JP3626279B2 - 結像光学系焦点位置調整装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、結像光学系と、前記結像光学系の焦点位置に配設されるべき結像部とが光学定盤に固定されてなる光学装置に適用される結像光学系焦点位置調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、画像読取装置の場合、画像の記録された原稿からの反射光あるいは透過光を結像光学系によってCCD等からなる結像部上に結像し、光情報としての画像情報を電気信号に変換するように構成されている。また、画像記録装置の場合には、画像情報を含む光情報を結像光学系を介して記録材料からなる結像部上に集光し、画像の記録を行うように構成されている。
【0003】
ところで、前記結像光学系を構成する集光レンズは、温度変化に伴って膨張あるいは収縮するため、当該装置の環境温度が変化すると焦点距離が変化してしまう。また、前記結像光学系および前記結像部は、高精度な画像読取や画像記録を実現するため、共通の光学定盤上に設定することでその位置関係等が維持できるように構成されているが、前記光学定盤が温度変化によって伸縮すると、結像光学系と結像部との距離が変化してしまう。この場合、結像光学系を機械的に動かすことができれば、焦点位置を調整して結像部上に集光できるように補正することが可能である。
【0004】
しかしながら、前記結像光学系がズーム機構を有していない場合、あるいは、機械的な駆動部分を減らすことによって装置全体のコストを低下させるため、前記結像部に対して結像光学系を固定して構成される装置では、焦点位置を機械的に調整することができず、従って、環境温度の変化によってピントがずれてしまう不都合が生じる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明は、結像光学系と結像部とが光学定盤に固定されてなる光学装置において、前記結像光学系の焦点位置を当該装置の環境温度変化によらず前記結像部上に高精度に設定することができる結像光学系焦点位置調整装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、結像光学系と、前記結像光学系の焦点位置に配設されるべき結像部とが光学定盤に固定されてなる光学装置において、光学定盤温度検出手段により前記光学定盤の温度を検出するとともに、結像光学系温度検出手段により前記結像光学系の温度を検出し、前記光学定盤の環境温度による伸縮を考慮した温度制御信号を温度制御信号生成手段において生成し、前記温度制御信号を前記結像光学系に装着された加熱手段に供給することで、前記結像光学系の焦点距離を調整し、これによって、当該光学装置の環境温度によらず前記結像部に対して光を高精度に集光させることができる。
【0007】
ここで、前記結像光学系温度検出手段を第1温度センサおよび第2温度センサから構成し、前記結像光学系が前記加熱手段により所定温度よりも高く設定した温度まで加熱されたことを前記第1温度センサで検出した後、前記第2温度センサの検出温度に基づいて前記温度制御信号生成手段により前記加熱手段に温度制御信号を供給することで、前記結像部に対して光を集光させることができるように前記結像光学系を速やかに前記所定温度に調整することが可能となる。
【0008】
なお、前記所定温度を当該光学装置の環境温度よりも高く設定することにより、前記結像光学系が常に放熱状態となり、安定した温度制御が可能となる。
【0009】
前記温度制御信号生成手段は、前記光学定盤温度検出手段および前記結像光学系温度検出手段を前記光学定盤の熱膨張を考慮したブリッジ回路の構成要素とし、前記ブリッジ回路の出力信号から温度制御信号を生成することにより、前記光学定盤の伸縮に依存しない結像光学系の焦点調整が可能となる。
【0010】
加熱手段は、前記結像光学系を構成するレンズ鏡胴に装着することができる。
【0011】
前記結像光学系温度検出手段は、前記加熱手段の中間部分に配設することにより、結像光学系の温度検出の感度を向上させることができる。
【0012】
前記結像光学系を断熱部材により被覆することにより、温度の安定化および効率的な加熱を行うことができる。
【0013】
結像光学系は、レンズ鏡胴と集光レンズとで囲繞される空間部に乾燥空気、乾燥窒素ガス等の乾燥気体が封入され、それによって、加熱手段による温度調整により生じる結露を回避することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1および図2は、本実施形態の結像光学系焦点位置調整装置が適用される画像読取装置10の概略構成を示す。この画像読取装置10は、搬送機構11により矢印X方向に副走査搬送される原稿カセット12が照明光学系14からの照明光Lによって主走査方向に沿って照明され、前記原稿カセット12に保持された透過型原稿Fに記録された画像情報が透過光Tとして結像光学系16により結像部18に集光され、電気信号に変換されるように構成される。
