JP3614700B2 - 微生物農薬製剤およびその製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
近年、植物病害防除の分野で、微生物農薬が生物的防除のための重要な手段として期待されている。これらの微生物農薬を実用化する際の大きな課題は、製造してからのち、流通、輸送、保管の段階を経て、使用する段階まで、農薬としての効果を示すに必要なだけの微生物の生存率、そして、活性を保った状態で保存し続ける必要があるというところにある。さらには、従来の化学農薬により近い、粉剤、水和剤のような形態で供給して、現場での散布方法、使用する器具、道具などの点について、可能な限り従来の化学農薬により近い方法で用い得るならば、なお好ましい。従来より、上述した剤形の微生物農薬としては、種々の無機あるいは高分子の担体に固定化したもの(本間善久、『農業及び園芸』第69巻第2号、42−48、「拮抗微生物による土壌病害の生物的除」)が知られているが、いずれも保存性という点では充分とは言い難い。また、非病原性フザリウム菌を種々の鉱物質系の資材に吸着し、製剤化したもの(小川圭ら、日植病報53巻、416−417、「非病原性フザリウム菌の製剤化に関する研究」)やフザリウムの生菌体をゼオライト系の基材に吸着させ、自然乾燥させることで生菌としての活性と安定性とを同時に備えるようにした生菌製剤(特開昭63−227507号公報)などが知られているが、常温下での長期保存により微生物の生存率が低下してしまうという問題があった。さらに、上記製剤の微生物が糸状菌のフザリウム菌に限定されており、フザリウム菌以外の特に胞子等の耐久体をつくらない細菌になると常温での保存性に優れた製剤の製造は、さらに困難な状況である。また、上述したように、通常、クレー、炭酸カルシウム、タルク、珪藻土、ゼオライトなどの鉱物系資材が微生物の固定化を主目的として用いられているので、製剤化は、培養後のウエットな状態の微生物と上記資材を混合した後に乾燥する方法が一般的にとられている。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、凍結乾燥した微生物にアンモニア吸着能を有する吸着剤を混合することで、保管中に発生するアンモニアを吸着・除去することにより、保存安定性に優れた微生物農薬製剤を提供することを課題とする。
【0003】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、鋭意検討の結果、植物病害に対して防除効果を有する微生物にアンモニア吸着能を有する吸着剤を混合した微生物農薬製剤を製造することで、保管中に発生するアンモニアを吸着・除去することにより、微生物の保存性を向上させることができることを見出し、本発明に到達した。
【0004】
すなわち、本発明は、植物病害に対して防除効果を有する微生物を凍結乾燥した後、アンモニア吸着能を有する吸着剤を混合させることを特徴とする微生物農薬製剤およびその製造方法に関するものであり、植物病害に対して防除効果を有する微生物が特に凍結乾燥したグラム陰性細菌であること、また、グラム陰性細菌がエルビニア属細菌あるいはシュードモナス属細菌である微生物農薬製剤およびその製造方法に関するものである。
【0005】
以下、本発明を詳細に説明する。本発明者らは、鋭意検討の結果、エルビニア・カロトボーラ細菌により引き起こされる、難防除な植物病害の一種である軟腐病を、軟腐病の病原性を欠失させて非病原化したエルビニア・カロトボーラ細菌を用いることにより、有効に防除することができることを提案した(特公平6−92286号公報)。さらに、非病原化したエルビニア・カロトボーラ細菌として、より広範な菌株に対して優れた抗菌活性を示す非病原性エルビニア・カロトボーラ サブスピ カロトボーラ CGE234M403菌株(Erwiniacarotovora subsp. carotovora CGE234M403)を用いることについても提案している(特公平6−38746号公報)。また、該菌株を種々の糖類と混合し、真空凍結乾燥することで保存性に優れた微生物農薬を製造できることを見出し、特許出願した(特開平4−311391号公報)。さらに、微生物農薬の製造工程において、該菌株をアスコルビン酸とともに凍結乾燥させることで、良好な保存性を得ることができることも見出し、特許出願した(特開平8−183706号公報)。
