JP3617434B2 - テープ印字装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、テープスプールに巻回された印字用テープを収納したカセットと、印字用テープを搬送するテープ搬送手段と、印字用テープに文字や図形等を印字する印字手段とを備えたテープ印字装置及びその装置に用いられるカセットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
本出願人は、先に実開平2−56666号公報において、ラベル表示等のため、被印字媒体である印字用テープとインクリボンとを内蔵したカセットを、テープ印字装置に着脱自在に装着できるように構成し、該テープ印字装置には、サーマルヘッド等の印字部と、該印字部に対して接離するプラテンと、前記インクリボンの巻取り手段等を備え、テープ印字装置に予め入力したデータに基づいてカセットから印字用テープを適宜速度で引き出される途中において、当該印字用テープに文字列等の画像を印字する装置を提案した。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前記のテープ印字装置によれば、カセットから印字用テープを引き出す方向に搬送できるだけであったから、印字用テープにその長手方向に沿って文字等の画像を一旦印字した後、再度印字用テープを所定距離だけ巻き戻して、既に印字済みの画像の周りに、その印字済みの画像とは異なる色で、装飾記号を印字し、又は重ね印字する等により画像を強調したり、印字用テープの幅方向に二段に印字することができなかった。
【0004】
また、通常、印字部と印字用テープの端部切断装置とが当該印字用テープの搬送方向に離れた位置に配設されているので、印字済みの印字用テープを切断した後、未印字の印字用テープの切断端部近傍から印字を開始することができず、端部切断装置と印字部との間の距離に相当する長さの分だけ、印字用テープの前端部が余る。換言すると、文字等の画像を列状に印字した印字用テープの前端には無駄な余白部分ができてしまい、印字用テープを無駄に消費するという問題があった。
【0005】
本願発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、前記の重ね印字動作等が可能で、印字用テープを無駄に消費することのないテープ印字装置及びテープ印字装置用カセットを提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、テープスプールに巻回された印字用テープ及びインクリボンを収納したカセットと、前記印字用テープを順方向に搬送するテープ搬送手段と、前記印字用テープとインクリボンとをプラテンとで挟持して該印字用テープに文字や図形等を印字する印字手段と、を有するテープ印字装置において、前記印字用テープを順方向に搬送するときには、前記印字手段と前記プラテンの少なくとも一方を他方に対して圧接させ、前記印字用テープを逆方向に搬送するときには、前記印字手段と前記プラテンの少なくとも一方を他方から離間させる接離機構と、前記カセットがテープ印字装置本体に収納された状態で、前記テープスプールに設けられた係合部と係合して、前記印字用テープを逆方向に搬送するために回転駆動される逆転駆動手段と、カセットの外側に配置された印字手段とプラテンとの間を通過したインクリボンを巻き取るリボン巻取り手段と、前記印字用テープを順方向に搬送するときには、前記リボン巻取り手段に駆動力を伝達し、前記印字用テープを逆方向に搬送するときには、前記リボン巻取り手段に駆動力を伝達しないようにする駆動力伝達手段とを設けたものである。
【0007】
このように構成することにより、印字用テープにその長手方向に沿って文字等の画像を一旦印字した後、接離機構が印字手段とプラテンとを離間させて、印字用テープを逆搬送するために逆転駆動手段が回転駆動され、その逆転駆動手段と係合される係合部を有するテープスプールが逆回転されることにより、印字用テープが所定距離だけ巻き戻されるので、既に印字済みの画像の周りに修飾記号を印字したり、または重ね印字したりすることができる。更に、印字用テープを逆搬送するときには、接離手段により印字手段とプラテンとが離間しており、且つリボン巻取り手段は駆動されないので、インクリボンがリボン巻き取り手段によって巻き取られず、また、印字用テープを所定距離だけ巻き戻して重ね印字等をする場合でも、インクリボンが印字用テープとともに巻き戻されて、使用済みのインクリボンが再度使用されてしまうことを防止することができる。
