JP3625424B2 - 磁気トンネル接合素子及びそれを用いた磁気メモリ - Google Patents

磁気トンネル接合素子及びそれを用いた磁気メモリ Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は磁気トンネル接合素子及びそれを用いた磁気メモリに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、磁気トンネル接合(MTJ)素子は、従来の異方性磁気抵抗効果(AMR)素子や巨大磁気抵抗効果(GMR)素子に比べて大きな出力が得られることから、HDD用再生ヘッドや磁気メモリへの応用が考えられている。
【0003】
特に、磁気メモリにおいては、半導体メモリと同じく稼動部の無い固体メモリであるが、電源が断たれても情報を失わない、繰り返し回数が無限回である、放射線が入射しても記録内容が消失する危険性が無い等、半導体メモリと比較して有用である。
【0004】
従来のMTJ素子の構成を図5に示す。なお、このような構造はたとえば特開平9―106514号公報に示されている。
【0005】
図5のMTJ素子4は、反強磁性層41、強磁性層42、絶縁層43、強磁性層44を積層したものである。ここで、反強磁性層41としてはFeMn、NiMn、MnPt、MnIr等の合金が用いられ、強磁性層42及び強磁性層44としてはFe、Co、Ni或はこれらの合金が用いられる。また、絶縁層43としては各種の酸化物や窒化物が検討されているが、Al膜の場合に最も高い磁気抵抗(MR)比が得られることが知られている。
【0006】
また、この他に、反強磁性層41を除いた構成で、強磁性層42と強磁性層44の保磁力差を利用したMTJ素子の提案もなされている。
【0007】
図5の構造のMTJ素子4を磁気メモリに使用する場合の動作原理を図6に示す。
【0008】
強磁性層42及び強磁性層44の磁化はいずれも膜面内にあり、平行もしくは反平行となるように実効的な一軸磁気異方性を有している。そして、強磁性層42の磁化は反強磁性層41との交換結合により実質的に一方向に固定され、強磁性層44の磁化の方向で記録を保持する。
【0009】
このメモリ層となる強磁性層44の磁化が平行もしくは反平行でMTJ素子4の抵抗が異なることを検出して読み出しを行い、MTJ素子4の近傍に配置した電流線が発生する磁界を利用して強磁性層44の磁化の向きを変えることで書き込みを行う。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記構造のMTJ素子4では強磁性層42及び強磁性層44の磁化が面内方向であるため、両端部には磁極が発生する。磁気メモリの高密度化を図るにはMTJ素子4を微細化する必要があるが、素子の微細化にともない両端部の磁極による反磁界の影響が大きくなる。
【0011】
強磁性層42については反強磁性層41と交換結合していることから、上記の反磁界の影響は少なく、また、米国特許5841692号公報に開示されているように、強磁性層42を反強磁性結合する二つの強磁性層で構成することにより、端部に発生する磁極を実質的にゼロにすることができる。
【0012】
しかしながら、メモリ層となる強磁性層44については同様の手法を取ることができないことから、パターンが微細化するに連れて端部磁極の影響により磁化が不安定となり、記録の保持が困難となってしまう。
【0013】
そこで、本発明は上記課題を解決するために、パターンが微細化してもメモリ層に記録された磁化状態が安定に存在することのできる磁気トンネル接合素子及びそれを用いた磁気メモリを提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するためになされたものであって、本発明の磁気トンネル結合素子は、少なくとも第1磁性層、絶縁層、第2磁性層を順に積層した磁気トンネル接合素子であって、少なくとも前記第1又は第2磁性層の前記絶縁層積層側と異なる側に、金属層を介するとともに中央部を離間して第3磁性層を設け、第1及び第3磁性層又は第2及び第3磁性層により閉磁路を構成しており、前記金属層の膜厚は、前記閉磁路を構成している第1及び第3磁性層又は第2及び第3磁性層が反強磁性結合する膜厚に設定されていることを特徴とするものである。
