JP3623240B2 - グラフ表示装置 - Google Patents
グラフ表示装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3623240B2 JP3623240B2 JP18144592A JP18144592A JP3623240B2 JP 3623240 B2 JP3623240 B2 JP 3623240B2 JP 18144592 A JP18144592 A JP 18144592A JP 18144592 A JP18144592 A JP 18144592A JP 3623240 B2 JP3623240 B2 JP 3623240B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- display
- graph
- unit
- trend
- display device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Landscapes
- Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
- Digital Computer Display Output (AREA)
- Alarm Systems (AREA)
- Indicating Measured Values (AREA)
Description
【産業上の利用分野】
本発明は、火力発電プラント等のプロセスデータをトレンドクラフとして表示するグラフ表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
火力発電プラント等においては、効率的なプラント運転を行うために、プロセスデータをトレンドグラフとしてCRT表示装置に表示して監視を行う。このようなプラント状態を監視する場合、プロセス状態量の時間的変化を把握できるグラフ形式の画面表示が行われ、代表的なものとしてトレンドグラフがある。トレンドグラフとは、発電プラント等において、例えば発電量等の時事刻々と変化するプロセス状態量の時間的変化をCRT表示装置に曲線表示するものである。ところで、かかるトレンドグラフを表示する場合、例えば温度や回転数等の同一種類のプロセス状態量のトレンドグラフを複数個表示することがあり、温度と回転数が同じ動きをするトレンドグラフが重なり合って表示され、両者の識別がしにくくなり、プラント監視に支障を来す恐れがあった。
【0003】
このような重なり合いの識別が困難な場合には、着目しているグラフのみを表示し、監視を行うために必要なトレンドグラフを消去したり、また、消去したグラフを復帰させる場合、対話のためのメニューの中の登録表示画面においてファンクションキーを操作し、設定項目の登録、または削除を行い、表示画面を切り替える操作を繰り返し行うことにより、グラフの消去や復帰を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、登録表示画面より設定項目の登録または削除を行い、表示画面を切り替える操作を行うと、その操作に時間と労力を要し、緊急時の対応に支障を来し、有効なプラント監視に影響を与える恐れがあった。
【0005】
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、表示画面を切り替えることなく同一画面上において不要なトレンドグラフを消去したり、復帰させることができ、短時間で多くのトレンドグラフが監視でき、有効なプラント監視が行えるグラフ表示装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するために本発明は、複数のトレンドグラフを選択できるエリアを表示するとともに、複数のプロセスデータをトレンドグラフとして表示する表示手段と、前記複数トレンドグラフを選択できるエリアのいずれかの部分を指示する指示手段と、前記指示手段によりトレンドグラフを選択できるエリアの指示が行われると、このエリアに対応するトレンドグラフが表示中であれば消去し、消去されたグラフであれば復帰させる手段と、を具備するグラフ表示装置である。
【0007】
【作用】
本発明では、指示手段によりトレンドグラフを選択できるエリアの指示が行われると、表示画面を切り替えることなく、このエリアに対応するトレンドグラフが消去または復帰される。
【0008】
【実施例】
以下、図面に基づいて本発明の実施例を詳細に説明する。
【0009】
図1は、本発明の一実施例に係るグラフ表示装置の構成を示すブロック図である。同図において、1はプラントを示し、データ収集部2は、プラント1からのプロセスデータを収集する。記憶部3は、データ収集部2によって収集されたプロセスデータの画面に表示できる量と余分量を保存する。入力部9は、必要な情報を入力するキーボードである。表示項目登録部7は、入力部9の入力情報に基づき、表示に必要なプロセスデータの入力点や、表示レンジ等の登録を行う。表示データ編集部4は、記憶部3から必要なプロセスデータを読み出し、表示項目登録部7から登録された項目に従い、グラフ表示に必要な表示データを作成する。表示制御部5は、表示データをCRT表示装置6に表示できるように変換して出力する。CRT表示装置6は、表示制御装置5から表示できるように変換されたデータを表示する。表示部8は、入力部9からグラフ表示要求を行うものである。タッチスクリーン装置10は、CRT表示装置6の画面上の任意の位置を指示入力するものである。
【0010】
