JP3624650B2 - 液晶表示装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、液晶表示装置に係り、特にデータ線を駆動するデータ線駆動回路の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図22は、薄膜トランジスタ(TFT:Thin Film Transistor)駆動方式を採用した液晶表示装置の構成例を示す回路図である。
図22に示すように、この液晶表示装置1は、TFTスイッチマトリクス部2、ゲート線駆動回路3、データ線駆動回路4、タイミングコントロール回路5、ゲート回路6、およびデータ線コントロール回路7により構成されている。
【0003】
TFTスイッチマトリクス部2は、TFTスイッチ21がマトリクス状に配列されている。
各TFTスイッチ21は、TFT21a、液晶素子21bおよび対向電極21cにより構成されている。また、各TFT21aのドレインが画素電極に接続されている。
そして、同一行に配列されたTFTスイッチ21のTFT21aのゲート電極が同一のゲート線GL1〜GLMに接続され、同一列に配列されたTFTスイッチ21のTFT21aのソース電極が同一のデータ線DL1〜DLNに接続されている。
【0004】
ゲート線駆動回路3は、ゲート線GL1〜GLMに駆動電圧を順次に印加する。
【0005】
データ線駆動回路4は、n(たとえばn=6)個のサンプルホールド回路を有し、タイミングコントロール回路5のコントロール信号CTL51にて制御されるタイミングで、入力した映像信号VINを複数n本の出力に振り分けて全ての出力がそろったタイミングで一度にn本の信号D1〜D1nを出力する。
【0006】
図23は、データ線駆動回路4の構成例を示すブロック図である。
図23に示すように、データ線駆動回路4は、映像信号VINの入力端子TINに対して並列に接続されたn個のサンプルホールド回路41−1〜41−n、および各サンプルホールド回路41−1〜41−nの出力と出力端子TOUT1〜TOUTnとの間にそれぞれ接続されたドライブ回路42−1〜42−nにより構成されている。
【0007】
図23のデータ線駆動回路4においては、各サンプルホールド回路41−1〜41−nのサンプルタイムとホールドタイムの切り換え制御がタイミングコントロール回路5による制御信号CTL51に基づいて行われ、入力した映像信号VINが複数n本の出力に振り分けられて、全ての出力がそろったタイミングでドライブ回路42−1〜42−nを介して出力端子TOUT1〜TOUTnから一度にn本の信号D1〜D1nが出力される。
【0008】
データ線駆動回路4のn個の出力端子TOUT1〜TOUTnは、ゲート回路6を構成するTFT61−1〜61−N(N>n)を介してn本単位でN本のデータ線DL1〜DLNに並列に接続されている。
そして、ゲート回路6のTFT61−1〜61−Nのゲート電極は、n個単位でデータ線コントロール回路7のコントロール信号CTL71〜CTL7xの出力ラインに接続されており、TFT61−1〜61−Nはn個単位で順次に導通制御される。
【0009】
上述したように、データ線駆動回路4において、データ線DLを1本ずつ駆動せずに、n本単位で駆動する方式を採用しているのは、液晶表示装置の高精細化にともなって1ドットあたりの割り当て時間が短くなり、データ線についてしまう配線容量負荷(図22中CLで示している)をその時間内に充電(または放電)し、安定電圧を与えることが難しくなったためである。
すなわち、複数ドット(たとえばn個とする)の出力を一度に出せればn倍の時間が確保できるので安定電圧を与えやすくなることによる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述したデータ線DLを1本ずつ駆動せずに、n(たとえば6)本単位で駆動する方式を採用したデータ線駆動回路は、図24(a)に示すように、1個の集積回路(IC)で実現される。
そして、さらにパネルスピードを上げようとした場合、図24(b)に示すように、複数個のICを用いて構成される。
【0011】
現状では、サンプルホールド回路を1つのICに搭載するには、6個がせいぜいであることから、たとえばアナログ信号あるいはデジタル信号を1:12にデマルチプレクスするためには、サンプルホールド回路6個内蔵のデータ線駆動回路用ICを2個用いてシステムの構築が行われる。
【0012】
図25は、2個のデータ線駆動回路用ICを用いた液晶表示装置の構成例を示す回路図である。また、図26は、12個単位でデータ線駆動を行う図25の液晶表示装置を模式的に示す図である。
【0013】
この液晶表示装置1aでは、サンプルホールド回路n(たとえば6)個内蔵の2個のデータ線駆動回路4−1,4−2が並列に接続され、データ線駆動回路4−1,4−2の2n個の出力端子が、ゲート回路6を構成するTFT61−1〜61−N(N>n)を介して2n本(12本)単位でN本のデータ線DL1〜DLNに並列に接続されている。
そして、ゲート回路6のTFT61−1〜61−Nのゲート電極は、2n個単位でデータ線コントロール回路7aのコントロール信号CTL71〜CTL7xの出力ラインに接続されており、TFT61−1〜61−Nは2n個単位で順次に導通制御される。
