JP3620992B2 - 半導体記憶装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、不揮発性メモリとして用いられる半導体記憶装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図2は、NAND型メモリセルを有する従来の第1の半導体記憶装置を示す構成図である。
この半導体記憶装置は、“L”のデータを記憶したメモリセルとして用いられる通常のNチャネル型M0Sトランジスタ(以下、NMOSという)1と、“H”のデータを記憶したメモリセルとして用いられるデプレッション型のNM0S(以下、DM0Sという)2とが、電源VCCに直列に接続されて形成されたデータセル列10Aと、このデータセル列10Aに対応するリファレンスセル列10Bとを備えている。リファレンスセル列10Bは、複数のDM0S2が電源VCCに直列に接続されて形成されている。
【0003】
データセル列10A及びリファレンスセル列10Bにおける各NM0S1及びDM0S2のゲートは、複数のワード線WL0〜WLnのいずれかに接続され、該各ワード線WL0〜WLnに与えられた“L”の選択信号により、選択される構成になっている。ただし、DM0S2は、NM0S1よりも閾値が低く、ゲート電圧が“H”或いは“L”のいずれの場合にもオン状態を維持するようになっている。NM0S1は、DM0S2よりも高いオン抵抗を示す。
データセル列10Aには、ゲートコントロール信号CG0,CG1によってオン、オフするNM0S11a及びDMM0S11bと、図示しないカラムデコーダの選択によってオン、オフする2個のNM0S12a,12bとが順に接続され、さらに、データ検出アンプ13がそのNM0S12bに接続されている。同様に、リファレンスセル列10Bには、ゲートコントロール信号CG0,CG1によってオン、オフするNM0S14a及びDMM0S14bと、図示しないカラムデコーダの選択によってオン、オフする2個のNM0S15a,15bとが順に接続され、さらに、基準電位発生アンプ16がNM0S15bに接続されている。
【0004】
データ検出アンプ13は、ゲートがグランドに接続されると共に電源VCCにソースが接続されたPチャネル型M0Sトランジスタ(以下、PMOSという)13aと、該PM0S13aとグランドとの間に直列に接続された2個のNM0S13b,13cとで構成されている。NM0S13bとNM0S13cの接続点が、前記NM0S12bに接続されている。PMOS13aとNM0S13bの接続点は、このデータ検出アンプ13の出力端子に接続されると共に、NM0S13cのゲートに接続されている。
基準電位発生アンプ16は、基準電位Vref を発生する回路であり、ゲートがグランドに接続されると共に電源VCCにソースが接続されたPM0S16aと、該PM0S16aとグランドとの間に直列に接続された2個のNM0S16a,16bと、ゲートがグランドに接続されると共に電源VCCにソースが接続されたPM0S16dと、該PM0S16dとグランドとの間に直列に接続された2個のNM0S16e,16fとで構成されている。つまり、基準電位発生アンプ16は、データ検出アンプ13と同様の回路が2つ合成された構成になっている。
【0005】
NM0S16b及びNMOS16cの接続点と、NM0S16e及びNMOS16fの接続点とが、共通に前記NM0S15bに接続されている。PMOS16a及びNM0S16bの接続点がNM0S16b,16cのゲートに接続され、PMOS16d及びNM0S16eの接続点がNM0S16e,16fのゲートに接続されている。PMOS16a及びNM0S16bの接続点とPMOS16d及びNM0S16eの接続点が、基準電位発生アンプ16の出力端子としてデータ検出アンプ13中のNM0S13bのゲートに接続されている。
この半導体記憶装置でデータを読出す場合には、ワード線WL0〜WLnのうちのいずれかが選択されて選択信号で駆動されて“L”になる。選択されたワード線に接続されたデータセル列10A中のトランジスタがNM0S1のときには、該NM0S1がオフしてデータセル列を遮断する。よって、データセル列10Aからはセル電流Icellが流れない。選択されたワード線に接続されたトランジスタがDM0S2のときには、該DM0S2がオン状態を維持するので、データセル列10Aは、セル電流Icellを流す。これに対し、リファレンスセル列10Bは、すべてDM0S2で構成されているので、必ず参照電流Iref を流す。
【0006】
参照電流Iref は、NM0S14a,DM0S14b、NM0S15a,15bを介して基準電位発生アンプ16に与えられ、NM0S16c及び16fに分流して流れる。NM0S16c及び16fに参照電流Iref が分流して流れることにより、PMOS16a及びNM0S16bの接続点における電位と、PMOS16d及びNM0S16eの接続点の電位とが、参照電流Iref に対応する電位に設定される。この電位が基準電位Vref として、データ検出アンプ13のNM0S13bのゲートに与えられる。
データ検出アンプ13では、セル電流Icellの有無にしたがってPMOS13a及びNM0S13bの接続点の電位が変化する。この電位がNM0S13cのゲートに入力されているので、電流Icellをセンス増幅した電位Vs が、PMOS13a及びNM0S13bの接続点に現れる。この電位Vs が読出しデータとして出力される。
【0007】
図3は、NOR型メモリセルを有する従来の第2の半導体記憶装置を示す構成図である。
