JP3612390B2 - シート積層体のふち切り装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、折り部を有する紙等のシートを多数枚積層したシート積層体に対し、その折り部を断裁するふち切り装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
二つ折りされた紙等のシートを多数枚積層し(以下、「シート積層体」と言う)、このシート積層体の折り部側のふちを切断刃によって一気に断裁するようにしたふち切り装置は公知である(例えば特公平1−36789号公報等参照)。この種ふち切り装置において一般的なものは、一度に断裁できるシートの枚数が、そのシート厚さにもよるが、だいたい千枚程度である。
一方、ふち切りが終わった後、シート積層体は周知の結束装置(図示略)を用いて樹脂製バンド等の結束紐により結束するようにしていたが、この結束は、二千枚のシート(即ち、二つのシート積層体)を重ね合わせた状態で行うのが普通であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
そのため、結束作業を行う作業者は、ふち切り装置から二つのシート積層体が送り出されるのを待たなくてはならず、作業効率が低いという問題があった。
そこで、本出願人は、ふち切り装置から送り出される二つのシート積層体を互いに重ね合わせて結束するまでを自動的、且つ高能率で行うことができる結束装置を提案している(特開平6−298218号公報参照)。
本発明は、上記提案に係る結束装置がふち切り装置との組み合わせにおいて達成し得る稼働効率を更に向上させることができるように創案されたもので、当初から必要枚数(例えば二千枚)のシートを積層したシート積層体を一気に断裁し、その後の結束作業へ送り出すことができるようにしたシート積層体のふち切り方法及びふち切り装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明では、上記目的を達成するために、次の技術的手段を講じた。
即ち、本発明に係るふち切り装置では、折り部Tを有するシートを多数枚積層したシート積層体Sがセットされるセット部2と、該セット部2においてシート積層体Sに対し折り部Tとは別の辺部を積層方向にクランプ可能なクランプ部15と、シート積層体Sの折り部Tに対する断裁処理の行われる断裁処理部3と、 を備え、前記セット部2と断裁処理部3とは別々の位置に配置されていると共に、シート積層体Sをセット部2から断裁処理部3に移送可能に構成され、前記クランプ部15は、セット部2から断裁処理部3にわたりシート積層体Sをクランプした状態で移動可能に構成されていることを特徴としている(請求項1)。
【0005】
また、前述した請求項1において、前記セット部2には、シート積層体Sの折り部Tを積層方向に挟圧するエア抜き部10を備え、該エア抜き部10は、シート積層体Sに対してシート上面側から折り部T側の端縁へ向けて徐々に挟圧力を加えるよう構成されていることが推奨される(請求項2)。
このようにセット部2と断裁処理部3のそれぞれで折り目Sのエア抜きが個別になされることから、セット部2でのエア抜きをしてから処理部3にて裁断するとき多少エアが折り目Sに残存したとしても折り目Sを揃えた状態でのシャープな裁断となる。
【0006】
前記エア抜き部は、シート積層体に対してシート上面側から折り部側の端縁へ向けて徐々に挟圧力を加えるよう構成しておくのが好適である。
前述した請求項1において、前記断裁処理部3には、シート積層体の折り部Tをその端縁に断裁代Cが残るように挟圧する挟圧部33と、シート積層体Sの折り部Tを積層方向に断裁可能な断裁部34とを備えていることが推奨される(請求項3)。
断裁部に対してダストプレスを設けておけば、断裁によって生じたカスの除去が自動的に行える。特に、このダストプレスにおいてカスの圧縮が可能な構造としておけば、ダストボックス等の小型化が図れると共に、溜まったカスの廃棄回数を少なくすることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
図2は本発明に係るふち切り装置1を示しており、このふち切り装置1は、処理の進行方向(図2左側を上流側とし同右側を下流側とする流れ方向)に沿ってその上流側から、シート積層体Sのセット部2、断裁処理部3、結束処理部4及び搬出部5がこの順番で並設された構成となっている。
上記セット部2には、準備台8、前揃え台9及びエア抜き部10が設けられている。
【0008】
またこのセット部2において、エア抜き部10に対応する部分は、断裁処理部3を突き抜けて結束処理部4へ達するように設けられた直線移動手段12により移動可能とされるクランプ部15の、上流側停止位置に相当するようになっている。