【0014】
ところが、図26に示すような構成で、データ線駆動回路4−1,4−2を2個用いてデータ線を12本単位で駆動すると、図27に示すように、6ドット毎の縦縞が観測される。
この6ドット毎の縦縞は、図28に示すように、TFTマトリクス部2全体ととして見た場合には、図28に示すように、画面に縦縞の繰り返しパターンとして発生してしまう。この6ドット毎の縦縞は、人間の目で確実に認識されるものであり、結果的に、画質が悪いということになる。
【0015】
これは入力信号VINは均一信号であるが、データ線駆動回路を構成するサンプルホールドICの特性のバラツキ(DCオフセット=20mV程度)に起因している。
なお、同じIC内部のサンプルホールド回路の特性のバラツキは画質に大きな影響を及ぶ程ではない。
【0016】
また、上述した説明では、アナログ信号を例に説明したが、図29および図30に示すように、デジタル信号VINをデジタル・アナログ変換回路(DAC)8でアナログ信号に変換するシステムであっても、図31に示すように、6ドット毎の縦縞が発生する。
【0017】
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、サンプルホールドICの特性のバラツキに起因する画質の劣化を低減できる液晶表示装置を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、画素スイッチが接続されたN本のデータ線が並列に配置され、これらデータ線を入力映像信号に応じて複数本単位で駆動する液晶表示装置であって、入力した映像信号をn(n<N)本の出力に振り分けて所定のタイミングで第1から第nのn本の信号線に並列に出力する複数のデータ線駆動回路と、所定のタイミングで導通制御され、上記各データ線駆動回路の複数の出力信号線と、複数本のデータ線とを接続するためのゲート回路と、を有し、上記各データ線駆動回路の各信号線と1度に並列駆動する複数本のデータ線との接続は、各データ線駆動回路の第1の出力信号線が順番に上記ゲート回路を介して当該第1の出力信号線の数の上記データ線にそれぞれ接続され、各データ線駆動回路の第2の出力信号線が順番に上記ゲート回路を介して当該第2の出力信号線の数の上記データ線にそれぞれ接続され、同様の接続形態をもって、各データ線駆動回路の第nの出力信号線が順番に上記ゲート回路を介して当該第nの出力信号線の数の上記データ線にそれぞれ接続されるといった接続形態が1度に駆動する複数本のデータ線に対して繰返して行われ、上記ゲート回路を介して複数本単位で1度に並列駆動されるデータ線の数は、上記データ線駆動回路の数にnを乗じた数である
【0019】
また、本発明は、画素スイッチが接続されたN本のデータ線が並列に配置され、これらデータ線を入力映像信号に応じて複数本単位で駆動する液晶表示装置であって、入力したデジタル映像信号をアナログ映像信号に変換する少なくとも1つのデジタル・アナログ変換回路と、上記デジタル・アナログ変換回路によるアナログ映像信号をn(n<N)本の出力に振り分けて所定のタイミングで第1から第nのn本の信号線に並列に出力する複数のデータ線駆動回路と、所定のタイミングで導通制御され、上記各データ線駆動回路の複数の出力信号線と、複数本のデータ線とを接続するためのゲート回路と、を有し、上記各データ線駆動回路の各信号線と1度に並列駆動する複数本のデータ線との接続は、各データ線駆動回路の第1の出力信号線が順番に上記ゲート回路を介して当該第1の出力信号線の数の上記データ線にそれぞれ接続され、各データ線駆動回路の第2の出力信号線が順番に上記ゲート回路を介して当該第2の出力信号線の数の上記データ線にそれぞれ接続され、同様の接続形態をもって、各データ線駆動回路の第nの出力信号線が順番に上記ゲート回路を介して当該第nの出力信号線の数の上記データ線にそれぞれ接続されるといった接続形態が1度に駆動する複数本のデータ線に対して繰返して行われ、上記ゲート回路を介して複数本単位で1度に並列駆動されるデータ線の数は、上記データ線駆動回路の数にnを乗じた数である
また、本発明は、画素スイッチが接続されたN本のデータ線が並列に配置され、これらデータ線を入力映像信号に応じて複数本単位で駆動する液晶表示装置であって、入力したデジタル映像信号をアナログ映像信号に変換する少なくとも1つのデジタル・アナログ変換回路と、上記デジタル・アナログ変換回路によるアナログ映像信号をn(n<N)本の出力に振り分けて所定のタイミングで第1から第nのn本の信号線に並列に出力する4個のデータ線駆動回路と、所定のタイミングで導通制御され、上記各データ線駆動回路の複数の出力信号線と、複数本のデータ線とを接続するためのゲート回路と、を有し、上記4個のデータ線駆動回路の各信号線と1度に並列駆動する複数本のデータ線との接続は、各データ線駆動回路の4本の第1の出力信号線が順番に上記ゲート回路を介して当該第1の出力信号線の数の4本の上記データ線にそれぞれ接続され、各データ線駆動回路の第2の出力信号線が順番に上記ゲート回路を介して当該第2の出力信号線の数の次の4本の上記データ線にそれぞれ接続され、同様の接続形態をもって、各データ線駆動回路の4本の第nの出力信号線が順番に上記ゲート回路を介して当該第nの出力信号線の数の4本の上記データ線にそれぞれ接続されるといった接続形態が1度に駆動する複数本のデータ線に対して繰返して行われ、上記ゲート回路を介して複数本単位で1度に並列駆動されるデータ線の数は、上記データ線駆動回路の数4にnを乗じた数である