【0006】
一方、シュードモナス属菌であるシュードモナス・エスピー CAB−02菌株(Pseudomonas sp. CAB−02)は、イネもみ枯細菌病菌による苗腐敗症、イネ苗立枯細菌病およびイネばか苗病の3病害を同時に防除することが可能であり、特許出願されている(特開平9−124427号公報)。さらに、該菌株を糖類と混合し、真空凍結乾燥もしくは真空乾燥することによって生存率を維持させ、長期間にわたって安定に保存することができることを見出し、特許出願した(特願平10−083518号)。上述した軟腐病およびイネ病害に対して防除効果の高い菌株は、以下の如く、工業技術院生命工学工業技術研究所に寄託され、以下の寄託番号が付与されている。
【0007】
しかしながら、上述した2菌株をそれぞれ有効成分とする微生物農薬製剤の保存性については、10℃以下では2年以上の長期間の保存が可能であるが、常温では、真空包装の形態では実用レベルに達しているが、まだ充分とは言えない。すなわち、真空包装の形態をとることにより、製剤の固結が生じる恐れもあり、また、製造効率が悪く、かつ、コスト的にも高くなる。
【0008】
そこで、上述した問題を解決すべく検討した結果、常圧で包装することが可能となり、かつ、常温での保存性も向上できる方法を見出した。すなわち、微生物農薬製剤中の菌の保存性の低下は、保管中に出るアンモニアガスが主原因の一つであることをつきとめ、この原因を取り除くため、種々の吸着剤を製剤に混合して保管中に出るアンモニアガスを吸着・除去することを鋭意検討した。その結果、ゼオライト、モレキュラシーブス、シリカゲルが、発生するアンモニアガスの吸着・除去に特に優れた効果を示すことを見出した。このようなアンモニア吸着能を有する吸着剤を製剤に混合する方法により、常圧包装でも菌を長期間、安定に保存することが可能となった。
【0009】
本発明において使用される吸着剤としては、アンモニア吸着能を有するものであれば、どのような種類・形状のものでも使用することができるが、上述のようにゼオライト、モレキュラシーブス、シリカゲルが特に優れた効果を示し、好ましい。ゼオライトとしては、アンモニアガスを吸着するものであればよく、具体的には、例えば、粉末ゼオライト3A,4A,5Aおよび13Xなどがある。ゼオライトの1種であるペレット状のモレキュラシーブスについてもアンモニア吸着能があり、用いることができる。天然ゼオライトについては、合成粉末品に比べて吸着能が劣るため、添加量を多くする必要がある。シリカゲルについても、同様にアンモニア吸着能があるものについては用いることができる。また、1種類の吸着剤を単独で使用してもよいし、複数の種類の吸着剤を混合して使用することも可能である。なお、微生物農薬を水和剤として使う場合には、アンモニア吸着剤も粉末にする必要があり、粉末ゼオライトがより好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を実施例により具体的に説明する。まず、非病原性エルビニア・カロトボーラ サブスピ カロトボーラ CGE234M403菌株あるいはシュードモナス・エスピー CAB−02菌株を適当な培地で培養する。ここで使用される培地は、菌が増殖するものであれば、特に限定されるものではない。必要な炭素源、窒素源、無機物などを適当に含有していて、菌の生育が可能な培地であれば、天然培地、合成培地のいずれも用いることができる。培地としては、具体的には、例えば、802培地、ブイヨン培地、キングB培地、PS培地、PDB培地、合成M9培地などが挙げられる。以上のような培地で、非病原性エルビニア・カロトボーラ サブスピ カロトボーラ CGE234M403菌株は、15〜37℃、好ましくは20〜30℃で、シュードモナス・エスピー CAB−02菌株は、15〜42℃、好ましくは30〜40℃で、10〜35時間培養し、増殖させた後に遠心分離もしくは限外ろ過膜による濃縮により菌体を回収する。次に、回収した菌体を、保護液に懸濁し、凍結した後、凍結乾燥機により乾燥する。得られた乾燥菌体を粉砕し、菌濃度を一定にするために増量剤と混合して製剤を作成する。