JP3617619B2 - Tv機能をもつ情報処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、TV機能を備えた情報処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来技術において情報処理装置のTV機能は、情報処理装置の特定のアプリケーションとして機能する方法や、情報処理装置と別々に機能するという方法で実行されている。
図13は、従来のTV機能を特定アプリケーションとして機能させる情報処理装置の構成を示すブロック図である。同図において、
401はCPUで、システム全体の制御を司る部分である。
402はCHIP SETで、CPU(401)とメモリ、その他ロジックとの間を接続するものである。
403はMain Memoryで、CPU(401)が管理するメモリで、プログラムやデータ等が記憶される。
404はBIOS(Basic Input Output System)で、情報処理装置の最も基本的な動作に関する設定及びプログラムが格納されており、情報処理装置の電源ON時に、読み込まれて動作する。
405は電源制御ICで、情報処理装置の電源供給を行う部分を制御する1チップマイコン等で構成されたロジックで、一番最初に動作するロジックになる。406は表示コントローラで、情報処理装置が表示する際の制御ロジックである。
【0003】
407はVideo Memoryで、表示コントローラ(406)が管理するメモリで、表示データが記憶されている。このメモリは、表示コントローラ(406)に内蔵されているものや、Main Memory(403)と共用されている場合もある。
408は記憶装置で、大容量のプログラムやOSを格納している部分で、HDDや大容量Flashメモリ等により構成される。
409はサウンドLSIで、情報処理装置の音声の入出力を制御するロジックである。
410はその他回路で、キーボードやマウス等の入力機器の制御やパラレル、シリアル、USB等の入出力機器のインタフェース部分である。
411はTVチューナで、アンテナ入力より選択された特定の周波数部分をVideo信号と音声信号に分けて出力する。
412はNTSCデゴーダで、TVチューナ(411)より入力されるVideo信号を情報処理装置で扱えるデジタルデータに変換する。
413は入力装置で、キーボード、マウス、リモコン等のユーザが扱う入力機器を示す。
414は表示装置で、ユーザが視認するCRT/LCD等の表示装置を示す。
415は電源SWで、ユーザが扱う電源SWを示す。
【0004】
図13により、この従来の情報処理装置の処理動作を説明する。
電源SW(415)を操作することにより、電源制御IC(405)は、情報処理装置各ブロックに電源を供給し、CPU(401)は、BIOS(404)を読み込み、各ブロックの初期設定、制御を、CHIP SET(402)及び、CHIP SET(402)を介して行う。
なお、BIOS(404)をMain Memory(403)にすべて読み込み動作する場合もある。
その後、記憶装置(408)より、Boot−OSを起動する。
そして、OSの起動が終了すると、記憶装置(408)に格納されているアプリケーションの起動が可能になる。
【0005】
その状態で、入力装置(413)を操作することにより、その他回路(410)、CHIP SET(402)を介して、CPU(401)が、解釈を行い、記憶装置(408)よりTV表示を行うアプリケーションプログラムを、Main Memory(403)に読込み、CPU(401)がプログラムにより、TVチューナ(411)、NTSCデコーダ(412)、サウンドチップ(409)、表示コントローラ(406)等を制御し、TV映像データを表示コントローラ(406)、TV音声データをサウンドチップ(409)に転送することにより、ユーザがTV映像を見ることができる。
この場合、NTSCデコーダ(412)からCHIP SET(402)を介して映像データを転送しているが、NTSCデコーダ(412)から、表示コントローラ(406)に直接映像データを転送するシステムもある。
【0006】
図14は、従来のTV機能を情報処理装置とは、別々に機能させる情報処理装置の構成を示すブロック図である。
情報処理装置は、情報処理装置ブロック(500)と、表示装置ブロック(520)(TV表示が可能)からなり、各ブロックは、以下の構成要素を備えている。
521はTVチューナ、522はNTSCデコーダ、524は表示装置、526は入力装置で、図13のものと同一である。
523は表示/システム制御部で、表示装置の全体制御、表示の制御、表示入力の切替を制御する。
525はAMP部で、表示装置の音声の出力を増幅するロジックである。
【0007】
図14により、この情報処理装置の処理動作を説明する。
情報処理装置(500)自体の構成要素及び動作は、図12の装置におけるものと同様なので説明は省略する。
入力装置(526)により、表示装置の電源ONを行うと、表示/システム制御部(523)により、TVチューナ(521)、NTSCデコーダ(522)、AMP部(525)を設定し、TV映像をTVチューナ(521)、NTSCデコーダ(522)を介して表示/システム制御部(523)に入力し、そこで、表示部(524)に合わせたフォーマットに変換して表示する。
また、音声は、TVチューナ(521)より出力されたデータをAMP部(525)よりスピーカに出力する。
情報処理装置(500)の表示を出力するときは、入力装置(526)より表示/システム制御部(523)より出力される表示データを切り替えることにより行うことで、実行している。
以上、TV表示がON状態で行われる場合の説明を行ったが、電源ON状態でどちらの表示が出力されるかは、電源OFF時に使っていた状態にする等により決められているので、電源ONで情報処理装置の表示を行い、切替えてTV表示を行うことも可能である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上記した従来技術では、TV表示を行う場合に、情報処理装置自体を動作させる必要があり、特にWindowsOSのパーソナルコンピュータ等では、OS自体の起動時間が長くなり、ユーザにとって不満となっている。また、単純にTV機能が、独立して動作するだけでは、TV放送を情報処理装置に入力、加工、蓄積することが不可能で、TVと情報処理装置が、2台併設されているのと同じになってしまい、操作が不便である。