【0020】
また、本発明では、デジタル・アナログ変換回路を2個以上有し、各デジタル・アナログ変換回路の出力にそれぞれ少なくとも1つのデータ線駆動回路が接続されている。
【0021】
また、本発明では、各デジタル・アナログ変換回路の出力と各データ線駆動回路とを選択的に接続するスイッチ回路を有する。
【0022】
また、本発明では、上記スイッチ回路は、フレーム毎あるいは走査線およびフレームの両方で接続切り替えを行う。
【0023】
また、本発明では、上記データ線駆動回路は、入力映像信号をサンプリングしてサンプリングデータを一定期間保持するn個のサンプルホールド回路を有する。
【0026】
本発明によれば、入力映像信号は各データ線駆動回路に入力され、ここでn本の出力に振り分けられ、たとえばサンプルホールド回路においてサンプリングおよびホールドされて、所定のタイミングでn本の信号線に並列に出力され、データ線に伝搬される。
これにより、従来装置のように人間の目で観測される帯状の縦縞ではなく、人間の目では、中間色としてしか認識されない縞が観測される。
その結果、従来装置では人間の目で認識されていた縦縞が等価的になくなったことになる。
【0027】
【発明の実施の形態】
第1実施形態
図1は、本発明に係る液晶表示装置の第1の実施形態を示す回路図であって、従来例を示す図10と同一構成部分は同一符号をもって表している。
すなわち、図1に示すように、この液晶表示装置10は、TFTスイッチマトリクス部2、ゲート線駆動回路3、データ線駆動回路4−1,4−2、タイミングコントロール回路5A、ゲート回路6、およびデータ線コントロール回路7Aにより構成されている。
【0028】
TFTスイッチマトリクス部2は、TFTスイッチ21がマトリクス状に配列されている。
各TFTスイッチ21は、TFT21a、液晶素子21bおよび対向電極21cにより構成されている。また、各TFT21aのドレインが画素電極に接続されている。
そして、同一行に配列されたTFTスイッチ21のTFT21aのゲート電極が同一のゲート線GL1〜GLMに接続され、同一列に配列されたTFTスイッチ21のTFT21aのソース電極が同一のデータ線DL1〜DLNに接続されている。
【0029】
ゲート線駆動回路3は、ゲート線GL1〜GLMに駆動電圧を順次に印加する。
【0030】
データ線駆動回路4−1は、n(たとえばn=6)個のサンプルホールド回路を有し、タイミングコントロール回路5Aのコントロール信号CTL51にて制御されるタイミングで、入力した映像信号VINを6(n)本の出力に振り分けて全ての出力がそろったタイミングで一度に6つの信号を信号線D1〜D6に並列に出力する。
【0031】
データ線駆動回路4−2は、n(たとえばn=6)個のサンプルホールド回路を有し、タイミングコントロール回路5Aのコントロール信号CTL51にて制御されるタイミングで、入力した映像信号VINを6(n)本の出力に振り分けて全ての出力がそろったタイミングで一度に6つの信号を信号線D7〜D12に並列に出力する。
【0032】
なお、データ線駆動回路4−1,4−2は、それぞれ1個のICとして、たとえば図に示すように構成され、上述したようにそれぞれ6個のサンプルホールド回路を内蔵している。
【0033】
データ線駆動回路4−1,4−2の出力端子に接続されている信号線D1〜D6およびD7〜D12は、ゲート回路6を構成するTFT61−1〜61−N(N>n)を介して12(2n)本単位でN本のデータ線DL1〜DLNに並列に接続されている。
そして、ゲート回路6のTFT61−1〜61−Nのゲート電極は、12(2n)個単位でデータ線コントロール回路7Aのコントロール信号CTL71〜CTL7xの出力ラインに接続されており、TFT61−1〜61−Nは12個単位で順次に導通制御される。
【0034】
本実施形態においては、データ線駆動回路4−1の出力信号を伝搬する信号線D1〜D6と、データ線駆動回路4−2の出力信号を伝搬する信号線D7〜D12は12個を単位として順番に配列されているTFT61−1〜61−12に対して順番に接続されるのではなく、データ線駆動回路4−1の出力信号線とデータ線駆動回路4−2の出力信号線とが、図2に示すように、交互に接続されている。
【0035】
具体的には、データ線駆動回路4−1の出力信号線D1がTFT61−1を介してデータ線DL1に接続され、データ線駆動回路4−2の出力信号線D7がTFT61−2を介してデータ線DL2に接続されている。
以下同様に、データ線駆動回路4−1の出力信号線D2がTFT61−3を介してデータ線DL3に接続され、データ線駆動回路4−2の出力信号線D8がTFT61−4を介してデータ線DL4に接続され、データ線駆動回路4−1の出力信号線D3がTFT61−5を介してデータ線DL5に接続され、データ線駆動回路4−2の出力信号線D9がTFT61−6を介してデータ線DL6に接続され、データ線駆動回路4−1の出力信号線D4がTFT61−7を介してデータ線DL7に接続され、データ線駆動回路4−2の出力信号線D10がTFT61−8を介してデータ線DL8に接続され、データ線駆動回路4−1の出力信号線D5がTFT61−9を介してデータ線DL9に接続され、データ線駆動回路4−2の出力信号線D11がTFT61−10を介してデータ線DL10に接続され、データ線駆動回路4−1の出力信号線D6がTFT61−11を介してデータ線DL11に接続され、データ線駆動回路4−2の出力信号線D12がTFT61−12を介してデータ線DL12に接続されている。