【0008】
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明と同様の構成を有し、更に、前記駆動力伝達手段は、前記印字用テープを逆方向に搬送するときには、前記リボン巻取り手段に駆動力を伝達しないようにするために、前記リボン巻取り手段のためのギヤを移動させるものである。従って、前記リボン巻取り手段のためのギヤを移動させることによって、請求項1と同様の作用を奏する。
【0009】
また、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明と同様の構成を有し、更に、前記駆動力伝達手段は、前記印字用テープを逆方向に搬送するときの前記リボン巻取り手段のためのギヤの移動に対応して、前記印字用テープの逆方向の搬送を遅延させるものである。従って、前記リボン巻取り手段のためのギヤを移動させ、その移動に対応した遅延をさせることによって、請求項1と同様の作用を奏する。
【0010】
【0011】
【0012】
【実施例】
次に、本発明を具体化した実施例について説明する。図1はテープ印字装置における合成樹脂製の本体1の概略平面図を示し、本体1の上面一側には、後述するカセット2を収納するための収納部3を覆うカバー体4が開閉自在に設けられている。また、本体1の上面には、文字等を入力するためのキーボード5、各種操作用スイッチパネル6、及び入力された文字や操作指示を表示するための液晶表示部7等が配置され、本体内には後述する機械的機構部及び図示しないが制御のためのマイクロコンピュータ等が内蔵されている。
【0013】
図2は本発明のカセット2の蓋体を除いた平面図を示し、カセット2には印字用テープ8とインクリボン9とが搭載されており、テープスプール10に巻回されたレセプタタイプの印字用テープ8は、後述するテープ搬送手段により4つのコロ11に案内されて放出部12からサーマルヘッド等の印字部13を経て搬送されるように構成されている。リボンスプール15に巻回されたインクリボン9は、カセット2のケース本体側に穿設した開口部18から臨むホトインタラプタ等の検出手段16に対する検出経路を経て前記放出部12印字部13の箇所で印字用テープ8と略平行状に添設され、リボン巻取りスプール17にて巻き取られるように構成されている。
【0014】
なお、カセット2には、これに搭載されるインクリボン9のインクの色、印字用テープ8の種類(正像印字するレセプタタイプと鏡像印字するラミネートタイプとがある)、印字用テープ8の幅寸法等により予め位置設定された6個の被検出部301a〜301fを備えたセンサパーツ301が取付けられ(図3参照)、本体1側に設けた検出スイッチ300a〜300f(図3には、300a,300bを図示しない)にて検出できるよう構成されている。この場合、検出スイッチのONに対応する部分ではセンサパーツ301側の穴が塞がれており、OFFに対応する部分では穴が開いた状態であり、図3では、検出スイッチ300c,300fがON、300d,300eがOFFになっている。次に示す表1に、インク色、テープ種類及びテープ幅と、前記検出スイッチ300a〜300fのON・OFFとの関係を示す。また、カセット2にはテープ搬送手段の一部品としてテープ送りローラ19が備えられている。
【0015】
【表1】
【0016】
次に、図4、図5、図6を参照しながらテープ印字装置の本体1側に設けたテープ搬送手段やインクリボンの巻き取り手段等の連動機構部の構成について説明する。レセプタタイプの印字用テープ8では、インクリボン9と対面する表面に印字され、印字用テープ8の裏面側には接着剤層が予め塗布され、この接着剤層に離型テープを仮接着している。
【0017】
まず、印字用テープの搬送手段及びインクリボンの巻取り手段の構成について説明する。本体1内のフレーム20には、前記テープスプール10の内径部に嵌合できるテープ逆転駆動カム21と、リボン巻取りスプール17の内径部に嵌合するリボン駆動カム22と、テープ送りローラ19の内径部に嵌合するテープ駆動カム23と、サーマルヘッド等の印字部13が各々立設され、正逆回転可能なテープ駆動モータ24の回転力は、ギヤ列80,81,82,83,84,85,86,87,88を介してテープ駆動カム23に伝達される。なお、前記テープスプール10の内周面には、前記テープ逆転駆動カム21の外周面に形成されたリブと係合する係合突起が設けられている。
