JP3611486B2 - ワインケースラック - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ワインボトルのケースとラックに組立ることが可能な包装容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ワインは贈答用として多く扱われており、そのワインボトルを収納搬送するケースとしては段ボールで形成された折曲げ組立される飾りケースが主なものである。
また、家庭での保管収納においては、予めワインとは別に購入した木製のラックあるいは金属製のパイプラックなどにて複数のボトルの飾り収納を実現している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような段ボール製の折曲げ組立される飾りケースにおいては、ケース組立に手間が掛かるのは当然として水分に弱いと云う大きな欠点を有しており、また搬送後は該段ボールケースを破棄する他に利用価値がないもので、結果としてゴミの増加を招き環境的に極めて好ましくないものと言えるものであった。
また、ここでは保管収納するために特別なワインラックを必要とし、経済的に負担を強いるマイナス面がある。
【0004】
このような状況にあって、実公平4−41060号公報の如くのワインラックを兼ねる紙製段ボールのワインケースが提案されている。
しかしながらこのような紙製段ボールのワインケースは前記したように水分に弱く置き場所を限定するのと、荷重が掛ると時が経つにつれ徐々に変形するもので、飾り美観性を著しく損なう欠点を有している。
本発明はこのような欠点に鑑み、ケースの組立性に優れ、飾りラックとして永久的に使用することができるワインケースラックを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決しようとする手段】
本発明を図面に基づいて説明すると、図2に示すように、ワインを収納するケースとラックを兼ねるワインケースラックであって、図1に示すように背板1aと該背板1aの縁から立上がる凹凸状の切り欠き壁1bを有し、対として向き合いケース状に噛み合わされる半ケース1を形成し、前記背板1aに前記半ケース1を直列状に配置すると前記切り欠き壁1bの端部が係合する凹部1cを設けたことを特徴としている。
【0006】
また、図1に示すように、背板1aと該背板1aの縁から立上がる切り欠き壁1bを有し、対として向き合いケース状に噛み合わされる半ケース1を形成し、図3に示すように前記半ケース1を直列状に積み重ねて前記背板1aに形成した凹部1cへ前記切り欠き壁1bの端部を係合させ複数本のボトルを収納するワインラックを組立ることを特徴としている。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明は上記したように、対として組合せ形成されるワインの収納用の包装用ケースであり、形成した互いに噛み合う半ケース1を直列状に積み重ねて複数本のボトルを収納することのできるワインラックとせしめている。
【0008】
【実施例】
本発明のワインケースラックの形成においては、互い噛み合う組合せ形状の半ケース1を一つの型を用いて1個型に形成せしめることが重要であって、これを実現せしめるために、図1に示すように背板1aの縁から両サイドがそれぞれ逆の凹凸形状を持って立上がる切り欠き壁1bに造形し、ケースの底部となる底板は中心から対象形を持って切り欠かれる形状に造形せしめる。
このとき、前記半ケース1の内部にボトル支え部1dを設けることによりボトル3はしっかりと掴まれるものとなりその衝撃緩和性は飛躍的に高まる。
【0009】
このような形状に造形された半ケース1を対として向き合わせ噛み合わせてボトル3を収納できるケースを組立る。
通常の収納状態では、図1及び図2に示すように組立られたケースを塞ぐ天蓋2を形成し、これを該ケースの口部に嵌め込むことによって周囲六面が面として囲まれ包装容器としての体裁が完成される。
【0010】
一方、ワインラックとしては、図3に示すように半ケース1を直列状に積み重ねその背板1aへ形成した凹部1cと切り欠き壁1bの端部を係合させることで強固に結合し該半ケース1を何段にも重ね組立することが可能となり、高い収容能力を与えることができる。
【0011】
尚、前記半ケース1の形成においては、スチレンあるいはウレタンなどの合成樹脂材を発泡造形した合成樹脂発泡体で形成するのが軽量で造形性に優れかつ単価的にも優位となり勧められるが、他に耐水性を付与した耐水段ボールとか、合成樹脂を素材とする樹脂段ボールとか、あるいは発泡合成木材などが採用可能である。
【0012】
この半ケース1の一実施例を示すと、図1及び図2に示すように二本のボトル3の収納容器で、合成樹脂発泡体を用いて10倍の発泡倍率をもって成型した場合、ケース外寸を323mm×194mm×102mmと設定し、背板1a及び切り欠き壁1bを13mm厚みとすることで軽量性を維持したまま搬送とボトル3を載置するに充分な強度と緩衝性を与え製造単価も低く押えることができるものとなる。
【0013】
【発明の効果】
本発明によると、互い噛み合う組合せ形状の半ケース1を一つの型にて形成するので成型性に優れるだけでなく取扱性も良好で、低単価で提供できる。
そして組立られたケースを分解し直列組立をなすと簡単にワインラックを形成でき、しかも何段にも組立可能でありその収容能力は高いものとなっている。
このようにワイン等のボトルを搬送するための収納容器であるケースがそのままワインラックとして利用されるのでゴミ等の発生する環境に好ましくない事態を一切招かず、また専用のラックを必要としないものとなるので経済性にも大変優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半ケースを示す斜視図である。
【図2】本発明のケースとして組付けられた状態を示す斜視図である。
【図3】本発明のラックとして組付けられた状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 半ケース
1a 背板
1b 切り欠き壁
1c 凹部
1d ボトル支え部
2 天蓋
3 ボトル
Claims (4)
- 合成樹脂発泡体、耐水段ボール、樹脂段ボールあるいは発泡合成木材のいづれかからなり、背板と該背板の縁から両サイドがそれぞれ逆の凹凸形状を持って立上がる切り欠き壁を有し、全面が対として向き合いケース状に噛み合わされる半ケースを形成し、
前記背板に前記半ケースを直列状に積み重ねると前記切り欠き壁の端部が係合する凹部を設けたことを特徴とするワインケースラック。 - 合成樹脂発泡体、耐水段ボール、樹脂段ボールあるいは発泡合成木材のいづれかからなり、背板と該背板の縁から両サイドがそれぞれ逆の凹凸形状を持って立上がる切り欠き壁を有し、全面が対として向き合いケース状に噛み合わされる半ケースを形成し、前記半ケースを直列状に積み重ねて前記背板に形成した凹部へ前記切り欠き壁の端部を係合させワインラックを組立ることを特徴としたワインケースラック。
- 前記半ケースの内部にボトル支え部を設けたことを特徴とする請求項1ないし2のワインケースラック。
- 前記一対の半ケースによって形成されたケースの口部に嵌め込まれる天蓋を設けたことを特徴とする請求項1のワインケースラック。
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JP20266399A JP3611486B2 (ja) | 1999-07-16 | 1999-07-16 | ワインケースラック |
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JP20266399A JP3611486B2 (ja) | 1999-07-16 | 1999-07-16 | ワインケースラック |
Publications (2)
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JP2001031150A JP2001031150A (ja) | 2001-02-06 |
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Family Applications (1)
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JP20266399A Expired - Fee Related JP3611486B2 (ja) | 1999-07-16 | 1999-07-16 | ワインケースラック |
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-
1999
- 1999-07-16 JP JP20266399A patent/JP3611486B2/ja not_active Expired - Fee Related
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