【0036】
また、図1の液晶表示装置にあっては、液晶ディスプレイに直流的な電圧を印加し続けるとその寿命が縮むことから、映像信号VINを水平同期信号(H)ごとに基準電圧VSIG(たとえば7V)を中心に反転して、平均すると直流的な電圧が印加されないように構成される。
【0037】
次に、上記構成による動作を説明する。
まず、映像信号VINがデータ線駆動回路4−1,4−2に並列に入力される。
データ線駆動回路4−1においては、内蔵する6(n)個のサンプルホールド回路を通して、タイミングコントロール回路5Aのコントロール信号CTL51にて制御されるタイミングで、入力した映像信号VINが6(n)本の出力に振り分けられて、全ての出力がそろったタイミングで一度に6つの信号が信号線D1〜D6に並列に出力される。
これと並行して、データ線駆動回路4−においては、内蔵する6(n)個のサンプルホールド回路を通して、タイミングコントロール回路5Aのコントロール信号CTL51にて制御されるタイミングで、入力した映像信号VINが6(n)本の出力に振り分けられて全ての出力がそろったタイミングで一度に6つの信号が信号線D7〜D12に並列に出力する。
【0038】
データ線駆動回路4−1,4−2の出力端子に接続されている信号線D1〜D6およびD7〜D12に出力された12個の各信号は、データ線コントロール回路7Aのコントロール信号CTL71(〜CTL7x)で導通制御されるゲート回路6を構成するTFT61−1〜61−N(N>n)を介して12(2n)本単位でN本のデータ線DL1〜DLNに並列に伝搬される。
【0039】
具体的には、信号線D1に出力された信号がTFT61−1を介してデータ線DL1に、信号線D7に出力された信号がTFT61−2を介してデータ線DL2に、出力信号線D2に出力された信号がTFT61−3を介してデータ線DL3に、出力信号線D8に出力された信号がTFT61−4を介してデータ線DL4に、信号線D3に出力された信号がTFT61−5を介してデータ線DL5に、信号線D9に出力された信号がTFT61−6を介してデータ線DL6に、信号線D4に出力された信号がTFT61−7を介してデータ線DL7に、信号線D10に出力された信号がTFT61−8を介してデータ線DL8に、信号線D5に出力された信号がTFT61−9を介してデータ線DL9に、信号線D11に出力された信号がTFT61−10を介してデータ線DL10に、信号線D6に出力された信号がTFT61−11を介してデータ線DL11に、信号線D12に出力された信号がTFT61−12を介してデータ線DL12にそれぞれ伝搬される。
【0040】
また、ゲート線GL1〜GLMには、ゲート線駆動回路3により駆動電圧が順次に印加されることから、入力映像信号に応じた液晶素子21bに対する駆動制御が行われ、表示動作が行われる。
このときの、画面表示状態は、図3に示すように、従来装置のように6ドット毎ではなく各ドット毎の縦縞が観測される。
しかしこの場合、人間の目では、これが観測されず奇数ドットと偶数ドットとの両者の中間色としてしか認識されない。
すなわち、従来装置では人間の目で認識されていた6ドット毎の縦縞が等価的になくなったことになる。
【0041】
そして、ゲート回路6のTFT61−1〜61−Nは12個単位で順次に導通制御され、上述した動作が繰り返されて画面全体の表示が行われる。
このときの画面全体の表示状態を図4に示す。
このように、画面全体で、人間の目では中間色としてしか認識されない各ドット毎の縦縞が観測され、画面全体で従来装置では人間の目で認識されていた6ドット毎の縦縞が等価的になくなったことになる。
【0042】
以上のように、本第1の実施形態によれば、データ線駆動回路4−1の出力信号を伝搬する信号線D1〜D6と、データ線駆動回路4−2の出力信号を伝搬する信号線D7〜D12を12個を単位として順番に配列されているTFT61−1〜61−12(〜61−N)に対して順番に接続するのではなく、データ線駆動回路4−1の出力信号線D1〜D6とデータ線駆動回路4−2の出力信号線D7〜D12とを交互に接続したので、従来装置のように6ドット毎ではなく人間の目では中間色としてしか認識されないドット毎の縦縞として観測される。
その結果、従来装置では人間の目で認識されていた6ドット毎の縦縞が、いわゆる視覚の解像度によって等価的になくすことができる。
すなわち、視覚的に画面に縦縞の繰り返しパターンが発生しない、視覚的に解像度の高い液晶表示装置を実現できる利点がある。
【0043】
第2実施形態
図5は、本発明に係る液晶表示装置の第2の実施形態を示す回路図である。また、図6は、12個単位でデータ線駆動を行う図5の液晶表示装置を模式的に示す図である
本第2の実施形態と上述した第1の実施形態との異なる点は、第1の実施形態がアナログ映像信号用の装置であるのに対し、デジタル映像信号に対応した装置であることである。