この半導体記憶装置は、各メモリセルが通常のNM0S1か、または該NM0S1に対して閾値を高くして作成されたエンハンスメント型のNM0S(以下、EM0Sという)3で形成されたデータセル群20Aと、各メモリセルがNM0S1で形成されたリファレンスセル群20Bとを有している。NM0S1は、“H”データを記憶したメモリセルとして用いられ、EM0S3は、“L”データ記憶したメモリセルとして用いられる。
データセル群20Aに属する各NMOS1と各EMOS3のゲートは、複数のワード線WL0〜WLnのいずれかにそれぞれ接続されている。これらのNMOS1とEMOS3のドレインは、ドレイン選択用NM0S21またはNM0S22を介して電源VCCに接続され、ソースがビット線Bの1つに接続されている。つまり、1つのビット線Bには、データセル群20Aに属するNMOS1とEMOS3とが並列に接続されている。EMOS3は、ワード線のレベルが“H”の場合でもオフ状態を維持する閾値を持ち、かつオン抵抗が、NM0S1のオン抵抗よりも高い。
【0008】
リファレンスセル群20Bに属するNM0S1のゲートも、データセル群20Aに属するNMOS1及びEMOS3と同様に、複数のワード線WL0〜WLnのいずれかに接続されている。このリファレンスセル群20Bに属するNMOS3のドレインは、ドレイン選択用NM0S21またはNM0S22を介して電源VCCに接続され、ソースがビット線Bに対応するリファレンスビット線RBに接続されている。つまり、1つのリファレンスビット線RBには、リファレンスセル群20Bに属するNMOS1が並列に接続されている。
ビット線Bには、図示しないカラムデコーダの選択によってオン、オフする2個のNM0S23a,23bが順に接続され、さらに、データ検出アンプ24がNM0S23bに接続されている。一方、リファレンスビット線RBには、図示しないカラムデコーダの選択によってオン、オフする2個のNM0S25a,25bが順に接続され、さらに、基準電位発生アンプ26が接続されている。データ検出アンプ24は、図2のデータ検出アンプ13と同様に接続されたPM0S24a及びNM0S24b,24cで構成されている。基準電位発生アンプ26は、図2の基準電位発生アンプ16と同様に接続されたPMOS26a,26d及びNM0S26b,26c,26e,26fで構成されている。
【0009】
このような半導体記憶装置では、データを読出す場合に、複数のワード線WL0〜WLnを選択し、選択したワード線を選択信号で駆動して“L”から“H”に変化させる。この選択されたワード線にゲートが接続されたデータセル群20AのNM0S1は、オフからオン状態になり、ドレイン選択信号DS0またはDS1によってオンしているNM0S21またはNM0S22を介して、電源VCCから電流を流す。データセル群20Aに属するEM0S3は、オフ状態を維持するので、電流を流さない。そのデータセル群20AのNM0S1に流れた電流は、セル電流Icellとしてビット線Bを流れてNM0S23a,23bを介してデータ検出アンプ24に与えられる。
【0010】
一方、選択されたワード線にゲートが接続されたリファレンスセル群20BのNM0S1は、オフからオン状態になり、ドレイン選択信号DS0またはDS1によってオンしているNM0S21或いはNM0S22を介して、電源VCCからリファレンスビット線RBに電流を流す。リファレンスビット線RBに流れる電流が参照電流Iref として、NM0S25a,25bを介して基準電位発生部26に与えられる。
基準電位発生部26は、参照電流Iref をNM0S26c,26fに分流して対応する基準電位Vref を発生してデータ検出アンプa24中のNM0S24bのゲートに与える。データ検出アンプ24は、基準データVref を用いたセンス増幅を行い、電流Icellをセンス増幅した電位Vs が、PMOS24a及びNM0S24bの接続点に現れる。この電位Vs が読出しデータとして出力される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の半導体記憶装置では、次のような課題があった。
図4は、図2の読出し波形を示す図である。
例えば、図2の半導体記憶装置では、NM0S1のオン抵抗とDM0S2のオン抵抗とが異なるため、データセル列10Aを構成するNM0S1の数が少なく、DM0S2の数が多くなるほど、データセル列10Aの合成抵抗が低くなってセル電流Icellが増加する。よって、同じ“H”のデータを読出す場合でも、セル電流Icellの値が異なる。一方、リファレンスセル列10Bでは、DM0S2だけが接続されているので、参照電流Iref は固定的で変化しない。そのため、参照電流Iref に対応する基準電位Vref が、セル電流Icellに対応する電位Vsの中間値でなくなることがあり、図4のようにレベル差がなくなり、“H”のデータの読出しを困難にすることがあった。
【0012】
また、図3の半導体記憶装置の場合において、レイアウトの関係上等により、メモリセルを構成するNM0S1やEM0S3の両側に付く抵抗成分に差が生じ、セル電流Icellと参照電流Iref に変動が生じることがある。また、ウエハの特定の方向へのパターンの仕上がり状態が悪かった場合等では、セル電流Icellと参照電流Iref に変動が生じ、基準電位Vref が読出し電位Vs の中間に位置しなくなり、“L”データの読出しが困難になり、これがアクセス遅延の原因になっていた。
