JP3622133B2 - 火災感知器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は防爆構造の火災感知器に係り、さらに詳しくはサーミスタのような熱感知素子の熱による電気的特性の変化を利用して火災の発生を感知する防爆構造の火災感知器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図10は従来のこの種の感知器の断面図、図11は素子ユニットの断面図で、特開平5−210791号公報記載の図面と数字符号が示されている。
図10において、11は素子ユニット、12は嵌合金具、12aと12dは嵌合金具12の水平部と垂直部、13は外カバー、14はモールド本体、15は回路収納部、16は回路基板、17は蓋部材、、24はOリング、25は保護カバーである。また、図11において、1は測温素子、11は前記と同じ素子ユニット、20はリードフレーム、21はユニット本体、22はリード線、23は樹脂コーティング材である。
【0003】
上述のような従来の感知器の製作には、図11に示された素子ユニット11と所定の形に折り曲げられた嵌合金具12が予め準備されている。準備された素子ユニット11と一対の嵌合金具12が、モールド本体14を樹脂成形する金型にセットされる。この状態でインサート成形を行って、素子ユニット11と嵌合金具12を埋め込んだモールド本体14が作られる。作られたモールド本体14の回路収納部15に、回路部品の実装済みの回路基板16が配置される。配置された回路基板16の所定の位置に、素子ユニット11のリードフレーム20と嵌合金具12の垂直部12dを挿入して回路パターンに半田付けする。
【0004】
次に、回路収納部15の隙間にOリング24を入れて蓋部材17を被せ、図示されていない4本のビスで外カバー13を固定してモールド本体14が外カバー13に組み付けられる。4本のビスで結合された外カバー13とモールド本体14とからなる感知器本体は、嵌合金具12の水平部12aを図示しない感知器ベースの嵌合金具12に嵌着して天井面等に取り付けられる。そして、素子ユニット11内のサーミスタ等の測温素子1が火災発生時の温度を電気的に検出して、火災が感知されるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
図10と図11に示された従来の火災感知器は上記のように、サーミスタ等の測温素子1を備えた素子ユニット11と嵌合金具12が感知器本体(外カバー13とモールド本体14)と一体成型されて1部品として準備されているため、感知器本体に対する測温素子1と嵌合金具12の組み付け作業が不要となり、組立の自動化を実現することができる。さらに、上記のように構成したので、回路収納部15の機密性をより一層高めることもでき、感知器の耐久性と信頼性を大幅に向上できるという説明が付け加えられている。
【0006】
しかしながら、上記の従来装置では組み立て作業の前に、先ず中央に鍔を設けた樹脂の両端に2本のリードフレーム20を突出させてユニット本体21をインサート成型する。次に、リードフレーム20にリード線22を接続して接着剤等への型への流し込みによって、測温素子1の全体をコーティング材23で覆って素子ユニット11の全体が成型される。成型された素子ユニット11と水平部12aや垂直部12d等を設けた一対の嵌合金具12とを別の成型用の金型にセットしてから、2度目のモールド加工のインサート成型によりモールド本体14を成型して組立工程に移るようになっている。
【0007】
従来の感知器の感熱部を構成する素子ユニット11は、図11に示すようにリードフレーム20をインサート成型したユニット本体21とリード線22を含めて全体をコーティング材23で覆った測温素子1とを結合して作られている。したがって、感熱部が大形になるばかりか、当然製作工数も増加することになる。また、ユニット本体21のモールド加工が重複して行われているので、成型用の型の製作やモールド作業も付加されて工数が一層増加し、場合によっては2度目のモールド加工で最初のモールドが変形する恐れもあった。
【0008】
