JP3621748B2 - 割出し装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
この発明は、歯車等のワークの加工時に、前記ワークを回転させて所定角度位置で停止させ位置決めする割出し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、歯車形成時において歯車の歯を形成したり形成された歯を研磨等する際には、前記歯車を回転させて所定角度位置で停止させ、正確な割出しを行う必要がある。
図3は歯車研削盤等の工作機械のテーブル上に載置され、並列配置された二個のワークを同時割出し可能にする割出し装置の概略を示すもので、(イ)はその平面図、(ロ)は一部を破断した側面図、図4は割出し装置の背面図である。
【0003】
図示しない工作機械のテーブル上に固定される割出し装置1′のベース2′上には、箱状の本体4′がボルト3c′,3d′で固定され、この本体4′の内部を挿通するとともに軸受19,19により回転自在に設けられた主軸6a,6bは、先端部でベース2′にボルト3a′,3b′で取り付けられた支持体5′により支持されている。主軸6a,6bの先端には、歯車等のワークWを取り付けるための治具7a,7bが挿入可能な穴が形成され、この穴内に挿入された治具7a,7bは、主軸6a,6b内を挿通するドローバ21の後方(図面左方向)への移動により、把持部18が把持されて引っ張られることにより主軸6a,6bに保持される。なお、前記したドローバ21は、図示しないばねにより常時後方側に付勢されているが、符号A,Bは前記ばねの付勢力に抗してドローバ21を前進させる駆動源で、主軸6a,6bの後方に設けられている。
また、符号20a,20bは、ワークWの加工時に治具7a,7bの先端を支持する前記工作機械のテールストッカである。
【0004】
主軸6a,6bの後端には、主軸6a,6bを回転させるための従動歯車8a,8bが取り付けられている。また、本体4′の上面には側面視して逆U字形の取付部15a′を有する取付部材15′が取り付けられている。そして、この取付部材15′の取付部15a′にワークWの正確な割出し回転を行う駆動体としてのサーボモータSが取り付けられ、取付部15a′を挿通するサーボモータSの回転軸の先端に駆動歯車9が取り付けられている。二つの従動歯車8a,8bはこの駆動歯車9に噛合している。
上記した主軸6a,6b,ドローバ21,21(他方のものは図に表れない),従動歯車8a,8b,駆動源A,B,駆動歯車9,サーボモータS等により、同時に二つのワークWの回転割り出しを行うことができるようになっている。
【0005】
ところで、上記した割出し装置1′においては以下のような問題がある。
すなわち、主軸6a,6bの主軸間距離Lは固定的なものであるため、主軸6a,6bに装着するワークWの外径等の寸法が制限され、ある程度以上の大きさのワークWを加工等しようとする場合には、ワークW同士や加工工具との干渉を避けるために、主軸間距離Lが大きい割出し装置1′に交換しなければならない。しかしながら、割出し装置1′は重量物であるため交換のための時間がかかるうえ、作業に危険性がともなって作業者の作業負担が過大なものであった。また、割出し装置1′の交換作業は、通常は工作機械等の設備の稼働を停止させて行うため、設備可動率が低下する要因になるという問題がある。