一方、TVと情報処理装置を、同時に電源を入れることもできるが、TV表示が行われている場合に、情報処理装置の起動状態や、情報処理装置の画面を見ることができなく、不都合である。
更に、ADAMS/BITCAST等の受信を行うには、一定時間受信し続けなければならず、チャンネルを変えることができなく、情報を受信するときは、番組視聴に不便な構成になっている。
【0009】
本発明は、上記したような点に鑑み、ユーザが不便に感じる事項を改善し、ユーザに使い勝手の良いTV機能をもつ情報処理装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記目的を達成するために、TV表示可能な情報処理装置として、情報処理装置用とTV用の電源ONを識別する手段、情報処理装置機能ブロックとTV機能ブロックの電源供給を分離、制御する手段、TV電源ON時にどのような起動制御にするのかの設定を行う手段、TV電源ON時にどのような起動制御にするかの設定を格納する手段、TV表示/情報処理装置表示を切替えて表示する手段を備えたものである。
【0012】
請求項1の発明は、電源ONボタンとして、情報処理装置用とTV用電源ONを識別する機能として2つ以上の電源ボタンを備えたTV機能をもつ情報処理装置において、前記TV用電源ボタンでTVの電源をONした場合に、情報処理装置機能を実行する部分の電源供給を行うか否かを選択設定しておく手段を具備し、前記TV用電源ボタンでTVの電源をONの後、前記情報処理装置用の電源ボタンを押した場合に、前記選択設定が「電源供給を行わない」のときは、前記情報処理装置の起動を行い表示はTV用表示とし、前記選択設定が「電源供給を行う」のときは、情報処理装置表示に切り替える手段を具備することを特徴とする。
【0017】
更に、請求項2の発明は、請求項1に記載のTV機能をもつ情報処理装置において、PowerOFF状態で、前記TV用電源ボタンを操作すると、前記選択設定内容が、どのような選択になっているか識別できる手段を具備することを特徴とする。
【0019】
更に、請求項3の発明は、請求項1に記載のTV機能をもつ情報処理装置において、前記機能選択をユーザに識別できるようにする視認手段とを備え、前記視認手段は、電源ON時の機能選択により選択されている、TV機能のみON、情報処理装置機能とTV機能の両方ONしてTV機能でのTV表示、情報処理装置として電源ON、のうちの1つをユーザに知らせることを特徴とする。
【0022】
更に、請求項4の発明は、請求項1に記載のTV機能をもつ情報処理装置において、TV機能で設定された音量、チャンネル、入力ソースと、情報処理装置機能で設定された音量、チャンネル、入力ソースの整合を取る手段を具備することを特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】
(実施例1)
図1は、本発明のTV機能をもつ情報処理装置の一実施例の構成を示すブロック図である。
本発明のTV機能をもつ情報処理装置は、情報処理機能ブロックと、TV機能ブロックからなり、各ブロックの内容は、次のようである。なお、以下、図12及び13に示した従来技術における構成要素と同じものについては、冗長となるので、なるべく説明を省略する。
101はCPU、102はCHIP SET、103はMain Memory、104はBIOS、105は電源制御ICである。
【0024】
図2は、この電源制御IC(105)の構成を示すブロック図であり、詳細については図面を参照されたい。
106は情報装置用表示コントローラで、情報処理装置が表示する際の制御ロジックで、後述のNTSCデコーダ(112)からのデジタルデータを直接入力できる。
107はVideo Memoryで、情報装置用表示コントローラ(106)が管理するメモリで、表示データが記憶されている。このメモリは、情報装置用表示コントローラ(106)に内蔵されているものや、Main Memory(103)と共用されている場合もある。
108は記憶装置、109はサウンドLSI、110はその他回路、111はTVチューナ、112はNTSCデコーダである。
【0025】
113はAMP部で、音声データを増幅し、スピーカに出力すると共に、入力信号の選択を行う。
114は音声GATEで、TVチューナ(111)、あるいはVideo、S−Video入力端子から入力された音声データをサウンドLSIに出力するかどうかを制御する。
115は表示コントローラで、後述の表示装置(119)への表示データの出力のための変換回路を含み、表示入力の切替を制御する。
116はGATEで、NTSCデコーダ(112)からの映像データを情報装置用表示コントローラ(106)に出力するかどうかを制御する。
117は入力装置、118はSWで、ユーザが操作するSWやリモコンを示し、119は表示装置、120はスピーカ、121は視認装置で、ユーザが何かを識別できるLEDや小型の液晶装置を示す。
【0026】
図3は、図1中の、表示コントローラ(115)の構成を示すブロック図である。
図において、201は外部I/F部で、電源制御IC(105)とコマンド等のやりとりを行うインタフェースになっている。
202はADC I/F部で、情報処理装置機能ブロックからの表示データがアナログRGBで出力される際に、利用するI/Fで、入力されるアナログRGB,HS,VSよりデジタルデータのRGB,HS,VSデータ、表示CLKに変換する。
203はLCD I/F部で、情報処理装置機能ブロックからの表示データがLCD用の出力の場合に利用するI/Fで、入力される信号により、デジタルRGB,Hsync,Vsync,Dispen,DOTCLKに変換する。入力方式としては、TMDS方式、LVDS方式、直接のデジタルRGB方式等があり、ロジック(LSIの外部端子等)で選択できる。
