062】
中央システム30は進入料金徴収完了前または後に、ERPシステム10aに対し金融機関等の適宜な手段により進入料金を支払う。
【0063】
なお、車両(他地域登録車両)1の車両IDに含まれるナンバープレート情報を中央システム30に送信する代わりに、カメラ撮影で取得したナンバープレート情報を中央システム30に送信するようにしても良い。
【0064】
また、中央システム30の徴収システム31は、車両所有者や他のERPシステム10b、10nから徴収した進入料金をERPシステム10aに支払う際に、必要に応じて、手数料を取ったり、支払い金額貸借の清算を行うことができるようになっている。
【0065】
更に、中央システム30の徴収システム31として、自動車税徴収システム等の既存のデータベースを利用することが可能であり、この場合は、新規なデータベース構築が不要となる。
【0066】
同様に、各ERPシステム10a、10b、10nにおいても、進入料金を徴収するためのデータベースとして、自動車税徴収システム等の既存のデータベースを利用することが可能である。
【0067】
また、路車間通信が不成功の場合、ステップS3、S4を省略し、自地域車両と他地域車両を問わず、全てステップS5にて中央システム30に対して進入料金の徴収を要請するようにしても良い。
【0068】
[進入料金徴収方法の第2実施形態例]
図4に、本発明の第2実施形態例に係る進入料金徴収方法を実現するシステムのが概略装置構成例を示す。本例は、図2に示した第1実施形態例と比べると、中央システム30は徴収システムを持たず、単に、複数のERPシステム10a、10b、10nを中央システム30を介してネットワーク40で相互に連結しているだけであり、一のERPシステムの管轄地域へ進入する他地域車両に対する進入料金は、中央システム30に代えて、当該他地域車両が属する地域を管轄する他のERPシステムにより徴収する点が異なる。従って、図4中で、図2と同一機能部分には同一符号を付し、説明の重複を極力省く。
【0069】
図4おいて、複数のERPシステム10a、10b、10nが中央システム30を介してネットワーク40で相互に連結されている。AはERPシステム10aの管轄地域、BはERPシステム10bの管轄地域、NはERPシステム10nの管轄地域を示す。本例でも、車両1がERPシステム10aの管轄地域Aへ進入しようとしている。
【0070】
各ERPシステム10a、10b、10nはともに図1に示した構成のものである。但し、どのERPシステムも、他のERPシステムに登録された車載器2との路車間通信が可能であるようされている。また、車載器2の記憶部には、ERPシステム識別情報が記録されている。
【0071】
次に、図5を参照して、本例における進入料金徴収の処理手順を説明する。簡単のため、図4に示したようにERPシステム10aの管轄地域Aに車両1が進入する場合を考え、当該ERPシステム10aを中心に進入料金徴収処理を説明する。
【0072】
図5において、管轄地域A内に進入する車両1があると、ステップS21で、課金用アンテナ12を経由して車載器2と路側サーバ13との間で路車間通信を開始する。ステップS22で、路車間通信が成功したか否かを判断し、不成功の場合はステップS23に進み、成功の場合はステップS29に進む。
【0073】
路車間通信が不成功の場合は、車両1に車載器2が搭載されていない等の理由で、元々電子的な手段による課金ができない。そこで、ステップS23では、カメラ14で撮影したナンバープレート情報に基づいて、車両1が自地域車両か他地域車両か判断する。自地域車両の場合は、ステップS24に進み、他地域車両の場合は、ステップS25に進む。
【0074】
ステップS24では、ERPシステム10a自身がカメラ撮影で取得したナンバープレート情報に基づいて、車両(自地域車両)1の所有者に対し、請求により進入料金を徴収する。
【0075】
ステップS25では、カメラ撮影で取得したナンバープレート情報から車両(他地域車両)1が属する地域を管轄する他のERPシステム10bまたは10nを特定する。この特定が成功か否かステップS26で判断し、不成功の場合は、前述のステップS24にて、ERPシステム10a自身が、カメラ撮影で取得したナンバープレート情報に基づいて、車両(他地域車両)1の所有者に対し、請求により進入料金を徴収する。
【0076】
特定が成功した場合は、ステップS27に進み、ネットワーク40と中央システム30を介して、車両(他地域車両)1が属する地域を管轄する他のERPシステム10bまたは10nに、カメラ撮影で取得したナンバープレート情報と、進入料金の金額を送信し、車両1に対する進入料金の徴収を要請する。
【0077】
他のERPシステム10bまたは10nは、ステップS28で、ナンバープレート情報に該当する車両の所有者を特定し、進入料金を請求により徴収する。他のERPシステム10bまたは10nは車両所有者からの進入料金徴収完了前又は後に、ERPシステム10aに対し金融機関等の適宜な手段により進入料金を支払う。