【0018】
カセット2を本体1に装着し、印字用テープ8をカセット2から放出する方向に搬送(順方向に搬送)しながら印字動作するときには、後述するプラテン25が印字用テープ8とインクリボン9とを挟むように印字部13に押圧し、且つ押圧ローラ26に印字済みの印字用テープ8を挟むようにテープ送りローラ19の表面に接近させ、テープ駆動モータ24を正回転(図4において時計方向、矢印A方向)させる。このとき、ギヤ列80〜88,89を介して後述するプラテンギヤ90に伝達される。同時に、ギヤ85が図4において反時計方向に回転するので、これに同心的に固着された揺動アーム91は反時計方向に回転し、該揺動アーム91に取付けられてギヤ84に噛み合う遊星ギヤ92がリボン駆動カム22にクラッチばね(図示せず)を介して連結されたリボン駆動ギヤ93を図4の反時計周りに回転させてインクリボン9をリボン巻取りスプール17に巻き取りする。この場合、リボン巻取りスプール17に巻き取られる直径が増大するとインクリボン9の単位時間当たりの巻取り量が増大するが、早い速度で回転するリボン駆動ギヤ93からクラッチばねを介してスリップさせつつリボン駆動カム22を回転させることにより、インクリボン9の巻き緩みを防止している。また、押圧ローラ26の一側に設けた噛み合いギヤ96はギヤ88と噛み合い、テープ送りローラ19と押圧ローラ26とが同期して回転する。
【0019】
他方、印字動作を一時中断して印字用テープ8を巻き戻すとき(逆搬送のとき)には、インクリボン9は非回転とし、且つ押圧ローラ26とテープ送りローラ19とで印字用テープ8を挟持した状態で逆搬送すべく、テープ駆動カム23及びテープ逆転駆動カム21を図5の反時計方向に回転させるため、テープ駆動モータ24を逆回転(図5において反時計方向、矢印B方向)させる。こうすると、ギヤ85は図5において時計方向に回転するので、これに同心的に固着された揺動アーム91は反時計方向に回転し、該揺動アーム91に取付けられてギヤ84に噛み合う遊星ギヤ92がアイドラギヤ94を介して逆転ギヤ95を反時計方向に回転させ、これにクラッチばね(図示せず)を介して連結されたテープ逆転駆動カム21を逆回転させ、テープ逆転駆動カム21の外周面に形成されたリブと前記テープスプール10の内周面に設けられた係合突起とが係合してテープスプール10を逆回転させ、印字用テープ8をテープスプール10に巻き取る(巻き戻す)。この場合、印字部13に対してプラテン25は離間させておくものである。
【0020】
次に、図6〜図9を参照して、前記カセット2を本体1に対して脱着するに際してのプラテン25及び押圧ローラ26の連動機構部について説明すると、プラテン25を装着したプラテンホルダ30及び押圧ローラ26を装着した押圧ホルダ31はそれぞれフレーム20に枢支軸32,33に回動可能に連結されており、各プラテンホルダ30,押圧ホルダ31には、前記フレーム20の裏面(下面)に配設した断面L字状のプラテン用作動レバー34及びローラ用作動レバー35の立ち上がり先端部34a,35aがそれぞれ臨む開口穴30a,31aが穿設されている。また前記各開口穴30a,31a内には前記各先端部34a,35aの片面(押圧面側)に当接する突起30b,31bが一体的に形成されている。
【0021】
前記プラテンホルダ30及び押圧ホルダ31は、フレーム20の裏面に平行状に移動可能となるように配置され、フレーム20に軸36を介して回動自在に枢支された連動レバー37の下端取付け部37aに引張りばね38,39を介して連結されている。前記カセット2の収納部3を覆うカバー体4の閉じ状態において(図8参照)、当該カバー体4内面に突設した当接部4aに連動レバー37の背面が押されて直立状に規制されて、両作動レバー34,35により、プラテンホルダ30を介してプラテン25が印字部13の表面に押圧され、また、押圧ホルダ31を介して押圧ローラ26がテープ送りローラ19の表面に押圧される。
一方、カバー体4が蝶番ピン41箇所を中心にして開くとき、当接部4aとの規制が解除された連動レバー37は図6のごとく回動し、前記引張りばね38,39による付勢力を緩める一方、この連動レバー37は前記軸36に遊嵌させて係止したねじりコイルバネ40の付勢力にて図6の状態に回動するとき、下端取付け部37aの前面が両作動レバー34,35の他端34b,35b(図7参照)を押し、プラテンホルダ30及び押圧ホルダ31の各立ち上がり先端部34a,35aが開口穴30a,31aを押してプラテンホルダ30及び押圧ホルダ31が各々プラテン25、押圧ローラ26から離間する方向に強制的に回動するように構成されている。