さらに、駆動歯車9や従動歯車8a,8bの歯が磨耗して、各歯車8a,8b,9の噛み合い部に過大なバックラッシュが生じると、ワークWの正確な割出しができなくなるという問題がある。そのため、割出し装置1′を定期的に点検等して従動歯車8a,8bと駆動歯車9との間に過大なバックラッシュが生じていないか否かを点検しなければならず、さらに、過大なバックラッシュが生じている場合には、従動歯車8a,8bまたは駆動歯車9を交換する等しなければならず、作業も面倒であるうえコスト高になるという問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は上記の問題点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、加工しようとするワークの種類が変わっても割出し装置を交換する必要がなく、寸法の異なる多種のワークに広汎に適用することができるとともに、駆動歯車や従動歯車の磨耗等により生じる過大なバックラッシュを簡単に修正することのできる割出し装置を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するために本発明の割出し装置は、工作機械等のテーブル上に固定されるベースと、このベース上に並設された2つの本体と、前記各本体を挿通して平行に設けられ、前記本体に回転自在に支持された主軸と、前記各本体を前記ベース上面に沿って前記主軸と直交する方向にスライド可能にするスライド手段と、前記ベースの上面に沿ってスライドさせた前記各本体を前記主軸の先端に装着するワークに応じた適宜の位置で位置決め固定する固定手段と、前記各主軸内に進退移動自在に設けられ、ワークを引っ張ることにより前記ワークを前記各主軸の先端に装着するドローバと、前記各主軸の後端側に設けられ、前記ドローバの各々を進退移動させて前記ワークの引っ張りを解除する駆動源と、前記各主軸の後端部に設けられた従動歯車と、前記従動歯車の各々と噛合する駆動歯車と、この駆動歯車を所定回転角度回転させる駆動体と、この駆動体および前記駆動歯車を移動させて、前記駆動歯車と前記従動歯車とが確実に噛み合う位置に前記駆動体および前記駆動歯車を位置調整可能にする位置調整手段とからなることを特徴とする。
【0008】
また、上記の割出し装置において、前記スライド手段は、ベースの上面に形成されたT溝と、このT溝の各々に嵌入された移動自在な駒と、この駒と前記各本体とを連結するボルトとからなり、前記ボルトを締め付け前記各本体を前記駒に締結することにより前記固定手段を構成するようにしてもよい。
さらに、位置調整手段は、一方の前記本体に設けられた固定ブロックと、前記主軸に直交する平面内で移動自在に設けられた取付部材と、適宜の位置で前記取付部材を前記固定ブロックに固定するボルトとから構成し、前記取付部材に前記駆動体および前記駆動歯車を取り付ける構成としてもよい。
【0009】
【作用】
本発明の割出し装置は上記のように構成されているので、以下のように作用する。
異なる種類のワーク、例えば径寸法の大きい歯車を加工しようとする場合には、固定手段によるベースへの本体の固定を解除し、スライド手段により本体のいずれか一方または双方を離間する方向にスライドさせる。
主軸間距離が前記歯車の研磨に適当な間隔になったら、固定手段により各本体をベースに固定する。本体の位置合わせにより主軸と主軸間距離が大きくなり、これに従って従動歯車間の距離も変更されるので、位置調整手段により駆動歯車の上下位置および左右位置を調整して両従動歯車に駆動歯車を噛み合わせて固定する。
従動歯車または駆動歯車が磨耗等して噛み合い部に過大なバックラッシュが生じたときには、前記位置調整手段により駆動歯車の位置調整を行ってバックラッシュを修正するようにすればよい。
【0010】
また、スライド手段を、ベースの上面に形成されたT溝と、このT溝の各々に嵌入された移動自在な駒と、この駒と前記各本体とを連結するボルトとから構成したものは、ボルトを緩めればベースに対する本体の固定を解除することができ、また、ボルトおよび駒とともに本体をT溝に沿って平行に移動させることができるようになる。
【0011】
【実施例】
本発明の一実施例を図面に従って説明する。
図1は本発明の一実施例にかかり、(イ)は割出し装置の平面図、(ロ)は一部を破断した側面図、図2は位置調整手段の作用を説明する割出し装置の背面図にかかり、(イ)は本体をスライドさせる前のもの、(ロ)は本体をスライドさせた後のものである。なお、この実施例において図3または図4で示した従来例と同一部材,同一部位には同一の符号を付して、詳しい説明は省略する。