【0015】
照明光学系14は、内周面に拡散面が形成され、長手方向に沿ってスリット20が形成された円筒状の拡散キャビテイ22と、前記拡散キャビテイ22の両端部に装着されたハロゲンランプ等からなる光源24a、24bとから構成される。結像光学系16および結像部18は、基台26および28を介して共通の光学定盤30に固定される。
【0016】
結像光学系16は、図3に示すように、中央部にフランジ部32を有し、複数の集光レンズ34を収納した円筒状のレンズ鏡胴36を備え、前記レンズ鏡胴36の下端部が基台26に形成された円孔38に断熱スペーサ40を介して挿入される。なお、集光レンズ34とレンズ鏡胴36とによって囲繞される空間部には、乾燥空気が封入される。基台26から下方に突出したレンズ鏡胴36の外周部には、断熱カバー42が装着される。一方、前記基台26の上部に突出するレンズ鏡胴36の外周部には、例えば、フイルムに金属線を形成してなるシート状のヒータ44(加熱手段)が巻装される。前記ヒータ44は、図3に示すように、一部が略半円状に切り欠かれており、その切欠部46に対して一部の前記金属線間を接続する温度ヒューズ48が配設される。この温度ヒューズ48は、制御系の暴走等による結像光学系16の過剰加熱を防止するためのもので、レンズ鏡胴36に接着される。また、ヒータ44の中間部分は、切り欠かれることで円孔部50となっており、前記円孔部50には、2つのサーミスタ52および54(結像光学系温度検出手段)がレンズ鏡胴36に接着して設けられる。前記のように構成されるレンズ鏡胴36の上部外周部には、断熱カバー56が装着される。
【0017】
光学定盤30には、サーミスタ58(光学定盤温度検出手段)が接着して設けられており、前記ヒータ44、サーミスタ52、54および58の各リード線はレンズ温度制御回路60(温度制御信号生成手段)に接続される。
【0018】
結像部18は、スリット62が形成された基台28の下面部に装着され、透過光TをR、G、Bの光に分離するためのプリズム64a〜64cを有し、前記各プリズム64a〜64cには、光電変換素子としてのライン状のCCDセンサ66a〜66cが固定される。
【0019】
一方、前記レンズ温度制御回路60は、図4に示すように構成される。すなわち、レンズ温度制御回路60は、レンズ鏡胴36に装着されたサーミスタ52および光学定盤30に装着されたサーミスタ58を含むブリッジ回路68と、レンズ鏡胴36に装着されたサーミスタ54を含むブリッジ回路70とを有する。
【0020】
ブリッジ回路68は、サーミスタ52およびそれに並列に接続される固定抵抗R1と、固定抵抗R2と、サーミスタ58およびそれに並列に接続される固定抵抗R3と、固定抵抗R4とでホイートストンブリッジを構成しており、サーミスタ52および58の接続点の電圧値と、固定抵抗R2およびR4の接続点の電圧値とがコンパレータ72によって比較され、その比較結果がオアゲート回路74の一方の入力端子に供給される。また、ブリッジ回路70は、サーミスタ54と固定抵抗R5〜R7によってホイートストンブリッジを構成しており、サーミスタ54および固定抵抗R6の接続点の電圧値と、固定抵抗R5およびR7の接続点の電圧値とがコンパレータ76によって比較され、その比較結果がフリップフロップ回路78に供給される。前記フリップフロップ回路78の出力端子は、前記オアゲート回路74の他方の入力端子に接続される。オアゲート回路74の出力端子には、ヒータドライバ80が接続されており、前記ヒータドライバ80は、オアゲート回路74からの出力信号に基づきヒータ44のオンオフ制御を行う温度制御信号を生成する。
【0021】
なお、前記オアゲート回路74の出力端子には、LED82が接続されており、その点灯状態によってヒータ44の駆動状態が外部より視認できるように構成されている。また、前記フリップフロップ回路78の出力端子には、マイコン84が接続されており、前記フリップフロップ回路78の出力信号に基づき、例えば、当該画像読取装置10の準備完了状態等を指示する信号を生成することができる。
【0022】
本実施形態の結像光学系焦点位置調整装置が適用される画像読取装置10は、基本的には以上のように構成されるものであり、次にその動作について説明する。
【0023】
透過型原稿Fがセットされた原稿カセット12は、搬送機構11によってその両側部が支持された状態で矢印X方向に副走査搬送される。一方、照明光学系14において光源24a、24bから射出された照明光Lは、拡散キャビテイ22の内周面によって拡散反射され、前記矢印X方向と直交する主走査方向に延在するスリット20を介して前記原稿カセット12に導かれる。原稿カセット12に導かれた前記照明光Lは、透過型原稿Fを透過し、画像情報を担持した透過光Tとして結像光学系16に導かれる。結像光学系16は、前記透過光Tを集光レンズ34により集光し、結像部18に導く。結像部18では、前記透過光Tがスリット62を介してプリズム64a〜64cによりR、G、Bの各光に分離され、各CCDセンサ66a〜66cに導かれる。CCDセンサ66a〜66cは、それぞれの透過光Tを電気信号に変換する。なお、画像読取装置10では、前記各電気信号に対して所定の画像処理が施される。