【0044】
具体的には、データ線駆動回路4−1,4−2の入力側にデジタル・アナログ変換回路(DAC1)8を配置し、デジタル信号である入力映像信号VINをアナログ信号に変換した後に、各データ線駆動回路4−1,4−2に入力させている。
その他の構成は、図1の回路と同様である。
【0045】
本第2の実施形態においても、図7に示すように、従来装置のように6ドット毎ではなく人間の目では中間色としてしか認識されないドット毎の縦縞として観測される。
その結果、従来装置では人間の目で認識されていた6ドット毎の縦縞が、いわゆる視覚の解像度によって等価的になくすことができる。
【0046】
なお、図7においては、データ線駆動回路4−1をSHA、データ線駆動回路4−2をSHBと表記している。
【0047】
第3実施形態
図8は、本発明に係る液晶表示装置の第3の実施形態を説明するための図であって、12個単位でデータ線駆動を行う液晶表示装置を模式的に示す図で、図2および図6に対応する図である。
本第3の実施形態は、サンプルホールド回路のスピードが遅い場合に対応した構成となっている。
この場合、上述した第2の実施形態と異なる点は、データ線駆動回路4−1,4−2の入力側に2つのデジタル・アナログ変換回路(DAC1,DAC2)8−1,8−2を配置し、データ線駆動回路4−1,4−2を構成するサンプルホールド回路に入力される信号の周波数を半分にしていることにある。
その他の構成は、図1の回路と同様である。
【0048】
本第3の実施形態においても、図9に示すように、従来装置のように6ドット毎ではなく人間の目では中間色としてしか認識されないドット毎の縦縞として観測される。
その結果、従来装置では人間の目で認識されていた6ドット毎の縦縞を、いわゆる視覚の解像度によって等価的になくすことができる。
【0049】
第4実施形態
図10は、本発明に係る液晶表示装置の第4の実施形態を説明するための図であって、12個単位でデータ線駆動を行う液晶表示装置を模式的に示す図で、図2および図6に対応する図である。
本第4の実施形態は、サンプルホールド回路のスピードが遅い場合に対応した構成となっている。
この場合、上述した第3の実施形態と異なる点は、データ線駆動回路4−1,4−2の入力側と2つのデジタル・アナログ変換回路(DAC1,DAC2)8−1,8−2との間にスイッチ回路9−1,9−2を設けて、デジタル・アナログ変換回路(DAC1)8−1でアナログ信号に変換した信号をデータ線駆動回路4−1,4−2のいずれかに選択的に入力させるとともに、デジタル・アナログ変換回路(DAC2)8−2でアナログ信号に変換した信号をデータ線駆動回路4−1,4−2のいずれかに選択的に入力させるようにしたことにある。
その他の構成は、図1の回路と同様である。
【0050】
本第4の実施形態においては、2つのデジタル・アナログ変換回路(DAC1,DAC2)8−1,8−2の接続切り替えは、フレーム毎に切り替えを行う態様と、走査線とフレームの両方で接続切り替えを行う態様との2つの態様をとることが可能である。
これにより、2つのデジタル・アナログ変換回路(DAC1,DAC2)8−1,8−2の誤差を平均化することができ、1ドットの縞もキャンセルすることが可能となる。
【0051】
図11は、フレーム毎に切り替えを行った場合に、データ線駆動回路を2個用いてデータ線を12本単位で駆動した場合に観測されるドット毎の縦縞模様を示す図である。
また、図12は、走査線とフレームの両方で切り替えを行った場合に、2個のデータ線駆動回路を2個用いてデータ線を12本単位で駆動した場合に観測されるドット毎の縦縞模様を示す図である。
【0052】
図11および図12に示すように、従来装置のように6ドット毎ではなく人間の目では中間色としてしか認識されないドット毎の縦縞として観測される。
その結果、従来装置では人間の目で認識されていた6ドット毎の縦縞を、いわゆる視覚の解像度によって等価的になくすことができる。
なお、効果としては、走査線とフレームの両方で切り替えを行う場合の方が大きい。
【0053】
第5実施形態
図13は、本発明に係る液晶表示装置の第5の実施形態を説明するための図であって、24個単位でデータ線駆動を行う液晶表示装置を模式的に示す図で、図8および図10に対応する図である。なお、図13では図8および図10に対応してさらに簡略して図示している。
【0054】
本第5の実施形態は、第3の実施形態の場合に比べてサンプルホールド回路のスピードがさらに遅い場合に対応した構成となっている。
上述した第3の実施形態と異なる点は、4個のデータ線駆動回路4−1,4−2,4−3,4−4を用いてデータ線を24本単位で駆動するように構成し、デジタル・アナログ変換回路(DAC1)8−1によるアナログ信号をデータ線駆動回路4−1,4−2に入力させ、デジタル・アナログ変換回路(DAC2)8−2によるアナログ信号をデータ線駆動回路4−3,4−4に入力さるようにしたことにある。
【0055】
そして、本第5の実施形態では、データ線駆動回路4−1,4−2の出力信号線D1〜D12が12個を単位として順番に配列されているTFTに対して交互に接続され、データ線駆動回路4−3,4−4の出力信号線D13〜D24が12個を単位として順番に配列されているTFTに対して交互に接続されている。