【0012】
工作機械のテーブル等に固定されるベース2上には、主軸6aまたは主軸6bをそれぞれ回転自在に支持する2つの本体4a,4bが載置されている。また、各本体4a,4bの前方側(図1において紙面右側)には主軸6a,6bの先端部をそれぞれ回転自在に支持する支持部材5a,5bが設けられている。
また、本体4a,4bおよび支持部材5a,5bはそれぞれ、スライド手段により主軸6a,6bと直交する方向にベース2上をスライドさせることができるようになっていて、かつ、固定手段によりベース2上の適宜の位置で位置決め固定できるようになっている。以下、スライド手段および固定手段の構成を説明する。
【0013】
ベース2の上面には、主軸6a,6bと直交する方向に平行に4本のT溝2a,2b,2c,2dが形成されていて、このT溝2a,2b,2c,2dの各底部には、T溝2a,2b,2c,2dの長手方向に沿って移動自在な駒3がそれぞれ嵌入されている。この駒3は、T溝2a,2b,2c,2dの溝底部の幅と略同一の幅寸法を有するように形成されていて、T溝2a,2b,2c,2dに直交する方向から力を受けたときには、T溝2a,2b,2c,2dと係合して抜け出ないようになっている。
【0014】
また、各駒3の上面には図示しない螺子穴が形成されていて、本体4a,4b,支持部材5a,5bのフランジ部を挿通するボルト3a,3b,3c,3dが各駒3の前記螺子穴に螺入できるようになっている。すなわち、ボルト3a,3b,3c,3dの先端を駒3の螺子穴に螺入して締め付けると、駒3がT溝に強固に係合して本体4a,4b,支持部材5a,5bがベース2に固定される。また、ボルト3a,3b,3c,3dを緩めると、各本体4a,4bはT溝2a,2b,2c,2dに沿って平行にスライドすることができる。
従って、この実施例では、T溝2a,2b,2c,2d,駒3およびボルト3a,3b,3c,3dでスライド手段が構成され、駒3とボルト3a,3b,3c,3dとで固定手段が構成される。
【0015】
一方の本体4aの上面には固定ブロック11が取り付けられ、この固定ブロック11に駆動体としてのサーボモータSや駆動歯車9,位置調整手段10等が設けられている。
固定ブロック11には、垂直上下方向にT溝12が形成され、このT溝12の溝底部に移動自在な駒13が嵌入されている。この駒13は、前記した駒3と同様、T溝12に直交する方向から力を受けたときにはT溝12と係合して、T溝12から抜け出ないようになっている。
なお、T溝12は固定ブロック11の後側面(図面左側面)に開口するようになっていて、ボルト14bがこの開口部から駒13の一面に形成された図示しない螺子穴に螺入されるようになっている。
【0016】
固定ブロック11の後面には、サーボモータSや駆動歯車9等を取り付ける取付部材15が、2本のボルト14a,14bにより取り付けられている。この取付部材15は、左右方向(図3において左右方向)に延びるレバー15bと、このレバー15bから駆動歯車9を跨いで逆L字形に延設された取付部15aとからなっていて、レバー15bの長手方向に沿って形成された長孔16を挿通してボルト14a,14bが固定ブロック11に螺入されている。
サーボモータSは取付部材15の後側に取り付けられ、取付部15aを挿通するサーボモータSの回転軸の先端に駆動歯車9が取り付けられている。
【0017】
取付部材15は、一方のボルト14aを軸として上下に揺動できるようになっている。一方のボルト14aを軸として取付部材15を揺動(揺動の方向を図2中矢印Yで示す)させると、他方のボルト14bは駒13とともにT溝12に沿って上下に移動するとともに、長孔16内を摺動する。
取付部材15を揺動させて駆動歯車9を確実に従動歯車8a,8bに噛み合わせた後は、ボルト14a,14bを締め付けて取付部材15を固定ブロック11に固定すればよい。