また、測温素子1の全体がコーティング材23で覆われているので、火災時の熱の応答性が低下することにもなる。特に、コーティング材23で覆われただけの測温素子1を樹脂で成型された感知器本体の外部に突出させて裏側から樹脂製の蓋部材17で回路収納部を密封閉鎖しただけの従来の感知器では、このままでは容器内の点火源による侵入ガスの爆発圧力に耐え、且つ爆発火炎に基づく周囲の爆発性ガスへの点火を防止させるような防爆構造の感知器に適用することは到底不可能であるという致命的な問題点があった。
【0009】
本発明は、上述のような従来の感知器の問題点を解消するためになされたもので、簡単な構成で製作を容易にすると共に、小形で防爆規定に適合した防爆構造の火災感知器を実現することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る防爆構造の火災感知器は、感熱部を外側の取付面に有し、その取付面の裏面に円形の凹欠部が形成された容器カバーと、一端面に凹欠部に嵌入された環状壁を有する仕切部材と、有蓋円筒形からなり、その側壁に外部配線を導入するネジ孔が設けられ、かつ有蓋円筒形の開口部に仕切部材が嵌入された容器ベースとを備え、容器カバー及び容器ベースの軸方向で対向する接合面を形成すると共に、仕切部材の外周面及び容器ベースの開口部の内周面により接合面を形成し、さらに、仕切部材の環状壁の外周面及び容器カバーの凹欠部の内周面により接合面を形成したものである。
また、容器カバーの容器ベースとの接合面の延長上に仕切部材との接合面を設けると共に、容器カバーにおける仕切部材と容器ベースとの接合部にパッキンを設けたものである。
【0011】
回りを充填材で充填された熱感知素子を封入した保護管は中空ボルトの貫通孔に挿入されてから、先端部を突出させてろう付けや半田付けによって中空ボルトに固着される。熱感知素子等を組み付けた感熱部は、中空ボルトをネジ孔に螺入して容器カバーの中心部に立設される。立設された感熱部の熱感知素子のリード線は、容器カバーの内面に固定されたプリント基板の挿通孔から引き出されて半田付けされる。心線の半田付け接続で、熱感知素子がプリント基板上に実装された感知器回路に接続される。
【0012】
引き続いて、内部配線が接続されて、仕切板が容器カバーの内面に固定されて回路収納室にプリント基板が収納される。一方、容器ベースは建造物内の天井に取り付けられて、外部配線が導入され接地線も接続される。仕切板を組み付けた容器カバーの外周に切欠部で形成された溝内に、Oリングをやや引き延ばしながら嵌め合わせる。そして、仕切板の外周を容器ベースの開口部に嵌入してから、六角レンチでボルトを締め付けて容器カバーを容器ベースに固定する。このようにして、感熱部を感知方向に向けて熱感知器が天井に設置されて、その後の火災の監視が開始される。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を、図面を用いて説明する。
実施形態1
図1は本発明の実施形態1の火災感知器の断面図、図2は実施形態1の火災感知器の側面図、図3は実施形態1の火災感知器の底面図、図4は実施形態1の端子台の上面図、図5は実施形態1の火災感知器の組立底面図である。
図1〜5において、1は天井面、2は天井面1に取り付けられた火災感知器である。3は火災感知器2の容器カバー、4は中空円板状の仕切板、5は薄い有蓋円筒形の容器ベースである。容器カバー3と容器ベース5により、火災感知器2の容器10が構成されている。
【0014】
容器カバー3と仕切板4および容器ベース5には金属材が用いられ、例えばアルミニウムをダイカスト成型して製作される。成型後、工作機械等の加工工程を経て、接合面の粗さ等が仕上げられてそれぞれ複数本のネジで結合されている。容器カバー3において、31は容器カバー3の底面側に突出した保護枠、32は保護枠31の裏面に形成された円形の凹欠部、33は容器カバー3の中心部を貫通するネジ孔である。保護枠31は図示のように、突出端を環状部34で連結した6本の傾斜柱35で擂り鉢型に形成されている。36は確認灯の表示窓、37は外周の耳部に設けられた連結孔である。
仕切板4において、41は仕切板4の中心部を貫通する取付孔、42は上面の取付台、43は底面側に突出して円周方向の接合面を有する環状壁、44は外周面、45は外周面44の周縁部に一巡して形成されたL形の切欠部、46は切欠部45に介装されたOリングである。