増量剤としては、タルク、珪藻土、炭酸カルシウムなどの鉱物性粉末などがあり、水和剤として要求される重要な品質特性である、水で希釈するときに薬剤が速やかに水になじみ、それを撹拌したときに分散性が良好で、しかもそれを長く維持するもので、なおかつ、菌濃度を落とすものでなければ、これらに限定されるものではない。この製剤にアンモニア吸着能を有する吸着剤を混合して微生物農薬製剤を製造する。吸着剤としては、モレキュラシーブス、ゼオライト、シリカゲルから選ばれる少なくとも1種類を用いる。製剤に対して吸着剤を添加する量は、0.1重量部以上、好ましくは、0.5〜10.0重量部とするのが、保存性向上にとってよい。吸着剤の添加量が0.5重量部以下では、充分な保存性を得ることができなくなる場合があるため、好ましくない。また、吸着剤の添加量が10.0重量部以上では、保存性の向上にさほど変化はなく、経済的にも不利となるだけであり、好ましくない。
【0011】
【実施例】
次に実施例を示すが、本発明は以下の実施例によって限定されるものではない。
【0012】
なお、実施例に用いた培地の組成を次に示す。
【0013】
802培地:ポリペプトン 10g、酵母エキス 2g、MgSO4・7H2O 1g、水 1L、pH7.2
実施例1
まず、非病原性エルビニア・カロトボーラ サブスピ カロトボーラ CGE234M403菌株(FERM BP−4328)を200mlの802培地に接種し、前培養した後、4Lの802培地でジャーファーメンターにより、30時間培養した。培養後、遠心分離機による遠心分離にて、菌体を回収し、保護液に懸濁した。この懸濁液を凍結した後、凍結乾燥機により2日間乾燥した。乾燥菌体を粉砕し、所定量の増量剤と混合した後、モレキュラシーブス(4A,1/16)を5.0重量部混合して、アルミラミネート袋に入れ、真空包装した。このようにして、微生物農薬製剤を製造した。その後、37℃にて保存し、微生物農薬製剤中の菌の生存率を経時的に測定した。その結果を表1に示す。
【0014】
比較例1
実施例1と全く同様にして、ただし、モレキュラシーブスを混合しない微生物農薬製剤を製造した。その後、実施例1と同様にして菌の生存率を測定した。その結果を表1に示す。
【0015】
実施例2
実施例1と全く同様にして、ただし、真空包装せずに微生物農薬製剤を製造した。その後、実施例1と同様にして菌の生存率を測定した。その結果を表1に示す。
【0016】
比較例2
実施例2と全く同様にして、ただし、モレキュラシーブスを混合しない微生物農薬製剤を製造した。その後、実施例1と同様にして菌の生存率を測定した。その結果を表1に示す。
【0017】
【表1】
【0018】
実施例3
実施例1と全く同様にして、ただし、非病原性エルビニア・カロトボーラ サブスピ カロトボーラ CGE234M403菌株の代わりにシュードモナス・エスピー CAB−02菌株(FERM P−15237)を培養して微生物農薬製剤を製造した。その後、実施例1と同様にして菌の生存率を測定した。その結果を表2に示す。
【0019】
比較例3
実施例3と全く同様にして、ただし、モレキュラシーブスを混合しない微生物農薬製剤を製造した。その後、実施例1と同様にして菌の生存率を測定した。その結果を表2に示す。
【0020】
実施例4
実施例3と全く同様にして、ただし、真空包装せずに微生物農薬製剤を製造した。その後、実施例1と同様にして菌の生存率を測定した。その結果を表2に示す。
【0021】
比較例4
実施例4と全く同様にして、ただし、モレキュラシーブスを混合しない微生物農薬製剤を製造した。その後、実施例1と同様にして菌の生存率を測定した。その結果を表2に示す。
【0022】
【表2】
【0023】
実施例5
実施例2と全く同様にして、5.0重量部のモレキュラシーブス(4A,1/16)を混合したものの代わりに、それぞれ0重量部、0.5重量部、1.0重量部、2.5重量部、10.0重量部のモレキュラシーブス(4A,1/16)を混合した微生物農薬製剤を製造した。その後、実施例1と同様にして菌の生存率を測定した。その結果を表3に示す。
【0024】
【表3】
【0025】
実施例6