【0027】
204はRGB X方向縮小部で、入力されたRGBデータをX軸方向に1/2に縮小することが可能なロジックであり、縮小方法としては、単純間引きや、平均等の様々な方法があり、このブロックの出力は、1/2縮小もしくは、そのままの出力が選択可能になっている。出力の選択や縮小方法の選択は、外部I/F部(201)、内部コマンドバスを介して、外部より操作できる。
205は2Lineバッファ部で、入力されたX方向縮小データを2ライン分バッファすることができるブロックである。縮小されていない場合は、バッファせずに出力する(内部コマンドバスにより縮小の有無を判断できる)。
206はNTSC入力&メモリI/F部で、NTSCデコーダ(112)からのデジタルデータ(データ量削減のため、YUVデータとを利用する)を後述する内部メモリ(207)に書き込む機能と、出力に合わせたタイミングで内部メモリ(207)からYUVデータを読み出し、解像度変換部(208)に出力する機能がある。外部I/F部(201)、内部バスを介してどの座標値に合わせて読み出しを行うか、どの速度で行うか等を外部より操作することができる。
207は内部メモリで、640×240×8のY(輝度)データ、320×240×8のU,V(色差)データを2画面分持つメモリで、外付けでも構わない。
【0028】
208は解像度変換部で、入力されたYUVデータを任意に解像度変換を行うロジックで構成されており、解像度変換には、線形補間等の方式があり、その方法や640×240に対する出力解像度の設定が可能になっている。外部I/F部(201)、内部バスを介して解像度変換方式や出力解像度等を外部より操作することができる。
209はYUV/RGB変換部で、入力されたYUVデータをCRTやLCDで表示できるRGBデータに変換するロジックで構成されている。YUV/RGB変換係数は、外部I/F部(201)、内部バスを介して外部より操作することができる。
210はMUX部で、2Lineバッファ部(205)、YUV/RGB変換部(209)からのRGBデータを合成したり、選択して出力するブロックで、どの座標値の範囲に対して、どのように出力するかを、外部I/F部(201)、内部バスを介して外部より操作することができる。
211はCRT出力部で、アナログCRTに出力する変換を行うロジックである。
212はLCD出力部で、LCDに出力する変換を行うロジックで、TMDS方式、LVDS方式、直接のデジタルRGB方式等からロジック(LSIの外部端子等)で選択して出力できる。
【0029】
ここで、同図を用いて、表示コントローラ(115)の動作を説明する。
まず、情報処理装置からのLCD用表示を、そのまま出力する場合は、電源制御IC(105)より、外部I/F(201)、内部バスを介して、各ブロックに命令が届き、情報処理装置機能ブロックからのデータは、LCD I/F部(203)で、一旦RGBデジタルデータに変換され、RGB X方向縮小部(204)では縮小せず、2Lineバッファ部(205)をそのまま通過し、MUX部(210)で、すべての座標値で2Lineバッファ部(205)からの信号を選択してLCD出力部(212)に出力し、LCD出力部(212)より、LCDへ出力される。
【0030】
また、NTSCデコーダ(112)からのデータを全画面でLCDに表示する場合は、上記と同様に電源制御IC(105)より、外部I/F(201)、内部バスを介して、各ブロックに命令が届き、NTSCデコーダ(112)からのデータは、NTSC入力&メモリI/F部(206)にて、YUVデータを内部メモリ(207)に書き込み、解像度変換に入力する垂直同期、水平同期に合せて、内部メモリ(207)よりデータを読み出し、解像度変換部(208)に出力する。
解像度変換部(208)は、入力される640×240のデータに解像度変換処理を行い、YUV/RGB変換部(209)に出力し、YUV/RGB変換が行われ、MUX部(210)ですべての座標値でYUV/RGB変換部(209)からの信号を選択してLCD出力部(212)に出力し、LCDへ出力される。
【0031】
次に、本実施例に係るTV機能を持つ情報処理装置の実施態様を例をあげて説明する。
(実施態様1)
電源ON時にTV用と識別された場合、起動制御をどのようにするかを、電源制御IC(105)の汎用レジスタに書き込むことのできるツールを使い、設定の書き込みで行う。情報処理装置のアプリケーションとしてツールを用意しておき、ユーザに設定してもらえるようにする。
デフォルト設定を決めておくので、ユーザが意識しない場合は、デフォルト設定で起動制御される。
図4は、本発明に係る情報処理装置の電源ON時の処理手順を示すフローチャートである。
電源をONする際に、ユーザにより、SW(118)内のどれが選択されたかを、電源制御IC(105)は識別する(ステップS101)。
【0032】
識別結果がTV用電源SWであり(ステップS102)、起動制御がTVのみONであれば(ステップS103)、電源制御IC(105)は、TV機能ブロックの電源のみを供給するように電源供給を制御し(ステップS104)、TV機能を実行する(ステップS105)。このとき、音声GATE(114)、GATE(116)は、情報処理機能ブロックへ信号を送らないように制御される(a状態)。
チャンネル選択や、音量選択は、SW(118)の中のSW群をユーザが押下することで電源制御IC(105)が確認し、電源制御IC(105)が、NTSCデコーダ(112)を介して、TVチューナ(111)にチャンネル番号のコマンドを送りチャンネルを切替える。音量は、電源制御IC(105)より、AMP部(113)の音量のゲインコントロールを調整するコマンドにより調整する。
NTSCデコーダ(112)は、入力ソースとして、TVチューナ(111)の他Video、S−Videoを選択することもでき、その入力ソースの管理も電源制御IC(105)で行っている。以下の説明で、「TV機能」とは、TVチューナ(111)からの信号以外に、Video、S−Videoからの入力ソースも含む。
【0033】