なお、図示はしないが、割出し装置1は割出し回転後に主軸6a,6bが回転しないように規制するブレーキ装置を有していて、加工中にワークWが所定角度位置から位置ずれしないようにしている。
【0018】
次に、上記構成の本発明の割出し装置の作用を説明する。
ワークWを装着した治具7a,7bを主軸6a,6bの先端の穴に挿入し、駆動源A,Bを駆動させると、図示しないばねの付勢力により主軸6a,6b内のドローバ21,21が後退して治具7a,7bの把持部18,18(図3参照)を把持し、治具7a,7bを後方に引っ張って主軸6a,6bの先端にワークWを装着する。
【0019】
工作機械は、テールストッカ20a,20bを割出し装置1側に移動させて治具7a,7bの先端を支持し、ワークWの加工の際における治具7a,7bの撓みを防止する。次いで、サーボモータSが駆動してワークWを回転させて所定角度位置で停止させ、この状態を保持する。この後、所定の切削加工等が行われる。一つの面の加工が終了すると、サーボモータSが駆動してワークWを回転させ、所定角度位置で停止させる。このようにして順次ワークWの各面の加工が行われる。
主軸6a,6bに装着したワークWの加工が終了すると、テールストッカ20a,20bが退避するとともに駆動源A,Bが駆動して治具7a,7bの把持を解除し、主軸6a,6bの先端からワークWを取り外し可能にする。以下、上記の手順を繰り返して加工が行われる。
【0020】
幅寸法の大きいワークWを加工する場合には、主軸6a,6bに装着されるワークWやワークWを加工するための加工工具が干渉しないようにするために、主軸6a,6bの主軸間距離Lを大きくする必要がある。そのためには、本体4a,4bのうちのいずれか一方、または両方をベース2に沿ってスライドさせればよい。
まず、ボルト3c,3dを全て緩めて他方の本体4bおよび支持部材5bの固定を解除する。この状態で、他方の本体4bおよび支持部材5bを同時に手前側(図1(イ)において紙面手前側,図2において矢印X方向側)に引いてスライドさせ、一方の本体4a,支持部材5aから遠ざける。このようにして図2に示すように主軸間距離L1 を主軸間距離L2 (L2 >L1 )に変更することができるようになる。
主軸間距離Lが次に加工しようとするワークWに応じた適宜なものになったら、ボルト3a〜3dを締め付けて本体4bおよび支持部材5bをベース2に固定する。なお、スライドさせるのは他方の本体4aおよび支持部材5aとしてもよいし、本体4a,4bおよび支持部材5a,5bの全てをスライドさせるようにしてもよい。
【0021】
次に、位置調整手段10のボルト14a,14bを緩めて駆動歯車9を移動自在にし、駆動歯車9を従動歯車8a,8bの双方に確実に噛合させる。この状態でボルト14a,14bを締め付ければ、駆動歯車9および従動歯車8a,8bの噛み合い部のバックラッシュを適当なものにすることができる。
また、駆動歯車9または従動歯車8a,8bが磨耗してバックラッシュが過大なものになったときには、同様の手順により駆動歯車9と従動歯車8a,8bの噛み合い位置を調整することにより、バックラッシュを適当なものにすることができる。
【0022】
本発明の好適な実施例を説明してきたが、本発明は上記の実施例に限られるものではない。
例えば、スライド手段はベース2にT溝2a〜2dを設け、このT溝2a〜2dに沿って本体4a,4bや支持部材5a,5bをスライドできるようにしたが、ベース2側に平行に凸部を設け、本体4a,4bや支持部材5a,5bの底部にこの凸部と嵌合できる凹部を設けて、両者の嵌合により平行にスライドできるようにしてもよい。また、固定手段も上記のボルト3a〜3dに限らず、例えば磁力により本体4a,4bや支持部材5a,5bを吸着固定できるようにしてもよい。
【0023】
【発明の効果】
本発明は上記のように構成されているので、以下のような効果を奏する。