【0013】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、本発明のうちの第1の発明は、電源と、選択されたときに選択信号によってそれぞれ駆動される複数のワード線と、固有の閾値及びオン抵抗を持つ第1型トランジスタで構成されると共に制御電極が対応する1つのワード線にそれぞれ接続され、該ワード線が選択信号で駆動されたときにオフ状態となり駆動されないときにオン状態になるメモリセル、及び第1型トランジスタよりも高い閾値及び第1型トランジスタよりも低いオン抵抗を持つ第2型トランジスタで構成されると共に制御電極が対応する1つのワード線に接続され、該ワード線のレベルにかかわらずオン状態を維持するメモリセルが適宜な順序で複数直列に接続されて形成され、一端が前記電源に接続されて他端から選択されたメモリセルに対応するセル電流を流すデータセル列と、データセル列に対応して設けられ、一端が電源に接続されて出力端子から参照電流を流す参照電流生成部と、参照電流生成部の出力端子に接続され、参照電流に基づき基準電位を発生する基準電位発生部と、データセル列の他端に接続され、基準電位を用いたセンス増幅により、データセル列が流すセル電流に対応する電位を生成し、この電位を読出しデータとして出力するデータ検出部とを備えた半導体記憶装置において、次のような構成にしている。
【0014】
即ち、参照電流生成部は、データセル列を構成する各メモリセルに対応して設けられて制御電極が対応するワード線にそれぞれ接続された第1型トランジスタ及び第2型トランジスタが、電源と出力端子との間に交互に直列に接続された第1の電流パスと、データセル列を構成する各メモリセルに対応して設けられて制御電極が対応するワード線にそれぞれ接続された第2型トランジスタ及び第1型トランジスタが、電源と出力端子との間に、第1の電流パスにおける第1型トランジスタ及び第2型トランジスタの配置状態とは逆の配置状態になるように交互に直列に接続された第2の電流パスとで、構成している。
【0015】
第2の発明では、第1の発明の半導体記憶装置における第1型トランジスタには、DM0Sを用い、第2型トランジスタには、エンハンスメント型のNM0Sを用いている。
このような構成を採用したことにより、第1及び第2の発明の半導体記憶装置では、参照電流が第1の電流パスまたは第2の電流パスのいずれか一方に流れる。各第1の電流パスまたは第2の電流パスでは、DM0SとNM0Sとが交互に配置されているので、従来の図2よりも参照電流の値が低くなり、基準電位が低くなる。
【0016】
第3の発明では、電源と、選択されたときに選択信号によってそれぞれ駆動される複数のワード線と、複数のビット線と、各ビット線にそれぞれ対応して設けられた複数のリファレンスビット線と、固有の閾値及びオン抵抗を持つ第1型トランジスタで構成されると共に制御電極が対応する1つのワード線にそれぞれ接続され、該ワード線が選択信号で駆動されたときにオン状態となって対応する1つのビット線及び電源間を接続してセル電流を流し、該ワード線が駆動されないときにはビット線及び電源間をそれぞれ遮断するメモリセル、及び第1型トランジスタよりも高い閾値及第1型トランジスタよりも高いオン抵抗を持つ第2型トランジスタで構成されると共に制御電極が対応する1つのワード線に接続され、該ワード線のレベルにかかわらずオフ状態を維持して対応する1つのビット線及び電源間をそれぞれ遮断するメモリセルの複数のセルで形成されるデータセル群と、第1型トランジスタで構成されると共に制御電極が対応する1つのワード線にそれぞれ接続され、該ワード線が選択信号で駆動されたときにオン状態となって対応する1つのリファレンスビット線及び電源間を接続して参照電流を流し、該ワード線が駆動されないときには該リファレンスビット線及び電源間をそれぞれ遮断する複数のメモリセルで形成されるリファレンスセル群と、各リファレンスビット線にそれぞれ接続され、各参照電流に基づく基準電位をそれそれ発生する複数の基準電位発生部と、各ビット線にそれぞれ接続され、基準電位を用いたセンス増幅により、各セル電流に対応する電位を生成して読出しデータとしてそれぞれ出力する複数のデータ検出部とを備えた半導体記憶装置において、次のような構成にしている。
【0017】
即ち、電源から各ビット線側を見たときの、該ビット線に接続されたメモリセルを構成するトランジスタに対する抵抗成分の付く位置やその値のメモリセル配置条件と、電源から各リファレンスビット線側を見たときの、該リファレンスビット線に接続されたメモリセルを構成するトランジスタに対する抵抗成分の付く位置やその値のメモリセル配置条件とが、同一の条件となるような前記ビット線及び前記リファレンスビット線が対になるように、各基準電位発生部と各データ検出部とを対応させて、この対応させた該基準電位発生部から発生する基準電位を該データ検出部に与える構成にしている。
このような構成を採用したことにより、セル電流とそれに対応する参照電流の電流値を設定する条件が等しくなり、セル電流が増減しても参照電流が同様に増減し、読出しデータに対応する基準電位が最適化される。
【0018】
第4の発明では、第1、第2または第3の発明の半導体記憶装置において、各データ検出部に対応する基準電位発生部を、それぞれ複数設け、各データ検出部に対応する複数の基準電位発生部で発生する複数の基準電位の平均値を、センス増幅で用いる基準電位としている。
このような構成を採用することにより、例えばパターンやプロセスの状態により、個々の基準電位が望ましくない時にも、その影響が緩和される。
【0019】
【発明の実施の形態】
第1の実施形態
図1は、本発明の第1の実施形態を示す半導体記憶装置の構成図である。