【0022】
なお、プラテン25の一側部において、ギヤ89からプラテンギヤ90に動力伝達され、また、押圧ローラ26がその一側部に設けた噛み合いギヤ96はギヤ88と噛み合い動力伝達されていると、それらの歯車噛み合い反力により、ギヤ取りつき側が、印字部13及びテープ送りローラ19の表面に対して浮き上がり勝手となり、印字用テープ8及びインクリボン9をその幅方向において挟持圧力が均一になり難いという問題がある。そこで、図10〜図15に示すような、自動調心機構を用いて、挟持圧力を均一になるように構成している。
【0023】
即ち、プラテンホルダ30の取付け穴30cには、プラテンギヤ90が固着されたスプライン軸42の両端が嵌合される一方、プラテン25における内筒体25aの両端はプラテンホルダ30におけるリブ30d,30dにガイドされ、印字部13に対する押圧方向に移動可能で、且つそれと直角方向(印字用テープ8の移動方向)には移動が規制されている。そして、前記スプライン軸42の外周のスプライン部42aに対して前記内筒体25aを遊嵌的に被嵌する一方、該内筒体25aの内径部には、プラテン25の長さの略中央部にて内径方向に突出して前記スプライン部42aの各凹溝内に係合し得る複数の係合突起25bを設け、該各係合突起25b箇所を中心にしてプラテン25が前記スプライン軸42の軸線に対して揺動可能状態となるように構成されている(図10〜図13参照)。これにより、プラテンホルダ30を介してプラテン25を印字部13に向かって(図10の左方向に)押圧するとき、前記スプライン軸42の軸線はプラテンギヤ90側がギヤ89から離れる方向に傾斜しても、前記係合突起25bの箇所を中心としてプラテン25が印字部13の表面と平行状となるように押圧され、印字部13とプラテン25との間の印字用テープ8及びインクリボン9に対する幅方向の押圧力を均一にすることができる。
【0024】
前記と同様の構成を、押圧ホルダ31における押圧ローラ26箇所にも適用する。即ち、押圧ホルダ31の取付け穴31cには、噛み合いギヤ96が固着されたスプライン軸43の両端が嵌合される一方、押圧ローラ26における内筒体26aの両端は押圧ホルダ31におけるリブ31d,31dにガイドされ、テープ送りローラ19に対する押圧方向に移動可能で、且つそれと直角方向(印字用テープ8の移動方向)には移動が規制されている。そして、前記スプライン軸43の外周のスプライン部43aに対して前記内筒体26aを遊嵌的に被嵌する一方、該内筒体26aの内径部には、押圧ローラ26の長さの略中央部にて内径方向に突出して前記スプライン部43aの各凹溝内に係合し得る複数の係合突起26bを設け、該各係合突起26b箇所を中心にして押圧ローラ26が前記スプライン軸43の軸線に対して揺動可能状態となるように構成されている(図14〜図17参照)。これにより、押圧ホルダ31を介して押圧ローラ26をテープ送りローラ19に向かって(図14の左方向に)押圧するとき、前記スプライン軸43の軸線は噛み合いギヤ96側がギヤ88から離れる方向に傾斜しても、前記係合突起26bの箇所を中心として押圧ローラ26がテープ送りローラ19の表面と平行状となるように押圧され、印字用テープ8に対する幅方向の押圧力を均一にすることができる。
【0025】
次に、図18〜図21を参照しながら、前記印字用テープ8の印字搬送(順方向搬送)動作及び巻き戻し(逆搬送)動作に際して、プラテン25が印字部13に対して接離する動作機構部について説明すると、印字用テープ8を印字しつつ搬送するときには、収納部3にカセット2を入れた状態でカバー体4は閉じてある。そのため、前述のように連動レバー37は垂直となって引張りばね38の付勢力にてプラテン用作動レバー34を介してプラテンホルダ30を回動させ、プラテン25が印字部13に押圧するようになっている(図18参照)。
【0026】
そして、プラテンホルダ30には、軸45を介してプラテン連動レバー46の一端が回動可能に軸支されている。このプラテン連動レバー46は、フレーム20の曲げ起こし部20aと、カム47とに挟まれて平行移動のみ可能となるように移動範囲が規制されている。このカム47はフレーム20に取付くプラテン作動モータ48からギヤ列49を介して一方向(図20の反時計方向)に回転するものであり、カム47の端面に対して前記プラテン作動レバー46の他端を折曲げた当接部46aを臨ませ、該カム47の所定回動位相位置にてプラテン作動レバー46を図19の右方向に引張ってプラテンホルダ30が印字部13から離間するように構成されている。