【0024】
ここで、結像光学系16を構成する集光レンズ34の焦点位置は、レンズ温度制御回路60からの温度制御信号に基づき各CCD66a〜66c上に高精度に調整されている。そこで、次に、前記集光レンズ34の焦点位置の調整動作について説明する。
【0025】
先ず、画像読取装置10の電源を入れると、フリップフロップ回路78の出力端子からハイレベル(H)の信号が出力されることで、ヒータ44が連続加熱モードに設定される。すなわち、電源投入当初、サーミスタ54が装着されたレンズ鏡胴36は、ヒータ44によってまだ加熱されておらず、レンズ温度制御回路60を構成するブリッジ回路70のサーミスタ54の抵抗値が大きく、コンパレータ76の出力がHとなっている。従って、電源の投入に伴ってフリップフロップ回路78にセット信号が供給されると、その出力がHとなり、オアゲート回路74を介してヒータドライバ80が駆動され、ヒータ44に温度制御信号が供給される。これによって、レンズ鏡胴36の温度が上昇し、集光レンズ34のレンズ温度tも上昇する(図5参照)。この連続加熱モードは、前記レンズ温度tが当該画像読取装置10の環境温度よりも高く、且つ、集光レンズ34の最終的に調整したい所望の設定温度t0 よりも高い加熱上限温度tmax となるまで継続するように、固定抵抗R5〜R7の抵抗値が設定されている。この結果、集光レンズ34は、速やかに加熱上限温度tmax まで加熱されることになる。
【0026】
集光レンズ34が加熱上限温度tmax になると、サーミスタ54の抵抗値が所定値以下となり、これによって、コンパレータ76の出力がローレベル(L)となる。そのときのトリガ信号に従いフリップフロップ回路78の出力がLとなってヒータ44がオフとなる。従って、前記ヒータ44の連続加熱モードが解除されることになる。そのため、レンズ温度tは下降を開始し、保温モードに入る。
【0027】
一方、前記保温モードにおいて、レンズ鏡胴36に装着されたサーミスタ52と光学定盤30に装着されたサーミスタ58とは、前記レンズ温度tと光学定盤温度αとをその抵抗値の変化として検出し、ブリッジ回路68に供給する。この場合、ブリッジ回路68を構成する固定抵抗R1〜R4、サーミスタ52、58の各抵抗値は、光学定盤温度αとレンズ温度tとの関係が図6に示す関係を境としてコンパレータ72の出力がHからL、あるいは、LからHとなるように設定しておく。すなわち、図7に示すように、当該画像読取装置10の環境温度を示す光学定盤温度αが上昇すると、光学定盤30が膨張して結像光学系16と結像部18との距離が増大するため、前記結像光学系16の合焦距離が増加する。従って、前記合焦距離の変化に対応させてレンズ温度tを図6に示すように調整することで、集光レンズ34の焦点距離を調整し、結果的にCCDセンサ66a〜66c上に透過光Tを集光させることができる。
【0028】
そこで、保温モードとなった当初、レンズ温度tは、加熱上限温度tmax 近傍に設定されているため、サーミスタ52の抵抗値が低く、コンパレータ72の出力はLとなっており、ヒータ44は非駆動状態となっている。従って、集光レンズ34の温度tは下降を続けることになる。集光レンズ34のレンズ温度tが光学定盤温度αから図6の関係で決まる所定の設定温度t0 となると、前記コンパレータ72の出力が反転してHとなり、オアゲート回路74を介してヒータドライバ80に駆動信号が供給される。そのため、前記ヒータドライバ80は、ヒータ44に対して温度制御信号を供給し、集光レンズ34が再び加熱される。この繰り返しによって、前記集光レンズ34が所望の設定温度t0 に維持され、その焦点位置がCCDセンサ66a〜66c上に高精度に設定されることになる。なお、前記集光レンズ34の設定温度t0 を環境温度よりも高めに設定しておくことにより、結像光学系16を常に放熱状態とし、レンズ温度tを安定して調整することができる。
【0029】
以上のようにして集光レンズ34の温度を調整することにより、画像情報を担持した透過光Tを結像光学系16によって結像部18を構成するCCDセンサ66a〜66cに正確に集光させることができる。この結果、極めて高精度な画像情報の読み取りを行うことができる。
【0030】
なお、レンズ温度制御回路60を構成するマイコン84が、フリップフロップ回路78のQ出力に基づき、連続加熱モードの完了から集光レンズ34のレンズ温度tが設定温度t0 になると推定される所定時間経過後に準備完了信号を出力するように設定し、前記準備完了信号を受信した時点から画像の読み取りを開始するように制御することができる。このようにした場合、結像光学系16の焦点位置が正確に調整された状態で画像の読み取りを確実に行うことができる。また、レンズ温度制御回路60を構成するオアゲート74の出力には、LED82が接続されており、このLED82の点滅状態から結像光学系16の温度制御状態、例えば、連続加熱モードであるか、保温モードであるか等の状況を把握することも可能である。