この半導体記憶装置は、NAND型メモリセルを有する記憶装置であり、“L”データを記憶したメモリセルとして用いられる第1型トランジスタである通常のNM0S1と、“H”データを記憶したメモリセルとして用いられる第2型トランジスタであるDM0S2とが、電源VCCに複数直列に接続されて形成されたデータセル列30Aと、参照電流生成部であり、データセル列10Aに対応するリファレンスセル列30Bとを備えている。データセル列30AのメモリセルとなるNMOS1及びDM0S2のゲートは、対応するワード線WL0〜WLnにそれぞれ接続されている。
【0020】
リファレンスセル列30Bは、電源VCCに対して並列の第1及び第2の電流パス30−1,30−2を有している。電流パス30−1は、NM0S1とDM0S2とが交互に接続されて形成されている。電流パス30−2は、NM0S1とDM0S2とが電流パス30−1とは逆の順で交互に接続されて形成されている。これらの電流パス30−1,30−2のNM0S1及びDM0S2のゲートも、対応するワード線WL0〜WLnにそれぞれ接続されている。各ワード線WL0〜WLnは、“L”の選択信号により選択されて駆動される構成になっている。ただし、DM0S2は、NM0S1よりも閾値が低く、ゲート電圧が“H”或いは“L”のいずれの場合にもオン状態を維持するようになっている。
データセル列30Aには、ゲートコントロール信号CG0,CG1によってオン、オフするNM0S31a及びDM0S31bと、図示しないカラムデコーダの選択によってオン、オフする2個のNM0S32a,32bとが順に接続され、さらに、データ検出部であるデータ検出アンプ33がそのNM0S32bに接続されている。
【0021】
電流パス30−1には、ゲートコントロール信号CG0,CG1によってオン、オフするNM0S34a及びDM0S34bが接続され、該DM0S34bがノードN1に接続されている。電流パス30−2には、ゲートコントロール信号CG0,CG1によってオン、オフするNM0S34c及びDM0S34dが接続され、該DM0S34dがノードN1に接続されている。ノードN1は、リファレンスセル列30Bの出力端子に相当し、該ノードN1には、図示しないカラムデコーダの選択によってオン、オフする2個のNM0S35a,35bが順に接続され、さらに、基準電位発生部である基準電位発生アンプ36がそのNM0S35bに接続されている。
データ検出アンプ33は、ゲートがグランドに接続されると共に電源VCCにソースが接続されたPMOS33aと、該PM0S33aとグランドとの間に直列に接続された2個のNM0S33b,33cとで構成されている。NM0S33bとNM0S33cの接続点がNM0S32bに接続されている。PMOS33aとNM0S33bの接続点は、このデータ検出アンプ33の出力端子に接続されると共に、NM0S33cのゲートに接続されている。
【0022】
基準電位発生アンプ36は、基準電位Vref を発生するものであり、ゲートがグランドに接続されると共に電源VCCにソースが接続されたPM0S36aと、該PM0S36aとグランドとの間に直列に接続された2個のNM0S36a,36bと、ゲートがグランドに接続されると共に電源VCCにソースが接続されたPM0S36dと、該PM0S36dとグランドとの間に直列に接続された2個のNM0S36e,36fとで構成されている。つまり、基準電位発生アンプ36は、データ検出アンプ33と同様の回路が2つ合成された構成になっている。NM0S36b及びNMOS36cの接続点と、NM0S36e及びNMOS36fの接続点とが、共に前記NM0S35bに接続されている。PMOS36a及びNM0S36bの接続点がNM0S36b,36cのゲートに接続され、PMOS36d及びNM0S36eの接続点がNM0S36e,36fのゲートに接続されている。PMOS36a及びNM0S36bの接続点とPMOS36d及びNM0S36eの接続点が、基準電位発生アンプ36の出力端子としてデータ検出アンプ33中のNM0S33bのゲートに接続されている。
【0023】
図5は、図1の読出し波形を示す図である。この図5を参照しつつ、図1の半導体記憶装置の動作を説明する。
この半導体記憶装置でデータを読出す場合には、ワード線WL0〜WLnのうちのいずれかが選択されて選択信号で駆動され、該選択されたワード線が“H”から“L”になる。選択されたワード線に接続されたデータセル列30A中のトランジスタがNM0S1のときには、該NM0S1がオフしてデータセル列30Aを遮断するので、データセル列30Aからはセル電流Icellが流れない。選択されたワード線に接続されたトランジスタがDM0S2のときには、該DM0S2がオン状態を維持するので、データセル列30Aは、セル電流Icellを流す。
【0024】
例えば、ワード線WL3が選択されて“L”に駆動されると、該ワード線WL3にゲートが接続されたデータセル列30A中のNMOS1はオフ状態になり、データセル列30Aは、セル電流Icellを流さない。ワード線WL2が選択されて“L”に駆動されると、該ワード線WL2にゲートが接続されたデータセル列30A中のDM0S2は、オン状態を維持する。そのため、データセル列30Aは、セル電流Icellを流す。セル電流Icellは、NM0S31a、DM0S31b、及びNM0S32a,32bを介してデータ検出アンプ33に与えられる。
【0025】