【0027】
図20、図21に示すように、プラテンホルダ30の作動状態はカム47の回転位相をリリーフスイッチ50のON・OFFにて検出される。即ち、図18及び図20に示すプラテンホルダ30の圧接状態では、カム47と一体的に回転するセンサ板51の端面がリリーフスイッチ50と当接せず、OFF状態である。一方向にのみ回転するプラテン作動モータ48が図20,図21の反時計方向に回転し、カム47が時計方向に回転するにつれて、当該カム47の端面にてプラテン作動レバー46の他端を図19の右方向に押圧して、プラテンホルダ30は印字部13から離間するのであり、このとき、リリーフスイッチ50がONとなって、プラテン作動モータ48を停止させる。
【0028】
これにより、テープ印字装置を使用しない状態では、プラテン25が印字部13から離間した状態を保持して、ゴム製等の柔らかいプラテン25が印字部13表面に押圧されて永久変形するのを防止している。逆に、プラテンホルダ30が離間状態から圧接状態に移る途中段階では、リリーフスイッチ50がON状態を保持し、完全に圧接状態となって初めてOFF状態となる。
【0029】
本実施例では、カム47の回転によりプラテンホルダ30を離間方向にのみ作動させる一方、カバー体4の開閉動作に応じて引張りばね38,39及びプラテン用作動レバー34、押圧用作動レバー35を介してプラテンホルダ30及び押圧ホルダ31を接離方向に回動させる構成であるから、プラテン作動モータ48の作動にてプラテンホルダ30が圧接状態または離間状態の如何に拘らず、カバー体4を開くと、プラテンホルダ30及び押圧ホルダ31は、優先的に離間状態に強制移動させられるので、使用者はカセット2の交換を随時実行することができる。
【0030】
次に、図4及び図22を参照しながら、印字用テープ8の切断機構52について説明する。切断機構52は固定刃53と可動刃54と、該可動刃54の駆動手段であるカッターモータ55とからなり、フレーム20の立ち上がり部20bに固定刃53を固定する一方、これに隣接して可動刃54を支軸56周りに回動可能に枢着し、バネ座金57にて固定刃53側面方向に付勢する。カッターモータ55にてギヤ列58を介して円盤状の作動板60を一方向に回転させる。この作動板60の片面に突出する係合ピン61を、前記可動刃54の基部から延びる連結片62の二股部に摺動自在に係合させ、作動板60の1回転にて可動刃54が開いた状態(図22の実線状態参照)から一旦閉じて(図22の二点鎖線参照)、再度開いた状態に戻るように構成されており、作動板60の一側端の切欠き部60aにリリーフスイッチ63が当接する位置にてOFFとなり、可動刃54が開いた状態で停止すべくカッターモータ55が停止する。
【0031】
次に、前記構成のテープ印字装置における動作を説明する。図18,図19は、レセプタータイプの印字用テープ8をカセット2に収納して印字する場合であり、印字部13から切断機構52によるテープ切断位置迄の距離Lは実施例では25mmである。また、図23に示すように、カセット2内に収納されたインクリボン9には、その長手方向に沿って黒色インク部70と赤色インク部71とがマーク部73,74を介して交互に配置されているものとする。そのピッチPは20cmであり、色を前記光透過式の検出手段16により判別するため、黒色インク部70の前には黒色のバーコード1本のマーク部73が形成され、赤色インク部71の前には黒色のバーコード2本のマーク部74が形成されている。この2色のインクリボン9を使用して、印字用テープ8に幅方向に二段の文字列を印字する場合について説明する。
【0032】
まず、本体1の収納部3にカセット2をセットすると、本体1側に設けた検出スイッチ300a〜300fのON・OFFの組合せにより、表1のごとくにインク色、印字用テープ8の幅及び種類が判別される。次いで、本体1の操作スイッチ6にて色等を指令(入力)し、キーボード5にて文字を入力する。
【0033】
