JP3621142B2 - 船舶用減速逆転機の油圧制御機構 - Google Patents

船舶用減速逆転機の油圧制御機構 Download PDF

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【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、前進多段変速式とした船舶用減速逆転機の中立時に出力軸の回転を停止する為の、油圧機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、エンジンのトルクを負荷の変化に対し有効に伝える為、前進減速比を多段に変速できるように構成した船舶用減速逆転機も公知となっており、この油圧制御機構について図4より説明する。
図4は、前進二段・後進一段切換式の減速逆転機の油圧回路図である。作動油ポンプOPより、上流油路R1を前進・後進・中立の3段に切換可能な切換弁SV’に接続し、該切換弁SV’を介して前進用油路R2、後進用油路R3を延設し、該後進用油路R3は直接的に後進用油圧クラッチRCに配管しており、該前進用油路R2は、更に前進1速・前進2速の2段に切換可能な前進変速用切換弁FSVを介して前進1速用油路R2a、前進2速用油路R2bに分岐し、各々前進1速用油圧クラッチFC1、前進2速用油圧クラッチFC2に配管されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
そして、図4に示す如き、前進多段切換式とした従来の減速逆転機において問題となるのは、クラッチ中立時に関わらず、スクリューが微速にて前進駆動してしまうことである。各油圧クラッチには、図4図示の如く、潤滑油路R4より潤滑油が、焼付防止のために常時供給されているので、切換弁SVを中立にして、作動油供給を絶っても、各油圧クラッチは、ひきずりトルクが発生する状態となっている。
【0004】
もしも、前進用と後進用の油圧クラッチが各々一個(或いは同数)配設されていれば、潤滑油を得ての前進用油圧クラッチによるひきずり力と後進用油圧クラッチによるひきずり力とが相殺し、出力軸OPSは、完全に停止する。
しかし、前進用の油圧クラッチが二つあることから、前進用の油圧クラッチに対しての潤滑油が、後進用に対しての潤滑油の二倍供給されることとなり、従って、出力軸OPSに僅かに前進側につれまわってしまう。この事態が発生すると、船舶を停止して網やロープ等を水中に降ろした場合に、これらが絡みつくおそれがあるという不具合がある。
【0005】
従来は、中立時に出力軸OPSを完全停止するために、ディスクブレーキを設けており、ブレーキ作動油の油路として、上流油路R1よりブレーキ油路R6を分岐させている。該ブレーキ油路R6には、切換弁SV’が中立時に作動油が流入する構成となっており、また、ブレーキバルブBVを介設して、ブレーキ圧を調圧可能としている。
このようなディスクブレーキを装着するのはコストが高くなり、また、中立時に出力軸OPSが回転してしまうかどうかに関わらずブレーキパッドを使用するので、ブレーキパッドの摩耗も早く、メンテナンス作業の頻度も高くなる。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、以上のような課題を解決するために、次のような手段を用いるものである。
請求項1においては、複数個の前進用油圧クラッチFCと一個の後進用油圧クラッチRCを有する船舶用減速逆転機の油圧制御機構において、前進、後進、中立を切換える切換弁SV’に、中立時に開弁するポートを設け、該切換弁SV’の上流油路R1より副後進用油路R3’を分岐させ、前記副後進用油路R3’は、副作動油調圧弁V2’と、中立時に開弁するポートを介して後進用油路R3に接続され、前記上流油路R1における該副後進用油路R3’よりも前行程においてパイロット油路R5を分岐し、該パイロット油路R5はガバナバルブGVを介して、該副作動油調圧弁V2’にパイロット圧を送るように構成し、該副作動油調圧弁V2’は通常は閉弁状態で、パイロット圧がかかると開弁する構成とし、該パイロット圧油は出力軸OPSが前進駆動している時に、前記ガバナバルブGVが開弁し、副作動油調圧弁V2’にバイロット圧が供給され開弁し、後進用油圧クラッチRCに対して、出力軸OPSを停止するだけの作動油が供給されるように構成したものである。