【0015】
さらに、前記第1又は第2磁性層と第3磁性層との離間部に、少なくとも1つのリード線を設けたことを特徴とするものである。
【0016】
さらに、前記第3磁性層が前記第1又は第2強磁性層と前記金属層を介して接する領域は、前記中央部の両側であって、前記第3磁性層における、前記接する領域、前記中央部、前記接する領域がこの順に現れる方向を長手方向とすると共に、前記接する領域に含まれかつ前記長手方向に垂直な方向を幅方向とするとき、前記接する領域の長手方向の長さが、前記接する領域の幅方向の長さよりも長く形成されたことを特徴とするものであるまた、本発明の磁気メモリは、少なくとも第1磁性層、絶縁層、第2磁性層を順に積層し、少なくとも前記第1又は第2磁性層の前記絶縁層積層側と異なる側に、金属層を介するとともに中央部を離間して第3磁性層を設け、第1及び第3磁性層又は第2及び第3磁性層により閉磁路を構成しており、前記金属層の膜厚は、前記閉磁路を構成している第1及び第3磁性層又は第2及び第3磁性層が反強磁性結合する膜厚に設定されている磁気トンネル結合素子を用いたことを特徴とするものである。
【0017】
さらに、前記第1又は第2磁性層と第3磁性層との離間部に、少なくとも1つのリード線を設けた磁気トンネル結合素子を用いたことを特徴とするものである。
【0018】
さらに、前記第3磁性層が前記第1又は第2強磁性層と前記金属層を介して接する領域は、前記中央部の両側であって、前記第3磁性層における、前記接する領域、前記中央部、前記接する領域がこの順に現れる方向を長手方向とすると共に、前記接する領域に含まれかつ前記長手方向に垂直な方向を幅方向とするとき、前記接する領域の長手方向の長さが、前記接する領域の幅方向の長さよりも長く形成された磁気トンネル接合素子を用いたことを特徴とするものである。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、図をもとに本発明について詳細に説明する。
【0020】
本発明のMTJ素子の構成例を図1に示す。図1に示すように、本発明によるMTJ素子1は、反強磁性層11、強磁性層12、絶縁層13、強磁性層14、金属層15、16及び閉磁路層17からなる。そして、反強磁性層11と強磁性層12は交換結合している。また、強磁性層14と閉磁路層17は両端部で金属層15、16を介して接合し、中央部では離間している。なお、ここで、磁性層12又は14は第1又は第2磁性層に相当し、閉磁路層17は第3磁性層に相当する。
【0021】
反強磁性層11の材料としてはFeMn、NiMn、MnPt、MnIr等の合金を用いることができ、強磁性層12、14及び閉磁路層17の材料としてはFe、Co、Ni或はこれらの合金を用いることができる。また、絶縁層13としてはMR比の点からAl膜が好ましいが、その他の酸化膜、窒化膜等の絶縁膜でもあっても、またSi膜、ダイヤモンド膜、ダイヤモンドライクカーボン(DLC)膜等の絶縁膜であっても構わない。
【0022】
金属層15の材料としてはRu、Cr、Cu等の金属或いはこれらの合金を用いることができる。金属層15の膜厚は強磁性層14と閉磁路層17が反強磁性結合する膜厚に設定する。この時、強磁性層14と閉磁路層17の磁化は閉ループ(閉磁路)を構成することから、端部に磁極が発生するのを回避することができる。
【0023】
強磁性層12、14及び閉磁路層17の膜厚は、10Å以上1000Å以下であることが好ましい。膜厚が薄すぎると熱エネルギーの影響で超常磁性化してしまうので、磁性層膜厚は10Å以上であることが好ましく、一方、膜厚が厚すぎると本発明の閉磁路構造では端部磁極の影響を回避できなくなるため、磁性層膜厚は1000Å以下であることが好ましい。また、各磁性層を多層膜で構成することも可能であり、この場合は合計の膜厚を10Å以上1000Å以下に設定すれば良い。
【0024】
また、前記絶縁層13の層厚は3Å以上30Å以下であることが好ましい。これは、絶縁層13の膜厚が3Å以下である場合、強磁性層12と強磁性層14が電気的にショートする可能性があり、絶縁層13の膜厚が30Å以上である場合、電子のトンネルが起きにくく、磁気抵抗比が小さくなってしまうからである。
