JP3612501B2 - 集合型磁気テープ装置 - Google Patents
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Description
【発明が属する技術分野】
本発明は、マガジン初期位置決め不良検出及び自動リカバリ機能付き集合型磁気テープ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、磁気テープカセットをマガジンに収納した集合型磁気テープ装置が知られている。
【0003】
たとえば、特開平6−251472号公報に開示された「多装填記録媒体記録及び又は再製装置」においては、テープをマガジンから再生デッキ部へ搬送する際、マガジンの開口部と搬送部の停止位置がずれた場合には、停止位置を少しづつずらして微調整するようにしている。
【0004】
又、特開平10−49949号公報に開示された「磁気テープ装置」においては、テープの収納巻数が増え縦に長く重くなったマガジンを高い位置まで持ち上げるのは困難となるため、下側から装置にセットするようにしている。
【0005】
このような集合型磁気テープ装置において、マガジンを装置内にセットする引き込み動作において、従来はマガジンの側面にあるエッジフラグを装置のマガジン挿入口にあるセンサがカウントし、規定されたエッジ分装置内に引き込まれて動作完了としていた。しかし、このエッジのカウンタ値のみで確認する方法の場合、何らかの原因により、センサがエッジを間違ってカウントすると、不正な位置に位置決めしているのに、正常終了としてしまうことがあった。
【0006】
また、この動作異常時、再度マガジンをセットする場合、オペレータ介入により装置にあるオペレータパネルのスイッチを押下し、異常を解除してマガジンを装置内から排出する動作を行ってから、再度マガジンを装置にセットする動作を行わなければならなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明は、マガジン初期位置決め不良検出及び自動リカバリ機能付き集合型磁気テープ装置を提供することを課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するための本発明は、セル毎に磁気テープカセットを収納するマガジンを挿入するマガジン挿入口と、前記マガジンのセルの数をカウントする第1センサと、前記マガジンの最上部位置を検知する第2センサとを備えた集合型磁気テープ装置であって、前記第1センサによって全てのセルを全てカウントした時点で、前記第2センサによって前記マガジンの最上部位置を検知し、且つ、前記マガジンの最上部位置が検知されなかった場合には、前記マガジンを取り出し可能な位置まで排出する手段を有することを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
【0010】
図1は本発明の集合型磁気テープ装置1の斜視図である。この集合型磁気テープ装置1は、多数の磁気テープカセットを収納したマガジンを挿入するためのマガジン挿入口2、センサ3、4、オペレータパネル8を含んでいる。この集合型磁気テープ装置1は、複数のマガジンを格納することができる。
【0011】
センサ3は、マガジン5が最下段まで引き込まれたことを検出し、マガジン5が初期位置に位置決めしていること示すセンサである。具体的には、センサ3は、発光受光センサであり、マガジン5が最下段まで引き込まれた場合においてマガジンの天井板の一に取り付けられており、天井板からの反射光を検知して、マガジンが初期位置に位置決めされていることを検知してもよい。
【0012】
センサ4は、マガジンの引き込み、排出動作中に、マガジン5の側面にセル7毎に付いてあるエッジフラグ6を検出し、移動したセル数をカウントするものである。具体的には、センサ3は、発光受光センサであり、反射光が途切れることによって、エッジフラグ6を検出してもよい。
【0013】
オペレータパネル8は、集合型磁気テープ装置1を動作させるための各種スイッチ、モニタランプ等を含むパネルである。
【0014】
図2は、マガジン5の正面図及び側面図である。マガジン5は複数のセル7を含み、各セル7には磁気テープカセットが収納される。
【0015】
又、エッジフラグ6はセル7毎に設けられている。具体的には、エッジフラグ6は、マガジン5の側面の中央に設けた棒状体であって、各セル7の位置を示すために切り欠を入れたものであってもよい。
【0016】
磁気テープ装置1にマガジン5をセットする場合は、たとえばマガジン5の正面をオペレータパネル8の側に向けて挿入する。
【0017】
その際、マガジンの位置決め不良を検出するために、マガジン5の引き込み動作時にカウントされるエッジフラグ6の値と、マガジン5が正常な位置に位置決めしたことを示すセンサ3との両方を用いる。
【0018】
