JP7127579B2 - 産業車両の油圧駆動装置 - Google Patents
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Description
この場合、トルコン油路の作動油の圧力がトルコン設定圧以上になると、リリーフバルブが開くので、トルクコンバータに過度の圧力がかかることはない。また、エンジン回転数が低く作動油の流量が少なく、トルコン油路の作動油の圧力がトルコン設定圧未満のときにリリーフバルブは閉じているので、バイパス通路に作動油が流れることはなく、トルクコンバータの作動油不足を防止することができる。
この場合、作動油がバイパス通路を流れるとき、バイパス通路を流れる作動油の一部はオリフィスを通じてタンクに戻るため、冷却器に導かれる作動油の圧力が抑制され、冷却器を保護することができる。
以下、第1の実施形態に係る産業車両の油圧駆動装置について図面を参照して説明する。本実施形態の産業車両は、内燃機関を走行駆動源とするエンジン式フォークリフトである。
(1)第1圧力制御バルブ41が油圧ポンプ21からの作動油を第1設定圧P1以下に調圧し、調圧された作動油はクラッチ制御油路としての作動油流路27~29およびトルコン油路を流れる。トルコン圧制御器としての第2圧力制御バルブ44はトルコン油路としての作動油流路27の一部および作動油流路35を流れる作動油を第2設定圧以下に調圧し、調圧された作動油はトルクコンバータ11へ導かれる。トルクコンバータ11を通過した作動油は、クラッチ冷却油路としての作動油流路37、38を流れ、冷却器36により冷却される。冷却された作動油はクラッチを冷却する。エンジン10の回転数が上昇し、作動油の圧力が第1設定圧P1を超えようとすると、第1圧力制御バルブ41が開き、第1圧力制御バルブ41を通過する作動油はトルコン油路に導かれる。第2圧力制御バルブ44はトルコン油路の作動油の圧力を確保し、第2圧力制御バルブ44を通過する作動油はトルクコンバータ11を通過せずに冷却器36に流れる。その結果、エンジン回転数が高くても、冷却器36に導かれる作動油は、トルクコンバータ11を通過した作動油およびバイパス油路を通る作動油であるから、作動油量Qが増大し、クラッチを十分に冷却することができる。
次に、第2の実施形態に係る油圧駆動装置について説明する。本実施形態の油圧駆動装置は、トルコン圧制御器が第1の実施形態と異なる。第2の実施形態では、第1の実施形態と同じ構成は、第1の実施形態の説明を援用し、共通の符号を用いる。
○ 第1、第2の実施形態では、産業車両としてフォークリフトを例示して説明したが、産業車両はフォークリフトに限定されない。産業車両としては、例えば、建設車両であってもよく、この場合、本発明は建設車両のインチングバルブを有した油圧駆動装置に適用可能である。
○ 第1オリフィス40は、エンジン10の回転数が低いときでも、トルクコンバータ11に作動油を導くとともに前進クラッチ16および後進クラッチ17を作動させる作動油を作動油流路27に導くことができればよく、例えば減圧弁に変更してもよい。
11 トルクコンバータ
12 トランスミッション
16 前進クラッチ
17 後進クラッチ
20、50 油圧駆動装置
21 油圧ポンプ
24 タンク
25、27、28、29、32、34、35、37、38、42、43、45 作動油流路
26 前後進切替バルブ
30 インチングバルブ
31 アキュムレータ
33 インチングペダル
36 冷却器
40 第1オリフィス(油路圧力調整器としての)
41 第1圧力制御バルブ(圧力制御バルブとしての)
44 第2圧力制御バルブ(トルコン圧制御器としての)
46 第2オリフィス
51 第3オリフィス(オリフィスとしての)
Pm 主圧
P1 第1設定圧(所定の設定圧としての)
P2 第2設定圧(トルコン設定圧)
Claims (3)
- エンジンにより駆動される油圧ポンプと、
前記油圧ポンプからの作動油を所定の設定圧以下に調圧する圧力制御バルブと、
前記エンジンの出力をトランスミッションに伝達または遮断するクラッチと、
前記圧力制御バルブにより所定の設定圧以下に調圧された作動油をクラッチへ導くクラッチ制御油路と、
前記クラッチ制御油路に設けられ、前記クラッチ制御油路の作動油を調圧してクラッチをインチング状態とするインチングバルブと、
前記クラッチ制御油路から分岐される作動油流路を有し、前記圧力制御バルブにより調圧された作動油をトルクコンバータへ導くトルコン油路と、
前記トルコン油路における作動油の圧力を確保するトルコン圧制御器と、
前記トルクコンバータを通過した作動油を冷却器へ導き、前記冷却器により冷却された作動油をクラッチへ導くクラッチ冷却用のクラッチ冷却油路と、を有する産業車両の油圧駆動装置において、
前記クラッチ制御油路に生じるショックを緩和するアキュムレータと、
前記圧力制御バルブを通過する作動油を前記トルコン油路に導く導通油路と、
前記トルコン油路を構成するとともに前記クラッチ制御油路から分岐される作動油流路における前記トルコン圧制御器よりも上流に設けられた油路圧力調整器と、
前記トルコン油路における前記油路圧力調整器の下流側にて分岐され、前記トルコン圧制御器を通過する作動油を前記クラッチ冷却油路における前記冷却器の上流へ導くバイパス油路と、を有し、
前記導通油路は、前記バイパス油路の前記トルコン油路における分岐位置と前記トルクコンバータとの間にて合流することを特徴とする産業車両の油圧駆動装置。 - 前記トルコン圧制御器は、前記トルコン油路の作動油が設定されたトルコン設定圧以上になると開くリリーフバルブであることを特徴とする請求項1記載の産業車両の油圧駆動装置。
- 前記バイパス油路における前記トルコン圧制御器の下流において分岐される分岐油路と、
前記分岐油路に設けられるオリフィスと、
前記オリフィスを通過する作動油を受け取るタンクと、を有することを特徴とする請求項1又は2記載の産業車両の油圧駆動装置。
Priority Applications (1)
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JP2019033457A JP7127579B2 (ja) | 2019-02-27 | 2019-02-27 | 産業車両の油圧駆動装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019033457A JP7127579B2 (ja) | 2019-02-27 | 2019-02-27 | 産業車両の油圧駆動装置 |
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JP2020139518A JP2020139518A (ja) | 2020-09-03 |
JP7127579B2 true JP7127579B2 (ja) | 2022-08-30 |
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ID=72280147
Family Applications (1)
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JP2019033457A Active JP7127579B2 (ja) | 2019-02-27 | 2019-02-27 | 産業車両の油圧駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP7127579B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5635569Y2 (ja) * | 1975-06-28 | 1981-08-21 | ||
JPS5569351A (en) * | 1978-11-17 | 1980-05-24 | Nissan Motor Co Ltd | Transmission hydraulic control device for industrial vehicle |
-
2019
- 2019-02-27 JP JP2019033457A patent/JP7127579B2/ja active Active
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Publication number | Publication date |
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JP2020139518A (ja) | 2020-09-03 |
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