【0078】
路車間通信が成功した場合、ステップS29では、車載器2の記憶部に記憶されたERPシステム識別情報、車両ID及び個人IDを取得する。次に、ステップS30で、取得した情報から車両1が自地域登録車両か他地域登録車両か判断する。自地域登録車両の場合はステップS31に進み、他地登録域車両の場合はステップS32に進む。
【0079】
ステップS31では、車両(自地域登録車両)1に対し、ERPシステム10a自身が持つ電子的な手段で課金処理を行う。例えば、ICカード3を介した個人IDに対して、セントラルアカウント方式、あるいは、オンボード処理方式により所定の課金処理を行う。
【0080】
ステップS32では、車両(他地域登録車両)1の車載器2がオンボード処理方式のものか否か判断し、オンボード処理方式の場合はステップS33に進み、それ以外の場合はステップS27に進む。
【0081】
ステップS33では、オンボード処理を行う。つまり、車両(他地域登録車両)1の前払いによるICカード3を、路車間通信により、車載器2内で直接課金処理して残高管理を行う。
【0082】
但し、他地域登録車両に対してオンボード処理を行っただけでは、前払い先はERPシステム10aではなく、他のERPシステム10b、10nであるから、ERPシステム10a自身が進入料金を徴収したことにはならない。
【0083】
また、車両(他地域登録車両)1の車載器2がオンボード処理方式以外の場合は、元々電子的な課金処理は行えない。
【0084】
そこで、いずれの場合もERPシステム識別情報から車両(他地域登録車両)1を管轄する他のERPシステム10b、10nを特定できるので、当該他のERPシステムに対し、ネットワーク40と中央システム30を介して、車両IDに含まれるナンバープレート情報と、進入料金の金額を送信し、車両(他地域登録車両)1に対する進入料金の徴収を要請する。
【0085】
他のERPシステム10b、10nは、ステップS28で、ERPシステム10aに対し金融機関等の適宜な手段により進入料金を支払う。
【0086】
なお、車両(他地域登録車両)1の車両IDに含まれるナンバープレート情報を他のERPシステム10b、10nに送信する代わりに、カメラ撮影で取得したナンバープレート情報を送信するようにしても良い。
【0087】
また、他のERPシステム10b、10nは、進入料金をERPシステム10aに支払う際に、必要に応じて、手数料を取ったり、支払い金貸借の清算を行うことができるようになっている。
【0088】
更に、各ERPシステム10a、10b、10nにおいて、進入料金を徴収するためのデータベースとして、自動車税徴収システム等の既存のデータベースを利用することが可能である。
【0089】
[進入料金徴収方法の第3実施形態例]
図6に、本発明の第3実施形態例に係る進入料金徴収方法を実現するシステムの概略装置構成例を示す。本例は、図4に示した第2実施形態例と比べると、中央システムを持たず、単に、複数のERPシステム10a、10b、10nをネットワーク40で相互に連結しているだけであり、一のERPシステムの管轄地域へ進入する他地域車両に対する進入料金は、中央システムに代えて、当該他地域車両が属する地域を管轄する他のERPシステムにより徴収する点が異なる。従って、図6中で、図4と同一機能部分には同一符号を付し、説明の重複を省く。
【0090】
図6おいて、複数のERPシステム10a、10b、10nがネットワーク40で相互に連結されている。AはERPシステム10aの管轄地域、BはERPシステム10bの管轄地域、NはERPシステム10nの管轄地域を示す。本例でも、車両1がERPシステム10aの管轄地域Aへ進入しようとしている。
【0091】
各ERPシステム10a、10b、10nはともに図1に示した構成のものである。但し、どのERPシステムも、他のERPシステムに登録された車載器2との路車間通信が可能であるようされている。また、車載器2の記憶部にはERPシステム識別情報が記録されている。
【0092】
進入料金徴収の処理手順は、カメラ撮影で取得したナンバープレート情報や車両IDに含まれるナンバープレート情報、並びに、進入料金の金額を送信し、中央システムを介さず、ERPシステム10aからネットワーク40を介して直接、他のERPシステム10b、10nに送信する点が異なるだけで、図5を参照して説明したものと同様である。
【0093】
上述した第1、第2、第3各実施形態例において、2つ以上のERPシステムの処理センター15を共有するように構成することができる。
【0094】
また、上述した第1、第2、第3各実施形態例において、中央システム30を介して、あるいは直接ネットワーク40により警察組織に連結しておき、各ERPシステム10a、10b、10nが盗難車両や違反車両等を検知したときに、これらの車両情報を警察組織に直ちに通知するように構成することができる。
【0095】
【発明の効果】
