JP3151752U - 入れ子式重箱 - Google Patents

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【課題】未使用時や運搬時に嵩張らずにコンパクトに収納することができ、しかも、シンプルでスッキリとした外観で装飾性にも優れた入れ子式重箱を提供する。【解決手段】各容器を、底板がそれぞれ相似する箱本体1と、これに被覆する蓋部材2とから構成して、箱本体1の底板の外周縁部には囲壁12を略垂直に立設して、かつ、当該底板の下面には周縁近傍に高台を突設する。前記蓋部材2の板本体21を平板状にして、その周縁形状を前記箱本体1の上面開口部の形状に略合致させて、かつ、板本体21の下面には周縁近傍に係止凸起を突設して、この係止凸起を前記箱本体1の囲壁12の内側に嵌合可能にするとともに、少なくとも2段目以下の容器の蓋部材2の上面には、少なくとも一対の対向辺縁にズレ止め突起を形成する。【選択図】図1

Description

本考案は、重箱の改良、更に詳しくは、未使用時や運搬時に嵩張らずにコンパクトに収納することができ、しかも、シンプルでスッキリとした外観で装飾性にも優れた入れ子式重箱に関するものである。
周知のとおり、おせち料理やお菓子などを収容する容器として、複数の容器を上下段に積み重ねたり、並べて置くことができる重箱が用いられている。
従来、かかる重箱には、同じ形状の複数の容器(箱)を上下段に積み重ねて構成したものが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、かかる重箱は、複数の容器で構成されているため、不可避的に嵩張ってしまい、運搬する際や、未使用時に棚などに収納しておくときに、多くのスペースが必要になってしまうという問題があった。
また、従来の重箱の蓋部材は、蓋板の周縁から周壁を垂下して形成されており、この周壁を箱本体に被せる構造であったため、この周壁を嵌合させるために箱本体の壁を二重構造にするために厚くする必要があり、箱本体の収容体積は増加しないにもかかわらず、無駄な容積が取られ、嵩張ってしまうという問題があった。
更にまた、重箱には、表面に装飾を施して視覚的な楽しみを得るという工芸品的な側面も有することから、この装飾性如何によっては、料理の美味しさを引き立てることもできることから、かかる装飾性も製品価値を示す重要な要素となる。
特開2008−195440号公報(第5−7頁、図1−9)
本考案は、従来の重箱に上記のような問題があったことに鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、未使用時や運搬時に嵩張らずにコンパクトに収納することができ、しかも、シンプルでスッキリとした外観で装飾性にも優れた入れ子式重箱を提供することにある。
本考案者が上記課題を解決するために採用した手段を添付図面を参照して説明すれば次のとおりである。
即ち、本考案は、異なるサイズの複数の容器を上下に段積み可能な重箱であって、これら各容器を、底板11がそれぞれ相似する箱本体1と、これに被覆する蓋部材2とから構成して、箱本体1の底板11の外周縁部には囲壁12を略垂直に立設して、かつ、当該底板11の下面には周縁近傍に高台13を突設する一方、
前記蓋部材2の板本体21を平板状にして、その周縁形状を前記箱本体1の上面開口部の形状に略合致させて、かつ、板本体21の下面には周縁近傍に係止凸起22を突設して、この係止凸起22を前記箱本体1の囲壁12の内側に嵌合可能にするとともに、少なくとも2段目以下の容器の蓋部材2の上面には、少なくとも一対の対向辺縁にズレ止め突起23を形成し、
これらのズレ止め突起23を、上段に載置される箱本体1の高台13に係合することによって、当該上段の箱本体1の横滑りを防止することができる一方、各容器の箱本体1に蓋部材2を被覆した状態で、大サイズ容器の箱本体1の囲壁12の内部に、一回り小サイズ容器の箱本体1を順次入れ子式に収容可能にするという技術的手段を採用したことによって、入れ子式重箱を完成させた。
また、本考案は、上記課題を解決するために、必要に応じて上記手段に加え、蓋部材2の上面のズレ止め突起23を、板本体21の周縁近傍に沿った所定長さの凸条に形成するという技術的手段を採用した。
更にまた、本考案は、上記課題を解決するために、必要に応じて上記手段に加え、箱本体1の底板11および蓋部材2の板本体21の周縁形状を、略矩形の各辺がやや外側に膨出ならしめ、かつ、箱本体1の囲壁12を弯曲形状にするという技術的手段を採用した。
更にまた、本考案は、上記課題を解決するために、必要に応じて上記手段に加え、箱本体1および蓋部材2を、合成樹脂材料の射出成形により形成するという技術的手段を採用した。
本考案にあっては、異なるサイズの各容器を、底板がそれぞれ相似する箱本体と、これに被覆する蓋部材とから構成し、箱本体の底板の外周縁部には囲壁を略垂直に立設して、かつ、当該底板の下面には周縁近傍に高台を突設する一方、前記蓋部材の板本体を平板状にして、その周縁形状を前記箱本体の上面開口部の形状に略合致させ、かつ、板本体の下面には周縁近傍に係止凸起を突設して、この係止凸起を前記箱本体の囲壁の内側に嵌合可能にするとともに、少なくとも2段目以下の容器の蓋部材の上面には、少なくとも一対の対向辺縁にズレ止め突起を形成したことにより、
これらのズレ止め突起を、上段に載置される箱本体の高台に係合することによって、当該上段の箱本体の横滑りを防止することができる一方、各容器の箱本体に蓋部材を被覆した状態で、大サイズ容器の箱本体の囲壁の内部に、一回り小サイズ容器の箱本体を順次入れ子式に収容することができる。
したがって、本考案の重箱によれば、未使用時や運搬時に嵩張らずにコンパクトに収納することができ、しかも、シンプルでスッキリとした外観で装飾性にも優れていることから、実用的利用価値は頗る高いものがあると云える。
本考案の実施形態の重箱を表わす全体斜視図である。 本考案の実施形態の一容器を表わす斜視図である。 本考案の実施形態の一容器を表わす斜視図である。 本考案の実施形態の重箱を表わす全体断面図である。 本考案の実施形態の重箱を表わす全体断面図である。 本考案の実施形態の重箱を表わす上面図である。 本考案の実施形態の蓋部材の変形例を表わす斜視図である。 本考案の実施形態の蓋部材の変形例を表わす斜視図である。
本考案を実施するための形態を、具体的に図示した図面に基づいて更に詳細に説明すると、次のとおりである。
本考案の実施形態を図1から図8に基づいて説明する。図1中、符号1で指示するものは箱本体であり、符号2で指示するものは蓋部材である。本実施形態では、成形の容易性および材料の軽量性が良好なことから、これら箱本体1および蓋部材2を、合成樹脂材料(ABS樹脂やPETなど)を射出成形により形成する。
しかして、本考案は、異なるサイズの複数(本実施形態では、3つ)の容器を上下に段積み可能な重箱であって、構成するにあっては、まず、これら各容器を、底板11がそれぞれ相似する箱本体1と、これに被覆する蓋部材2とから構成する(図2参照)。
そして、箱本体1の底板11の外周縁部には囲壁12を略垂直に立設して、かつ、当該底板11の下面には周縁近傍に高台13を突設する(図3参照)。
次に、前記蓋部材2の板本体21を平板状にして、その周縁形状を前記箱本体1の上面開口部の形状に略合致するようにして、かつ、板本体21の下面には周縁近傍に係止凸起22を突設して、この係止凸起22を前記箱本体1の囲壁12の内側(または外側)に嵌合できるようにする。
また、本実施形態では、これら箱本体1の底板11および蓋部材2の板本体21の周縁形状を、略矩形の各辺がやや外側に膨出した形状にして、かつ、箱本体1の囲壁12を弯曲形状にすることができ、手に持った時に掌に馴染み易くすることができるとともに、曲線的な柔らかみのある装飾的外観を付与することもできる。
そして、少なくとも2段目以下の容器の蓋部材2の上面には、少なくとも一対の対向辺縁にそれぞれズレ止め突起23を形成する。こうすることにより、これらのズレ止め突起23が、上段に載置される箱本体1の高台13の内側または外側に係合されることによって、当該上段の箱本体1の横滑りを防止することができる(図4参照)。
本実施形態では、蓋部材2の上面のズレ止め突起23を、板本体21の周縁近傍に沿った所定長さの凸条に形成することができ、シンプルでスマートな外観を呈しつつも、確実に係合することができる。
そしてまた、各容器の箱本体1に蓋部材2を被覆した状態で、大サイズ容器の箱本体1の囲壁12の内部に、一回り小サイズ容器の箱本体1を順次入れ子式に収容することができる(図5参照)。なお、本実施形態では、図6に示すように、各サイズの容器における囲壁12が比較的近接しているので、収納時の無用なガタつきを抑制することができる。
本考案は、概ね上記のように構成されるが、図示の実施形態に限定されるものでは決してなく、「実用新案登録請求の範囲」の記載内において種々の変更が可能であって、例えば、図7または図8に示すように、ズレ止め突起23の配設位置を板本体21の四隅に限定すると共に、形状をL形や円形にすることもでき、このような形状によっても、上段に載置される箱本体1の高台13に係合することができ、当該上段の箱本体1の横滑りを防止することができる。
また、箱本体1および蓋部材2の材料は樹脂材料に限らず、木や竹などの天然材料を使用することもできるし、あるいは漆器として工芸品性を高めることもできる。更にまた、容器の段積み数は適宜増減させることができ、これら何れのものも本考案の技術的範囲に属する。
1 箱本体
11 底板
12 囲壁
13 高台
2 蓋部材
21 板本体
22 係止凸起
23 ズレ止め突起