図2は、このタッチスクリーン装置10を示すものである。このタッチスクリーン装置10は、CRT表示装置6の表示画面の直前に設置され、図2に示すように、縦横に赤外線が放射されている。指でこのタッチスクリーン装置10をタッチすると、図3に示すように、赤外線がよぎることを検知する。座標変換部11は、赤外線がよぎられるポイントを図4に示すように、CRT表示装置6上の画面の位置を示すX−Y座標に変換し、表示出力選択処理部12に送る。
【0011】
表示出力選択処理部12は、座標変換部11から送られる座標と対照表15を照合して、対照表15の中に登録されている消去および復帰のエリアと、指定した座標が一致していた場合、オペレータの指令情報を判断して、グラフの消去または復帰判断を行う。表示部8は、入力部9からグラフ表示要求を行うものである。
【0012】
次に、本実施例の動作について説明する。プラント1が起動すると、予めオペレータが入力部9より表示に必要な入力点や、表示レンジ等を表示項目登録部7に登録する。データ収集部2は、表示項目登録部7から登録された項目に沿って、プラント1よりプロセスデータを収集する。このようにして収集されたプロセスデータは、記憶部3に画面表示できる量と余分量だけ、保存される。
【0013】
トレンドグラフを表示する場合には、表示部8からグラフ表示要求を行うことにより、表示データ編集部4が登録項目に沿って、記憶部3からプロセスデータを読み出し、表示するための表示データを作成する。作成された表示データは、表示制御部5を介してCRT表示装置6にトレンドグラフ表示画面として表示される。
【0014】
図5は、このトレンドグラフ表示画面を示すものである。この表示画面には4本のトレンドグラフ(1)、(2)、(3)、(4)が表示されており、(1)、(2)、(3)の番号の3本のトレンドグラフが重なり合って識別しにくい表示となっている。
【0015】
このため、(2)の番号のトレンドグラフを消去する場合の処理を次に説明する。 図6は、この時の処理を示すフローチャートである。オペレータは、タッチスクリーン装置10上で(2)のトレンドグラフを選択できるタッチエリアA内のいずれかの部分を指でタッチして指示を行う(ステップ601)。このような指示がなされると座標変換部11は、指示されたポイントに対するCRT表示装置6上の表示画面の位置を示す座標に変換し、表示出力選択処理部12に伝える(ステップ602)。
【0016】
表示出力選択処理部12は、座標変換部11から送られる座標と対照表15を照合して(ステップ603)、対照表15の中に登録されている消去および復帰エリアと、送られてくる座標が一致している場合、その応答を表示制御部5を介してCRT表示装置6に伝える(ステップ604)。この結果、CRT表示装置6では、(2)のトレンドグラフが消去されたかたちで表示される。
【0017】
次に、(2)のトレンドグラフを復帰させる場合には、タッチスクリーン装置10上のAの部分を指でタッチすることにより、座標変換部11は、指示された場所に対するCRT表示画面の位置を示す座標に変換し、表示出力選択処理部12に伝える。表示出力選択処理部12は、送られてくる座標と対照表15を照合して、対照表15の中に登録されている消去および復帰のエリアと、指定した座標が一致していた場合、その応答を表示制御部5を介してCRT表示装置6に伝える。この結果、CRT表示装置6上では、(2)のグラフが復帰した状態で表示される。以後、同様の操作を繰り返すことにより、任意のトレンドグラフの消去または復帰を簡単に行うことができる。
【0018】
このように本実施例によれば、表示されているトレンドグラフに対してタッチスクリーン装置10から指示を行うことにより、表示画面を切り替えることなく、同一表示画面上においてトレンドグラフの消去や復帰を行うことにより、従来のように表示画面の切り替え項目の登録や削除を行う必要がなく、入力操作を軽減することができ、さらに短時間に多くのトレンドグラフの監視ができ、緊急時の対応が容易となり、や有効なプラント監視を行うことができる。
【0019】
図7は、本発明の他の実施例を示したものである。本実施例では、タッチスクリーン装置10の代わりに、CRT表示装置6の表示画面の任意の場所を指示するものとして、ライトペン13またはマウス14を用いたものである。
【0020】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように本発明によれば、表示画面を切り替えることなく同一画面上において不要なトレンドグラフを消去したり、復帰させることができ、短時間で多くのトレンドグラフが監視でき、有効なプラント監視が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係るグラフ表示装置の構成を示すブロック図
【図2】タッチスクリーン装置10を示す図
【図3】タッチスクリーン装置10の入力を示す図
【図4】タッチスクリーン装置10の入力を示す図
【図5】CRT表示装置6上に表示されたトレンドグラフを示す図
【図6】第1の実施例の主要な動作を示すフローチャート
【図7】第2の実施例に係るグラフ表示装置の構成を示すブロック図
【符号の説明】
1………プラント
2………データ収集部
3………記憶部
4………表示データ編集部
5………表示制御部
6………CRT表示装置
7………表示項目登録部
8………表示部
9………入力部
10………タッチスクリーン装置
11………座標変換部
12………表示出力選択処理部
13………ライトペン
14………マウス
15………対照表
Claims (1)