【0015】
容器ベース5において、51は容器ベース5の底面側の円形の開口部、52は左右のネジ孔、53と54は内部と外部に設けられた接地ネジ、55は4箇所の耳部に設けられたボルト孔、57は小さい耳部の連結孔である。また、58はネジ孔52に設けられるケーブルグランド、59は外部配線である。4箇所のボルト孔55には図示されていないボルトが挿入されて、容器ベース5が天井面1等に固定される。左右のネジ孔52には電線管ねじ結合式等のケーブルグランド58によりシーリングが施されて、渡り配線や電源線59が容器ベース5に導入される。また、連結孔57はボルト孔55より小さい径で形成され、前記容器カバー3の連結孔37に対応する位置に設けられている。また、ネジ孔52は左右共に図3の状態で上側にも設けられ、直線状または垂直状に配管することが可能となっており、使用しないネジ孔52は当然封鎖される。
【0016】
6は感熱部である。感熱部6の構造が、図6と図7に拡大して示されている。60はサーミスタからなる熱感知素子、61は2本のリード線、62はステンレスのような強度を有する金属の保護管、63は充填材である。また、64は軸心に貫通孔65を設けた感熱部6の取付用の中空ボルト、66はパッキン、67はろう付け部である。熱感知素子60は保護管62の内部の先端部に接触して封入され、封入空間に充填材63が充填されている。また、68は感熱部6の留め金具、69は留め金具68を錠締めする止めネジである。
【0017】
熱感知素子60を封入した保護管62は貫通孔65に基部が挿入されて、先端部を突出させてろう付け部67で半田等のろう付けにより中空ボルト64に固着される。このようにして組み付けられた感熱部6は、中空ボルト64をネジ孔33に螺入して図7のように容器カバー3の中心部に立設される。そして、中空ボルト64を容器カバー3の中心のネジ孔33に螺合して立設された感熱部6は、保護枠31に包囲されて機械的に保護されるようになっている。
8はプリント基板で、図8の斜視図のように、81は中心付近に貫設された挿通孔、82はリード線61毎の接続点、83は内部配線、84は樹脂で作られた六角スペーサ、85は樹脂ネジである。六角スペーサ84は脚部にネジを設け、頭部に樹脂ネジ85が螺入されるネジ孔が設けられている。
【0018】
9は仕切板4にネジ21によって取り付けられた端子台である。90は断面T字型の絶縁台、91は4本の導電柱、92は端子ネジ、93は端子ネジ92等を電気的に隔離する絶縁壁である。絶縁台90には導電柱91がインサートされて、ジアリル樹脂等で成型されている。端子台9を取り付けた仕切板4は外周面44と環状壁43を容器ベース5の開口部51と容器カバー3の凹欠部32の内周面にそれぞれ接合させて、ネジ22により容器カバー3の内側に固定される。そして、仕切板4は容器カバー3と容器ベース5との仕切り機能を果たし、プリント基板8を収納する回路収納室R1と外部導線端子を収納する端子収納室R2とを上下2室にそれぞれ独立させて分離する。また、ネジ95は、内部配線83を室R1側から導電柱91に接続している。
【0019】
このようにして、火災感知器2は全閉構造の金属の容器10で構成されて、内部の爆発圧力に耐える得る強度を持つ。そして、中空ボルト64の三角ねじの螺合部や仕切板4の嵌め合い部等の相互的な接合面のスキWやスキの奥行きLが、両収容室R1,R2の内容積に対して全て爆発等級に応じた防爆規定に適合するような構造に構成されている。21は端子台9を仕切板4に固定するネジ、22は仕切板4を容器カバー3に固定するネジ、23は容器カバー3を容器ベース5に固定するボルトで、ボルト23には六角レンチが嵌合される六角穴付ボルトが用いられている。
【0020】
上述のような構成の本発明の火災感知器の組立要領の一例を示せば、次の通りである。組立要領の一部の説明に、図7も併用する。
予め、端子台9を仕切板4にネジ21で固定し、幾分余裕を持たせた内部配線83でプリント基板8と端子台9を接続しておく。また、保護管62の内部に熱感知素子60を封入して充填材53が充填されて、図5に示されたようなリード線61を導出した感熱部6が組み付けられているものとする。
【0021】