一方、リファレンスセル列30Bでは、各ワード線WL0〜WLnに対してNM0S1とDM0S2とが対になってゲートが接続されている。そのため、いずれかのワード線WL0〜WLnが選択されて“H”から“L”に駆動されることにより、それにゲートが接続されたNMOS1がオフ状態になり、電流パス30−1または30−2のいずれか一方が遮断され、他方が電流を流す。例えば、ワード線WL3が選択された場合には、電流パス30−2が遮断され、電流パス30−1が電流を流す。ワード線WL2が選択された場合には、電流パス30−1が遮断され、電流パス30−2が電流を流す。電流パス30−1または電流パス30−2が流す電流が参照電流Iref となってNMOS34aとDM0S34bまたはNM0S34cとDM0S34dを介してノードN1に至り、さらに、NM0S35a,35bを介して基準電位発生アンプ36に与えられる。参照電流Iref は、交互に直列接続されたNM0S1及びDM0S2を介して流れるので、従来の図2の参照電流Iref よりも低い値になる。
【0026】
基準電位発生アンプ部36では、参照電流Iref をNM0S36c及び36fに分流して流す。NM0S36c及び36fに参照電流Iref が分流して流れることにより、PMOS36a及びNM0S36bの接続点における電位と、PMOS36d及びNM0S36eの接続点の電位とが、参照電流Iref に対応する電位に設定される。この電位が基準電位Vref として、データ検出アンプ33のNM0S33bのゲートに与えられる。データ検出アンプ33では、基準電位Vref を用いたセンス増幅により、セル電流Icellの有無にしたがってPMOS33a及びNM0S33bの接続点の電位を変化させる。この電位がNM0S33cのゲートに入力されているので、電流Icellの有無に応じた電位をセンス増幅した電位Vs が、PMOS33a及びNM0S33bの接続点に現れる。この電位Vs が読出しデータとして出力される。
【0027】
例えば、ワード線WL2が選択された場合には、セル電流IcellがNM0S33cに流れるので、電位Vsが“H”レベルになる。これに対し、従来よりも少ない参照電流Iref が、分流されてNM0S36c及び36fに流れるので、基準電位Vref は、電位Vsの中間値に近い値になる。
【0028】
以上のように、この第1の実施形態の半導体記憶装置では、リファレンスセル列30Bを、NM0S1及びDM0S2が交互に直列に接続された電流パス30−1と、NM0S1及びDM0S2が交互に直列に接続され、その配列順が電流パス30−1とは逆になった電流パス30−2とを持つ構成とし、ワード線WL0〜WLnが選択された場合に、一方を遮断し他方から参照電流Iref を流すようにしたので、参照電流Iref を従来よりも低くできる。そのため、基準電位Vref を、電位Vsの中間値に近い値にでき、“H”データの判定が早くしかも容易になる。さらに、NM0S1及びDM0S2が交互に配置されることにより、マスクパターンやプロセスでのばらつきの影響を緩和でき、より安定した判定が可能になる。
【0029】
第2の実施形態
図6は、本発明の第2の実施形態を示す半導体記憶装置の構成図である。
この半導体記憶装置は、NOR型メモリセルを有する記憶装置であり、各メモリセルが第1型トランジスタである通常のNM0S1か、または該NM0S1に対して閾値を高くして作成された第2型トランジスタであるEM0S3で形成されたデータセル群40Aと、各メモリセルがNM0S1で構成されたリファレンスセル群40Bとを有している。NM0S1は、“H”データを記憶したメモリセルとして用いられ、EM0S3は、“L”データを記憶したメモリセルとして用いられる。
【0030】
データセル群40Aに属する各NMOS1及び各EMOS3のゲートは、複数のワード線WL0〜WLnのうちの対応する1つのワード線にそれぞれ接続されている。これらのNMOS1及びEMOS3のドレインは、ドレイン選択用NM0S41またはNM0S42を介して電源VCCに接続され、ソースがビット線B0,B1,B2,…の1つにそれぞれ接続されている。EMOS3は、ワード線のレベルが“H”の場合でもオフ状態を維持する閾値を持ち、かつオン抵抗が、NM0S1のオン抵抗よりも高い。
リファレンスセル群40Bに属するNM0S1のゲートも、データセル群40Aに属するNMOS1及びEMOS3と同様に、複数のワード線WL0〜WLnのいずれかに接続されている。このリファレンスセル群40Bに属するNMOS1のドレインは、ドレイン選択用NM0S41またはNM0S42を介して電源VCCに接続され、ソースがビット線に対応するリファレンスビット線RB0,RB1,RB2,…にそれぞれ接続されている。つまり、1つのリファレンスビット線RBには、リファレンスセル群40Bに属するNMOS1が並列に接続されている。EMOS3は、ワード線のレベルが“H”の場合でもオフ状態を維持する閾値を持ち、かつオン抵抗が、NM0S1のオン抵抗よりも高い。
【0031】
ドレイン選択用NM0S41のゲートには、ドレイン選択信号DS0が与えられ、ドレイン選択用NMOS42のゲートには、ドレイン選択信号DS1が与えられる構成であり、これらのNMOS41,42が相補的にオン、オフするようになっている。
各ビット線B0,B1,…には、図示しないカラムデコーダの選択によってオン、オフする2個のNM0S43a,43bが順に接続され、さらに、データ検出部であるデータ検出アンプ44−0,44−1,…がそれぞれ接続されている。リファレンスビット線RB0,RB1,…には、図示しないカラムデコーダの選択によってオン、オフする2個のNM0S45a,45bが順に接続され、さらに、基準電位発生部である基準電位発生アンプ46−0,46−1,…が接続されている。各データ検出アンプ44−0,44−1,…は、図1のデータ検出アンプ33と同様に接続されたPM0S44a及びNM0S44b,44cで構成されている。各基準電位発生アンプ46−0,46−1,…は、図1の基準電位発生アンプ36と同様に接続されたPMOS46a,46d及びNM0S46b,46c,46e,46fで構成されている。