寸法の異なる多種のワークに広汎に適用することができるので、加工しようとするワークの寸法が変わっても一つの割出し装置で対応することができ、交換する必要がなくなって作業者の作業負担の軽減や設備稼働率の向上を図ることができるようになる。
また、駆動歯車を位置調整可能にすることにより、簡単な修正作業で従動歯車との適切な噛み合い状態を維持することができるので、従動歯車と駆動歯車との間の過大なバックラッシュを防止することができ、コストの低減とワークの高品質を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかり、(イ)は割出し装置の平面図、(ロ)は一部を破断した側面図である。
【図2】位置調整手段の作用を説明する割出し装置の背面図で、(イ)は本体をスライドさせる前の図、(ロ)は本体をスライドさせて適宜の主軸間距離に変更したものを示す図である。
【図3】従来例の割出し装置にかかり、(イ)はその平面図、(ロ)は一部を破断した側面図である。
【図4】従来の割出し装置の背面図である。
【符号の説明】
1,1′ 割出し装置
2,2′ ベース
2a〜2d T溝
3 駒
3a〜3d ボルト
4a,4b 本体
5a,5b 支持部材
6a,6b 主軸
7a,7b 治具
8a,8b 従動歯車
9 駆動歯車
10 位置調整手段
11 固定ブロック
12 T溝
13 駒
14a,14b ボルト
15 取付部材
15a 取付部
15b レバー
16 長孔
20a,20b テールストッカ
21 ドローバ
A,B 駆動源
S サーボモータ(駆動体)
W ワーク
L,L1 ,L2 主軸間距離
Claims (3)
- 工作機械等のテーブル上に固定されるベース(2)と、
このベース上に並設された2つの本体(4a,4b)と、
前記各本体(4a,4b)を挿通して平行に設けられ、前記本体に回転自在に支持された主軸(6a,6b)と、
前記各本体(4a,4b)を前記ベース(2)上面に沿って前記主軸(6a,6b)と直交する方向にスライド可能にするスライド手段と、
前記ベース(2)の上面に沿ってスライドさせた前記各本体(4a,4b)を前記主軸(6a,6b)の先端に装着するワークに応じた適宜の位置で位置決め固定する固定手段と、
前記各主軸内に進退移動自在に設けられ、ワークを引っ張ることにより前記ワークを前記各主軸の先端に装着するドローバ(21)と、
前記各主軸(6a,6b)の後端側に設けられ、前記ドローバの各々を進退移動させて前記ワークの引っ張りを解除する駆動源(A,B)と、
前記各主軸の後端部に設けられた従動歯車(8a,8b)と、
前記従動歯車の各々と噛合する駆動歯車(9)と、
この駆動歯車を所定回転角度回転させる駆動体(S)と、
この駆動体および前記駆動歯車を移動させて、前記駆動歯車と前記従動歯車とが確実に噛み合う位置に前記駆動体および前記駆動歯車を位置調整可能にする位置調整手段(10)と、
からなることを特徴とする割出し装置。 - 請求項1に記載の割出し装置において、前記スライド手段は、ベース(2)の上面に形成されたT溝(2a〜2d)と、このT溝(2a〜2d)の各々に嵌入された移動自在な駒(3)と、この駒(3)と前記各本体(4a,4b)とを連結するボルト(3a〜3d)とからなり、前記ボルト(3a〜3d)を締め付け前記各本体(4a,4b)を前記駒(3)に締結することにより前記固定手段を構成するようにしたことを特徴とする割出し装置。
- 請求項1または請求項2に記載の割出し装置において、前記位置調整手段は、一方の前記本体(4b)に設けられた固定ブロック(11)と、前記主軸(6a,6b)に直交する平面内で移動自在に設けられた取付部材(15)と、適宜の位置で前記取付部材(15)を前記固定ブロック(11)に固定するボルト(14a,14b)とからなり、前記駆動体(S)および前記駆動歯車(9)は前記取付部材に取り付けられたことを特徴とする割出し装置。
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