【0056】
本第5の実施形態においても、図14に示すように、従来装置のように6ドット毎ではなく人間の目では中間色としてしか認識されないドット毎の縦縞として観測される。
その結果、従来装置では人間の目で認識されていた6ドット毎の縦縞を、いわゆる視覚の解像度によって等価的になくすことができる。
【0057】
なお、図14においては、データ線駆動回路4−1をSHA、データ線駆動回路4−2、データ線駆動回路4−3をSHC、データ線駆動回路4−4をSHDと表記している。
【0058】
第6実施形態
図15は、本発明に係る液晶表示装置の第6の実施形態を説明するための図であって、24個単位でデータ線駆動を行う液晶表示装置を模式的に示す図である。
【0059】
本第6の実施形態が第5の実施形態と異なる点は、デジタル・アナログ変換回路(DAC1)8−1によるアナログ信号をデータ線駆動回路4−1,4−3に入力させ、デジタル・アナログ変換回路(DAC2)8−2によるアナログ信号をデータ線駆動回路4−2,4−4に入力さるようにしたことにある。
【0060】
本第6の実施形態においても、図16に示すように、従来装置のように6ドット毎ではなく人間の目では中間色としてしか認識されないドット毎の縦縞として観測される。
その結果、従来装置では人間の目で認識されていた6ドット毎の縦縞を、いわゆる視覚の解像度によって等価的になくすことができる。
【0061】
第7実施形態
図17は、本発明に係る液晶表示装置の第7の実施形態を説明するための図であって、24個単位でデータ線駆動を行う液晶表示装置を模式的に示す図である。
【0062】
本第7の実施形態が第6の実施形態と異なる点は、データ線駆動回路4−1,4−2,4−3,4−4の出力信号線D1〜D24を24個を単位として順番に配列されているTFTに対して交互に接続したことある。
【0063】
本第7の実施形態においても、図18に示すように、従来装置のように6ドット毎ではなく人間の目では中間色としてしか認識されないドット毎の縦縞として観測される。
その結果、従来装置では人間の目で認識されていた6ドット毎の縦縞を、いわゆる視覚の解像度によって等価的になくすことができる。
【0064】
第8実施形態
図19は、本発明に係る液晶表示装置の第8の実施形態を説明するための図であって、24個単位でデータ線駆動を行う液晶表示装置を模式的に示す図である。
【0065】
本第8の実施形態が第7の実施形態と異なる点は、データ線駆動回路4−1,4−3、並びにデータ線駆動回路4−2,4−4の入力側と2つのデジタル・アナログ変換回路(DAC1,DAC2)8−1,8−2との間にスイッチ回路9−1,9−2を設けて、デジタル・アナログ変換回路(DAC1)8−1でアナログ信号に変換した信号をデータ線駆動回路4−1,4−3並びに4−2,4−4のいずれかに選択的に入力させるとともに、デジタル・アナログ変換回路(DAC2)8−2でアナログ信号に変換した信号をデータ線駆動回路4−1,4−3並びに4−2,4−4のいずれかに選択的に入力させるようにしたことにある。
【0066】
本第8の実施形態においては、上述した第4の実施形態と同様に、2つのデジタル・アナログ変換回路(DAC1,DAC2)8−1,8−2の接続切り替えは、フレーム毎に切り替えを行う態様と、走査線とフレームの両方で接続切り替えを行う態様との2つの態様をとることが可能である。
これにより、2つのデジタル・アナログ変換回路(DAC1,DAC2)8−1,8−2の誤差を平均化することができ、1ドットの縞もキャンセルすることが可能となる。
【0067】
図20は、フレーム毎に切り替えを行った場合に、データ線駆動回路を4個用いてデータ線を24本単位で駆動した場合に観測されるドット毎の縦縞模様を示す図である。
また、図121、走査線とフレームの両方で切り替えを行った場合に、データ線駆動回路を4個用いてデータ線を24本単位で駆動した場合に観測されるドット毎の縦縞模様を示す図である。
【0068】
図20および図21に示すように、従来装置のように6ドット毎ではなく人間の目では中間色としてしか認識されないドット毎の縦縞として観測される。
その結果、従来装置では人間の目で認識されていた6ドット毎の縦縞を、いわゆる視覚の解像度によって等価的になくすことができる。
なお、効果としては、走査線とフレームの両方で切り替えを行う場合の方が大きい。
【0069】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、従来装置では人間の目で認識されていた縦縞を、いわゆる視覚の解像度によって等価的になくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る液晶表示装置の第1の実施形態を示す回路図である。
【図2】12個単位でデータ線駆動を行う図1の液晶表示装置を模式的に示す図である。
【図3】図1の回路で、データ線駆動回路を2個用いてデータ線を12本単位で駆動した場合に観測されるドット毎の縦縞模様を示す図である。
【図4】図1の回路で、データ線駆動回路を2個用いてデータ線を12本単位で駆動した場合に画面全体で観測されるドット毎の縦縞模様を示す図である。
【図5】本発明に係る液晶表示装置の第2の実施形態を示す回路図である。