【0032】
各ビット線B0,B1,…は、セル電流Icell0,Icell1,…を流し、各リファレンスビット線RB0,RB1,…は、参照電流Iref 0,Iref 1,…ををそれぞれ流す。これに対し、各基準電位発生アンプ46−0,46−1,…は、各参照電流Iref 0,Iref 1,…に対応する基準電位Vref 0,Vref 1,…をそれぞれ発生し、対応するデータ検出アンプ44−0,44−1,…のNM0S43bのゲートに与えるようになっている。ここで、基準電位発生アンプ46−0,46−1,…とデータ検出アンプ44−0,44−1,…の対応関係について説明する。
電源VCC側からドレイン選択用NM0S41,42を介してレファレンスセル群40Bに属するNM0S1及びリファレンスビット線RB0,RB1,…側を見たときに、レイアウト等により、抵抗成分の付く位置やその値が異なる。同様に、電源VCC側からドレイン選択用NM0S41,42を介してデータセル群40Aに属するNM0S1,EM0S3及びビット線B0,B1,…側を見たときにも、レイアウト等により、抵抗成分の付く位置やその値が異なる。そこで、抵抗成分の付き方が同一条件となるようなリファレンスビット線RB及びビット線Bが対になるように、基準電位発生アンプ46−0,46−1,…とデータ検出アンプ43−0,43−1,…を対応させている。
【0033】
次に、この半導体記憶装置の動作を説明する。
例えば、ドレイン選択信号DS0が“H”及びドレイン選択信号DS1が“L”のときに、ワード線WL0を選択して選択信号で“H”に駆動すると、リファレンスセル群40Bに属するNM0S1のうちのゲートがワード線WL0に接続されかつドレインがドレイン選択用NM0S41に接続れているNM0S1が選択されてオンする。オンしたNM0S1は、カラムデコーダにより選択されてオンしているNM0S45a,45bを介し、例えばリファレンスビット線RB0に参照電流Iref 0を流す。同様に、ドレイン選択信号DS0が“H”及びドレイン選択信号DS1が“L”のときに、ワード線WL0を選択して選択信号で“H”に駆動すると、データセル群40Aに属するNM0S1またはEM0S3のうちのゲートがワード線WL0に接続されかつドレインがドレイン選択用NM0S41に接続れているNM0S1またはEM0S3が選択されてオンする。オンしたNM0S1またはEM0S3は、カラムデコーダにより選択されてオンしているNM0S43a,43bを介し、例えばビット線RB0にセル電流Icell0を流す。
【0034】
ドレイン選択信号DS0が“L”及びドレイン選択信号DS1が“H”のときにワード線WL0を選択して選択信号で“H”に駆動すると、リファレンスビット線RB1に参照電流Iref 1が流れると共にビット線B1にセル電流Icell1が流れる。
各基準電位発生アンプ46−0,46−1及び各データ検出アンプ44−0,44−1は、第1の実施形態と同様の動作を行い、参照電流Iref 0,Iref 1及びセル電流Icell0,Icell1に対応する基準電位Vref 0,Vref 1及び読出しデータの電位Vs 0,Vs 1をそれぞれ発生する。
【0035】
以上のように、この第2の実施形態の半導体記憶装置では、基準電位発生アンプ46−0,46−1,…に対して、抵抗成分の配置が同一条件となるようなデータ検出アンプ44−0,44−1,…とを対応させている。そのため、各読出しデータの電位Vs 0,Vs 1と比較するための基準電位Vref 0,Vref 1の値が適切な値に改善され、アクセスの精度が向上する。また、基準電位Vref 0,Vref 1の値が適切な値になることにより、電源VCCのマージンが向上する。
【0036】
第3の実施形態
図7は、本発明の第3の実施形態を示す半導体記憶装置の構成図である。
第1の実施形態を示す図1では、データセル列30A及びデータ検出アンプ33に対してリファレンスセル列30B及び基準電位検出アンプ36の組みが1対1に対応していたが、この第3の実施形態の半導体記憶装置では、データセル列30A及びデータ検出アンプ33に対し、組みとなるリファレンスセル列30B−1,30B−,…,30B−N(Nは、2以上の整数)及び基準電位発生アンプ36−1,36−2,…,36−Nを複数組用意して対応させている。各リファレンスセル列30B−1,30B−,…,30B−Nの出力側が各基準電位発生アンプ36−1,36−2,…,36−Nに接続され、これらの基準電位発生アンプ36−1,36−2,…,36−Nの出力端子が共通に接続された上でデータ検出アンプ33のNM0S33bのゲートに接続されている。
【0037】
この半導体記憶装置では、ワード線WL0〜WLnを選択して選択信号で駆動すると、各リファレンスセル列30B−1,30B−,…,30B−Nが参照電流Iref1,Iref2,…IrefNを流す。各基準電位発生アンプ36−1,36−2,…,36−Nは、参照電流Iref1,Iref2,…IrefNに対応する基準電位Vref1,Vref2,…,VrefNをそれぞれ発生する。基準電位発生アンプ36−1,36−2,…,36−Nの出力端子は共通に接続されているので、データ検出アンプ33のNM0S33bのゲートには、基準電位Vref1,Vref2,…,VrefNの平均値が入力される。データ検出アンプ33は、データセル列30Aから与えられたセル電流Icellに対応する電位Vs を、その基準電位Vref1,Vref2,…,VrefNの平均値を利用したセンス増幅により生成し、読出しデータとして出力する。