【0007】
請求項2においては、請求項1記載の船舶用減速逆転機の油圧制御機構において、該後進用油圧クラッチRCへの作動油圧が、該潤滑油によるひきずりトルクを上まわって出力軸OPSが後進駆動した場合に、ガバナバルブGVより直ちにパイロット圧が下がり該副作動油調圧弁V2’は閉弁し、該副後進用油路R3’からの作動油供給は停止すべく構成したものである。
【0008】
【作用】
次に、以上のような手段を用いることによる作用を説明する。
即ち、前進段を多段に設定した減速逆転機において、中立時に作動油を後進用油圧クラッチに送るようにしたので、前進用油圧クラッチに余分に供給される潤滑油によるひきずりトルクを相殺することで、出力軸を停止することができる。
【0009】
【実施例】
本発明の解決すべき課題及び構成は以上の如くであり、次に添付の図面に示した本発明の実施例を説明する。
図2は本発明に係る前進2段変速式の船舶用減速逆転機の油圧回路図である。
図2より、前進多段変速式減速逆転機の油圧機構について説明する。なお、図2において、図1中の符号と同一符号のものは同一部材を示す。この減速逆転機においては、出力軸OPSの油圧クラッチとして、前進1速用油圧クラッチFC1、前進2速用油圧クラッチFC2、そして後進用油圧クラッチRCが備えられている。
【0010】
作動油タンクTより作動油ポンプOPにて上流油路R1を経て、前進、後進、中立の3段切換式の切換弁SV’に作動油を供給し、該切換弁SV’より前進用油路R2、後進用油路R3、潤滑油用油路R4が分岐していて、後進用油路R3は直接的に後進用油圧クラッチRCに配管されている。
一方、前進用油路R2は、更に1速・2速の2段切換式の前進変速用切換弁FSVが配管されて、前進1速用油路R2a、前進2速用油路R2bに分岐し、それぞれ前進1速用クラッチFC1、後進2速用クラッチFC2に配管される。
また、潤滑油用油路R4は、作動油調圧弁V2、オイルクーラーC、コシ器K、潤滑油調圧弁V3等を経て、各油圧クラッチFC1、FC2、RCに常時、潤滑油を供給する。この潤滑油用油路R4において、作動油調圧弁V2は、前進用油路R2、後進用油路R3への油圧を一律に調整している。
【0011】
そして、本実施例においては、更に、切換弁SV’に、中立時に開弁するポートを設け、上流油路R1より副後進用油路R3’を分岐させて、後進用油路R3に接続しており、その途中に該ポートを介設している。
また、該副後進用油路R3’における該切換弁SV’より前行程には、副作動油調圧弁V2’を介設し、また、上流油路R1における該副後進用油路R3’よりも前行程において、パイロット油路R5を分岐させており、該パイロット油路R5は、ガバナバルブGVを介して、該副作動油調圧弁V2’にパイロット圧を送るようにしている。該副作動油調圧弁V2’は、通常は閉弁していて、パイロット圧がかかると開弁する構成となっており、該パイロット圧油は、出力軸OPSが前進駆動している時にガバナバルブGVより供給されるものである。
【0012】
このような構成の減速逆転機において、該切換弁SV’を中立段にした時に、出力軸OPSが駆動している間、副作動油調圧弁V2’が開弁して、作動油が、上流油路R1より副後進用油路R3’を経て後進用油路R3に入り込み、後進用油圧クラッチRCに供給される。即ち、作動油供給は、中立時には該切換弁SV’から延設される前進用油路R2(前進1速用油路R2a、前進2速用油路R2b)からも後進用油路R3からもなされず、該副後進用油路R3’からの後進用油圧クラッチRCへの作動油供給のみである。
【0013】
しかし、各油圧クラッチFC1、FC2、RCには、前記の如く、常時、潤滑油が供給されており、前進用の油圧クラッチが二個設けられていることから、中立状態でも前進1速・2速用油圧クラッチFC1・FC2に余分に潤滑油圧がかかる。該副後進用油路R3’からの該副後進用油圧クラッチRCへの作動油圧は、これを相殺するものであり、即ち、潤滑油圧にて前進駆動しようとする該出力軸OPSを、作動油圧による後進駆動力にて停止させるのである。
なお、該後進用油圧クラッチRCへの作動油圧が、該潤滑油によるひきずりトルクを上まわって出力軸OPSが後進駆動した場合には、ガバナバルブGVより直ちにパイロット圧が下がり該副作動油調圧弁V2’は閉弁し、該副後進用油路R3’からの作動油供給は停止する。
【0014】
次に、図1と図3について説明する。