印字スイッチを押下すると、テープ駆動モータ24が正回転する。最初、印字部13の箇所に対応するインクリボン9におけるインク部の色がいずれか判別できないので、インクリボン9及び印字用テープ8を所定位置まで送る。この場合、図18の如く、プラテンホルダ30のプラテン25及び押圧ホルダ31の押圧ローラ26を各々印字部13、テープ送りローラ19に押圧させておく。インクリボン9及び印字用テープ8の送り量はテープ送りローラ19と押圧ローラ26との回転量で制御される。最初のインクリボン9の送り量は、黒色インク部70または赤色インク部71のマーク部73,74を検出手段16で検出する迄の送り量と前記距離L(実施例では25mm) との和である。
【0034】
例えば最初に黒色インク部70が検出されると、黒色で印字を実行する。文字列等の画像の長さが15cmであると、印字終了しても印字用テープ8及びインクリボン9を一体的に5cm 空送りする。実施例ではインク部とマーク部との和によるピッチが20cmであり、インクリボン9の送り量は印字用テープ8の送り量(20cm) で制御されるため、最初にマーク部73又は74により色の判別を実行すれば、後には色検出、インク部の位置を検出する必要がなく、送り制御が簡素化される。
【0035】
次いで、プラテン作動モータ48を駆動させ、プラテンホルダ30を回動させてプラテン25を印字部13から離間させる(図19参照)。この状態で、図5に示すように、テープ駆動モータ24を逆回転させると、前述したように、ギヤ列におけるギヤ84は時計方向に回転し、揺動アーム91に枢支された遊星ギヤ92がリボン巻取り用のリボン駆動カム22に対するギヤ93との噛み合いが解除されてインクリボン9の巻取りが停止する一方、前記遊星ギヤ92がギヤ94に噛み合って反時計方向に回転させ、以下のギヤ86〜88の回転にてテープ送りローラ19を反時計方向に回転させる。ギヤ88と噛み合いギヤ96との噛み合いにて押圧ローラ26も強制回転し、両ローラ19,26にて挟持された印字用テープ8は20cmだけ巻き戻される。
【0036】
この場合、揺動アーム91の揺動角度により、テープ送りローラ19や押圧ローラ26及びプラテン25に対してテープ駆動カム23の回転が遅れて、カセット2内で印字用テープ8が緩んでしまうおそれがある。この問題を解決するため、本実施例では、ギヤ87を、図8に示すように、2つのギヤ87a,87bにて構成し、ギヤ87aとギヤ87bとは間欠的に結合されており、ギヤ87aの回転に対してギヤ87bの回転が適宜遅れるように構成されている。ここで、テープ駆動モータ24からの回転はギヤ87aに伝達される一方、ギヤ89,88及び噛み合いギヤ96へはギヤ87bを介して伝達されるため、プラテン25、テープ送りローラ19及び押圧ローラ26の回転は、テープ駆動モータ24の回転開始に対して遅れが生じる。この遅れ量は揺動アーム91の揺動による遅れ時間以上に設定されているのでカセット2内に巻き戻される印字用テープ8に緩みが発生しないのである。
【0037】
次いで、プラテン作動モータ48を駆動し、プラテンホルダ30を回動させ、プラテン25を印字部13の表面に圧接する状態にセットし、その後、テープ駆動モータ24を正回転させ、下段に赤色にて文字列を印字すれば良い。
【0038】
なお、1色のインクリボン9を使用して、一旦印字用テープ8に文字列を印字した後、印字用テープ8を一旦巻き戻して、当該印字用テープ8に幅方向に二段の文字列を印字したり、文字列の周囲に飾り枠を印字したり、強調印字したりする場合についても、前記と同様に最初の文字列印字後に、インクリボン9を停止させたまま、印字用テープ8だけを適宜距離だけ巻き戻し、再度後の印字を実行すれば良いのである。
【0039】
次に、図24を参照しながら、印字用テープ8の長手方向の端部(カット端)76aから印字列始端位置までの距離を短くして余白部分を少なくする動作について説明する。本実施例において、印字部13から切断機構52までの距離L1とすると、従来では、印字用テープ8は放出側に搬送するだけであったから、印字用テープ8に対する印字開始位置は前記距離L1の余白部分の次に来るので余白部分が長くなるのであった。
【0040】
本実施例では、印字開始に先立って、L2(<L1)だけ印字用テープ8のみを巻き戻して停止し、次いで印字用テープ8を順方向に搬送しながら印字動作を実行するのである。なお、前述のように文字列等の画像75を印字した後、当該画像75領域の後端から距離L1に加えて余白距離L3だけ印字用テープ8とインクリボン9とを順方向に搬送してカット部76bにて切断する。そして、次の印字に際しては、印字用テープ8を適宜距離L2だけ巻き戻してから後に印字を開始すると、これにより、余分な長い余白距離を作ることなく、ひいては印字用テープ8を無駄にしないで、印字することができるのである。