識別結果がTV用電源SWであり(ステップS102)、起動制御が情報処理機能ブロックもONであれば(ステップS106)、電源制御IC(105)は、TV機能ブロック、情報処理機能ブロックの両方に電源供給を行い(ステップS107)、TV機能ブロックを使い、TV機能を実行する(ステップS109)。このとき、音声GATE(114)、GATE(116)は、情報処理装置機能ブロックへも信号を送るように制御される(b状態)。
一方、識別結果が情報処理装置用電源SWであれば(ステップS110)、電源制御IC(105)は、TV機能ブロック、情報処理装置機能ブロックの両方に電源供給を行う(ステップS111)が、情報処理装置機能ブロックの表示、音声が出力される(ステップS112)。
【0034】
(実施態様2)
図5は、図4においてTV機能が実行された後の本発明に係る情報処理装置の情報処理装置用電源SWがONされたときの処理手順を示すフローチャートである。
図4において、結果a状態のTV機能実行となった場合、図5(A)に示すように、SW(118)により(ステップS201)、情報処理装置の電源SWが押下された場合(ステップS202)に、電源制御IC(105)が、その情報を認識すると、情報処理装置機能ブロックの電源供給を行い(ステップS203)、情報処理装置機能ブロックが起動する(ステップS204)。そして、音声GATE(114)、GATE(116)は、情報処理装置機能ブロックへも信号を送るように制御される。その際の表示、音声はTV機能ブロックのものがそのまま出力されている(ステップS205)(b状態に移行)。
また、図4において、結果b状態のTV機能実行となった場合、図5(B)に示すように、SW(118)により(ステップS301)、情報処理装置の電源SWが押下された場合(ステップS302)に、電源制御IC(105)が、その情報を認識すると、電源制御IC(105)より、表示コントローラ(115)、AMP部(113)に対して、出力切替の命令を発行し、表示コントローラ(115)は、NTSCデコーダ(112)のデータではなく、情報装置用表示コントローラ(106)からのデータを表示するようになり、AMP部(113)は、入力ソースとして、サウンドLSI(109)からの信号を使い、増幅してスピーカ(120)に出力する(ステップS303)。
【0035】
(実施態様3)
情報処理装置として起動後に、TV用電源ONボタンを押下した場合の制御をどのようにするかをあらかじめ、設定するアプリケーションでユーザに設定できるようにし、記憶装置部(108)等に格納しておく。
格納するのは、電源OFF時を考えると記憶装置部(108)になるが、電源ON時は、もっと高速に扱えるメモリ等の部分に格納していても良い。また、デフォルト設定を決めておくので、ユーザが意識しない場合は、デフォルト設定で制御される。
【0036】
図6は、本発明に係る装置が、情報処理装置として動作している場合、TV用SWが押下されたときの、処理手順を示すフローチャートである。
情報処理装置として動作している際に、TV用SWボタンが押下されると(ステップS401)、電源制御IC(105)より、CHIP SET(102)を介して、CPU(101)が、TV用ボタンが押下されたと認識し(ステップS402)、格納されている制御情報により(ステップS403)、TVアプリケーションを起動する場合(ステップS404)は、記憶装置(108)より、TV表示を行うアプリケーションプログラムを、Main Memory(103)に読み込み(ステップS405)、CPU(101)が、プログラムにより、TVチューナ(111)、NTSCデコーダ(112)、サウンドLSI(109)、情報装置用表示コントローラ(106)、音声GATE(114)、GATE(116)等を、CHIP SET(102)、電源制御IC(105)等を介して制御し、TV映像データを情報装置用表示コントローラ(106)に、TV音声データをサウンドLSI(109)に転送し、TVアプリケーションが制御することで、ユーザがTV映像を見ることができる(ステップS406)。
【0037】
情報処理装置として動作している際に、TV用SWボタンが押下され、電源制御IC(105)より、CHIP SET(102)を介して、CPU(101)が、TV用SWボタンが押下されたと認識し、格納されている制御情報によりTV機能ブロック部の映像、音声へ切替える場合は(ステップS407)、CPU(101)より、CHIP SET(102)、電源制御IC(105)を介して、表示コントローラ(115)、AMP部(113)に対して、出力切替の命令を発行し(ステップS408)、表示コントローラ(115)は、情報装置用表示コントローラ(106)のデータではなく、NTSCデコーダ(112)からのデータを表示するようになり、AMP部(113)は、入力ソースとして、TVチューナ部(111)からの音声信号を使い、増幅してスピーカ(120)に出力する。
実施形態3によれば、情報処理装置起動後に、TV用ボタンを操作することで、情報処理装置のアプリケーションとして、TV機能を使う場合と、TV機能部を直接動作させる場合を切り分けることで、TVだけ見たいとき、TVを見ながら情報処理装置を使いたいときを切替えることで、TVだけ見たい場合は、TV表示による情報処理装置のCPU、バス負担を減らすことで消費電力を減らすことができる。
【0038】
(実施態様4)
情報処理装置として起動後に、TV用電源ONボタンを押下した場合に、TV機能ブロックで表示する場合の表示枠指定を指定設定できるアプリケーションを用い、ユーザに設定できるようにし、記憶装置部(108)等に格納しておく。指定方法としては、始点、終点のような方法を用いた矩形枠での指定や、始点と解像度の指定等の方法があるが、どのような方法を用いてもかまわない。
格納するのは、電源OFF時を考えると記憶装置部になるが、電源ON時は、もっと高速に扱えるメモリ等の部分に格納していてもよい。また、デフォルト設定を決めておくので、ユーザが意識しない場合は、デフォルト設定で制御される。
【0039】
図7は、本発明に係る装置が、情報処理装置として動作している場合、TV用SWが押下されたときの、表示枠を指定してTV画面を表示する処理手順を示すフローチャートである。