上記クランプ部15は、図1(a)に示すように凭れ掛け片16aと下受け片16bとでL型を成す移動体16と、この移動体16の凭れ掛け片16aに取り付けられた流体圧シリンダ等の駆動具17と、この駆動具17により移動体16の下受け片16bへ近接・離反可能に上下動する押圧片18とを有している。
【0009】
移動体16に対し、シート積層体Sは折り部Tとは反対側の辺部を凭れ掛け片16aへ当接させるかたちで載置され、この辺部が、下受け片16bと押圧片18とによって積層方向にクランプされるようになる。
なお、移動体16の下受け片16bは、シート積層体Sの底面全面を支承できるだけの大きさは有しておらず、シート積層体Sの残る底面部(むしろ、こちら側の底面積の方が大きい)は、下受け片16bの正面部(図1(a)の右側)に面一状に設けられた低摩擦案内板21に預けられた状態とされる。
【0010】
一方、上記押圧片18についても、下受け片16bと略対応する大きさに形成されている。
上記低摩擦案内板21は、移動体16の移動範囲に応じて帯状に(図2の左右方向に)長く形成されており、その上面に多数の空気噴出孔(図示略)が設けられている。この空気噴出孔からは、空気が上方へ勢いよく噴出するようになっており、その上面でシート積層体Sの移動が軽快に行えるようになっている。
このような構成であるため、クランプ部15は、シート積層体Sの折り部Tとは反対側の辺部をクランプしたまま、該シート積層体Sを直線移動手段12によって断裁処理部3又は結束処理部4へと移送できるものである。
【0011】
クランプ部15を移動させる直線移動手段12として、本実施例ではロッドレスシリンダを用いた。しかし、この直線移動手段12には、チェーン伝動、ベルト伝動、ボールねじ機構、ラック送り機構、流体圧シリンダ等と適宜摺動案内手段との組み合わせ構造を採用することも可能である。
前記エア抜き部10は、このクランプ部15の上流側停止位置に対する真正面(図1(a)の右側)に位置付けられており、クランプ部15によってクランプされるシート積層体Sに対しては、その折り部T側の辺部上部に対応する位置付けとなっている。
【0012】
このエア抜き部10は、装置側適所に固定の支持フレーム23に対して設けられた流体圧シリンダ等の駆動具24と、この駆動具24によって昇降するダンパー部25とを有している。26はダンパー部25を回止めして昇降させるためのガイドバーである。
ダンパー部25は、昇降板27と、この昇降板27の正面側に設けられたヒンジ部28を介して該昇降板28の下方で揺動自在となる押圧板29と、この押圧板29を下向きに付勢するバネ30とを有したもので、常態では、押圧板29を斜め下方へ傾かせている。押圧板29は、シート積層体Sの折り部Tに対して全面的に被さる状態(正面側へ幾らか張り出す状態)となるような大きさ及び位置付けを有している。
【0013】
従って、このエア抜き部10は、シ−ト積層体Sに対してシート上面側から折り部T側の端縁へ向けて、徐々に挟圧力を加えるようになっており、これにより、折り部T内に対する確実なエア抜きができる。
本実施例では、エア抜き後、エア抜き部10は直ちにダンパー部25を上昇復帰させるようにしてある。
図2に示すように前記前揃え台9は、シート積層体Sの積層状態を手作業で整列させる部分で、テーブル面9aに対して直角に起立する当たり面9bを有している。また、前記準備台8は、前揃え台9へ送り込むシート積層体Sを暫時的に載置する場合等に利用される。なお、これら前揃え台9のテーブル面9aや準備台8についても、上記した低摩擦案内板21と同じ空気噴出構造を有したものとするのが好ましい。
【0014】
前記断裁処理部3には、図1(b)に示すように2段目のエア抜きをする挟圧部33と、断裁部34と、図3に示すようにダストプレス35とが設けられている。なお、図1(b)及び図2において符号36は、保護窓である。
上記挟圧部33は、装置側適所に固定の支持フレーム38等に対して設けられた流体圧シリンダ等の駆動具39(その本体部の図示は省略した)と、この駆動具39によって昇降する押圧片40とを有している。押圧片40は、折り部Tに対して所定幅の断裁代(矢符C参照)を残した状態(露出させた状態)でシート積層体Sに当接可能な大きさ及び位置付けを有している。
【0015】
従って、この挟圧部33は、クランプ部15によって送り込まれたシート積層体Sに対して、その折り部T側の辺部を前記低摩擦案内板21と押圧片40との間で挟圧することで折り目Tの2回目のエア抜きをする。
なお、この挟圧部33へ送り込まれたシート積層体Sは、上記したようにエア抜き部10によって予め折り部T内のエアが排出された状態にあったとしても処理部3に至るまでの間にエアが進入又は残存することもあるので、この挟圧部33で2段目のエア抜きをするのである。もちろん、次に動作する断裁部34に対して、シート積層体Sの浮き上がりを防止したり(エア抜き状態の維持)、位置ズレを防止したりする押さえ作用が主な作用もできる。
【0016】