また、マガジン5の引き込み動作が異常終了した場合、オペレータ介入を行わずにマガジンの再セットすなわち自動リトライを行う。
【0019】
図3は、マガジン5をセットする動作を説明するためのフローチャートである。
【0020】
まず、マガジン5を装置内にセットする。すなわち、オペレータがマガジン5を磁気テープ装置1のマガジン挿入口2にセットし、装置のオペレータパネル8のセットスイッチを押下することにより、マガジンの引き込み動作が開始する。
【0021】
このマガジン5の引き込み動作中に、マガジン5の側面にセル毎に設けたエッジフラグ6をマガジン挿入口2にあるセンサ4がカウントし、マガジン5のセル7の数をすべてカウントした時点で引き込み動作を終了する。
【0022】
更にこの時、マガジン挿入口2にあるマガジン5が正しい位置に位置決めしたことを示すセンサ3の状態を確認して、図3の(1)に示すマガジンセット動作を終了する。
【0023】
一方、センサ3がマガジン5の位置決め完了を検出していない場合は、図3の(2)に示すリトライ処理を行う。リトライ処理では、マガジンの排出動作を行い、マガジンを取り出し可能な位置まで排出する。排出動作が正常に行われた場合は、自動的に再度マガジンの引き込み動作を行う。
【0024】
引き込み動作中に図3の(1)と同じ動作を行い、マガジンが正常にセットされたかを判断し、セット動作を終了する。
【0025】
又、マガジンは移出が正常に終了しなかった場合、及びマガジン正常排出後にマガジンが正常に引込まれなかった場合には、オペレータパネル8に「異常終了」を表示する。
【0026】
【発明の効果】
以上説明した本発明によれば、装置の信頼性が向上する。その理由は、マガジンの引き込み動作の完了をエッジカウンタの値と位置決め完了を示すセンサとの2つで判断することにより、マガジンを誤って不正な位置に位置決めすることを防ぐためである。また、引き込み動作が異常終了した場合に、オペレータが介入することなく、リトライ動作として、自動で再度マガジンのセット動作を行うためである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の集合肩磁気テープ装置の斜視図
【図2】磁気テープ収納マガジンの正面図及び側面図
【図3】マガジンの引込み動作を説明するためのフローチャート
【符号の説明】
1 集合型磁気テープ装置
2 マガジン挿入口
3、4 センサ
5 マガジン
6 エッジフラグ
7 セル
8 オペレータパネル
Claims (4)
- セル毎に磁気テープカセットを収納するマガジンを挿入するマガジン挿入口と、前記マガジンのセルの数をカウントする第1センサと、前記マガジンの最上部位置を検知する第2センサとを備えた集合型磁気テープ装置であって、前記第1センサによって全てのセルを全てカウントした時点で、前記第2センサによって前記マガジンの最上部位置を検知し、且つ、前記マガジンの最上部位置が検知されなかった場合には、前記マガジンを取り出し可能な位置まで排出する手段を有することを特徴とする集合型磁気テープ装置。
- 前記マガジンが正常に排出された後で前記マガジンが正常に挿入されない場合は、異常終了して、前記マガジンの挿入を中止することを特徴とする請求項1に記載の集合型磁気テープ装置。
- 前記マガジンが正常に排出されない場合は、異常終了して、前記マガジンの挿入を中止することを特徴とする請求項1に記載の集合型磁気テープ装置。
- 前記マガジンの側面に前記セルの各々に対応したエッジフラグを設け、前記第1センサは、前記マガジンが挿入される際に前記エッジフラグをカウントすることを特徴とする請求項1に記載の集合型磁気テープ装置。
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JP2001201013A JP3612501B2 (ja) | 2001-07-02 | 2001-07-02 | 集合型磁気テープ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2001201013A JP3612501B2 (ja) | 2001-07-02 | 2001-07-02 | 集合型磁気テープ装置 |
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JP3612501B2 true JP3612501B2 (ja) | 2005-01-19 |
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- 2001-07-02 JP JP2001201013A patent/JP3612501B2/ja not_active Expired - Fee Related
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