【0025】
また、図1において金属層15、16は別個に分離されて設けられているが、連続した単一の金属層で形成しても本発明の目的を達成できることは明らかである。
【0026】
次に、図1のMTJ素子の斜視図を図2に示す。ここでは強磁性層14、金属層15、16及び閉磁路層17を示している。
【0027】
図2(a)において、強磁性層14と閉磁路層17の磁化は閉ループ(閉磁路)を構成している。この時、両端部で金属層15、16を介して接合している部分(図中斜線部)では、強磁性層14と閉磁路層17の磁化は反平行となっている。強磁性層14は矩形状の単純な形状で構成されていることから、強磁性層14の両端部の磁化は中央部と同じ方向を向く傾向がある。一方、閉磁路層17は屈曲部を有していることから、両端部の磁化はその形状の影響を受け、必ずしも中央部と同じ方向を向くとは限らなくなる。従って、閉ループ(閉磁路)を確実に構成するためには、閉磁路層17において両端部の磁化が中央部と同じ方向を向くように、両端部の形状を構成することが望ましい。
【0028】
そのためには、例えば図2(a)において、両端部の紙面内での長さ(図中a)が、紙面奥行き方向の長さ(図中b)よりも長くなるように構成すると良い。すなわち、閉磁路を構成している両端領域で金属層15、16を介して接合している部分では、磁化の平行方向の長さより磁化の直行方向長さの方が短く構成すると良いことになる。この時、形状異方性によって閉磁路層17の両端部の磁化は中央部と同じ方向を向くように構成することができる。
【0029】
また、図2(a)では、強磁性層14と強磁性層17の形成領域は同じ大きさに示したが、形状異方性は屈曲部を有する強磁性層17の形状が特に影響するため、強磁性層17の形成領域が強磁性体14の形成領域より小さい場合でも良く、図2(b)に示すようにa>bを満たしていれば良い。
【0030】
次に、本実施例のMTJ素子1をランダムアクセス可能な磁気メモリ2に用いた場合の概略図を図3に示す。
【0031】
トランジスタ21は読み出し時にMTJ素子1を選択する役割を有している。“0”、“1”の情報は図1に示すMTJ素子1の強磁性層14の磁化方向によって記録されており、強磁性層12の磁化方向は固定されている。そして、強磁性層12と強磁性層14の磁化が平行の時は抵抗値が低く、反平行の時は抵抗値が高くなるという磁気抵抗効果を利用して情報を読み出す。一方、書込みは、ビット線22とワード線23が形成する合成磁界によって強磁性層14及び閉磁路層17の磁化の向きを反転することで実現される。
【0032】
図4にビット線22とワード線23の配置の例を示す。なお、24はプレートラインである。図4に示すように、強磁性層14と閉磁路層17の中央離間部内にビット線22とワード線23を貫通させることにより、強磁性層14及び閉磁路層17の磁化の向きを反転するのに要する電流値が小さくなり、磁気メモリの消費電力を低減することができる。
【0033】
なお、ビット線及びワード線の配置としては、図4に制限されることはなく、ビット線とワード線を同一平面上に設けることも可能である。或いはまた、両方もしくはどちらか一方の配線をMTJ素子の外部近傍に設けることも可能であり、このようにすることにより、プロセスが簡単になる。
【0034】
また、図4においてはビット線22とワード線23はともに強磁性層14及び閉磁路層17から電気的に絶縁されているが、どちらか一方を強磁性層14及び閉磁路層17と電気的に接続し、抵抗変化を検出するための電極とすることも可能である。
【0035】
上述では、強磁性層12の磁化は反強磁性層11との交換結合により固定されているが、保持力の大きい強磁性材料を使用する等のその他の手段をとることも可能である。
【0036】
また、金属層を介して反強磁性結合する二つの強磁性層で強磁性層12を構成することにより、強磁性層12の端部に生じる磁極の影響を軽減できる。また、強磁性層12を例えば補償点近傍組成の希土類−遷移金属合金膜のようなフェリ磁性材料で構成しても同様に端部の磁極の影響を低減できる。