【0031】
上述した実施形態において、ヒータ44をレンズ鏡胴36に装着する代わりに透明電極より構成されるヒータを集光レンズ34そのものに装着し、温度調整を行うように構成すれば、前記集光レンズ34の温度を一層正確に把握することができ、これによって、より高精度な焦点調整を行うことが可能である。また、断熱カバー56、42等の断熱材をレンズ鏡胴36に装着する代わりに、集光レンズ34に直接装着することにより、前記集光レンズ34の温度の安定化をはかることができる。さらに、連続加熱モードにおける加熱上限温度tmax を連続加熱モードに入る直前の環境温度を用いて前記設定温度t0 近傍に設定可能とすることで、必要最小限な熱量をヒータ44に与えることができ、これによって調整時間をさらに短縮することができる。
【0032】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、結像光学系と結像部とが光学定盤に固定されてなる光学装置において、当該結像光学系と結像部とが光学定盤に固定光学装置が設置される環境温度の変化によらず、結像光学系による焦点位置を結像部に対して正確に調整することができるため、極めて高精度な記録や読み取り等を行うことかできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の結像光学系焦点位置調整装置が適用される画像読取装置の概略構成図である。
【図2】結像光学系焦点位置調整装置の構成説明図である。
【図3】図1に示す結像光学系の分解斜視説明図である。
【図4】図2に示すレンズ温度制御回路の構成ブロック図である。
【図5】結像光学系を構成する集光レンズの温度制御の説明図である。
【図6】光学定盤温度とレンズ温度との関係説明図である。
【図7】光学定盤温度と結像光学系の合焦距離との関係説明図である。
【符号の説明】
10…画像読取装置 12…原稿カセット
14…照明光学系 16…結像光学系
18…結像部 30…光学定盤
34…集光レンズ 44…ヒータ
52、54、58…サーミスタ 60…レンズ温度制御回路
68、70…ブリッジ回路
Claims (8)
- 結像光学系と、前記結像光学系の焦点位置に配設されるべき結像部とが光学定盤に固定されてなる光学装置において、
前記光学定盤の温度を検出する光学定盤温度検出手段と、
前記結像光学系の温度を検出する結像光学系温度検出手段と、
前記光学定盤の温度に従って前記結像光学系の温度を制御する温度制御信号を生成する温度制御信号生成手段と、
前記結像光学系に装着され、前記温度制御信号に基づき前記結像光学系を所定温度に加熱する加熱手段と、
を備え、前記結像光学系の焦点位置を前記結像部に対して調整することを特徴とする結像光学系焦点位置調整装置。 - 請求項1記載の装置において、
前記結像光学系温度検出手段は、前記結像光学系の温度を検出する第1温度センサおよび第2温度センサを有し、
前記温度制御信号生成手段は、前記第1温度センサによって前記結像光学系の前記所定温度よりも高く設定した温度を検出するまで前記加熱手段を制御する温度制御信号を生成した後、前記第2温度センサによって前記結像光学系の前記所定温度を検出するまで前記加熱手段を制御する温度制御信号を生成するように構成されることを特徴とする結像光学系焦点位置調整装置。 - 請求項1記載の装置において、
前記結像光学系の前記所定温度は、当該光学装置の環境温度よりも高く設定されることを特徴とする結像光学系焦点位置調整装置。 - 請求項1記載の装置において、
前記温度制御信号生成手段は、前記光学定盤温度検出手段により検出された温度の信号と、前記結像光学系温度検出手段により検出された温度の信号とをブリッジ回路に供給する構成を備え、前記ブリッジ回路の出力信号から温度制御信号を生成することを特徴とする結像光学系焦点位置調整装置。 - 請求項1記載の装置において、
前記加熱手段は、前記結像光学系を構成するレンズ鏡胴に装着されることを特徴とする結像光学系焦点位置調整装置。 - 請求項1記載の装置において、
前記結像光学系温度検出手段は、前記加熱手段の中間部分に配設されることを特徴とする結像光学系焦点位置調整装置。 - 請求項1記載の装置において、
前記結像光学系は、断熱部材により被覆されることを特徴とする結像光学系焦点位置調整装置。 - 請求項1記載の装置において、
前記結像光学系は、レンズ鏡胴と集光レンズとで囲繞される空間部に乾燥気体が封入されることを特徴とする結像光学系焦点位置調整装置。
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