情報処理装置として動作している際に、TV用ボタンを押下され(ステップS501)、電源制御IC(105)より、CHIP SET(102)を介してCPU(101)が、TV用ボタンが押下されたと認識し(ステップS503)、格納されている制御情報によりTV機能ブロック部の映像、音声へ切替え、指定枠の指定が設定されている場合(ステップS504)は、CPU(101)より、CHIP SET(102)、電源制御IC(105)を介して表示コントローラ(115)、AMP部(113)に対して、指定枠TV表示の命令を発行し、表示コントローラ(115)は、情報装置用表示コントローラ(106)のデータ内の指定された枠に、NTSCデコーダ(112)からのデータを表示するようになり、AMP部(113)は、入力ソースとして、サウンドLSI(109)、TVチューナ部(311)からの両方の信号をORし、増幅してスピーカ(120)に出力する(ステップS505)。
【0040】
表示コントローラ(115)内部では、電源制御IC(105)より、外部I/F(201)、内部バスを介して、各ブロックに指定枠TV表示の命令と指定枠の情報が届き、MUX部(210)で指定された枠の座標値以外は2Lineバッファ部(205)からの信号を選択してLCD出力部(212)に出力し、指定された枠の座標値の場合はYUV/RGB変換部(209)からの信号を選択してLCD出力部(212)に出力し、LCD出力部(212)より、LCDへ出力される。
実施態様4によれば、指定枠のみにTV表示をすることで、指定枠以外には情報処理装置の画面を表示することができ、ユーザの利便性が増す。
【0041】
(実施態様5)
図8は、本発明に係る装置が、情報処理装置として動作している場合、TV用SWが押下されたときの、画面の半分にTV画面を表示する処理手順を示すフローチャートである。
情報処理装置として動作している際に、TV用ボタンが押下され(ステップS601)、電源制御IC(105)より、CHIP SET(102)を介して、CPU(101)がTV用ボタンが押下されたと認識し、格納されている制御情報により(ステップS603)、TV画面半分、情報処理装置画面半分が設定されている場合(ステップS604)は、CPU(101)より、CHIP SET(102)、電源制御IC(105)を介して、表示コントローラ(115)、AMP部(113)に対して、TV画面半分、情報処理装置画面半分の命令を発行し、表示コントローラ(115)は、情報装置用表示コントローラ(106)のデータをX軸方向1/2に縮小し、かつ、残りの部分にNTSCデコーダ(112)からのデータを解像度変換して表示するようになり、AMP部(113)は、入力ソースとして、サウンドLSI(109)、TVチューナ部(111)からの両方の信号をOR出力し、増幅してスピーカ(120)に出力する(ステップS605)。
【0042】
表示コントローラ(115)内部では、電源制御IC(105)より、外部I/F(201)、内部バスを介して、各ブロックにTV画面半分、情報処理装置画面半分の命令が届き、MUX部(210)でX軸方向座標の小さい方半分には、2Lineバッファ部(205)からの1/2縮小された信号を選択してLCD出力部(212)に出力し、X軸方向座標の大きい方半分には、YUV/RGB変換部(209)からの信号を選択してLCD出力部(212)に出力し、LCD出力部(212)より、LCDへ出力される。説明では、X方向の座標値の小さい方を情報処理装置機能をブロックからの表示としたが、逆でも構わない。
実施態様5によれば、画面の半分にTV表示をすることで、残りの半分に情報処理装置の画面を表示することができ、情報処理装置の画面全部が表示されることになり、ユーザの利便性が増す。
【0043】
(実施態様6)
情報処理装置として起動後に、TV用電源ONボタンを押下した場合に、TV機能ブロックで表示する場合の表示方法の選択、表示枠指定、表示位置指定を設定できるアプリケーションを用いて、ユーザに設定できるようにし、記憶装置部(108)等に格納しておく。表示方法の選択は、全画面切替えてTV表示、指定枠内にTV画面表示、半分TV画面、半分情報処理装置画面があり、選択はどのような方法を用いても構わない。
この場合、格納するのは、電源OFF時のことを考えると記憶装置部(108)が適しているが、電源ON時は、もっと高速に扱えるメモリ等の部分に格納していてもよい。
また、デフォルト設定を決めておくので、ユーザが意識しない場合は、デフォルト設定で制御されている。
実施態様6によれば、前記画面全面にTV表示、指定枠のみにTV表示、画面の半分にTV表示をユーザの簡単な操作で切り替えることができ、ユーザが利用する際に適した利便性を簡単に選択できる。
【0044】
(実施態様7)
Power OFF状態でTV用電源ONボタンを押下した場合の制御をどのようにするかをあらかじめ、設定するアプリケーションも用い、ユーザに設定できるようにし、電源制御IC(105)のレジスタ等に格納しておく。
デフォルト設定を決めておくので、ユーザが意識しない場合は、デフォルト設定で制御される。
電源制御IC(105)は、Power OFF状態で視認装置(121)に対してTV電源ONボタンの押下により、どの制御をするのかをユーザに知らせる。
視認装置(121)として、3色LEDを用い、緑の色でTV機能ブロックのみON、赤色で情報処理装置機器ブロックとTV機能ブロックの両方ONしてTV機能ブロックでのTV表示というような方法で実現できる。
起動については、今までの説明の通りとなる。
【0045】
(実施態様8)
情報処理装置の機能が起動した状態で、TV用電源ONボタンを押下した場合の制御をどのようにするかをあらかじめ、設定するアプリケーションでユーザに設定できるようにし、記憶装置(108)等に格納しておく。
格納するのは、電源OFF時のことを考えると記憶装置部(108)になるが、電源ON時は、もっと高速に扱えるメモリ等の部分に格納していてもよい。
また、デフォルト設定を決めておくので、ユーザが意識しない場合は、デフォルト設定で制御される。