【0041】
図25の実施例は、ラミネートタイプの印字用テープをカセット2に装着して印字を実行する場合であり、カセット2内には、透明テープ77とインクリボン9と両面接着テープ78とが内蔵されている。そして、本体1内にカセット2を装着し、前記各実施例と同様に透明テープ77とインクリボン9とを印字部13に向かって順搬送しながら、透明テープ77に文字等の画像の鏡像を印字し、その後、テープ送りローラ19と押圧ローラ26の箇所で透明テープ77と両面接着テープ78とを、透明テープ77における印字面が両面接着テープ78の片方の接着面に接着するように重ねて送り出すのである。なお、両面接着テープ78の他方の接着面はシリコーン等の離型剤を塗布した離型テープ(図示せず)が仮貼着されている。このラミネートタイプでは、2色印字動作等の印字用テープの逆搬送は禁止されている。
【0042】
なお、前記各実施例において、インクリボン9の終端を検出するため、当該インクリボン9の終端とスプール15とをアルミテープ等の光非透過性テープ79(図23参照)にて接続しておき、検出手段16の箇所にて光非透過性テープ79を検出すれば、その後の印字動作を中止するようにすればよい。また、前記ラミネートタイプに使用される透明テープ77の場合にも、当該透明テープ77は検出手段16の箇所を通過させるので、透明テープ77の終端に光非透過性テープ79を接続する。
【0043】
さらに、カセット2内にインクリボン9を内蔵せず、感熱発色する非透明な印字用テープを使用する場合には、当該印字用テープの終端に透明なテープを接続することで、その終端を検出手段16にて検出することができる。
【0044】
【発明の効果】
以上に説明したように、請求項1に記載の発明では、テープスプールに巻回された印字用テープ及びインクリボンを収納したカセットと、前記印字用テープを順方向に搬送するテープ搬送手段と、前記印字用テープとインクリボンとをプラテンとで挟持して該印字用テープに文字や図形等を印字する印字手段と、を有するテープ印字装置において、前記印字用テープを順方向に搬送するときには、前記印字手段と前記プラテンの少なくとも一方を他方に対して圧接させ、前記印字用テープを逆方向に搬送するときには、前記印字手段と前記プラテンの少なくとも一方を他方から離間させる接離機構と、前記カセットがテープ印字装置本体に収納された状態で、前記テープスプールに設けられた係合部と係合して、前記印字用テープを逆方向に搬送するために回転駆動される逆転駆動手段を設けたものであるから、印字用テープにその長手方向に沿って文字等の画像を一旦印字した後、再度印字用テープを所定距離だけ巻き戻して既に印字済みの画像の周りに装飾記号を印字し、又は重ね印字する等により画像を強調したり、印字用テープの幅方向に二段に印字するという複雑な印字動作を至極簡単に実行することができるという効果を奏する。
【0045】
また、印字部と印字用テープの端部切断機構とが当該印字用テープの搬送方向に離れた位置に配設されていても、印字済みの印字用テープを切断した後、未印字の印字用テープの切断端部近傍から印字を開始することができ、文字等の画像を列状に印字した印字用テープの両端に無駄な余白部分を発生させることを防止できるので、印字用テープを無駄に消費することがなくなり、経済的であるという効果を奏する。更に、カセットの外側に配置された印字手段とプラテンとの間を通過したインクリボンを巻き取るリボン巻取り手段と、前記印字用テープを順方向に搬送するときには、前記リボン巻取り手段に駆動力を伝達して前記インクリボンを巻き取るとともに、前記印字用テープを逆方向に搬送するときには、前記リボン巻取り手段に駆動力を伝達しないようにする駆動力伝達手段とを設けたものであり、接離手段が印字用テープの逆方向に搬送するときに印字手段とプラテンとを離間させているので、印字用テープを所定距離だけ巻き戻して重ね印字等をする場合でも、インクリボンが印字用テープとともに巻き戻されて、使用済みのインクリボンが再度使用されてしまうことを防止することができるという効果を奏する。
【0046】
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明と同様の構成を有し、更に、前記駆動力伝達手段は、前記印字用テープを逆方向に搬送するときには、前記リボン巻取り手段に駆動力を伝達しないようにするために、前記リボン巻取り手段のためのギヤを移動させるものであるから、前記リボン巻取り手段のためのギヤを移動させることによって、請求項1と同様の作用を奏する。