実施例2と全く同様にして、5.0重量部のモレキュラシーブス(4A,1/16)を混合したものの代わりに、それぞれ5.0重量部の合成ゼオライト(A−4,粉末)、5.0重量部のシリカゲル(中粒状)を混合した微生物農薬製剤および吸着剤を混合していない微生物農薬製剤を製造した。その後、実施例1と同様にして菌の生存率を測定した。その結果を表4に示す。
【0026】
【表4】
【0027】
実施例7
実施例5と全く同様にして、モレキュラシーブス(4A,1/16)の代わりに、それぞれ0重量部、0.5重量部、1.0重量部、2.5重量部、5.0重量部、10.0重量部の合成ゼオライト(A−4,粉末)を混合した微生物農薬製剤を製造した。その後、実施例1と同様にして菌の生存率を測定した。その結果を表5に示す。
【0028】
【表5】
【0029】
実施例8
実施例4と全く同様にして、5.0重量部のモレキュラシーブス(4A,1/16)の代わりに、それぞれ0重量部、0.1重量部、0.5重量部、1.0重量部、5.0重量部の合成ゼオライト(A−4,粉末)を混合した微生物農薬製剤を製造した。その後、実施例1と同様にして菌の生存率を測定した。その結果を表6に示す。
【0030】
【表6】
【0031】
実施例9
実施例5の各重量部のモレキュラシーブス(4A,1/16)を混合した微生物農薬製剤の包装袋内のアンモニアガス濃度を測定した。その結果を表7に示す。
【0032】
実施例10
実施例7の各重量部の合成ゼオライト(A−4,粉末)を混合した微生物農薬製剤の包装袋内のアンモニアガス濃度を測定した。その結果を表7に示す。
【0033】
【表7】
【0034】
【発明の効果】
本発明により、より安定な状態で保存が可能な微生物農薬製剤を調製することができるようになるため、微生物農薬の扱いやすさが向上する。
Claims (12)
- 植物病害に対して防除効果を有する微生物を凍結乾燥させた後、アンモニア吸着能を有する吸着剤を混合させたことを特徴とする植物病害に対して防除効果を有する微生物農薬製剤。
- アンモニア吸着能を有する吸着剤がゼオライト、モレキュラシーブス、シリカゲルから選ばれる少なくとも1種類であることを特徴とする請求項1記載の微生物農薬製剤。
- 植物病害に対して防除効果を有する微生物がグラム陰性細菌であることを特徴とする請求項1または2記載の微生物農薬製剤。
- 植物病害に対して防除効果を有する微生物がエルビニア属細菌あるいはシュードモナス属細菌であることを特徴とする請求項1または2記載の微生物農薬製剤。
- エルビニア属細菌がエルビニア・カロトボーラ サブスピ カロトボーラ CGE234M403菌株(Erwinia carotovora subsp. carotovora CGE234M403)であることを特徴とする請求項4記載の微生物農薬製剤。
- シュードモナス属細菌がシュードモナス・エスピー CAB−02菌株(Pseudomonas sp. CAB−02)であることを特徴とする請求項4記載の微生物農薬製剤。
- 植物病害に対して防除効果を有する微生物を凍結乾燥させた後、アンモニア吸着能を有する吸着剤を混合させることを特徴とする植物病害に対して防除効果を有する微生物農薬製剤の製造方法。
- アンモニア吸着能を有する吸着剤がゼオライト、モレキュラシーブス、シリカゲルから選ばれる少なくとも1種類であることを特徴とする請求項7記載の微生物農薬製剤の製造方法。
- 植物病害に対して防除効果を有する微生物がグラム陰性細菌であることを特徴とする請求項7または8記載の微生物農薬製剤の製造方法。
- 植物病害に対して防除効果を有する微生物がエルビニア属細菌あるいはシュードモナス属細菌であることを特徴とする請求項7または8記載の微生物農薬製剤の製造方法。
- エルビニア属細菌がエルビニア・カロトボーラ サブスピ カロトボーラ CGE234M403菌株(Erwinia carotovora subsp. carotovora CGE234M403)であることを特徴とする請求項10記載の微生物農薬製剤の製造方法。
- シュードモナス属細菌がシュードモナス・エスピー CAB−02菌株(Pseudomonas sp. CAB−02)であることを特徴とする請求項10記載の微生物農薬製剤の製造方法。
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