従来、前進時或いは後進時において、一定の低速度(エンジンアイドリング回転以下のプロペラ回転)で航行できるように構成した船舶用減速逆転機は公知(実公昭55−10684号等)となっている。
【0015】
この船舶用減速逆転機の油圧制御機構を図3より説明する。
図3は、低速弁を備えた前進・後進一段切換式の減速逆転機の油圧回路図である。
スクリューを具備する出力軸OPSのクラッチとなる油圧クラッチが、前進用油圧クラッチFC、後進用油圧クラッチRCと、前進・後進それぞれ一個ずつ備えられており、作動油ポンプOPより前進・後進・中立の3段に切換可能な切換弁SVに上流油路R1を接続し、該切換弁SVより前進用油圧クラッチFC、後進用油圧クラッチRCに各々前進用油路R2、後進用油路R3を配管している。
【0016】
更に、ガバナバルブGVの制御によって作動油の通過量を制限するよう構成された低速弁TVが、該作動油タンクTと該切換弁SVとの間の上流油路R1に介設されている。
即ち、切換弁SVの前行程に低速弁TVを配設して、油圧クラッチFC・RCに低油圧をかけて、半クラッチのような状態にして、前進時も後進時も低速航行できるようにしているのである。
【0017】
まず、低速度航行を可能とした図3図示の従来の減速逆転機において問題となるのは、前進停止(或いはその後、後進)すべく、切換弁SVを後進段に切り換えた場合に、低速弁TVが作動している状態で後進段に入れても、後進用油圧クラッチRCへの作動油供給量が絞られているために、ブレーキ効果が弱い点である。すなわち、後進切換にて急速に前進停止しようと思えば、まず低速弁TVによる作動油制御を解除して、後進用油圧クラッチRCに高圧の作動油をかけるようにしなければならず、咄嗟の場合に取る操作としては煩雑過ぎる。
【0018】
また、低速弁TVが切換弁SVの前行程に配設されているので、低速航行時には低速弁TVにて絞られて低圧となった作動油が切換弁SVに流入することとなり、圧力損失が多く、また、この時に切換弁SVを操作しても、応答性が悪い。
【0019】
本構成では、上記の不具合を解消する為に、次の如く構成したものである。
前進用及び後進用の油圧クラッチへの作動油供給を切換弁SVにて切り換えるよう構成した船舶用減速逆転機の油圧制御機構において、該切換弁SVより後行程の前進用油圧クラッチFCへの油路のみに、圧油供給量を制限する低速弁TVを配設したことを特徴とする船舶用減速逆転機の油圧制御機構である。
【0020】
次のような作用をする。
低速弁にて低速航行可能とした減速逆転機において、切換弁の後行程の前進用油圧クラッチへの油路にのみ低速弁を配設することで、低速弁を使用して、減速にて前進航行している状態から後進切換した際に、後進用油圧クラッチには、減速弁を通過しない高圧の油圧がかかることとなり、直ちに出力軸を後進駆動に切り換えることができる。また、切換弁には、常時、高圧の作動油が流入し、圧力損失を低減できる。
【0021】
図1は本構成に係る低速弁を設けた船舶用減速逆転機の油圧回路図である。
まず、一定の低速度での航行を可能とした図1図示の減速逆転機の構成より説明する。
スクリューを具備する出力軸OPSの前後進切換用クラッチとして、前進用油圧クラッチFCと後進用油圧クラッチRCが備えられている。
該出力軸OPSの回転数は、ガバナバルブGVにて制御される。そして、油圧回路として、作動油タンクTより作動油ポンプOPにて圧油供給される上流油路R1が、前進・後進・中立の3段に切換可能な切換弁SVを介して、前進用油路R2、後進用油路R3、潤滑油用油路R4の3本に分岐している。
なお、上流油路R1において、Kはコシ器、V1は安全弁である。
【0022】
該前進用油路R2は、前進用油圧クラッチFCに作動油を供給すべく配管されているが、その途中に、低速弁TVが介設されている。該低速弁TVは、設定した一定の低速度で出力軸OPSを回転させるべく、ガバナバルブGVの制御にて摺動制御され、該前進用油路R2内の作動油通過量を制限する。
そして、前進用油圧クラッチFCに低油圧をかけて、半クラッチのような状態にして、一定の低速度で航行できるようにしている。
【0023】
該後進用油路R3は、該切換弁SVより直接的に後進用油圧クラッチRCに配管されており、後進設定時には、作動油ポンプOPにて圧送され、切換弁SVを通過した高圧の作動油が常に供給される。