【0047】
また、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明と同様の構成を有し、更に、前記駆動力伝達手段は、前記印字用テープを逆方向に搬送するときの前記リボン巻取り手段のためのギヤの移動に対応して、前記印字用テープの逆方向の搬送を遅延させるものであるから、前記リボン巻取り手段のためのギヤを移動させ、その移動に対応した遅延をさせることによって、請求項1と同様の作用を奏する。
【0048】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のテープ印字装置の概略平面図である。
【図2】蓋体を省略したカセットの正面図である。
【図3】カセットに内蔵した印字用テープの種類等を検出する機構を示す断面図である。
【図4】本体1内の機械的機構部の平面図である。
【図5】プラテンホルダをリリースした状態の平面図である。
【図6】カバー体を開いた状態の側断面図である。
【図7】カバー体の動作とプラテンホルダ及び押圧ホルダの連動機構部の平面図である。
【図8】カバー体を閉じた状態の側断面図である。
【図9】図8のIX−IX矢視図である。
【図10】プラテンホルダの要部拡大断面図である。
【図11】図10のXI−XI線矢視断面図である。
【図12】図11のXII −XII 線矢視断面図である。
【図13】図11のXIII −XIII 線矢視断面図である。
【図14】押圧ホルダの要部拡大断面図である。
【図15】図14のXV−XV線矢視断面図である。
【図16】図15のXVI −XVI 線矢視断面図である。
【図17】図15のXVII−XVII線矢視断面図である。
【図18】印字用テープ順方向搬送状態の説明図である。
【図19】印字用テープ逆搬送状態の説明図である。
【図20】図18のXX−XX線矢視図である。
【図21】プラテンホルダを作動する状態のカムの位相状態を示す正面図である。
【図22】印字用テープの切断機構の正面図である。
【図23】インクリボンの説明図である。
【図24】印字用テープの説明図である。
【図25】ラミネートタイプの場合の説明図である。
【符号の説明】
1 本体
2 カセット
4 カバー体
8 印字用テープ
9 インクリボン
13 印字部
16 検出手段
19 テープ送りローラ
20 フレーム
24 テープ駆動モータ
25 プラテン
26 押圧ローラ
30 プラテンホルダ
31 押圧ホルダ
34 プラテン作動用レバー
35 押圧用作動レバー
37 連動レバー
38,39 引張りばね
46 プラテン連動レバー
47 カム
48 プラテン作動モータ
Claims (3)
- テープスプールに巻回された印字用テープ及びインクリボンを収納したカセットと、前記印字用テープを順方向に搬送するテープ搬送手段と、前記印字用テープとインクリボンとをプラテンとで挟持して該印字用テープに文字や図形等を印字する印字手段と、を有するテープ印字装置において、
前記印字用テープを順方向に搬送するときには、前記印字手段と前記プラテンの少なくとも一方を他方に対して圧接させ、前記印字用テープを逆方向に搬送するときには、前記印字手段と前記プラテンの少なくとも一方を他方から離間させる接離機構と、
前記カセットがテープ印字装置本体に収納された状態で、前記テープスプールに設けられた係合部と係合して、前記印字用テープを逆方向に搬送するために回転駆動される逆転駆動手段と、
前記カセットの外側に配置された印字手段とプラテンとの間を通過したインクリボンを巻き取るリボン巻取り手段と、
前記印字用テープを順方向に搬送するときには、前記リボン巻取り手段に駆動力を伝達し、前記印字用テープを逆方向に搬送するときには、前記リボン巻取り手段に駆動力を伝達しないようにする駆動力伝達手段とを設けたことを特徴とするテープ印字装置。 - 前記駆動力伝達手段は、前記印字用テープを逆方向に搬送するときには、前記リボン巻取り手段に駆動力を伝達しないようにするために、前記リボン巻取り手段のためのギヤを移動させることを特徴とする請求項1に記載のテープ印字装置。
- 前記駆動力伝達手段は、前記印字用テープを逆方向に搬送するときの前記リボン巻取り手段のためのギヤの移動に対応して、前記印字用テープの逆方向の搬送を遅延させることを特徴とする請求項2に記載のテープ印字装置。
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