CPU(101)は、格納された情報をCHIP SET(102)を介して電源制御IC(105)にコマンドとして送り、電源制御IC(105)は、視認装置(121)に対してTV電源ONボタンの押下により、どの制御をするのかをユーザに知らせる。
【0046】
視認装置(121)として、多色LED(例えば、5色LED)を用い、1の色でTVアプリケーションの起動、2の色でTV機能ブロックによるTV表示(全画面)、3の色でTV機能ブロックによるTV表示(指定枠内のみ表示画面)、4の色でTV機能ブロックによるTV表示(半分TV/半分情報処理装置表示画面)、5の色でTV機能ブロックによるTV表示(全画面、指定枠内のみ表示画面、半分TV/半分情報処理装置表示画面の順次切替え)というような方法で実現できる。多色LEDの変わりに3色LEDを2つ用いることでも、実現できる。
ボタン押下後の動作については、既述の通りである。
実施態様8によれば、TVボタン操作で、情報処理装置でのTV表示がどのような処理になるのかをユーザに知らせることにより、ユーザの利便性が増す。
【0047】
(実施態様9)
電源制御IC(105)は、Power OFF状態で視認装置(121)に対して電源ONボタンの押下により、どの制御をするのかをユーザに知らせる。また、SW(118)の中の機能選択ボタンが押下されることにより、電源制御IC(105)は、どの制御を行うかを内部的に切替え、かつ、その情報を視認装置(121)によって表示し、ユーザに知らせる。
視認装置(121)としては、3色LEDを用い、緑の色でTV機能ブロックのみON、赤色で情報処理装置機器ブロックとTV機能ブロックの両方ONしてTV機能ブロックでのTV表示、橙色で情報処理装置として電源ONというような方法で実現できる。
設定された状態での起動は、前記説明のとおりである。
【0048】
(実施態様10)
情報処理装置の機能が起動した状態で、TV機能を制御するボタンを押下した場合の制御を、どのようにするかを、電源制御IC(105)は、視認装置(121)を制御することでユーザに知らせる。また、SW(118)の中のTV機能内容選択ボタンが押下されると、電源制御IC(105)は、CPU(101)に対してボタンが押下されたことを、CHIP SET(102)を介して、送信し、どの制御を行うかを、CPU(101)が、電源制御IC(105)に対してコマンドを送信し、かつ、その情報を視認装置(121)によって、ユーザに知らせる。
【0049】
視認装置(121)として、多色LED(例えば、5色)を用い、1の色でTVアプリケーションの起動、2の色でTV機能ブロックによるTV表示(全画面)、3の色でTV機能ブロックによるTV表示(指定枠内のみ表示画面)、4の色でTV機能ブロックによるTV表示(半分TV/半分情報処理装置表示画面)、5の色でTV機能ブロックによるTV表示(全画面、指定枠内のみ表示画面、半分TV/半分情報処理装置表示画面の順次切替え)というような方法で実現できる。多色LEDの代わりに3色LEDを2つ用いることでも、実現できるのは云うまでもない。
TV機能を制御するボタン押下後の動作については、前記した説明通りである。
実施態様10によれば、TV機能を制御する際に、TV機能をどのような選択にするかを選択することができ、かつ、どの選択かをユーザに知らせることにより、ユーザの利便性が増す。
【0050】
(実施態様11)
図9は、本実施例に係る装置が、TV機能ブロックのみでTV機能を実行しているときのチャンネル、音量、入力ソース情報の処理手順を示すフローチャート図(図9(A))である。そして、その後、情報処理装置のTVアプリケーションが起動されたときのチャンネル、音量、入力ソース情報の処理手順を示すフローチャート図(図9(B))ある。
図9(A)に示すように、TV機能ブロックのみでTV機能を実行しているときのチャンネル、音量、入力ソースの情報は、電源制御IC(105)のレジスタ等にあり、SW(118)の中のSW群をユーザが押下する(ステップS701)ことで、電源制御IC(105)が認識し、電源制御IC(105)が、NTSCデコーダ(112)を介して、TVチューナ(111)にチャンネル番号のコマンドを送り、チャンネルを切替える。また、音量は、電源制御IC(105)より、AMP部(113)の音量のゲインコントロールを調整するコマンドにより調整する(ステップS702)。そして、入力ソースは、電源制御IC(105)が、NTSCデコーダ(112)を制御することで調整される。
この際、調整した情報を、電源制御IC(105)のレジスタに残るようにしておく(ステップS703)(A状態)。
【0051】
この後、情報処理装置のTVアプリケーションが起動された際(ステップS801)に、図9(B)に示すように、電源制御IC(105)内のチャンネル、音量、入力ソース情報を、CHIP SET(102)を介して読み込み(ステップS802)、アプリケーションが認識し、アプリケーションの管理するチャンネル、音量、入力ソース情報を格納している部分(動作しているときは、プログラムが管理するメモリ部分)に書き込む(ステップS803)ことで、チャンネル、音量、入力ソースを一致させる(B状態)。
【0052】
(実施態様12)
図10,図11は、本実施例に係る装置が、情報処理装置のTVアプリケーションが起動された状態で、チャンネル、音量、入力ソースの変更があった場合の処理手順を示すフローチャート図である。図10は、その時の電源制御ICの処理を示し、図11は、CPUの処理を示す。
アプリケーション動作中は、SW(118)の中のSW群をユーザが押下する(ステップS901)ことで、電源制御IC(105)が認識し、CHIP SET(102)を介して、CPU(101)にチャンネル、音量、入力ソースが変更されたことを知らせる場合(ステップS902、S903)と、入力装置(117)を用い、その他回路(110)、CHIP SET(102)を介して、CPU(101)にチャンネル、音量、入力ソースが変更されたことを知らせる場合(ステップS904)があり、その両方に対して、アプリケーションは、アプリケーションの管理するチャンネル、音量、入力ソース等の情報を格納している部分の情報を変更する(ステップS905)。