【図6】12個単位でデータ線駆動を行う図5の液晶表示装置を模式的に示す図である。
【図7】図6の回路で、データ線駆動回路を2個用いてデータ線を12本単位で駆動した場合に観測されるドット毎の縦縞模様を示す図である。
【図8】本発明に係る液晶表示装置の第3の実施形態を説明するための図であって、12個単位でデータ線駆動を行う液晶表示装置を模式的に示す図である。
【図9】図8の回路で、データ線駆動回路を2個用いてデータ線を12本単位で駆動した場合に観測されるドット毎の縦縞模様を示す図である。
【図10】本発明に係る液晶表示装置の第4の実施形態を説明するための図であって、12個単位でデータ線駆動を行う液晶表示装置を模式的に示す図である。
【図11】第4の実施形態において、フレーム毎に切り替えを行った場合に、データ線駆動回路を2個用いてデータ線を12本単位で駆動した場合に観測されるドット毎の縦縞模様を示す図である。
【図12】第4の実施形態において、走査線とフレームの両方で切り替えを行った場合に、データ線駆動回路を2個用いてデータ線を12本単位で駆動した場合に観測されるドット毎の縦縞模様を示す図である。
【図13】本発明に係る液晶表示装置の第5の実施形態を説明するための図であって、24個単位でデータ線駆動を行う液晶表示装置を模式的に示す図である。
【図14】第5の実施形態において、データ線駆動回路を4個用いてデータ線を24本単位で駆動した場合に観測されるドット毎の縦縞模様を示す図である。
【図15】本発明に係る液晶表示装置の第6の実施形態を説明するための図であって、24個単位でデータ線駆動を行う液晶表示装置を模式的に示す図である。
【図16】第6の実施形態において、データ線駆動回路を4個用いてデータ線を24本単位で駆動した場合に観測されるドット毎の縦縞模様を示す図である。
【図17】本発明に係る液晶表示装置の第7の実施形態を説明するための図であって、24個単位でデータ線駆動を行う液晶表示装置を模式的に示す図である。
【図18】第7の実施形態において、データ線駆動回路を4個用いてデータ線を24本単位で駆動した場合に観測されるドット毎の縦縞模様を示す図である。
【図19】本発明に係る液晶表示装置の第8の実施形態を説明するための図であって、24個単位でデータ線駆動を行う液晶表示装置を模式的に示す図である。
【図20】第8の実施形態において、フレーム毎に切り替えを行った場合に、データ線駆動回路を4個用いてデータ線を24本単位で駆動した場合に観測されるドット毎の縦縞模様を示す図である。
【図21】第8の実施形態において、走査線とフレームの両方で切り替えを行った場合に、データ線駆動回路を4個用いてデータ線を24本単位で駆動した場合に観測されるドット毎の縦縞模様を示す図である。
【図22】薄膜トランジスタ駆動方式を採用した液晶表示装置の構成例を示す回路図である。
【図23】データ線駆動回路の構成例を示すブロック図である。
【図24】データ線駆動回路を集積化した構成例を示す図である。
【図25】データ線駆動回路を2個用いてデータ線を12本単位で駆動する従来のアナログ信号に対応した液晶表示装置の構成例を示す回路図である。
【図26】12個単位でデータ線駆動を行う図25の液晶表示装置を模式的に示す図である。
【図27】図26の回路で、データ線駆動回路を2個用いてデータ線を12本単位で駆動した場合に観測される6ドット毎の縦縞模様を示す図である。
【図28】図25の回路で、データ線駆動回路を2個用いてデータ線を12本単位で駆動した場合に画面全体で観測されるドット毎の縦縞模様を示す図である。
【図29】データ線駆動回路を2個用いてデータ線を12本単位で駆動する従来のデジタル信号に対応した液晶表示装置の構成例を示す回路図である。
【図30】12個単位でデータ線駆動を行う図14の液晶表示装置を模式的に示す図である。
【図31】図30の回路で、データ線駆動回路を2個用いてデータ線を12本単位で駆動した場合に観測される6ドット毎の縦縞模様を示す図である。
【符号の説明】
10,10A…液晶表示装置、2…TFTスイッチマトリクス部、3…ゲート線駆動回路、4−1〜4−4…データ線駆動回路、5A…タイミングコントロール回路、6…ゲート回路、7A…データ線コントロール回路、8−1,8−2…デジタル・アナログ変換回路(DAC1,DAC2),9−1,9−2…スイッチ回路。

Claims (14)

  1. 画素スイッチが接続されたN本のデータ線が並列に配置され、これらデータ線を入力映像信号に応じて複数本単位で駆動する液晶表示装置であって、
    入力した映像信号をn(n<N)本の出力に振り分けて所定のタイミングで第1から第nのn本の信号線に並列に出力する複数のデータ線駆動回路と、
    所定のタイミングで導通制御され、上記各データ線駆動回路の複数の出力信号線と、複数本のデータ線とを接続するためのゲート回路と、を有し、
    上記各データ線駆動回路の各信号線と1度に並列駆動する複数本のデータ線との接続は、各データ線駆動回路の第1の出力信号線が順番に上記ゲート回路を介して当該第1の出力信号線の数の上記データ線にそれぞれ接続され、各データ線駆動回路の第2の出力信号線が順番に上記ゲート回路を介して当該第2の出力信号線の数の上記データ線にそれぞれ接続され、同様の接続形態をもって、各データ線駆動回路の第nの出力信号線が順番に上記ゲート回路を介して当該第nの出力信号線の数の上記データ線にそれぞれ接続されるといった接続形態が1度に駆動する複数本のデータ線に対して繰返して行われ、