このようなことから、エア抜き部10に用いられていたようなダンパー部構造は、特に必要というものではない(勿論、設けるようにしてもよい)。
上記断裁部34は昇降する切断刃43を有したものである。切断刃43を昇降させる駆動装置には、従来公知の適宜構造(流体圧シリンダ、フライホイール回転部等)を採用可能である。
上記ダストプレス35は、図3に示すように断裁部34の下方に設置されたダストボックス45(図2参照)と、このダストボックス45内へ向けて、その上方から加圧盤46を回動装入可能になされたプレス駆動部47とを有している。
【0017】
従って、断裁部34によって生じたカスは、全てダストボックス45内へと回収・集積されるようになる。また、ダストボックス45内のカスが所定の嵩に達した場合には、センサ(図示略)による上部レベル検出やダストボックス45の重量測定等を受けてプレス駆動部47が作動し、加圧盤46による圧縮が行われる。このようにすることで、ダストボックス45の小型化が図れると共に、溜まったカスの廃棄回数を少なくすることができ、作業の軽減化が図れる。
本実施例では、プレス駆動部47として流体圧のロータリシリンダ(図示略)を用いた。
【0018】
なお、プレス駆動部47は、断裁部34が所定時間作動するごとに定期的に作動するようにしてもよい。
図2に示すように前記結束処理部4は、断裁(ふち切り)が終了したシート積層体Sに対し、そのまわりに樹脂製その他(繊維材、金属材等)の結束紐を巻回させ、且つ固着させる(連結又は締結によってエンドレスにする)ようにした紐掛け装置50と、シート積層体Sの位置付けを所定量だけ横移動させる送り手段51と、この送り手段51の下流部に設けられた上下動可能なストッパー部52とを有している。53は結束紐のロール体を収納した紐収納部である。
【0019】
前記クランプ部15が直線移動手段12によって移送される下流端位置は、図4(a)に示すようにシート積層体Sの移送方向下流端(同図の右側)が紐掛け装置50(図2参照)内に達する位置(矢符P参照)である。そのため、上記送り手段51は、1回目の結束が終了した後のシート積層体Sを、その移送方向上流端が4(b)に示すように紐掛け装置50内(P位置)に達するように移動させ、二回目の結束に控えるようにさせるためのものである。また、上記ストッパー部52は、シート積層体Sを二回目の結束に必要な位置付けで強制停止させるためのものである。
【0020】
本実施例では、送り手段51がエンドレスの帯ベルトを循環動させる構造を有したものとし、紐掛け装置50の一動作ごとに所定時間だけ継続作動するものとした。なお、駆動ローラコンベヤ、又はプッシャーによるスライド機構等、その他の搬送手段に置換可能であることは言うまでもない。
また、ストッパー部52は、流体圧シリンダー、ソレノイド、電動モータ等の適宜駆動具を介して上下動され、紐掛け装置50又は送り手段51の隔動作ごと(即ち、二動作ごと)に上昇又は下降を繰り返すものとした。
【0021】
図2に示すように前記搬出部5は、結束終了後のシート積層体Sを支承又は送り出す部分で、単なるテーブルでもよいし、従来公知の適宜搬送手段を用いることもできる。本実施例では直角折れベルトコンベヤ55とローラコロコンベヤ56とを組み合わせたものを示してある。
ところで、本発明のふち切り装置1は、図2に示すように搬出部5を除いて、一体的に箱組みされて成る機枠60に搭載されている。そして、この機枠60には、電源、制御機器等を収納する制御ボックス62や、各種流体圧機器等に対する流体制御部(図示略)、操作盤63等が組み込まれている。
【0022】
この機枠60にはキャスター64が設けられている。また図示は省略するが、各キャスター64の近傍にアンカーボルトが設けられている。
そのため、このふち切り装置1は、作業場において所望する位置付けへの据え付け、或いは位置代え(場合によっては不使用時の収納)等が極めて簡単に行えるものである。
このように構成されて成る本発明に係るふち切り装置1の動作状況に基づき、本発明に係るふち切り方法を説明する。
【0023】
図2において、まず、準備台8乃至前揃え台9において整列状態に準備されたシート積層体S(当初から必要枚数(例えば二千枚)のシートが積層されている)を、手作業により、クランプ部15の移動体16(下受け片16b)上へ載せる。
そして、運転開始操作をする。
すると、まず、図1(a)に示すようにシート積層体Sの折り部Tとは別の辺部がクランプ部15によってクランプされ、続いて折り部Tに、エア抜き部10によって挟圧力が加えられる。そのため、シート積層体Sは、折り部Tのエア抜きがされ、その全周の肉厚が略均一化される。
【0024】
エア抜き部10が復帰動作を行った後、クランプ部15はシート積層体Sをクランプしたまま、これを図1(b)に示すように断裁部34へと移送し、停止する。
ここで挟圧部33が作動し、シート積層体Sの折り部Tに再び挟圧力が加えられる。