- 複数のトレンドグラフを選択できるエリアを表示するとともに、複数のプロセスデータをトレンドグラフとして表示する表示手段と、前記複数のトレンドグラフを選択できるエリアのいずれかの部分を指示する指示手段と、前記指示手段によりトレンドグラフを選択できるエリアの指示が行われると、このエリアに対応するトレンドグラフが表示中であれば消去し、消去されたグラフであれば復帰させる手段と、を具備するグラフ表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18144592A JP3623240B2 (ja) | 1992-07-09 | 1992-07-09 | グラフ表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18144592A JP3623240B2 (ja) | 1992-07-09 | 1992-07-09 | グラフ表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0626889A JPH0626889A (ja) | 1994-02-04 |
JP3623240B2 true JP3623240B2 (ja) | 2005-02-23 |
Family
ID=16100898
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18144592A Expired - Lifetime JP3623240B2 (ja) | 1992-07-09 | 1992-07-09 | グラフ表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3623240B2 (ja) |
-
1992
- 1992-07-09 JP JP18144592A patent/JP3623240B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0626889A (ja) | 1994-02-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0192927A2 (en) | Method of editing graphic objects in an interactive draw graphic system using implicit editing actions | |
KR101468917B1 (ko) | 전자의무기록 시스템 기반 데이터 표시 방법 및 장치 | |
JPH1195971A (ja) | ユーザインタフェースシステム | |
JPH01142818A (ja) | 画面制御システム | |
JP3623240B2 (ja) | グラフ表示装置 | |
JPH0769778B2 (ja) | アイコンメニュ−・パレット化処理方式 | |
JPH0527744A (ja) | 表示画面の表示処理方式 | |
JP3284272B2 (ja) | データ入力方法および装置・データ入力プログラム記録媒体 | |
JP2677595B2 (ja) | プラント監視システム | |
JPH06295236A (ja) | エンジニアリング装置 | |
JPH0922330A (ja) | タッチパネルの入力方法 | |
JP2738851B2 (ja) | 複数カーソルによる入力データ処理表示方法 | |
JP2786737B2 (ja) | プロセス表示装置 | |
JPH03144719A (ja) | 情報処理装置及び情報処理方法 | |
JPH0425906A (ja) | 画面指示操作式制御装置 | |
JPH0399312A (ja) | 情報処理装置 | |
JP2887808B2 (ja) | 編集処理装置 | |
JPH03170022A (ja) | プラントデータ表示装置 | |
JPH0721067A (ja) | 多重アンドゥ方法 | |
JPH0470925A (ja) | ヘルプメッセージ表示方式 | |
JPH05313648A (ja) | グラフ表示装置 | |
JP3020637B2 (ja) | プロセス表示装置 | |
JPH05189187A (ja) | マルチウィンドウ表示方式 | |
JPH056230B2 (ja) | ||
JP2899837B2 (ja) | プラント監視装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20010904 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20041025 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20041124 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071203 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081203 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091203 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091203 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101203 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111203 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121203 Year of fee payment: 8 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121203 Year of fee payment: 8 |