【0038】
以上のように、この第3の実施形態では、データセル列30A及びデータ検出アンプ33に対し、リファレンスセル列30B−1,30B−,…,30B−N及び基準電位発生アンプ36−1,36−2,…,36−Nの組みを複数用意して対応させ、基準電位発生アンプ36−1,36−2,…,36−Nの出力端子を共通に接続してNM0S33bのゲートに接続している。そのため、NM0S33bのゲートには、複数の基準電位Vref1,Vref2,…,VrefNの平均値が入力されるので、第1の実施形態のように1種類の基準電位Vref を入力した場合よりも安定したセンス増幅ができるようになる。さらに、NM0S1とDM0S2の交互配置する列が増加することになり、パターニングやプロセスで発生するばらつきの影響を緩和できるという利点が得られる。
【0039】
なお、本発明は、上記実施形態に限定されず種々の変形が可能である。その変形例としては、例えば次のようなものがある。
(1) 図8は、図1の第1の実施形態の変形例を示す半導体記憶装置の構成図である。
第1の実施形態及び第3の実施形態では、データセル列30A及びリファレンスセル列30Bに、DM0S2を配置しているが、NM0S1のみで構成することも可能である。例えば図8のように、DM0Sの代わりに、ソース及びドレイン間を短絡したNM0S1を用いることにより、ワード線WL0〜WLnの電圧の“H”及び“L”にかかわらずオン状態を維持するようにでき、DM0S2を用いた場合と同様の効果が得られる。NM0S1のソース及びドレイン間の短絡は、拡散層やコンタクトやメタル形成等によって実現可能であるが、いずれの場合も、NM0S1のオン抵抗よりも低い値を示すので、基準電位Vref の最適化に有効である。
【0040】
(2) 第3の実施形態では、第1の実施形態における1つのデータ検出アンプ33に対して複数の基準電位発生アンプ36−1,36−2,…,36−Nを設けた構成にしているが、第2の実施形態の場合にも、1つのデータ検出アンプ44に対し複数の基準電位発生アンプを対応させて設けてもよい。このようにして基準電位の平均値を1つデータ検出アンプに入力するようにすると、例えば各メモリセルが“L”の場合も微小なセル電流を流し、“H”の場合にはそれよりも多くのセル電流を流すような時には、セル電流の差が低いので、参照電圧Vref を平均値化してデータ検出アンプに入力するようにすれば、入力値が最適化できる。
【0041】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、第1及び第2の本発明によれば、参照電流生成部は、データセル列を構成する各メモリセルに対応して設けられた第1型トランジスタ及び第2型トランジスタが、電源と参照電流生成部の出力端子との間に交互に直列に接続された第1の電流パスと、第2型トランジスタ及び第1型トランジスタが、電源と出力端子との間にその第1の電流パスとは逆になるように交互に直列に接続された第2の電流パスとで構成したので、参照電流の電流値が低くなり、データの読出しが容易になると共に、アクセス時間を短縮できる。
【0042】
第3の発明によれば、製造上の理由から、メモリセルを構成するトランジスタの両端には抵抗成分が付くので、電源から各ビット線側を見たときの、該ビット線に接続されたメモリセルを構成するトランジスタに対する抵抗成分の付く位置やその値のメモリセル配置条件と、電源から各リファレンスビット線側を見たときの、該リファレンスビット線に接続されたメモリセルを構成するトランジスタに対する抵抗成分の付く位置やその値のメモリセル配置条件とが、同一の条件となるような前記ビット線及び前記リファレンスビット線が対になるように、各基準電位発生部と各データ検出部とを対応させて、この対応させた該基準電位発生部から発生する基準電位を該データ検出部に与える構成にしている。これにより、セル電流とそれに対応する参照電流の電流値を設定する条件が等しくなり、セル電流が増減しても参照電流が同様に増減し、読出しデータに対する基準電位が最適化でき、容易な読出しが可能になると共に、アクセス時間を短縮できる。
【0043】
第4の発明によれば、第1、第2または第3の発明の半導体記憶装置において、各データ検出部に対応する基準電位発生部をそれぞれ複数設け、各データ検出部は、基準電位発生部で発生する複数の基準電位の平均値を、センス増幅で用いる基準電位とするので、パターンやプロセスの状態により、個々の基準電位が望ましくない時にもその影響が緩和できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す半導体記憶装置の構成図である。
【図2】NAND型メモリセルを有する従来の第1の半導体記憶装置を示す構成図である。
【図3】NOR型メモリセルを有する従来の第2の半導体記憶装置を示す構成図である。
【図4】図2の読出し波形を示す図である。
【図5】図1の読出し波形を示す図である。
【図6】本発明の第2の実施形態を示す半導体記憶装置の構成図である。
【図7】本発明の第3の実施形態を示す半導体記憶装置の構成図である。
【図8】図1の第1の実施形態の変形例を示す半導体記憶装置の構成図である。
【符号の説明】
1 NM0S
2 DM0S
3 EM0S
30A データセル列
30B,30B−1〜30A−N リファレンスセル列