先ず最初に、2つの六角スペーサ84の脚部のネジを、容器カバー3の凹欠部32に設けられたネジ孔に螺合して取り付ける。次に、上述した組付け済みの感熱部6のリード線61を容器カバー3のネジ孔33に通してから、パッキン66を嵌めた中空ボルト64をネジ孔33に螺合する。螺合により背面側の凹欠部32に露出した中空ボルト64の先端のネジ部に留め金具68を螺合してから、止めネジ69で回り止めをする。こうして取付面に突出した細い感熱部6が容器カバー3の中心部に気密的に立設されて、周辺部を保護枠31に囲まれて外力等から保護される。
【0022】
引き続いて、容器カバー3の凹欠部32に引き出された熱感知素子60のリード線61をプリント基板8の挿通孔81に挿通してから、プリント基板8を六角スペーサ84上に載置して2本の樹脂ネジ85を用いてプリント基板8を固定する。固定されたプリント基板8の接続点82に、リード線61の心線を半田付けする。リード線61の心線の半田付け接続で、熱感知素子60がプリント基板8上に実装された感知器回路に接続される。その後、容器ベース5の両側のケーブルグランド58から引き込まれた外部配線59を端子台9の4個の端子ネジ92に接続して、仕切板4をネジ22で容器カバー3に固定する。
【0023】
また、図示されていない接地用の導線を、容器ベース5の内部と外部の接地ネジ53,54に接続する。さらに、容器カバー3に取り付けられた仕切板4の外周に切欠部45で形成された溝内に、Oリング46をやや引き延ばしながら嵌め合わせる。そして、仕切板4の外周44を容器ベース5の開口部51に嵌入して六角レンチをボルト23の頭の六角孔に合わせて締め付けて、容器カバー3を容器ベース5に固定して回路収納室R1と端子収納室R2内にそれぞれプリント基板8と端子台9を収納した火災感知器2が組み立てられる。
【0024】
この種の耐圧防爆構造を定める防爆規定によれば、容器の接合部のスキWとスキの奥行きLは内容積の大きさに応じて強化されるような傾向になっている。したがって、容器の内容積が小さくなるほどスキの奥行きLは狭く構成することができ、全体として小型化することができる。本発明の実施形態1では前記のように、仕切板4により上下に内容積の小さい2つの室R1とR2に分割した。このため、図9に示すように、室R1とR2の接合面のスキWとスキの奥行きLを、区間L11+L12+L13とL21+L22で許容誤差の緩和された値を選択して防爆構造を構成することができる。
【0025】
そして、区間L13では環状壁43の軸方向の接合面でスキWとスキの奥行きLが形成されているので、水平方向の接合面を少なくでき結果的に容器10の外径を小型に構成することができる。さらに、区間L11で容器カバー3と容器ベース5を接合し、この区間L11の容器カバー3の接合面を延長した区間L12で仕切板4に接合させると共に、区間L11,L12の接合面上の区間L22の接合面との交点付近にパッキン66を設けるように構成した。この結果、容器カバー3における仕切板4と容器ベース5との接合面が兼用できて容器10が小形になるばかりか、単一のパッキン66で2つの接合面を密閉構造にして雨水等の侵入を防止する構造が構成できる。
【0026】
而して、組み立てられた火災感知器2は、感熱部6の熱感知素子60を床面の熱感知方向に向けて天井面1等に取り付けられる。容器カバー3と容器ベース5で構成する火災感知器2の容器10は、前述のように全ての接合面のスキWとスキの奥行きLが内容積に応じた防爆規定に適合して作られている。したがって、たとえこの火災感知器2が化学工場にような爆発性の雰囲気内に設置されていても、内部に侵入したガスの爆発で容器10が破壊したり、内部の爆発で発生した火炎が接合面のスキを通過できずに消失されることになる。
【0027】
一方、天井面1等に設置された火災感知器2は、監視領域内の火災の発生を常時監視する。万一、監視領域内で火災が発生すると、火災感知器2の感熱部6の熱感知素子60が金属の保護管62を通して火災の熱を速やかに感知する。熱感知素子60の感知信号は、リード線61を介してプリント基板8上に実装された感知器回路に出力される。そして、感熱部6からの入力信号は感知器回路で処理されて、火災信号が容器ベース5から導出された渡り配線を通して火災受信機等に送られて必要な防火・防災処理が成される。同時に、確認灯が点灯して表示窓36を照射し、監視領域における発報場所が確認される。