【0053】
アプリケーション動作中に、TV機能ブロックでのTV機能実行に変わった場合(ステップS906)は、アプリケーションの管理するチャンネル、音量、入力ソース等の情報を格納している部分の情報を、CPU(101)よりCHIPSET(102)を介して、電源制御IC(105)のレジスタに書き込みを行い、再び一致させる(ステップS907)(C状態)。
その際に、チャンネル、音量、入力ソースが変更されると、図9(A)に示すA状態の働きとなる。
そして、再び、TV機能実行が、アプリケーションに移った場合は、図9(B)に示すB状態の動きとなる。
アプリケーションが終了する際で、TV機能実行をアプリケーションが行っている場合(ステップS908)は、アプリケーションの管理するチャンネル、音量、入力ソース情報を格納している部分の情報を、CPU(101)よりCHIP SET(102)を介して電源制御IC(105)のレジスタに書き込みを行い、再び一致させてから終了する(ステップS907)。
また、アプリケーションが終了する際で、TV機能実行をTV機能ブロックが行っている場合は、アプリケーションの管理するチャンネル、音量、入力ソース情報を格納している部分の情報を、電源制御IC(105)に書き込まずに終了する。
【0054】
(実施例2)
図12は、本発明に係るTV機能をもつ情報処理装置の他の実施例の構成を示すブロック図である。
本実施例は、情報処理装置機能ブロックの中にも、別にTVチューナ及び、NTSCデコーダを設けた点を特徴とし、各ブロックは、具体的に、以下のような内容からなる。
301はCPU、302はCHIP SET、303はMain Memory、304はBIOS、305は電源制御ICである。
306は表示コントローラで、情報処理装置が表示する際の制御ロジックで、NTSCデコーダからのデジタルデータを直接入力できる。
307はVideo Memoryで、表示コントローラ(306)が管理するメモリで、表示データが記憶されている。このメモリは、表示コントローラ(306)に内蔵されているものや、Main Memory(303)と共用されている場合もある。
【0055】
308は記憶装置、309はサウンドLSI、310はその他回路、
311はTVチューナ1で、アンテナ入力より選択された特定の周波数部分をVideo信号と音声信号に分けて出力する。
312はNTSCデコーダ1で、TVチューナより入力されるVideo信号を情報処理装置で扱えるデジタルデータに変換する。
、313はAMP部、314は音声GATE、315は表示装置である。
316はGATEで、NTSCデコーダからの映像データを表示コントローラ(306)に出力するかどうかを制御する。
317は入力装置、318はSW、319はスピーカ、320は視認装置である。
321はTVチューナ2で、アンテナ入力より選択された特定の周波数部分をVideo信号と音声信号に分けて出力する。
322はNTSCデコーダ2で、TVチューナより入力されるVideo信号を情報処理装置で扱えるデジタルデータに変換する。
【0056】
次に、本実施例に係るTV機能をもつ情報処理装置の実施の態様を説明する。(実施態様13)
情報処理装置の動作状態で、TV表示を行うアプリケーションが動作、もしくは入力装置(317)を使って起動され、ADAMS/BITCAST等のTV放送に重畳されたデータ放送の受信を、入力装置(317)を用いてユーザが選択するか、もしくは起動時のチャンネル選択がそのようになっている場合に、CPU(301)は、TV表示をTVチューナ2(321)、及びNTSCデコーダ2(322)をCHIP SET(302)、電源制御IC(305)を介して制御し、チャンネル切替え等を行うようにし、かつ、同様にCHIP SET(302)、電源制御IC(305)を介して、GATE(316)を制御して、NTSCデコーダ2(322)からのTV表示映像データを表示コントローラ(306)に出力するように制御する。
【0057】
CPU(301)は、TVチューナ1(311)、及びNTSCデコーダ1(312)を、重畳されたデータの受信専用に割り当てるようにCHIP SET(302)を介し制御する。
また、CPU(301)は、CHIP SET(302)、電源制御IC(305)を介して、音声GATE(314)を制御し、TVチューナ1(311)からの音声データをサウンドLSI(309)に出力せず、TVチューナ2(321)からの音声信号を出力するように制御する。
【0058】
これにより、重畳されたデータは、常時、TVチューナ1(311)、NTSCデコーダ1(312)、CHIP SET(302)を介して、CPU(301)及びCPU(301)が管理するMain Memory(303)に転送され、復号化が行われる。
また、他のTV番組は、TVチューナ2(321)、NTSCデコーダ2(322)、GATE(316)を介して、映像データが、表示コントローラ(306)への転送が行われて表示され、TVチューナ2(321)、音声GATE(314)、サウンドLSI(309)を介して、AMP部(313)に音声データが送られ、音声が出力され、他番組のTVの視聴が可能になる。
実施態様13によれば、ADAMS/BITCAST等は、一定時間重畳された情報を受信しないと、意味ある情報にならないため、ユーザが、ADAMS/BITCAST等の重畳された情報を受信しながら、その他のチャンネルのTV番組を視認することができ、ユーザの利便性が増す。
【0060】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、TV用で電源ONすることにより、情報処理装置用電源もONする場合は、OS起動し、アプリケーションによりTV機能が起動するのを待たずにTVを見ることができ、また、情報処理部の電源がOFFの場合は、消費電力を減らすことができる。
更に、TV用電源でONし、TV表示を行っている場合に、請求項1により、情報処理装置部の電源が供給されている場合は、簡単に表示を情報処理装置に切替えることがき、また、TVのみ表示状態で情報処理部がOFFの状態からユーザが情報処理装置を使いたくなってもそのまま起動することができる。