そして、この状態が維持されたまま、断裁部34が作動する。これにより、シート積層体Sの断裁(ふち切り)が行われる。断裁によって生じたカスは、図3に示すようにダストプレス35のダストボックス45内へ集積され、圧縮される。
【0025】
挟圧部33及び断裁部34はこの時点で復帰動作し、次にクランプ部15は、シート積層体Sを結束処理部4(図2参照)へと送り出す。
そして、クランプ部15の解除及び直線移動手段12の復帰が行われると共に、紐掛け装置50、送り手段51及びストッパー部52の所定組み合わせ動作により、図4(a)及び(b)に示すようにシート積層体Sに対して「ニ」の字状の結束が行われる。
最後に、このシート積層体Sが搬出部5により搬出される。
【0026】
ところで、本発明は上記実施例に限定されるものではない。
例えば、流体圧シリンダとしては、空気圧、水圧、油圧等、作業場の流体圧送給設備に応じたものを用いることができる。
各部に用いた伝動手段、ガイド手段、駆動手段等は、説明したもの以外にも、従来公知の各種機構、装置等に置換可能である。
シート積層体Sの積層枚数は二千枚に限定されない。
シート積層体Sに対する結束状態は「ニ」の字状とすることが限定されるものではなく、一文字状、「三」の字状、十文字等とすることができる。そして、これらに応じて結束処理部4の構成や付属機構等を適宜変更すればよい。
【0027】
本発明に係るふち切り装置1において、準備台8、前揃え台9、結束処理部4、搬出部5、ダストプレス35等は、必須不可欠ではなく、別構成(作業現場での組み合わせ)又は不装備とすることが可能である。
エア抜き部10において、ダンパー部25を設けることは必須不可欠ではない。例えば、図示は省略するが、エア抜き部10において、ダンパー部25を回転自在なローラに置換し、このローラの転動によるしごきを行うような構成とすることも可能である。
【0028】
クランプ部15に直線移動手段12を設けることは限定されるものではない。すなわち、例えばエア抜き部10と挟圧部33との二手段を設けることなく、これらを共通化した挟圧部を構成させるものとし、この挟圧部の作動位置に断裁部34を設けるようなことも可能である。
また一方、クランプ部15は、エア抜き部10に対応するものと、挟圧部33に対応するものとを各別に設けておき、これらの間でシート積層体Sの持ち替え(受渡し)を行うように構成することも可能である。
【0029】
【発明の効果】
本発明は、上述の構成を具備するものであって、本発明に係るふち切り装置によれば例えば2000枚のシート積層体であったとしても折り目の断裁がシャープにでき、このシート積層体に対して一気に断裁(ふち切り)が行えるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るふち切り装置を示す動作説明図であって、(a)は図2のA−A線断面図に相当し、(b)は図2のB−B線断面図に相当する。
【図2】本発明に係るふち切り装置を示す斜視図である。
【図3】ダストプレスの動作説明図(図2のB−B線断面図に相当)である。
【図4】結束部の動作説明図である。
【符号の説明】
1 ふち切り装置
2 セット部
3 断裁処理部
4 結束処理部
5 搬出部
10 エア抜き部
33 挟圧部(エア抜き部)
T 折り部
Claims (3)
- 折り部(T)を有するシートを多数枚積層したシート積層体(S)がセットされるセット部(2)と、シート積層体(S)の折り部(T)に対する裁断処理が行われる裁断処理部(3)とが別々の位置に配置されたシート積層体のふち切り装置であって、
前記セット部(2)には、シート積層体(S)の折り部(T)を積層方向に挟圧するエア抜き部(10)を備え、このエア抜き部(10)が折り部(T)の端縁全体を挟圧できるように、折り部(T)側にあるエア抜き部(10)の挟圧縁部はセットされた折り部(T)の縁部よりもシート外方側に配置され、エア抜き部(10)でエア抜きされたシート積層体(S)が、クランプした状態でエア抜き部(10)から離れるようにセット部(2)から裁断処理部(3)まで移動可能に構成されていることを特徴とするシート積層体のふち切り装置。 - 前記エア抜き部(10)は、シート積層体(S)に対してシート上面側から折り部(T)の端縁へ向けて徐々に挟圧力を加えるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のシート積層体のふち切り装置。
- 前記裁断処理部(3)には、シート積層体(S)の折り部(T)をその端縁に断裁代(C)が残るように挟圧する挟圧部(33)と、シート積層体(S)の折り部(T)を積層方向に裁断可能な裁断部(34)とを備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載のシート積層体のふち切り装置。
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