【0037】
また、上記とは逆の順序に各層を積層することも可能である。更にまた、上記では一方の強磁性のみに閉磁路構造を形成したが、両方の強磁性層に閉磁路構造を形成することも可能である。
【0038】
また、上述では、MTJ素子部分のみを示したが、実際の素子形成においては電流供給用の電極、基板、保護層及び密着層等が必要となることは明らかである。
【0039】
【発明の効果】
以上のように、本発明のMTJ素子は端部磁極の影響を低減できることから、パターンが微細化されても安定した磁化状態を保持することができる。従って、より高い集積度の磁気メモリを実現することができる。また、メモリ層となる強磁性層が閉磁路構造を取ることから、外部漏洩磁界に対して安定となる。更にまた、本発明のMTJ素子は磁気メモリの消費電力を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のMTJ素子の構成を示す図である。
【図2】本発明のMTJ素子の構成を示す斜視図である。
【図3】本発明のMTJ素子を用いた磁気メモリの構成を示す図である。
【図4】本発明のMTJ素子を用いた磁気メモリのワード線とビット線の配置を示す図である。
【図5】従来のMTJ素子の構成を示す図である。
【図6】磁気メモリに用いられる従来のMTJ素子の動作原理を示す図である。
【符号の説明】
1、3 MTJ素子
2 磁気メモリ
11、31 反強磁性層
12、14、32、34 強磁性層
13、33 絶縁層
15、16 金属層
17 閉磁路層
21 トランジスタ
22 ビット線
23 ワード線
24 プレートライン

Claims (6)

  1. 少なくとも第1磁性層、絶縁層、第2磁性層を順に積層した磁気トンネル接合素子であって、少なくとも前記第1又は第2磁性層の前記絶縁層積層側と異なる側に、金属層を介するとともに中央部を離間して第3磁性層を設け、第1及び第3磁性層又は第2及び第3磁性層により閉磁路を構成しており、前記金属層の膜厚は、前記閉磁路を構成している第1及び第3磁性層又は第2及び第3磁性層が反強磁性結合する膜厚に設定されていることを特徴とする磁気トンネル結合素子。
  2. 前記第1又は第2磁性層と第3磁性層との離間部に、少なくとも1つのリード線を設けたことを特徴とする請求項1記載の磁気トンネル接合素子。
  3. 前記第3磁性層が前記第1又は第2磁性層と前記金属層を介して接する領域は、前記中央部の両側であって、
    前記第3磁性層における、前記接する領域、前記中央部、前記接する領域がこの順に現れる方向を長手方向とすると共に、前記接する領域に含まれかつ前記長手方向に垂直な方向を幅方向とするとき、前記接する領域の長手方向の長さが、前記接する領域の幅方向の長さよりも長く形成されたことを特徴とする請求項1又は2記載の磁気トンネル接合素子。
  4. 少なくとも第1磁性層、絶縁層、第2磁性層を順に積層し、少なくとも前記第1又は第2磁性層の前記絶縁層積層側と異なる側に、金属層を介するとともに中央部を離間して第3磁性層を設け、第1及び第3磁性層又は第2及び第3磁性層により閉磁路を構成しており、前記金属層の膜厚は、前記閉磁路を構成している第1及び第3磁性層又は第2及び第3磁性層が反強磁性結合する膜厚に設定されている磁気トンネル結合素子を用いたことを特徴とする磁気メモリ。
  5. 前記第1又は第2磁性層と第3磁性層との離間部に、少なくとも1つのリード線を設けた磁気トンネル結合素子を用いたことを特徴とする請求項4記載の磁気メモリ。
  6. 前記第3磁性層が前記第1又は第2磁性層と前記金属層を介して接する領域は、前記中央部の両側であって、前記第3磁性層における、前記接する領域、前記中央部、前記接する領域がこの順に現れる方向を長手方向とすると共に、前記接する領域に含まれかつ前記長手方向に垂直な方向を幅方向とするとき、前記接する領域の長手方向の長さが、前記接する領域の幅方向の長さよりも長く形成された磁気トンネル接合素子を用いたことを特徴とする請求項4又は5記載の磁気メモリ。
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