【0065】
更に、請求項2の発明によれば、TVボタン操作で、情報処理装置がどのような状態で起動するかが、ユーザに知らせることにより、ユーザの利便性が増す。
【0067】
更に、請求項3の発明によれば、電源ONボタンを操作する際に、電源ONにより、情報処理装置のみON/TVのみON/TV ON表示、情報処理装置ON等を切替えることができ、かつ、どの選択かをユーザに知らせることにより、ユーザの利便性が増す。
【0070】
更に、請求項4の発明によれば、TV機能部で設定したチャンネル、音量、入力ソースが、情報処理装置のアプリケーションでもそのまま利用でき、また、情報処理装置のアプリケーションで設定したチャンネル、音量、入力ソースが、TV機能部でそのまま利用できるため、ユーザの利便性が増す。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のTV機能をもつ情報処理装置の一実施例の構成を示すブロック図である。
【図2】図1中の電源制御ICの詳細な構成を示すブロック図である。
【図3】図1中の、表示コントローラの詳細な構成を示すブロック図である。
【図4】図1の実施例に係る情報処理装置の電源ON時の処理手順を示すフローチャートである。
【図5】図4においてTV機能が実行された後、情報処理装置用電源SWがONされたときの処理手順を示すフローチャートである。
【図6】図1の実施例に係る装置が、情報処理装置として動作している場合、TV用SWが押下されたときの、処理手順を示すフローチャートである。
【図7】図1の実施例に係る装置が、情報処理装置として動作している場合、TV用SWが押下されたとき、表示枠を指定してTV画面を表示する処理手順を示すフローチャートである。
【図8】図1の実施例に係る装置が、情報処理装置として動作している場合、TV用SWが押下されたとき、画面の半分にTV画面を表示する処理手順を示すフローチャートである。
【図9】図1の実施例に係る装置が、TV機能ブロックのみでTV機能を実行しているとき、そして、その後、情報処理装置のTVアプリケーションが起動されたときのチャンネル、音量、入力ソース情報の処理手順を示すフローチャート図である。
【図10】図1の実施例に係る装置が、情報処理装置のTVアプリケーションが起動された状態で、チャンネル、音量、入力ソースの変更があった場合の電源制御ICの処理手順を示すフローチャート図である。
【図11】図1の実施例に係る装置が、情報処理装置のTVアプリケーションが起動された状態で、チャンネル、音量、入力ソースの変更があった場合のCPUの処理手順を示すフローチャート図である。
【図12】図1の実施例に係るTV機能をもつ情報処理装置の他の実施例の構成を示すブロック図である。
【図13】従来のTV機能を特定アプリケーションとして機能させる情報処理装置の構成を示すブロック図である。
【図14】従来のTV機能を情報処理装置とは、別々に機能させる情報処理装置の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
101,301…CPU、102,302…CHIP SET、103,303…Main Memory、104,304…BIOS、105,305…電源制御IC、106,306…情報装置用表示コントローラ、107,307…Video Memory、108,308…記憶装置、109,309…サウンドLSI、110,310…その他回路、111,311,321…TVチューナ、112,312…NTSCデゴーダ、113,313…AMP部、114,314…音声GATE、115…表示コントローラ、116,316…GATE、117,317…入力装置、118,318…SW、119,315…表示装置、120,319…スピーカ、121,320…視認装置、201…外部I/F部、202…ADC I/F部、203…LCD I/F部、204…RGBX方向縮小部、205…2Lineバッファ部、206…NTSC入力&メモリI/F部、207…内部メモリ、208…解像度変換部、209…YUV/RGB変換部、210…MUX部、211…CRT出力部、212…LCD出力部。

Claims (4)

  1. 電源ONボタンとして、情報処理装置用とTV用電源ONを識別する機能として2つ以上の電源ボタンを備えたTV機能をもつ情報処理装置において、
    前記TV用電源ボタンでTVの電源ONした場合に、情報処理装置機能を実行する部分の電源供給を行うか否かを選択設定しておく手段を具備し、前記TV用電源ボタンでTVの電源をONの後、前記情報処理装置用の電源ボタンを押した場合に、前記選択設定が「電源供給を行わない」のときは、前記情報処理装置の起動を行い表示はTV用表示とし、前記選択設定が「電源供給を行う」のときは、情報処理装置表示に切り替える手段を具備することを特徴とするTV機能をもつ情報処理装置。
  2. 請求項1に記載のTV機能をもつ情報処理装置において、
    PowerOFF状態で、前記TV用電源ボタンを操作すると、前記選択設定内容が、どのような選択になっているか識別できる手段を具備することを特徴とするTV機能をもつ情報処理装置。
  3. 請求項1に記載のTV機能をもつ情報処理装置において、
    前記機能選択をユーザに識別できるようにする視認手段とを備え、前記視認手段は、電源ON時の機能選択により選択されている、TV機能のみON、情報処理装置機能とTV機能の両方ONしてTV機能でのTV表示、情報処理装置として電源ON、のうちの1つをユーザに知らせることを特徴とするTV機能をもつ情報処置装置。
  4. 請求項1に記載のTV機能をもつ情報処理装置において、
    TV機能で設定された音量、チャンネル、入力ソースと、情報処理装置機能で設定された音量、チャンネル、入力ソースの整合を取る手段を具備することを特徴とするTV機能をもつ情報処理装置。
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