30−1,30−2 電流パス
33,44−0,44−1,… データ検出アンプ
36,30B−1〜30A−N,46−0,46−1,… 基準電位発生アンプ
40A データセル群
40B リファレンスセル群
WL0〜WLn ワード線
B0,B1,… ビット線
RB0,RB1,… リファレンスビット線
Icell セル電流
Iref 参照電流
Claims (4)
- 電源と、
選択されたときに選択信号によってそれぞれ駆動される複数のワード線と、
固有の閾値及びオン抵抗を持つ第1型トランジスタで構成されると共に制御電極が対応する1つの前記ワード線にそれぞれ接続され、該ワード線が前記選択信号で駆動されたときにオフ状態となり駆動されないときにオン状態になるメモリセル、及び該第1型トランジスタよりも高い閾値及び該第1型トランジスタよりも低いオン抵抗を持つ第2型トランジスタで構成されると共に制御電極が対応する1つの前記ワード線に接続され、該ワード線のレベルにかかわらずオン状態を維持するメモリセルが適宜な順序で複数直列に接続されて形成され、一端が前記電源に接続されて他端から選択されたメモリセルに対応するセル電流を流すデータセル列と、
前記データセル列に対応して設けられ、一端が前記電源に接続されて出力端子から参照電流を流す参照電流生成部と、
前記参照電流生成部の出力端子に接続され、前記参照電流に基づき基準電位を発生する基準電位発生部と、
前記データセル列の他端に接続され、前記基準電位を用いたセンス増幅により、該データセル列が流す前記セル電流に対応する電位を生成し、該電位を読出しデータとして出力するデータ検出部とを備えた半導体記憶装置において、
前記参照電流生成部は、
前記データセル列を構成する各メモリセルに対応して設けられて制御電極が前記対応するワード線にそれぞれ接続された前記第1型トランジスタ及び前記第2型トランジスタが、前記電源と前記出力端子との間に交互に直列に接続された第1の電流パスと、
前記データセル列を構成する各メモリセルに対応して設けられて制御電極が前記対応するワード線にそれぞれ接続された前記第2型トランジスタ及び前記第1型トランジスタが、前記電源と前記出力端子との間に、前記第1の電流パスにおける前記第1型トランジスタ及び前記第2型トランジスタの配置状態とは逆の配置状態になるように交互に直列に接続された第2の電流パスとで、構成したことを特徴とする半導体記憶装置。 - 前記第1型トランジスタには、ディプレッション型のNチャネル型M0Sトランジスタを用い、前記第2型トランジスタには、エンハンスメント型のNチャネル型M0Sトランジスタを用いたことを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
- 電源と、
選択されたときに選択信号によってそれぞれ駆動される複数のワード線と、
複数のビット線と、
前記各ビット線にそれぞれ対応して設けられた複数のリファレンスビット線と、
固有の閾値及びオン抵抗を持つ第1型トランジスタで構成されると共に制御電極が対応する1つの前記ワード線にそれぞれ接続され、該ワード線が前記選択信号で駆動されたときにオン状態となって対応する1つの前記ビット線及び前記電源間を接続してセル電流を流し、該ワード線が駆動されないときには該ビット線及び該電源間をそれぞれ遮断するメモリセル、及び該第1型トランジスタよりも高い閾値及該第1型トランジスタよりも高いオン抵抗を持つ第2型トランジスタで構成されると共に制御電極が対応する1つの前記ワード線に接続され、該ワード線のレベルにかかわらずオフ状態を維持して対応する1つの前記ビット線及び該電源間をそれぞれ遮断するメモリセルの複数のセルで形成されるデータセル群と、
前記第1型トランジスタで構成されると共に制御電極が対応する1つの前記ワード線にそれぞれ接続され、該ワード線が前記選択信号で駆動されたときにオン状態となって対応する1つの前記リファレンスビット線及び前記電源間を接続して参照電流を流し、該ワード線が駆動されないときには該リファレンスビット線及び該電源間をそれぞれ遮断する複数のメモリセルで形成されるリファレンスセル群と、
前記各リファレンスビット線にそれぞれ接続され、前記各参照電流に基づく基準電位をそれそれ発生する複数の基準電位発生部と、
前記各ビット線にそれぞれ接続され、前記基準電位を用いたセンス増幅により、前記各セル電流に対応する電位を生成して読出しデータとしてそれぞれ出力する複数のデータ検出部とを備えた半導体記憶装置において、
前記電源から前記各ビット線側を見たときの、該ビット線に接続された前記メモリセルを構成する前記トランジスタに対する抵抗成分の付く位置やその値のメモリセル配置条件と、前記電源から前記各リファレンスビット線側を見たときの、該リファレンスビット線に接続された前記メモリセルを構成する前記トランジスタに対する抵抗成分の付く位置やその値のメモリセル配置条件とが、同一の条件となるような前記ビット線及び前記リファレンスビット線が対になるように、前記各基準電位発生部と前記各データ検出部とを対応させて、この対応させた該基準電位発生部から発生する前記基準電位を該データ検出部に与える構成にしたことを特徴とする半導体記憶装置。 - 前記各データ検出部に対応する前記基準電位発生部は、それぞれ複数設け、該各データ検出部に対応する複数の該基準電位発生部で発生する複数の前記基準電位の平均値を、前記センス増幅で用いる基準電位としたことを特徴とする請求項1、2または3記載の半導体記憶装置。
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