Claims (4)

  1. 異なるサイズの複数の容器を上下に段積み可能な重箱であって、
    これら各容器は、底板11がそれぞれ相似する箱本体1と、これに被覆する蓋部材2とから構成されており、
    箱本体1の底板11の外周縁部には囲壁12が略垂直に立設され、かつ、当該底板11の下面には周縁近傍に高台13が突設されている一方、
    前記蓋部材2の板本体21は平板状であって、その周縁形状を前記箱本体1の上面開口部の形状に略合致しており、かつ、板本体21の下面には周縁近傍に係止凸起22が突設され、この係止凸起22が前記箱本体1の囲壁12の内側に嵌合可能であるとともに、少なくとも2段目以下の容器の蓋部材2の上面には、少なくとも一対の対向辺縁にズレ止め突起23が形成されており、
    これらのズレ止め突起23が、上段に載置される箱本体1の高台13に係合されることによって、当該上段の箱本体1の横滑りを防止することができる一方、
    各容器の箱本体1に蓋部材2を被覆した状態で、大サイズ容器の箱本体1の囲壁12の内部に、一回り小サイズ容器の箱本体1を順次入れ子式に収容可能であることを特徴とする入れ子式重箱。
  2. 蓋部材2の上面のズレ止め突起23が、板本体21の周縁近傍に沿った所定長さの凸条に形成されていることを特徴とする請求項1記載の入れ子式重箱。
  3. 箱本体1の底板11および蓋部材2の板本体21の周縁形状が、略矩形の各辺がやや外側に膨出してなり、かつ、箱本体1の囲壁12が弯曲形状であることを特徴とする請求項1または2記載の入れ子式重箱。
  4. 箱本体1および蓋部材2が、合成樹脂材料の射出成形により形成されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか一つに記載の入れ子式重箱。
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