従って、後進時においては、前進時に可能であった低速航行ができないが、前進重視の船舶においては、後進時においてこのような航行は殆ど必要がないので、不都合はない。
【0024】
更に、該潤滑油用油路R4は、作動油調圧弁V2、警報器PS、オイルクーラーC、コシ器K、潤滑油調圧弁V3を経て、分岐し、前進用油圧クラッチFC、後進用油圧クラッチRCに潤滑油を供給すべく配管されている。
なお、各油路において、Pは、圧力計である。
【0025】
以上のような構成において、低速弁TVを用いて低速度前進航行をしている状態から、切換弁SVを後進段に切り換える場合、切換弁SVには、該低速弁TVよりも前行程であるから、高圧の作動油が流入していて、更に、その高圧作動油が後進用油路R3にて作動油が直接的に後進用油圧クラッチRCに供給され、直ちに後進用油圧クラッチRCが係合状態となる。
即ち、低速弁TVを操作しなくても、切換弁SVを後進段に切り換えれば、直ちにブレーキがかかり、或いはそのまま後進航行に入ることができるのである。
【0026】
以上のように構成したことにより、一定の低速度での航行を可能とするよう、低速弁を設けた船舶用減速逆転機の油圧制御機構において、あまり必要でない後進時における一定低速度航行機能を割愛し、前進時のみ低速度航行できるよう、切換弁の後行程の前進用油路に低速弁を設けたので、前進低速度航行より直ちに停止、或いは後進に切り換えるにおいて、後進用クラッチが切換弁より直接の高圧の油圧により急速、円滑に入り、ブレーキ性能が向上する。
【0027】
【発明の効果】
本発明は以上のように構成したので、次のような効果を奏する。
請求項1・請求項2の如く構成したので、前進用の油圧クラッチを複数設けて多段に変速可能とした船舶用減速逆転機において、中立時には、後進用油圧クラッチに作動油を供給することで、前進用油圧クラッチに余分に供給されて出力軸を前進駆動させてしまう潤滑油によるひきずりトルクを相殺し、出力軸を完全に停止させるので、中立時に関わらずスクリューが回転して、ロープや網等を絡めてしまうような不具合を解消することが出来るのである。

【図面の簡単な説明】
【図1】低速弁を設けた船舶用減速逆転機の油圧回路である。
【図2】本発明に係る前進2段変速式の船舶用減速逆転機の油圧回路である。
【図3】従来の低速弁を設けた船舶用減速逆転機の油圧回路である。
【図4】従来の前進2段変速式の船舶用減速逆転機の油圧回路である。
【符号の説明】
OPS 出力軸
OP 作動油タンク
SV 切換弁
SV’ 切換弁
TV 低速弁
FSV 前進変速用切換弁
V2 作動油調圧弁
V2’ 副作動油調圧弁
V3 潤滑油調圧弁
GV ガバナバルブ
R1 上流油路
R2 前進用油路
R2a 前進1速用油路
R2b 前進2速用油路
R3 後進用油路
R3’ 副後進用油路
R4 潤滑油用油路

Claims (2)

  1. 複数個の前進用油圧クラッチFCと一個の後進用油圧クラッチRCを有する船舶用減速逆転機の油圧制御機構において、
    前進、後進、中立を切換える切換弁SV’に、中立時に開弁するポートを設け、該切換弁SV’の上流油路R1より副後進用油路R3’を分岐させ、前記副後進用油路R3’は、副作動油調圧弁V2’と、中立時に開弁するポートを介して後進用油路R3に接続され、
    前記上流油路R1における該副後進用油路R3’よりも前行程においてパイロット油路R5を分岐し、該パイロット油路R5はガバナバルブGVを介して、該副作動油調圧弁V2’にパイロット圧を送るように構成し、
    該副作動油調圧弁V2’は通常は閉弁状態で、パイロット圧がかかると開弁する構成とし、該パイロット圧油は出力軸OPSが前進駆動している時に、前記ガバナバルブGVが開弁し、副作動油調圧弁V2’にバイロット圧が供給され開弁し、後進用油圧クラッチRCに対して、出力軸OPSを停止するだけの作動油が供給されるように構成したことを特徴とする船舶用減速逆転機の油圧制御機構。
  2. 請求項1記載の船舶用減速逆転機の油圧制御機構において、該後進用油圧クラッチRCへの作動油圧が、該潤滑油によるひきずりトルクを上まわって出力軸OPSが後進駆動した場合に、ガバナバルブGVより直ちにパイロット圧が下がり該副作動油調圧弁V2’は閉弁し、該副後進用油路R3’からの作動油供給は停止すべく構成したことを特徴とする船舶用減速逆転機の油圧制御機構。
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