【0028】
なお、上述の本発明の実施形態ではサーミスタの熱感知素子を利用した熱感知器の場合を例示して説明したが、その他の熱感知素子の場合にも本発明を適用することができる。また、仕切板により2室に分割したが、要するに仕切部材で複数に分割する構成であればよい。
【0029】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、感熱部を外側の取付面に有し、その取付面の裏面に円形の凹欠部が形成された容器カバーと、一端面に凹欠部に嵌入された環状壁を有する仕切部材と、有蓋円筒形からなり、その側壁に外部配線を導入するネジ孔が設けられ、かつ有蓋円筒形の開口部に仕切部材が嵌入された容器ベースとを備え、容器カバー及び容器ベースの軸方向で対向する接合面を形成すると共に、仕切部材の外周面及び容器ベースの開口部の内周面により接合面を形成し、仕切部材の環状壁の外周面及び容器カバーの凹欠部の内周面により接合面を形成したので、防爆構造の火災感知器の外径を小さくすることができる。また、仕切部材の嵌入により、上下に内容積の小さい二つの室に分割したので、許容誤差が緩和され、このため、防爆構造の火災感知器の製作が容易になるという効果がある。
【0030】
また、容器カバーの容器ベースとの接合面の延長上に仕切部材との接合面を設けると共に、容器カバーにおける仕切部材と容器ベースとの接合部にパッキンを設けたので、単一のパッキンで二つの接合面が密閉構造となり、雨水等の侵入を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1の火災感知器の断面図である。
【図2】実施形態1の火災感知器の側面図である。
【図3】実施形態1の火災感知器の底面図である。
【図4】実施形態1の端子台の上面図である。
【図5】実施形態1の火災感知器の組立底面図である。
【図6】実施形態1の感熱部の構成を示す断面図である。
【図7】実施形態1の感熱部付近の構成を示す分解斜視図である。
【図8】実施形態1の動作を示す斜視図である。
【図9】実施形態1の別の動作を示す1部の断面図である。
【図10】従来の感知器の断面図である。
【図11】従来の感知器の素子ユニットの断面図である。
【符号の説明】
1 天井面
2 火災感知器
3 容器カバー
4 仕切板(仕切部材)
5 容器ベース
6 感熱部
8 プリント基板
9 端子台
10 容器
21 ネジ
22 ネジ
23 ボルト
32 凹欠部
34 環状部
37 連結孔
41 取付孔
42 取付台
43 環状壁
44 外周面
45 切欠部
46 Oリング
51 開口部
52 ネジ孔
53 接地ネジ
54 接地ネジ
55 ボルト孔
58 ケーブルグランド
59 外部配線
60 熱感知素子
61 リード線
62 保護管
64 中空ボルト
67 ろう付け部
68 留め金具
69 止めネジ
83 内部配線
90 絶縁台
91 導電柱
92 端子ネジ
93 絶縁壁
R1 回路収納室(回路収納部)
R2 端子収納室(端子収納部)
W スキ
L スキの奥行き
L11〜L13 区間
L21〜L22 区間
Claims (2)
- 感熱部を外側の取付面に有し、その取付面の裏面に円形の凹欠部が形成された容器カバーと、
一端面に前記凹欠部に嵌入された環状壁を有する仕切部材と、
有蓋円筒形からなり、その側壁に外部配線を導入するネジ孔が設けられ、かつ有蓋円筒形の開口部に前記仕切部材が嵌入された容器ベースとを備え、
前記容器カバー及び容器ベースの軸方向で対向する接合面を形成すると共に、前記仕切部材の外周面及び前記容器ベースの開口部の内周面により接合面を形成し、さらに、前記仕切部材の環状壁の外周面及び前記容器カバーの凹欠部の内周面により接合面を形成したことを特徴とする防爆構造の火災感知器。 - 前記容器カバーの容器ベースとの接合面の延長上に前記仕切部材との接合面を設けると共に、容器カバーにおける仕切部材と容器ベースとの接合部にパッキンを設けたことを特徴とする請求項1記載の防爆構造の火災感知器。
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