請求項1に係る発明の進入料金徴収方法は、進入車両の車載器との路車間通信により課金処理を行う管轄地域が異なる複数の電子式道路課金システムをネットワークで連結し、一の電子式道路課金システムの管轄地域へ進入する他地域車両の進入料金を、ナンバープレート情報に基づいて、前記ネットワークを介して当該他地域車両が属する地域を管轄する他の電子式道路課金システムにより徴収するので、多数の電子式道路課金システムが全国各地に実施された場合に、他地域車両の進入料金を効率良く徴収することができる。
【0096】
請求項2に係る発明の進入料金徴収方法は、請求項1において、前記ナンバープレート情報を前記車載器との路車間通信により取得するので、他地域車両が属する地域を管轄する他の電子式道路課金システムを容易に特定することができる。
【0097】
請求項3に係る発明の進入料金徴収方法は、請求項1において、前記ナンバープレート情報をナンバープレートから読み取って取得するので、他地域車両が未登録車両であっても、当該他地域車両が属する地域を管轄する他の電子式道路課金システムを容易に特定することができる。
【0098】
請求項4に係る発明の進入料金徴収方法は、請求項1または2または3において、前記複数の電子式道路課金システムは中央システムを介してネットワークで連結されているので、多数の電子式道路課金システムのネットワーク連結が容易である。
【0099】
請求項5に係る発明の進入料金徴収方法は、請求項4において、前記一の電子式道路課金システムは、前記他の電子式道路課金システムに代えて、前記中央システムにより前記他地域車両の進入料金を徴収するので、他地域車両に対する個々の電子式道路課金システムの処理を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明で使用する電子式道路課金システムの構成例を示す図。
【図2】本発明の第1実施形態例に係る進入料金徴収方法を実施するシステムの概略装置構成図。
【図3】本発明の第1実施形態例に係る進入料金徴収方法のフローチャート。
【図4】本発明の第2実施形態例に係る進入料金徴収方法を実施するシステムの概略装置構成図。
【図5】本発明の第2実施形態例に係る進入料金徴収方法のフローチャート。
【図6】本発明の第3実施形態例に係る進入料金徴収方法を実施するシステムの概略装置構成図。
【符号の説明】
A、B、N 管轄地域
1 車両
2 車載器
3 ICカード
10a、10b、10n 電子式道路課金システム(ERPシステム)
11 路側装置
12 課金用アンテナ
13 路側サーバ
14 ビデオカメラ(カメラ)
15 処理センター
16 センターサーバ
16 課金処理機構
18 利用実績ファイル機能
30 中央システム
31 徴収システム

Claims (3)

  1. 進入車両の車載器との路車間通信により課金処理を行う管轄地域が異なる複数の電子式道路課金システムを中央システムを介してネットワークで連結し、
    一の電子式道路課金システムの管轄地域へ進入する進入車両との間で路車間通信を開始し、
    前記路車間通信が成功した場合には、前記車載器との路車間通信により取得したナンバープレート情報に基づいて、前記進入車両が自地域登録車両か他地域登録車両かを判断し、他地域登録車両であると判断した場合には、他地域登録車両の進入料金を前記中央システムにより徴収し、
    前記路車間通信が不成功の場合には、カメラで撮影して取得したナンバープレート情報に基づいて、前記進入車両が自地域車両か他地域車両かを判断し、他地域車両であると判断した場合には、他地域車両の進入料金を前記中央システムにより徴収することを特徴とする進入料金徴収方法。
  2. 請求項1において、
    前記路車間通信が不成功の場合には、自地域車両と他地域車両を問わず、進入車両の進入料金を前記中央システムにより徴収することを特徴とする進入料金徴収方法。
  3. 進入車両の車載器との路車間通信により課金処理を行う管轄地域が異なる複数の電子式道路課金システムを中央システムを介してネットワークで連結し、
    一の電子式道路課金システムの管轄地域へ進入する進入車両との間で路車間通信を開始し、
    前記路車間通信が成功した場合には、前記車載器との路車間通信により取得したナンバープレート情報に基づいて、前記進入車両が自地域登録車両か他地域登録車両かを判断し、他地域登録車両であると判断した場合には、他地域登録車両の進入料金を当該他地域登録車両が属する地域を管轄する他の電子式道路課金システムにより徴収し、
    前記路車間通信が不成功の場合には、カメラで撮影して取得したナンバープレート情報に基づいて、前記進入車両が自地域車両か他地域車両かを判断し、他地域車両であると判断した場合には、他地域車両の進入料金を当該他地域車両が属する地域を管轄する他の電子式道路課金システムにより徴収することを特徴とする進入料金徴収方法。
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