    上記ゲート回路を介して複数本単位で1度に並列駆動されるデータ線の数は、上記データ線駆動回路の数にnを乗じた数である
    液晶表示装置。
  2. 上記データ線駆動回路は、入力映像信号をサンプリングしてサンプリングデータを一定期間保持するn個のサンプルホールド回路を有する
    請求項1記載の液晶表示装置。
  3. 画素スイッチが接続されたN本のデータ線が並列に配置され、これらデータ線を入力映像信号に応じて複数本単位で駆動する液晶表示装置であって、
    入力したデジタル映像信号をアナログ映像信号に変換する少なくとも1つのデジタル・アナログ変換回路と、
    上記デジタル・アナログ変換回路によるアナログ映像信号をn(n<N)本の出力に振り分けて所定のタイミングで第1から第nのn本の信号線に並列に出力する複数のデータ線駆動回路と、
    所定のタイミングで導通制御され、上記各データ線駆動回路の複数の出力信号線と、複数本のデータ線とを接続するためのゲート回路と、を有し、
    上記各データ線駆動回路の各信号線と1度に並列駆動する複数本のデータ線との接続は、各データ線駆動回路の第1の出力信号線が順番に上記ゲート回路を介して当該第1の出力信号線の数の上記データ線にそれぞれ接続され、各データ線駆動回路の第2の出力信号線が順番に上記ゲート回路を介して当該第2の出力信号線の数の上記データ線にそれぞれ接続され、同様の接続形態をもって、各データ線駆動回路の第nの出力信号線が順番に上記ゲート回路を介して当該第nの出力信号線の数の上記データ線にそれぞれ接続されるといった接続形態が1度に駆動する複数本のデータ線に対して繰返して行われ、
    上記ゲート回路を介して複数本単位で1度に並列駆動されるデータ線の数は、上記データ線駆動回路の数にnを乗じた数である
    液晶表示装置。
  4. 画素スイッチが接続されたN本のデータ線が並列に配置され、これらデータ線を入力映像信号に応じて複数本単位で駆動する液晶表示装置であって、
    入力したデジタル映像信号をアナログ映像信号に変換する少なくとも1つのデジタル・アナログ変換回路と、
    上記デジタル・アナログ変換回路によるアナログ映像信号をn(n<N)本の出力に振り分けて所定のタイミングで第1から第nのn本の信号線に並列に出力する4個のデータ線駆動回路と、
    所定のタイミングで導通制御され、上記各データ線駆動回路の複数の出力信号線と、複数本のデータ線とを接続するためのゲート回路と、を有し、
    上記4個のデータ線駆動回路の各信号線と1度に並列駆動する複数本のデータ線との接続は、各データ線駆動回路の4本の第1の出力信号線が順番に上記ゲート回路を介して当 該第1の出力信号線の数の4本の上記データ線にそれぞれ接続され、各データ線駆動回路の第2の出力信号線が順番に上記ゲート回路を介して当該第2の出力信号線の数の次の4本の上記データ線にそれぞれ接続され、同様の接続形態をもって、各データ線駆動回路の4本の第nの出力信号線が順番に上記ゲート回路を介して当該第nの出力信号線の数の4本の上記データ線にそれぞれ接続されるといった接続形態が1度に駆動する複数本のデータ線に対して繰返して行われ、
    上記ゲート回路を介して複数本単位で1度に並列駆動されるデータ線の数は、上記データ線駆動回路の数4にnを乗じた数である
    液晶表示装置。
  5. 上記データ線駆動回路は、入力映像信号をサンプリングしてサンプリングデータを一定期間保持するn個のサンプルホールド回路を有する
    請求項記載の液晶表示装置。
  6. 上記データ線駆動回路は、入力映像信号をサンプリングしてサンプリングデータを一定期間保持するn個のサンプルホールド回路を有する
    請求項記載の液晶表示装置。
  7. デジタル・アナログ変換回路を2個以上有し、各デジタル・アナログ変換回路の出力にそれぞれ少なくとも1つのデータ線駆動回路が接続されている
    請求項記載の液晶表示装置。
  8. デジタル・アナログ変換回路を2個以上有し、各デジタル・アナログ変換回路の出力にそれぞれ少なくとも1つのデータ線駆動回路が接続されている
    請求項記載の液晶表示装置。
  9. 各デジタル・アナログ変換回路の出力と各データ線駆動回路とを選択的に接続するスイッチ回路
    を有する請求項記載の液晶表示装置。
  10. 各デジタル・アナログ変換回路の出力と各データ線駆動回路とを選択的に接続するスイッチ回路
    を有する請求項8記載の液晶表示装置。
  11. 上記スイッチ回路は、フレーム毎に接続切り替えを行う
    請求項記載の液晶表示装置。
  12. 上記スイッチ回路は、フレーム毎に接続切り替えを行う
    請求項10記載の液晶表示装置。
  13. 上記スイッチ回路は、走査線およびフレームの両方で接続切り替えを行う
    請求項記載の液晶表示装置。
  14. 上記スイッチ回路は、走査線およびフレームの両方で接続切り替えを行う
    請求項10記載の液晶表示装置。
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